JP4950096B2 - サービス提供システム、サービス提供方法およびサービス提供プログラム - Google Patents
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Description
まず最初に、以下の実施例で用いる主要な用語を説明する。「サービス」とは、いわゆるWebサービス(WWW関連技術を適用することで、アプリケーションの機能をネットワーク経由で実現するサービス)のことである。インターネットなどIPによって制御されるネットワークにおいて、「サービス提供装置」がサービスを制御し、ネットワークに接続する「端末」が「サービス」の提供を受けるという関係にある。
続いて、図1を用いて、本発明に係るサービス提供システムの前提技術を説明する。図1は、本発明に係るサービス提供システムの前提技術を説明するための図である。図1に例示する前提技術のサービス提供システムは、ネットワークに接続する複数の端末に当該ネットワーク上のサービスを提供するサービス提供装置がサービスを制御することを概要とし、端末側の構成が、SIP(Session Initiation Protocol)フォンと情報表示端末とに分かれている構成において、SIPによって通信を確立した通信相手のように、通信相手との関係が一時的な場合にも、サービス提供装置が、このような一時的な通信関係に基づいたサービス提供を実現するものである。ここで、SIPフォンとは、SIPによって通信を確立する端末(なお、確立したセッションを用いた通信も行う)のことであり、情報表示端末とは、HTTP(HyperText Transfer Protocol)通信を行う端末のことである。
ところで、上記してきた前提技術のサービス提供システムにおいては、サービス提供装置によるサービス提供について、セキュリティ上の課題が残る。すなわち、前提技術のサービス提供システムにおいて、サービス提供装置は、取得したcallセッション情報を特に検証することなく無条件にWebセッション情報と対応づけて記憶部に格納し、当該callセッション情報に基づいてサービスを制御している。言い換えると、前提技術のサービス提供システムにおいては、callセッション情報が信用できる情報でなければ、セキュリティ上の課題が残ることになるのである。
まず、図2を用いて、実施例1に係るサービス提供システムの特徴を説明する。図2は、実施例1に係るサービス提供システムの特徴を説明するための図である。
次に、図3〜図8を用いて、実施例1に係るサービス提供システムの構成を説明する。図3は、実施例1に係るサービス提供システムの端末側の構成を示すブロック図であり、図4は、ブラウザセッション情報記憶部を説明するための図であり、図5は、サービス提供装置の構成を示すブロック図であり、図6は、セッション情報記憶部を説明するための図であり、図7は、SIPプロキシの構成を示すブロック図であり、図8は、セッション関連情報記憶部を説明するための図である。
図3に示すHGW400は、以下に説明する各部が汎用的なゲートウェイ装置などに備えられることによって実現され、特に本発明に密接に関連するものとしては、図3に示すように、SIP通信部/HTTP通信部410と、記憶部420と、制御部430とを備える。
SIPフォン300は、汎用的なSIPフォンによって実現され、特に本発明に密接に関連するものとしては、図3に示すように、入力部301と、出力部302と、入出力制御I/F部303と、SIP通信部304とを備える。
情報表示端末350は、以下に説明する各部が汎用的なPCや情報家電などに備えられることによって実現され、特に本発明に密接に関連するものとしては、図3に示すように、入力部351と、出力部352と、入出力制御I/F部353と、HTTP通信部354と、制御部355とを備える。
サービス提供装置100は、以下に説明する各部が汎用的なサーバなどに備えられることによって実現され、特に本発明に密接に関連するものとしては、図5に示すように、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを備える。
SIPプロキシ200は、以下に説明する各部が汎用的なサーバなどに備えられることによって実現され、特に本発明に密接に関連するものとしては、図7に示すように、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを備える。
次に、図9を用いて、実施例1に係るサービス提供システムによる処理の手順を説明する。図9は、実施例1に係るサービス提供システムによる処理の手順を示すシーケンス図である。なお、実施例1においては、端末側の構成が、SIPによって通信を確立する際の発信側と着信側とで同様の構成を採っている状況を想定している。すなわち、発信側および着信側のいずれの構成も、HGW400の配下にSIPフォン300と情報表示端末350とが接続されている構成である。しかしながら、本発明はこれに限られるものではない。発信側と着信側とで異なる構成を採っている状況でもよく、例えば、一方の端末側の構成が、SIPフォン機能と情報表示機能とを一体化して備えた端末であってもよい。言い換えると、本発明は、サービス提供装置が、callセッション情報の検証をSIPプロキシに対して問い合わせることができる構成であれば、端末側の構成がどのような構成を採るものであっても、同様に適用することができるのである。
上記してきたように、実施例1によれば、サービス提供装置100が、callセッション情報によって一意に識別される通信が現に確立されている通信であることをSIPプロキシ200に問い合わせた上でサービス提供を制御するので、SIPによって通信を確立した通信相手のように、通信相手との関係が一時的な場合にも、サービス提供装置100は、このような一時的な通信関係に基づいたサービス提供を、安全に実現することが可能になる。
実施例1においては、サービス提供装置100がSIPプロキシ200に問い合わせた結果、callセッション情報各々で一意に識別される通信が現に確立されている通信であることをSIPプロキシ200から応答された場合に、サービス提供装置100のWebセッション情報払出部133がWebセッション情報を払い出す手法を採っていた。しかしながら、本発明はこれに限られるものではなく、Webセッション情報払出部133によるWebセッション情報の払い出しは、SIPプロキシ200からの応答とは無関係に行われてもよい。
また、実施例1においては、サービス提供装置100は、両情報表示端末350から同じ値のcallセッション情報を取得していることを想定しており、ステップS116における問い合わせを1回行っただけで(1つの値のcallセッション情報に関する問い合わせを行っただけで)、両情報表示端末350各々に対してWebセッション情報を払い出す手法を採っていた。しかしながら、本発明はこれに限られるものではなく、問い合わせを何回行うかは、callセッション情報について何を問い合わせるかといったセキュリティポリシーなどとも関連して変更され得るものである。
図10および図11を用いて、実施例4に係るサービス提供システムによる通信切断時の処理の手順を説明する。図10は、実施例4に係るサービス提供システムによる処理(SIPによって確立された通信切断時)の手順を示すシーケンス図であり、図11は、実施例4に係るサービス提供システムによる処理(Web通信切断時)の手順を示すシーケンス図である。
図10に示すように、両SIPフォン300のSIP通信部304間で、ステップS201−1〜S202−4の通信が、SIP PROXY200やHGW400を介するなどして行われ、その結果、ステップS203において、両SIPフォン300間でSIPによって確立された通信が切断される。
図11に示すように、一方の情報表示端末350のサービス利用部358が、サービス提供装置100に対してサービス終了指示を送信すると(ステップS301)、実施例4におけるサービス提供装置100のサービス提供部135は、該当するサービス提供を終了するように制御するとともに(ステップS302)、当該サービス提供に用いられていたWeb通信に対応するcallセッション情報をSIP PROXY200に送信し、callセッション情報で一意に識別される通信を切断するように指示する(ステップS303)。
上記してきたように、実施例4によれば、サービス提供装置は、第1の通信の終了制御と第2の通信の終了制御とを連携させることも可能になる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。
サービス提供装置は、Webセッション情報を用いてサービスが提供された際に、提供されたサービスに関する情報と、当該Webセッション情報に対応づけてセッション情報記憶部に格納されているcallセッション情報とを対応づけ、当該対応づけを予め設定された有効期間とともに記憶部に格納する。また、サービス提供装置は、端末が、有効期間内に、記憶部によって記憶されているcallセッション情報を指定してサービス提供装置との間でWeb通信を行うと、当該callセッション情報で一意に識別される通信が過去に確立された通信であるか否かを、SIPプロキシに対して問い合わせる。また、サービス提供装置は、当該callセッション情報を検索キーとして記憶部を検索し、当該callセッション情報に対応づけて格納されているサービスに関する情報を取得する。そして、サービス提供装置は、サービスに関する情報を取得し、かつ、callセッション情報に関して問い合わせた結果、当該callセッション情報で一意に識別される通信が過去に確立された通信であることをSIPプロキシから応答された場合に、当該サービスに関する情報に基づいて、当該端末に対するサービスを制御する(なお、SIPプロキシは、過去に確立された通信についても一定の有効期間管理しており、問い合わせをサービス提供装置から受け付けると、当該callセッション情報で一意に識別される通信が過去に確立された通信であるか否かを検証し、検証結果をサービス提供装置に対して応答する)。この場合には、有効期間内であれば、過去にSIPによって同一の通信を確立した端末各々の一時的な通信関係(過去の通信関係)に基づいて、サービスを制御することが可能になる。
上記の実施例においては、単一のSIPプロキシがSIP信号(SIPの具体的な信号、INVITE、200 OKなどの種類、および、From、Toなどのパラメータを含む)を仲介する事例を説明してきたが、本発明はこれに限られるものではない。複数のSIPプロキシがSIP信号を仲介する事例や、NGN(Next Generation Network)におけるAS(Application Server)などがSIP信号を仲介する事例にも、本発明を同様に適用することができる。この場合には、サービス提供装置は、問い合わせに適するSIPプロキシを適宜選択して問い合わせを行うことが望ましい。
110 通信部
120 記憶部
121 セッション情報記憶部
130 制御部
131 callセッション情報受信部
132 SIP通信問い合わせ部
133 Webセッション情報払出部
134 関連づけ部
135 サービス提供部
200 SIPプロキシ
210 通信部
220 記憶部
221 セッション関連情報記憶部
230 制御部
231 SIP通信制御部
232 SIP通信検証部
233 応答部
300 SIPフォン
301 入力部
302 出力部
303 入出力制御I/F部
304 SIP通信部
350 情報表示端末
351 入力部
352 出力部
353 入出力制御I/F部
354 HTTP通信部
355 制御部
356 callセッション情報送信部
357 Webセッション情報受信部
358 サービス利用部
400 HGW
410 SIP通信部/HTTP通信部
420 記憶部
421 ブラウザセッション情報記憶部
430 制御部
431 callセッション情報収集部
432 SIPフォンID収集部
433 情報表示端末特定部
434 アクセス先変更指示部
Claims (10)
- ネットワークに接続される複数の端末に当該ネットワーク上のサービスを提供するサービス提供装置が、当該サービスを制御するサービス提供システムであって、
前記サービス提供装置は、
前記サービスを利用することを要求する利用要求を前記端末から受け付けた際に、当該端末と組で利用される他の端末によって確立された第1の通信を一意に識別する第1通信情報を取得する第1通信情報取得手段と、
前記第1通信情報取得手段によって取得された第1通信情報で一意に識別される第1の通信が現に確立されている通信であるか否かを、第1の通信を制御する第1通信制御装置に対して問い合わせる問い合わせ手段と、
前記端末が当該サービス提供装置との間で前記サービスを利用する際に行う第2の通信を一意に識別する第2通信情報を、前記第1通信情報取得手段によって取得された第1通信情報に対応づけて第2通信情報記憶手段に格納する第2通信情報格納手段と、
前記第2通信情報記憶手段に格納されている複数の第1通信情報の内、所定の第1通信情報各々が同一の第1の通信として確立されたものであることを示す場合であり、かつ、当該所定の第1通信情報各々に関して前記問い合わせ手段によって問い合わされた結果、当該第1通信情報各々で一意に識別される第1の通信が現に確立されている通信であることを前記第1通信制御装置から応答された場合に、当該第1通信情報各々に対応づけて前記第2通信情報記憶手段に格納されている第2通信情報各々を用いて提供されるサービスを、互いに関連づけて制御するサービス提供制御手段とを備え、
前記第1通信制御装置は、
第1通信情報に関する前記問い合わせ手段による問い合わせを前記サービス提供装置から受け付けると、当該第1通信情報で一意に識別される第1の通信が現に確立されている通信であるか否かを検証する検証手段と、
前記検証手段によって検証された検証結果を前記サービス提供装置に対して応答する応答手段と、
を備えたことを特徴とするサービス提供システム。 - 前記サービス提供装置の問い合わせ手段は、前記第1通信情報を送信するとともに、当該第1通信情報で一意に識別される第1の通信を確立したとされる端末を識別する情報を送信することで、前記第1通信制御装置に対して問い合わせ、
前記第1通信制御装置の検証手段は、前記問い合わせを受け付ける際に前記端末を識別する情報を受け付け、前記第1通信情報で一意に識別される第1の通信が、当該端末を識別する情報によって識別される端末において現に確立されている通信であるか否かを検証することを特徴とする請求項1に記載のサービス提供システム。 - 前記第1通信制御装置の応答手段は、前記検証結果を応答するとともに、前記第1通信情報が現に確立されている第1の通信を一意に識別する情報として有効である期限を示す有効期限を含めて応答し、
前記サービス提供装置のサービス提供制御手段は、第2通信情報各々に対応づけて前記第2通信情報記憶手段に格納されている第1通信情報が前記応答手段による応答に含まれる有効期限を経過した場合には、当該第2通信情報各々を用いて提供しているサービスを終了するようにさらに制御することを特徴とする請求項1または2に記載のサービス提供システム。 - 前記第1通信制御装置の応答手段は、前記検証結果を応答するとともに、前記第1通信情報が現に確立されている第1の通信を一意に識別する情報として有効である期限を示す有効期限を含めて応答し、
前記サービス提供装置の問い合わせ手段は、第2通信情報各々に対応づけて前記第2通信情報記憶手段に格納されている第1通信情報が前記応答手段による応答に含まれる有効期限を経過した場合には、当該第1通信情報で一意に識別される第1の通信が現に確立されている通信であるか否かを前記第1通信制御装置に対して再び問い合わせ、
前記サービス提供制御手段は、前記問い合わせ手段によって再び問い合わされた結果、当該第1通信情報各々で一意に識別される第1の通信が現に確立されている通信でないことを前記第1通信制御装置から応答された場合には、当該第1通信情報各々に対応づけて前記第2通信情報記憶手段に格納されている第2通信情報各々を用いて提供されているサービスを終了するようにさらに制御することを特徴とする請求項1または2に記載のサービス提供システム。 - 前記サービス提供制御手段は、前記第1の通信が切断されたことを示す切断情報を前記第1通信制御装置から受信すると、当該第1の通信を一意に識別する第1通信情報各々に対応づけて前記第2通信情報記憶手段に格納されている第2通信情報各々を用いて提供されているサービスを終了するように制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のサービス提供システム。
- 前記サービス提供制御手段は、前記第2通信情報各々を用いて提供されていたサービスを終了することを示す終了情報を受信すると、当該第2通信情報各々に対応づけて前記第2通信情報記憶手段に格納されている第1通信情報各々によって一意に識別される第1の通信を切断する切断指示を、前記第1通信制御装置に送信する切断指示送信手段と、
前記第1通信制御装置は、
前記切断指示送信手段によって送信された切断指示を受信すると、当該切断指示によって指示された第1の通信を切断するように制御する切断制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のサービス提供システム。 - 前記サービス提供装置は、
前記サービス提供制御手段によって前記第2通信情報を用いてサービスが提供された際に、提供された当該サービスに関する情報と、当該第2通信情報に対応づけて前記第2通信情報記憶手段に格納されている第1通信情報とを対応づけ、当該対応づけを予め設定された有効期間とともに第1通信情報記憶手段に格納する第1通信情報格納手段と、
前記端末が、前記有効期間内に、前記第1通信情報記憶手段によって記憶されている第1通信情報を指定して前記サービス提供装置との間で前記第2の通信を行うと、当該第1通信情報で一意に識別される第1の通信が過去に確立された通信であるか否かを、前記第1通信制御装置に対して問い合わせる第2の問い合わせ手段と、
前記端末によって指定された第1通信情報を検索キーとして前記第1通信情報記憶手段を検索し、当該第1通信情報に対応づけて格納されている前記サービスに関する情報を取得するサービス情報取得手段と、
前記サービス情報取得手段によって前記サービスに関する情報が取得され、かつ、前記第1通信情報に関して前記第2の問い合わせ手段によって問い合わされた結果、当該第1通信情報で一意に識別される第1の通信が過去に確立された通信であることを前記第1通信制御装置から応答された場合に、当該サービスに関する情報に基づいて、当該端末に対するサービスを制御する第2のサービス提供制御手段と、
前記第1通信制御装置は、
第1通信情報に関する前記第2の問い合わせ手段による問い合わせを前記サービス提供装置から受け付けると、当該第1通信情報で一意に識別される第1の通信が過去に確立された通信であるか否かを検証する第2の検証手段と、
前記第2の検証手段によって検証された検証結果を前記サービス提供装置に対して応答する応答手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のサービス提供システム。 - ネットワークに接続される複数の端末に当該ネットワーク上のサービスを提供するサービス提供装置が、当該サービスを制御するサービス提供方法であって、
前記サービス提供装置は、
前記サービスを利用することを要求する利用要求を前記端末から受け付けた際に、当該端末と組で利用される他の端末によって確立された第1の通信を一意に識別する第1通信情報を取得する第1通信情報取得工程と、
前記第1通信情報取得工程によって取得された第1通信情報で一意に識別される第1の通信が現に確立されている通信であるか否かを、第1の通信を制御する第1通信制御装置に対して問い合わせる問い合わせ工程と、
前記端末が当該サービス提供装置との間で前記サービスを利用する際に行う第2の通信を一意に識別する第2通信情報を、前記第1通信情報取得工程によって取得された第1通信情報に対応づけて第2通信情報記憶部に格納する第2通信情報格納工程と、
前記第2通信情報記憶部に格納されている複数の第1通信情報の内、所定の第1通信情報各々が同一の第1の通信として確立されたものであることを示す場合であり、かつ、当該所定の第1通信情報各々に関して前記問い合わせ工程によって問い合わされた結果、当該第1通信情報各々で一意に識別される第1の通信が現に確立されている通信であることを前記第1通信制御装置から応答された場合に、当該第1通信情報各々に対応づけて前記第2通信情報記憶部に格納されている第2通信情報各々を用いて提供されるサービスを、互いに関連づけて制御するサービス提供制御工程とを含み、
前記第1通信制御装置は、
第1通信情報に関する前記問い合わせ工程による問い合わせを前記サービス提供装置から受け付けると、当該第1通信情報で一意に識別される第1の通信が現に確立されている通信であるか否かを検証する検証工程と、
前記検証工程によって検証された検証結果を前記サービス提供装置に対して応答する応答工程と、
を含んだことを特徴とするサービス提供方法。 - ネットワークに接続される複数の端末に当該ネットワーク上のサービスを提供するサービス提供装置が、当該サービスを制御するサービス提供方法をコンピュータに実行させるサービス提供プログラムであって、
前記サービスを利用することを要求する利用要求を前記端末から受け付けた際に、当該端末と組で利用される他の端末によって確立された第1の通信を一意に識別する第1通信情報を取得する第1通信情報取得手順と、
前記第1通信情報取得手順によって取得された第1通信情報で一意に識別される第1の通信が現に確立されている通信であるか否かを、第1の通信を制御する第1通信制御装置に対して問い合わせる問い合わせ手順と、
前記端末が前記サービス提供装置との間で前記サービスを利用する際に行う第2の通信を一意に識別する第2通信情報を、前記第1通信情報取得手順によって取得された第1通信情報に対応づけて第2通信情報記憶部に格納する第2通信情報格納手順と、
前記第2通信情報記憶部に格納されている複数の第1通信情報の内、所定の第1通信情報各々が同一の第1の通信として確立されたものであることを示す場合であり、かつ、当該所定の第1通信情報各々に関して前記問い合わせ手順によって問い合わされた結果、当該第1通信情報各々で一意に識別される第1の通信が現に確立されている通信であることを前記第1通信制御装置から応答された場合に、当該第1通信情報各々に対応づけて前記第2通信情報記憶部に格納されている第2通信情報各々を用いて提供されるサービスを、互いに関連づけて制御するサービス提供制御手順と、
を前記サービス提供装置としてのコンピュータに実行させ、
第1通信情報に関する前記問い合わせ手順による問い合わせを前記サービス提供装置から受け付けると、当該第1通信情報で一意に識別される第1の通信が現に確立されている通信であるか否かを検証する検証手順と、
前記検証手順によって検証された検証結果を前記サービス提供装置に対して応答する応答手順と、
を前記第1通信制御装置としてのコンピュータに実行させることを特徴とするサービス提供プログラム。 - ネットワークに接続される複数の端末に当該ネットワーク上のサービスを提供するサービス提供装置が、当該サービスを制御するサービス提供システムであって、
前記サービス提供装置は、
前記サービスを利用することを要求する利用要求を前記端末から受け付けた際に、当該端末によって確立された第1の通信を一意に識別する第1通信情報を取得する第1通信情報取得手段と、
前記第1通信情報取得手段によって取得された第1通信情報で一意に識別される第1の通信が現に確立されている通信であるか否かを、第1の通信を制御する第1通信制御装置に対して問い合わせる問い合わせ手段と、
前記端末が当該サービス提供装置との間で前記サービスを利用する際に行う第2の通信を一意に識別する第2通信情報を、前記第1通信情報取得手段によって取得された第1通信情報に対応づけて第2通信情報記憶手段に格納する第2通信情報格納手段と、
前記第2通信情報記憶手段に格納されている複数の第1通信情報の内、所定の第1通信情報各々が同一の第一の通信として確立されたものであることを示す場合であり、かつ、当該所定の第1通信情報各々に関して前記問い合わせ手段によって問い合わされた結果、当該第1通信情報各々で一意に識別される第1の通信が現に確立されている通信であることを前記第1通信制御装置から応答された場合に、当該第1通信情報各々に対応づけて前記第2通信情報記憶手段に格納されている第2通信情報各々を用いて提供されるサービスを、互いに関連づけて制御するサービス提供制御手段とを備え、
前記第1通信制御装置は、
第1通信情報に関する前記問い合わせ手段による問い合わせを前記サービス提供装置から受け付けると、当該第1通信情報で一意に識別される第1の通信が現に確立されている通信であるか否かを検証する検証手段と、
前記検証手段によって検証された検証結果を前記サービス提供装置に対して応答する応答手段と、
を備えたことを特徴とするサービス提供システム。
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