JP4954956B2 - Vehicle driving support device - Google Patents
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Description
本発明は、自車とその前方の先行車両との車間距離に応じて目標速度を決定して、その目標速度での先行車両に対する追従走行が可能ないわゆるACC(Adaptive Cruise Control:車間距離適応型速度制御)機能を有する車両の運転支援装置に関し、特にカーナビゲーションシステムを活用した交差点通過時の速度制御に着目した車両運転支援装置に関するものである。 The present invention determines a target speed according to the inter-vehicle distance between the host vehicle and a preceding vehicle ahead of the host vehicle, and enables so-called ACC (Adaptive Cruise Control) that can follow the preceding vehicle at the target speed. More particularly, the present invention relates to a vehicle driving support device that focuses on speed control when passing an intersection using a car navigation system.
ACC機能を前提とした車両走行制御装置として例えば特許文献1に記載のものが提案されている。
As a vehicle travel control device based on the ACC function, for example, a device described in
この特許文献1に記載のものでは、いわゆるACC機能とは別に、一時停止が要求される停止線等の道路情報に応じて第2の目標速度を演算して、その停止線に向けて車両を自動減速する機能を有している。そして、ACCでの追従走行中に先行車を認識しなくなった場合には、上記のように道路情報に応じた第2の目標速度での走行モードに移行することになるのであるが、その時の速度変化の急変を回避するために自車の加減速度が所定の範囲内のものとなるように車速を制御するようにしている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、一時停止地点に向けての自動減速機能としては有効ではあっても、例えばACCでの追従走行中であって且つ交差点への進入直前に先行車を認識しなくなったような場合には、一時停止の要否にかかわらず交差点内において加速してしまうことが危惧され、運転者に違和感を与えることとなって好ましくない。
However, in the technique described in
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、ACC機能に優先して交差点通過時の車速を制御し、もって運転者に違和感を与えることなく、交差点をより安全に走行できるように考慮された車両運転支援装置を提供するものである。 The present invention has been made paying attention to such problems, and controls the vehicle speed when passing the intersection in preference to the ACC function, so that the driver can travel more safely without giving the driver a sense of incongruity. The present invention provides a vehicle driving support device that is considered in the above.
本発明は、ACC機能を有する車両の運転支援装置を前提として、走行制御手段に、自車の現在の車速を維持する現在車速維持モード、自車の車速を前記目標速度まで加速する加速モード、および自車の車速を前記目標速度まで減速する減速モードをそれぞれ予め設定しておくものとする。そして、先ず自車の推定進路上に交差点が存在する場合にその対象交差点を加速抑制区間とみなして、自車位置からその加速抑制区間の始終地点までの距離を演算し、それらの距離に応じて前記いずれかのモードを選択して、その選択したモードでの車速となるように車両の走行を制御するものである。 The present invention presupposes a driving support device for a vehicle having an ACC function, in the travel control means, a current vehicle speed maintenance mode for maintaining the current vehicle speed of the host vehicle, an acceleration mode for accelerating the vehicle speed of the host vehicle to the target speed, In addition, a deceleration mode for decelerating the vehicle speed of the host vehicle to the target speed is set in advance. First, when there is an intersection on the estimated course of the vehicle, the target intersection is regarded as an acceleration suppression section, the distance from the vehicle position to the start and end points of the acceleration suppression section is calculated, and according to those distances Then, any one of the modes is selected, and the traveling of the vehicle is controlled so as to achieve the vehicle speed in the selected mode.
本発明によれば、加速抑制区間と自車との位置関係に応じて所定のモードが選択されるので、特に交差点通過時に運転者に違和感を与えることなく、一段と安全に走行することが可能となる。 According to the present invention, since the predetermined mode is selected according to the positional relationship between the acceleration suppression section and the host vehicle, it is possible to travel more safely without giving the driver a sense of incongruity particularly when passing the intersection. Become.
図1〜9は本発明に係る車両運転支援装置のより具体的な第1の実施の形態を示す図であり、特に図1はシステム全体の概略説明図を示し、また図2は図1のシステムにより実現される機能ブロック図を示している。 1 to 9 are diagrams showing a more specific first embodiment of a vehicle driving support apparatus according to the present invention. In particular, FIG. 1 is a schematic explanatory diagram of the entire system, and FIG. 2 is a diagram of FIG. The functional block diagram implement | achieved by the system is shown.
図1のシステムでは、ナビゲーション装置1と走行制御装置2との協調システムとして構成されていて、大きく分けて上記ナビゲーション装置1および走行制御装置2のほか、画像認識装置3およびレーダ装置4を備えている。これらの各装置1〜4同士は車両通信ラインであるCAN(Vehicle−Control Area Network)5を経由してネットワークを構築していて、このCAN5経由にて相互に必要な信号の授受が行われるようになっている。
The system shown in FIG. 1 is configured as a cooperative system of a
ナビゲーション装置1は、大きく分けてアプリケーション部6、通信&センサ部7、地図データ部(地図データベース部)8、ドライバ部としてのCAN入出力部9およびHMI(ヒューマン−マシン−インタフェース)部10とからなる。
The
HMI部10は例えば液晶ディスプレイ等のモニタ手段やマイクおよびスピーカ等を含みつつ各種の操作部として機能するもので、ナビゲーション装置1の各種の操作スイッチや、ACC機能のモード切替スイッチおよびACC設定速度(設定制限速度)の設定のためのスイッチ等がこれに含まれることになる。
The
上記各部の内部構成として、アプリケーション部6には、ロケータ部11、プレビュー部12、進路推定部13および交差点内速度抑制部14が含まれている。
As an internal configuration of each part described above, the
また、通信&センサ部7には、車速センサ15、ジャイロスコープ16、GPSチューナ17、車車間および路車間の通信機器18が含まれている。
Further, the communication &
同様に、走行制御装置2には、ドライバ部としてCAN情報受信部19のほか、車速制御部26として目標速度演算部20および車速指令部21が含まれている。
Similarly, the
さらに、画像認識装置3には、画像認識部としての警戒対象物検知部22のほか、ドライバ部としてのCAN入出力部23が含まれていて、警戒対象物検知部22には車体前部に配置された単一またはステレオビジョン方式のフロントカメラ24が捉えた映像が入力されることになる。
Further, the image recognition device 3 includes a CAN input /
ここで、図1では便宜上、通信&センサ部7において車車間の通信機器と路車間の通信機器とが車車間・路車間通信機器18として併存しているほか、レーダ装置4と画像認識装置3とが併存しているが、後述する各実施の形態ごとに要求される機能さえ実現できれば、特定に機器については省略することができることは言うまでもない。
In FIG. 1, for convenience, in the communication &
図2は図1に示したシステムを機能的に集約したブロック図である。 FIG. 2 is a block diagram functionally integrating the system shown in FIG.
同図において、51は自車(自車両)の車速を検出する車速検出手段で、図1の車速センサ15がこれに該当する。52は自車とその前方の先行車両との車間距離を検出する車間距離検出手段で、図1のレーダ装置4がこれに該当する。なお、車間距離検出手段52としてのレーダ装置4はレーザレーダやミリ波レーダのほか、図1の画像認識装置3とは独立した単一またはステレオビジョン方式のカメラであっても良い。
In the figure,
53は自車位置情報を取得する自車位置検出手段で、図1のGPSチューナ17やジャイロスコープ16のほかロケータ部11の一部がこれに該当する。また、54は道路属性情報や道路構造情報を含む地図情報を取得する地図情報取得手段で、図1のプレビュー部12がこれに該当する。この地図情報取得手段54では、自車位置検出手段53で自車位置情報が検出されると、例えばCD−ROMやDVDあるいはハードディスク等の記録媒体で構成された地図データベース8にアクセスして、自車位置周辺の地図情報を取得することになる。なお、この地図情報には主要な道路の交差点の位置情報が含まれている。
55は自車位置をもとに取得した地図情報から自車の進路を推定する進路推定手段で、図1のプレビュー部12の一部および進路推定部13がこれに該当する。なお、進路推定の手法の詳細は後述する。また、56は距離演算手段で、図1の交差点内速度抑制部14がこれに該当する。この距離演算手段56は上記推定進路上に交差点が存在する場合に、後述するようにその交差点を速度抑制区間とみなして、自車位置から当該速度抑制区間の始終地点、すなわち速度抑制開始地点および速度抑制終了地点までの距離を個別に演算する機能を有する。
57は走行制御手段で、図1のドライバ部としてのCAN情報受信部19や、車速制御部26としての目標速演算部20および車速指令部21を含んでなる走行制御装置2がこれに該当する。この走行制御手段57は、先に述べた車速検出手段51、車間距離検出手段52、進路推定手55および距離演算手段56からの出力に基づいて車両の速度を制御するべく、所定の車速指令を後段のアクチュエータ25に出力することになる。
57 is a traveling control means, which corresponds to the
図1の車速制御部26には、先にも述べたように目標速度演算部20および車速指令部21が含まれていて、特に目標速度演算部20には、現在車速をそのまま維持する現在車速維持モードと、現在車速からさらに加速する加速モード、及び現在車速から減速する減速モードがそれぞれ予め設定されていて、後述するようにいずれかのモードが選択された時にはそのモードに応じた所定の車速指令を後段のアクチュエータ25に出力することになる。
The vehicle
なお、実際に車両の速度を制御する際には、自動変速機、ブレーキおよびスロットルごとに独立しているアクチュエータのいずれかを作動させることになるが、ここでは各アクチュエータを代表するかたちでアクチュエータ25としてある。
When actually controlling the speed of the vehicle, any one of the independent actuators is operated for each automatic transmission, brake, and throttle. Here, the
次に、本実施の形態での前提となるACC機能について説明する。 Next, the ACC function which is a premise in the present embodiment will be described.
図3の(a)に示すように、自車C1の進路前方に他車両たる先行車両がいない(認識しない)場合には、走行制御手段57は、車速検出手段51により検出された自車C1の車速が、設定速度であるところの運転者の設定操作によって設定した速度(例えば100km/h)となるようにアクチュエータ25を制御する。
As shown in (a) of FIG. 3, when there is no preceding vehicle that is another vehicle ahead of the course of the host vehicle C <b> 1 (not recognized), the
一方、同図(b)に示すように、自車C1の進路前方に先行車両C2が存在する場合には、走行制御手段57は、車間距離検出手段52の出力に基づいて先行車両C2の速度(例えば80km/h)に応じて自車C1の走行速度を減じるようにアクチュエータ25を制御する。そして、同図(c)に示すように、自車C1と先行車両C2との適切な車間距離を維持しながら先行車両C2に追従して走行する。すなわち、設定速度であるところの運転者の設定操作によって設定した速度(例えば100km/h)を上限として、先行車両C2の車速に応じた車間距離を保つように車間制御を行いながら走行する。
On the other hand, as shown in FIG. 5B, when the preceding vehicle C2 exists ahead of the course of the host vehicle C1, the
この後、例えば先行車両C2の右左折等により再び自車C1の進路前方に先行車両が存在しなくなると、走行制御手段57は運転者の設定操作によって設定した速度(先の例では、例えば100km/h)で走行するようにアクチュエータ25を制御し、もって自車C1は定速走行することになる。
Thereafter, for example, when the preceding vehicle no longer exists in front of the course of the host vehicle C1 due to, for example, a right or left turn of the preceding vehicle C2, the traveling
このようなACC機能を前提とした上記走行制御手段57の基本的な機能および動作について図6以下のフローチャートを参照しながら説明する。 The basic function and operation of the travel control means 57 based on such an ACC function will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
図2のほか図6に示すように、定期周期タイマにて設定された所定の周期にて自車位置検出手段53が現在の自車位置を演算し(図4のステップS1,S2)、この自車位置情報をもとに次のステップS3にて地図情報取得手段54が地図データベース8にアクセスして、自車周辺の道路を含む地図情報を収集して取得する(以下、この機能を「プレビュー」と称する)。
As shown in FIG. 6 in addition to FIG. 2, the vehicle position detection means 53 calculates the current vehicle position at a predetermined cycle set by the periodic cycle timer (steps S1 and S2 in FIG. 4). Based on the vehicle position information, the map information acquisition means 54 accesses the
次いで、プレビューにより求まった道路を含む地図情報から、進路推定手段55が自車の進路を推定する(ステップS4)。進路推定の方法は、図1のナビゲーション装置1に目的地が設定されている場合には、図4に示すように自車位置から目的地まで誘導経路27が引かれていることから、その誘導経路27上を推定進路として設定する。
Next, the course estimating means 55 estimates the course of the own vehicle from the map information including the road obtained by the preview (step S4). When the destination is set in the
一方、ナビゲーション装置1に目的地が設定されていない場合には、図5に示すように、分岐点前方と後方の道路種別(例えば、国道か県道か)あるいはリンク種別を比較し、同一の道路種別あるいはリンク種別のリンク(経路)を優先的に選択する。なお、分岐点前方と後方のリンクの道路種別あるいはリンク種別に違いがない場合には、リンク角θの小さいリンク(経路)を選択して推定進路として設定する。
On the other hand, when the destination is not set in the
図5の例では、分岐点a1までの道路L1が国道で、分岐点a1にて国道L2と県道L3とに分岐する場合には、分岐点a1にて国道L2を選択する。さらに、分岐点a2において国道L2が終わり、県道L4と同じく県道L5とに分岐する場合には、国道L2の延長線を基準としたリンク角θの小さい方の県道L5を選択することになる。 In the example of FIG. 5, when the road L1 up to the branch point a1 is a national road and branches at the branch point a1 into the national road L2 and the prefectural road L3, the national road L2 is selected at the branch point a1. Further, when the national road L2 ends at the branch point a2 and branches to the prefectural road L5 as well as the prefectural road L4, the prefectural road L5 having the smaller link angle θ with respect to the extension line of the national road L2 is selected.
次に、推定進路上での交差点の有無を判定し(ステップS5)、推定進路上に交差点がある場合には交差点情報として「交差点有り(1)」に設定する(ステップS6)。さらに、図4に示すようにその交差点を速度抑制区間とみなし、図2の距離演算手段56にて自車位置から速度抑制区間である対象交差点までの距離と、速度抑制区間の始終地点である速度抑制開始地点と速度抑制終了地点までのそれぞれの距離のほか、その速度抑制区間の距離(推定進路と交差している道路である脱出リンク側の道路幅)をそれぞれ算出する(ステップS7〜S9および図7のステップS10)。なお、ステップS5において、推定進路上に交差点がない場合には、後述する図8のステップS14に進む。 Next, the presence / absence of an intersection on the estimated route is determined (step S5), and if there is an intersection on the estimated route, the intersection information is set to “with intersection (1)” (step S6). Further, as shown in FIG. 4, the intersection is regarded as a speed suppression section, and the distance calculation means 56 in FIG. 2 shows the distance from the vehicle position to the target intersection that is the speed suppression section, and the start and end points of the speed suppression section. In addition to the respective distances to the speed suppression start point and the speed suppression end point, the distance of the speed suppression section (the road width on the escape link side that is the road intersecting the estimated course) is calculated (steps S7 to S9). And step S10 in FIG. In step S5, if there is no intersection on the estimated route, the process proceeds to step S14 in FIG.
さらに、図7のステップS11において「加速抑制終了地点までの距離>0」か否かの判定を行い、「加速抑制終了地点までの距離>0」である場合には対象交差点を未だ通過していないことにほかならないことから、次のステップS12において自車が加速抑制区間内、すなわち対象交差点内にあるか否かを判定する。そして、自車が加速抑制区間である対象交差点内にある場合には、その判定結果をCAN5経由にて出力する(ステップS13)。 Further, in step S11 of FIG. 7, it is determined whether or not “distance to acceleration suppression end point> 0”. If “distance to acceleration suppression end point> 0”, the target intersection is still passed. Since there is nothing else, it is determined in next step S12 whether or not the vehicle is in the acceleration suppression zone, that is, in the target intersection. And when the own vehicle exists in the object intersection which is an acceleration suppression area, the determination result is output via CAN5 (step S13).
すなわち、ここまでの処理は主として図1に示したナビゲーション装置1側での処理として実行されることから、自車が加速抑制区間である対象交差点内にある場合には、先に算出した速度抑制区間の始終地点である速度抑制開始地点と速度抑制終了地点までの距離に関する情報を、推定進路上ではその速度抑制区間である対象交差点を直進するのか否か(直進か右左折か)に関する情報とともに、CAN5経由にて走行制御手段57である図1の走行制御装置2側に出力する。
That is, since the processing up to this point is mainly executed as processing on the
その一方、推定進路上に交差点がない場合、あるいは推定進路上の交差点はあっても加速抑制区間外の場合には、先のステップS11およびS12にて「NO」と判定されることから、図8のステップS14に進む。そして、このステップS14において、速度抑制区間の始終地点である速度抑制開始地点と速度抑制終了地点までの距離を無効値にセットするとともに、交差点の有無情報に「交差無し(0)」をセットした上で、それらの情報を上記と同様に、推定進路上ではその交差点を直進するのか否かに関する情報とともに、CAN5経由にて出力する(ステップS15)。
On the other hand, if there is no intersection on the estimated route, or if there is an intersection on the estimated route but outside the acceleration suppression section, it is determined as “NO” in the previous steps S11 and S12. Proceed to step S14 of FIG. In step S14, the distance between the speed suppression start point and the speed suppression end point, which are the start and end points of the speed suppression section, is set to an invalid value, and “no intersection (0)” is set to the intersection presence / absence information. In the same manner as described above, the information is output via
なお、上記一連の距離の算出に際して算出した距離が「0(ゼロ)」以下となった場合には全て「0(ゼロ)」としてと取り扱うものとする。また、図4に示したように、加速抑制区間とは対象交差点(地図データベースの交差点ノードに該当)の所定距離範囲内を指し、ここでは推定進路と交差している道路たる脱出リンクの道路幅にαを加えた範囲である。さらに、推定進路上の対象交差点を直進するのか否かの判定結果が「右折または左折」であった場合には、ステップS14〜S15と同様の処理を実行する。 In addition, when the distance calculated at the time of calculating the series of distances is equal to or less than “0 (zero)”, it is handled as “0 (zero)”. Further, as shown in FIG. 4, the acceleration suppression section refers to a predetermined distance range of the target intersection (corresponding to the intersection node of the map database), and here, the road width of the exit link that is the road intersecting the estimated course It is the range which added (alpha) to. Furthermore, when the determination result whether or not to go straight on the target intersection on the estimated route is “right turn or left turn”, the same processing as in steps S14 to S15 is executed.
これ以降の処理は主として走行制御手段57である走行制御装置2側での処理として実行され、図9に示すように、定期周期タイマにて設定された所定の周期にてナビゲーション装置1からの上記情報をCAN5経由にて受信した上で(ステップS1,S2)、自車が加速抑制区間内にあるか否かを判定する(ステップS3)。
The subsequent processing is mainly executed as processing on the side of the traveling
自車が加速抑制区間内にある場合とは、「加速抑制開始地点までの距離=0」で且つ「加速抑制終了地点までの距離≧0」である場合にほかならないから、次のステップS4において「加速抑制フラグ=1」にセットする。これを受けて走行制御装置2側の目標速度演算部20では先に述べた「現在車速維持モード」が選択され、そのモードに応じた速度指令を車速指令部26からアクチュエータ25に対して出力する。これにより、自車はACCの設定速度(運転者の設定操作によって設定した速度で、先の例では100km/h)までの加速を抑制(禁止)して、現在車速を維持するように制御する(ステップS5)。
The case where the host vehicle is in the acceleration suppression zone is the case when “distance to acceleration suppression start point = 0” and “distance to acceleration suppression end point ≧ 0”, so in the next step S4 Set “Acceleration suppression flag = 1”. In response to this, the target speed calculation unit 20 on the traveling
このステップS5の処理は先に述べたACCの機能に優先して実行され、例えば図3に示したような先行車両C2に対する追従走行中において、仮に速度抑制区間である交差点に進入する直前に先行車両C2を認識しなくなった場合であっても(図3の(c)の状態から同図(d)の状態に移行した場合)、先行車両C2に対する追従走行中と同じ現在の車速をそのまま維持することになる。 The process of step S5 is executed in preference to the ACC function described above. For example, during the follow-up traveling with respect to the preceding vehicle C2 as shown in FIG. 3, immediately before entering the intersection which is the speed suppression section. Even when the vehicle C2 is no longer recognized (when the state shown in FIG. 3 (c) is changed to the state shown in FIG. 3 (d)), the same current vehicle speed as that during the follow-up traveling with respect to the preceding vehicle C2 is maintained as it is. Will do.
これに対して、従来のACCの機能のままでは、「現在車速維持モード」が選択されない故に、先行車両C2に対する追従走行中において、例えば先行車両C2の右左折等により自車C1の進路前方から当該先行車両C2が存在しなくなると、通過地点が交差点であるか否かにかかわらず、運転者の設定操作によって設定した速度(先の例では100km/h)まで加速してしまうことになり、安全上好ましくないことになる。 On the other hand, since the “current vehicle speed maintenance mode” is not selected if the conventional ACC function is maintained, during the follow-up traveling with respect to the preceding vehicle C2, for example, when the preceding vehicle C2 turns right or left from the front of the course of the own vehicle C1. If the preceding vehicle C2 no longer exists, the vehicle will accelerate to the speed set by the driver's setting operation (100 km / h in the previous example) regardless of whether or not the passing point is an intersection. This is not preferable for safety.
一方、図9のステップS3において、自車が加速抑制区間内にないと判定された場合とは、「加速抑制開始地点までの距離>0」で且つ「加速抑制終了地点までの距離>0」である場合、または「加速抑制開始地点および加速抑制終了地点までの距離が共に無効値」である場合にほかならないから、次のステップS6において「加速抑制フラグ=0」にセットする。 On the other hand, when it is determined in step S3 of FIG. 9 that the vehicle is not in the acceleration suppression section, “distance to acceleration suppression start point> 0” and “distance to acceleration suppression end point> 0”. Or “If the distance to the acceleration suppression start point and the acceleration suppression end point are both invalid values”, “Acceleration suppression flag = 0” is set in the next step S6.
そして、ステップS7において、現在車速とACCの設定速度(先の例では100km/h)とを比較し、「現在車速<ACC設定速度」である場合には、図1の走行制御装置2側の目標速度演算部20では先に述べた「加速モード」が選択され(ステップS8)、そのモードに応じた速度指令を車速指令部26からアクチュエータ25に対して出力する。これにより、自車は設定制限速度であるところのACCの設定速度(運転者の設定操作によって設定した速度で、先の例では100km/h)までの加速を許容して、ACC設定速度で走行するように制御する。
In step S7, the current vehicle speed is compared with the ACC set speed (100 km / h in the previous example). If “current vehicle speed <ACC set speed”, the
つまり、先に述べたように、この「加速モード」は自車が加速抑制区間内にないことを条件に選択されるものであるから、加速を許容しても何ら支障はないことになる。 In other words, as described above, this “acceleration mode” is selected on the condition that the vehicle is not in the acceleration suppression section, so that there is no problem even if acceleration is allowed.
また、ステップS7において、「現在車速>ACC設定速度」である場合には、走行制御装置2側の目標速度演算部20では先に述べた「減速モード」が選択され(ステップS9)、そのモードに応じた速度指令を車速指令部21からアクチュエータ25に対して出力する。これにより、自車はACCの設定速度まで減速され、ACCの設定速度で走行するように制御する。
In step S7, if “current vehicle speed> ACC set speed”, the target speed calculation unit 20 on the traveling
これらの処理もまた先に述べた「現在車速維持モード」の場合と同様に、先に述べたACC本来の機能に優先して実行されるものであることは言うまでもない。 It goes without saying that these processes are also executed in preference to the above-described original functions of the ACC as in the case of the “current vehicle speed maintenance mode” described above.
このように本実施の形態によれば、ACC機能のもとでの先行車両C2に対する追従走行中において、例えば先行車両C2の右左折等により自車C1の進路前方から当該先行車両C2が存在しなくなると、通過地点が交差点であるか否かにかかわらず、ACC機能にて設定した速度まで加速してしまうことがなくなり、運転者に違和感を与えることがなくなるとともに、特に交差点通過時の安全対策上も好ましいものとなる。 As described above, according to the present embodiment, during the follow-up traveling with respect to the preceding vehicle C2 under the ACC function, the preceding vehicle C2 exists from the front of the own vehicle C1 due to, for example, a right or left turn of the preceding vehicle C2. If it disappears, it will not accelerate to the speed set by the ACC function regardless of whether the passing point is an intersection, and it will not give the driver a sense of incongruity. The above is also preferable.
ここで、本実施の形態では、ACC設定速度を設定制限速度としているが、ISA(インテリジェント スピード アダプテーション)制御として、ナビゲーション装置1の地図データベース8に道路情報の一部として道路ごとの制限速度に関する情報までも持たせておき、ナビゲーション装置1側からこの制限速度情報を走行制御装置2側に伝達して、制限速度以上の速度が出ないように車速を抑制するものにおいては、いわゆるISA制限速度が上記設定速度と同等の役目をすることになる。
Here, in the present embodiment, the ACC set speed is set as the set speed limit, but as the ISA (intelligent speed adaptation) control, information on the speed limit for each road as a part of the road information in the
図10〜14は本発明の第2の実施の形態を示す図であり、特に図10において、先に第1の実施の形態として示した図2と共通する部分には同一符号を付してある。 10 to 14 are diagrams showing a second embodiment of the present invention. In particular, in FIG. 10, the same reference numerals are given to the portions common to FIG. 2 shown as the first embodiment previously. is there.
図10に示すように、この第2の実施の形態では、図2と共通の各要素51〜57等に加えて、警戒対象物検出手段58を備えている点に特徴があり、図1の画像認識装置3が当該警戒対象物検出手段58に該当している。そして、警戒対象物検出手段58としての画像認識装置3は、先にも述べたように単一またはステレオビジョン方式のカメラ(フロントカメラ)24を備えていて、図11に示すように速度抑制区間であるところの対象交差点内の警戒対象物、例えば歩行者Mや対向車C3を検知して、画像処理により警戒対象物が歩行者Mであるか対向車C3であるかを識別する機能を有している。
As shown in FIG. 10, the second embodiment is characterized in that a warning object detection means 58 is provided in addition to the
なお、速度抑制区間である対象交差点までの距離のほか、速度抑制開始地点および速度抑制終了地点までの距離を演算する手順については、図6,7に示したものと基本的に同様である。 In addition to the distance to the target intersection that is the speed suppression section, the procedure for calculating the distance to the speed suppression start point and the speed suppression end point is basically the same as that shown in FIGS.
警戒対象物検出手段58である画像認識装置3では、速度抑制区間であるところの対象交差点に近付いたことを条件に、図12に示すように定期周期タイマにて設定された所定の周期にて警戒対象物の有無とその認識・抽出を実行する(ステップS1)。この画像認識は例えば公知のパターンマッチング等の手法により実行され、例えば警戒対象物を対向車C3、人M、その他の警戒対象物の数種類に分けて識別する(ステップS2〜S4)。そして、警戒対象物が認識された場合にはそれらの情報をCAN5経由にて出力する(ステップS5)。 In the image recognition device 3 that is the warning object detection means 58, on the condition that the vehicle has approached the target intersection that is the speed suppression section, as shown in FIG. 12, at a predetermined cycle set by the periodic cycle timer. Presence / absence of warning object and its recognition / extraction are executed (step S1). This image recognition is performed by, for example, a known method such as pattern matching. For example, the warning object is identified by dividing it into several types of oncoming vehicle C3, person M, and other warning objects (steps S2 to S4). And when a warning target object is recognized, those information is output via CAN5 (step S5).
その一方、走行制御手段57であるところの図1の走行制御装置2では、上記警戒対象物に関する情報を受けて図13の手順で処理を実行する。
On the other hand, in the
すなわち、図13に示すように、定期周期タイマにて設定された所定の周期にてナビゲーション装置1および画像認識装置3からの上記情報をCAN5経由にて受信した上で(ステップS1,S2)、自車が速度抑制区間である対象交差点内にあるか否かを判定する(ステップS3)。
That is, as shown in FIG. 13, after receiving the above information from the
自車が加速抑制区間である対象交差点内にある場合とは、先の第1の実施の形態の場合と同様に、「加速抑制開始地点までの距離=0」で且つ「加速抑制終了地点までの距離≧0」である場合にほかならないから、次のステップS4において、先の画像認識装置3からの情報をもとに加速抑制区間である対象交差点内に対向車や人あるいはその他の警戒対象物があるか否かを判定する。 When the host vehicle is in the target intersection that is an acceleration suppression section, as in the case of the first embodiment, “distance to acceleration suppression start point = 0” and “to the acceleration suppression end point” In the next step S4, an oncoming vehicle, a person, or other warning target is located in the target intersection that is the acceleration suppression section based on the information from the previous image recognition device 3 in the next step S4. Determine if there is an object.
そして、次のステップS5において「加速抑制フラグ=1」にセットする。これを受けて、走行制御手段57である図1の走行制御装置2側の目標速度演算部20では先に述べた「現在車速維持モード」が選択され、そのモードに応じた速度指令を車速指令部21からアクチュエータ25に対して出力する。これにより、自車はACCの設定速度(運転者の設定操作によって設定した速度で、先の例では100km/h)までの加速を抑制(禁止)して、現在車速を維持するように制御する(ステップS6)。
Then, in the next step S5, “acceleration suppression flag = 1” is set. In response to this, in the target speed calculation unit 20 on the side of the
このステップS6の処理は先に述べたACCの機能に優先して実行され、先にも述べたように、例えば先行車両に対する自車の追従走行中において、仮に速度抑制区間である交差点に進入する直前に先行車両を認識しなくなった場合であっても、先行車両に対する追従走行中と同じ現在の車速をそのまま維持することになる。 The process of step S6 is executed in preference to the ACC function described above, and as described above, for example, while the vehicle is following the preceding vehicle, the vehicle temporarily enters an intersection that is a speed suppression zone. Even if the preceding vehicle is not recognized immediately before, the same current vehicle speed as that during the follow-up traveling with respect to the preceding vehicle is maintained as it is.
これに対して、図13のステップS3において、自車が加速抑制区間である対象交差点内にないと判定された場合とは、「加速抑制開始地点までの距離>0」で且つ「加速抑制終了地点までの距離>0」である場合、または「加速抑制開始地点および加速抑制終了地点までの距離までの距離が共に無効値」である場合にほかならないから、次のステップS7において「加速抑制フラグ=0」にセットする。 On the other hand, when it is determined in step S3 of FIG. 13 that the vehicle is not within the target intersection that is the acceleration suppression section, “distance to acceleration suppression start point> 0” and “acceleration suppression end” If the distance to the point> 0 ”or“ the distance to the acceleration suppression start point and the acceleration suppression end point are both invalid values ”, the“ acceleration suppression flag ”is set in the next step S7. = 0 ".
同様に、図13のステップS4において、加速抑制区間である対象交差点内に対向車や人等の警戒対象物が存在しない場合には、同様に次のステップS8において「加速抑制フラグ=0」にセットする。 Similarly, in step S4 of FIG. 13, if there is no on-coming vehicle or person, such as an oncoming vehicle, in the target intersection that is the acceleration suppression section, similarly, in the next step S8, “acceleration suppression flag = 0” is set. set.
そして、図14のステップS9において、現在車速とACCの設定速度(先の例では100km/h)とを比較し、「現在車速<ACC設定速度」である場合には、走行制御装置2側の目標速度演算部20では先に述べた「加速モード」が選択され(ステップS10)、そのモードに応じた速度指令を車速指令部21からアクチュエータ25に対して出力する。これにより、自車は設定制限速度であるところのACCの設定速度(運転者の設定操作によって設定した速度で、先の例では100km/h)までの加速を許容して、ACCの設定速度で走行するように制御する(図14のステップS10)。
In step S9 of FIG. 14, the current vehicle speed is compared with the ACC set speed (100 km / h in the previous example). If “current vehicle speed <ACC set speed”, the
つまり、先に述べたように、この「加速モード」は自車が加速抑制区間内にないことを条件に選択されるものであるから、加速を許容しても何ら支障はないことになる。 In other words, as described above, this “acceleration mode” is selected on the condition that the vehicle is not in the acceleration suppression section, so that there is no problem even if acceleration is allowed.
また、図14のステップS9において、「現在車速>ACC設定速度」である場合には、走行制御装置2側の目標速度演算部20では先に述べた「減速モード」が選択され(ステップS11)、そのモードに応じた速度指令を車速指令部21からアクチュエータ25に対して出力する。これにより、自車はACCの設定速度まで減速され、ACCの設定速度で走行するように制御する。
Further, if “current vehicle speed> ACC set speed” in step S9 of FIG. 14, the target speed calculation unit 20 on the traveling
これらの処理もまた先に述べた「現在車速維持モード」の場合と同様に、先に述べたACC本来の機能に優先して実行されるものであることは言うまでもない。 It goes without saying that these processes are also executed in preference to the above-described original functions of the ACC as in the case of the “current vehicle speed maintenance mode” described above.
このように、画像認識による対象交差点内での対向車や人等の警戒対象物の検
知技術を取り入れた第2の実施の形態では、先の第1の実施の形態と同様の効果が得られるほか、交差点通過時の安全性向上に一段と寄与できるようになる。
As described above, in the second embodiment that adopts the technology for detecting a warning object such as an oncoming vehicle or a person in the target intersection by image recognition, the same effect as the first embodiment can be obtained. In addition, it will be possible to further contribute to the improvement of safety when passing through intersections.
図15〜23は本発明の第3の実施の形態を示す図であり、特に図15において、第2の実施の形態における図10の警戒対象物検出手段58に代えて、インフラストラクチャ手段としての車車間通信手段59を備えている点で第2の実施の形態のものと異なっている。なお、図1の車車間・路車間通信機器18が当該車車間通信手段59に該当している。
FIGS. 15 to 23 are diagrams showing a third embodiment of the present invention. In particular, in FIG. 15, instead of the warning object detection means 58 of FIG. 10 in the second embodiment, as infrastructure means The second embodiment is different from the second embodiment in that the vehicle-to-vehicle communication means 59 is provided. Note that the vehicle-to-vehicle / road-
図16において、先の例と同様にC1は自車、C2はそれまで自車C1が追従走行していた先行車両、C4は対象交差点内にある対向車とする。また、Sは信号機である。 In FIG. 16, as in the previous example, C1 is the host vehicle, C2 is the preceding vehicle that the host vehicle C1 has been following, and C4 is the oncoming vehicle in the target intersection. S is a traffic light.
図17に示すように、対向車C4は自車C1と同様に前方の車両等を認識するための画像認識装置28のほか車車間通信機器としてのDSRC方式等の無線式の送信器29を備えている。そして、図18に示すように、対向車C4は定期周期タイマにて設定された所定の周期にて当該対向車C4の位置と進行方向を計算して求め、その位置と進行方向に関する情報を送信することになる。
As shown in FIG. 17, the oncoming vehicle C4 includes a
その一方、自車C1は図15の車車間通信手段59として図1の車車間・路車間通信機器(受信器)18を備えていることから、上記対向車C4の位置と進行方向に関する情報を図1の車車間・路車間通信機器18にて受信し、受信した内容を図1のナビゲーション装置1が参照できるようになっている。
On the other hand, the own vehicle C1 includes the vehicle-to-vehicle / road-to-vehicle communication device (receiver) 18 of FIG. 1 as the vehicle-to-vehicle communication means 59 of FIG. The
図19〜21は図6〜8と同様に自車C1のナビゲーション装置1側での処理手順を示しており、図19に示すように、定期周期タイマにて設定された所定の周期にて先に述べた対向車C4との車車間通信の通信結果、すなわち対向車C4の位置と進路方向に関する情報を受信する(ステップS1,S2)。なお、次のステップS3からステップS8までの処理は図6に示したものと同様である。
FIGS. 19 to 21 show the processing procedure on the
図19のステップS9において、先に受信した対向車C4の位置と進路方向に関する情報をもとに自車C1の位置情報を参照しながら対向車C4との車間距離を演算する。ステップS9に続く図20のステップS10〜ステップS14までの処理、及び図21のステップS20,S21の処理は図6〜8のステップS8〜ステップS15の処理と同様である。 In step S9 of FIG. 19, the inter-vehicle distance from the oncoming vehicle C4 is calculated while referring to the position information on the own vehicle C1 based on the information on the position and the direction of the oncoming vehicle C4 received earlier. The processes from step S10 to step S14 in FIG. 20 following step S9 and the processes in steps S20 and S21 in FIG. 21 are the same as the processes in steps S8 to S15 in FIGS.
図20のステップS15において、先に求めた自車C1と対向車C4との車間距離情報をもとに、対向車C4が警戒対象物として速度抑制区間である対象交差点内にあるか否かを判定し、いずれの場合にもその判定結果をCAN5経由にて出力する(ステップS16〜ステップS19)。 In step S15 of FIG. 20, based on the inter-vehicle distance information between the host vehicle C1 and the oncoming vehicle C4 obtained previously, whether or not the oncoming vehicle C4 is within the target intersection that is a speed suppression section as a warning object. In any case, the determination result is output via CAN 5 (steps S16 to S19).
これまでの処理は主としてナビゲーション装置1側での処理として実行されるのに対して、以降の処理は図15の走行制御手57である図1の走行制御装置2側での処理として図22,23の手順で実行される。
While the processing so far is mainly executed as processing on the
図22,23の処理手順は図13,14に示した先の第2の実施の形態のものとほぼ同様であり、定期周期タイマにて設定された所定の周期にてCAN5経由にてナビゲーション装置1からの情報を受信した上で、自車両が速度抑制区間である交差点内にあるか否かを判定する(図22のステップS1〜ステップS3)。自車が速度抑制区間である交差点内にある場合には次のステップS4に移行し、図16に示すように、先に求めてある対向車C4との車間距離に基づいて、速度抑制区間である交差点内に警戒対象物として対向車C4があるか否かを判定する。
The processing procedures of FIGS. 22 and 23 are substantially the same as those of the second embodiment shown in FIGS. 13 and 14, and the navigation device is routed via
速度抑制区間である交差点内に対向車C4があると判定された場合には、次のステップS5において「加速抑制フラグ=1」にセットする。これを受けて走行制御装置2側の目標速度演算部20では先に述べた「現在車速維持モード」が選択され、そのモードに応じた速度指令を車速指令部21からアクチュエータ25に対して出力する。これにより、自車はACCの設定速度(運転者の設定操作によって設定した速度で、先の例では100km/h)までの加速を抑制して、現在車速を維持するように制御する(ステップS6)。
When it is determined that there is an oncoming vehicle C4 in the intersection that is the speed suppression section, the acceleration suppression flag is set to 1 in the next step S5. In response to this, the target speed calculation unit 20 on the traveling
その一方、ステップS3において自車が速度抑制区間である交差点内にないと判定された場合、およびステップS4において速度抑制区間である交差点内に警戒対象物としての対向車がないと判定された場合には、ステップS7,S8において「加速抑制フラグ=0」にセットした上で、図14と全く同様の図23のステップS9以降の処理を実行することになる。 On the other hand, if it is determined in step S3 that the vehicle is not in the intersection that is the speed suppression section, and if it is determined in step S4 that there is no oncoming vehicle as an alert object in the intersection that is the speed suppression section. In Steps S7 and S8, the “acceleration suppression flag = 0” is set, and the processing after Step S9 in FIG.
このようにインフラストラクチャ手段として車車間通信を採用している第3の実施の形態によれば、速度抑制区間である交差点内の対向車の有無に応じて加速抑制を行うようにしているので、先の第1の実施の形態と同様の効果に加えて、交差点通過時の安全性向上に一段と寄与できるようになる。 Thus, according to the third embodiment adopting inter-vehicle communication as infrastructure means, acceleration suppression is performed according to the presence or absence of an oncoming vehicle in an intersection that is a speed suppression section. In addition to the same effects as those of the first embodiment, it is possible to further contribute to the improvement of safety when passing an intersection.
図24〜26は本発明の第4の実施の形態を示している。この第4の実施の形態では、先の第3の実施の形態におけるインフラストラクチャ手段としての車車間通信に代えて路車間通信を採用したものである。すなわち、図24では、第3の実施の形態における図15の車車間通信手段59に代えて路車間通信手段60を備えている。なお、図1の車車間・路車間通信機器18が当該路車間通信手段60に該当している。
24 to 26 show a fourth embodiment of the present invention. In the fourth embodiment, road-to-vehicle communication is employed instead of vehicle-to-vehicle communication as infrastructure means in the previous third embodiment. That is, in FIG. 24, road-to-vehicle communication means 60 is provided instead of the vehicle-to-vehicle communication means 59 in FIG. 15 in the third embodiment. Note that the vehicle-to-vehicle / road-
図25および図26に示すように、交差点の数箇所に定点カメラ等の路側機30が設置されていて、車速抑制区間である対象交差点内の車両や人の有無、あるいは交差点に進入しようとする車両等を監視している。そして、路側機30は対象交差点に進入しようとする車両がある場合に、その交差点内の他の車両や人の有無に関する情報、特に先の車車間通信の場合と同様に、交差点に進入しようとする自車C1に対する対向車C4の位置と進路方向に関する情報を例えばDSRC方式等の無線式の送信器31にて送信するようになっている。
As shown in FIG. 25 and FIG. 26,
そして、自車C1は送信器31側から送信された情報、すなわち対象交差点内にある対向車C4の位置と進路方向に関する情報を図24の路車間通信手段60で取得することで、図19〜23と全く同じ処理手順で自車C1の交差点通過時の速度を抑制することが可能となる。
And the own vehicle C1 acquires the information transmitted from the
1…ナビゲーション装置
2…走行制御装置
3…画像認識装置
4…レーダ装置
8…地図データベース
25…アクチュエータ
51…車速検出手段
52…車間距離検出手段
53…自車位置検出手段
54…地図情報取得手段
55…進路推定手段
56…距離演算手段
57…走行制御手段
58…警戒対象物検出手段
59…車車間通信手段
60…路車間通信手段
DESCRIPTION OF
Claims (2)
自車位置を検出する自車位置検出手段と、
自車位置検出結果に応じて自車位置周辺の交差点情報を含む道路情報を取得する地図情報取得手段と、
地図情報取得手段が取得した道路情報と自車位置情報とに基づいて自車の進路を推定する進路推定手段と、
自車の推定進路上に交差点が存在する場合にその対象交差点を加速抑制区間とみなして、自車位置からその加速抑制区間の始終地点までの距離を演算する距離演算手段と、
自車の現在の車速を維持する現在車速維持モード、自車の車速を前記目標速度まで加速する加速モード、および自車の車速を前記目標速度まで減速する減速モードがそれぞれ予め設定されていて、自車位置から加速抑制区間の始終地点までの距離に応じて前記いずれかのモードを選択して、その選択したモードでの車速となるように車両の走行を制御する走行制御手段と、
前記対象交差点内の歩行者や対向車を検知する警戒対象物検出手段と、を備え、
前記走行制御手段は、前記対象交差点内に歩行者が存在する場合、前記現在車速維持モードを選択することを特徴とする車両運転支援装置。 The vehicle has a vehicle speed detection means and an inter-vehicle distance detection means, and determines a target speed with the set speed as an upper limit according to the inter-vehicle distance between the host vehicle and a preceding vehicle ahead of the vehicle, and is capable of following the preceding vehicle at the target speed. A vehicle driving support device capable of constant speed traveling at a set speed when no preceding vehicle is detected,
Own vehicle position detecting means for detecting the own vehicle position;
Map information acquisition means for acquiring road information including intersection information around the vehicle position according to the vehicle position detection result;
A route estimation unit that estimates the route of the vehicle based on the road information and the vehicle position information acquired by the map information acquisition unit;
When an intersection exists on the estimated course of the host vehicle, the target intersection is regarded as an acceleration suppression section, and distance calculation means for calculating the distance from the own vehicle position to the start and end points of the acceleration suppression section,
A current vehicle speed maintenance mode for maintaining the current vehicle speed of the host vehicle, an acceleration mode for accelerating the vehicle speed of the host vehicle to the target speed, and a deceleration mode for decelerating the vehicle speed of the host vehicle to the target speed are preset, respectively. A travel control means for selecting one of the modes according to the distance from the vehicle position to the start and end points of the acceleration suppression section, and controlling the travel of the vehicle so that the vehicle speed is in the selected mode;
Warning object detection means for detecting pedestrians and oncoming vehicles in the target intersection,
The vehicle driving support device , wherein the travel control means selects the current vehicle speed maintenance mode when a pedestrian is present in the target intersection .
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