JP4947126B2 - Combine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、コンバインに関するものである。 The present invention relates to a combine.
従来のコンバインとして、前側の刈取前処理装置から後側の脱穀装置に刈取穀稈を円滑に受継ぎ供給するために、刈取側の搬送装置と脱穀側のフィ−ドチェンとの間に、補助搬送装置や穀稈ガイド装置を設けた構成が知られている。 As a conventional combine, in order to smoothly inherit and supply the harvested cereal meal from the front-side harvesting pretreatment device to the rear-side threshing device, auxiliary conveyance between the harvesting-side transport device and the threshing-side feed chain The structure which provided the apparatus and the grain straw guide apparatus is known.
最近の開発技術として、刈取前処理装置の供給調節装置と、脱穀装置のフィ−ドチェンとの間に受継チェンを設けて搬送穀稈を円滑に受け継ぐ受継装置が公開されている。しかし、この種の従来装置は、搬送穀稈の引継ぎが円滑に行われず、穂先側に搬送抵抗がかかって穂先遅れで脱穀装置に供給される等の課題があった。 As a recent development technique, a succession device has been disclosed in which a succession chain is provided between the supply adjustment device of the pre-harvest processing device and the feed chain of the threshing device to smoothly inherit the transported cereal. However, this kind of conventional apparatus, the takeover of transportable OkuKoku稈is not smoothly performed, there is a problem such as to be supplied to the threshing device tip delay takes conveying resistance to tip side.
本発明は、上述した課題を解決するために次の如き技術手段を講ずるものである。
すなわち、請求項1記載の発明は、走行車体(1)上に脱穀装置を搭載し、該脱穀装置の前側に刈取前処理装置(3)を設けたコンバインにおいて、前記脱穀装置に備えたフィードチェン(22)の搬送始端部の直前位置に、前記刈取前処理装置(3)側の穀稈供給装置(5)から受け継いだ穀稈をフィードチェン(22)に受け継がせる前部受継チェン(9b)を設け、フィードチェン(22)の搬送始端部の内側の位置には、前記前部受継チェン(9b)の搬送終端部とフィードチェン(22)の搬送始端部との間で穀稈の受け継ぎを補助する補助受継チェン(9a)を配置し、該前部受継チェン(9b)と補助受継チェン(9a)に刈取前処理装置(3)の後部から伝動装置を介して回転動力を伝動する構成としたことを特徴とするコンバインとしたものである。
請求項2記載の発明は、前記前部受継チェン(9b)の搬送始端部を補助受継チェン(9a)の搬送始端部よりも搬送方向上手側の位置に配置し、該前部受継チェン(9b)の搬送終端部を補助受継チェン(9a)の搬送終端部よりも搬送方向上手側の位置に配置し、補助受継チェン(9a)によって、前部受継チェン(9b)の搬送終端部とフィードチェン(22)の搬送始端部との間における穀稈の受け継ぎを補助すると共に前部受継チェン(9b)まで株元が届かない短い穀稈をフィードチェン(22)の搬送始端部へ受け継がせる構成とした請求項1記載のコンバインとしたものである。
請求項3記載の発明は、前記刈取前処理装置(3)側の取付部材(26)に2つの穀稈ガイド杆(24,25)の基部を夫々取り付け、該2つの穀稈ガイド杆(24,25)を後方へ延長して補助受継チェン(9a)および前部受継チェン(9b)の各穀稈搬送面にそれぞれ沿わせて配置した請求項2記載のコンバインとしたものである。
請求項4記載の発明は、前記脱穀装置に備えた揺動選別棚(60)の移送方向終端部の後外側の部位に、背面視において右側下がりに傾斜した排塵ガイド(61)を取り付け、該排塵ガイド(61)によって、揺動選別棚(60)上の排塵物を該揺動選別棚(60)の終端部から既刈側の圃場へ誘導しながら落下させる構成とした請求項3記載のコンバインとしたものである。
The present invention provides the following technical means in order to solve the above-described problems.
That is, the invention of
According to the second aspect of the present invention, the transfer start end of the front transfer chain (9b) is arranged at a position closer to the transfer direction than the transfer start end of the auxiliary transfer chain (9a), and the front transfer chain (9b) ) Is disposed at a position closer to the conveyance direction than the conveyance termination portion of the auxiliary transfer chain (9a), and the conveyance termination portion and the feed chain of the front transmission chain (9b) are arranged by the auxiliary transmission chain (9a). (22) A structure that assists the inheritance of the cereal between the conveying start end and the inherited short cereal that does not reach the stock of the front inheriting chain (9b) to the conveying start end of the feed chain (22) The combine according to
According to the third aspect of the present invention, the bases of the two culm guide rods (24, 25) are respectively attached to the attachment member (26) on the cutting pretreatment device (3) side, and the two culm guide rods (24) 25) extends backward and is combined with the grain transfer surfaces of the auxiliary transfer chain (9a) and the front transfer chain (9b), respectively.
The invention according to
請求項1記載の発明によると、補助受継チェン(9a)によって、前部受継チェン(9b)の搬送終端部とフィ−ドチェン(22)の搬送始端部との間における穀稈受け継ぎ作用を補助して円滑に脱穀処理することができる。
請求項2記載の発明によると、補助受継チェン(9a)によって、前部受継チェン(9b)の搬送終端部とフィ−ドチェン(22)の搬送始端部との間で穀稈受け継ぎ作用を補助すると共に、超短稈(前部受継チェン9bまで株元が届かない程度の短い穀稈)を受け継いで円滑に脱穀処理することができる。
請求項3記載の発明によると、上記請求項2記載の発明の効果に加え、刈取前処理装置(3)側の取付部材(26)から後方へ延長した2つの穀稈ガイド杆(24,25)によって、補助受継チェン(9a)と前部受継チェン(9b)へ穀稈を受け継ぐことができる。
請求項4記載の発明によると、上記請求項3記載の発明の効果に加え、揺動選別棚(60)の移送方向終端部から排出される排塵物を、既刈側の圃場へ誘導しながら落下させることができる。
According to the first aspect of the invention, the auxiliary Inherit Chen (9a), conveying terminal end and Fi of the front Inherit Chen (9b) - assists the action inherited culms between the conveying starting end of Dochen (22) it is possible to smoothly threshing processing Te.
According to the second aspect of the present invention, the auxiliary transfer chain (9a) assists the cereal transfer function between the transfer terminal end of the front transfer chain (9b) and the transfer start end of the feed chain (22). At the same time, the threshing process can be smoothly performed by inheriting the ultrashort culm (short cereal that does not reach the stock to the front inheriting chain 9b).
According to the invention described in
According to the invention described in
以下、図面に基づいて、本発明の実施例を具体的に説明する。
コンバイン4は、図4および図5に示すように、クロ−ラ11を装備した走行車体1上に、脱穀装置2を搭載し、その前側に刈取前処理装置3を連結して一連の刈取脱穀作業ができる構成としている。
Embodiments of the present invention will be specifically described below with reference to the drawings.
As shown in FIGS. 4 and 5, the
まず、刈取前処理装置3は、図4および図5に示すように、基部を走行車体1の前部に設けた支持台(図示を省略している)に上下回動自由に枢着した刈取フレ−ム12を前方下方へ延長し、この刈取フレ−ム12に各装置を装着して構成している。すなわち、刈取前処理装置3は、前端下部に分草杆13を、その背後に傾斜状にした穀稈引起し装置14を、その後方低部には刈取装置15を、更に、図2に示すように、刈取穀稈を搬送する株元搬送装置16と、穂先搬送装置17と、扱深さ調節装置18と、穀稈供給装置5とを順次穀稈の受継搬送ができるように配置して前述の刈取フレ−ム12に取り付けて伝動可能に構成している。
First, as shown in FIGS. 4 and 5, the
そして、扱深さ調節装置18は、従来から公知で図2に示すように、調節チェン18aと挾持杆18bとからなり、始端部を前記株元搬送装置16の終端部に搬送穀稈の株元を受継可能に臨ませて設け、後方上方に延長して終端部を穀稈供給装置5の始端部に臨ませて設けている。そして、扱深さ調節装置18は、図2に示すように、始端部を刈取フレ−ム12に枢着して終端側が搬送穀稈の稈身方向に沿って上下に揺動する構成とし、図示を省略している扱深さ制御モ−タ−に制御可能に接続して構成している。
As shown in FIG. 2, the handling depth adjusting
なお、穂先センサ19は、図2に示すように、穀稈の搬送通路の上方に垂下して設け、搬送穀稈の穂先位置(穀稈の丈)を検出して図示しないコントロ−ラに入力する構成としている。そして、コントロ−ラは、上記扱深さ制御モ−タ−に制御信号を出力するように接続して扱深さ自動制御を行なう構成としている。
As shown in FIG. 2, the
つぎに、穀稈供給装置5は、図2に示すように、刈取前処理装置3の終端部に供給チェンと挟持杆とからなり、前記扱深さ調節装置18から受継いだ搬送穀稈を脱穀装置2側に送る構成としている。この構成において、穀稈供給装置5は、搬送穀稈の株元を挟持して搬送し、穀稈上部(穂部)を穂先搬送装置17の穂先ラグが係止して持ち回るように奥側(図4の操縦座席20の方向)へ搬送して穀稈を横倒し状にして脱穀装置2側へ引継がせる構成としている。
Next, as shown in FIG. 2, the cereal supply device 5 is composed of a supply chain and a holding culm at the end of the
このように構成した刈取前処理装置3は、図5で解るように、油圧装置によって伸縮する刈取昇降シリンダ−21によって支持し、下部の通常の作業位置と上部の非作業位置との間を昇降する構成とし、中間位置に刈取り高さ調節ができる構成としている。
The
つぎに、脱穀装置2は、図4および図5に示すように、フィ−ドチェン22を有し、従来から公知の如く、上側に扱胴を軸架した扱室を配置し、下側に揺動選別装置や圧風唐箕を内装した選別室を設け、供給された刈取穀稈を脱穀選別する構成としている。そして、フィ−ドチェン22は、上側に添わせて挟持杆23が設けられ、穂先部を上記扱室に挿入した穀稈の株元を挟持して搬送する構成としている。
Next, as shown in FIGS. 4 and 5, the
そして、入り口漏斗6は、図1、図3、図4に示すように、上記脱穀装置2の扱室の前側(穀稈供給側)に接続して設け、上面で引継ぎ穀稈を受継いで扱室に供給する機能を有するが、前記穀稈供給装置5の搬送終端部から段差を付けた低い位置(図1参照)に配置して構成している。そして、穀稈ガイドゴムプレ−ト10は、図1乃至図3に示すように、刈取前処理装置3の後部機枠7に取付けた支持部材8に固着して上記した入り口漏斗6に垂れ下げて連続した状態に設けている。そして、支持部材8は、図2乃至図4に示すように、基部側を前述のとおり後部機枠7に固着し、先端側を後述する補助受継チェン9a側に若干下向きに傾斜させて設けている。
And as shown in FIG.1, FIG.3, FIG.4, the
つぎに、前部受継チェン9bは、図3に示すように、前記フィ−ドチェン22の搬送始端部のすぐ前側に、フィ−ドチェン22の始端部を分割したように設け、刈取前処理装置3側の前述した穀稈供給装置5から受け継いだ穀稈を後続するフィ−ドチェン22に受け継がせる構成としている。そして、上述の補助受継チェン9aは、図3に示すように、前部受継チェン9bとフィ−ドチェン22との内側に配置して設け、前記前部受継チェン9bの受継作用時に、穀稈の穂先側を支持できる構成としている。そして、前部受継チェン9bは、図3に示すように、その搬送始端部を、補助受継チェン9aの搬送始端部より前側位置(穀稈搬送方向の上手側)に配置し、終端部分も上記補助受継チェン9aの終端部分より前側に位置させて構成している。この場合、補助受継チェン9aは、前部受継チェン9bの終端部とフィ−ドチェン22の搬送始端部との間の穀稈受け継ぎ作用を補助すると共に、超短稈(前部受継チェン9bまで株元が届かない程度の短い穀稈)を受け継ぐことができる構成としている。
Next, as shown in FIG. 3, the front transfer chain 9 b is provided so as to divide the start end of the
そして、前部受継チェン9bと補助受継チェン9aは、請求項に記載した受継チェン9に相当し、図示は省略したが、刈取前処理装置3の後部から伝動装置を介して回転動力を伝動する構成としている。
The front transfer chain 9b and the auxiliary transfer chain 9a correspond to the
そして、穀稈ガイド杆24、25は、図2および図3に示すように、基部を前側の前記刈取前処理装置3の取付部材26にそれぞれ取り付けて後方に延長して補助受継チェン9aと前部受継チェン9bとの上側(穀稈搬送面)に沿わせて設け、更に、後方の前記フィ−ドチェン22の挟持杆23の側方位置まで延長して構成している。そして、穀稈ガイド杆24、25は、図3に示すように、二本の先端部が挟持杆23を挟むように両側に位置し、穀稈の受け継ぎを確実に行なう構成としている。そして、穀稈ガイド杆24、25は、弾性素材を用いて構成しており、前部受継チェン9bと補助受継チェン9aとの位置が上下に変化したときにも充分に順応することができ、更には、受継穀稈の層厚の変化にも適確に対応できるものとなっている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the cereal guide guides 24 and 25 are attached to the
つぎにその作用について説明する。
まず、エンジンを始動して、刈取クラッチや脱穀クラッチを入り操作して機体の回転各部を伝動しながら、走行車体1を前進走行してコンバイン4による刈取脱穀作業を開始する。すると、圃場の穀稈は、前端下部にある分草杆13によって分草作用を受け、ついで穀稈引起し装置14の引起し作用によって倒伏状態から直立状態に引き起こされ、株元が刈取装置15に達して刈り取られ、株元搬送装置16と穂先搬送装置17に受け継がれて順次連続状態で後部上方に搬送される。
Next, the operation will be described.
First, the engine is started, and a cutting and threshing clutch and a threshing clutch are engaged and operated to transmit the rotating parts of the machine body. Then, the grain culm is subjected to the weeding action by the
そして、穀稈は、扱深さ調節装置18から穀稈供給装置5に順次連続状態で受け継がれ、その終端部分において、穂先側が穂先搬送装置17によって持ち回られながら横倒し状態になって穀稈ガイドゴムプレ−ト10上に達する。そして、穀稈は、株元が穀稈供給装置5の終端部から離れると、各穀稈ガイド24、25に案内されて前部受継チェン7の始端部に達して挟持され、穂先側が垂れ下がっている穀稈ガイドゴムプレ−ト10上を滑るように案内されて入り口漏斗6上に落下するようにして整然と引き継がれることになる。このとき、引継ぎ穀稈は、穀稈供給装置5の終端部から段差のある状態に低い位置の入り口漏斗6上に滑り落ちるものであるから搬送抵抗がほとんどなく、従来のような穂先遅れの状態にはならずに扱室に供給されることになる。
Then, the cedar is successively inherited from the handling
このようにして、引継ぎ穀稈は、株元が前部受継チェン9bの終端部から補助受継チェン9aの補助を受けながらフィ−ドチェン22に受け継がれ、穂先側が、上述したように、入り口漏斗6から扱室に供給されて脱穀作用を受けながら後方に搬送されることになる。
In this way, the inherited cereal is inherited by the
以上述べたように、本発明は、刈取前処理装置3の穀稈供給装置5の終端部から脱穀装置2の入り口漏斗6上に引継がれる穀稈は、高い位置から段差のある低い位置にきわめて円滑に引継がれて脱穀装置2に供給されるものとなった。
As described above, according to the present invention, the cereal that is handed over from the terminal end of the cereal supply device 5 of the
そして、穀稈ガイドゴムプレ−ト10は、刈取前処理装置3の穀稈供給装置5から脱穀装置2の入り口漏斗6上に引継がれる穀稈の搬送姿勢を安定させることができて、穂揃いを良くしながら脱穀装置2に供給できるから脱穀効率を高める効果を発揮することができる。
Then, the culm
別実施例1
つぎに、図6および図7に基づいて別実施例1を説明する。
別実施例1は、扱胴30の改良に関し、始端部における藁の巻き付きを防止して、扱室31に供給された穀稈を素早く扱歯32側に誘導・案内する(藁の取込みを良くする)構成としたものである。
Example 1
Next, another
Another
まず、扱胴30は、図6に示すように、始端部前面の全周に帯状幅の平坦面33を形成し、この平坦面33の全周に連続して傾斜案内面34を形成した構成としている。
そして、誘導スクレパ−35は、前記平坦面33に正面視(図6参照)において、左右対称な位置に取り付けるが、扱胴30の回転方向(矢印A)に対して供給された藁を外周側に誘導できるように構成している。すなわち、誘導スクレパ−35は、図6で解るように、回転方向(矢印A)の先端部が内周側にあり、終端部が外周側位置するように誘導傾斜面35aを設け、扱胴30の回転によって藁を外周側に誘導する構成としている。
First, as shown in FIG. 6, the handling
The
そして、スパイラル羽根36は、図6および図7に示すように、スパイラル形状に捻転し、上記平坦面33の外周縁に連続する傾斜案内面34を四等分した位置にそれぞれ装着している。実施例の場合、全周に四枚を設けているが、枚数にはこだわらない。
As shown in FIGS. 6 and 7, the
そして、扱胴30は、周面に複数の扱歯32を取り付けて、扱室31内に軸架している。図7において、37は穀稈供給口、38は選別網、39は排塵口、40は排藁口である。
The handling
以上のように構成された別実施例1は、扱胴30が矢印Aの方向に回転されている扱室31に穀稈供給口37から穀稈を供給して脱穀作業を開始すると、誘導スクレパ−35は、扱胴30と共に回転して藁を外側へ誘導する。この場合、誘導スクレパ−35は、供給された藁を先端部が内側に、終端部が外側に位置する誘導傾斜面35aによって回転に伴い外周のスパイラル羽根36側に誘導する。
In another
このようにして、穀稈は、誘導スクレパ−35からスパイラル羽根36に達すると、捻転形状のスパイラル面によって傾斜案内面34上を案内されて、扱胴30外周の扱歯32に供給される。
In this way, when the cereal reaches the
以上述べたように、別実施例1は、穀稈を誘導スクレパ−35とスパイラル羽根36との共同作用により扱歯32の位置に誘導案内して回転部分に巻き付くことなく、扱胴30の始端部分における穀稈の取込み性能を一段と向上する特徴がある。
As described above, in another
別実施例2
つぎに、図8乃至図10に基づいて別実施例2を説明する。
別実施例2は、脱穀装置の排藁部に設けた排藁チェンのオ−プン装置に関し、排藁チェンと挟持杆との間に排藁が詰ったとき容易に清掃、取り除きができる装置である。
Example 2
Next, another
Another
まず、排藁チェン45は、基部側を駆動スプロケット46に係合し、先端側を従動スプロケット47に係合して脱穀装置の排藁部に設けている。そして、駆動スプロケット46は、図示しない扱胴回転軸の終端部から回転動力が伝動される入力プ−リ48に伝動機構49を介して伝動可能に構成している。そして、伝動機構49は、駆動スプロケット46と入力プ−リ48と共に伝動ケ−ス50に軸受支持した構成としている。そして、他方側の従動スプロケット47は、テンション作用ができるように軸受して構成している。そして、排藁チェン45は、回動支点軸51に回動自由に支持した支持ア−ム52を先端側に連結して固着しており、基部側の前記伝動ケ−ス50の固定状態を解除すれば、上方にオ−プン回動できる構成としている。
First, the
すなわち、前記伝動ケ−ス50は、図8および図10に示すように、脱穀装置に固定して排藁チェン45の上方に配置している上部フレ−ム53に、取付板54と、連結部材55と、固定ボルト56とを介して係脱自由に連結支持した構成としている。具体的には、図10に示すように、上部フレ−ム53の取付板54に、伝動ケ−ス50側の連結部材55を重ねて固定ボルト56によって固着する構成としている。
That is, as shown in FIGS. 8 and 10, the
このように、固定ボルト56は、取付板54に連結部材55を重ね合わせて、その上側からねじ部を差し込んで、ハンドル57によって回してねじ止めする構成としている。
つぎに、排藁チェン45は、オ−プンするときには、ハンドル57によって取り付け時の逆に回して固定ボルト56を外し、取付板54から連結部材55を分離して上方に回動することができる。
As described above, the fixing
Next, when the
そして、排藁チェン45は、下側に沿わせて挟持杆58を設け、排藁を挟持しは搬送する構成とし、穂先側には、穂先排藁ラグ59を併設して構成している。
別実施例2は、上述のように、排藁チェン45を単独でオ−プン可能に構成しているから、挟持杆58との間に藁詰りが発生すると、固定ボルト56を外して比較的簡単に上方に回動して詰っている藁の取り除きができる利点がある。
The
In the second embodiment, as described above, the
別実施例3
つぎに、図11乃至図14に基づいて別実施例3を説明する。
別実施例3は、揺動選別棚60の終端部の外側に設けた排塵ガイド61に関し、排塵物の排出作用を促進しながら圃場の既刈稈側に誘導落下するものである。
Example 3
Next, another
The third embodiment relates to the
まず、コンバインに搭載された脱穀装置62であって、揺動選別棚60は、図11に示すように、脱穀装置62の選別室63に揺動自由に支架して設けている。そして、揺動選別棚60は、後部にストロ−ラック64を配置して設け、終端部にはゴム垂れ65を垂下して設け、選別しながら移送してきた排塵物を終端部から機外に排塵する構成としている。そして、排塵ガイド61は、図12および図13に示すように、左右二つを揺動選別棚60に取り付け、背面視(図12参照)において、右側を下方にして傾斜し排塵物を圃場の既刈稈側に誘導落下する構成としている。そして、排塵ガイド61は、後縁の下側に切欠部61aを設けて排藁カッタ−66の拡散ロ−タ67に接近した配置構成としている。
First, in the threshing
そして、排塵装置68は、実施例の場合、排塵風を排塵ガイド61と拡散ロ−タ67側に排塵する構成にしている。
別実施例3は、以上のように構成しているから、コンバインによる刈取脱穀作用に伴って揺動選別棚60の終端にあるストロ−ラック64から外側に排塵された排塵物は、排塵ガイド61上に落下する。すると、排塵物は、排塵ガイド61の傾斜によって既刈稈側に案内されて落下しながら拡散ロ−タ66に達し、圃場面に拡散される。このようにして、排塵物は、圃場の既刈稈側に落下するから次工程においてコンバインの前端部にある分草杆に引っ掛かることがない。
In the case of the embodiment, the
Since the third embodiment is configured as described above, the dust discharged to the outside from the
そして、実施例の場合、拡散ロ−タ67は、上側の排藁カッタ−66で切断した藁と、排塵装置68から排塵された排塵物と、排塵ガイド61上からの排塵物とを受け継いで圃場面に拡散する。
In the case of the embodiment, the
このように、別実施例3は、揺動選別棚60の棚先から排出される排塵物を圃場の既刈稈側に迅速に排塵して詰りや停滞を起こさせない特徴を有する。
As described above, the third embodiment has a feature that dust discharged from the shelf tip of the
1 走行車体
3 刈取前処理装置
5 穀稈供給装置
9a 補助受継チェン
9b 前部受継チェン
22 フィードチェン
24 穀稈ガイド杆
25 穀稈ガイド杆
26 取付部材
60 揺動選別棚
61 排塵ガイド
1 Traveling
5 grain feeder 9a Auxiliary transfer chain
9b
25 grain candy guide 杆 26 mounting member
60 swing sorting shelf
61 dust exhaust guide
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