JP4959493B2 - セキュリティゲートシステム - Google Patents

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本発明は、例えば、駅、空港、港湾、野球場、サッカー場、イベントホール、劇場、博物館、美術館など、人が集まる場所に設置されるセキュリティゲートシステムに関するものである。
空港等のセキュリティゲートでは、利用者の手荷物をX線検査に通し、内部の形状を目視することにより安全性を確保している。
また、特開2007−187467号公報には、空港等のセキュリティゲートの主通路に質量分析器、ミリ波分析器等の各種検査装置を設け、主通路を通過する利用者が所有する特定の化学物質等を検知することで、安全性を確保するセキュリティシステムが開示されている。
特開2007−187467号公報
しかしながら、セキュリティ検査を行う際、セキュリティの精度(換言すると、検知率)を重要視する場合と、検査を効率よく行えるよう迅速性(換言すると、渋滞率)を重視する場合とがある。例えば、空港などのセキュリティ検査では、旅行客が多い時期には精度よりも効率を重視することが考えられ、また、テロの予告等がされていた場合には効率よりも精度を重視することが考えられる。しかしながら、従来のセキュリティゲートシステムでは、状況に関わらずに常に同じ精度、同じ効率でしか検査ができず、状況に応じて対処することができないという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、状況に応じてセキュリティ検査レベルを容易に変更することのできるセキュリティゲートシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、複数のセキュリティ検査装置を備えるセキュリティゲートシステムであって、少なくとも一つの前記セキュリティ検査装置を通過する複数の検査ルートが作成され、作成された各検査ルートの検知率に関する第1評価値及び渋滞率に関する第2評価値が、各前記検査ルートに配置されている前記セキュリティ検査装置の検知率及び誤認率をパラメータとして、ベイズ理論を用いてそれぞれ算出され、算出された各前記検査ルートの前記第1評価値及び前記第2評価値に基づいて、いずれか一の前記検査ルートが選択され、選択された検査ルートに基づいた検査対象の検査を実施可能なセキュリティゲートシステムを提供する。
本発明によれば、少なくとも一つのセキュリティ検査装置を通過する複数の検査ルートが作成され、作成された各検査ルートについてそれぞれ検知率に関する第1評価値及び渋滞率に関する第2評価値が算出され、これらの評価値に基づいて一の検査ルートが選択される。そして、選択された検査ルートに従って検査対象の検査が実施されるので、既存のセキュリティ検査装置の配置等を変更することなく、状況に応じた適切なセキュリティレベル(例えば、検知率や渋滞率)のセキュリティ検査を実施することが可能となる。
本発明は、複数のセキュリティ検査装置を備えるセキュリティゲートシステムであって、計算機を備え、前記計算機は、少なくとも一つの前記セキュリティ検査装置を通過する複数の検査ルートを作成する検査ルート作成部と、前記検査ルート毎に、検知率に関する第1評価値及び渋滞率に関する第2評価値を、各前記検査ルートに配置されている前記セキュリティ検査装置の検知率及び誤認率をパラメータとして、ベイズ理論を用いてそれぞれ算出する評価部とを備え、前記評価部によって算出された各前記検査ルートの前記第1評価値及び前記第2評価値に基づいていずれか一の前記検査ルートが選択され、選択された検査ルートに基づいた検査対象の検査を実施可能なセキュリティゲートシステムを提供する。
本発明によれば、要求されたセキュリティレベル若しくは渋滞率に応じて検査ルートが決定され、決定された検査ルートに従って検査対象の検査が実施されるので、既存のセキュリティ検査装置の配置等を変更することなく、状況に応じた適切なセキュリティレベル(例えば、検知率や渋滞率)のセキュリティ検査を実施することが可能となる。
更に、計算機によって各検査ルートの検知率に関する第1評価値及び渋滞率に関する第2評価値がそれぞれ算出されるので、オペレータはこれらの評価値を参照することにより、状況に応じて最適な検査ルートを容易に選択することが可能となる。
また、上記セキュリティゲートシステムは、前記評価部によって算出された各前記検査ルートの第1評価値及び第2評価値、並びに前記要求されるセキュリティレベル若しくは渋滞率に基づいていずれか一の前記検査ルートを選択する検査ルート選択部を更に備えていてもよい。
本発明によれば、各検査ルートに対して算出された第1評価値及び第2評価値、並びに前記要求されるセキュリティレベル若しくは渋滞率に基づいていずれか一の検査ルートが自動的に選択されるので、検査ルートの決定に係るオペレータの作業負担を大幅に軽減することが可能となる。
本発明のセキュリティゲートシステムにおいて、セキュリティ検査の運用時において、決定した前記検査ルートに従って前記検査対象を誘導する誘導手段を備えることとしてもよい。
本発明によれば、検査ルートに従って検査対象が誘導されるので、決定された検査ルートに沿ったセキュリティ検査を速やかに実施することが可能となる。
本発明のセキュリティゲートシステムは、例えば、駅、空港、港湾、野球場、サッカー場、イベントホール、劇場、博物館、美術館など、人が集まる場所に設置されて利用されるものである。上記検査対象としては、例えばこのような施設を利用する利用者ならびに該利用者の携行物(例えば手荷物等)及び装着物(例えば服等)の少なくともいずれかが想定される。
本発明によれば、状況に応じてセキュリティ検査レベルを容易に変更することができるという効果を奏する。
以下に、本発明に係るセキュリティゲートシステムの一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るセキュリティゲートシステム10の概略構成を示したブロック図である。
図1に示されるように、本実施形態に係るセキュリティゲートシステム10は、複数のセキュリティ検査装置(以下「検査器」という。)11、12、13及び計算機15を備えている。検査器11、12、13はセキュリティ検査に一般的に用いられる装置であり、例えば、X線検査器、金属探知機等が一例として挙げられる。
計算機15は、図2に示されるように、CPU(中央演算処理装置)1、RAM (Random Access Memory)などの主記憶装置2、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの補助記憶装置3、キーボードやマウスなどの入力装置4、及びモニタやプリンタなどの出力装置5などを備えて構成されている。
補助記憶装置3には、各種プログラムが格納されており、CPU1が補助記憶装置3からRAMなどの主記憶装置2にプログラムを読み出し、実行することにより種々の処理を実現させる。
図3は、計算機15が備える機能を展開して示した機能ブロック図である。図3に示されるように、計算機15は、セキュリティゲートシステム10を構成する各検査器11、12、13に関する性能情報が格納されている記憶部21と、検査器11、12、13を通過する検査ルートを作成する検査ルート作成部22と、作成した各検査ルートについて検知率に関する第1評価値及び渋滞率に関する第2評価値をそれぞれ算出する評価部23とを備えている。
記憶部21には、各検査器11、12、13の検知率と誤認率とが記憶されている。本実施形態では、検査器11の検知率が0.95、誤認率が0.1、検査器12の検知率が0.98、誤認率が0.05、検査器13の検知率が0.99、誤認率が0.05の場合を想定する。ここで、検知率は、被疑者(危険物)を被疑者(危険物)として検知できる確率、誤認率は被疑者でない一般利用者(危険物でないもの)を被疑者(危険物)として検知してしまう確率である。
次に、上述したセキュリティゲートシステム10の計算機15が備える各部において実行される処理内容について図4を参照して説明する。なお、図3に示した各部により実現される後述の各種処理は、CPU1が補助記憶装置3に記憶されている検査ルート決定プログラムを主記憶装置2に読み出して実行することにより実現されるものである。
なお、以下の説明においては、検査対象として人を例示するが、検査対象はこの限りでなく、例えば、利用者の携行品、利用者の装着物等であってもよい。
まず、入力情報として、利用者数x、利用者に紛れ込んだテロリストの割合y等が入力されると、検査ルート作成部22は、少なくとも一つの検査器を通過する複数の検査ルートを作成する(図4のステップSA1)。本実施形態では、図5に示すように、検査器11と検査器12とがこの順で直列に配置された第1検査ルートR1、図6に示すように検査器11と検査器12とが並列に配置された第2検査ルートR2、図7に示すように検査器11、12、13がこの順で直列に配置された第3検査ルートR3、図8に示すように、検査器11の後段に検査器12、13が並列または直列に配置された第4検査ルートR4が作成された場合について考える。
上記第1検査ルートR1では、最初の検査器11及び次段の検査器12の両方において異常が検知されなかった利用者のみが被疑者でないと判断され、第2検査ルートR2では、検査器11若しくは検査器12のいずれか一方において異常が検知されなければ被疑者でないと判断される。なお、第2検査ルートR2では、最初に検査器11を通過するように検査ルートR2が作成されている。
更に、第3検査ルートR3では、最初の検査器11及び次段の検査器12、並びに最終段の検査器13の全てにおいて異常が検知されなかった利用者のみが被疑者でないと判断され、第4検査ルートR4では、最初の検査器11及び次段の検査器12の両方、若しくは、最終段の検査器13において異常が検知されなかった利用者のみが被疑者でないと判断される。
このように、検査ルートを作成する際には、セキュリティゲートシステム10が備える検査器11、12、13を全て通過させる必要はなく、検査ルート作成部22は、検査ルートを構成する検査器を任意に選択することが可能である。
このようにして複数の検査ルートR1〜R4が作成されると、これら検査ルートR1〜R4の情報は評価部23に転送される。評価部23は、上述した入力情報及び記憶部21に記憶されている各検査器11、12、13の性能情報(検知率および誤認率)を用いて各検査ルートR1〜R4における検知率に関する第1評価値及び渋滞率に関する第2評価値を算出する(図4のステップSA2)。これら評価値の算出工程では、例えば、ベイズ理論が用いられる。
まず、評価部23は、利用者数x、テロリストの割合yとに基づいて、利用者数中のテロリストの数(被疑者の人数)および一般利用者の数(被疑者以外の人数)を算出する。例えば、利用者数xが100000人、テロリストの割合yが0.001であった場合には、テロリストの人数は、100000×0.001=100人となり、一般利用者の数は100000−100=99900人となる。
続いて、評価部23は、第1検査ルートR1の初段に配置された検査器11にて検知されるテロリストの人数(D1|E)とテロリストと誤認された一般利用者の人数(D1|E´)、及び、検査器11を通過するテロリストの人数(D1´|E)と一般利用者の人数(D1´|E´)をそれぞれ算出する。この結果、各人数は以下の表1の通りとなる。
Figure 0004959493
また、更に、検査器11を通過した者のうち、次段に設けられた検査器12において検知されるテロリストの人数(D2|E)並びにテロリストと誤認された一般利用者の人数(D2|E´)、及び、検査器12を通過するテロリストの人数(D2´|E)並びに一般利用者の人数(D2´|E´)をそれぞれ算出する。この結果、各人数は以下の表2の通りとなる。
Figure 0004959493
続いて、評価部23は、上記計算結果から第1検査ルートR1における第1評価値および第2評価値を算出する。本実施形態では、第1評価値は、テロリストを見逃す確率Pterro1であり、第2評価値は一般人をテロリストとして誤認する確率Perr1を採用する。即ち、第1評価値が低い程、検査精度が高いといえ、第2評価値が高い程、渋滞が発生しやすいといえる。これらの評価値は、例えば、以下の(1)、(2)式を用いて算出することが可能である。
Pterro1=(D2´|E)/利用者数 (1)
Perr1={(D1|E´)+(D2|E´)}/利用者数 (2)
この結果、第1検査ルートR1における第1評価値Pterro1は1.000E−06、第2評価値Perrは1.449E−01となり、約14%となる。
次に、評価部23は、同様の手順に従って第2検査ルートR2についても計算を行うことにより、第2検査ルートR2に係る第1評価値、第2評価値を算出する。第2検査ルートR2のように、検査器を並列に配置した場合には、以下の(3)、(4)式において第1評価値Pterro2、第2評価値Perr2が求められる。
この結果、各算出結果は以下の通りとなる。
Figure 0004959493
Figure 0004959493
Pterro2={(D1´|E)+(D2´|E)}/利用者数 (3)
Perr2=(D2|E´)/利用者数 (4)
この結果、第2検査ルートR2における第1評価値Pterro2は6.900E−05、第2評価値Perr2は4.995E−03となり、約0.5%となる。
次に、評価部23は、同様の手順に従って第3検査ルートR3についても計算を行うことにより、第3検査ルートR3における第1評価値Pterro3と第2評価値Perr3とを以下の(5)、(6)式を用いて算出する。
この結果、各算出結果は以下の通りとなる。
Figure 0004959493
Figure 0004959493
Figure 0004959493
Pterro3= (D3´|E)/利用者数 (5)
Perr3= {(D1|E´)+(D2|E´)+(D3|E´)}/利用者数(6)
この結果、第3検査ルートR3における第1評価値Pterro3は1.000E−08、第2評価値Perrは1.876E−01となり、約18.80%となる。
最後に、評価部23は、同様の手順に従って第4検査ルートR4についても計算を行うことにより、第4検査ルートR4における第1評価値Pterro4と第2評価値Perr4とを以下の(7)、(8)式を用いて算出する。
この結果、各算出結果は以下の通りとなる。
Figure 0004959493
Figure 0004959493
Figure 0004959493
Pterro4={(D2´|E)+(D3´|E)}/利用者数(7)
Perr4= (D3|E´)/利用者数 (8)
この結果、第4検査ルートR4における第1評価値Pterro4は1.099E−05、第2評価値Perrは7.243E−03となり、約0.72%となる。
評価部23は、このようにして各検査ルートR1〜R4に関する第1評価値及び第2評価値を算出すると、これらの算出結果を各検査ルートに対応付けて出力する(図4のステップSA3)。この結果、例えば、計算機15が備えるディスプレイ等の出力装置5(図2参照)には、各検査ルートと、その第1評価値および第2評価値とが対応付けられて表示されることとなる。このときの表示例を図9に示す。ここで、表示結果は数値に限定されず、例えば、その程度に応じてA,B,Cなどのように段階評価してもよいし、わかりやすく丸やバツなどの記号によって表されても良い。
オペレータは、これらの表示結果を参照することにより、そのときに求められている要求セキュリティレベルや渋滞率等に応じて最適な検査ルートを選択する。例えば、テロなどの予告等がされていた場合には、厳戒態勢で臨む必要があることから非常に厳しいセキュリティ検査が必要とされる。この場合には、オペレータは、例えば、検知率に関する第1評価値を参照し、最も検知率が高いことを示している検査ルート、即ち、本実施形態では、第3検査ルートR3を選択する。また、テロなどの予告等がなく、通常の検査を行う場合には、例えば、第1評価値と第2評価値とのバランスが取れた検査ルートR4を選択する。また、利用者数が通常よりも多く、迅速性が要求される場合には、遅延率が最も低いことを示している検査ルート、即ち、本実施形態では検査ルートR2を選択する。
このようにして、オペレータによりいずれかの検査ルートが選択されると、この検査ルートに沿ったセキュリティ検査が実施されることとなる。このセキュリティ検査の運用については、例えば、各検査器11、12、13に少なくとも一人の検査員をそれぞれ配置し、各検査器11、12、13における検査対象の検査結果に応じて次に進むべき検査器に誘導することが考えられる。
また、誘導に関する工程を全て電子化して、自動的に検査対象を検査ルートに沿って誘導させることとしてもよい。例えば、各検査器11、12、13に対して、個々の検査対象に与えられたID番号を読み取るためのID読取器、及び、各検査器における検査結果並びに検査結果に応じて次に進むべき検査器の情報を表示する表示部等を備える誘導装置を設置する。この場合、検査対象、例えば、利用者は自己を特定するためのIDカード等をID読取器に読ませることで、誘導装置に個人認証をさせた後、検査器を通過することでセキュリティ検査を受ける。このセキュリティ検査の結果は検査器から対応する誘導装置に送信され、このセキュリティ検査の結果に応じて次に進むべき検査器等の情報が表示部に表示される。これにより、利用者は次に進むべき検査器等を認識することができ、速やかにセキュリティ検査を受けることが可能となる。
以上、説明してきたように、本実施形態に係るセキュリティゲートシステム10によれば、要求されたセキュリティレベル若しくは渋滞率に応じて最適な検査ルートが決定され、決定された検査ルートに従って検査対象の検査が実施されるので、既存の検査器11、12、13等の配置を変更することなく、状況に応じた適切なセキュリティレベル(例えば、検知率や渋滞率)のセキュリティ検査を実施することが可能となる。
なお、上述した実施形態においては、各検査ルートにおける第1評価値及び第2評価値をオペレータに提示し、オペレータがこれらの結果に基づいて要求セキュリティレベルに応じた最適な検査ルートを選択することとしたが、これに代えて、検査ルートの選択工程についても計算機15によって自動的に行わせることとしてもよい(検査ルート選択部)。この場合には、要求されるセキュリティレベル及び/又は目標遅延率を入力情報として与えるとともに、複数の検査ルートの中から一つの検査ルートを選択するための選択プログラムを計算機15に与える必要がある。選択プログラムは、例えば、複数の検査ルートの中から要求セキュリティレベル等に応じて最適な検査ルートを選択するための条件等が記載されたものである。なお、この選択プログラムとしては、複数の選択肢の中から与えられた条件に最適なものを選択するための一般的な公知のプログラムを用いることが可能である。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明のセキュリティゲートシステムの構成を示した図である。 図1に示された計算機の構成を示した図である。 計算機が備える機能を展開して示した機能ブロック図である。 計算機によって実現される処理手順を示したフローチャートである。 検査ルート作成部により作成された検査ルートの一例を示した図である。 検査ルート作成部により作成された検査ルートの一例を示した図である。 検査ルート作成部により作成された検査ルートの一例を示した図である。 検査ルート作成部により作成された検査ルートの一例を示した図である。 評価部による評価結果の一例を示した図である。
符号の説明
10 セキュリティゲートシステム
11、12、13 セキュリティ検査装置
15 計算機
21 記憶部
22 検査ルート作成部
23 評価部

Claims (4)

  1. 複数のセキュリティ検査装置を備えるセキュリティゲートシステムであって、
    少なくとも一つの前記セキュリティ検査装置を通過する複数の検査ルートが作成され、
    作成された各検査ルートの検知率に関する第1評価値及び渋滞率に関する第2評価値が、各前記検査ルートに配置されている前記セキュリティ検査装置の検知率及び誤認率をパラメータとして、ベイズ理論を用いてそれぞれ算出され、
    算出された各前記検査ルートの前記第1評価値及び前記第2評価値に基づいて、いずれか一の前記検査ルートが選択され、
    選択された検査ルートに基づいた検査対象の検査を実施可能なセキュリティゲートシステム。
  2. 複数のセキュリティ検査装置を備えるセキュリティゲートシステムであって、
    計算機を備え、
    前記計算機は、
    少なくとも一つの前記セキュリティ検査装置を通過する複数の検査ルートを作成する検査ルート作成部と、
    前記検査ルート毎に、検知率に関する第1評価値及び渋滞率に関する第2評価値を、各前記検査ルートに配置されている前記セキュリティ検査装置の検知率及び誤認率をパラメータとして、ベイズ理論を用いてそれぞれ算出する評価部と
    を備え、
    前記評価部によって算出された各前記検査ルートの前記第1評価値及び前記第2評価値に基づいて、いずれか一の前記検査ルートが選択され、選択された検査ルートに基づいた検査対象の検査を実施可能なセキュリティゲートシステム。
  3. 前記評価部によって算出された各前記検査ルートの第1評価値及び第2評価値、並びに前記要求されるセキュリティレベル若しくは渋滞率に基づいていずれか一の前記検査ルートを選択する検査ルート選択部を更に備える請求項に記載のセキュリティゲートシステム。
  4. セキュリティ検査の運用時において、選択した前記検査ルートに従って前記検査対象を誘導する誘導手段を備える請求項1から請求項のいずれかに記載のセキュリティゲートシステム。
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