JP4950841B2 - Terminal block - Google Patents
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Description
本発明は、照明器具などに用いられる端子台に関するものである。 The present invention relates to a terminal block used for a lighting fixture or the like.
従来から、電線に弾接して鎖錠する鎖錠片を有する端子部をハウジング内に収納し、ハウジングに設けた電線挿入口から挿入される電線を鎖錠片に接続するようにした端子台が提案されている(特許文献1参照)。 Conventionally, a terminal block having a locking piece that is locked in contact with an electric wire in a housing is housed in the housing, and an electric wire inserted from an electric wire insertion port provided in the housing is connected to the locking piece. It has been proposed (see Patent Document 1).
ここにおいて、上述の特許文献1に開示された端子台1’は、図10に示すように、一面(図10の上面)が開放された樹脂製のボディ10’とボディ10’の開口側からボディ10’の周壁外周を囲む形に覆着される樹脂製のカバー20’とを結合することによりハウジング2’が形成されるものであり、電線挿入口24’を通してハウジング2’内に導入された電線に弾接して鎖錠する鎖錠片35d’を有する端子部34’と、ハウジング2’の周壁のうち電線挿入口24’の開口を形成した導入壁23b’とは交差する傾斜壁23a’に配置され電線の鎖錠状態を解除させる解除用レバー部25’とを備えている。ここで、解除用レバー部25’は、解除用レバー部25’を押圧する外力を受ける解除操作部25b’と、一端部に解除操作部25b’が設けられ他端部が傾斜壁23a’に連続して形成された短冊状の可撓片25a’とで構成され、全体としてT字状に形成されている。
しかしながら、図10に示すような構成の端子台1’では、電線の鎖錠状態を解除するときに解除操作部25b’を押圧する外力が加わることで、解除用レバー部25’が揺動及び伸張し解除用レバー部25’の可撓片25a’におけるハウジング2’との連結部分に応力が集中し、解除用レバー部25’が当該連結部分から破損することがあった。また、図11に示すように、ドライバ等の解除用具Dで解除操作部25b’を押圧するときには、ハウジング2’の傾斜壁23a’の傾斜につられて、傾斜壁23a’に直交する方向に対して斜め方向から解除操作部25b’を押圧してしまうと、解除用レバー部25’の可撓片25a’には長手方向(図11の矢印方向)に引張り張力が生じるが、可撓片25a’は本来曲げ操作が行われるものとして曲げ応力で破断しないように細幅としているので、長手方向の引張力によって可撓片25a’が破断してしまうことがあった。
However, in the
本願発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、電線の鎖錠状態を解除するときに解除用レバー部に加わる応力を緩和することにより当該解除用レバー部の破損を防止することができる端子台を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above reasons, and its purpose is to prevent damage to the release lever portion by relaxing the stress applied to the release lever portion when releasing the locked state of the electric wire. It is to provide a terminal block that can be used.
請求項1の発明は、電線が挿入される電線挿入口を備えた樹脂製のハウジングと、ハウジングに内蔵されハウジングを取り付ける端子台取付部材への取付面に対して斜め方向から電線挿入口を通して挿入された電線に弾接して鎖錠する鎖錠片を有する端子部を備えた導電金具と、ハウジングの周壁に配置され外力を受けて鎖錠片による電線の鎖錠状態を解除させる解除用レバー部とを備え、解除用レバー部は、解除用レバー部に外力を作用させる解除操作部と、一端部に解除操作部が設けられるとともに電線挿入口寄りである他端部がハウジングに一体に連続する可撓片とを備え、可撓片の一部に、電線の鎖錠状態を解除させるときに解除用レバー部に加わる応力を緩和する屈曲部が設けられ、可撓片は、解除用レバー部を周壁に対して可動自在とするために周壁に貫設された長孔の長手方向の一端側でハウジングに一体に連続し、屈曲部が伸張したときに解除操作部が長孔の長手方向の他端側で長孔の内周面に当接する形に形成されてなることを特徴とする。
The invention according to
この発明によれば、解除用レバー部の可撓片の一部に屈曲部が設けられたことにより、当該可撓片の長さを長くすることで解除用レバー部に加わる応力を分散することができるので、電線の鎖錠状態を解除するときに可撓片におけるハウジングの周壁との連結部分に加わる曲げ応力が緩和され、当該連結部分の破損を防止することができる。 According to the present invention, since the bent portion is provided in a part of the flexible piece of the release lever portion, the stress applied to the release lever portion is dispersed by increasing the length of the flexible piece. Therefore, the bending stress applied to the connecting portion of the flexible piece with the peripheral wall of the housing when the locked state of the electric wire is released is alleviated, and the connecting portion can be prevented from being damaged.
また、この発明によれば、可撓片は、解除用レバー部の屈曲部が伸張したときに解除用レバー部の解除操作部が長孔の長手方向の他端側で長孔の内周面に当接するので、可撓片の長手方向に過大な引張力が加わるのを防止し、可撓片が引張り破壊を起こすのを防止することができる。 Further, according to this invention, soluble Shiwahen the longitudinal direction at the other end a long hole of the cancel operation section elongated hole cancel lever portion when the bent portion of the cancel lever portion is stretched since contact with the inner peripheral surface of, and prevent the excessive tensile force is applied thereto in the longitudinal direction of the variable Shiwahen it can be prevented from causing destruction soluble Shiwahen the tension.
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記可撓片に前記屈曲部が少なくとも2つ設けられてなることを特徴とする。
The invention of
この発明によれば、前記可撓片に複数の前記屈曲部を設けることにより、前記可撓片の長さを長くすることができるので、前記可撓片に加わる曲げ応力が緩和され、鎖錠された電線を解除状態にするときの前記解除操作部の押圧力を軽減することができる。 According to this invention, since the length of the flexible piece can be increased by providing a plurality of the bent portions on the flexible piece, the bending stress applied to the flexible piece is alleviated, and the lock is locked. It is possible to reduce the pressing force of the release operation portion when the released electric wire is set to the release state.
請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記可撓片は、前記屈曲部が、前記解除操作部の可動方向である前記ハウジングの前記周壁と直交する方向に凸となる形で設けられてなることを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, the flexible piece has a shape in which the bent portion protrudes in a direction orthogonal to the peripheral wall of the housing, which is a movable direction of the release operation portion. It is characterized by being provided by.
この発明によれば、前記可撓片は、前記屈曲部が、前記解除操作部の可動方向である前記ハウジングの周壁と直交する方向に凸となる形で設けられることにより、前記解除用レバー部全体を小型化することができるので、端子台を小型化することができる。 According to this invention, the flexible piece is provided with the bent portion so that the bent portion protrudes in a direction orthogonal to the peripheral wall of the housing, which is the movable direction of the release operation portion. Since the whole can be reduced in size, the terminal block can be reduced in size.
請求項4の発明は、請求項1または2の発明において、前記可撓片は、前記屈曲部が、前記解除操作部の可動方向と直交する前記ハウジングの前記周壁に沿った方向で側方に凸となる形で設けられてなることを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, the flexible piece has the bent portion laterally in a direction along the peripheral wall of the housing perpendicular to the movable direction of the release operation portion. It is provided in the form which becomes convex.
この発明によれば、前記可撓片は、前記屈曲部が、前記解除操作部の可動方向と直交する前記ハウジングの周壁に沿った方向で側方に凸となる形で設けられることにより、前記ハウジング用の成形金型において前記可撓片に対応する部分を厚さが薄く且つ深い凹凸形状を有する構造とする必要がないので、当該成形金型の製造が容易になるとともに、当該成形金型を壊れにくいものとすることができ、成形不良が起こりにくくなり、結果的に低コスト化が図れる。また、当該成形金型の構造であれば前記可撓片に対応する部分への樹脂の充填不足による成形不良を少なくすることができる。また、前記解除用レバー部の前記解除操作部に前記解除操作部の可動方向に対して斜め方向から外力を加えたときでも前記可撓片における前記ハウジングの周壁との連結部分に加わる応力が緩和されるので、当該連結部分の破損を防止することができる。 According to this invention, the flexible piece is provided in such a manner that the bent portion protrudes laterally in a direction along the peripheral wall of the housing perpendicular to the movable direction of the release operation portion. In the molding die for housing, it is not necessary to make the portion corresponding to the flexible piece thin and have a deep concavo-convex shape, so that the molding die can be easily manufactured and the molding die Can be made difficult to break, and molding defects are less likely to occur, resulting in cost reduction. Moreover, if it is the structure of the said shaping | molding die, the shaping | molding defect by insufficient filling of the resin to the part corresponding to the said flexible piece can be decreased. Further, even when an external force is applied to the release operation portion of the release lever portion from an oblique direction with respect to the movable direction of the release operation portion, the stress applied to the connecting portion of the flexible piece with the peripheral wall of the housing is relieved. Therefore, the breakage of the connecting portion can be prevented.
請求項1の発明によれば、解除用レバー部の可撓片の一部に屈曲部が設けられたことにより、電線の鎖錠状態を解除するときに可撓片におけるハウジングの周壁との連結部分に加わる曲げ応力が緩和され、当該連結部分の破損を防止することができる。 According to the first aspect of the present invention, since the bent portion is provided in a part of the flexible piece of the release lever portion, the flexible piece is connected to the peripheral wall of the housing when the locked state of the electric wire is released. The bending stress applied to the part is relaxed, and the breakage of the connecting part can be prevented.
(実施形態1)
本実施形態の端子台1について図1乃至図6に基づいて説明する。
(Embodiment 1)
The
端子台1のハウジング2は、一面(図1の上面)が開放された樹脂製のボディ10と、一面(図1の下面)が開放されたボディ10の開口側からボディ10の周壁外周を囲む形に覆着される樹脂製のカバー20とを結合して形成される。ボディ10の周壁外側面には5箇所に組立爪11が突設され、カバー20の周壁には各組立爪11にそれぞれ嵌合する組立孔21が5箇所に形成されている。従って、組立爪11を組立孔21に嵌合させることにより、ボディ10とカバー20とが結合される。ハウジング2には2つの電源端子台部3,4と1つの負荷端子台部5とが順に配列されている。なお、2つの電源端子台部3,4のうちの一方は電源からの電線を接続するために設けられ、他方は送り配線用の電線を接続するために設けられている。通常は電源端子台部3に電線C1(図3参照)を接続し、電源端子台部4に送り配線用の電線C2(図3参照)を接続する。
The
ボディ10は長方形の1つの角部を矩形状に切欠した形状の底面を有する薄箱状に形成されている。つまり、ボディ10は直方体の一面に突部を突設した形状に形成されており、この突部が負荷端子台部5に対応する部分になる。ボディ10の内部空間は長手方向(負荷端子台部5の突出方向)に延長された2枚の仕切壁12a,12bによって3つの収納室13a〜13cに仕切られている。一方の仕切壁12aはボディ10の幅方向において負荷端子台部5を突設している側と残りの側とを仕切るように設けられ、他方の仕切壁12bは負荷端子台部5を突設している側の内部空間を幅方向において2分するように設けられている。つまり、仕切壁12aとボディ10の周壁とに囲まれる収納室13aと、両仕切壁12a,12bの間の収納室13bと、仕切壁12bとボディ10の周壁とに囲まれる収納室13cとが形成される。また、収納室13b,13cには、ボディ10の長手方向において負荷端子台部5に対応する部分と残りの部分とを仕切る仕切台14も設けられている。
The
カバー20の周壁はボディ10の周壁外周に沿った形で形成されており、カバー20においてボディ10の開口部を覆う底板には、各電源端子台部3,4が形成されており、各電源端子台部3,4は、負荷端子台部5から離れる向きにおいて突出量が多くなるように傾斜した傾斜壁(周壁)23aと当該傾斜壁23aにおける負荷端子台部5から遠いほうの一端縁に連続し負荷端子台部5から離れる向きにおいて突出量が少なくなるように傾斜した導入壁(周壁)23bとを有する。また、両電源端子台部3,4の間には連結部43cが形成され、電源端子台部4と負荷端子台部5との間には連結部43dが形成されており、各連結部43c,43dは、電源端子台部3,4の傾斜壁23a及び導入壁23bが突出した側に、ボディ10の底面と略平行な第1の水平面23c,第2の水平面23dを有する。ここで、各連結部43c,43dは、第1の水平面23c,第2の水平面23dと直交する方向の厚さがハウジング2の他の部分における同方向の厚さに比べて薄く形成されている。各導入壁23b,23bには、電線を挿入するための3個の電線挿入口24,24,24が開口する。ここで、端子台1は、照明器具の器具本体(図示せず)やプリント基板(図示せず)等の端子台取付部材にボディ10の底面が当接する形で取り付けられる。つまり、ボディ10の底面が端子台取付部材への取付面となる。そして、電線挿入口24には、取付面であるボディ10の底面に対して傾斜する方向から電線が挿入される。
The peripheral wall of the
また、図6に示すように、カバー20の負荷端子台部5に対応する部分の先端面には2個の電線挿入口15,15がカバー20の短手方向に並設されている。また、負荷端子台部5の先端面には突台部29が突設されており、突台部29には、電線挿入口15,15の並設方向に解除孔29a,29aが穿設されている。解除孔29aの機能については後述する。なお、電線挿入口15には電線C3(図3参照)が挿入される。
Further, as shown in FIG. 6, two
負荷端子台部5は、第2の水平面23dよりも電源端子台部3,4の傾斜壁23a及び導入壁23bの突出方向と同じ方向に突出した位置に第2の水平面23dと平行な段部30c,30dを有している。ここで、段部30cと第2の水平面23dとの間の2箇所に傾斜壁30a,30aが形成され、段部30cと段部30dとの間に傾斜壁30bが形成されている。ここで、傾斜壁30a,30aには矩形状の水抜き孔37,37が貫設されている。
The
更に、図3乃至図6に示すように、カバー20の長手方向の両側の外側面には、ボディ10との結合時にボディ10の底面よりも突出する取付脚26,26がそれぞれ設けられている。ここで、一方の取付脚26はカバー20の負荷端子台部5に対応する部分の外側面に設けられ、他方の取付脚26はカバー20の他の外側面の略中央部に設けられている。取付脚26はそれぞれ先端ほど互いの距離を小さくするように形成された一対の脚片27,27を備え、各脚片27,27の先端部には互いの距離を大きくする向き及びカバー20から離れる向きに突出するフック27aが形成されている。各一対の脚片27,27に設けた両フック27a,27aの外側面は先端側ほど互いの距離を小さくするようにボディ10の底面に対して傾斜している。
Further, as shown in FIGS. 3 to 6, mounting
なお、ハウジング2は、図示しない照明器具の器具本体に貫設した取付孔にフック27aを挿入することによって、当該器具本体にハウジング2の取付面(フック27aの突出する側)を当接させた形で当該器具本体に取り付けることができる。
Note that the
ところで、図1に示すように、ボディ10に設けた収納室13aには接地用の導電金具31が収納され、収納室13b,13cにはそれぞれ電圧用の導電金具32,32が収納される。ここで、接地用の導電金具31は、2個の端子部34,34が連結片31aにより連結され2個の端子部34,34が一直線上に配置された形状を有している。また、端子部34,34の間の連結片31aには接地片36が設けられており、接地片36はボディ10とカバー20とが結合したときにボディ10の周壁に設けた切欠溝10bを通してボディ10の裏面側に突出する。一方、電圧用の導電金具32は、2個の端子部34,34が連結片32aにより連結され、端子部34,34の連結方向の一端部に負荷接続端子部33が連結片32aにより連結され2個の端子部34,34と負荷接続端子部33とが一直線上に配置された形状を有する。つまり、接地用の導電金具31に負荷接続端子部33が連結された形状を有している。ここで、各収納室13b,13cに配置される電圧用の導電金具32,32は、仕切壁13bを対称面としたときにボディ10の短手方向で略対称となるように形成されている。
By the way, as shown in FIG. 1, a grounding conductive metal fitting 31 is stored in the
ここで、端子部34は、ボディ10の底面に沿って配置される帯板状の主片35aの側縁に連続して主片35aに直交する側片35bを有し、主片35aの長手方向における側片35bの一端縁には主片35a及び側片35bに直交する基部片35cが延設されている。基部片35cには主片35aと反対側の端縁から先端側ほど主片35aとの距離を広げるように傾斜した鎖錠片35dが延設されている。一方、側片35bの先端縁であって基部片35cから離れた部分には半円筒状であって基部片35cに近付くほど主片35aとの距離を大きくするように中心軸が端子台1の取付面であるボディ10の底面に対して傾斜した案内片35fが連続一体に設けられる。案内片35fは内側面が主片35a側を向いており、案内片35fに沿って挿入された電線に鎖錠片35dが弾接することで案内片35fと鎖錠片35dとの間で電線を挟持することができるようになっている。更に、主片35aの長手方向において側片35bの中間部には主片35aの長手方向に沿った短冊状の開口35iが形成され、開口35iにおいて主片35aから離れた一辺において基部片35c側の端部には主片35aに対向し鎖錠片35dに沿う形で延長された接続片35gが設けられる。接続片35gは側片35bとの連結部分を除いて基部片35cから離れるほど主片35aとの距離を大きくするように傾斜する。ここで、鎖錠片35dの先端部は案内片35fの内側面に接触し、接続片35gの先端部は案内片35fとの間に隙間を形成するように配置される。
Here, the
また、負荷接続端子部33は、ボディ10の底面に沿って配置され一端部が連結片32aと連続して形成された帯板状の主片33aの他端部を折曲してなる立上片33bと、立上片33bに穿設された矩形状の導入孔33cと、導入孔33cの主片33aから離れた一辺に連続して設けられた鎖錠片33dとから構成される。ここで、負荷端子台部5の電線挿入口15を通してハウジング2内に導入され導入孔33cに挿入された電線C3に鎖錠片33dが弾接して鎖錠する。この電線C3の鎖錠状態を解除するには上述の解除孔29aに適当な解除用治具を挿入すればよい。
The load
上述のカバー20に設けられた電源端子台部3,4には、傾斜壁23aと導入壁23bとに跨って解除用レバー部25をカバー20に対して可動自在とするための2つの長孔41,41が貫設されている。また、解除用レバー部25は、図1及び図2に示すように、可撓片25aの一端部が長孔41の長手方向の一端側でハウジング2の導入壁23bと連続しており他端部に幅広の解除操作部25bが設けられており、全体としてT字状に形成されている。しかして、解除用レバー部25の解除操作部25bは傾斜壁23aと直交する方向に可動自在となっており、解除操作部25bを押圧して解除操作部25bに対してハウジング2内部へ押込む方向(以下、電線解錠方向という)に外力を加えることで解除操作部25bの一部が電線に弾接する端子部34の鎖錠片34aと当接し、更に解除操作部25を同方向に押し込むと鎖錠片34aが同方向に押し込まれて電線の鎖錠状態を解除することができる。
Two long holes for allowing the
ここで、解除用レバー部25は、図1(b)に示すように、可撓片25aの一部に屈曲部25cが設けられており、当該可撓片25aの全長が屈曲部25cを設けないときに比べて長く形成されている。しかして、解除操作部25bに外力を加えたときに可撓片25aに加わる応力を分散することができ、可撓片25aにおける導入壁23bとの連結部分に加わる曲げ応力が緩和されるので、当該連結部分が破損するのを防止することができる。
Here, as shown in FIG. 1B, the
また、本実施形態では、屈曲部25cが伸張したときに解除操作部25bが長孔41の長手方向の他端側で内周面に当接するように形成されている。しかして、電線の鎖錠状態を解除するときに解除用レバー部25への斜め方向からの外力により屈曲部25cが伸張すると、解除操作部25bが長孔41の長手方向の他端側の内周面に当接し、解除用レバー部25の可撓片25aの長手方向に過大な張力が加わることを防止することができるので、可撓片25aが引張力により破断するのを防止することができる。
Further, in the present embodiment, the
また、本実施形態の端子台1では、図7に示すように解除用レバー部25の可撓片25aに2つの屈曲部25c,25cが設けてもよい。
Moreover, in the
この場合、可撓片25aに加わる曲げ応力がより緩和されるので、電線の鎖錠状態を解除するために解除操作部25bに加えるべき外力をより軽減することができる。また、屈曲部25c,25cを設けることにより可撓片25aの全長を長くしつつ解除用レバー部25を平面視での大きさを小さくすることができるので、ハウジング2を小型化することができる。
In this case, since the bending stress applied to the
(実施形態2)
本実施形態の端子台1の基本構成は、実施形態1と略同じであり、図8に示すように解除用レバー部25の可撓片25aは、解除操作部25bの電線解錠方向と直交する方向、即ち、ハウジング2の傾斜壁23aに沿った方向に凸となる形で形成された屈曲部25cを有するとともに傾斜壁23aに対して直交する方向に凸となる形で形成される屈曲部25dを有している点だけが相違するだけである。
(Embodiment 2)
The basic configuration of the
しかして、図9(a)に示すように、ドライバ等の解除用具Dで解除操作部25bに電線解錠方向に対してハウジング2の長手方向の一端側に傾斜した方向から外力を加える場合に限らず、図9(b)に示すように、解除操作部25bに電線解錠方向に対してハウジング2の短手方向の一端側に傾斜した方向から外力を加える場合でも可撓片25aとハウジング2の導入壁23bとの間の連結部分に加わる応力を緩和することができるので、可撓片25aの破損を防止することができる。
9A, when an external force is applied to the
ところで、図7に示した実施形態1の端子台1のハウジング2は上述のようにボディ10とカバー20とから構成され、ボディ10とカバー20とは別々に樹脂成形により形成される。また、本実施形態の端子台1の解除用レバー部25の可撓片25aには、屈曲部25cがハウジング2の傾斜壁23aに対して直交する方向に凸となる形で形成されているので、カバー20の成形金型のうち可撓片25aに対応する部分は、厚さが薄く且つ深い凹凸形状を有する構造とする必要がある。このような構造を有する成形金型は摩耗しやすく、更に、樹脂の充填不足による成形不良が起こり易かった。
Meanwhile, the
これに対して、本実施形態の端子台1では、可撓片25aには、屈曲部25dが傾斜壁23aに沿った方向で側方に凸となる形で設けられるので、カバー20の成形金型のうち可撓片25aに対応する部分を上述のような構造とする必要がないので、当該成形金型の製造が容易になるとともに、当該成形金型を壊れにくいものとすることができる。また、当該成形金型の構造であれば可撓片25aに対応する部分への樹脂の充填不足による成形不良を少なくすることができる。
On the other hand, in the
1 端子台
2 ハウジング
3,4 電源端子台部
5 負荷端子台部
23a 傾斜壁
23b 導入壁
25 解除用レバー部
25a 可撓片
25b 解除操作部
25c 屈曲部
31 接地用の導電金具
31a,32a 連結片
32 電圧用の導電金具
33 負荷接続端子部
34 端子部
35d 鎖錠片
41 長孔
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JP2009110724A (en) | 2009-05-21 |
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