JP4957450B2 - マルチラジオ無線ネットワークを実施するシステムと方法 - Google Patents

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Description

本発明は、概して通信システムに関し、特にマルチラジオ(radio)無線ネットワークを実施するシステムと方法とに関する。
ブロードバンドネットワークサービスとボイスオーバーIP(VoIP)製品が成長・拡大を続けており、無線ネットワークの機能性に対する需要も同様である。この需要を満たすため、複数の基地局、中継局、アクセスポイント、またはコンタクトポイントを使用するネットワークが開発されつつある。実現しつつある技術の1つに802.16があり、WiMAXとして知られている。WiMAXはブロードバンド無線アクセスを提供するが、単一の基地局が広いエリア(理論的には31マイルまで)をカバーする。他の無線ネットワーク技術には、第3世代(3G)、3GPP(Third Generation Partnership Project)、及びWiFiとして知られる802.11がある。
エンドポイントがWiMAX等の無線ネットワークの便益を享有できるかは、十分強い信号を探してロックできるかどうかにかかっている。これは、基地局からの信号に干渉が生じるエリア(例えば、レンジの端にあるエリア、2つの基地局のカバレッジが重なるエリア、トンネルまたはビルの中のエリア)では困難であることが多い。1つの解決策は、基地局の送信パワーを上げることであり、他の解決策として基地局を追加することがある。しかし、これは望ましくない。運営コストが増加するし、戻りリンクへのアクセスが限られているからである。他の解決策として802.16jがある。これは、802.16標準規格の一部として、802.16jリレーワーキンググループにより開発されている。802.16jは、WiMAX基地局のサービスエリアを拡大し、及び/またはスループット能力を増大する基地局を実施する方法を提供する。中継局は戻りリンクを必要としないが、それは中継局が基地局とエンドポイントの両方と無線通信するからである。この種のネットワークは、マルチホップネットワークと呼ばれることもある。エンドポイントとハードワイヤード接続との間に2つ以上の無線接続があるからである。
明らかに、基地局及びエンドポイントの両方と無線通信するので、中継局が通信しなければならないデータ量は増加する。より具体的には、中継局は、無線接続を用いて、エンドポイントと基地局の間で同じデータを送受信する。無線ネットワーク中の中継局は、単一チャネルのみを使用して、エンドポイント、他の中継局、及び基地局との通信ニーズを満たすことが多い。このチャネルのキャパシティは有限であり、場合によっては中継局のセル内のトラフィック需要をサポートするには不十分である。
実施形態によると、マルチラジオ無線ネットワークを実施するシステムと方法が提供される。該システムと方法は、従来の方法とシステムの不利益と問題の少なくとも一部を大幅に低減または除去する。
一実施形態では、マルチラジオ無線ネットワークを実施するシステムは、中継局に無線結合された複数のエンドポイントを有する。そのシステムは、前記中継局に無線結合された基地局も有する。前記中継局は、第1のチャネルを使用して前記基地局と通信する第1の無線通信器を有する。また、第2のチャネルを使用して前記複数のエンドポイントと通信する第2の無線通信器も有する。前記中継局は、さらに、前記第1の無線通信器と前記第2の無線通信器とに結合した、前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間でデータを中継するプロセッサを含む。
実施形態によっては、前記第1の無線通信器は、第1のプリアンブルと第1のダウンリンク及びアップリンクマップとを有する第1のフレームを前記基地局から受信する。また、前記第2の無線通信器は、第2のプリアンブルと第2のダウンリンク及びアップリンクマップとを有する第2のフレームを前記複数のエンドポイントに送信する。前記複数のエンドポイントに送信される第2のフレームは前記基地局から受信する第1のフレームとは独立である。
実施形態によっては、前記第1の無線通信器はエンドポイント型の無線通信器であり、前記第2の無線通信器は基地局型の無線通信器であってもよい。ある実施形態では、前記無線ネットワークはIEEE802.16WiMAX無線ネットワークである。
他の実施形態では、マルチラジオ無線ネットワークを実施する方法は、基地局を中継局に無線結合する段階であって、前記中継局は第1のチャネルを有する第1の無線通信器を使用して前記基地局と通信する段階を含む。その方法は、複数のエンドポイントを前記中継局に無線結合する段階であって、前記中継局は第2のチャネルを有する第2の無線通信器を使用して前記複数のエンドポイントと通信する段階も含む。その方法は、さらに前記第1の無線通信器と前記第2の無線通信器とを用いて前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間でデータを中継する段階も含む。
ある実施形態の技術的な有利性には、異なる2つの型の無線通信器、すなわち基地局型無線通信器とエンドポイント型無線通信器とを使用することが含まれる。従って、既存タイプの無線通信器を使用してマルチラジオ中継局のコストを下げることができる。ある実施形態の他の技術的有利性は、一方の無線通信器が受信している間に他の無線通信器が送信できることである。従って、無線通信器が受信状態から送信状態に移行するのを待たなくても、データを1つの装置から次の装置に中継することができる。
他の技術的有利性は、以下の図面、詳細な説明、及び請求項から当業者には容易にあきらかになるであろう。さらに、具体的な有利性を列挙したが、様々な実施形態には、これをすべて含むもの、一部のみ含むもの、まったく含まないものがある。
図1は、一実施形態による、様々な通信ネットワークを含む通信システムを示す。通信システム100は複数のネットワーク110により構成されている。各ネットワーク110は、独立して、または他のネットワークとともに1つ以上のサービスを提供するように設計された様々な通信ネットワークである。例えば、ネットワーク110は、インターネットアクセス、オンラインゲーム、ファイル共有、ピア・ツー・ピアファイル共有(P2P)、ボイスオーバーIP(VoIP)、ビデオオーバーIP、またはネットワークにより一般的に提供されるその他の機能を提供する。ネットワーク110は、有線通信または無線通信のいずれかのための様々なプロトコルを用いてサービスを提供する。例えば、ネットワーク110aはWiMAXとして知られている802.16無線ネットワークを含み、基地局(例えば基地局120)と中継局(例えば中継局130)とを含む。ネットワーク110aは、802.16jを実施することにより中継局を使用してもよい。中継局を使用するWiMAXネットワークは、モバイルマルチホップ中継(MMR)ネットワークとも呼ばれている。
実施形態によっては、中継局130は複数の無線通信器(radio)を含むその各々に異なるチャネルを有することが望ましい。例えば、中継局130aは、エンドポイントにより使用されるものと同様の無線通信器(radio)を有する。このエンドポイントスタイル無線通信器(radio)を使用して、基地局120との間でデータを送受信する無線接続150dを確立する。基地局120との無線接続を確立するのに係わるルーチンは、一般的なエンドポイント(例えば、エンドポイント140c)が基地局120との無線接続を確立するのに使用するルーチンと同様である。中継局130aは他の無線通信器(radio)を有するが、それは基地局120が使用するものと同様である。この基地局スタイルの無線通信器(radio)を使用して、中継局130aとの間でデータを送受信しるために、エンドポイント140a、140b及び中継局130bとの無線接続150a、150b及び150eを確立する。エンドポイント140a、140b及び中継局130bとそれぞれ無線接続150a、150b及び150eを確立するためのルーチンは、一般的な基地局(例えば基地局120)がエンドポイント(例えばエンドポイント140c)との無線接続を確立するために使用するルーチンと同様である。各無線通信器(radio)により、他の基地局、中継局、及び/またはエンドポイントと異なるサブチャネルを用いていくつかの無線接続150を確立することができる。中継局130は基地局120と異なるチャネルを使用するので、ネットワーク110a中での無線資源を割り振り方の柔軟性が高まる。
通信システム100は4つのネットワーク110a−110dを含むが、「ネットワーク」という用語は、ウェブページ、電子メール、テキストチャット、ボイスオーバーIP(VoIP)、及びインスタントメッセージにより伝送される信号、データ、またはメッセージを含む信号、データ、及び/またはメッセージを伝送できる任意のネットワークであると解釈すべきである。ネットワーク110a−110dは、その範囲、大きさ、及び/または構成に応じて、LAN、WAN、MAN、PSTN、WiMAXネットワーク、インターネット等の地球規模のネットワーク、イントラネット、エクストラネット、その他の形式の無線または有線のネットワークとして実施されてもよい。
一般的に、ネットワーク110a、110c及び110dは、エンドポイント140及び/またはノード170の間のパケット、セル、フレーム、その他の情報の一部(以下、一般的にパケットと呼ぶ)の通信を提供する。ネットワーク110は、任意数の有線リンク160、無線接続150、ノード170及び/またはエンドポイント140、またはこれらの組合せを含み得る。例示と単純化を目的として、ネットワーク110aは少なくとも一部はWiMAXを介して実施されたMANであり、ネットワーク110bはPSTNであり、ネットワーク110cはLANであり、ネットワーク110dはWANである。
ネットワーク110a、110c及び110dはIPネットワークである。IPネットワークによるデータの送信は、そのデータをパケットに入れて、各パケットを1つ以上の通信経路に沿って選択された送り先に個別に送信することにより行われる。ネットワーク110bはPSTNであり、交換局、中央オフィス、移動電話交換オフィス、ページャ交換オフィス、リモート端末、及びその他の通信機器を含み、それらは世界中に配置されている。ネットワーク110dはゲートウェイを通じてネットワーク110bと結合されている。実施形態によっては、ゲートウェイはネットワーク110bまたは110dの一部であってもよい(例えば、ノード170eまたは170cがゲートウェイを含んでもよい)。ゲートウェイにより、PSTN110dは、ネットワーク110a、110c、110d等の非PSTNネットワークと通信することができる。
どのネットワーク110a、110c及び/または110dも、インターネットを含むがこれに限定はされない他のIPネットワークに結合していてもよい。IPネットワークは、データ送信に共通の方法を使用するので、信号は、異なるが相互接続されたIPネットワーク上にあるデバイス間で送信できる。他のIPネットワークに結合されているのに加えて、どのネットワーク110a、110c及び/または110dは、ゲートウェイ等のインターフェイスまたは構成要素を使用して、非IPネットワークに結合していてもよい。
ネットワーク110は、複数の有線リンク160、無線接続150、及びノード170を介して、相互に、及びその他のネットワークと接続されている。有線リンク160、無線接続150、及びノード170は、様々なネットワークを接続するだけでなく、エンドポイント140を相互に接続し、ネットワーク110に結合された他の構成要素またはそのネットワーク110の一部と接続する。ネットワーク110a−110dの相互接続により、エンドポイント140が相互にデータと制御信号を通信でき、任意の中間構成要素またはデバイスがデータと制御信号を通信できる。従って、エンドポイント140のユーザは、1つ以上のネットワーク110a−110dと結合した各ネットワーク構成要素間でデータと制御信号を送受信できる。
無線接続150は、例えばWiMAXによる2つの構成要素間の無線接続を表す。WiMAX基地局及び/または中継局の拡張レンジにより、ネットワーク110aは、比較的少数の有線リンクを用いても、MANに係る大きい地理的エリアをカバーすることができる。より具体的には、都市エリア周辺に基地局と複数の中継局130を適当に配置することにより、複数の中継局130は、無線接続150を使用して、都市エリア中の基地局120と無線エンドポイント140と通信し得る。基地局120は、有線接続160aにより、他の基地局、無線接続をできないネットワーク構成要素、及び/またはMANの外の他のネットワーク(例えば、ネットワーク110dまたはインターネット)と通信する。
ノード170は、例えば、ネットワーク構成要素、セッションボーダーコントローラ、ゲートキーパー、基地局、コンファレンスブリッジ、ルータ、ハブ、スイッチ、ゲートウェイ、エンドポイント、その他のハードウェア、ソフトウェア、通信システム100においてパケットの交換を可能とする任意数の通信プロトコルを実施する組み込みロジック等の任意の組合せである。例えば、ノード170aは、リンク160jを介して基地局120に、またリンク160aを介してネットワーク110dに有線接続された他の基地局を有する。基地局として、ノード170aは、様々な他の基地局、中継局、及び/またはエンドポイントとの無線接続を確立することができる。他の例として、ノード170eは、ゲートウェイを有する。これにより、ネットワーク110b(PSTNネットワーク)は、ネットワーク110d等の他の非PSTNネットワーク(IPネットワーク)からの通信を送受信することができる。ノード170eは、ゲートウェイとして、異なるネットワークにより使用される様々なプロトコル間の通信を変換する働きをする。
エンドポイント140及び/またはノード170は、ハードウェア、ソフトウェア、及び/またはユーザにデータまたはネットワークサービスを提供するロジック(encoded logic)を有する。例えば、エンドポイント140a−140cは、IP電話、コンピュータ、ビデオモニタ、カメラ、パーソナルデータアシスタント、携帯電話、その他のハードウェア、ソフトウェア、及び/またはネットワーク110を用いてパケット(またはフレーム)の通信をサポートするロジック(encoded logic)である。エンドポイント140は、無人または自動化されたシステム、ゲートウェイ、データ及び/または信号を送受信する他の中間構成要素またはその他のデバイスであってもよい。図1は具体的な数と構成のエンドポイント、接続、リンク、及びノードを示しているが、通信システム100はデータ通信用の任意の数または構成の構成要素を想定している。また、通信システム100の要素には、構成要素が集中したものや通信システム100にわたって分散したものが含まれ得る。
図2は無線ネットワーク200を示す。この無線ネットワーク200は、一実施形態による中継局230をより詳細に示したものである。別の実施形態では、無線ネットワーク200は、任意数の有線または無線ネットワーク、基地局、エンドポイント、中継局、及び/または有線あるいは無線接続を介してデータ及び/または信号の通信を促進または参加するその他の構成要素を有する。単純化のため、無線ネットワーク200は、ネットワーク205、基地局210、エンドポイント220、中継局230、240、250を含む。さらに、中継局230は、プロセッサ232、メモリモジュール234、無線通信器(radio)236、アンテナ238を含む。中継局230の構成要素は、協働して、無線ネットワーク200の中継局とエンドポイントの両方との無線接続の確立等である中継局機能を提供する。また、ネットワーク205は、図1を参照して説明した1つ以上のネットワークを含んでもよい。例えば、ネットワーク205はインターネット、LAN、WAN、MAN、PSTN、またはこれらの組合せを含む。
一部の実施形態では、無線ネットワーク200はツリーと類比することもできる。例えば、ネットワーク205はルートであり、エンドポイント220が使用する情報と資源(例えば、ウェブページ、VoIPサービス等)を含む。基地局210は幹であり、中継局230、240、250とエンドポイント220とにネットワーク205へのセキュアな戻りリンクを提供する。中継局230、240、250は枝であり、エンドポイントが基地局210に接続できるエリアを拡張する。エンドポイント220は葉であり、比較的多数あり、ルート(ネットワーク205)にアクセスするには枝(中継局)または幹(基地局)に接続する必要がある。
基地局210はWiMAX基地局であり、エンドポイント220fと中継局230、240、250とに無線接続を提供し、ネットワーク205に有線接続を提供する。これらの接続を通じて、基地局210は無線エンドポイントに様々な機能、便益、プログラム、有線接続の機能を提供できる。より具体的に、基地局210は、無線接続を介して、エンドポイント220fからあるデータ(例えば、ウェブページ)に対する要求を受信し、その要求をネットワーク205にルーティングする。ネットワーク205は、エンドポイント220fへの要求データを基地局210に返し、基地局210はその要求データを無線接続を介してエンドポイント220fに送る。同様の交換は無線ネットワーク200の他の構成要素間でも行われる。実施形態によっては、その交換はフレームを用いて行われる。フレームは、基地局210からのデータと信号を送信するために使用されるダウンリンクサブフレームと、基地局210に送信されたデータと信号を受信するために使用されるアップリンクサブフレームを含む。
明らかに、ネットワークが大きくなればなるほど、無線接続を効率的に実施するにはより多くのスケジューリングと調整(coordination)が必要となる。基地局210は、無線ネットワーク200の無線接続を調整する役割がある。より具体的には、実施形態によっては、基地局210は各フレームの最初にプリアンブルと、ダウンリンク及びアップリンクマップ(以下、「DL/ULマップ」と呼ぶ)とをブロードキャストする。プリアンブルとDL/ULマップにより、エンドポイント220と中継局230、240、250は基地局210と同期でき、エンドポイント220と中継局230、240、250の各々にそれらが基地局210との通信にどのチャネルを使用するかに関する情報を提供する。中継局230、240、250は、同様に、自分のプリアンブルとDL/ULマップとを送信し、それに接続されているエンドポイント220と同期する。単一チャネルを用いる典型的なWiMAX環境では、基地局はダウンリンクサブフレーム内に、中継局がそのプリアンブルとDL/ULマップとを送信する余地を残さねばならない。複数の中継局を含む大きなネットワークでは、これにより、基地局が中継局に送信できるデータ量が制限され、ダウンリンクサブフレーム内に各々がプリアンブルとDL/ULマップとを送信するためのスロットを確保(schedule)するために大きなオーバーヘッドが発生する。しかし、中継局230、240、250は、複数の無線通信器(radio)を使用するので、自分のプリアンブル及びDL/ULマップを基地局210のプリアンブル及びDL/ULマップと調整する必要はない。例えば、中継局230の無線通信器236aは1つのチャネル(例えば、基地局210により使用されるチャネル)を使用し、無線通信器236bはそれとは異なるチャネル(例えば、エンドポイント220aにより使用されるチャネル)を使用する。基地局210とは異なるチャネルで中継局230にそのプリアンブル及びDL/ULマップを送信させることにより、中継局230はその都合がよい時に、そのプリアンブル及びDL/ULマップを送信することができ、基地局210のプリアンブル及びDL/ULマップと調整する必要はなくなる。これにより、スケジューリングのオーバーヘッドが減少し、基地局210のスループットが増加し、一般的に、基地局210と中継局230、240、250がエンドポイント220と通信する際の柔軟性が高くなる。これが可能となるのは、異なるチャネルを使用することにより、基地局210と中継局230、240、250との間の干渉が無くなり、中継局230がそのプリアンブル及びDL/ULマップを送信するスロットを基地局210が確保(schedule)及び/または提供しなくてもよいからである。別の実施形態では、基地局210は、中継局230のためのスロットを確保しないが、その理由は、基地局210の観点から、中継局230はエンドポイントであり、プリアンブルとDL/ULマップをブロードキャストする必要がないからである。
ここで、中継局230の様々な構成要素について、より詳細に説明しておく。最初にプロセッサ232を説明する。留意しておくが、中継局230の構成要素のみを図示したが、中継局240、250も同様の構成要素を有し、同様の機能を提供する。プロセッサ232は、マイクロプロセッサ、コントローラ、またはその他の好適な計算デバイス、資源、またはハードウェア、ソフトウェア、ロジック(encoded logic)の組合せである。このロジックは、単独で、または中継局230の他のメモリモジュール234等の構成要素と組み合わされて中継局230の機能を提供するものである。かかる機能はここで説明する様々な無線機能をエンドポイントや基地局(例えば、エンドポイント220a、220b、または基地局210)に提供することを含む。プロセッサ232を使用して、基地局210とエンドポイント220a、220bとの無線接続を確立し、及び例えば基地局210とエンドポイント220aの間で送信されたデータの必要な操作を実行する。
メモリモジュール234は、任意の形式の揮発性または不揮発性のメモリであり、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、リムーバブル媒体、その他の好適なローカルまたはリモートのメモリコンポーネントが含まれるが、これらに限定されない。メモリモジュール234は、中継局230により利用される、ソフトウェアとロジック(encoded logic)を含むデータまたは情報を記憶できる。一部の実施形態では、メモリモジュール234は、中継局230がエンドポイント220との通信に使用する補助チャネルに関する情報を記憶している。メモリモジュール234は、エンドポイント、基地局、及び/または中継局にデータをいかにルーティングするか決定するためのリスト、データベース、またはその他のデータ構成も有している。例えば、一実施形態では、(メッシュ構造ではなく)ツリー構造を使用して、基地局からエンドポイントへのデータのルーティングを行う。より具体的には、基地局210からエンドポイント220bへの経路が知られていると、この経路またはその一部がメモリモジュール234に格納される。
無線通信器(radio)236はアンテナ238またはその一部に結合されている。無線通信器236は、他の基地局、中継局、及び/またはエンドポイントに無線接続を介して送信すべきデジタルデータを、例えばプロセッサ232から受信する。各無線通信器236には、データの送受信に使用されるチャネルが割り当てられている。このチャネルは、デジタルデータを適当なチャネル、周波数、帯域パラメータを有する無線通信信号に変換してから使用される。チャネルパラメータは、基地局210により予め決定されてもよいし、プロセッサ232とメモリ234の組合せにより決定されてもよい。各無線通信器236からの無線通信信号は、アンテナ238を介して受け手(例えば、基地局210)に送信される。例えば、プロセッサ232が無線通信器236bを介してエンドポイント220bから受信したデータを処理すると、そのデータは無線通信器236aを介して基地局210に送信される。2つの異なる無線通信器(radio)を使用するので、エンドポイント220bからのデータの受信とその基地局210への送信との間の遅延は、少なくとも単一の無線通信器の中継局がデータ受信からデータ送信に移行するために要する時間だけ減少する。
中継局230の2つの無線通信器は、異なるチャネルが割り当てられているだけでなく、異なるタイプの無線通信器であってもよい。より具体的には、無線通信器236aは基地局210との通信に使用するエンドポイント型の無線通信器であり、無線通信器236bは、エンドポイント220a、220bとの通信に使用する基地局型の無線通信器であってもよい。よって、中継局230は、エンドポイント220bからは基地局に見え、基地局210からはエンドポイントに見える。これにより、無線ネットワーク200は、エンドポイントがデータを送受信する方法を変更せずに、複数の無線通信器を用いて、中継局230を組み込むことができる。実施形態によっては、無線通信器236aに使用されるエンドポイント型の無線通信器及び/または無線通信器236bに使用される基地局型の無線通信器は、従来のエンドポイント型無線通信器または基地局型無線通信器から少し変更されていてもよい。例えば、無線通信器236aは、エンドポイント型無線通信器であり、パワーを大きくして中継局230を配置する基地局210からの距離を大きくしてもよい。他の例として、無線通信器236bは、基地局型無線通信器であり、パワーを下げて、動作している中継局230のコストとパワー消費を下げてもよい。
アンテナ238は、データ及び/または信号をむせんで送受信できる任意タイプのアンテナである。実施形態によっては、アンテナ238は、1つ以上の無指向性アンテナ、セクターアンテナ、またはパネルアンテナであり、2GHzと66GHzの間の無線通信信号を送受信できるものである。無指向性アンテナを使用すると任意の方向の無線通信信号を送受信でき、セクターアンテナを使用するとあるエリア内の装置からの無線通信信号を送受信でき、パネルアンテナはほぼ直線上の無線通信信号を送受信するのに使用する視野方向アンテナである。
エンドポイント220は、基地局210または中継局230、240、250との間でデータ及び/または信号を送受信できる任意タイプの無線エンドポイントである。エンドポイント220のタイプとしては、デスクトップコンピュータ、PDA、携帯電話、ラップトップ、及び/またはVoIP電話がある。
これらの構成要素がどのように協働して実施形態の機能を提供するかを例示するため、中継局230の構成要素を一例に則して説明する。この例では、仮定として、中継局230が最初に起動されるとき、基地局210はすでにインストールされ、起動されているものとする。よって、中継局230は、最初に起動されるとき、エンドポイント220fがネットワークエントリーを初期化するやり方と同様のやり方でネットワークエントリーを初期化する。より具体的には、中継局230はエンドポイント型無線通信器236aを使用して、アンテナ238を介して、適当なエンドポイントシグナル(signaling)を送信して、基地局210におけるネットワークエントリーを初期化する。これは、基地局210がそれに直接接続されている他のすべての構成要素と通信するときに使用するのと同じチャネルを用いて行う。単純化のため、基地局210と中継局230との間の通信に使用されるチャネルは、主チャネルと呼ぶ。
中継局230が基地局210における初期化を完了すると、プロセッサ232は副チャネルを要求する。副チャネルは主チャネルとは異なるものである(例えば、中央周波数と帯域幅が異なる)。実施形態によっては、中継局230は、基地局210に主チャネルにより要求を送信することにより、副チャネルを要求してもよい。実施形態によっては、中継局230は、メモリ234に記憶された副チャネルの所定のチャネル情報をロードすることにより、メモリ234に副チャネルを要求してもよい。
基地局型無線通信器236bは、副チャネルを使用してエンドポイント220a、220bと通信してもよい。よって、エンドポイント220a、220bには中継局230は基地局に見える。これにより、エンドポイント220a、220bは、エンドポイント220と中継局230との間のシグナル(signaling)やエンドポイント220のデータの送受信方法を修正しなくても、中継局230と通信することができる。
プロセッサ232は、基地局型無線通信器236bの適当なチャネル情報を受信すると、接続されるエンドポイントに対するプリアンブルとDL/ULマップを生成する。中継局230は、エンドポイント220aと220bには基地局として見えるので、プロセッサ232により生成されるプリアンブルとDL/ULマップは、基地局により生成されるプリアンブルとDL/ULマップと同様の機能を有するものである。さらに、基地局型無線通信器236bはエンドポイント型無線通信器236aと異なるチャネルで動作しているので、プロセッサ232は、プリアンブルとDL/ULマップを生成し、中継装置に最も有利な時に、副チャネルによりそれを送信する。より具体的に、中継局230は、そのプリアンブルとDL/ULマップを送信するために、基地局210を待ったり、基地局210との調整をしたりしなくてもよい。
エンドポイント220aと220bは、基地局210により送信されたプリアンブルとDL/ULマップのように、中継局230により送信されたプリアンブルとDL/ULマップを使用して中継局230と同期を取る。プリアンブルとDL/ULマップは、エンドポイント220が自分の無線通信器を適当なチャネルに設定して他のエンドポイントとの干渉を回避する情報を含んでいる。一旦同期すると、エンドポイント220aと220bは、中継局230と、それが基地局であるかのように、通信することができる。より具体的には、中継局230に送信される帯域要求は、基地局(基地局210等)に送信される帯域要求と同様である。エンドポイント220aと220bからの通信(例えば、シグナルまたはデータ)はアンテナ238により受信され、無線通信器236bに送られ、無線通信信号からプロセッサ232により処理できるデジタル信号に変換される。プロセッサ232は、ルーティング情報の一部を編集し、それから無線通信器236aにデジタルデータを送り、無線通信信号に変換させ、アンテナ238を介して基地局210に送信する。逆ではあるが、同様のトランザクションが基地局210からエンドポイント220aまたは220bの1つに送信されるデータに対して行われる。
中継局230は異なるチャネルを利用する2つの無線通信器を含むので、中継局230がデータを最初に受信し、それを送信するまでの遅延は短い。より具体的には、2つの別々の無線通信器を使用することにより、単一無線通信器の中継局がエンドポイントからデータを受信してから基地局へデータを送信するまでに無線通信器を移行を試みる際の単一無線通信器の中継局の遅延を無くすことができる。さらに、2つの異なるチャネルを使用することにより、中継局230は、エンドポイント220aと220bとの間のデータバーストをスケジュールするときの柔軟性が高くなる。より具体的には、プロセッサ232は、基地局210により割り当てられたスロットに限定されるのとは対照的に、中継局230がそのプリアンブルとDL/ULマップを送信する最も良いタイミングを決定する。
場合によっては、ユニークなチャネルを各中継局に割り当てるために利用できるだけ十分なチャネルがないこともある。かかる場合、基地局210と1つ以上の中継局230、240、250は共通のチャネルを使用する。そうするとき、基地局210は、そのダウンリンクサブフレームとアップリンクサブフレームとを2つのゾーンに分割してもよい。より具体的には、ダウンリンクサブフレームは、基地局210がデータを送信するのに使用する第1のゾーンと、中継局230、240、250がデータを送信するのに使用する第2のゾーンを含む。同様に、アップリンクサブフレームは、基地局210がデータを受信するのに使用する第3のゾーンと、中継局230、240、250がデータを受信するのに使用する第4のゾーンを含む。さらに、基地局210により使用される第1のゾーンと第3のゾーンは、隣接していないサブキャリア置換をしたPUSC(partial usage of subchannel)ゾーンであり、中継局230、240、250により使用される第2のゾーンと第4のゾーンは、隣接したサブキャリア置換をしたAMC(adaptive modulation coding)ゾーンであってもよい。
第1のゾーンと第2のゾーンは異なってもよいので(例えば、PUSCとAMC)、基地局210が、フレームの始めに送るDL/ULマップにゾーン切り換え情報要素(IE)を含めることが望ましい。例えば、ゾーン切り換えIEは、スペース・タイム・コーディング(STC)/DL_ゾーンスイッチIEまたはアップリンクゾーンスイッチIEを含む。ゾーンスイッチIEは、中継局230、240、250に、それに割り当てられたゾーンに関して命令する。ある実施形態では、基地局210のDL/ULマップに担われたゾーンスイッチIEは、中継局230、240、250とエンドポイント220fにのみ意味を持ち、エンドポイント220a−220eに対しては意味を持たない。これらは中継装置230、240または250と接続を確立しているからである。さらに、ある実施形態では、中継局230、240、250は、それぞれのエンドポイントに送信するDL/ULマップにおいてゾーンスイッチIEを繰り返す必要はない。ある実施形態では、各サブゾーンが隣接サブキャリアを含むことが望ましい。実施形態によっては、隣接サブキャリア置換を使用して、中継局が共有する第2のゾーンと第4のゾーンのサブキャリア割り当てを示す。
2つ以上の中継局が第2のゾーンと第4のゾーンを共有するとき、第2のゾーンと第4のゾーンは複数のサブゾーンを有し、各サブゾーンは異なる中継局と関連付けられる。各中継局は、サブゾーンを使用してそれに接続された任意のエンドポイントと通信する。より具体的には、中継局240は、中継局250とは別のサブゾーンに割り当てられ、それにより中継局240と250は互いに独立に動作することができる。さらに、各中継局は、自分のサブゾーンにおける置換を使用して、そのサービス下にあるエンドポイントと通信する。例えば、中継局250は、そのフレームの始めにおいてPUSC置換を使用してそのプリアンブルを送信することができる。さらに、各中継局は、そのサブゾーンをそれに接続された各エンドポイントのための別々のサブチャネルに分割してもよい。例えば、第1のゾーンと第3のゾーンで基地局210により使用されるチャネルは、第2のゾーンと第4のゾーンで中継局250により使用されるチャネルと比較して、チャネル帯域幅が大きく、中心周波数が異なる。
このように、いくつもの異なる実施形態と機能を説明した。ある実施形態では、動作的な必要性及び/または構成要素の制約に応じて、これらの機能のうちの2つ以上のものを組み合わせてもよい。これにより、無線ネットワーク200は、様々な組織やユーザのニーズに非常に適合する。例えば、ある実施形態では、いくつかの基地局を使用して都市エリアでの無線アクセスを提供し、または単一の基地局をいくつかの中継局と使用して必要なカバレッジ(coverage)を提供する。
図3は、一実施形態によるマルチ無線通信器無線ネットワークを実施する方法を示す。図示した方法により、なかんずく、中継局は1つの無線通信器を用いて基地局と通信し、別の無線通信器を用いていくつかのエンドポイントと通信できる。中継局は異なる無線通信器を使用するので、異なるチャネルを使用することができる。異なる無線通信器と異なるチャネルを使用することにより、基地局が利用できる帯域幅が大きくなり、中継局がそのプリアンブルとDL/ULマップを送信するスロットをスケジューリングするオーバーヘッドが減少し、中継局のそれに接続されたエンドポイントとの通信がより柔軟になる。
本方法の開始において、ステップ310において、基地局が第1のチャネルを介して中継局に無線結合される。中継局は、2つの無線通信器、すなわち第1の無線通信器と第2の無線通信器とを有する。2つの無線通信器は、自分のチャネルを用いて他方とは独立に、それぞれ通信することができる。基地局を中継局に結合する際、中継局は、それの第1のチャネルで第1の無線通信器を使用する。第1のチャネルを用いて、基地局と中継局は互いにデータとシグナル(signaling)情報を送信する。例えば、実施形態によっては、中継器は、第1のチャネルを使用して、基地局に第2のチャネルのチャネルパラメータに関する情報に対する要求を送信する。その第2のチャネルは、中継局の第2の無線通信器で使用するものである。同様に、基地局は、第1のチャネルを使用して、要求されたチャネルパラメータを返信する。他の例として、中継局と基地局が無線結合されると、中継局は、第1のチャネルを介して、基地局からデータのフレームを受信し始める。各フレームは、プリアンブルとDL/ULマップで始まり、これらを使用して2つの装置を同期させる。
本方法の次のステップは、ステップ320であり、中継局が第2のチャネルのパラメータを決定する。ある実施形態では、中継局は、上記の通り基地局から受信した情報を用いて、第2のチャネルのパラメータを決定する。実施形態によっては、中継局は、第2のチャネルのパラメータを決定するのに必要な情報を内部に記憶して有していてもよい。例えば、中継局には、第2のチャネルのパラメータを決定するのに必要な情報が事前設定されている。
第2のチャネルのパラメータは、その中継局の第2の無線通信器を設定する際に使用される。ステップ330において、1つ以上のエンドポイントが第2のチャネルを介して中継局に結合される。第1のチャネルと同様に、第2のチャネルを使用して、エンドポイントと中継局間でデータとシグナルを無線通信する。例えば、中継局はエンドポイントに自分のプリアンブルとDL/ULマップを送信して、エンドポイントがその中継局と同期できるようにする。エンドポイントは2つ以上あることもあるので、中継局は第2のチャネルをエンドポイントの数だけのサブチャネルに分割して、各エンドポイントにサブチャネルを割り当てる。各エンドポイントが使用できるサブチャネルに関する情報は、中継局により第2のチャネルを介して送信されるプリアンブルとDL/ULマップ内に含まれる。
ある実施形態では、中継局が使用する2つの無線通信器は別のものである。より具体的には、基地局との通信に使用される第1の無線通信器はエンドポイント型の無線通信器であり、エンドポイントとの通信に使用される第2の無線通信器は基地局型の無線通信器である。これにより、中継局は、それがエンドポイントであるかのように基地局と通信でき、その中継局が基地局であるかのようにエンドポイントと通信できる。2つの無線通信器は別のものであり、それに付随するチャネルは異なるので、基地局がそのプリアンブルとDL/ULマップを送信するときとは独立に、中継局はそのプリアンブルとDL/ULマップを送信することができる。
中継局は、一旦基地局とエンドポイントとの両方に無線結合されると、基地局から送信されたデータを適当なエンドポイントに中継でき、エンドポイントのどれかからのデータを基地局に中継できる。これはステップ340で行われる。ある実施形態では、これは、例えば、第1のチャネルを介して基地局からデータを受信し、処理されるまでそのデータをバッファし、第2のチャネルを介して適当なエンドポイントに送信することを含む。中継局は2つの異なるチャネルを使用する異なる無線通信器を有するので、データは一方の無線通信器から他方の無線通信器にすばやく送られ、単一無線通信器の中継局で必要となるように無線通信器が受信状態から送信状態に変わるのを待つ必要はない。
図3に示したステップのいくつかは、組み合わせても、修正しても、削除してもよいし、必要に応じて、付加的ステップをフローチャートに追加してもよい。また、ステップは、本発明の範囲から逸脱することなく、好適ないかなる順序で実行することもできる。
様々な実施と特徴(feature)を複数の実施形態を参照して説明したが、言うまでもなく、動作的な必要性と希望に応じて、かかる実施と機能は様々な実施形態において組み合わせることもできる。例えば、ある図(例えば、図2)を参照して説明した特徴と機能を、他の図(例えば、図1)を参照して説明した特徴と機能に関連して使用してもよい。
具体的に実施形態を詳細に説明したが、言うまでもなく、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、様々な変更、挿入、改変をすることができる。例えば、通信システム100に含まれたエンドポイント、基地局、及び中継局等の要素を参照して実施形態を説明したが、具体的なルーティングアーキテクチャやニーズに合わせるために、これらの要素を結合、再配置、または位置決めしてもよい。また、これらの要素は、通信システム100または(場合によっては)互いに外部の構成要素として設けてもよい。本発明は、これらの要素の構成は非常に柔軟であり、その内部構成要素も非常に柔軟である。
他の多数の変更、挿入、変形、改変、修正が本技術分野の当業者により解明されるかも知れないが、本発明は、かかる変更、挿入、変形、改変、修正が添付した特許請求の範囲の精神と範囲に入るものとして含むものである。
なお、本発明のいくつかの態様を整理すると以下の通りである。
(付記1)
マルチラジオ無線ネットワークを実施するシステムであって、
中継局に無線結合された複数のエンドポイントと、
前記中継局に無線結合された基地局とを有し、
前記中継局は、
第1のチャネルを使用して前記基地局と通信する第1の無線通信器と、
第2のチャネルを使用して前記複数のエンドポイントと通信する第2の無線通信器と、
前記第1の無線通信器と前記第2の無線通信器とに結合した、前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間でデータを中継するプロセッサとを有するシステム。
(付記2)
前記第1の無線通信器は、第1のプリアンブルと第1のダウンリンク及びアップリンクマップとを有する第1のフレームを前記基地局から受信し、
前記第2の無線通信器は、第2のプリアンブルと第2のダウンリンク及びアップリンクマップとを有する第2のフレームを前記複数のエンドポイントに送信し、
前記複数のエンドポイントに送信される第2のフレームは前記基地局から受信する第1のフレームとは独立である、付記1に記載のシステム。
(付記3)
前記第1の無線通信器はエンドポイント型の無線通信器であり、前記第2の無線通信器は基地局型の無線通信器である、付記1に記載のシステム。
(付記4)
前記無線ネットワークはIEEE802.16WiMAX無線ネットワークである、付記1に記載のシステム。
(付記5)
前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間でデータを中継する前記プロセッサは、
前記基地局と前記複数のエンドポイントとから前記データを受信し、
前記基地局と前記複数のエンドポイントからのデータをバッファし、
前記基地局と前記複数のエンドポイントからのデータを処理し、
前記処理したデータを前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間で中継する、付記1に記載のシステム。
(付記6)
前記第1の無線通信器は前記第2のチャネルの少なくとも1つのパラメータに対する要求を前記基地局に送信する、付記1に記載のシステム。
(付記7)
前記プロセッサは前記第2のチャネルの少なくとも1つのパラメータを決定する、付記1に記載のシステム。
(付記8)
前記第2のチャネルは前記第1のチャネルのサブチャネルを有する、付記1に記載のシステム。
(付記9)
前記第1のチャネルと前記第2のチャネルは、前記第1のチャネルとして前記基地局により使用される第1のゾーンと、前記第2のチャネルとして前記中継局により使用される第2のゾーンとの間の境界をマークするゾーン切り換え情報要素により分離された、付記8に記載のシステム。
(付記10)
マルチラジオ無線ネットワークを実施する方法であって、
基地局を中継局に無線結合する段階であって、前記中継局は第1のチャネルを有する第1の無線通信器を使用して前記基地局と通信する段階と、
複数のエンドポイントを前記中継局に無線結合する段階であって、前記中継局は第2のチャネルを有する第2の無線通信器を使用して前記複数のエンドポイントと通信する段階と、
前記第1の無線通信器と前記第2の無線通信器とを用いて前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間でデータを中継する段階とを有する方法。
(付記11)
前記基地局から第1のフレームを受信する段階であって、前記第1のフレームは第1のプリアンブルと第1のダウンリンク及びアップリンクマップとを有する段階と、
前記複数のエンドポイントに第2のフレームを送信する段階であって、前記第2のフレームは第2のプリアンブルと第2のダウンリンクとを有し、前記複数のエンドポイントに送信される前記第2のフレームは前記基地局から受信した前記第1のフレームとは独立である段階とをさらに有する、付記10に記載の方法。
(付記12)
前記第1の無線通信器はエンドポイント型の無線通信器であり、前記第2の無線通信器は基地局型の無線通信器である、付記10に記載の方法。
(付記13)
前記無線ネットワークはIEEE802.16WiMAX無線ネットワークである、付記10に記載の方法。
(付記14)
前記第1の無線通信器と前記第2の無線通信器とを用いて前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間でデータを中継する段階は、
前記基地局と前記複数のエンドポイントとから前記データを受信する段階と、
前記基地局と前記複数のエンドポイントからのデータをバッファする段階と、
前記基地局と前記複数のエンドポイントからのデータを処理する段階と、
前記処理したデータを前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間で中継する段階とをさらに有する、付記10に記載の方法。
(付記15)
前記第2のチャネルの少なくとも1つのパラメータに対する要求を前記基地局に送信する段階をさらに有する、付記10に記載の方法。
(付記16)
前記第2のチャネルの少なくとも1つのパラメータを決定する段階をさらに有する、付記10に記載の方法。
(付記17)
前記第2のチャネルは前記第1のチャネルのサブチャネルを有する、付記10に記載の方法。
(付記18)
前記第1のチャネルと前記第2のチャネルは、前記第1のチャネルとして前記基地局により使用される第1のゾーンと、前記第2のチャネルとして前記中継局により使用される第2のゾーンとの間の境界をマークするゾーン切り換え情報要素により分離された、付記17に記載の方法。
(付記19)
コンピュータにマルチラジオ無線ネットワークを実施する方法を実行させるコンピュータプログラムであって、前記コンピュータに、
基地局を中継局に無線結合する段階であって、前記中継局は第1のチャネルを有する第1の無線通信器を使用して前記基地局と通信する段階と、
複数のエンドポイントを前記中継局に無線結合する段階であって、前記中継局は第2のチャネルを有する第2の無線通信器を使用して前記複数のエンドポイントと通信する段階と、
前記第1の無線通信器と前記第2の無線通信器とを用いて前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間でデータを中継する段階とを実行させるコンピュータプログラム。
(付記20)
前記コンピュータに、
前記基地局から第1のフレームを受信する段階であって、前記第1のフレームは第1のプリアンブルと第1のダウンリンク及びアップリンクマップとを有する段階と、
前記複数のエンドポイントに第2のフレームを送信する段階であって、前記第2のフレームは第2のプリアンブルと第2のダウンリンクとを有し、前記複数のエンドポイントに送信される前記第2のフレームは前記基地局から受信した前記第1のフレームとは独立である段階とをさらに実行させる、付記19に記載のコンピュータプログラム。
(付記21)
前記第1の無線通信器はエンドポイント型の無線通信器であり、前記第2の無線通信器は基地局型の無線通信器である、付記19に記載のコンピュータプログラム。
(付記22)
前記無線ネットワークはIEEE802.16WiMAX無線ネットワークである、付記19に記載のコンピュータプログラム。
(付記23)
前記第1の無線通信器と前記第2の無線通信器とを用いて前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間でデータを中継する段階は、前記コンピュータに、
前記基地局と前記複数のエンドポイントとから前記データを受信する段階と、
前記基地局と前記複数のエンドポイントからのデータをバッファする段階と、
前記基地局と前記複数のエンドポイントからのデータを処理する段階と、
前記処理したデータを前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間で中継する段階とをさらに実行させる、付記19に記載のコンピュータプログラム。
(付記24)
前記コンピュータに、
前記第2のチャネルの少なくとも1つのパラメータに対する要求を前記基地局に送信する段階をさらに実行させる、付記19に記載のコンピュータプログラム。
(付記25)
前記コンピュータに、
前記第2のチャネルの少なくとも1つのパラメータを決定する段階をさらに有する、付記19に記載のコンピュータプログラム。
(付記26)
前記第2のチャネルは前記第1のチャネルのサブチャネルを有する、付記19に記載のコンピュータプログラム。
(付記27)
前記第1のチャネルと前記第2のチャネルは、前記第1のチャネルとして前記基地局により使用される第1のゾーンと、前記第2のチャネルとして前記中継局により使用される第2のゾーンとの間の境界をマークするゾーン切り換え情報要素により分離された、付記26に記載のコンピュータプログラム。
(付記28)
マルチラジオ無線ネットワークを実施するシステムであって、
基地局を中継局に無線結合する手段であって、前記中継局は第1のチャネルを有する第1の無線通信器を使用して前記基地局と通信する手段と、
複数のエンドポイントを前記中継局に無線結合する手段であって、前記中継局は第2のチャネルを有する第2の無線通信器を使用して前記複数のエンドポイントと通信する手段と、
前記第1の無線通信器と前記第2の無線通信器とを用いて前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間でデータを中継する手段とを有するシステム。
(付記29)
マルチラジオ無線ネットワーク中継局であって、
第1のチャネルを使用して基地局と通信する第1の無線通信器と、
第2のチャネルを使用して複数のエンドポイントと通信する第2の無線通信器と、
前記第1の無線通信器と前記第2の無線通信器とに結合した、前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間でデータを中継するプロセッサとを有する中継局。
一実施形態による、様々な通信ネットワークを含む通信システムを示す概略図である。 一実施形態による、中継局を詳細に示した無線ネットワークを示す概略図である。 一実施形態による、マルチ無線通信(radio)ワイヤレスネットワークを実施する方法を示すフローチャートである。
符号の説明
100 通信システム
110 ネットワーク
120 基地局
130 中継局
140 エンドポイント
150 無線接続
160 有線リンク
170 ノード
200 無線ネットワーク
205 ネットワーク
210 基地局
220 エンドポイント
230、240、250 中継局
232 プロセッサ
234 メモリモジュール
236 無線通信器
238 アンテナ

Claims (10)

  1. マルチラジオ無線ネットワークを実施するシステムであって、
    中継局に無線結合された複数のエンドポイントと、
    前記中継局に無線結合された基地局とを有し、
    前記中継局は、
    第1のチャネルを使用して前記基地局と通信する第1の無線通信器と、
    第2のチャネルを使用して前記複数のエンドポイントと通信する第2の無線通信器と、
    前記第1の無線通信器と前記第2の無線通信器とに結合した、前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間でデータを中継するプロセッサとを有し、
    前記第1の無線通信器は、第1のプリアンブルと第1のダウンリンク及びアップリンクマップとを有する第1のフレームを前記基地局から受信し、
    前記第2の無線通信器は、第2のプリアンブルと第2のダウンリンク及びアップリンクマップとを有する第2のフレームを前記複数のエンドポイントに送信し、
    前記複数のエンドポイントに送信される第2のフレームは前記基地局から受信する第1のフレームとは独立であり、
    前記第2のチャネルは前記第1のチャネルのサブチャネルを有し、前記第1のチャネルと前記第2のチャネルは、前記第1のチャネルとして前記基地局により使用される第1のゾーンと、前記第2のチャネルとして前記中継局により使用される第2のゾーンとの間の境界をマークするゾーン切り換え情報要素により分離されているシステム。
  2. 前記第1の無線通信器はエンドポイント型の無線通信器であり、前記第2の無線通信器は基地局型の無線通信器である、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記無線ネットワークはIEEE802.16WiMAX無線ネットワークである、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間でデータを中継する前記プロセッサは、
    前記基地局と前記複数のエンドポイントとから前記データを受信し、
    前記基地局と前記複数のエンドポイントからのデータをバッファし、
    前記基地局と前記複数のエンドポイントからのデータを処理し、
    前記処理したデータを前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間で中継する、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記第1の無線通信器は前記第2のチャネルの少なくとも1つのパラメータに対する要求を前記基地局に送信する、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記プロセッサは前記第2のチャネルの少なくとも1つのパラメータを決定する、請求項1に記載のシステム。
  7. マルチラジオ無線ネットワークを実施する方法であって、
    基地局を中継局に無線結合する段階であって、前記中継局は第1のチャネルを有する第1の無線通信器を使用して前記基地局と通信する段階と、
    複数のエンドポイントを前記中継局に無線結合する段階であって、前記中継局は第2のチャネルを有する第2の無線通信器を使用して前記複数のエンドポイントと通信する段階と、
    前記第1の無線通信器と前記第2の無線通信器とを用いて前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間でデータを中継する段階とを有し、
    前記中継局において、第1のプリアンブルと第1のダウンリンク及びアップリンクマップとを有する第1のフレームを前記基地局から受信し、
    前記中継局において、前記中継局において器は、第2のプリアンブルと第2のダウンリンク及びアップリンクマップとを有する第2のフレームを前記複数のエンドポイントに送信し、
    前記複数のエンドポイントに送信される前記第2のフレームを前記基地局から受信する前記第1のフレームとは独立に設定し、
    前記第2のチャネルに前記第1のチャネルのサブチャネルを含め、前記第1のチャネルと前記第2のチャネルを、前記第1のチャネルとして前記基地局により使用される第1のゾーンと、前記第2のチャネルとして前記中継局により使用される第2のゾーンとの間の境界をマークするゾーン切り換え情報要素により分離する段階
    をさらに含む方法。
  8. コンピュータにマルチラジオ無線ネットワークを実施する方法を実行させるコンピュータプログラムであって、前記コンピュータに、
    基地局を中継局に無線結合する段階であって、前記中継局は第1のチャネルを有する第1の無線通信器を使用して前記基地局と通信する段階と、
    複数のエンドポイントを前記中継局に無線結合する段階であって、前記中継局は第2のチャネルを有する第2の無線通信器を使用して前記複数のエンドポイントと通信する段階と、
    前記第1の無線通信器と前記第2の無線通信器とを用いて前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間でデータを中継する段階とを実行させ、
    前記中継局において、第1のプリアンブルと第1のダウンリンク及びアップリンクマップとを有する第1のフレームを前記基地局から受信させ、
    前記中継局において、第2のプリアンブルと第2のダウンリンク及びアップリンクマップとを有する第2のフレームを前記複数のエンドポイントに送信させ、
    前記複数のエンドポイントに送信される前記第2のフレームを前記基地局から受信する前記第1のフレームとは独立に設定させ、
    前記第2のチャネルに前記第1のチャネルのサブチャネルを含め、前記第1のチャネルと前記第2のチャネルを、前記第1のチャネルとして前記基地局により使用される第1のゾーンと、前記第2のチャネルとして前記中継局により使用される第2のゾーンとの間の境界をマークするゾーン切り換え情報要素により分離させる段階
    をさらに実行させるコンピュータプログラム。
  9. マルチラジオ無線ネットワークを実施するシステムであって、
    基地局を中継局に無線結合する手段であって、前記中継局は第1のチャネルを有する第1の無線通信器を使用して前記基地局と通信する手段と、
    複数のエンドポイントを前記中継局に無線結合する手段であって、前記中継局は第2のチャネルを有する第2の無線通信器を使用して前記複数のエンドポイントと通信する手段と、
    前記第1の無線通信器と前記第2の無線通信器とを用いて前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間でデータを中継する手段とを有し、
    前記第1の無線通信器は、第1のプリアンブルと第1のダウンリンク及びアップリンクマップとを有する第1のフレームを前記基地局から受信し、
    前記第2の無線通信器は、第2のプリアンブルと第2のダウンリンク及びアップリンクマップとを有する第2のフレームを前記複数のエンドポイントに送信し、
    前記複数のエンドポイントに送信される前記第2のフレームは前記基地局から受信する前記第1のフレームとは独立であり、
    前記第2のチャネルは前記第1のチャネルのサブチャネルを含み、前記第1のチャネルと前記第2のチャネルは、前記第1のチャネルとして前記基地局により使用される第1のゾーンと、前記第2のチャネルとして前記中継局により使用される第2のゾーンとの間の境界をマークするゾーン切り換え情報要素により分離されているシステム。
  10. マルチラジオ無線ネットワーク中継局であって、
    第1のチャネルを使用して基地局と通信する第1の無線通信器と、
    第2のチャネルを使用して複数のエンドポイントと通信する第2の無線通信器と、
    前記第1の無線通信器と前記第2の無線通信器とに結合した、前記基地局と前記複数のエンドポイントとの間でデータを中継するプロセッサとを有し、
    前記第1の無線通信器は、第1のプリアンブルと第1のダウンリンク及びアップリンクマップとを有する第1のフレームを前記基地局から受信し、
    前記第2の無線通信器は、第2のプリアンブルと第2のダウンリンク及びアップリンクマップとを有する第2のフレームを前記複数のエンドポイントに送信し、
    前記複数のエンドポイントに送信される前記第2のフレームは前記基地局から受信する前記第1のフレームとは独立であり、
    前記第2のチャネルは前記第1のチャネルのサブチャネルを含み、前記第1のチャネルと前記第2のチャネルは、前記第1のチャネルとして前記基地局により使用される第1のゾーンと、前記第2のチャネルとして前記中継局により使用される第2のゾーンとの間の境界をマークするゾーン切り換え情報要素により分離されている中継局。
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