JP4946906B2 - マルチキャストアドレス情報処理装置及びマルチキャストアドレス情報処理プログラム - Google Patents

マルチキャストアドレス情報処理装置及びマルチキャストアドレス情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、マルチキャストアドレス情報処理装置及びマルチキャストアドレス情報処理プログラムに関し、特にマルチキャストにおけるアドレス空間を示すマルチキャストアドレス情報を処理するマルチキャストアドレス情報処理装置及びマルチキャストアドレス情報処理プログラムに関する。
近年高度情報化社会の発達と共に大容量情報伝達媒体としての光ファイバが全国に張り巡らされ、これに伴いIPネットワークの高速大容量化が進み、動画像配信サービスやネットワークゲーム等、IPマルチキャスト通信技術を適用したデータ通信が広範囲に普及している。IPマルチキャスト通信技術の一つとして、ネットワークのトラフィックを効率的に使用することを可能にする技術として、所謂PIM−SM(プロトコル・インデペンデント・マルチキャスト・スパース・モード)のプロトコルによるマルチキャスト方式(即ち、PIM―SMのBSR方式)が知られており、現在多くのIPマルチキャストネットワークにおいて適用されている。
このPIM−SMのBSR方式では、IPマルチキャスト通信の対象となるIPマルチキャストドメインに対し、一台のBSR(ブートストラップルータ)が割り当てられる。当該BSRより各ルータ又はL3−SW(レイヤ3スイッチ)等(以下、ルータによって総称する)に対してC−RP(ランデブーポイント候補)を識別するための情報(BSRメッセージ)が配信されることにより、各ルータにおいて特定のマルチキャストアドレスに対応するRP(ランデブーポイント)の識別が可能となっている。なお、RPとは、マルチキャストによる情報の配信側と受信側とが出会う地点に係るルータをいう。すなわち、配信側は、RPに割り当てられたマルチキャストアドレスに対して情報を配信する。一方、受信側は、RPに割り当てられたマルチキャストアドレスに対してして情報の取得を要求する。
図1は、従来のBSRメッセージの配信の手順を説明するための図である。同図において、510は、BSRとしてのルータである。また、520a〜520dは、RPとしてのルータである(以下、520a〜520dを総称する場合、「RP520」という。)。なお、図中において、RP520a、520b、520c、520dのそれぞれのルータ自体に対するIPアドレス(ユニキャストアドレス)は、RP_a、RP_b、RP_c、RP_dによって表記している。
PIM―SMのBSR方式によってマルチキャストを実現する場合、まず、各RP520には、システム管理者等によって当該ルータが対応するマルチキャストアドレスの空間を示す情報(C−RP情報)が設定される(割り当てられる)。例えば、RP520aには、「MC:239.0.0.0/25」、「MC:239.0.0.128/25」、及び「MC:239.0.0.1/32」の三つのC−RP情報が設定されている。すなわち、RP520aは、これらの空間に属するマルチキャストアドレスに係るマルチキャストグループのRPとして設定されたことになる。例えば、「MC:239.0.0.0/25」によって、239.0.0.0〜239.0.0.127の128個のマルチキャストアドレスが表現されている。同様に、「MC:239.0.0.128/25」によって、239.0.0.128〜239.0.0.255の128個のマルチキャストアドレスが表現されている。なお、「MC:239.0.0.1/32」は、239.0.0.1の一つのみのマルチキャストアドレスを表現する。
続いて、各RP520は、設定された全てのC−RP情報をBSR510に送信することにより、自らがRPであること、及び対応するマルチキャストアドレスをBSR510に通知する(S11)。したがって、BSR510には、各RP520からのC−RP情報が収集される。BSR510は、収集されたC−RP情報に基づいてBSRメッセージテーブル511を生成し、管理する。
続いて、BSR510は、BSRメッセージテーブル511に登録されているC−RP情報を含むメッセージをBSRメッセージ512として、各RP520に配信する(S12)。各RP520は、配信されたBSRメッセージ512に含まれるC−RP情報を、それぞれに予め設定された情報とは別に管理する。
なお、S11及びS12に係るやりとりは、定期的(例えば、90秒に1回)に行われる。
特開2005−286908号公報 特開2003−32299号公報
しかしながら、上記のような方式によれば、RP520の増設や、各RP520に設定されるC−RP情報の増加に伴って、BSRテメッセージテーブル511及びBSRメッセージ512に含まれるC−RP情報が肥大化してしまうという問題がある。斯かるC−RP情報の肥大化は、各ルータにおけるマルチキャストアドレスの検索速度の低下を招くだけでなく、各ルータのメモリ不足を招き、ネットワーク全体を麻痺させてしまう原因にもなりうる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、マルチキャストのためのアドレス情報の管理を効率化することのできるマルチキャストアドレス情報処理装置及びマルチキャストアドレス情報処理プログラムの提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、マルチキャストアドレス情報処理装置は、ネットワーク通信の経路を制御する経路制御装置より当該経路制御装置に設定されたマルチキャストアドレス空間を示す複数のアドレス空間情報を受信する受信手段と、複数の前記アドレス空間情報においてアドレス空間が重複する前記アドレス空間情報を集約する集約手段と、集約された前記アドレス空間情報の一覧を配信する配信手段とを有する。
このようなマルチキャストアドレス情報処理装置では、マルチキャストのためのアドレス情報の管理を効率化することができる。
本発明によれば、マルチキャストのためのアドレス情報の管理を効率化することのできるマルチキャストアドレス情報処理装置及びマルチキャストアドレス情報処理プログラムを提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図2は、本発明の実施の形態におけるネットワーク構成例を示す図である。同図において、ネットワークシステム1は、IP(Internet Protocol)ネットワークによって接続された、BSR10、RP20a、RP20b、RP20c、及びRP20d等より構成される。それぞれに割り当てられたユニキャストのIPアドレスは、RP_a、RP_b、RP_c、RP_dとして表記されている。
ネットワークシステム1では、PIM−SM(プロトコル・インデペンデント・マルチキャスト・スパース・モード)のプロトコルによるマルチキャスト方式(すなわち、PIM―SMのBSR方式)によってマルチキャストが実行される。当該マルチキャストの実行において、BSR10は、BSR(ブートストラップルータ)として位置付けられるルータ又はL3−SW(レイヤ3スイッチ)等のネットワーク通信の経路を制御する経路制御装置である。また、RP20a〜20d(以下、総称する場合「RP20」という。)は、RP(ランデブーポイント)として位置付けられるルータ又はL3−SW等の経路制御装置である。したがって、各RP20には、当該ルータが対応するマルチキャストアドレスの空間(範囲)を示すC−RP(ランデブーポイント候補)情報が設定されている。
例えば、RP20aには、「MC:239.0.0.0/25」、「MC:239.0.0.128/25」、及び「MC:239.0.0.1/32」の3つのC−RP情報が設定されている。また、RP20bには、「MC:239.1.0.0/25」、「MC:239.1.0.128/25」、及び「MC:239.1.0.1/32」の3つのC−RP情報が設定されている。また、RP20cには、「MC:239.3.0.0/25」、「MC:239.3.0.128/25」、及び「MC:239.3.0.129/32」の3つのC−RP情報が設定されている。また、RP20dには、「MC:239.2.0.0/25」、「MC:239.2.0.128/25」、及び「MC:239.2.0.1/32」の3つのC−RP情報が設定されている。
図3は、本実施の形態のネットワークシステムにおいて実行される処理手順の概要を説明するための図である。本実施の形態におけるネットワークシステム1は、以下のような処理を実行することにより、各ルータに保存又は蓄積されるC−RP情報の肥大化を抑制する。
各RP20は、設定された全てのC−RP情報をBSR10に送信することにより、自らがRPであること、及び対応するマルチキャストアドレスのアドレス空間(以下、単に「アドレス空間」という。)をBSR10に通知する(S51)。したがって、BSR10には、各RP20からのC−RP情報が収集される。なお、各C−RP情報には、当該C−RP情報が設定されているRP20のユニキャストのIPアドレスも含まれる。BSR10は、収集されたC−RP情報に基づいてBSRメッセージテーブル11を生成する。BSRメッセージテーブル11は、収集されたC−RP情報に含まれるC−RP情報の集合(一覧)である。
続いて、BSR10は、BSRメッセージテーブル11に含まれているC−RP情報を、RP20ごとに(すなわち、ユニキャストアドレスアドレスが同じC−RP情報ごとに)集約し、集約テーブル12を生成する。ここで、集約とは、複数のC−RP情報において指定されているトアドレス空間について、重複するもの又は連続しているものを一つのC−RP情報とすることをいう。
図3の例では、RP20aにおけるC−RP情報(「MC:239.0.0.0/25」、「MC:239.0.0.128/25」、及び「MC:239.0.0.1/32」)は、一つのC−RP情報「MC:239.0.0.0/24」に集約されている。但し、集約の前後において、アドレス空間の大きさに差異はない。したがって、基本的に集約されることによる不都合はない。同様に、他のRP20におけるC−RP情報もそれぞれ一つのC−RP情報に集約されている。その結果、C−RP情報の情報量は4分の1に削減されている。
C−RP情報の集約後、BSR10は、集約テーブル12に登録されているC−RP情報をBSRメッセージ13として各RP20に配信する(S53)。各RP520は、配信されたBSRメッセージ13に含まれるC−RP情報を、それぞれに予め設定された情報とは別に管理する。
このように、本実施の形態では、BSR10においてC−RP情報が集約されるため、各RP20において管理されるC−RP情報の量を削減することができる。
以下、図3においてその概要を説明した処理について更に詳細に説明する。図4は、本実施の形態のネットワークシステムにおいて実行される処理手順の詳細を説明するためのフローチャートである。同図の処理は、各ルータ(BSR10及びRP20)にインストールされ、各ルータのRAMにロードされたプログラムが各ルータのCPUに実行させるものである。
ステップS101において、「集約不可RPアドレス」や「集約不可マルチキャストアドレス」等が必要に応じてBSR10に設定される。「集約不可RPアドレス」は、C−RP情報の集約を行わないRP(ランデブーポイント=RP20)のユニキャストのIPアドレスである。すなわち、集約不可RPアドレスに係るRP20より収集されたC−RP情報については集約は行われない。また、「集約不可マルチキャストアドレス」は、集約を行わないマルチキャストアドレスである。すなわち、集約不可マルチキャストアドレスに係るC−RP情報については集約は行われない。これらは、例えば、システム管理者が運用上の便宜等に応じて設定すればよい。BSR10は、「集約不可RPアドレス」や「集約不可マルチキャストアドレス」が設定された場合、設定値をBSR10のメモリに記録することにより保持する。なお、以下、「集約不可RPアドレス」及び「集約不可マルチキャストアドレス」を総称する場合、「集約不可アドレス」という。
また、BSR10は、そのメモリ上に空の集約テーブル12を生成しておく。
続いて、各RP20は、それぞれに設定されている全てのC−RP情報をBSR10に送信する(S102)。BSR10は、受信したC−RP情報を、例えば、受信された順にBSRメッセージテーブル11に登録する(S103)。これにより、BSRメッセージテーブル11にC−RP情報(C−RP情報)が収集される。
続いて、BSR10は、BSRメッセージテーブル11内のC−RP情報を同一のRP20ごとにソートする(S104)。
図5は、C−RP情報のソート後のBSRのメモリ内の状態を示す図である。同図には、BSRメッセージテーブル11、集約テーブル12、及び集約不可アドレス14が示されている。
同図のBSRメッセージテーブル11には、同一のRPごと(同一のユニキャストアドレス(RP_a、RP_b、RP_c、又はRPP_cごと))にC−RP情報が分類され、RPごとにC−RP情報ソートが行われた結果が示されている。同一のRP内では、サブネットマスク長(/の後の数値。以下、単に「マスク長」という。)が短い順に、また、同一マスク長においてはマルチキャストアドレスが若い順にC−RP情報がソートされる。
なお、同図に示されるC−RP情報の例は、便宜上図3に示されるものと異なる。BSメッセージテーブル11において、1〜7レコードまではRP20a(RP_a)より収集されたC−RP情報である。8〜10レコードまではRP20b(RP_b)より収集されたC−RP情報である。11〜13レコードまではRP20c(RP_c)より収集されたC−RP情報である。14〜18レコードまではRP20d(RP_d)より収集されたC−RP情報である。なお、各レコード(C−RP情報)の左に付されている番号は、各レコードを識別するために説明の便宜上付加したものである。
また、同図では集約不可アドレス14として、「RP_b MC:239.1.0.128/25」(RP20bにおけるアドレス空間である239.1.0.128/25)が設定された例が示されている。以降の処理では、同図におけるBSRメッセージテーブル11及び集約不可アドレス14を具体例として説明する。
続いて、BSR10は、以降の処理をBSRメッセージテーブル11に登録されている全てのC−RP情報を対象として実行する(S105)。
まず、BSR10は、集約不可アドレス14の有無を判定する(S106)。集約不可アドレス14が有る場合、BSRメッセージテーブル11において集約不可アドレス14に一致するC−RP情報を集約テーブル12に登録し、当該C−RP情報をBSRメッセージテーブル11より削除する(S107)。なお、削除は、削除されたことを示すフラグ情報等を記録することをも含む。
図6は、集約不可アドレスと一致するC−RP情報が集約テーブルに登録された状態を示す図である。同図に示されるように、BSRメッセージテーブル11における第9レコードに係るC−RP情報は、集約不可アドレス14と一致する。したがって、当該C−RP情報は、集約テーブル12に登録され、BSRメッセージテーブル11より削除される。なお、図中では、網掛けにより削除された状態を示している(以降の図でも同様である。)。
続いて、BSR10は、BSRメッセージテーブル11にC−RP情報が残っているか否かを判定する(S118)。すなわち、ステップS106〜S117までの処理は、BSRメッセージテーブル11より全てのC−RP情報が削除されるまで実行される。C−RP情報が残っている場合(S118でYes)、BSR10は、BSRメッセージテーブル11において最初のRP20に係る全C−RP情報(ここでは、RP_aに係るC−RP情報)を処理対象とし、当該C−RP情報の中でからマスク長が最も短いもの(すなわち、アドレス空間が最も大きいもの)を検索する(S108)。続いて、BSR10は、複数のC−RP情報が検索されたか否かを判定する(S109)。
図6において、RP_aに係るC−RP情報の中で最もマスク長の短いものは、第1及び第2レコードのC−RP情報である。したがって、ここでは、第1及び第2レコードの複数のC−RP情報が検索される。
複数のC−RP情報が検索された場合(S109でYes)、BSR10は、検索されたC−RP情報の中でBSRメッセージテーブル12におけるソート順が先のもの(以下、当該C−RP情報を「カレントC−RP情報」という。)のマスク長を1ビット短くすることによりカレントC−RP情報のアドレス空間を1ビット拡張する(S110)。
図7は、マスク長が1ビット短くされた状態を示す図である。同図では第1レコードのマスク長が25から24に短縮されている。
続いて、BSR10は、BSRメッセージテーブル11におけるC−RP情報について、マスク長が短縮されたカレントC−RP情報のアドレス空間と、他のRP20(RP_b、RP_c、又はRP_d)のC−RP情報のアドレス空間とを比較することにより、両者における重複の有無を判定する(S112)。ここでは、「MC:239.0.0.0/24」とアドレス空間が重複する他のRP20におけるC−RP情報は無いため(S112でNo)、ステップS113に進む。ステップS113において、BSR10は、カレントC−RP情報を集約テーブル12に登録し、当該C−RP情報をBSRメッセージテーブル11より削除する(S113)。
図8は、第1レコードのC−RP情報が集約テーブルに登録された状態を示す図である。同図では、第1レコードが集約テーブル12に登録され、BSRメッセージテーブル11より削除されている。
続いて、BSR10は、カレントC−RP情報と同一のRP20に属する他のC−RP情報とを比較することにより、両者における重複の有無を判定する(S115)。重複するC−RP情報が存在する場合(S115でYes)、BSR10は、当該C―RP情報をBSRメッセージテーブル11より抽出し、削除する(S116、S117)。
図9は、第1レコードとアドレス空間が重複するC−RP情報が削除された状態を示す図である。同図に示されるように、第2レコードから第7レコードまでのC−RP情報のアドレス空間は、カレントC−RP情報(第1レコード)のアドレス空間と重複する。したがって、第2レコードから第7レコードまでのC−RP情報は削除される。
続いて、まだ全てのC−RP情報はBSRメッセージテーブル11より削除されていないため(S118でNo)、再びステップS108以降が実行される。続いて実行されるステップS108では、RP20aのC−RP情報は無いため、RP20b(RP_b)のC−RP情報について検索が行われ、マスク長が25である第8レコード(MC:239.1.0.0/25)が検索される。検索されたC−RP情報(以下、当該C−RP情報を「カレントC−RP情報」という。)は一つであるため(S109でNo)ステップS111に進み、BSR10は、BSRメッセージテーブル11におけるC−RP情報について、カレントC−RP情報のアドレス空間と、削除済みも含めて他のRP20(RP_a、RP_c又はRP_d)のC−RP情報のアドレス空間とを比較することにより、両者における重複の有無を判定する。ここでは、「MC:239.1.0.0/25」とアドレス空間が重複する他のRP20におけるC−RP情報は無いため(S111でNo)、BSR10は、カレントC−RP情報を集約テーブル12に登録し、BSRメッセージテーブル12より削除する(S116)。
図10は、第8レコードのC−RP情報が集約テーブルに登録された状態を示す図である。
続いて、上述したステップS115、S116、S117が実行され、カレントC−RP情報(第8レコード)とアドレス空間が重複する第10レコードのC−RP情報(MC:239.1.0.1/32)がBSRメッセージテーブル12より削除される。
図11は、第8レコードとアドレス空間が重複する第10レコードが削除された状態を示す図である。
まだ全てのC−RP情報はBSRメッセージテーブル11より削除されていないため(S118でNo)、再びステップS108以降が実行される。続いて実行されるステップS108では、RP20c(RP_c)のC−RP情報について検索が行われ、マスク長が26である第11、12、及び13レコードに係る3つのC−RP情報が検索される(S109でYes)。したがって、BSR10は、ソート順が先である第11レコードに係るC−RP情報(以下、「カレントC−RP情報」という。)のマスク長を1ビット短くすることによりカレントC−RP情報のアドレス空間を拡張する(S110)。
図12は、第11レコードのC−RP情報のマスク長が1ビット短くされた状態を示す図である。同図に示されるように、第11レコードのC−RP情報のマスク長が26から25に短縮されている。
続いて、BSR10は、BSRメッセージテーブル11におけるC−RP情報について、カレントC−RP情報(第11レコード)のアドレス空間「MC:239.2.0.0/25」と、削除済みも含めて他のRP20(RP_a、RP_b、及びRP_d)のC−RP情報のアドレス空間とを比較することにより、両者における重複の有無を判定する(S112)。ここでは、少なくとも第14レコード「MC:239.2.0.0/25」が重複しているため(S112でYes)、ステップS114に進み、BSR10は、カレントC−RP情報のマスク長を元に戻す(すなわち、1ビット増加させる。)ことにより、カレントC−RP情報のアドレス空間を縮小する。
図13は、第11レコードのC−RP情報のマスク長が元に戻された状態を示す図である。同図に示されるように、第11レコードのC−RP情報のマスク長が25から26に戻されている。なお、第11レコードのC−RP情報のマスク長が26に戻されることにより、RP20c(RP_c)におけるC−RP情報の中でマスク長が最短のものは、第11、12、13の3つに戻る。したがって、これらの3つのC−RP情報が以下においてカレントC−RP情報となる。
続いて、BSR10は、BSRメッセージテーブル11におけるC−RP情報について、カレントC−RP情報のアドレス空間と、削除済みも含めて他のRP20(RP_a、RP_c又はRP_d)のC−RP情報のアドレス空間とを比較することにより、両者における重複の有無を改めて判定する(S111)。ここでは、第11及び12レコードのカレントC−RP情報のアドレス空間が、第14レコードのC−RP情報のアドレス空間と重複している(S111でYes)。したがって、BSR10は、第11及び12レコードのC−RP情報を集約テーブル12に登録し、BSRメッセージテーブル11より削除する(S107)。
図14は、第11及び12レコードのC−RP情報が集約テーブルに登録された状態を示す図である。
続いて、ステップS118を経てステップS108に戻り、BSRメッセージテーブル11に残っているC−RP20(RP_c)のC−RP情報の中で、マスク長が最短(「26」)である第13レコードのC−RP情報(以下、「カレントC−RP情報」という。)が検索される(S108)。検索結果は一つであるためステップS111に進み、BSR10は、BSRメッセージテーブル11におけるC−RP情報について、カレントC−RP情報のアドレス空間「MC:239.3.0.128/26」と、削除済みも含めて他のRP20(RP_a、RP_b、又はRP_d)のC−RP情報のアドレス空間とを比較することにより、両者における重複の有無を判定する。
ここでは、重複するC−RP情報は無いため(S111でNo)、BSR10は、カレントC−RP情報を集約テーブル12に登録し、BSRメッセージテーブル12より削除する(S116)。
図15は、第13レコードのC−RP情報が集約テーブルに登録された状態を示す図である。
続いて、カレントC−RP情報と同じRP20に属するC―RP情報は無いため(S115でNo)、ステップS118を経てステップS108に戻る。
続いて実行されるステップS108において、BSRメッセージテーブル11に残っているRP20d(RP_d)のC−RP情報の中で、マスク長が最短(「25」)である第14レコードのC−RP情報(以下、「カレントC−RP情報」という。)が検索される(S108)。検索結果は一つであるためステップS111に進み、BSR10は、BSRメッセージテーブル11におけるC−RP情報について、カレントC−RP情報のアドレス空間「MC:239.2.0.0/25」と、削除済みも含めて他のRP20(RP_a、RP_b、又はRP_c)のC−RP情報のアドレス空間とを比較することにより、両者における重複の有無を判定する。
ここで、カレントC−RP情報(第14レコード)のアドレス空間は、少なくとも第11及び12レコードと重複しているため(S111でYes)、BSR10は、カレントC−RP情報を集約テーブル12に登録し、BSRメッセージテーブル11より削除する(S107)。
図16は、第14レコードのC−RP情報が集約テーブルに登録された状態を示す図である。
続いて、ステップS118を経てステップS108に戻る。続いて実行されるステップS108では、マスク長が27である第15及び16レコードに係る2つのC−RP情報が検索される(S109でYes)。したがって、BSR10は、ソート順が先である第15レコードに係るC−RP情報(以下、「カレントC−RP情報」という。)のマスク長を1ビット短くすることによりカレントC−RP情報のアドレス空間を拡張する(S110)。
図17は、第15レコードのC−RP情報のマスク長が1ビット短くされた状態を示す図である。同図に示されるように、第15レコードのC−RP情報のマスク長が27から26に短縮されている。
続いて、BSR10は、BSRメッセージテーブル11におけるC−RP情報について、カレントC−RP情報(第15レコード)のアドレス空間「MC:239.2.0.128/26」と、削除済みも含めて他のRP20(RP_a、RP_b、及びRP_c)のC−RP情報のアドレス空間とを比較することにより、両者における重複の有無を判定する(S112)。ここでは、重複するC−RP情報は無いため(S112でNo)、ステップS113に進み、BSR10は、カレントC−RP情報を集約テーブル12に登録し、当該C−RP情報をBSRメッセージテーブル11より削除する(S113)。
図18は、第15レコードのC−RP情報が集約テーブルに登録された状態を示す図である。
続いて、BSR10は、カレントC−RP情報(第15レコード)と同一のRP20に属する他のC−RP情報とを比較することにより、両者における重複の有無を判定する(S115)。重複するC−RP情報が存在する場合(S115でYes)、BSR10は、当該C―RP情報をBSRメッセージテーブル11より抽出し、削除する(S116、S117)。
図19は、第15レコードのC−RP情報とアドレス空間が重複するC−RP情報が削除された状態を示す図である。同図に示されるように、第16レコードから第18レコードまでのC−RP情報のアドレス空間は、カレントC−RP情報(第15レコード)のアドレス空間と重複する。したがって、第16レコードから第18レコードまでのC−RP情報は削除される。
以上によって、BSRメッセージテーブル11における全てのC−RP情報は削除されたため(S118でYes)、BSR10は、集約テーブル12に登録されているC−RP情報によってBSRメッセージを生成し、当該BSRメッセージを各RP20に配信する(S119)。
図20は、配信されるBSRメッセージに含まれるC−RP情報の例を示す図である。同図において、BSRメッセージ13に含まれるC−RP情報は、図19に集約テーブル12に含まれるものと同じである。このように、本実施の形態の例では、BSRメッセージ13として配信されるC−RP情報の量は、従来の量(BSRメッセージテーブル11に含まれるC−RP情報の量)に比べて半分以下に減少している。したがって、各RP20において保持されるC−RP情報の量を削減することができ、メモリの消費量を抑制することができる。
また、BSRドメインを分割する必要がなくなり、マルチキャストファイアウオール装置等の装置追加を不要とすることができると共に、IPマルチキャストネットワークの設定変更を不要とすることができる。
なお、本実施の形態では、ルータ又はL3−SWであるBSR10によってC−RP情報の集約が行われる例について説明したが、BSR10におけるプログラムと同様の処理手順を実行するプログラム実装された汎用的なコンピュータによってBSR10を代替してもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
(付記1)
ネットワーク通信の経路を制御する経路制御装置より当該経路制御装置に設定されたマルチキャストアドレス空間を示す複数のアドレス空間情報を受信する受信手段と、
複数の前記アドレス空間情報においてアドレス空間が重複する前記アドレス空間情報を集約する集約手段と、
集約された前記アドレス空間情報の一覧を配信する配信手段とを有するマルチキャストアドレス情報処理装置。
(付記2)
前記集約手段は、複数の前記アドレス空間情報の中で最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報とアドレス空間が重複するものを削除する付記1記載のマルチキャストアドレス情報処理装置。
(付記3)
前記受信手段は、複数の前記経路制御装置の少なくとも一部より複数の前記アドレス空間情報を受信し、
前記集約手段は、複数の前記経路制御装置のそれぞれより受信された前記アドレス空間情報ごとに集約する付記1又は2記載のマルチキャストアドレス情報処理装置。
(付記4)
前記集約手段は、複数の前記経路制御装置のそれぞれより受信された前記アドレス空間情報ごとに、最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報のアドレス空間が他の経路制御装置より受信された前記アドレス空間情報のアドレス空間と重複しない場合は、前記最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報とアドレス空間が重複する前記アドレス空間情報を削除する付記3記載のマルチキャストアドレス情報処理装置。
(付記5)
前記集約手段は、前記複数の経路制御装置のそれぞれより受信された前記アドレス空間情報ごとに、最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報が複数ある場合は、前記最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報の中でマルチキャストアドレスが若いもののアドレス空間を1ビット拡張し、拡張後のアドレス空間と重複する前記アドレス空間情報を削除する付記3又は4記載のマルチキャストアドレス情報処理装置。
(付記6)
前記集約手段は、前記拡張後のアドレス空間が他の経路制御装置より受信された前記アドレス空間情報と重複する場合は、前記最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報のアドレス空間を1ビット拡張しない付記5記載のマルチキャストアドレス情報処理装置。
(付記7)
前記集約手段は、複数の前記アドレス空間情報の中で、予め記憶手段に記録されている前記アドレス空間情報とアドレス空間が重複するものは削除しない付記2乃至6いずれか一項記載のマルチキャストアドレス情報処理装置。
(付記8)
コンピュータに、
ネットワーク通信の経路を制御する経路制御装置より当該経路制御装置に設定されたマルチキャストアドレス空間を示す複数のアドレス空間情報を受信する受信手順と、
複数の前記アドレス空間情報においてアドレス空間が重複する前記アドレス空間情報を集約する集約手順と、
集約された前記アドレス空間情報の一覧を配信する配信手順とを実行させるためのマルチキャストアドレス情報処理プログラム。
(付記9)
前記集約手順は、複数の前記アドレス空間情報の中で最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報とアドレス空間が重複するものを削除する付記8記載のマルチキャストアドレス情報処理プログラム。
(付記10)
前記受信手順は、複数の前記経路制御装置の少なくとも一部より複数の前記アドレス空間情報を受信し、
前記集約手順は、複数の前記経路制御装置のそれぞれより受信された前記アドレス空間情報ごとに集約する付記8又は9記載のマルチキャストアドレス情報処理プログラム。
(付記11)
前記集約手順は、複数の前記経路制御装置のそれぞれより受信された前記アドレス空間情報ごとに、最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報のアドレス空間が他の経路制御装置より受信された前記アドレス空間情報のアドレス空間と重複しない場合は、前記最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報とアドレス空間が重複する前記アドレス空間情報を削除する付記10記載のマルチキャストアドレス情報処理プログラム。
(付記12)
前記集約手順は、前記複数の経路制御装置のそれぞれより受信された前記アドレス空間情報ごとに、最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報が複数ある場合は、前記最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報の中でマルチキャストアドレスが若いもののアドレス空間を1ビット拡張し、拡張後のアドレス空間と重複する前記アドレス空間情報を削除する付記10又は11記載のマルチキャストアドレス情報処理プログラム。
(付記13)
前記集約手順は、前記拡張後のアドレス空間が他の経路制御装置より受信された前記アドレス空間情報と重複する場合は、前記最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報のアドレス空間を1ビット拡張しない付記12記載のマルチキャストアドレス情報処理プログラム。
(付記14)
前記集約手順は、複数の前記アドレス空間情報の中で、予め記憶手段に記録されている前記アドレス空間情報とアドレス空間が重複するものは削除しない付記9乃至13いずれか一項記載のマルチキャストアドレス情報処理プログラム。
(付記15)
コンピュータが実行するマルチキャストアドレス情報処理方法であって、
ネットワーク通信の経路を制御する経路制御装置より当該経路制御装置に設定されたマルチキャストアドレス空間を示す複数のアドレス空間情報を受信する受信手順と、
複数の前記アドレス空間情報においてアドレス空間が重複する前記アドレス空間情報を集約する集約手順と、
集約された前記アドレス空間情報の一覧を配信する配信手順とを有するマルチキャストアドレス情報処理方法。
従来のBSRメッセージの配信の手順を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるネットワーク構成例を示す図である。 本実施の形態のネットワークシステムにおいて実行される処理手順の概要を説明するための図である。 本実施の形態のネットワークシステムにおいて実行される処理手順の詳細を説明するためのフローチャートである。 C−RP情報のソート後のBSRのメモリ内の状態を示す図である。 集約不可アドレスと一致するC−RP情報が集約テーブルに登録された状態を示す図である。 マスク長が1ビット短くされた状態を示す図である。 第1レコードのC−RP情報が集約テーブルに登録された状態を示す図である。 第1レコードとアドレス空間が重複するC−RP情報が削除された状態を示す図である。 第8レコードのC−RP情報が集約テーブルに登録された状態を示す図である。 第8レコードとアドレス空間が重複する第10レコードが削除された状態を示す図である。 第11レコードのC−RP情報のマスク長が1ビット短くされた状態を示す図である。 第11レコードのC−RP情報のマスク長が元に戻された状態を示す図である。 第11及び12レコードのC−RP情報が集約テーブルに登録された状態を示す図である。 第13レコードのC−RP情報が集約テーブルに登録された状態を示す図である。 第14レコードのC−RP情報が集約テーブルに登録された状態を示す図である。 第15レコードのC−RP情報のマスク長が1ビット短くされた状態を示す図である。 第15レコードのC−RP情報が集約テーブルに登録された状態を示す図である。 第15レコードのC−RP情報とアドレス空間が重複するC−RP情報が削除された状態を示す図である。 配信されるBSRメッセージに含まれるC−RP情報の例を示す図である。
符号の説明
1 ネットワークシステム
10 BSR
11 BSRメッセージテーブル
12 集約テーブル
13 BSRメッセージ
20a、20b、20c、20d RP

Claims (6)

  1. ネットワーク通信の経路を制御する複数の経路制御装置の少なくとも一部より当該経路制御装置に設定されたマルチキャストアドレス空間を示す複数のアドレス空間情報を受信する受信手段と、
    複数の前記経路制御装置のそれぞれより受信された前記アドレス空間情報ごとに、複数の前記アドレス空間情報においてアドレス空間が重複する前記アドレス空間情報を集約する集約手段と、
    集約された前記アドレス空間情報の一覧を配信する配信手段とを有し、
    前記集約手段は、複数の前記経路制御装置のそれぞれより受信された前記アドレス空間情報ごとに、最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報のアドレス空間が他の経路制御装置より受信された前記アドレス空間情報のアドレス空間と重複しない場合は、前記最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報とアドレス空間が重複する前記アドレス空間情報を削除するマルチキャストアドレス情報処理装置。
  2. 前記集約手段は、前記複数の経路制御装置のそれぞれより受信された前記アドレス空間情報ごとに、最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報が複数ある場合は、前記最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報の中でマルチキャストアドレスが若いもののアドレス空間を1ビット拡張し、拡張後のアドレス空間と重複する前記アドレス空間情報を削除する請求項記載のマルチキャストアドレス情報処理装置。
  3. 前記集約手段は、前記拡張後のアドレス空間が他の経路制御装置より受信された前記アドレス空間情報と重複する場合は、前記最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報のアドレス空間を1ビット拡張しない請求項記載のマルチキャストアドレス情報処理装置。
  4. ネットワーク通信の経路を制御する複数の経路制御装置の少なくとも一部より当該経路制御装置に設定されたマルチキャストアドレス空間を示す複数のアドレス空間情報を受信する受信手段と、
    複数の前記経路制御装置のそれぞれより受信された前記アドレス空間情報ごとに、複数の前記アドレス空間情報においてアドレス空間が重複する前記アドレス空間情報を集約する集約手段と、
    集約された前記アドレス空間情報の一覧を配信する配信手段とを有し、
    前記集約手段は、前記複数の経路制御装置のそれぞれより受信された前記アドレス空間情報ごとに、最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報が複数ある場合は、前記最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報の中でマルチキャストアドレスが若いもののアドレス空間を1ビット拡張し、拡張後のアドレス空間と重複する前記アドレス空間情報を削除し、前記拡張後のアドレス空間が他の経路制御装置より受信された前記アドレス空間情報と重複する場合は、前記最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報のアドレス空間を1ビット拡張しないマルチキャストアドレス情報処理装置。
  5. コンピュータに、
    ネットワーク通信の経路を制御する複数の経路制御装置の少なくとも一部より当該経路制御装置に設定されたマルチキャストアドレス空間を示す複数のアドレス空間情報を受信する受信手順と、
    複数の前記経路制御装置のそれぞれより受信された前記アドレス空間情報ごとに、複数の前記アドレス空間情報においてアドレス空間が重複する前記アドレス空間情報を集約する集約手順と、
    集約された前記アドレス空間情報の一覧を配信する配信手順とを実行させ
    前記集約手順は、複数の前記経路制御装置のそれぞれより受信された前記アドレス空間情報ごとに、最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報のアドレス空間が他の経路制御装置より受信された前記アドレス空間情報のアドレス空間と重複しない場合は、前記最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報とアドレス空間が重複する前記アドレス空間情報を削除するマルチキャストアドレス情報処理プログラム。
  6. コンピュータに、
    ネットワーク通信の経路を制御する複数の経路制御装置の少なくとも一部より当該経路制御装置に設定されたマルチキャストアドレス空間を示す複数のアドレス空間情報を受信する受信手順と、
    複数の前記経路制御装置のそれぞれより受信された前記アドレス空間情報ごとに、複数の前記アドレス空間情報においてアドレス空間が重複する前記アドレス空間情報を集約する集約手順と、
    集約された前記アドレス空間情報の一覧を配信する配信手順とを実行させ、
    前記集約手順は、前記複数の経路制御装置のそれぞれより受信された前記アドレス空間情報ごとに、最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報が複数ある場合は、前記最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報の中でマルチキャストアドレスが若いもののアドレス空間を1ビット拡張し、拡張後のアドレス空間と重複する前記アドレス空間情報を削除し、前記拡張後のアドレス空間が他の経路制御装置より受信された前記アドレス空間情報と重複する場合は、前記最もアドレス空間が大きいアドレス空間情報のアドレス空間を1ビット拡張しないマルチキャストアドレス情報処理プログラム。
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