JP4960346B2 - 外科用開創拡張器 - Google Patents

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Description

本発明は、概して、外科手術において組織、臓器などを牽引して保持し、外科医が臓器、骨、組織または身体のある箇所にアクセスするため、あるいはそれらへの障害のない経路を提供するのに利用される機器の分野に関する。そのような機器は、通常、開創器(リトラクター)と総称される。より詳細には、本発明は、できる限り侵襲の少ない、身体に比較的大きな切開口ではなく最小寸法の開口を形成する外科技術に利用される開創器に関する。指状の拡張器(extension:エクステンション)またはブレードを有するカニューレリトラクター、または拡張リトラクターとして知られる筒型機器を小さい開口部内へかつ身体組織、筋肉、腱、靱帯等を通してまたはその周囲に挿入するため、身体への損傷を最小限にすることができる。次いで、外科医は、特別に設計された道具および装置を用いて開創器の管を介して必要な術式を行う。
できる限り侵襲の少ない外科手術で用いられる既知の開創器の有する問題とは、先端の輪郭形状または機器の形態が固定されていることである。典型的な筒型開創器は、長手方向軸に対して垂直面または傾斜面において先端部が環状または楕円状の横断面を有する。その他の筒型開創器は、へら状の拡張器を有する多種多様な形態の平面でない先端部を有するものがある。拡張型開創器もまた多様な先端形態を有する。機器の先端部形態が固定されているため、機器は、その遠位端またはその周囲の組織のクリープ(creep of tissue)やヘルニア(herniation)防止に失敗する場合が多々あり、この組織のクリープは、必要な物理的または視覚的アクセスに干渉する場合がある。このことは、開創器の遠位端を、例えば平坦なまたは滑らかな外郭形状を有さない脊髄などの骨に隣接または近接して配置した場合、または開創器を骨に対して垂直でない角度で配置する場合に特に当てはまる。これらの環境において、外科医が干渉する組織を切り取る必要が生じることになる場合が多々あるため、さらに治療が必要な組織の損傷が生じ、また、出血したり、痛みが増したり、感染したりなどの有害な結果となる可能性が増すことになる。
拡張可能なブレード型のある種の開創器において見いだされる試みられた解決法の一つとは、ブレードのそれぞれに設けた内部チャネルに取り付けられたシム部材を設けることである。シムは、ブレードに対してシムを滑らせることによってブレードの遠位端を超えて延在させることができる。この組織クリープの問題に対する解決法の欠点とは、シムの位置が、配置かつ延長後のブレードの位置によって決定されることである。そのため、外科医はブレード間に生じる組織クリープの問題に取り組むことができない。
本発明は、開創器と、骨、臓器またはその他の問題となっている身体部分との間の空隙を塞いで、組織が空隙内にクリープしたり脱出したりするのを防ぐよう、取り付けた箇所から延長させるよう、筒型開創器に、あるいは近接して、またはその端部に、および拡張可能なブレード型開創器の端部やその側部に選択的に取り付けられるシールドまたは障壁の形態を有する、拡張部材を組み入れた、侵襲性が最小限の外科手術のための開創機器を提供することによって、この組織クリープ問題に取り組むものである。拡張器は、様々な機械的継手技術を利用して、遠位端またそこに隣接する箇所において開創器に取り付けることができ、また、拡張器は形状、寸法、厚さおよびその他の特徴において可変である。拡張器は、開創器内部の曲率に整合させるような固定した曲率で予成形することができるか、または、固定した際に開創器の内部曲率に適合するような可撓性材料で構成することができる。拡張器は、歯、開口、スリットなどを設けて組織クリープをより良好に防ぐことができる。
好ましくは、特殊化したアプリケータ機器またはツールを設けることにより、外科医が特定の拡張器を把持または固定し、該拡張器を開創器内かつその下方に挿入して該拡張器を開創器の内壁または遠位端に固定するのを可能にする。そのような機器は、拡張部材を筒型開創器またはその他の開創器ブレード内に挿入して配置する間保持する鉗子の形態であってよい。
本発明は、開創器の遠位端と、骨、臓器またはその他の問題となっている身体部分との間の空隙を塞いで、組織が空隙内にクリープしたり脱出したりするのを防ぐよう、取り付けた箇所から延長させるよう、筒型開創器に、あるいは近接して、またはその端部に、あるいはブレード型開創器に、あるいは近接して、またはその端部や側部に選択的に取り付けられるシールドまたは障壁の形態を有する、独立した離散型の取り外し可能な拡張器部材を組み入れた、侵襲性が最小限の外科手術のための開創機器である。拡張器は、様々な機械的かみ合い、クリッピング、または同様の継手技術を利用して、多数の選択された箇所において開創器に取り付けることができ、また、拡張器は、形状、寸法、厚さおよびその他の特徴において可変であってよい。拡張器は、開創器の内部曲率に整合させるよう固定された曲率で予成形することができるか、または、拡張器は開創器が固定された際にその内部曲率に適合するよう可撓性材料で構成することができる。拡張器に、歯、開口、スリットなどを設けて、組織クリープをより良好に防ぐことができる。拡張器は、開創器が患者内に配置された後に開創器に取り付けられる。
好ましい実施態様において、拡張部材は、筒型開創器の端部または露出した縁部に、あるいはブレード型開創器の端部、側部または露出した縁部に、拡張部材上に配置された概ねJ字型またはU字型クリップ部材を用いてクリップされる。代替的な実施態様において、拡張部材は、圧縮性スロットを設けた環状バンドを有することにより、バイアス力により拡張部材を筒型開創器の内壁に対して保持する。
特殊化した機器またはツールにより、外科医が1つまたはより多くの選択された拡張器を把持または固定し、該拡張器を開創器内かつその下方に挿入して該拡張器を開創器の内壁または遠位端に固定するのを可能にする。好ましい実施態様において、本発明のアプリケータまたは挿入ツールは、一時的に1つまたは2つの拡張部材を一対の延長されたL字型アーム上で保持する手段を有するへら型機器から構成され、ここで、一対のハンドルを圧搾することにより該L字型アームは分離される。
本発明をキットの形態で外科医に供給することが意図され、そのようなキットは、形状および寸法が多様な複数の拡張部材、アプリケータツール、および可能な深さゲージを含む。
図面を参照しながら、本発明を最良の好ましい実施形態に関して以下に詳細に説明する。本発明は、外科用開創装置またはアッセンブリおよびその使用方法であり、該外科的開創アッセンブリは、遠位端の輪郭形状が、骨、臓器またはその他の身体部分により整合するか、開創器の遠位端と、骨、臓器またはその他の身体部分との間の開放領域(open area)部分の形状にも、より整合するよう筒型開創部材の遠位端に、その上に、またはそれに隣接させて、あるいは拡張可能なブレード開創器の端部または側部に取り付けるかあるいは固定される選択可能な拡張部材を有することにより、組織やその他の要素がクリープまたは脱出により、開創器で画定したアクセス経路内に侵入するのを防ぐかまたは最小限にする。拡張部材は独立した、離散型の取り外し可能な部材であり、開創器が患者内に挿入された後に開創器に取り付けられる。図は、横断面において円形である筒型開創部材を示しているが、楕円の筒型開創器や、その他の断面形状の開創器もまた利用可能であることが考慮されることは理解すべきである。同様に、開創器が、それぞれが固定された形態の遠位端を有する1つまたはより多くの拡張可能なブレードまたは指状部品を有する型の1つから構成することができ、この場合、拡張部材はブレードの側部さらには端部上に配置することができることが考慮されることもまた理解すべきである。
本発明の装置は、概して、近位端12と遠位端13とを有する比較的小さい横断寸法形状の細長い主本体11を有する開創器部材10からなり、該遠位端13は、比較的小さい切開部または開口部を介して身体中に挿入できるよう適合されており、それにより、外科医が目で見ることができ、かつ患者内部で手術を行うことを可能にするアクセス経路が形成される。主本体11の長さは、近位端12が手術中に身体の外部に配置された状態を維持するよう選択される。図1に示すように、開創器部材10は、長手方向軸に対して垂直面に配置された遠位端13と近位端12とを有する、横断面において円形の筒型の主本体11から構成することができる。あるいはまた、主本体11は、断面において楕円またはその他の非円形であってよく、遠位端13と近位端12とは非垂直面に配置するか、あるいは、例えばへら状形態が遠位端13上に設けられるとき非平坦形状を有することができる。
拡張部材20は、独立した、離散型の取り外し可能な部材であり、開創器部材10とは異なり様々な材料で構成可能であり、かつ、様々な形状と寸法を有するシールド主本体28を有する。好ましくは、拡張部材20は、開創器部材10により設けられたアクセス開口部の寸法を単にできる限り減少させるように比較的薄い。好ましい実施形態において、拡張部材20は、開創器部材10に取り付けられた際に、主本体28が開創器部材10の内部曲率に整合するよう、可撓性であるようプラスチック材料から構成される。例えば、図1から図5に示すように、拡張部材の主本体28は、開創器部材10に接続される前は比較的平坦であってよく、開創器部材10に対抗して力を加えて取り付ける際に湾曲する。あるいはまた、図10に示すように拡張部材20の主本体28は、比較的可撓性な横部分42を有する"バックボーン"の形態で作用する比較的剛性な中心部分41を有するよう形成することができ、該横部分42は該中心部分41の両側部に延在する。中心部分41は、より厚い領域として形成することができるか、横部分42を構成する材料よりも剛性な異なる材料で構成するか、または、隆起や同様の強化構造で構成することができる。さらに、拡張部材20の主本体28は、開創器部材10の内部曲率に整合する固定された曲率で予成形することができる。拡張部材20の特定の形状は、線対称または非線対称であるよう可変であってよく、それにより、外科医が、所与の術式において、前記開創器部材10の遠位端13と、骨、臓器または身体部分との間の空隙を最良に塞ぐ形状を選択することが可能となる。異なる形態の例には、これらに限定されるものではないが、図1、図4、図10、図11および図12に示されている。拡張部材20の寸法形状は、例えば、拡張部材20の一例において、部材が軸方向において短距離に延在するが、周方向においては長距離範囲に及ぶよう、あるいはその逆であるよう、高さまたは幅において可変であってよい。図10に示すように、拡張部材20には、クリープ、脱出または侵入を防ぐために、開創器部材10の遠位端13に組織をより良好に固定する歯24、スロット25またはその他の面または本体要素を設けることができる。図11に示すように、拡張部材20は、この同じ目的のために遠位リップ部材26を設けることができる。
1つまたはより多くの拡張部材20には、固定された、移動しない方法で開創器部材10の遠位端13にまたはそれに隣接して該部材を固定または取り付けるための取り付け手段30が設けられる一方、拡張部材20は遠位端13を超えて延在させるよう開創器部材10を患者内に配置する。多数の拡張部材20は、必要に応じて隣接または重複させることができる。取り付け手段30は、適切な固定機構のいずれかを有することができるが、接着結合などよりも機械的かみ合いが好ましい。取り付け手段30の一実施態様を図1から図3に示す。この実施態様において、取り付け手段30は、取り付け開口31と取り付け支柱32とを有する複数の機械的かみ合い部材の組み合わせを含んでなり、開口31は開創器部材10の遠位端13付近の主本体11に配置され、支柱32は拡張部材20の外側部に配置される。拡張部材20を開創器部材10に取り付けるため、取り付け支柱32を取り付け開口31内へ押しつけ、要素32,33を、支柱32が機械的かみ合いを形成するよう摩擦または圧縮された支柱32の膨張により開口31で保持されるような寸法を有する。取り付け手段30は、拡張部材20が外科手術中、あるいは開創器部材10を除去する際に外れないよう十分な保持力で拡張部材20を固定しなければならない。
あるいはまた、取り付け手段30は、リセス機構、ばねバイアス機構、クリップ機構あるいはその他の拡張部材20を開創器部材10へ取り付けるのに適当な手段を含み得る。1つまたはより多くの、概ねJ字型またはU字型のクリップやフック部材33を有する好ましい取り付け手段30を図4から図12に示す。ここで、クリップ部材33は、開創器部材10の遠位端13の縁部を確実に受容するような寸法を有し、かつ、拡張部材20の主本体28からの選択された距離、離間されて、クリップ部材33は、拡張部材20が開創器部材10の遠位端13の縁部上へ上方に向かって移動するときに外側に向かってバイアスされるか、あるいは拡張部材20が開創器部材10の湾曲を受け入れるよう固定されるときに開創器部材10に向かって引っ張られるのが好ましい。図10に示すように、単一の拡張部材20上に複数のクリップ部材33を設けることにより、固定後に拡張部材20が開創器の筒10に対して望ましくない軸回転したり移動したりするのを防ぐよう作用する。
拡張部材20および取り付け手段30のさらに別の実施態様を図14に示す。この図において、拡張部材20には、開創器の筒10の遠位端13上に取り付けられる別個のU字型クリップ部材35を受容するスロットまたは開口36が設けられている。この実施態様により、図1から図3の実施態様のように、拡張部材20を、遠位端13を超えて過剰に前進させることなく、さらにはクリップ部材33を設置するよう牽引することなく配置することができる。
拡張部材20のまた別の実施態様を図12に示す。この図において、拡張部材20には、拡張部材20の横方向寸法を大きく拡張する横方向の翼部材27が設けられている。この形態により、多数の拡張部材20を容易に重複させられる。さらにそのような形態は、開創器のアーム間またはブレード間に、そのようなアームが拡げられる際に、軸方向に配向された空隙が形成されるという性質を有するため、拡張可能なブレード型の開創器に適用するのに有用である。
把持鉗子は、拡張部材20を開創器部材10内に配置するのに利用することができるが、好ましくは特に適応させた細長いツール、鉗子または同様の把持器具を設けて、開創器部材10が身体内に挿入された後に拡張部材20を開創器部材10に取り付ける。代表的なアプリケータツール90を図7から図9に図示する。これらの図において、ツール90は、ハンドル91をきつく握ることにより拡張部材20が開創器部材10の内壁に対して加圧されるように設計されており、アプリケータツール90は、ハンドル91に力が加えられるまで近接した位置で保持されるようにばねによりバイアスされる。ハンドル91は、回転軸手段92により軸回転的にL字型アーム部材93に接合され、L字型アーム93の長さは開創器部材10の長さよりも長い。拡張部材保持手段94は、アーム93の遠位端96に隣接または近接させて配置される。図示する拡張部材保持手段94は、拡張部材20内に配置されるツール開口22内に受容されるピン部材95を含んでなる。図1から図3に示す実施態様の拡張部材20を適用するために、1つまたは2つの拡張部材20を、一時的にピン部材95に固定し、拡張部材20を開創器部材10の遠位端13に適切に配置し、ハンドル91をL字型アーム93が拡がるよう近づけることにより、拡張部材20の支柱部材32を取り付け開口31内に押し込むことができる。図4から図10および図12に示す拡張部材20の実施態様に関して、拡張部材20は遠位端13を介して挿入され、クリップ手段33には遠位端13を超えるのに十分な距離を有するため、拡張部材20は、クリップ手段33を開創器部材10の遠位端13上にクリップ手段33を設置するよう牽引される。
あるいはまた、図11に示すように、従来の鉗子などを、拡張部材20を把持して配置するのに利用可能なように、拡張部材20のツールコネクタ手段21は、内部に向かって延長する把持突起、すなわち骨子23を含み得る。異なる実施態様において、拡張部材20を配置するのに差し込み式アプリケータツールを利用することができ、該差し込み式アプリケータツールは、開創器部材10内を視覚化することができるよう軸方向にオフセットするハンドル部を有する。
図4から図12および図14に示す拡張部材の実施態様は、拡張部材20が筒型開創器の遠位端13上にクリップされるため、現在製造されている標準的な開創器部材10を変更する必要がない点で有利である。図1から図3に示す実施態様に関して、開創器の筒10には、拡張部材の支柱32を受容するための対応する開口31を設けなければならない。この設計は、拡張部材20の開創器部材10上の位置をいくぶん制限するが、比較的多数の開口31を設けることによってこの問題に取り組むことができる。開創器部材10の代替的実施態様において、図13に示すように、窓を設けた開創器部材10は多数の格子状開口34を含んでなり、該開口は様々な形状、パターンおよび密度を有することができるため、拡張部材20のクリップ部材33を様々な位置に配置できる。クリップ部材33は、遠位方向、近位方向あるいは横方向を含むいずれの方向にも延在可能である。格子状開口34の少なくともいくつかは、開創器部材10に沿って軸方向において離間されているため、格子状開口34は遠位端13から等距離ではない。これらの格子状開口34は、開創器部材10の全長にわたって延在させることができる。この形態により、クリップ部材33が遠位方向に延在するよう拡張部材20を反転させることができるため、図15に示すように、ある環境において拡張部材をより良好に配置することが可能である。さらに、光源、スコープ、吸入管、イリガートルなどのその他のアクセサリ99を、クリップ部材98が、遠位方向、近位方向または横方向を含むいずれの方向にも延在する、クリップ部材98を用いた同様の方法で格子状開口34内に取り付けることができる。クリップ部材98は、アクセサリ99に取り外し可能に取り付けられるものであるか、あるいは一体型の部材になるよう製造される。これら実施態様のいずれも、筒型またはブレード型開創器のいずれかに組み入れることができる。
拡張部材20の他の代替的実施態様を図16から図18に示す。この実施態様において、拡張部材20は、摩擦力またはバイアス力によって筒型開創器部材10内に保持される。拡張部材20は、スロットを設けた環状カラーまたはリング部材29からぶら下がるシールド型主本体28を含んでなる。主本体28の形状は可変であってよい。カラー部材29は、その外径が筒型開創器部材10の内径にわずかな許容差で一致するような寸法を有するため、拡張部材20は開創器部材10の内部の下に向かって前進させることができ、その後、摩擦力によって遠位端13の所望の位置で保持されるか、好ましくは、拡張部材20が開創器部材10内へ挿入されるよう、スロットを設けたカラー部材29の端部が若干押しつけられなければならないような寸法と形状を有することにより、バイアス力により拡張部材20が所望位置で保持される。拡張部材20は、ニュートラル状態において図示されるものよりも円形でなくてもよく、構成材料における固有の可撓性範囲に依存する。純粋な摩擦かみ合いの場合、カラー部材29はスロットを有さない、すなわち、完全な360度の円からなるものであってよい。代替的な挿入またはアプリケータツール90を図19に示す。ここでツール90は、ラム部材97に接続された細長いハンドル91を含んでなり、該ハンドルは図示するように環状であるが、円筒形状またはその他の形状を有するものであってもよい。
好ましくは、本発明は、組織クリープを防ぐために標準的な開創器部材10の遠位端の形態を必要に応じて形態を変えることができるよう、アプリケータツール90に沿って寸法並びに形態が可変な多数の拡張部材20と深さゲージとを含んでなるキットとして提供される。
本発明の方法論は、開創器部材10を患者の身体内に挿入するステップを含んでなり、このステップは標準的な方法で実行される。次いで、外科医は、望ましくない組織クリープが生じているかまたは手術中に生じる可能性があるかどうかを確認するために開創器部材10の遠位端13における状況にアクセスする。そのような組織クリープを防ぐかあるいは最小限にするため、外科医は適切な寸法と形状の拡張部材20を選択し、適当なアプリケータや挿入ツール90を用いて該部材を開創器部材10の内部に挿入し、上述のいずれかの方法で開創器部材10の遠位端13にまたはそれに隣接して固定する。必要な場合、多数の拡張部材20を、該部材を隣接させて、重複させて、あるいは離間させて遠位端13に対して異なる箇所に配置することができる。拡張部材20は、外科手術中に必要に応じて再配置したり除去したりしてよい。手術完了後、開創器部材10を除去する前に拡張部材20を取り外して除去するか、あるいはその場に残しておき、開創器部材10と一緒に除去してよい。
上記一定の要素の同等物並びに置換物が当業者等には自明であることが予期されるため、本発明の真の範囲並びに定義は特許請求の範囲に記載されるものである。さらに、上述の実施例および例示は本質的に限定するものではなく、代表例であることを意図するものであることを明示する。
図1は、筒型開創器と、取り付け支柱を有する拡張部材とを示す本発明の拡大図である。 図2は、固定された拡張部材を有する筒型開創器の遠位端を示す透視図である。 図3は、一対の拡張部材が取り付けられた筒型開創器の遠位端の部分的な断面図であり、その一方の断面が示された図である。 図4は、取り付けクリップを有する、拡張部材の代替的実施態様を示す透視図である。 図5は、取り付けられた図4の一対の拡張部材を有する筒型開創器の代替的な実施態様の遠位端の透視図である。 図6は、図5の筒型開創器の遠位端の端図である。 図7は、拡張部材を配置するためのアプリケータツールの側面図である。 図8は、それに保持された、断面を見せた単一の拡張部材を有するアプリケータツールの端部の部分図である。 図9は、開創器に接続する前の筒型開創器内に配置された一対の拡張部材を示す上面図である。 図10は、別の代替的実施態様である、一対の取り付けクリップと、歯とスロットとを有する拡張部材の正面図である。 図11は、別の代替的実施態様である、把持突起とリップ部材とを有する拡張部材の側面図である。 図12は、さらに別の代替的実施態様である、細長い横方向部材を有する拡張部材の正面図である。 図13は、拡張部材を受容する複数の格子状開口を有する筒型開創器の代替的実施態様の図である。 図14は、別個のU字型クリップ部材を採用した、拡張部材と取り付け手段との代替的実施態様の図3と同様の図である。 図15は、拡張部材並びに補足的なアクセサリの、窓を有する開創器への取り付けを示す図13の実施態様の断面図である。 図16は、拡張部材が摩擦力またはバイアス力により筒型開創器内で維持される、拡張部材の代替的実施態様の透視図である。 図17は、筒型開創器内に配置されたことを示す図16の拡張部材の部分的断面図である。 図18は、筒型開創器内に配置されたことを示す図16の拡張部材の上面図である。 図19は、図16の拡張部材のための挿入ツールまたはアプリケータツールの図である。

Claims (31)

  1. 開創器(10)を患者の身体内に挿入した後に、前記開創器(10)に取り付けるための開創器拡張部材(20)であって、前記開創器拡張部材(20)は、外科手術中に組織クリープを制限し、前記開創器拡張部材(20)は、主本体(28)と、前記開創器拡張部材(20)を、遠位端(13)を有する開創器(10)上の固定された、移動しない位置に取り外し可能に取り付けるための取り付け手段(30)とを含んでなり、前記取り付け手段(30)は、前記主本体(28)上に配置されるクリップ部材(33)を含んでなり、
    それにより前記開創器拡張部材(20)は、前記遠位端(13)が前記クリップ部材(33)によって受容され、かつ、前記主本体(28)の少なくとも一部が前記開創器の遠位端(13)を超えて延在するよう、前記開創器(10)上に取り付け可能であることを特徴とする、開創器拡張部材(20)。
  2. 前記取り付け手段(30)が、前記開創器拡張部材(20)の前記主本体(28)上に配置されるU字型クリップ部材(33)を含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の開創器拡張部材(20)。
  3. 前記取り付け手段(30)が、前記開創器拡張部材(20)の前記主本体(28)上に配置されるJ字型クリップ手段(33)を含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の開創器拡張部材(20)。
  4. 前記取り付け手段(30)が、前記開創器拡張部材(20)の前記主本体(28)上に配置されるスロット(36)と、前記スロット(36)内に配置されるU字型クリップ部材(35)とを含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の開創器拡張部材(20)。
  5. 前記開創器拡張部材(20)の前記主本体(28)が湾曲していることを特徴とする、請求項1に記載の開創器拡張部材(20)。
  6. 前記開創器拡張部材(20)の前記主本体(28)が、概ね平坦であり、かつ、可撓性材料からなることを特徴とする、請求項1に記載の開創器拡張部材(20)。
  7. 前記開創器拡張部材(20)をアプリケータツール(90)に一時的に接続するためのツールコネクタ手段(21)をさらに含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の開創器拡張部材(20)。
  8. 前記ツールコネクタ手段(21)が、前記開創器拡張部材(20)中に設けられた開口(22)を含むことを特徴とする、請求項7に記載の開創器拡張部材(20)。
  9. 前記ツールコネクタ手段(21)が突起(23)を含んでなることを特徴とする、請求項7に記載の開創器拡張部材(20)。
  10. 前記開創器拡張部材(20)の遠位端に設けられた歯(24)をさらに含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の開創器拡張部材(20)。
  11. 前記開創器拡張部材(20)の遠位端に設けられた、外側に向かって延在する湾曲リップ(26)をさらに含んでなることを特徴とする請求項1に記載の開創器拡張部材(20)。
  12. 前記主本体(28)から延在する横方向翼(27)をさらに含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の開創器拡張部材(20)。
  13. 前記主本体(28)が、比較的剛性の中心部分(41)と、一対の比較的可撓性な横方向部分(42)とから構成されることを特徴とする、請求項1に記載の開創器拡張部材(20)。
  14. 開創器(10)と複数の拡張部材(20)との組み合わせであって、
    前記開創器(10)は遠位端(13)を有し、
    前記拡張部材(20)のそれぞれは主本体(28)と、前記開創器(10)が患者内に配置された後に前記開創器(10)上の固定された移動しない位置に前記拡張部材(20)を取り外し可能に取り付けるための取り付け手段(30)とを含んでなり、前記取り付け手段(30)は、前記拡張部材(20)上に配置されるクリップ部材(33)を含んでなり、
    それにより、前記拡張部材(20)のそれぞれが、前記遠位端(13)が前記クリップ部材(33)によって受容され、かつ、前記主本体(28)の少なくとも一部が前記開創器の遠位端(13)を超えて延在するよう、前記拡張部材(20)が、前記開創器(10)の前記遠位端(13)における組織クリープを最小限にするかまたは防ぐよう、前記開創器(10)上に取り付け可能であることを特徴とする、組み合わせ。
  15. 前記取り付け手段(30)が、前記拡張部材(20)のそれぞれの前記主本体(28)上に配置されるU字型クリップ部材(33)を含んでなることを特徴とする、請求項14に記載の組み合わせ。
  16. 前記取り付け手段(30)が、前記拡張部材(20)のそれぞれの前記主本体(28)上に配置されるJ字型クリップ部材(33)を含んでなることを特徴とする、請求項14に記載の組み合わせ。
  17. 前記取り付け手段(30)が、前記拡張部材(20)の前記主本体(28)上に配置されるスロット(36)と、前記スロット(36)内に配置されるU字型クリップ部材(35)とを含んでなることを特徴とする、請求項14に記載の組み合わせ。
  18. 前記拡張部材(20)の前記主本体(28)が湾曲していることを特徴とする、請求項14に記載の組み合わせ。
  19. 前記拡張部材(20)の前記主本体(28)が概ね平坦であり、かつ、可撓性材料からなることを特徴とする、請求項14に記載の組み合わせ。
  20. 前記拡張部材(20)が、前記拡張部材(20)をアプリケータツール(90)に一時的に接続するためのツールコネクタ手段(21)をさらに含んでなることを特徴とする、請求項14に記載の組み合わせ。
  21. 前記ツールコネクタ手段(21)が、前記拡張部材(20)内に設けられる少なくとも1つの開口(22)を含んでなることを特徴とする、請求項20に記載の組み合わせ。
  22. 前記ツールコネクタ手段(21)が突起(23)を含んでなることを特徴とする、請求項20に記載の組み合わせ。
  23. 前記拡張部材(20)が、前記拡張部材(20)の遠位端に設けられた歯(24)をさらに含んでなることを特徴とする、請求項14に記載の組み合わせ。
  24. 前記拡張部材(20)が、前記拡張部材(20)の遠位端に設けられた、外側に向かって延在する湾曲リップ(26)をさらに含んでなることを特徴とする、請求項14に記載の組み合わせ。
  25. 前記拡張部材(20)が、横方向翼(27)をさらに含んでなることを特徴とする、請求項14に記載の組み合わせ。
  26. 前記開創器(10)が筒型であること特徴とする、請求項14に記載の組み合わせ。
  27. 前記拡張部材(20)が横方向翼(27)をさらに含んでなることを特徴とする、請求項26に記載の組み合わせ。
  28. 前記開創器(10)には複数の格子状開口(34)を設けられ、前記格子状開口(34)の少なくともいくつかが、全ての前記格子状開口(34)が前記遠位端(13)から等距離であるとは限らないよう、軸方向において離間していることを特徴とする、請求項14に記載の組み合わせ。
  29. 前記主本体(28)が、比較的剛性の中心部分(41)と、一対の比較的可撓性の横方向部分(42)とからなることを特徴とする、請求項14に記載の組み合わせ。
  30. アプリケータツール(90)をさらに含み、前記アプリケータツール(90)は、軸回転手段(92)によって一対のL字型アーム(93)に接続される一対のハンドル(91)と、前記拡張部材(20)を前記開創器(10)に取り付けるために前記拡張部材(20)を一時的に保持する、前記L字型アーム(93)上に配置される拡張部材保持手段(94)とを含んでなることを特徴とする、請求項20に記載の組み合わせ。
  31. 前記ツールコネクタ手段(21)が、前記拡張部材(20)中に設けられる少なくとも1つの開口(22)を含んでなことを特徴とする、請求項20に記載の組み合わせ。
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