JP4951390B2 - 押出成形品の検査方法と装置、及び製造方法と装置 - Google Patents

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Description

本発明は、押出成形により形成された押出成形品を断面形状に基づいて検査する検査方法と検査装置に関し、特に、押出成形品のオンライン(製造ライン上)での適切な検査を可能にし、その良否の判定精度を向上させた押出成形品の検査方法と検査装置及び、それらにより押出成形品を検査しつつ製造する押出成形品の製造方法と製造装置に関する。
例えば空気入りタイヤの製造工程では、各種の未加硫ゴムを押出成形機により連続的に押出成形し、トレッドゴムやサイドウォールゴム等の各タイヤ構成部材(ゴム押出成形品)を所定の断面形状に形成している。このような押出成形品は、押出成形機の口金に形成された開口部(ゴム吐出口)の形状に応じた断面形状に形成され、長手方向(押出方向)に沿って略同一の断面形状に形成されるが、実際には、原材料や製造条件の変動等により、断面形状や質量等の性状が、製造ロット毎に、又は長手方向に沿って変動するのが一般的である。
そのため、形成した押出成形品を次工程等で使用する前に検査し、その良否を判定して押出成形品の品質を管理することが広く行われており、そのための装置として、従来、押出成形品の質量と厚さをオンラインで測定して検査する押出成形品の検査装置が知られている(特許文献1参照)。
この従来の検査装置は、押出成形機から連続的に押し出される押出成形品の搬送経路に沿って、その単位長さ当たりの質量を測定する質量測定装置(秤量器)と、所定位置の厚さを測定する厚さ測定手段と、を備えている。この検査装置は、質量測定装置により、搬送される押出成形品の質量を連続的に測定しつつ、その長手方向に沿った厚さの変化を連続的に測定し、その質量と厚さとから押出成形品を検査して検査の正確性や精度を向上させている。
ところが、押出成形品、例えば断面の厚さが幅方向で一様でない押出成形品等では、その場所毎の厚さにより厚さの変化率が幅方向で異なる等、厚さや形状の変化が大きい部分と小さい部分とが生じ得る。このように、押出成形品は、厚さや形状等の変化が幅方向位置で異なることがあるが、この従来の検査装置は、所定位置の厚さのみを測定するものであり、その幅方向の全体に亘る厚さを検査できない。その結果、この検査装置では、押出成形品の測定位置以外で生じた厚さや形状異常等を検出できず、充分な検査精度が得られずに不良品を見逃す恐れがある、という問題がある。
このような問題に対処するため、従来、押出成形品の断面形状をオンラインで測定し、その断面形状から押出成形品の形状を連続的に検査する検査装置も知られており、上記したタイヤの製造工程等で使用されている(特許文献2参照)。
ところで、トレッドゴム等のゴム押出成形品は、通常、原材料に含まれる水等の揮発成分の揮発により、内部に微小な気泡や気孔等の空隙が生じてポーラス状になっており、原材料ロット等により、その密度や、体積(又は断面積)に対する空隙の占める割合であるポーラス率(空隙率)が、数パーセント(例えば1〜6%)程度変動する。この押出成形品内の空隙は、後工程である加硫成型工程時等に消失するため、その押出成形時に生じていても問題はないが、ポーラス率に応じて、体積や断面積、及び断面形状に変動を与えるため、その断面形状を検査する際には、ポーラス率を把握し、その値を考慮して良否を判定する必要がある。
そこで、従来は、押出成形品の断面形状のオンライン検査を開始する前に、予め、断面形状やゴムの種類等毎にサンプルを作製して、そのポーラス率をオフライン(製造ライン外)で人手により測定し、その測定値に基づき、検査の基準となる基準断面形状や厚さ(ゲージ)に対する許容範囲を設定するのが一般的である。即ち、ポーラス率分を所定の形状や厚さの許容差に上乗せする等して許容範囲に反映させ、測定した押出成形品の断面形状が、基準断面形状に対して設定した許容範囲内か否かにより良否を判定している。
ところが、押出成形品のポーラス率は、そのサイズや原材料ロット、押出成形機による混練温度や押出速度等の製造条件、或いは押出成形機の機種の違いによる混練条件等、種々の要因の差に伴い、製造ロット毎、又は製造中にも変動するものである。そのため、オフラインでのサンプル測定では、このポーラス率の変動に個々に対応するのは難しく、かつ実際のポーラス率に対する精度が不充分であり、ポーラス率の変動分を加味して許容範囲を必要以上に大きくとって断面形状のオンライン検査を行う必要がある。具体的には、例えば平均厚さが10mmの押出成形品で許容範囲が±0.3mmである場合に、オンライン検査時の許容範囲を、原材料として混練及び加熱等されたゴムを使用するホットチューバ式の押出成形機では−0.3mm〜+0.6mmに、原材料が混練及び加熱等されていないゴムを使用するコールドチューバ式の押出成形機では−0.3mm〜+0.9mmにする等、許容範囲を大きく設定する必要がある。
このように、従来の押出成形品の断面形状の検査装置では、ポーラス率がゼロの状態での基準となる許容範囲に対し、上記例では許容範囲の上限値を2倍及び3倍に設定する等、許容範囲を非常に大きく設定して押出成形品の良否を判定しており、その精度や正確性が低くなるという問題がある。同時に、この検査装置では、押出成形品の密度やポーラス率等が規格外であっても、測定した断面形状が許容範囲内であれば良品と判定することがある等、押出成形品の不良を見逃す恐れもあり、その判定精度及び検査の正確性の更なる向上を図る必要がある。
特開2002−200666号公報 特開平10−244578号公報
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたものであって、その目的は、押出成形品のポーラス率をオンラインで取得できるようにし、取得したポーラス率を押出成形品の検査に利用して、その断面形状の良否を適切に判定し、判定精度及び検査の正確性を向上させることである。
請求項1の発明は、搬送中の押出成形品の断面形状が予め設定された該押出成形品の基準断面形状に対する許容範囲内にあるか否かを検査する押出成形品の検査方法であって、前記押出成形品の断面形状を測定する工程と、前記押出成形品のポーラス率を取得する工程と、該取得したポーラス率に基づき、前記許容範囲を変更する工程と、前記測定した断面形状が前記基準断面形状に対して前記変更した許容範囲内にあるか否かを判定する工程と、を有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載された押出成形品の検査方法において、前記ポーラス率を取得する工程は、前記押出成形品の単位長さ当たりの質量を測定する工程と、前記測定した断面形状に基づき、前記押出成形品の断面積を算出する工程と、該断面積の算出値と前記質量の測定値に基づき、前記押出成形品のポーラス率を算出する工程と、を有することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載された押出成形品の検査方法において、前記ポーラス率を算出する工程は、前記断面積の算出値と前記質量の測定値に基づいて前記押出成形品の密度を算出する工程と、該密度の算出値と該密度の基準値に基づいて前記押出成形品のポーラス率を算出する工程と、を有することを特徴とする。
請求項4の発明は、押出成形機により押出成形品を製造する製造方法であって、前記押出成形機から前記押出成形品を押し出して成形する工程と、前記押し出された押出成形品を搬送する工程と、該搬送中の押出成形品を請求項1ないし3のいずれかに記載された押出成形品の検査方法により検査する工程と、を有することを特徴とする。
請求項5の発明は、搬送中の押出成形品の断面形状が予め設定された該押出成形品の基準断面形状に対する許容範囲内にあるか否かを検査する押出成形品の検査装置であって、前記押出成形品の断面形状を測定する断面形状測定手段と、前記押出成形品のポーラス率を取得する取得手段と、該取得したポーラス率に基づき、前記許容範囲を変更する変更手段と、前記測定した断面形状が前記基準断面形状に対して前記変更した許容範囲内にあるか否かを判定する判定手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載された押出成形品の検査装置において、前記押出成形品の単位長さ当たりの質量を測定する質量測定装置を備え、前記取得手段は、前記測定した断面形状に基づき、前記押出成形品の断面積を算出する断面積算出手段と、該断面積の算出値と前記質量の測定値に基づき、前記押出成形品のポーラス率を算出するポーラス率算出手段と、を有することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6に記載された押出成形品の検査装置において、前記ポーラス率算出手段は、前記断面積の算出値と前記質量の測定値に基づいて前記押出成形品の密度を算出し、該密度の算出値と該密度の基準値に基づいて前記押出成形品のポーラス率を算出することを特徴とする。
請求項8の発明は、押出成形品を製造する製造装置であって、前記押出成形品を押し出して成形する押出成形機と、前記押し出された押出成形品を搬送する搬送手段と、該搬送中の押出成形品を検査する請求項5ないし7のいずれかに記載された押出成形品の検査装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、押出成形品のポーラス率をオンラインで取得して押出成形品の検査に利用でき、その断面形状の良否を適切に判定して、判定精度及び検査の正確性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の押出成形品の検査装置は、押出成形品の質量及び断面形状をオンラインで測定して検査するものであり、押出成形品の製造ラインに設けられて、その製造装置の一部を構成する。また、本実施形態では、押出成形機により未加硫ゴムを押し出してトレッドゴムやサイドウォール等のタイヤ構成部材(ゴム押出成形品)を製造する場合を例に採り説明する。
図1は、本実施形態の押出成形品の検査装置の概略構成を、押出成形品の製造装置の他の構成とともに模式的に示す要部構成図である。
この押出成形品5の製造装置では、図示のように、押出成形機60から連続的に押し出されて所定の断面形状に成形される押出成形品5を、複数(図では1つ)の搬送コンベア61等からなる搬送手段により次工程等に向かって搬送(図では押出成形機60から右方向に向かって搬送)し、搬送中の押出成形品5を、検査装置1によりオンラインで検査する。
検査装置1は、押出成形品5の搬送経路に沿って順に配置された質量測定装置10と、断面形状測定手段20とを備えており、これら各測定装置10及び測定手段20を、検査装置1の制御等を行うための例えばパーソナルコンピュータ等である制御判定装置30に接続している。
質量測定装置10は、搬送される押出成形品5の単位長さ当たりの質量(以下、単位質量という)を測定する秤量器であり、質量測定コンベア11上に載せられて移動する押出成形品5の単位質量を連続的に又は所定時間毎に測定して質量表示器12に表示するとともに、その測定値を制御判定装置30に出力する。
断面形状測定手段20は、搬送される押出成形品5の断面形状を測定するためのものであり、押出成形品5の搬送経路に沿って、質量測定装置10の下流側に所定の距離を隔てて配置されている。ここでは、断面形状測定手段20は、搬送コンベア61の略中央付近に設置され、搬送コンベア61上を移動する押出成形品5の長手方向に略直交する方向(略幅方向)の全体の断面形状を連続的に又は所定時間毎に測定し、その測定結果を制御判定装置30に出力する。また、この断面形状測定手段20は、押出成形品5の断面形状を非接触で測定する周知の非接触測定手段であり、例えば押出成形品5に対して一次元レーザ光を照射するレーザ照射手段等の投光手段と、その反射光を撮影するCCD(Charge Coupled Device)カメラ等により、押出成形品5の断面形状を、いわゆる光切断法を利用して測定する。
ここで、光切断法は、投光手段から被測定物(ここでは押出成形品5)の表面にスリット光等の平面光を照射し、その照射箇所からの反射光をCCDカメラで撮影して、その画素データを演算処理することで被測定物の断面形状を算出して測定する方法である。この光切断法による場合には、これら投光手段とCCDカメラを1組、又は押出成形品5を挟んで上下方向に2組、或いは押出成形品5の周囲に沿って複数組配置して、その画素データを演算処理して解析し、押出成形品5の断面形状を測定する。
制御判定装置30は、検査装置1全体の制御を行うとともに、押出成形品5の良否の判定等を行うものであり、本実施形態では、例えば中央演算処理装置(CPU)やROM、RAM等の各種メモリ、ハードディスクドライブ等の記憶装置、及びモニタ等を備えたパーソナルコンピュータ(以下、PCという)により構成している。また、この検査装置1では、制御判定装置30に、データベース40と、シーケンサ41を接続し、データベース40には各種データを設定するための設定用PC42を、シーケンサ41には音や光等で警報を発する警報装置43を、それぞれ接続している。
データベース40は、押出成形品5の検査に必要な基準となる各種の基準データ等を蓄積するデータベースであり、設定用PC42により、押出成形品5の種類等毎の各基準データ等が予め入力されて設定されている。また、この基準データとしては、ポーラス率がゼロのときの押出成形品5の基準断面形状や、基準断面形状に対する許容範囲、その状態での断面積、単位質量、密度の各基準値、及び、それら各基準値とポーラス率の許容範囲等が設定される。これら各基準データは、例えば原材料の種類と押出成形品5の設計断面形状(又は押出成形機60の口金開口部の形状)から算出したり、或いは、製造した押出成形品5のサンプルを実測し、その実測データを補正する等して設定される。
シーケンサ41は、制御判定装置30から出力される制御信号を受信して外部機器を制御する制御手段であり、ここでは、押出成形品5に不良品が発生したとき等に、警報装置43を制御して警報を出力させ、オペレータ等に通知する。
以上、検査装置1の概略構成について説明したが、本実施形態の検査装置1では、搬送中の押出成形品5のポーラス率を取得しつつ、断面形状測定手段20により測定した押出成形品5の断面形状が、予め設定された押出成形品5の基準断面形状に対する所定の許容範囲内にあるか否か等を、制御判定装置30により判定して検査する。以下、この制御判定装置30の行う各処理等について説明する。
図2は、制御判定装置30の機能ブロック図であり、検査装置1の他の構成もブロックで示している。
制御判定装置30は、図示のように、外部機器が接続された入出力部31、表示部32、記憶部33、制御部34、及び演算処理部35から構成され、これら各部(手段)31〜35を互いにバス36を介して接続している。
入出力部31は、データベース40、シーケンサ41、質量測定装置10、及び断面形状測定手段20が接続され、それらとの間で各種データや制御信号等を変換して送受信するインターフェース等からなる。表示部32は、各種の情報を表示するモニタ等の表示手段であり、押出成形品5の測定した断面形状や単位質量、又は検査結果等を表示する。
記憶部33は、検査装置1の制御処理や検査・判定処理等に必要な各種プログラムやデータ等を記憶する。また、記憶部33は、各測定装置10及び測定手段20による測定データ33Aや、後述する演算処理部35により演算される検査に関する各データ(検査データ33B)、及び押出成形品5の上記した基準断面形状等の基準データ33Cを記憶する。
制御部34は、検査装置1全体の制御に関するデータ処理や演算処理等を行い、検査装置1全体を制御して、例えば、検査対象の押出成形品5に関する必要な基準データを、検査開始前に予め入出力部31を介してデータベース40から取得し、記憶部33の基準データ33Cに記憶する。また、制御部34は、押出成形品5の検査結果に応じて、入出力部31を介してシーケンサ41に警報指令を出力する警報処理を行い、シーケンサ41及び警報装置43に警報出力処理を実行させる。
演算処理部35は、押出成形品5の検査に関する各演算処理を行うためのもので、断面積算出部35A、ポーラス率算出部35B、許容範囲変更部35C、比較部35D、及び判定部35Eからなる。演算処理部35は、入出力部31を介して受信した各測定装置10及び測定手段20による測定データや、記憶部33に記憶された基準データ33C等に基づき、これら各部(手段)35A〜35Eにより所定の演算処理を実行し、その結果を記憶部33の検査データ33Bに記憶させる。
断面積算出部35Aは、断面形状測定手段20により測定された押出成形品5の断面形状に基づき、その輪郭内の面積を計算して押出成形品5の断面積Sを算出する。従って、この断面積の算出値Sには、押出成形品5内に存在する空隙等のポーラス分の面積も含まれる。
ポーラス率算出部35Bは、断面積算出部35Aによる断面積の算出値Sと、質量測定装置10が測定した単位質量の測定値Wに基づき、押出成形品5の見かけ上の密度ρを算出する等して、そのポーラス率Pを算出する。従って、本実施形態では、これら断面積算出部35Aとポーラス率算出部35B等により、押出成形品5のポーラス率Pを取得する取得手段が構成されている。
ここで、上記したように、質量測定装置10と断面形状測定手段20は、押出成形品5の搬送経路(図1参照)に沿って離れた位置に配置されている。そのため、演算処理部35は、各測定装置10及び測定手段20の測定位置間の距離と押出成形品5の搬送速度(押出速度)に基づいて各測定結果を対応させる等して、押出成形品5の略同じ位置の単位質量Wと断面形状(断面積S)を取得し、それらに基づいてポーラス率算出部35Bによりポーラス率Pを算出する。
また、ポーラス率算出部35Bは、押出成形品5の断面積の算出値Sと単位質量の測定値Wに加えて、例えば、記憶部33に記憶された基準データ33Cから押出成形品5の密度の基準値ρ、又は断面積の基準値Sと単位質量の基準値Wを読み出し、それらに基づいてポーラス率Pを算出する。このポーラス率Pを算出する際には、例えば、断面積の算出値Sと単位質量の測定値Wに基づき、断面積の算出値Sに対する単位質量の測定値Wの比から押出成形品5の密度ρ(ここではρ=W/Sにより求まる面密度)を算出し、この密度の算出値ρと密度の基準値ρに基づき、基準値ρに対する算出値ρの密度比(ρ/ρ)から押出成形品5のポーラス率P(P=1−ρ/ρ)を算出する。
なお、この算出時には、密度の基準値ρを、断面積の基準値Sに対する単位質量の基準値Wの比(W/S)から算出してもよい。また、断面積の算出値Sと、質量測定装置10が測定する押出成形品5の単位長さの値Lと、を掛け合わせて押出成形品5の体積V(V=S×L)を算出し、この体積の算出値Vと単位質量の測定値Wの比から押出成形品5の密度ρ(ここではρ=W/(S×L)=W/Vにより求まる体積密度)を算出して、上記と同様にポーラス率Pの算出に使用してもよい。このように、押出成形品5の密度の算出値ρは、測定毎に変動する変動値である断面積の算出値Sと単位質量の測定値Wに基づいていれば、それら各値に加えて、上記した単位長さの値L等、他の共通の固定値等を算出時に合わせて使用してもよい。
更に、ポーラス率Pは、まず、単位質量の基準値Wに対する測定値Wの質量比M(M=W/W)と、断面積の基準値Sに対する算出値Sの面積比R(R=S/S)とを算出し、それらの比(M/R)から算出してもよい。即ち、この比(M/R)は、上記した密度比(ρ/ρ)と同じ値(M/R=W/W÷S/S=W/S÷W/S=ρ/ρ)であり、これより押出成形品5の密度の算出値ρと基準値ρの密度比(ρ/ρ)及びポーラス率P(P=1−M/R=1−ρ/ρ)を算出する。このように、ポーラス率Pは、算出の手順や過程に関わらず、実質的に押出成形品5の密度の算出値ρと基準値ρ(それらの比)に基づいて算出される。
許容範囲変更部(設定部)35Cは、この算出(取得)したポーラス率Pに基づき、押出成形品5の基準断面形状に対して許容される形状差(良品又は使用可能であると判定可能な寸法の上下限値又は範囲等)を決定し、その基準断面形状に対する許容範囲(許容差)を変更して設定する。即ち、ポーラス率Pが高くなるほど押出成形品5内の空隙が多くなり、その断面形状も大きくなる等、ポーラス率Pに応じて断面形状の大きさが変動する。従って、許容範囲変更部35Cは、例えばポーラス率Pが大きいときには、その値に応じて許容範囲全体を上下限値が大きくなる方向にずらし、その逆のときには許容範囲全体を同様に逆方向にずらす等、ポーラス率Pを反映させてその値に応じて許容範囲を変更及び設定する。
また、この制御判定装置30では、許容範囲変更部35Cは、記憶部33に記憶された基準データ33Cから、予め設定された基準断面形状に対する許容範囲(基準又は規格範囲)を読み出し、ポーラス率Pに基づき、その許容範囲を変更して検査に使用する許容範囲として設定する。これにより、例えば許容範囲の上下限値のそれぞれ又は、いずれかにポーラス率P分に対応する値を加算又は減算する等して、読み出した許容範囲をポーラス率Pに応じて変更し、その変更したものを基準断面形状に対する許容範囲として設定する。
比較部35Dは、記憶部33に記憶された基準データ33Cから押出成形品5の予め設定された基準断面形状を読み出し、この基準断面形状と押出成形品5の測定した断面形状とを重ね合わせ処理する等して各断面形状を比較し、輪郭部の差(距離)や、それらが一致する程度(一致度)等を算出する。また、比較部35Dは、基準データ33Cから押出成形品5の単位質量の基準値Wを読み出して単位質量の測定値Wと比較し、その質量差(W−W)も算出する。
判定部35Eは、比較部35Dによる比較結果に基づき、押出成形品5の測定した断面形状が、その基準断面形状に対して、許容範囲変更部35Cにより変更及び設定された許容範囲内にあるか否かを判定する。即ち、判定部35Eは、比較部35Dが算出した両断面形状の差や一致度等が、許容範囲内であるときは、その押出成形品5は良品(使用可能)であると判定し、許容範囲外であるときは、不良品(使用不可能)である等と判定する。また、判定部35Eは、基準データ33Cから押出成形品5の単位質量の基準値Wに対する許容範囲を読み出し、比較部35Dにより算出された押出成形品5の単位質量の質量差(W−W)に基づき、単位質量の測定値Wが許容範囲内か否かを判定する等、質量からも押出成形品5の良否を判定する。
次に、以上説明した検査装置1により押出成形品5を検査する手順について説明する。
図3は、この検査装置1による押出成形品5の検査の流れを示すフローチャートである。
検査装置1は、押出成形機60(図1参照)による押出成形品5の押出開始から所定時間経過して、その連続成形が安定したとき等、所定のタイミングで搬送手段による搬送中の押出成形品5の検査を開始する。この検査では、まず、図3に示すように、その単位質量を質量測定装置10により測定し(S101)、その断面形状を断面形状測定手段20により測定する(S102)。
続いて、押出成形品5の単位質量の測定値が許容範囲内か否かを制御判定装置30の判定部35Eにより判定し(S103)、許容範囲外であると判定されたときは(S103、No)、シーケンサ41により制御して警報装置43から警報を出力する(S104)。一方、単位質量の測定値が許容範囲内であるときは(S103、Yes)、押出成形品5のポーラス率を取得し、そのポーラス率を利用して押出成形品5の断面形状を検査する。即ち、押出成形品5の測定した断面形状に基づき、その断面積を断面積算出部35Aにより算出し(S105)、この断面積の算出値と単位質量の測定値等に基づき、押出成形品5のポーラス率をポーラス率算出部35Bにより算出する(S106)。
次に、算出したポーラス率に基づき、押出成形品5の基準断面形状に対する許容範囲を許容範囲変更部35Cにより変更する(S107)。続いて、押出成形品5の測定した断面形状と基準断面形状とを比較部35Dにより比較し(S108)、その比較結果に基づき、測定した断面形状が基準断面形状に対して変更された許容範囲内にあるか否かを判定部35Eにより判定する(S109)。その結果、許容範囲外であると判定されたときは(S109、No)、警報装置43により警報を出力し(S110)、許容範囲内であると判定されたときは(S109、Yes)、S101に戻って再び上記した各手順を実行する。
検査装置1は、この搬送中の押出成形品5のオンライン検査を連続的に又は所定時間毎に繰り返し実行し、例えば図示しない押出成形品5の製造装置の制御装置から押出成形終了信号を受信したときや、質量測定装置10による測定値がゼロに又は所定値以下になったとき等、所定の終了条件が成立したときに検査を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、押出成形品5のポーラス率をオンラインで取得して把握できるとともに、取得したポーラス率を押出成形品5の検査に利用できるため、検査の正確性等を向上させることができる。即ち、取得したポーラス率に基づき、押出成形品5の基準断面形状に対する許容範囲を変更するため、押出成形品5のポーラス率の変動に対応して許容範囲を適切に設定することができる。その結果、従来のように、ポーラス率の変動分を加味して許容範囲を基準(規格)に対して大きく設定する必要がなく、許容範囲の幅を狭く、かつ基準に近い幅に設定することができる。また、このように変更した許容範囲に基づき、押出成形品5の断面形状の良否を判定するため、その判定を適切かつ正確に行うことができ、押出成形品5の良否の判定精度及び検査の正確性を向上させることができる。これに伴い、押出成形品5の不良の見逃しを防止できる等、その品質を高めることもでき、それを使用した例えばタイヤ等の製品の品質や性能等を向上させることができる。
また、この検査装置1では、予め設定された許容範囲をポーラス率に応じて変更して許容範囲として検査に使用するため、基準となる許容範囲の幅等を大きく変更することなく、許容範囲を簡単かつ適切に設定して使用でき、ほぼ規格通りに押出成形品5の判定及び選別を行うことができる。加えて、この検査装置1では、各測定装置10及び測定手段20を押出成形品5の搬送経路に沿って配置し、押出成形機60により連続的に形成された搬送中の押出成形品5を検査するため、その断面形状や質量の不良や異常等をリアルタイムで早期かつ確実に検知することができる。その結果、これら不良や異常等に対して早期に対応できるとともに、その検知までに製造される不良品の量を削減できる等、押出成形品5の製造効率や生産性を高めることもできる。
更に、この検査装置1では、押出成形品5の検査を連続的に又は所定時間毎に実行しており、押出成形品5の搬送(押出)速度や、その長手方向に沿った断面形状やポーラス率の変動する程度等に柔軟に対応して、適切かつ効率的な検査が可能である。
ここで、本実施形態では、押出成形品5の質量と断面形状に関して各基準との比較・判定等を行ったが、例えば押出成形品5の断面積や密度、ポーラス率等の他の測定値又は算出値を、制御判定装置30により、同様に比較・判定等してもよい。この場合には、記憶部33の基準データ33Cから、押出成形品5の予め設定された各基準値及び許容範囲を読み出し、これらと各測定値又は算出値に基づいて、比較部35D及び判定部35Eにより比較・判定し、その結果に応じて、警報装置43による警報処理等を実行させる。
また、この検査装置1では、断面形状測定手段20により押出成形品5の断面形状を測定したが、この断面形状は、例えば断面形状測定手段20が測定した測定結果に基づき、制御判定装置30が算出するようにしてもよい。即ち、上記した光切断法により断面形状を測定する場合には、断面形状測定手段20が備える1又は複数のCCDカメラからの画素データを制御判定装置30に送信し、その演算処理部35が備える図示しない断面形状算出部が、受信した画素データを演算処理して解析し、押出成形品5の断面形状を算出する。従って、この場合には、押出成形品5の断面形状を測定する断面形状測定手段は、断面形状測定手段20と前記断面形状算出部により構成される。
なお、本実施形態では、押出成形品5の基準断面形状等の基準データとして、ポーラス率がゼロの状態の押出成形品5の各データを使用したが、検査の基準となるデータとしては、ポーラス率がゼロよりも大きい状態の押出成形品5の実測した断面形状や各実測値等を使用してもよい。また、この検査装置1は、押出成形機60から押し出された搬送中の押出成形品5の検査以外、例えば一端巻き取った押出成形品5を引き出して使用するとき等、搬送中の他の押出成形品5の検査等に使用することもできる。
更に、本実施形態では、押出成形機60により未加硫ゴムを押し出して押出成形品5(タイヤ構成部材)を製造したが、この押出成形品5は、1つの押出成形機60により形成した1層のゴム層からなるものでもよく、複数の押出成形機60から押し出したゴムを組み合わせて形成した複数のゴム層からなる多層構造のものであってもよい。また、検査する押出成形品5は、未加硫ゴム以外、例えばウレタンやポリエチレン等から形成したポーラス状の他のものであってもよい。このような各押出成形品5も、本実施形態の検査装置1により、上記と同様に検査することができ、同様の効果を得ることができる。
本実施形態の押出成形品の検査装置の概略構成を、押出成形品の製造装置の他の構成とともに模式的に示す要部構成図である。 本実施形態の制御判定装置の機能及び検査装置の他の構成を示すブロック図である。 本実施形態の押出成形品の検査装置による検査の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・押出成形品の検査装置、5・・・押出成形品、10・・・質量測定装置、11・・・質量測定コンベア、12・・・質量表示器、20・・・断面形状測定手段、30・・・制御判定装置、31・・・入出力部、32・・・表示部、33・・・記憶部、33A・・・測定データ、33B・・・検査データ、33C・・・基準データ、34・・・制御部、35・・・演算処理部、35A・・・断面積算出部、35B・・・ポーラス率算出部、35C・・・許容範囲変更部、35D・・・比較部、35E・・・判定部、36・・・バス、40・・・データベース、41・・・シーケンサ、42・・・設定用PC、43・・・警報装置、60・・・押出成形機、61・・搬送コンベア。

Claims (8)

  1. 搬送中の押出成形品の断面形状が予め設定された該押出成形品の基準断面形状に対する許容範囲内にあるか否かを検査する押出成形品の検査方法であって、
    前記押出成形品の断面形状を測定する工程と、
    前記押出成形品のポーラス率を取得する工程と、
    該取得したポーラス率に基づき、前記許容範囲を変更する工程と、
    前記測定した断面形状が前記基準断面形状に対して前記変更した許容範囲内にあるか否かを判定する工程と、
    を有することを特徴とする押出成形品の検査方法。
  2. 請求項1に記載された押出成形品の検査方法において、
    前記ポーラス率を取得する工程は、前記押出成形品の単位長さ当たりの質量を測定する工程と、前記測定した断面形状に基づき、前記押出成形品の断面積を算出する工程と、該断面積の算出値と前記質量の測定値に基づき、前記押出成形品のポーラス率を算出する工程と、を有することを特徴とする押出成形品の検査方法。
  3. 請求項2に記載された押出成形品の検査方法において、
    前記ポーラス率を算出する工程は、前記断面積の算出値と前記質量の測定値に基づいて前記押出成形品の密度を算出する工程と、該密度の算出値と該密度の基準値に基づいて前記押出成形品のポーラス率を算出する工程と、を有することを特徴とする押出成形品の検査方法。
  4. 押出成形機により押出成形品を製造する製造方法であって、
    前記押出成形機から前記押出成形品を押し出して成形する工程と、
    前記押し出された押出成形品を搬送する工程と、
    該搬送中の押出成形品を請求項1ないし3のいずれかに記載された押出成形品の検査方法により検査する工程と、
    を有することを特徴とする押出成形品の製造方法。
  5. 搬送中の押出成形品の断面形状が予め設定された該押出成形品の基準断面形状に対する許容範囲内にあるか否かを検査する押出成形品の検査装置であって、
    前記押出成形品の断面形状を測定する断面形状測定手段と、
    前記押出成形品のポーラス率を取得する取得手段と、
    該取得したポーラス率に基づき、前記許容範囲を変更する変更手段と、
    前記測定した断面形状が前記基準断面形状に対して前記変更した許容範囲内にあるか否かを判定する判定手段と、
    を備えたことを特徴とする押出成形品の検査装置。
  6. 請求項5に記載された押出成形品の検査装置において、
    前記押出成形品の単位長さ当たりの質量を測定する質量測定装置を備え、
    前記取得手段は、前記測定した断面形状に基づき、前記押出成形品の断面積を算出する断面積算出手段と、該断面積の算出値と前記質量の測定値に基づき、前記押出成形品のポーラス率を算出するポーラス率算出手段と、を有することを特徴とする押出成形品の検査装置。
  7. 請求項6に記載された押出成形品の検査装置において、
    前記ポーラス率算出手段は、前記断面積の算出値と前記質量の測定値に基づいて前記押出成形品の密度を算出し、該密度の算出値と該密度の基準値に基づいて前記押出成形品のポーラス率を算出することを特徴とする押出成形品の検査装置。
  8. 押出成形品を製造する製造装置であって、
    前記押出成形品を押し出して成形する押出成形機と、
    前記押し出された押出成形品を搬送する搬送手段と、
    該搬送中の押出成形品を検査する請求項5ないし7のいずれかに記載された押出成形品の検査装置と、
    を備えたことを特徴とする押出成形品の製造装置。
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