JP4964989B2 - 無線インタフェースレイヤおよび電話サーバに対する、802.21媒体独立ハンドオーバ機能の統合 - Google Patents

無線インタフェースレイヤおよび電話サーバに対する、802.21媒体独立ハンドオーバ機能の統合 Download PDF

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Description

本出願は、ワイヤレス通信に関する。
IEEE802.21標準は、異なるリンクレイヤ技術間にまたがるハンドオーバを可能にすることおよび向上させることを助ける機能の一様なセットを提供する。特に、IEEE802.21は、システム間ハンドオーバをサポートすることのできるいくつかのワイヤレスシステムの通信エンティティ中に存在する、媒体独立ハンドオーバ(MIH)クライアントを定義する。
高レベルでは、向上したハンドオーバ能力は、トランスポート媒体を介してMIHクライアントとローカルにまたはリモートに通信することのできる上位レイヤMIHユーザを伴う。MIHクライアントは、リンクレイヤデバイスと対話する。802.21MIHクライアントは、2007年9月27日に出願された特許文献1に開示されている。
802.21MIHクライアントの目的は、異なる技術間の(例えばWiBro(wireless broadband)からUMTS(universal mobile telecommunications system)への)ハンドオーバの効率的なソフトウェア実装を可能にすることである。MIHクライアントはまた、レイヤ2とレイヤ3の両方における自動的な技術間移動性を可能にし、ハンドオーバ中断時間を短縮し、複数の技術にまたがるサービス品質(QoS)最適化をもたらす。
図1は、WiBroネットワークから広帯域符号分割多元接続(WCDMA)ネットワークへのハンドオーバを実施するための例示的な802.21MIHクライアントアーキテクチャのブロック図である。ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)100は、IEEE802.21(例えばWiBro、WiMAX(worldwide interoperability for microwave access)など)モデム110と、WCDMAモデム120と、MIHクライアント(MIHミドルウェア)130と、上位レイヤ140とを備えることができる。WTRU100はまた、明確にするために図1には示されていない、1つまたは複数の他のコンポーネントを備えることもできる。上位レイヤ140は、アプリケーションレイヤ150(インスタントメッセージ、ウェブ閲覧など)と、制御プロトコルレイヤ160(セッション開始プロトコル(SIP)、モバイルインターネットプロトコル(MIP)、ダイナミックホスト構成プロトコル(DHCP)、ドメインネームシステム(DNS)など)と、トランスポートレイヤ170(ユーザデータグラムプロトコル(UDP)レイヤ、伝送制御プロトコル(TCP)レイヤ、ストリーム制御伝送プロトコル(SCTP)、データグラム輻輳制御プロトコル(DCCP)など)と、IPレイヤ180と、運用維持(O&M)エンティティ190とを備えることができる。WiBroモデムは、WiBro物理レイヤ112およびWiBro媒体アクセスレイヤ(MAC)114を備えることができる。WCDMAモデムは、物理レイヤ122、アクセス層(AS)レイヤ124、および非アクセス層(NAS)レイヤ126を備えることができる。MIHクライアント130からWiBroモデム110およびWCDMAモデム120への、またはその逆方向のコマンドおよび情報は、WiBroモデム110およびWCDMAモデム120に対するマッピング機能を実施する802.21サービスアクセスポイント(SAP)118、128を介して通信することができる。
例えば、MIHクライアント130と、WTRU100中の他のエンティティとの間で、ソフトウェアインタフェースを実現する方法が提供される。これらのソフトウェアインタフェースは、WiBroリンクおよびWCDMAリンクに関する情報を受け取り、技術間ハンドオーバのためにWiBroモデム110とWCDMAモデム120とWTRU100の他のコンポーネントとを制御し、DHCPまたはドメインネームシステム(DNS)を介してMIHサーバおよびIPマルチメディアシステム(IMS)ネットワークノードを発見し、モバイルIPをトリガしてIPハンドオーバを実施し、TCP/UDPを介してMIHメッセージを送信または受信し、O&Mエンティティ190がMIHエンティティ130を制御できるようにするための機構を、MIHクライアント130に提供する。
無線インタフェースレイヤ(RIL)の概念が、2004年11月30日付のMicrosoft Corporationの特許文献2に開示されている。RILを使用して、ワイヤレスデバイス(例えば電話機、パーソナルディジタルアシスタント(PDA)など)中の任意のコンポーネントのためにセルラー機能へのアクセスが提供される。RILは、セルホン上の無線とワイヤレスデバイスのソフトウェアとの間で、あるレベルの抽象化を提供するアプリケーションプログラムインタフェース(API)セットである。RILがなければ、各コンポーネントが、どのように無線に直接通信するかを理解しなければならないであろう。RILは、無線と、ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションとの間に存在するように生み出された。
図2に、RILアーキテクチャを示す。RILは、ハードウェア独立であるRILプロキシの複数のインスタンス235と、ハードウェア特有である1つのRILドライバ240とからなる。
SymbianおよびLinuxアプリケーションフレームワーク、例えばQtopia、Android、およびLIMOなどは、電話サーバを使用して、セルラーモデムのような通信デバイス、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、WiMaxなどとインタフェースする。電話サーバは、ユーザによって要求されたようにネットワーク接続を確立し、接続を維持する。そうでない場合は、静的構成に基づいて接続がセットアップされる。
モバイルデバイスはしばしば、複数の通信モジュールを備え、同時接続をセットアップすることができる。MIH技術は、このアプリケーションフレームワークに理想的に適合し、様々な無線アクセス技術にまたがるシームレスなハンドオーバを提供することによってユーザ体験を改善する。
図3は、電話アプリケーションフレームワーク300のアーキテクチャを示す例示的なブロック図である。電話サーバ310は、セルラーモデムまたはボイスオーバインターネットプロトコル(VOIP)を介した回路交換呼を扱うことを担う。ネットワークスタック320は、2.5G、3G、WLANなどの様々なネットワーク技術を介したパケット交換セッションを扱うことを担う。
電話サーバ310は、機能的に3つの主要な機能に分割される。これらの機能は、アプリケーションに対するユーザインタフェースおよびAPIと、様々な呼タイプ(例えばGSM(global system for mobile communication)、VOIPなど)に対する呼処理機能と、デバイス管理機能とである。次に、各機能について順番に論じる。
ユーザインタフェース(UI)機能ブロック330は、例えばQtopiaアプリケーションのためのAPIと、電話サーバへのアクセスを得るためのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)とを提供する。Qtopiaアプリケーションの例は、電話ダイヤラ、およびSMS/MMSクライアントなどを含む。
この機能は一般に、UIウィジェットを使用して実施される。UIウィジェットは、データを保持しインタフェースをユーザに提示するのに使用されるオブジェクトである。UIウィジェットは、状態とプロシージャとの組合せである。UIウィジェットは、種々のアプリケーションに関する状態情報を維持する。これにより、ユーザは、並行して動作するアクティブな音声呼セッション、SMSセッション、およびブラウザセッションなど、様々な画面にまたがってナビゲートすることができる。UIウィジェットは、サーバとして動作し、システム起動段階の間に始動され、アプリケーションからの電話要求の受け入れのために常に利用可能である。UIウィジェットは、呼処理モジュールAPIを使用して、新しい呼の開始や呼の切断などを行う。
呼処理モジュール340は、新しい呼を求める要求を受け入れ、UIウィジェットからSMS/MMSを送信するよう要求し、呼出しや着呼受付など、呼に関する指示をUIウィジェットに提供する。
呼処理モジュール340は、デバイス管理モジュール350によって提供されるサービスを使用して、電話をダイヤルしたりSMSを送信したりする。呼処理モジュール340は、呼状態、デバイス状態、新規メッセージ到着など、デバイス管理モジュール350によって提供される指示を使用して、呼処理機能をサポートする。
呼処理モジュール340は、3つの主要な機能コンポーネントからなる。これらのコンポーネントは、ポリシマネージャ360と、種々の呼タイプ(例えばGSM、VOIPなど)に対する呼ハンドラ370と、加入者識別モジュール(SIM)アクセスや電話帳更新などの、一般指示およびサービス380とである。
ポリシマネージャ360および呼ハンドラ機能370は、音声呼および回路交換データ(CSD)呼のみにサービスする。ポリシマネージャは、GSMハンドラまたはVOIPハンドラなど、音声呼またはCSD呼を扱うのに使用されることになる呼ハンドラを決定する。UIウィジェットは、ポリシマネージャに呼要求を送り、呼タイプを指定する。呼タイプに基づいて、ポリシマネージャは、呼要求にサービスするのにどの呼ハンドラを使用するかを決定する。ポリシマネージャは、システム起動および初期化の間、呼ハンドラのリストを維持する。
呼ハンドラは、ポリシマネージャから新規呼作成などの呼要求を受け入れる。呼ハンドラは、呼状態についてUIウィジェットに直接に通知する。呼ハンドラは、各呼を別々に扱い、呼状態を維持する。呼ハンドラはまた、デバイスの状態を維持する。呼ハンドラは、デバイス管理モジュールによって提供されるサービスを使用して、呼要求を完了する。例えば、呼ハンドラは、呼状態機械によって許可された場合に、番号をダイヤルするよう要求することができる。呼ハンドラは、応答待ち、モデム準備完了、または新規着信呼の到着など、呼状態に関係する指示をデバイス管理モジュールから受け取る。呼ハンドラは、これらの指示を使用して、既存の呼状態機械を更新するか、または新しい呼状態機械を生み出す。
ショートメッセージサービス(SMS)、マルチメディアメッセージングサービス(MMS)、連絡先および電話帳更新など、他のサービスは、一般指示およびサービス機能ブロック340によって扱われる。一般指示およびサービス機能ブロック380は、SMS送信、電話帳更新の実施、SIMへのアクセスなどのサービスを求めるUIウィジェットからの要求を受け入れることを担う。これらの要求を処理した後、状態に関する指示がUIウィジェットに送られる。信号強度や電池電力など、他の自律的な指示は、このモジュールによって収集され、UIに転送される。一般指示およびサービス機能340は、デバイス管理機能を使用して、SMS送信、SMS閲覧、SIM電話帳更新などのサービスを実施する。一般指示およびサービス機能は、信号強度および電池電力に関する指示をデバイス管理モジュール350から受け取る。
デバイス管理モジュール350は、番号のダイヤル、ネットワーク登録のチェック、信号強度の収集などの機能のために、デバイスへのアクセスを提供する。デバイス管理モジュール350は、要求および応答に基づいてデバイス状態を維持する。この状態情報は呼処理モジュール340に送られて、呼状態機械が更新される。デバイス管理モジュール350は、2つの主要な機能、すなわち、ホンサーバ352と、モデムサービスプロバイダなどのデバイスサービス354とからなる。
ホンサーバ352は、デバイス管理モジュール350への主要なインタフェースである。呼処理モジュールからの全てのサービス要求は、ホンサーバ352を通る。デバイス初期化中、ホンサーバ352は、全てのサービスを起動する。うまく開始されたサービスは、ホンサーバ352によって維持される。ホンサーバ352は、この情報を使用して、正しいデバイスサービス354に要求をディスパッチする。
デバイスサービスは、デバイス上で実施される独立したアクションの集積である。例えば、モデムサービスは、呼の取り扱い、pin管理、ネットワーク登録、SIM電話帳アクセスのようなタスクと、セルラーモデムに関する信号強度や電池電力などのような指示ハンドラとからなる。これらのサービスは、呼処理モジュール340中のクライアント機能と同期して働く。ホンサーバは、呼処理モジュール340からのサービス要求をデバイスサービス354にディスパッチする。呼処理モジュール340ならびに一般指示およびサービス機能380は、呼の状態に関する通知と、新規呼や新規SMSなどの指示とを受け取る。デバイスサービス354は、デバイスドライバインタフェース、またはセルラーモデム用のアテンション(AT)コマンドインタフェースなどの特別な機構を介して、実際のデバイスとインタフェースする。
ネットワークスタック320は、データセッションを管理して、2.5G、3G、WiMax、またはWLANなどのデータリンクを介してMMSやブラウザなどのようなデータアプリケーションをサポートすることを担う。ほとんどのデータアプリケーションは、ハイパーテキストトランスポートプロトコル(HTTP)、セッション開始プロトコル(SIP)、およびモバイルIP(MIP)などのセッションレイヤプロトコル325を使用する。これらのプロトコルは、ネットワークスタックの一部であり、標準的な実装に従う。これらのプロトコルは、ソケットおよび伝送制御プロトコル/ユーザデータグラムプロトコル(TCP/UDP)をトランスポートに使用する。ソケットサービス335が、オペレーティングシステム(OS)によって提供される。データリンクレイヤ接続が、ネットワーク管理モジュール345によって管理される。ネットワーク管理機能がデータリンクレイヤをセットアップすると、ソケットはこれをデータトランスポートに使用することができる。
ネットワーク管理モジュール345は、デバイスのパワーアップおよびアクティブ化、ネットワークへの登録などを担う。ネットワーク管理モジュール345は、ネットワークインタフェースの現在状態を維持する。ネットワーク管理モジュール345は、レイヤ2接続の静的処理のための接続マネージャ機能によく似ており、ネットワークサーバ346、デバイスマネージャ347、およびネットワークマネージャ348からなる。レイヤ2接続は、デバイスマネージャエンティティとネットワークマネージャエンティティの組合せである。デバイスは、1つまたは複数のネットワークエンティティと組み合わせることができる。この組合せは、ネットワークインタフェースとして定義される。組合せは、静的であり事前構成済みである。
ネットワークサーバ346は、ネットワークインタフェースを開始/停止するための機能を提供する。ネットワークサーバ346は、既存のネットワーク構成の管理を可能にする。これは、アプリケーションがネットワークインタフェースの接続性状態に影響を与えることができるので、有用である。ネットワークサーバは、全てのアプリケーションにわたってネットワークインタフェース動作を同期させる。クライアントアプリケーションは、ネットワークサーバを介してネットワーク操作を要求する。ネットワークサーバ346は、構成ハンドル(構成パラメータおよび構成スクリプトへのポインタ)に基づいて、適切なネットワークプラグイン(デバイスおよびネットワーク操作に特有のソフトウェアコンポーネント)を選択してロードすることになる。クライアントアプリケーションは、ネットワークインタフェース状態について通知される。
デバイスマネージャ347は、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)ラッパやWLANインタフェースラッパなどのレイヤ2機能ラッパであるデバイスエンティティからなり、これらは、アプリケーションフレームワークとの完全なインタフェースパッケージを提供する。デバイスマネージャは、オン、オフ、データ転送中、遊休状態のような、デバイスの接続性状態を管理する。デバイスマネージャは、特定のデバイスに関する識別子/ハンドルとしての働きをする構成ファイルに常に関連付けられる。ネットワークサーバ346は、デバイスエンティティによって提供される構成ハンドルを使用して、プラグインをロードする。デバイス状態に関する情報を使用して、ネットワークインタフェース要求が処理される。
ネットワークマネージャ348は、例えばデバイスがキャンプされGPRSネットワークに登録されているかどうかや、利用可能なWLANネットワークなどについて、ネットワーク情報を入手しネットワーク接続を監視するためのラッパ機能である様々なネットワークエンティティからなる。ネットワークマネージャ348はこの情報をネットワークサーバ346に提供して、ネットワークインタフェース要求が処理される。
米国特許出願第11/862,963号明細書 米国特許第6,826,762号明細書
前述のRILおよび電話サーバには、異なる無線アクセス技術にまたがるシステム間ハンドオーバをサポートする能力がない。電話プラットフォーム中で様々な通信ネットワークおよびデバイスが普及しつつあるのに伴い、この機能は、マルチモードデバイスにとって必要になりつつある。したがって、PC、ラップトップ、セルホンなどの装置が、異なる無線アクセス技術にまたがるシステム間ハンドオーバをサポートできるようにするために、RILまたは電話サーバに802.21MIH機能を追加することが望ましいであろう。
媒体独立ハンドオーバ(MIH)802.21クライアントを使用して、無線インタフェースレイヤ(RIL)および電話サーバのための機能を含めることができ、これにより、異なる無線アクセス技術にまたがるシームレスなシステム間ハンドオーバが可能になる。ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)を修正して、システム間ハンドオーバをサポートするように構成された無線インタフェースレイヤ(RIL)を含めることができる。例として、修正されたRILは、少なくとも2つのRILプロキシであって、各RILプロキシがRILアプリケーション機能を実施するように構成された、RILプロキシと、RIL媒体独立ハンドオーバ(RIL MIH)クライアントと、RIL MIHクライアントに無線リンクステータス指示を送り、アクティブな第1のRAT呼の間に少なくとも2つのRILプロキシのうちの1つと直接に通信するように構成された第1の無線アクセス技術(RAT)RILドライバと、RIL MIHクライアントに無線リンクステータス指示を送り、アクティブな第2のRAT呼の間に少なくとも2つのRILプロキシのうちの1つと直接に通信するように構成された第2のRAT RILドライバとを備えることができる。RIL MIHクライアントは、第1のRAT RILドライバおよび第2のRAT RILドライバから無線リンクステータス指示を受け取ると、新しい無線リンクを確立するために無線レベルハンドオーバをトリガし、新しい無線リンクが使用される準備ができたときにインターネットプロトコル(IP)レベルハンドオーバをトリガし、IPハンドオーバ完了に応答して、新しい無線リンクが使用される準備ができたことを少なくとも2つのRILプロキシに通信する。
WTRUを修正して、システム間ハンドオーバをサポートするように構成された電話サーバを含めることができる。修正された電話サーバの例は、媒体独立ハンドオーバ(MIH)クライアントと、MIHクライアントにリンクステータス情報を送るように構成されたデバイスドライバを含む第1のタイプのRATの第1の無線と、MIHクライアントにリンクステータス情報を送るように構成されたデバイスドライバを含む第2のタイプのRATの第2の無線と、呼処理モジュールと、呼処理モジュール、ならびに第1のRATタイプのアクティブな呼の間の第1の無線および第2のRATタイプのアクティブな呼の間の第2の無線と通信するように構成されたデバイス管理モジュールと、MIHクライアント、ならびに第1の無線および第2の無線と通信するように構成されたネットワーク管理モジュールと、ネットワーク管理モジュール、MIHクライアント、およびソケットレイヤと通信するように構成された、モバイルインターネットプロトコル(MIP)およびセッション開始プロトコル(SIP)を含むレイヤ3プロトコルモジュールとを備えることができる。MIHクライアントは、第1のRATデバイスドライバおよび第2のRATデバイスドライバからリンクステータス指示を受け取ると、新しい無線リンクを確立するために無線レベルハンドオーバをトリガし、新しい無線リンクを使用してインターネットプロトコル(IP)およびポイントツーポイント(PPP)接続を確立し、アクティブなMIPセッションのハンドオーバをトリガし、MIPハンドオーバ完了に応答して、新しい無線リンクが使用される準備ができたことを呼処理モジュールに通信する。
例として提供する、添付の図面と共に理解されるべき以下の記述から、より詳細な理解を得ることができる。
802.21MIHクライアント実装のブロック図である。 RILアーキテクチャのブロック図である。 電話アーキテクチャを示す例示的なブロック図である。 システム間ハンドオーバをサポートすることのできるワイヤレスシステムに関する例示的なネットワークアーキテクチャの図である。 媒体独立ハンドオーバを実施するように構成されたワイヤレス送受信ユニットの例示的なブロック図である。 どのようにMIHクライアントをRILに追加することができるかを示す例示的なブロック図である。 どのようにMIHクライアントを電話サーバに追加することができるかを示す例示的なブロック図である。
以下で用語「ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)」に言及するとき、これは、ユーザ機器(UE)、移動局、固定または移動加入者ユニット、ページャ、セルラー電話機、パーソナルディジタルアシスタント(PDA)、コンピュータ、または、ワイヤレス環境で動作することのできるいずれか他のタイプのユーザデバイスを含むが、これらに限定されない。以下で用語「基地局」に言及するとき、これは、ノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、または、ワイヤレス環境で動作することのできるいずれか他のタイプのインタフェーシングデバイスを含むが、これらに限定されない。
図4に、システム間ハンドオーバをサポートすることのできるワイヤレスシステムに関するネットワークアーキテクチャの例を示す。これら基礎をなす技術は、例えば、IEEE802.xxや符号分割多元接続(CDMA)2000などの、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)および3GPP2およびIEEEベースのネットワーク、UMTS(universal mobile telephone system)、GSM、LTE(long termevolution)、または、まだ開発されていない将来のワイヤレス通信システムを含めたいずれか他のワイヤレス通信システムを含むことができる。
図5は、媒体独立ハンドオーバを実施するように構成されたワイヤレス送受信ユニット(WTRU)505の例示的なブロック図である。図5に示すように、WTRU505は、プロセッサ520および少なくとも1つのトランシーバ(525a、525b)を備える。プロセッサ520は、MIHクライアント530を動作させるように構成され、トランシーバ525a、525bのそれぞれに結合される。MIHクライアント530は、リンクステータスをデバイスドライバから受け取ること、リンク品質の測定値を受け取ること、品質報告を生成および収集すること、ソケットレイヤを使用してMIHメッセージトランスポートインタフェースを介してMIHサーバ(図示せず)に品質報告を送ること、およびハンドオーバを実施する決定をMIHサーバから受け取ることを含めて、媒体独立ハンドオーバに関係するプロセスを実施するように構成される。
図6は、どのようにMIHクライアントをRIL600に追加することができるかを示す例示的なブロック図である。802.21MIH機能をRILに追加することにより、WTRU(例えばPC、ラップトップ、セルホンなど)は、複数の無線技術にまたがるシームレスなシステム間ハンドオーバをサポートすることができる。この新しい機能を、RIL MIHクライアントと呼ぶことにする。RIL MIHクライアントは、無線インタフェースレイヤの一部とすることができる。RIL MIHクライアントは、全てのRILドライバおよびプロキシと対話することができる。RIL MIHクライアントは、2つ(またはそれ以上)の無線間のハンドオーバ、およびIPレベルハンドオーバに対処することができる。
ハンドオーバは、ネットワーク制御(ネットワークから入力する)か、クライアント制御(SIM、他のソフトウェア(SW)コンポーネントなどからパラメータを入力する)かのいずれかとすることができる。RIL MIHクライアントは、RILプロキシにハンドオーバステータスを知らせることができる。次いでプロキシは、使用されている新しいドライバと対話することができる。
図6を参照すると、RIL MIHクライアント610のプロキシ605は、ハンドオーバ前に、現在のアクティブなドライバと対話する(620)。複数のRILドライバ630、635が、無線リンクステータス指示(例えば信号強度)をRIL MIHクライアント610に送る。RIL MIHクライアント610は、ネットワーク制御モードで、受け取ったリンクステータスを送った後で外部サーバからハンドオーバ要求を受け取ると(611)、無線ハンドオーバをトリガする。サーバからの要求はネットワーク制御モードの場合とすることができ、または、独立したクライアント制御モード612ハンドオーバとすることができる。新しい無線リンクが確立されると、インターネットプロトコルレベルのハンドオーバをRIL MIHクライアントによってトリガすることができる(614)。RIL MIHクライアント610は、モバイルインターネットプロトコルハンドオーバが完了した後で新しい無線が使用される準備ができたときを、RILのプロキシ605に知らせる(616)。RILプロキシ605は、新たにアクティブになった無線リンクとインタフェースするRILドライバ630と通信するように構成される(618)。
RIL MIHクライアント610は、ダイナミックリンクライブラリ(DLL)として提供することができる。RILコンポーネントに対して1組の関数を公開することができ、例えば、mihc_link_status_indication(信号測定値,割り当てられた識別子)メッセージを使用してMIHクライアントをRILドライバによって呼び出すことができ、または、mihc_register_request(コールバック関数,割り当てられた識別子)メッセージを使用してMIHクライアントをRILプロキシによって呼び出すことができる。RIL MIHクライアント610は、RILプロキシのプロセス空間中で動作する。RIL MIHクライアント610は、ハードウェア独立であるように構成することができる。
以下は、WiBroネットワークからセルラーネットワークへのハンドオーバを実施するように構成されたWTRUの例である。WTRUのRIL600は、RIL MIHクライアント610と、WiBro RILドライバ630と、セルラーRILドライバ635と、上位レイヤプロトコルスタックと、RILアプリケーション機能を実施するように構成された少なくとも2つのRILプロキシ605とを備える。WiBro RILドライバ630は、RIL MIH610クライアントに無線リンクステータス指示を送るように構成され、アクティブなWiBro呼の間にRILプロキシ605のうちの少なくとも1つと直接に通信する。セルラードライバ635は、RIL MIHクライアント610に無線リンクステータス指示を送るように構成され、アクティブなセルラー呼の間にRILプロキシ605のうちの少なくとも1つと直接に通信する。RIL MIHクライアント610は、WiBro RILドライバ630およびセルラーRILドライバ635から無線リンクステータス指示を受け取り、新しい無線リンクを確立するために無線レベルハンドオーバをトリガする。次いでRIL MIHクライアント605は、新しい無線リンクが使用される準備ができたときにIPレベルハンドオーバをトリガし、ハンドオーバの完了時に、新しい無線リンクが使用される準備ができたことをRILプロキシ605に通知する。
複数のRILコンポーネントがRIL MIHクライアント610に登録するように構成されているときは、登録された各コンポーネントに、一意の識別子が割り当てられる。コンポーネントを登録することにより、コールバック関数を提供することができる。例えば、RILプロキシは、事前定義済みの関数名を使用して、全てのモジュールに公開されたRIL MIH関数を呼び出すことによってRIL MIHに登録する。この例では、RILプロキシは、コールバック関数と呼ばれるそれらに提供された関数へのポインタを提供することになる。RILプロキシは、それらに提供された関数を直接に公開しないので、RIL MIHは、関数ポインタを使用してRILプロキシと対話する。この例では、RIL MIHは、その関数を公開しコールバックを使用して他のモジュールと対話することによって、独立して機能する。
RILプロキシおよびドライバ630のみが、RIL MIHクライアント610の導入によって影響を受け、RIL MIHクライアント610は全てのアプリケーションにとってトランスペアレントである。RILプロキシおよびドライバ630は、RIL MIHクライアント610のエクスポートされた関数を呼び出し、RIL MIHクライアントDLLとリンクし、RIL MIHクライアント610に登録する。加えて、コールバック関数を登録することもできる。
RILプロキシおよびドライバ630が、必要とされるRIL MIH API関数(コールバック関数として提供される)を実施するように構成されているとき、RILドライバ630は、リンクステータス指示を提供し、RIL MIHクライアント610からコマンドを受け取る。次いでRILプロキシ605は、RIL MIHクライアント610からハンドオーバ指示を受け取る。
要約すると、RIL MIHクライアント610は、ユーザ介入なしに無線間のトランスペアレントなハンドオーバを可能にすること、およびRIL MIHクライアント610のみを使用してハンドオーバに対処することなどの利益を提供する。
以下に、SymbianおよびLinux電話サーバ中でどのようにMIH機能を追加することができるか、必要とされるアーキテクチャ変更、ならびに、開発を必要とする場合のある任意の新しいインタフェースについて述べる。
図7は、前述のように、どのようにMIHクライアントを典型的な電話サーバ700に追加することができるかを示す例示的なブロック図である。本明細書では特定の電話サーバを図示および記述するが、MIHクライアント705は任意のタイプの電話サーバ705中で実現することができることに留意されたい。MIHクライアント705は、電話アプリケーションフレームワーク中で導入することのできる新しいソフトウェアモジュールである。図7を参照すると、MIHクライアント705は、ユーザ/ネットワーク操作によってアクティブ化された場合に、接続管理の制御を引き継ぐ。MIHクライアント705は、ハンドオーバ決定を行うための全てのインテリジェンスおよび内部ポリシを含む。MIHクライアント705が制御を取ると、ポリシマネージャ710、デバイス管理モジュール715、およびネットワークサーバ720は、MIHクライアント705によって指示されるように働くことができる。アクティブな呼の間、デバイス管理モジュール715は、デバイスドライバと直接に通信する。MIHクライアント705は、ポリシマネージャ710、ホンサーバ725、およびネットワークサーバ720の、既存のインタフェースを使用して、ネットワーク接続の変更を示すことができる。ホンサーバ725またはネットワークサーバ720中で、ロジックまたは処理の追加は必要とされない。ポリシマネージャ710は、切替要求に対処するために何らかの追加のロジックを必要とする場合がある。呼状態は、種々のネットワークを介した呼にわたって保存され、ある呼処理モジュールから別の呼処理モジュールに転送される。MIHクライアント705は、1つの例外を伴ってデバイスドライバとインタフェースすることができる。例えば、MIHクライアント705は、アテンション(AT)コマンドインタフェース730を使用してセルラーモデムと対話することになる。この例では、セルラーモデムへのインタフェースはドライバAPIへの関数呼出しに基づかないが、他のワイヤレスドライバとのインタフェースはドライバAPIへの関数呼出しに基づくことになる。MIHクライアント705は、ソケットレイヤ735およびMIP/SIPインタフェース740を、MIHメッセージトランスポートおよびレイヤ3接続性のために使用する。これらのインタフェースは、おおむね標準化されている。MIHクライアント705は、独立したコードモジュールとすることができ、これは、アプリケーションフレームワークに静的にリンクまたは動的にリンクされる。
図7を参照すると、MIHクライアント705は、様々なインタフェース、すなわちデバイスインタフェース(745)、電話サーバデバイス管理インタフェース(750)、MIHメッセージトランスポートインタフェース(755)、ネットワークサーバインタフェース(760)、MIP/SIPクライアントインタフェース(740)、ポリシマネージャインタフェース(765)、およびネットワーク管理インタフェース(767)を使用することができる。図7に示すように、これらのインタフェースを使用して、例えばWLANからセルラーモデムへのシステム間ハンドオーバが実施される。
例えば、デバイスインタフェース745を使用して、MIHクライアント705は、入出力制御(IOCTL)を介してデバイスドライバとインタフェースする。デバイスドライバへのこれらのインタフェースを使用して、デバイスを開始および停止することができ、リンクステータスなどのリンクレベル情報を得ることができる。デバイスインタフェース745における唯一の例外は、セルラーモデムへのインタフェースである。MIHクライアント705は、既存のATコマンドインタフェース730を使用して、電源投入、パワーダウン、無線リンクの確立、セルラーモデムからの信号強度測定値などの収集を行うことができる。
電話サーバデバイス管理インタフェース750を使用して、MIHクライアント705は、現在のネットワークが停止されており新しいサービスを開始する必要があるかどうかを、デバイスサービスプロバイダおよびホンサーバ725の既存のインタフェースを用いてデバイスに通知することができる。例えば、将来の全ての電話要求に新しいデバイスサービスを使用するよう、ホンサーバ725に指示することができる。
MIHクライアント705は、MIHメッセージトランスポートインタフェース755を使用して、イベントおよびコマンドサービスやISメッセージなどのMIHメッセージを、ソケットレイヤを用いてトランスポートすることができる。
MIHクライアント705は、startInterfaceまたはstopInterfaceなどのネットワークサーバインタフェース760を使用して、ネットワーク接続を停止して新しいネットワーク接続をアクティブ化することができる。次いでネットワークサーバは、新しいネットワーク情報をGUIウィジェットに対して更新する。新しいネットワーク接続を開始するために、ネットワークサーバは、正しいプラグインをロードし、ソケットを新しいデータリンク接続に切り替える。
MIHクライアント705は、MIP/SIPクライアントインタフェース740を使用して、レイヤ3接続性を再確立することができる。例えば、MIPが使用される場合、MIHクライアント705は、ハンドオーバが実施されたときにMIPバインディング更新をトリガすることができる。
MIHクライアント705は、ポリシマネージャインタフェース765を使用して、呼処理モジュールに、そのポリシ決定を更新して新しい呼処理モジュールに切り替えるよう指示することができる。
図7に示す例を参照すると、デバイスがWLANネットワークを介して接続されているとき、MIHクライアント705は、デバイスインタフェース745を介してWLANドライバからリンクステータスを受け取り(770)、ATコマンドインタフェース730を介してセルラーモデムからリンクステータスを受け取る。リンクステータスが劣化し始めるのに伴い、MIHクライアント705は、セルラーモデムをウェイクアップすることを決定する。
セルラーモデムを遊休モードで始動させて、リンク測定値を収集することができる。セルラーモデムが低電力状態からウェイクアップすると、セルラーモデムは、セルにキャンプし、測定の実施を開始する。次いで、リンク品質測定値はMIHクライアントに送られる(775)。
MIHクライアント705がWLANおよびセルラーのリンク品質報告を収集すると、MIHクライアント705は、ソケットレイヤを使用して、MIHメッセージトランスポートインタフェース755を介してMIHサーバにこれらの報告を送る。MIHサーバがセルラーモデムへのハンドオーバを実施することを決定すると、MIHサーバは、ハンドオーバコマンドをMIHクライアント705に送る。
MIHクライアント705がセルラーモデムをフルパワーで始動させると、セルラーモデムはネットワークに登録する。セルラーモデムの登録成功は、通知としてネットワーク管理エンティティに送られる(780)。ネットワーク管理エンティティは、適切なプラグインをロードし、レイヤ2接続性を確立する。次いでMIHクライアント705は、MIPバインディング更新を送ってレイヤ3接続を再確立する。最後に、WLANドライバは、デバイスインタフェース745を使用して低電力モードにパワーダウンされる(740)。
以下は、WLANからセルラーネットワークへのハンドオーバを実施するように構成されたWTRUの例である。WTRUの電話サーバ700は、MIHクライアント705と、WLANデバイスドライバと、セルラーデバイスドライバと、呼処理モジュールと、デバイス管理モジュールと、アテンション(AT)コマンドインタフェース730と、ネットワーク管理モジュールと、ソケットレイヤと、レイヤ3プロトコルに向けて構成された上位レイヤとを備える。
WLANドライバは、IOCTLを使用して、WLAN特有のインタフェースを介してMIHクライアント705にリンクステータスを送る。セルラードライバは、ATコマンドを使用して、セルラー特有のインタフェースを介してMIHクライアント705にリンクステータスを送る。MIHクライアント705は、WLANドライバおよびセルラードライバからリンクステータスを受け取り、新しい無線リンクを確立するためにハンドオーバをトリガする。MIHクライアント705は、MIHメッセージトランスポートインタフェース755を介してソケットレイヤと通信し、ネットワーク管理インタフェース767を使用してIPおよびポイントツーポイント(PPP)接続を確立する。MIHクライアント705は、ネットワークサーバインタフェース760を介してネットワークサーバと通信し、MIP/SIPインタフェースを介してレイヤ3接続性を再確立する。MIHクライアント705は、ポリシマネージャインタフェースを使用して呼処理モジュールと通信し、ATコマンドインタフェースを使用してセルラーデバイスドライバへのアクティブなMIPセッションのハンドオーバを完了する。ネットワーク管理ユニットは、電話サーバデバイスインタフェースを介してMIHクライアント705と通信して、WLANデバイスをパワーダウンする。
好ましい実施形態では本発明の特徴および要素を特定の組合せで上述しているが、各特徴または要素は、好ましい実施形態の他の特徴および要素なしで単独で、または、本発明の他の特徴および要素ありもしくはなしで様々な組合せで、使用することができる。本発明で提供した方法またはフローチャートは、汎用コンピュータまたはプロセッサによって実行されるようにコンピュータ可読記憶媒体に有形に組み入れられた、コンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェア中で実施することができる。コンピュータ可読記憶媒体の例は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内部ハードディスクや取外し可能ディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、および、CD−ROMディスクやディジタル多用途ディスク(DVD)などの光学媒体を含む。
適切なプロセッサは、例として、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、いずれか他のタイプの集積回路(IC)、および/または状態機械を含む。
ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)、ユーザ機器(UE)、端末、基地局、無線ネットワークコントローラ(RNC)、または任意のホストコンピュータ中で使用するために、ソフトウェアと共にプロセッサを使用して無線周波数トランシーバを実現することができる。WTRUは、カメラ、ビデオカメラモジュール、ビデオホン、スピーカホン、振動デバイス、スピーカ、マイクロホン、テレビジョントランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、キーボード、ブルートゥース(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、液晶ディスプレイ(LCD)表示ユニット、有機発光ダイオード(OLED)表示ユニット、ディジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、および/または任意のワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)モジュールなど、ハードウェアおよび/またはソフトウェア中で実現されるモジュールと共に使用することができる。
実施形態
1.システム間ハンドオーバをサポートするように構成された無線インタフェースレイヤ(RIL)を備えるワイヤレス送受信ユニット(WTRU)であって、RILは、
少なくとも2つのRILプロキシであって、各RILプロキシがRILアプリケーション機能を実施するように構成された、RILプロキシと、
RIL媒体独立ハンドオーバ(RIL MIH)クライアントと、
RIL MIHクライアントに無線リンクステータス指示を送り、アクティブな第1のRAT呼の間に少なくとも2つのRILプロキシのうちの1つと直接に通信するように構成された第1の無線アクセス技術(RAT)RILドライバと、
RIL MIHクライアントに無線リンクステータス指示を送り、アクティブな第2のRAT呼の間に少なくとも2つのRILプロキシのうちの1つと直接に通信するように構成された第2のRAT RILドライバと、
上位レイヤプロトコルスタックとを備え、RIL MIHクライアントは、
第1のRAT RILドライバおよび第2のRAT RILドライバから無線リンクステータス指示を受け取り、
新しい無線リンクを確立するために無線レベルハンドオーバをトリガし、
新しい無線リンクが使用される準備ができたときにインターネットプロトコル(IP)レベルハンドオーバをトリガし、
IPハンドオーバ完了に応答して、新しい無線リンクが使用される準備ができたことを少なくとも2つのRILプロキシに通信するように構成された、WTRU。
2.第1のRAT RILドライバは、WiBro(wireless broadband)ドライバ、WiMAX(worldwide interoperability for microwave access)ドライバ、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)ドライバ、符号分割多元接続(CDMA2000)ドライバ、LTE(Long Term Evolution)ドライバ、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)ドライバ、セルラードライバのうちの1つである、実施形態1のWTRU。
3.第2のRAT RILドライバは、WiBro(wireless broadband)ドライバ、WiMAX(worldwide interoperability for microwave access)ドライバ、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)ドライバ、符号分割多元接続(CDMA2000)ドライバ、LTE(Long Term Evolution)ドライバ、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)ドライバ、セルラードライバのうちの1つである、上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
4.RIL MIHクライアントは、
無線リンクステータス指示を送った後で外部サーバからハンドオーバ要求を受け取るようにさらに構成された、上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
5.RIL MIHクライアントは、サーバ要求に応答してネットワーク制御モードの無線レベルハンドオーバをトリガするように構成された、上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
6.RIL MIHクライアントは、独立したクライアント制御モードの無線レベルハンドオーバをトリガするように構成された、上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
7.システム間ハンドオーバをサポートするように構成された電話サーバを備えるワイヤレス送受信ユニット(WTRU)であって、電話サーバは、
媒体独立ハンドオーバ(MIH)クライアントと、
MIHクライアントにリンクステータス情報を送るように構成されたデバイスドライバを含む第1のタイプの無線アクセス技術(RAT)の第1の無線と、
MIHクライアントにリンクステータス情報を送るように構成されたデバイスドライバを含む第2のタイプのRATの第2の無線と、
呼処理モジュールと、
呼処理モジュール、ならびに第1のRATタイプのアクティブな呼の間の第1の無線および第2のRATタイプのアクティブな呼の間の第2の無線と通信するように構成されたデバイス管理モジュールと、
MIHクライアント、ならびに第1の無線および第2の無線と通信するように構成されたネットワーク管理モジュールと、
ネットワーク管理モジュール、MIHクライアント、およびソケットレイヤと通信するように構成された、モバイルインターネットプロトコル(MIP)およびセッション開始プロトコル(SIP)を含むレイヤ3プロトコルモジュールとを備え、
MIHクライアントは、
新しい無線リンクを確立するために無線レベルハンドオーバをトリガし、
新しい無線リンクを使用してインターネットプロトコル(IP)およびポイントツーポイント(PPP)接続を確立し、
アクティブなMIPセッションのハンドオーバをトリガし、
MIPハンドオーバ完了に応答して、新しい無線リンクが使用される準備ができたことを呼処理モジュールに通信するように構成された、WTRU。
8.第1のRATデバイスドライバは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)ドライバ、イーサネット(登録商標)ドライバ、シリアルドライバ、ダイヤルアップモデムドライバ、セルラーモデムドライバのうちの1つである、実施形態7のWTRU。
9.第2のRATデバイスドライバは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)ドライバ、イーサネット(登録商標)ドライバ、シリアルドライバ、ダイヤルアップモデムドライバ、セルラーモデムドライバのうちの1つである、実施形態7または8のWTRU。
10.第1の無線はセルラーモデムであり、WTRUは、セルラーモデムおよびデバイス管理モジュールと通信するように構成されたアテンション(AT)コマンドインタフェースをさらに備え、ATコマンドインタフェースは、セルラーモデムからのリンクステータス情報をMIHクライアントに提供する、実施形態7〜9のいずれかにおけるWTRU。
11.MIHクライアントは、ネットワークサーバモジュールに要求を送ることによって、新しい無線リンクを使用してインターネットプロトコル(IP)およびポイントツーポイント(PPP)接続を確立するようにさらに構成され、ネットワークサーバモジュールは、要求を受け取るのに応答してIPおよびPPP接続を確立するようにさらに構成された、実施形態7〜10のいずれかにおけるWTRU。
12.MIHクライアントは、
現在アクティブなデバイスインタフェースおよび電話サーバを使用して、新しいサービスが必要とされるかどうかをデバイスに通知するようにさらに構成された、実施形態7〜11のいずれかにおけるWTRU。
13.ネットワーク接続を停止するように構成されたネットワークサーバインタフェースをさらに備える、実施形態7〜12のいずれかにおけるWTRU。
14.新しいネットワーク接続をアクティブ化するように構成されたネットワークサーバインタフェースをさらに備える、実施形態7〜13のいずれかにおけるWTRU。
15.MIHクライアントは、ポリシ決定を更新して新しい呼処理モジュールに切り替えるよう、呼処理モジュールに指示するように構成された、実施形態7〜14のいずれかにおけるWTRU。
16.MIHクライアントは、第1の無線と第2の無線のいずれかから受け取ったリンクステータス情報に基づいて無線レベルハンドオーバをトリガするように構成された、実施形態7〜15のいずれかにおけるWTRU。
17.MIHクライアントは、MIHサーバからIP接続を介して受け取った情報に基づいて無線レベルハンドオーバをトリガするように構成された、実施形態7〜16のいずれかにおけるWTRU。
18.無線アクセス技術間におけるワイヤレス送受信ユニット(WTRU)の媒体独立ハンドオーバ(MIH)の方法であって、
アクティブな第1のRAT呼の間に第1の無線アクセス技術(RAT)無線インタフェースレイヤ(RIL)ドライバからリンクステータスインジケータを受け取ること、
アクティブな第2のRAT呼の間に第2のRAT RILドライバから無線リンクステータス指示を受け取ること、
新しい無線リンクを確立するために無線レベルハンドオーバをトリガすること、
新しい無線リンクが使用される準備ができたときにインターネットプロトコル(IP)レベルハンドオーバをトリガすること、および、
IPハンドオーバ完了に応答して、新しい無線リンクが使用される準備ができたことを少なくとも2つのRILプロキシに通信することを含む方法。
19.無線アクセス技術(RAT)間におけるワイヤレス送受信ユニット(WTRU)の媒体独立ハンドオーバ(MIH)の方法であって、
第1のRAT特有インタフェースを介して第1のRATの第1の無線デバイスドライバからリンクステータスを受け取ること、
第2のRAT特有インタフェースを介して第2のRATの第2の無線デバイスドライバからリンクステータスを受け取ること、
新しい無線リンクを確立するために無線レベルハンドオーバをトリガすること、
新しい無線リンクを使用してインターネットプロトコル(IP)およびポイントツーポイント(PPP)接続を確立すること、
アクティブなモバイルIP(MIP)セッションのハンドオーバをトリガすること、ならびに、
MIPハンドオーバ完了に応答して、新しい無線リンクが使用される準備ができたことを呼処理モジュールに通信することを含む方法。

Claims (15)

  1. 異なる無線アクセス技術(RATs)にまたがるシステム間ハンドオーバをサポートするように構成されたワイヤレス送受信ユニット(WTRU)であって、
    第1のRATを用いて通信するように構成された第1のトランシーバと、
    第2のRATを用いて通信するように構成された第2のトランシーバと、
    無線インタフェースレイヤ(RILアップリケーション機能を実施するように構成された少なくとも2つのRILプロキシであって、該少なくとも2つのRILプロキシは第1のRILプロキシと第2のRILプロキシとを含む、RILプロキシと、
    RIL媒体独立ハンドオーバ(RIL MIH)クライアントと、
    前記RIL MIHクライアントに前記第1のトランシーバに関連する無線リンクステータス指示を送り、前記第1のトランシーバでアクティブな通信の間に前記第1のRILプロキシ通信するように構成された第1のRILドライバと、
    前記RIL MIHクライアントに無線リンクステータス指示を送り、前記第2のトランシーバでアクティブな通信の間に前記第2のRILプロキシ直接通信するように構成された第2RILドライバと、
    上位レイヤプロトコルスタックと
    を備え、
    前記RIL MIHクライアントは、
    前記第1のRILドライバおよび前記第2のRILドライバから無線リンクステータス指示を受け取り、
    前記第2のトランシーバで新しい無線リンクを確立するために前記第1のトランシーバから前記第2のトランシーバへ無線レベルハンドオーバを開始し
    前記新しい無線リンクの確立に応じてインターネットプロトコル(IP)レベルハンドオーバを開始し、
    前記IPレベルハンドオーバ完了に応答して、前記新しい無線リンクが使用されるための準備ができたことを前記少なくとも2つのRILプロキシに通信するように構成されたことを特徴とするWTRU。
  2. 前記第1のRILドライバは、WiBro(wireless broadband)ドライバ、WiMAX(worldwide interoperability for microwave access)ドライバ、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)ドライバ、符号分割多元接続(CDMA2000)ドライバ、LTE(Long Term Evolution)ドライバ、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)ドライバ、セルラードライバのうちの1つであることを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
  3. 前記第2のRILドライバは、WiBro(wireless broadband)ドライバ、WiMAX(worldwide interoperability for microwave access)ドライバ、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)ドライバ、符号分割多元接続(CDMA2000)ドライバ、LTE(Long Term Evolution)ドライバ、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)ドライバ、セルラードライバのうちの1つであることを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
  4. 前記RIL MIHクライアントは、
    前記無線リンクステータス指示を送った後で外部サーバからハンドオーバ要求を受け取るようにさらに構成されたことを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
  5. 前記RIL MIHクライアントは、ットワーク制御モードの無線レベルハンドオーバをトリガするように構成され、または独立したクライアント制御モードの無線レベルハンドオーバをトリガするように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
  6. 異なるアクセス技術(RATs)にまたがるシステム間ハンドオーバをサポートするワイヤレス送受信ユニット(WTRU)であって、
    媒体独立ハンドオーバ(MIH)クライアントと、
    前記MIHクライアントにリンクステータス情報を送るように構成された第1のデバイスドライバを含む、セル方式である第1のRATタイプの第1のトランシーバと、
    前記MIHクライアントにリンクステータス情報を送るように構成された第2のデバイスドライバを含む第2のRATタイプの第2のトランシーバと、
    呼処理モジュールと、
    前記呼処理モジュールと通信し、前記第1のトランシーバでのアクティブな通信の間前記第1のトランシーバと通信し、前記第2のトランシーバでのアクティブな通信の間前記第2のトランシーバと通信するように構成されたデバイス管理モジュールと、
    前記MIHクライアント、ならびに前記第1のトランシーバおよび前記第2のトランシーバと通信するように構成されたネットワーク管理モジュールと、
    前記ネットワーク管理モジュール、前記MIHクライアント、およびソケットレイヤと通信するように構成された、モバイルインターネットプロトコル(MIP)およびセッション開始プロトコル(SIP)を含むレイヤ3プロトコルモジュールと、
    前記第1のトランシーバおよび前記デバイス管理モジュールと通信するように構成されたアテンション(AT)コマンドインタフェースと
    を備え、かつ
    前記第1のデバイスドライバにより前記MIHクライアントへ送られる前記リンクステータス情報は前記ATコマンドインタフェースを介して送信され、
    前記MIHクライアントは、
    新しい無線リンクを確立するために無線レベルハンドオーバをトリガし、ここで、前記無線レベルハンドオーバは前記第1のトランシーバから前記第2のトランシーバへ、あるいは前記第2のトランシーバから前記第1のトランシーバへのハンドオーバであり、
    前記新しい無線リンクを使用してインターネットプロトコル(IP)およびポイントツーポイント(PPP)接続を確立し、
    アクティブなMIPセッションのハンドオーバを開始し、
    前記アクティブなMIPセッションのハンドオーバ完了に応答して、前記新しい無線リンクが使用されるための準備ができたことを前記呼処理モジュールに通信するように構成されている、ことを特徴とするWTRU
  7. 前記第2のデバイスドライバは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)ドライバ、イーサネット(登録商標)ドライバ、シリアルドライバ、ダイヤルアップモデムドライバ、またはセルラーモデムドライバのいずれか1つであることを特徴とする請求項6に記載のWTRU
  8. 前記MIHクライアントは、前記新しい無線リンクを使用して、前記ネットワーク管理モジュールに要求を送ることによって、インターネットプロトコル(IPおよびポイントツーポイント(PPP)の接続を確立するようにさらに構成され、
    前記ネットワーク管理モジュールは、前記要求を受け取るのに応答して前記IPおよび前記PPP接続を確立するようにさらに構成されたことを特徴とする請求項6に記載のWTRU
  9. 前記MIHクライアントは、
    現在アクティブなデバイスインタフェースおよび電話サーバを使用して、新しいサービスが必要とされるかどうかをデバイスに通知するようにさらに構成されたことを特徴とする請求項6に記載のWTRU
  10. ネットワーク接続を停止するように構成されたネットワークサーバインタフェースをさらに備えることを特徴とする請求項6に記載のWTRU
  11. しいネットワーク接続をアクティブ化するように構成されたネットワークサーバインタフェースをさらに備えることを特徴とする請求項6に記載のWTRU
  12. 前記MIHクライアントは、ポリシ決定を更新して新しい呼処理モジュールに更新するよう、前記呼処理モジュールに指示するように構成されたことを特徴とする請求項6に記載のWTRU
  13. 前記MIHクライアントは、前記第1のトランシーバまたは前記第2のトランシーバのいずれかから受け取った前記リンクステータス情報に基づいて前記無線レベルハンドオーバをトリガするように構成されたことを特徴とする請求項6に記載のWTRU
  14. 前記MIHクライアントは、MIHサーバから受け取った情報に基づいて前記無線レベルハンドオーバをトリガするように構成されたことを特徴とする請求項6に記載のWTRU
  15. 異なるアクセス技術(RATs)にまたがるシステム間ハンドオーバをサポートするワイヤレス送受信ユニット(WTRU)に用いられる方法であって、
    前記WTRUは、
    第1のRATを用いて通信するように構成された第1のトランシーバと、
    第2のRATを用いて通信するように構成された第2のトランシーバと
    無線インタフェースレイヤ(RIL)アップリケーション機能を実施するように構成された少なくとも2つのRILプロキシであって、該少なくとも2つのRILプロキシは第1のRILプロキシと第2のRILプロキシとを含む、RILプロキシと、
    RIL媒体独立ハンドオーバ(RIL MIH)クライアントと、
    前記第1のトランシーバおよび前記第1のRILプロキシと通信するように構成された第1のRILドライバと
    前記第2のトランシーバおよび前記第2のRILプロキシと通信するように構成された第2のRILドライバと、を備え、
    前記方法は、
    前記RIL MIHクライアントが前記第1のRILドライバと前記第2のRILドライバから無線リンクステータスインジケータを受け取るステップと、
    前記RIL MIHクライアントが新しい無線リンクを確立するために無線レベルハンドオーバを開始するステップと、
    前記RIL MIHクライアントが前記新しい無線リンクの確立に応じてインターネットプロトコル(IP)レベルハンドオーバを開始するステップと、
    前記RIL MIHクライアントが前記IPレベルハンドオーバの完了に応答して、前記新しい無線リンクが使用されるための準備ができたことを前記少なくとも2つのRILプロキシへ通信するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
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