JP4952636B2 - 映像通信装置および映像通信方法 - Google Patents
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なお、上記所定の期間は、第1送信部によるIフレームの最初のパケットデータの送信時点から、第1送信部による前記Iフレームの最後のパケットデータの送信に対する受信側からの応答を受信した時点までの期間を示すラウンドトリップ時間である。
図1は、本発明に係る映像通信装置の構成を示すブロック図である。本映像通信装置は図1に示すように、映像送信装置1と映像受信装置2とから構成される。
映像送信装置1では、エンコーダ制御部15の制御のもとに、エンコーダ12a,12bが、カメラ11により撮影された画像をそれぞれ所定の符号化方式に基づいて符号化している。ここで、常時は、例えばエンコーダ12aがカメラ11からの画像を、1つのIフレーム(Intra Picture)と、その後に続く複数のPフレーム(Predictive Picture)とに符号化し、順次RTP送信部13aに送って、RTP送信部13aから映像受信装置2側へRTPパケットとして送信させるようにしている。
映像送信装置1のエンコーダ制御部15は、複数のパケットで構成されるIフレームの全てのパケットを送信してからその応答が映像受信装置2から返ってくるまでの時間を示す前述のラウンドトリップ時間の間は、次のようなエンコーダの制御を行う。
その後、次の送信タイミングで、エンコーダ制御部15は、エンコーダ12aを制御し、上記Iフレームから動き補償フレーム間予測により符号化された第1のPフレームを生成させてこれをRTP送信部13aから送信させるとともに、これに同期して、エンコーダ12bを制御し、上記Iフレームの1つ前のPフレームから動き補償フレーム間予測により符号化されたPフレームを第2のPフレームとして生成させてこれをRTP送信部13bから映像受信装置2側へ送信させる。
映像送信装置1では、エンコーダ制御部15の制御のもとに、常時は、エンコーダ12aがカメラ11により撮影された画像を、1つのIフレームと、その後に続く複数のPフレームとに符号化し、順次RTP送信部13aに送って、RTP送信部13aから映像受信装置2側へRTPパケットとして送信させている(ステップS1)。
映像送信装置1では、エンコーダ制御部15の制御のもとに、常時は、エンコーダ12aがカメラ11により撮影された画像を、1つのIフレームと、その後に続く複数のPフレームとに符号化し、順次RTP送信部13aに送って、RTP送信部13aから映像受信装置2側へRTPパケットとして送信させている(ステップS11)。
Claims (8)
- 映像信号をフレーム内予測により符号化した第1フレームと、映像信号を時間的に前のフレームから動き補償フレーム間予測により符号化した第2フレームとを含むフレームをパケットデータとして送受信することにより映像の通信を行う映像通信装置において、
所定の期間に前記第1フレームを第1通信路を介して送信した後、少なくともこの第1フレームから動き補償フレーム間予測により符号化されたフレームを含む第2フレームを順次前記第1通信路を介して送信する第1送信部と、
前記所定の期間に前記第1送信部による前記第1通信路を介する第2フレームの順次送信に同期して第2通信路を介し前記第1フレームより時間的に1つ前の第2フレームから動き補償フレーム間予測により符号化されたフレームを含む第2フレームを順次送信する第2送信部と、
前記第1送信部の送信に基づくフレームおよび前記第2送信部の送信に基づくフレームの復号化を制御する制御部と
を備えたことを特徴とする映像通信装置。 - 請求項1に記載の映像通信装置において、
前記第1フレームの受信エラーを検出する検出部を備え、
前記制御部は、前記所定の期間中は、常時は前記第1送信部の送信に基づくフレームのみを受信して復号化処理する制御を行う一方、前記検出部により前記第1フレームの受信エラーが検出された場合は、前記第2送信部の送信に基づくフレームを受信して復号化処理する制御を行うことを特徴とする映像通信装置。 - 請求項2に記載の映像通信装置において、
前記制御部は、前記所定の期間中に前記検出部により前記第1フレームの受信エラーが検出された場合は、前記第1送信部によるフレームの送信を停止させるように制御することを特徴とする映像通信装置。 - 請求項1に記載の映像通信装置において、
1つまたは複数のパケットデータから構成される前記第1フレームは前記第1送信部により送信され、前記所定の期間は、前記第1送信部による前記第1フレームの最初のパケットデータの送信時点から、前記第1送信部による前記第1フレームの最後のパケットデータの送信に対する受信側からの応答を受信した時点までの期間を示すラウンドトリップ時間であることを特徴とする映像通信装置。 - 映像信号をフレーム内予測により符号化した第1フレームと、映像信号を時間的に前のフレームから動き補償フレーム間予測により符号化した第2フレームとを含むフレームをパケットデータとして送受信することにより映像の通信を行う映像通信方法において、
所定の期間に前記第1フレームを第1通信路を介して送信した後、少なくともこの第1フレームから動き補償フレーム間予測により符号化されたフレームを含む第2フレームを順次前記第1通信路を介して送信する第1送信ステップと、
前記所定の期間に前記第1送信ステップによる前記第1通信路を介する第2フレームの順次送信に同期して第2通信路を介し前記第1フレームより時間的に1つ前の第2フレームから動き補償フレーム間予測により符号化されたフレームを含む第2フレームを順次送信する第2送信ステップと、
前記第1送信ステップの送信に基づくフレームおよび前記第2送信ステップの送信に基づくフレームの復号化を制御する制御ステップと
を備えたことを特徴とする映像通信方法。 - 請求項5に記載の映像通信方法において、
前記第1フレームの受信エラーを検出する検出ステップを有し、
前記制御ステップは、前記所定の期間中は、常時は前記第1送信ステップの送信に基づくフレームのみを受信して復号化処理する制御を行う一方、前記検出ステップにより前記第1フレームの受信エラーが検出された場合は、前記第2送信ステップの送信に基づくフレームを受信して復号化処理する制御を行うことを特徴とする映像通信方法。 - 請求項6に記載の映像通信方法において、
前記制御ステップは、前記所定の期間中に前記検出ステップにより前記第1フレームの受信エラーが検出された場合は、前記第1送信ステップによるフレームの送信を停止させるように制御することを特徴とする映像通信方法。 - 請求項5に記載の映像通信方法において、
1つまたは複数のパケットデータから構成される前記第1フレームは前記第1送信ステップにより送信され、前記所定の期間は、前記第1送信ステップによる前記第1フレームの最初のパケットデータの送信時点から、前記第1送信ステップによる前記第1フレームの最後のパケットデータの送信に対する受信側からの応答を受信した時点までの期間を示すラウンドトリップ時間であることを特徴とする映像通信方法。
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JP2008094223A JP4952636B2 (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 映像通信装置および映像通信方法 |
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JP2009246895A JP2009246895A (ja) | 2009-10-22 |
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