JP4945577B2 - ダウンリンクマルチキャストサービス(例えば、mbms)の利用による双方向サービス(ims、例えば、poc、会議)のサービスデータの提供 - Google Patents

ダウンリンクマルチキャストサービス(例えば、mbms)の利用による双方向サービス(ims、例えば、poc、会議)のサービスデータの提供 Download PDF

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Description

本発明は、移動通信システムにおいて双方向マルチキャストサービスを設定する方法に関する。本発明は、さらに、コアネットワークまたは無線アクセスネットワークにおけるネットワークエンティティであって移動通信システムのシステムリソースを設定し移動端末にマルチキャストサービスデータを転送するものに関する。また、本発明は、双方向マルチキャストサービスを受信する移動端末に関する。
ユニバーサル移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)等の移動通信システムは、固定、無線、および衛星のネットワークを介して音声とデータの両方のトラヒックを運ぶことができる。これらの通信システムは、絶え間なく進化しており、IPベースのリアルタイムの会話またはマルチメディアのサービスを伝送するパケットフレームワークを開発し提供しさえしている。例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)の標準規格が、3GPP(3rd Generation Partnership Project)によって仕様化されている(3GPP TS 23.228 v6.9.0: "IP Multimedia Subsystem (IMS); Stage 2 (Release 6)"参照。これは、参照により本文書に援用され、また、http://www.3gpp.orgから入手可能である)。IMSは、特に、高品位音声サービスやビデオ電話、メッセージング、会議(conferencing)、プッシュサービス等のリアルタイムの移動および固定のマルチメディア移動通信サービスを可能にし強化するように設計されている。IMSは、標準のインターネットプロトコル(IP:Internet Protocol)により運用され、パケット交換方式および回線交換方式の両方の電話システムをサポートする。
一般に、無線ネットワークの特定セル内の多数ユーザに同一データを提供することを時々含む、プッシュ・トゥ・トーク(PoC:Push to Talk over Cellular)やビデオ会議サービス等のIMSサービスを受信するために、多数のユーザが加入している。しかし、IMS標準規格は、サービスが提供される各移動端末への個別無線ベアラ接続のために無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)のシステムリソースを予約することを含めて、ユーザの移動端末(MT:Mobile Terminal)へのポイント・ツー・ポイント(PTP:Point-To-Point)接続のみサポートする。
多数のユーザが同一のサービスを受信する場合には、サービスデータを多数のユーザに送信するポイント・ツー・マルチポイント(PTM:Point-To-Multipoint)能力をもつマルチキャスト可能なサービスを使用することが有利であり得る。UMTSシステムにおいてIMSサービスを提供する場合には、一般に、無線セル内の多数のユーザにサービスを提供するために、多数の個別無線ベアラの代わりに共有またはブロードキャストの無線ベアラが利用される。これにより、無線アクセスネットワークのシステムリソースが節約可能である。
マルチキャスト可能なサービスとしては、例えば、3GPPによって同じく標準化されたマルチメディア・ブロードキャスト/マルチキャスト・サービス(MBMS:Multimedia Broadcast/Multicast Service)がある(3GPP TS 23.246 v6.6.0: "Multimedia Broadcast/Multicast Service (MBMS); Architecture and functional description (Release 6)"参照。これは、参照により本文書に援用され、また、http://www.3gpp.orgから入手可能である)。MBMSサービスは、同一のダウンリンクデータを複数の受信者に無線ネットワークで送信するダウンリンクマルチキャストサービスである。受信者は、一般に、1つの無線チャネル、つまり、MBMSサービスデータを受信する共有無線ベアラを共有する。MBMSサービスは、リアルタイムの画像および音声またはテキスト等のマルチメディアデータの送信をサポートする。したがって、IMSサービスをユーザに提供するためにMBMSサービスもまた利用することができる。異なるセルにおそらく位置する多数のユーザに同一のデータを送信するため、ユーザの特定の移動端末に対するセルで使用される接続タイプ(PTPまたはPTM)は、各セルに位置するユーザの数に基づく。
以下、3GPP TSG-SA WG2 #48, S2-052305, Sophia Antipolis, France 5th - 9thSeptember 2005, "Enable IMS service with multicast capability"(これは、参照により本文書に援用され、また、http://www.3gpp.org/ftp/tsg_sa/WG2_Arch/TSGS2_48_Sophia_Antipolis/Docs/から入手可能である)に記載された、ダウンリンクデータを提供するMBMSサービスフレームワークを利用したIMSサービス等の典型的な設定手順を、簡単に説明する。
まず、ユーザは、無線アクセスネットワークおよびコアネットワークを介してINVITEメッセージをサービスプロバイダに送信することにより、IMSサービスに加入する。サービスを受信することをユーザに許可した後、サービスプロバイダは、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN:Gateway GPRS Support Node)−サービスGPRSサポートノード(SGSN:Service GPRS Support Node)とRANの無線送信リソースを制御する無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)との間のトンネルを設定することを含めて、移動通信システムのシステムリソースの予約を開始する。さらに、シグナリングおよびUEからサービスプロバイダへのアップリンク接続のために、RNCとユーザ装置(UE:User Equipment)との間に無線ベアラが確立される。通信するためには、SIP(Session Initiation Protocol)のような、セッション設定シグナリングプロトコル、セッション設定プロトコル、および制御プロトコルが使用される。
ダウンリンクデータをユーザに提供するために、MBMSサービスフレームワークが利用される。MBMSサービスの設定手順は、例えば、IMSサービスプロバイダによって開始することができる。また、MBMS設定は、ダウンリンクIMSデータを送信するシステムリソースの設定を含んでいる。したがって、この設定は、一般に、各ネットワークノードで確立されたコンテキストによって記述された、GGSN、SGSN、およびRNCの間のトンネルを確立することを含み、さらに、IMSサービスを受信するセルに位置するユーザ数に応じて、RANの共有または個別無線ベアラを設定することを含んでいる。
本発明の目的は、双方向マルチキャストサービスにおいてダウンリンクサービスデータを提供するために、ダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークを利用して双方向マルチキャストサービスの効率的な設定を可能にすることである。
この目的は、独立請求項の主題によって解決される。本発明の有利な実施形態は、従属請求項の主題である。
本発明の1つの態様は、すでに確立されたシステムリソースをダウンリンクサービスデータ送信のために再利用することである。設定手順中に、無線ベアラが双方向サービスの始めのサービスのために確立される。ダウンリンクサービスデータがPTP接続を介して移動端末に提供される場合、ダウンリンクデータ送信のためにダウンリンクマルチキャストサービスフレームに追加のシステムリソースを割り当てる代わりに、すでに確立されたシステムリソースを、ダウンリンクサービスデータを供給するためにダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークによって使用される。
本発明の一実施形態によれば、移動通信システム内でマルチキャストサービスプロバイダから移動端末への双方向マルチキャストサービスを設定する方法が提供される。前記移動通信システムは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークを有する。前記移動通信システムにおいて、前記双方向マルチキャストサービスのダウンリンクマルチキャストサービスデータは、ダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークを利用して前記移動端末に提供されることになっている。当該方法によれば、前記双方向マルチキャストサービスのマルチキャストサービスデータを送信するように前記移動通信システムのシステムリソースが設定される。当該設定は、前記移動端末と前記無線アクセスネットワークの無線リソースを制御する制御エンティティとの間の双方向無線ベアラを確立することを含み得る。さらに、前記マルチキャストサービスの前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを前記移動端末に提供するために前記無線アクセスネットワーク上のポイント・ツー・ポイント接続を利用するか否かが決定される。ポイント・ツー・ポイント接続を利用すると決定された場合、前記ダウンリンクマルチキャストサービスフレームの前記システムリソースは、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを前記移動端末に提供するために、前記確立された無線ベアラを利用して前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを送信するように設定される。
本発明の他の実施形態において、前記双方向マルチキャストサービスを送信するようにシステムリソースを設定することは、前記コアネットワーク内のネットワークエンティティと前記無線アクセスネットワーク内の前記制御エンティティとの間の接続を確立することをさらに含む。
この実施形態の一変形例によれば、前記ダウンリンク送信のために前記システムリソースを設定することは、前記コアネットワークの前記ネットワークエンティティによって行われる。
本発明のさらに他の実施形態において、前記ダウンリンク送信のために前記システムリソースを設定することは、さらに、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを提供するために前記ネットワークエンティティと前記制御エンティティとの間の前記確立された接続の利用を許容する。
また、本発明の他の実施形態において、前記双方向マルチキャストサービスには、マルチキャストサービス識別子が付与される。この識別子は、有利には、とりわけ当該マルチキャストサービスを識別可能にすることができる。
本発明のさらなる実施形態によれば、前記マルチキャストサービス識別子は、アクセスポイント名またはIPマルチキャストアドレスである。マルチキャストサービスのアクセスポイント名やIPマルチキャストアドレスをマルチキャストサービス識別子として使用することは、それらが、通常、移動通信システム内のどのエンティティを通じても入手可能であるという利点をもち得る。
本発明の上記実施形態の一変形例において、前記双方向マルチキャストサービスの前記マルチキャストサービスデータのために前記システムリソースを設定することは、少なくとも前記コアネットワークのネットワークエンティティにおいて、マルチキャストサービス関連制御シグナリング用およびマルチキャストサービスデータ転送用のコンテキストをアクティブにすることをさらに含む。前記コンテキストは、前記マルチキャストサービスを前記マルチキャストサービスプロバイダから前記移動端末に提供するために前記設定されたシステムリソースにおける前記マルチキャストサービスデータのルーティングに関するルーティング情報を含み得る。また、前記コンテキストは、前記双方向マルチキャストサービスを識別するマルチキャストサービス識別子をも含み得る。
本発明の他の実施形態によれば、前記双方向マルチキャストサービスの前記マルチキャストサービスデータのために前記システムリソースを設定することは、前記設定されたシステムリソースにおける制御シグナリングのルーティングに関するルーティング情報を含むとともにマルチキャストサービス識別子を含むマルチキャストサービス関連制御シグナリング用の制御シグナリングコンテキストをアクティブにすることをさらに含む。マルチキャストサービスデータ転送用のデータコンテキストは、リソース識別子によって識別さる前記設定されたシステムリソースにおいて前記マルチキャストサービスプロバイダから前記移動端末に提供されるマルチキャストサービスデータのルーティングに関するルーティング情報を含み得る。前記データコンテキストは、少なくとも前記コアネットワークのネットワークエンティティにおいて、マルチキャストサービス識別子をさらに含み得る。
本発明のさらに他の実施形態において、前記ダウンリンクサービスデータのために前記システムリソースを設定することは、少なくとも前記コアネットワークのネットワークエンティティにおいて、前記ダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークの移動端末関連コンテキストをアクティブにすることを含む。前記移動端末関連コンテキストは、前記移動端末が登録されているダウンリンクマルチキャストサービスに関する情報を含み得る。さらに、それは、選択的に、前記移動端末に関する情報を含み得る。
本発明の他の実施形態によれば、当該方法は、さらに、前記双方向マルチキャストサービスが提供されるとともに前記ダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークを使用して前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを提供する移動端末を識別する。当該識別は、例えば、前記制御シグナリングコンテキストに含まれる前記マルチキャストサービス識別子と前記移動端末関連コンテキストとを比較することによって実行され得る。
本発明の他の実施形態は、前記双方向マルチキャストサービスの前記マルチキャストサービスデータのために使用されるシステムリソースを特定することを提案する。
本発明のさらに他の実施形態において、前記コアネットワークのネットワークエンティティが、前記双方向マルチキャストサービスのマルチキャストサービスデータのために設定されたシステムリソースを特定し、前記特定されたシステムリソースの双方向無線ベアラを利用して前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを提供する。
本発明の上記実施形態の一変形例において、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを提供するために、前記コアネットワークの前記ネットワークエンティティと前記無線アクセスネットワークの前記制御エンティティとの間の接続を利用可能である。これは、前記コアネットワークの前記エンティティと前記無線アクセスネットワークの前記制御エンティティとの間の接続を再利用することを含み得る。
本発明の他の実施形態において、当該方法は、前記双方向マルチキャストサービスの前記データコンテキストの前記リソース識別子に基づいて、前記双方向マルチキャストサービスの前記マルチキャストサービスデータのために使用されるシステムリソースを特定することをさらに含む。
本発明の他の実施形態によれば、前記マルチキャストサービス識別子は、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを提供するために前記ダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークを利用するマルチキャストサービスに特有である。特にダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークによる双方向マルチキャストサービスに対して、特有のマルチキャストサービス識別子を定義することによって、双方向マルチキャストサービスを識別するために比較を行う必要がなくなる。
本発明の上記実施形態の一変形例は、さらに、前記特有のマルチキャストサービス識別子によって前記マルチキャストサービスが提供される移動端末を識別する。
本発明のさらに他の実施形態において、ポイント・ツー・ポイント接続を利用するか否かの前記決定は、前記制御エンティティによって行われる。前記無線アクセスネットワークの前記無線リソースを制御する前記制御エンティティは、前記コアネットワークの前記ネットワークエンティティによって、前記マルチキャストサービスを要求した特定の移動端末に関する情報が付与され得る。さらに、前記ポイント・ツー・ポイント接続を利用する決定を前記ネットワークエンティティに通知するための通知メッセージが、前記コアネットワークの前記ネットワークエンティティに送信される。前記通知メッセージは、前記ポイント・ツー・ポイント接続を利用する移動端末に関する情報と前記移動端末に提供される前記双方向マルチキャストサービスに関する情報とを含む。
本発明の他の実施形態によれば、前記コアネットワークの前記ネットワークエンティティと前記制御エンティティとの間の接続は、トンネルである。前記トンネルの各終点は、前記マルチキャストサービスデータ転送用のコンテキストに含まれるトンネル終点識別子によって特定される。
本発明のさらに他の実施形態において、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータのために前記システムリソースを設定することは、前記確立されたトンネルの前記トンネル終点識別子を前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータに関連付けることを含む。トンネル終点識別子をダウンリンクサービスデータに関連付けることによって、確立された無線ベアラへの間接的なリンクを得ることができ、すでに確立された無線ベアラをダウンリンクマルチキャストサービスデータの送信に使用することができる。
本発明の他の実施形態によれば、前記ネットワークエンティティは、前記コアネットワークにおけるゲートウェイGPRSサポートノードまたはサービングGPRSサポートノードである。
本発明の上記実施形態の一変形例において、前記無線アクセスネットワーク上の前記ダウンリンク送信のための前記システムリソースの設定は、前記無線アクセスネットワークの前記無線リソースを制御する前記制御エンティティによって行われる。
本発明の他の実施形態によれば、前記確立された無線ベアラは、無線ベアラ識別子によってアドレス指定され、前記ダウンリンク送信のための前記システムリソースの設定は、前記無線ベアラ識別子を前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータに割り当てることを含む。
本発明の他の実施形態において、前記双方向マルチキャストサービスは、前記移動通信システム内のさらに複数の移動端末に提供される。そのため、前記ダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークを利用して前記さらに複数の移動端末に前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを提供する。前記さらに複数の移動端末に前記マルチキャストサービスのマルチキャストサービスデータを送信するためにシステムリソースが設定される。ダウンリンクマルチキャストサービスデータは、前記さらに複数の移動端末のために設定されたシステムリソースを介して前記さらに複数の移動端末に送信され、また、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータは、前記移動端末のために設定されたシステムリソースを介して前記移動端末に送信される。
本発明の上記実施形態の一変形例において、前記さらに複数の移動端末のために設定されたシステムリソースは、前記コアネットワークの前記ネットワークエンティティと前記無線アクセスネットワークの前記制御エンティティとの間のトンネル、および、前記無線アクセスネットワークにおける前記制御エンティティと前記さらに複数の移動端末との間のポイント・ツー・マルチポイント接続を含む。
本発明のさらに他の実施形態によれば、前記さらに複数の移動端末のために設定されたシステムリソースは、前記無線アクセスネットワークにおける前記制御エンティティと前記さらに複数の移動端末との間のポイント・ツー・マルチポイント接続を含む。この実施形態は、ポイント・ツー・マルチポイント接続およびポイント・ツー・ポイント接続を介して複数のユーザに同一のマルチキャストサービスデータを提供することを可能にする。
本発明のさらに他の実施形態において、前記マルチキャストサービスは、マルチキャストサービス識別子によって識別される。ダウンリンクマルチキャストサービスデータを前記移動端末に送信するのに使用されるダウンリンクマルチキャストサービスを起動するために、起動メッセージが、前記移動端末からダウンリンクマルチキャストサービスサーバに送信される。そのため、前記双方向マルチキャストサービスの前記マルチキャストサービスデータのために設定されたシステムリソースが利用される。
本発明の他の実施形態は、前記ダウンリンクマルチキャストサービスサーバが、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータの受信を前記移動端末に許可することを提案する。許可が成功した場合、前記双方向マルチキャストサービスのサービスデータの送信のために設定されたシステムリソースを特定するために、前記マルチキャストサービスの前記マルチキャストサービス識別子を含む通知が、前記コアネットワークのネットワークエンティティによって受信される。
本発明のさらに他の実施形態によれば、前記設定されたシステムリソースにおける制御シグナリングのルーティングに関するルーティング情報を含む、マルチキャストサービス関連制御シグナリング用の制御シグナリングコンテキストを使用して、前記移動端末から前記ダウンリンクマルチキャストサービスサーバへの前記起動メッセージが送信される接続を特定する。あるいは、前記設定されたシステムリソースにおける前記マルチキャストサービスプロバイダから前記移動端末に提供されるマルチキャストサービスデータのルーティングに関するルーティング情報を含む、マルチキャストサービスデータ転送用のデータコンテキストを使用して、前記移動端末から前記ダウンリンクマルチキャストサービスサーバへの前記起動メッセージが送信される接続を特定することもできる。すでに利用可能なシステムリソースを使用して前記起動メッセージを送信するため、追加のリソースを予約する必要がない。
本発明の上記実施形態の一変形例において、前記移動端末は、移動元のソースセルに位置し、また、前記マルチキャストサービスは、移動先のターゲットセルに位置する、前記移動通信システム内のさらに複数の移動端末に提供される。前記ターゲットセルでは、前記双方向マルチキャストサービスのサービスデータを前記さらに複数の移動端末に提供するために、システムリソースが設定される。前記移動端末を前記ソースセルから前記ターゲットセルにハンドオーバするとき、前記ターゲットセルの前記設定されたシステムリソースを利用して前記マルチキャストサービスを前記移動端末に提供し、また、前記ソースセルにおいて前記移動端末のために設定されたシステムリソースを解除することができる。
他の実施形態において、前記ターゲットセルの前記設定されたシステムリソースは、前記無線アクセスネットワークの前記制御エンティティと前記さらに複数の移動端末との間の確立されたポイント・ツー・マルチポイント接続を含む。さらに、前記ターゲットセルの前記設定されたシステムリソースの利用は、前記さらに複数の移動端末に対して確立された前記ポイント・ツー・マルチポイント接続を介して、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを前記移動端末に送信することを含む。前記無線アクセスネットワークの前記制御エンティティは、さらに、前記ソースセル内の前記移動端末のために設定された無線ベアラを解除するよう通知されてもよい。
上記実施形態の他の変形例において、前記ターゲットセルの前記設定されたシステムリソースは、前記コアネットワークのネットワークエンティティと前記無線アクセスネットワークの前記制御エンティティとの間の確立された接続、および、前記無線アクセスネットワークの前記制御エンティティと前記さらに複数の移動端末との間のポイント・ツー・マルチポイント接続を含む。さらに、前記ターゲットセルの前記設定されたシステムリソースの利用は、前記確立された接続および前記さらに複数の移動端末に対して確立された前記ポイント・ツー・マルチポイント接続を利用して、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを前記移動端末に送信することを含む。さらに、前記コアネットワークの前記ネットワークエンティティは、前記ソースセル内の前記移動端末のために前記ネットワークエンティティと前記制御エンティティとの間で確立された接続を解除するよう通知されてもよい。また、前記無線アクセスネットワークの前記制御エンティティは、前記ソースセル内の前記移動端末のために設定された無線ベアラを解除するよう通知されてもよい。
他の実施形態に係る本発明は、移動通信システム内の無線アクセスネットワークに位置しシステムリソースを設定するネットワークエンティティを提供する。双方向マルチキャストサービスのダウンリンクマルチキャストサービスデータは、ダウンリンクマルチキャストサービスを利用して移動端末に提供されるようになっている。
前記ネットワークエンティティは、前記双方向マルチキャストサービスのマルチキャストサービスデータをマルチキャストサービスプロバイダから移動端末に送信するように前記移動通信システムのシステムリソースを設定するプロセッサを有する。当該設定は、前記移動端末と前記無線アクセスネットワークの無線リソースを制御する制御エンティティとの間の双方向無線ベアラを確立することを含み得る。
前記プロセッサは、前記マルチキャストサービスの前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを前記移動端末に提供するために前記無線アクセスネットワーク上のポイント・ツー・ポイント接続を利用するか否かを決定するようにさらに構成されている。加えて、前記ネットワークエンティティは、前記ポイント・ツー・ポイント接続を利用すると決定された場合、ダウンリンクマルチキャストサービスデータを受信し、前記確立された無線ベアラを通じてそれを転送する受信部を有する。
さらに、移動通信システムのコアネットワークに位置しシステムリソースを設定するネットワークエンティティが、本発明の他の実施形態において提供され、前記ネットワークエンティティは、前記コアネットワークの一部である。双方向マルチキャストサービスのダウンリンクマルチキャストサービスデータは、ダウンリンクマルチキャストサービスを利用して移動端末に提供されるようになっている。前記ネットワークエンティティは、前記双方向マルチキャストサービスのマルチキャストサービスデータをマルチキャストサービスプロバイダから移動端末に送信するように前記移動通信システムのシステムリソースを設定するプロセッサを有する。当該設定は、前記ネットワークエンティティと前記無線アクセスネットワークの無線リソースを制御する制御エンティティとの間のトンネルを確立することを含み得る。
前記ネットワークエンティティは、前記双方向マルチキャストサービスのマルチキャストサービスデータを送信するために前記制御エンティティと前記移動端末との間の無線ベアラを確立するためのシステムリソースを予約するよう前記無線アクセスネットワークの前記制御エンティティに要求する送信部をさらに有する。前記プロセッサは、前記無線アクセスネットワークの前記無線リソースを制御する制御エンティティに前記マルチキャストサービスを要求した移動端末に関する情報を通知する。
さらに、前記ネットワークエンティティは、ポイント・ツー・ポイント接続を利用するか否かを前記ネットワークエンティティに通知する通知メッセージを、前記無線アクセスネットワークの前記制御エンティティから受信する受信部を有し得る。前記通知メッセージは、前記ポイント・ツー・ポイント接続を利用する移動端末の識別情報と前記双方向マルチキャストサービスの識別情報とを含む。さらに、前記受信部は、前記ポイント・ツー・ポイント接続を利用すると決定された場合、前記確立された無線ベアラを利用するために、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを受信し、前記マルチキャストサービスの前記確立されたトンネルを通じてそれを転送するように構成されている。
本発明の他の実施形態は、移動通信システムの無線アクセスネットワークに位置しシステムリソースを設定するネットワークエンティティに関する。前記設定されたシステムリソースは、マルチキャストサービスプロバイダから移動端末への双方向マルチキャストサービスを設定するために利用される。前記双方向マルチキャストサービスのダウンリンクマルチキャストサービスデータは、ダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークを利用して前記移動端末に提供されるようになっている。
前記ネットワークエンティティは、前記双方向マルチキャストサービスのマルチキャストサービスデータをマルチキャストサービスプロバイダから移動端末に送信するように前記移動通信システムのシステムリソースを設定するプロセッサを有する。当該設定は、前記移動端末への無線ベアラを確立することを含む。前記ネットワークエンティティは、前記移動通信システム内のコアネットワークのネットワークエンティティから、前記マルチキャストサービスを要求した移動端末に関する情報を含む通知を受信する受信部をさらに有し得る。
前記プロセッサは、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを前記移動端末に提供するために前記無線アクセスネットワーク上のポイント・ツー・ポイント接続を利用するか否かを決定するように構成され得る。前記ネットワークエンティティには、前記ネットワークエンティティへの通知を送信する送信部が含まれ得る。前記通知メッセージは、前記ポイント・ツー・ポイント接続を利用する移動端末の識別情報と前記マルチキャストサービスの識別情報とを含み得る。前記ネットワークエンティティの前記受信部は、前記ポイント・ツー・ポイント接続を利用すると決定された場合、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを受信し、前記マルチキャストサービスの前記確立された無線ベアラを通じてそれを転送するようにさらに構成され得る。
本発明のさらに他の実施形態は、マルチキャストサービスプロバイダによって提供される双方向マルチキャストサービスに加入する、移動通信システム内の移動端末を提供する。前記移動通信システムにおいて、前記双方向マルチキャストサービスのダウンリンクマルチキャストサービスデータは、ダウンリンクマルチキャストサービスを利用して前記移動端末に提供されるようになっている。
前記移動端末は、前記双方向マルチキャストサービスのサービスデータを送受信するための、前記無線アクセスネットワーク内の制御エンティティへの無線ベアラを含む、前記移動通信システムのシステムリソースを設定するプロセッサを有する。前記プロセッサは、さらに、前記ダウンリンクマルチキャストサービスを通じてダウンリンクマルチキャストサービスデータを受信するように前記移動通信システムのシステムリソースを設定し得る。前記移動端末は、前記無線アクセスネットワークにおいてポイント・ツー・ポイント接続が確立されている場合、前記確立された無線ベアラを通じて前記双方向マルチキャストサービスのダウンリンクサービスデータを受信する受信部をさらに有する。
以下に、添付の図面を参照して本発明をさらに詳細に説明する。図中の類似のまたは同等の細部は、同一の参照番号を付けてある。
以下のパラグラフでは、本発明の様々な実施形態を説明する。典型的な例を示すという目的でのみ、実施形態の大部分は、UMTS通信システムに関連して概説される。また、以下のセクションで使用される専門用語は、主にUMTSの用語に関する。しかし、UMTSアーキテクチャに関連して使用する用語と実施形態の説明は、本発明の原理と概念を上記システムに限定するものではない。
また、前述の背景技術のセクションで述べた詳細な説明は、以下に説明する主にUMTSに特有の典型的な実施例をよりよく理解してもらうためのものにすぎず、移動通信ネットワークにおけるプロセスおよび機能のここで述べた特定の実現に本発明を限定するものと理解すべきではない。
本発明によれば、無線ベアラは、無線アクセスネットワーク内の制御エンティティと1つまたは複数のユーザ端末との間の論理的接続として定義することができる。さらに、1つのユーザ端末に対してポイント・ツー・ポイント(PTP)接続が確立される場合には無線ベアラは個別であり得る。あるいは、無線ベアラは、ポイント・ツー・マルチポイント(PTM)接続であってもよく、この場合には無線ベアラは同じ無線セル内の複数のユーザ端末によって共有され得る。コンテキストは、サービスデータの送信に使用されることになるシステムリソースを定義する目的で、通信システムの各ネットワークノードにおいて設定される一組の情報セットとして定義することができる。ネットワークエンティティは、サービスプロバイダからのサービスデータの入口ポイントとしての役目を果たし、移動通信システム内のさらに先のエンティティにサービスデータを転送する、移動通信システム内のコアネットワークのエンティティとして定義することができる。例えば、標準的なUMTSの実現では、ネットワークエンティティは、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)またはサービスGPRSサポートノード(SGSN)であると考えることができる。また、他の実現によれば、ネットワークエンティティはゲートウェイであると考えることもできる。
また、制御エンティティは、無線アクセスネットワーク内の無線リソースを制御する、移動通信システム内の無線アクセスネットワークのエンティティとして定義することができる。典型的なUMTSの実現では、制御エンティティは、無線ネットワークコントローラ(RNC)またはノードBであると考えることができる。制御エンティティは、一般に、その制御下の移動端末への無線ベアラの設定を行う役目を担う。
移動通信システム内のシステムリソースの設定は、ユーザ端末とサービスプロバイダとの間の必要な接続の確立として定義することができる。無線アクセスネットワークにおいては、無線ベアラが設定され、その後にRANの必要なリソースがこの無線ベアラ用に明確に予約される。制御ネットワークにおいては、システムリソースの設定は、コアネットワークのネットワークエンティティとRANの制御エンティティとの間の接続を含み得る。典型的なUMTSの実現では、コアネットワーク内の設定されたシステムリソースは、SGSNとGGSN間およびSGSNとRNC間のトンネルを含み得る。コアネットワーク内のトンネルの設定時に、システムリソースが特定のトンネル用に明確に予約されることも、または予約されないこともあり得る。
図1は、本発明の一実施形態による移動通信システムを示す図である。サービスプロバイダ101は、ネットワークエンティティ102と制御エンティティ103を介して双方向マルチキャストサービスをUE105へ提供する。双方向マルチキャストサービスは、多数のユーザ装置にサービスデータを提供し、双方向マルチキャストサービスに登録したユーザ装置からその後データを受信することにより定義される。ネットワークエンティティ102は、移動通信システムのコアネットワークの一部である。制御エンティティ103は、移動通信システムの無線アクセスネットワーク(RAN)の一部であり、RAN内の無線リソースを制御する。双方向マルチキャストサービスのサービスデータを送信するためにシステムリソースが設定され、これは制御エンティティ103からUE105への双方向無線ベアラ104の確立を含んでいる。双方向マルチキャストサービスのダウンリンクデータをUE105に送信するために、ダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークが利用される。
ダウンリンクの提供のためのダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークに関するシステムリソースの設定は、UE105へのPTPまたはPTM接続のどちらを使用するかについての制御エンティティの決定に依存する。本発明の実施形態によれば、制御エンティティ103がPTP接続の使用を決定した場合、ダウンリンク用のシステムリソースは、新しい無線ベアラを確立する代わりに、双方向マルチキャストサービスのダウンリンクサービスデータの提供のために双方向マルチキャストサービス設定のすでに確立された無線ベアラ104を使用するように設定される。
また、本発明の他の実施形態では、双方向マルチキャストサービスのためにネットワークエンティティ102と制御エンティティ103との間の接続が設定される。ダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークの設定は、ネットワークエンティティにおいて行うことができ、無線ベアラ104に加えて、制御エンティティとネットワークエンティティとの間の接続の再利用を可能にする。
上記によれば、1つはアップリンクデータ用で1つはダウンリンクデータ用の2つのデータ経路が、サービスプロバイダ101からUE105まで定義される。ただし、RANにおいては2つのデータ経路は単一の双方向無線接続104によって構成される。
図10は、本発明の実施形態を実現可能である、典型的なUMTS通信システムを概略的に示す図である。
双方向マルチキャストサービスは、例えば、IMSサービスであり、ダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークは、MBMSサービスによって提供可能である。これに応じて、IMSアプリケーションサーバ(IMS−AS)1016は、複数のユーザ装置1008〜1011にIMSサービスを提供しており、したがって、サービスデータの送信元エンティティとしての役割を果たしている。IMSサービスは、システムリソースの設定を開始し、各ネットワーク要素であるGGSN1003、SGSN1004、RNC1005、および各ノードB1006、1007の間の接続を確立する。さらに、各ノードBと複数のUEのそれぞれとの間の個別接続(PTP)が確立される。便宜上、IMSサービス用のこれらの別々の個別接続は、図10には図示されていない。
IMS−AS1016は、ダウンリンクサービスデータを提供するためにMBMSサービスを利用する決定をすることができる。そのように決定した結果、IMSサービスのダウンリンクデータは、MBMSサービスのサービスプロバイダであるブロードキャスト・マルチキャストサービスセンター(BM−SC:Broadcast-Multicast Service Center)1001へ送信される。ただし、IMS−AS1016とBM−SC1001をただ1つのエンティティで実現することも可能である。そのようにした場合には、これら2つのエンティティ間のインタフェースはもはや必要ない。
BM−SC1001は、MBMSデータを送信するデータ送信元である。この例では、MBMSデータはIMSサービスのダウンリンクデータである。したがって、BM−SC1001は、IMSダウンリンクデータのスケジューリングを制御することができる。サービスデータは、インターネット等のパケットデータネットワーク(PDN:Packet Data Network)1002を通じて、ゲートウェイGPRS(汎用パケット無線サービス)サポートノード(GGSN)1003へ送信され得る。GGSN1003は、MBMSサービスのIPデータの入口ポイントとしての役割を果たす。すべての出入りの接続は、GGSN1003を通過する。GGSN1003は、サービスデータを特定のサービングGPRSサポートノード(SGSN)1004へ転送する。MBMSアーキテクチャ内のSGSN1004の役割は、個々のユーザ装置1008〜1011に対してMBMSベアラサービス制御機能を実行し、無線アクセスネットワーク(RAN)へのMBMS送信を行うことである。図1に示したコアネットワークのネットワークエンティティ102が、UMTSネットワークにおけるGGSNまたはSGSNになり得る。したがって、図1の無線アクセスネットワークの制御エンティティ103はRNCになり得る。
典型的なUMTSネットワークは、呼およびデータ接続のスイッチングとルーティングに関与するコアネットワーク(CN)と、すべての無線関連機能を処理するRANとに分割される。この例におけるコアネットワークは、BM−SC1001、PDN1002、GGSN1003およびSGSN1004からなる。コアネットワークの各エンティティから次のエンティティへデータを転送することにより、サービスプロバイダ1001からRANのアクセスポイントまでのアップリンクおよびダウンリンクのデータ経路を定義する。RANへのこの入口ポイントは、無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)1005である。データを転送するためにシステムリソースが設定されるようになっており、これは少なくともRNCからUEへの無線ベアラの確立を含むことができ、各エンティティ、GGSN1003、SGSN1004およびRNC1005の間のトンネル設定をさらに含み得る。
RNC1005は、その領域内にある異なるセル1012と1013を各ノードB1006と1007を介して制御する。RNC1005は、マルチメディアデータを特定のセルへ各ノードB1006、1007を介して選択的に送信する。ユーザ装置1008〜1011は、異なるセルに位置し、ノードB1006と1007によってそれぞれダウンリンクサービスデータを無線により提供される。RNCの制御下のノードB1006、1007は、MBMSサービスを提供するために、セルごとに無線インタフェース上の物理チャネル1014、1015を確立する。
RAN内の各UEにサービスを効率よく提供するために、通常は、RNCによって、データの送信にポイント・ツー・ポイント(個別無線ベアラ)またはポイント・ツー・マルチポイント(共有無線ベアラ)のどちらを使用するかの決定が行われる。PTP接続はUEとRANとの間の一対一の接続であり、一方、PTM接続はRANと複数のUEとの間の一対多の接続である。無線ベアラは、無線リソースを制御するRAN内のネットワークエンティティとUEとの間の論理的接続として定義することができる。例えば、典型的な移動通信システムにおいては、無線リソースを制御するRAN内のこのネットワークエンティティはRNCと呼ばれる。この例では、無線ベアラは、RNCからノードBへの接続とノードBからUEへの無線インタフェース接続とを含み得る。
どちらの接続形式を使用するかの決定は、例えば、特定のMBMSサービスを提供されるセルに位置するUEの数に基づくことができる。通常は、個別チャネルに比較して効率的な、電力制御を伴わないブロードキャストチャネル(PTM接続)を利用するためには、同じコンテンツを受信するUE数がほんの2、3個よりも多いことが必要である。これにより、利用可能な無線リソースの効率的な使用を確実にすることができる。
本発明は、MBMSサービスを利用してダウンリンクIMSデータをRNCからUEへ提供するために、PTP接続(個別無線ベアラ)がRNCによって選択されるケースに関する。図10に示す典型的な実施形態によれば、MBMSサービスのために、RNCはセル2 1013に位置する唯一のUE4 1011に対してPTP接続を確立する。
図10には図示されていないが、1つのMBMSサービスに対して複数のSGSNと各SGSNに対して複数のRNCとがサービスを提供するために使用され得る。各SGSNは、ダウンリンクサービスを受信する各UEをサーブする各RNCへ選択的にデータを送信し、各RNCは、その制御下のセル内の各UEへ選択的にデータを送信する。データストリームの送信先のノードのリストが、MBMSアーキテクチャの各ネットワークエンティティに保存可能である。リストに指定されたノードにのみ後で選択的にデータを送信するために、例えば、RNCのリストがSGSNに保存され、セルのリストが各RNCに保存される。
送信用に割り当てるシステムリソースを定義することによってMBMSサービス提供を確立するために、一組の情報セットからなるコンテキストが、各UEと各ネットワークノードにおいて規定可能である。例えば、MBMSサービスアーキテクチャにおいては、MBMS UEコンテキストとMEMSベアラコンテキストが規定される。MBMS UEコンテキストは、UEが加入した特定のMBMSベアラサービスに関するUE特有の情報からなり得る。MBMS UEコンテキストは、UEがMBMSサービスに加入するとき、UE、SGSN、GGSNおよびBM−SCにおいて作成可能である。以下の表1は、典型的なMBMS UEコンテキストを例示する。
Figure 0004945577
これらのパラメータは、サービスプロバイダであるBM−SC1201から当該コンテキストのユーザ装置へのルーティング経路を定義する。指定されたAPNは、UEへ提供されるMBMSサービスを識別するために使用され得る。APNは、例えば、ユーザによって要求されたサービスを特定するためにGGSNによって使用される論理名、または、ユーザパケットを転送すべき外部のパケットネットワーク内のアクセスポイントのアドレスである。
前述したように、コンテキストは、ネットワークへアクセスするために、または、特定のサービスを提供または受信するために、必要不可欠である。IMSとMBMSの2つのサービスに対して異なるコンテキストが別々に規定される。
IMSサービスについては、典型的に、PDPコンテキストが、IMS制御シグナリングおよびIMSデータのために作成される。あるいは、2つのPDPコンテキストを規定することができる。すなわち、IMS制御シグナリングのためには一次的PDPコンテキストを使用することができ、IMSデータのためには二次的コンテキストをアクティブにすることができる。
ネットワークノードによって保持されるIMSのPDPコンテキストは、特定のサービスプロバイダへ着信されあるいは特定のサービスプロバイダから発信されるユーザパケットをどのように転送するかを決定するためにネットワークが使用する一組の情報セットからなり得る。例えば、コンテキストは、PDPパケットを送受信するために移動機によって使用されるPDPアドレスを含み得る。さらに、各トンネルのトンネル終点識別子(TEID:tunnel endpoint identifier)やIMSサービスを識別するアクセスポイント名(APN)を含むルーティング情報が、PDPコンテキストに含まれ得る。なお、本発明の機能には関係しないが、サービスの品質プロファイル(Quality of Service Profile)もその中で定義されてもよい。
1つはアップリンク用であり1つはダウンリンクデータ用である2つの別々のデータ経路が、図10に示されている。以下では、RANにおいてPTP接続をもつUE4 1011のみを用いて説明する。MBMSサービスプロバイダであるBM−SC1001は、MSアプリケーションサーバ(IMS−AS)1016からダウンリンクサービスデータを受信する。ダウンリンクサービスデータは、インターネット等のPDN1002を通じてGGSN1003へルーティングされ、CNおよびRANの各ネットワークエンティティによってUE4 1011へ転送される。UE4 1011からのアップリンク経路は、MBMSサービスのBM−SC1001経由の遠回りはしないでIMS−AS1016へ直接進む。アップリンク経路上の各ネットワークエンティティは、UE4 1011、RNC1005、SGSN1004、GGSN1003、PDN1002およびIMS−AS1016の順になっている。
図11のシーケンス図は、UEへダウンリンクサービスデータを提供するためにMBMSのマルチキャスト機能を使用する、IMSサービス提供の論理的シーケンスを概略的に示す。
まず、UE4 1011は、IMS−MBMSサービスへの登録を行うことができる。IMS−MBMSサービスという用語は、ダウンリンクの提供のためにMBMSサービスを利用するIMSサービスを意味する。ダウンリンクデータを提供するためにMBMSサービスを利用するためには、MBMSサービスを起動する必要があり、必要なコンテキストが規定される。
アクティブにされたIMS PDPコンテキストに従って、システムリソースを設定することができる。これは、例えば、GGSN1003とSGSN1004の間のトンネルおよびSGSN1004とRNC1005の間のトンネルの確立を含み得る。また、RNC206とUE4 1011の間に無線ベアラが確立され得る。無線ベアラは、無線ベアラIDによって識別可能である。無線ベアラIDは、例えば、SGSN1004、RNC1005およびUE4 1011に記憶しておくことができる。
その後、MBMSサービス用のUMTSネットワークのシステムリソースも、規定されたコンテキストに従って設定される。従来のMBMSの設定手順では、これはGGSN1003、SGSN1004およびRNC1005の間のトンネルの設定を含むとともに、RNC1005とUE4 1011の間の無線ベアラの確立を含んでいる。後者は、個別無線ベアラまたは共有無線ベアラであり得る。個別無線ベアラまたは共有無線ベアラの使用は、例えば、特定の無線セルにおいて同一のIMS−MBMSサービスを受信するユーザの数に依存し得る。セル2 1013に関しては、個別無線ベアラがUE4 1011に対して決定される。リソースの設定後には、確立されたアップリンクおよびダウンリンクの経路を介してサービスデータをUE4 1011へ送ることもUE4から送ることも可能になる。
従来のシステムでは、RNCが、IMSダウンリンクデータを提供するMBMSサービス用にPTPリンク(個別無線ベアラ)を使用すると決定した場合、RAN内に確立された2つの個別無線ベアラが存在するが、これらはそれぞれ一方向にのみ使用される。上記の手順の最初の部分、つまりIMSサービス設定の段階では、アップリンク接続とサービスプロバイダへの制御シグナリングのための無線ベアラが確立され、これを通じて、例えば、PoCサービスの場合のUEのユーザの声が送信される。MBMSサービス設定においては、サービスデータのダウンリンク送信専用に無線ベアラが確立され、これを通じて、例えば、その他UEのユーザの声がユーザへ提供される。RNCからノードBまでのリソース予約のほかに、ノードBからユーザ装置までの、直交化符号や拡張等のような無線リンクリソースの予約も行われる。
本発明の一実施形態によれば、MBMS設定手順は、すでに確立されたIMSサービスの無線ベアラをダウンリンクIMSデータを提供するために再利用する。
以下では、図2に従って本発明の上記実施形態をさらに詳細に説明する。
アプリケーションサーバ(AS:application server)201は、ユーザ装置207へ提供されるIMSサービスのサービスプロバイダである。IMSサービスは、双方向マルチキャストサービスの典型的なUMTS実現であり得る。IMSサービスは、ダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークに相当し得るIMSサービスデータのダウンリンク提供のためにMBMSサービスを利用する。これに応じて、BM−SCがアップリンクサーバ201からユーザに提供されるサービスデータを受信する。インターネットであり得るパケットデータネットワーク(PDN:packet data network)203は、サービスプロバイダであるAS201、BM−SC202と残りの提供側のネットワーク要素との間に位置し得る。しかし、本発明にとって、パケットデータネットワークがその中間にあろうが、あるいは、サービスプロバイダが同一ネットワークに位置しようが、それは重要ではない。
GGSN204は、PDN203からSGSN205へのゲートウェイとしての役割を果たす。加えて、GGSN204は、ISDNネットワークのような回線交換式ネットワークではアクセスポイントにもなり得る。SGSN205は、無線アクセスネットワークのRNC206へさらに接続され、RNC206は、ユーザ装置207へさらに接続される。RNC206とUE207の間に相互に接続されるノードBは省略されているが、ノードBが存在すること、および、RNC206はノードBを介してUE207と通信することに留意すべきである。
IMSアプリケーションサーバ201は、ダウンリンクデータの送信のためにMBMSサービスの利用を決定することができる。本発明は、MBMSサービスがIMSサービスのダウンリンクデータの提供に利用されるケースのみを対象とする。
例えば、IMSダウンリンクデータ用のMBMSサービスを受信するユーザのグループを登録するパケットデータネットワークによって、新たなMBMSサービスがBM−SC202に確立される。それに続き、IMSアプリケーションサーバ201は、対応するMBMSユーザサービス記述をMS−MBMSサービスに登録したユーザのグループへ送信する。
その後すぐに、MBMSサービス起動プロセスが開始される。まず、UE207がジョイン(Join)メッセージをGGSN204へ送信し、次に、GGSNが許可要求をBM−SC202へ送信する。許可の成功後、MBMSコンテキストが有効にされる。これは、各ネットワークノードにおいてMBMS UEコンテキストをアクティブにすることを含む。IMSサービスのPDPコンテキストと同じように、MBMS UEコンテキストは、サービスデータのルーティングに必要な情報からなる。具体的なパラメータは、本明細書中の表1に示される。表1から明らかなように、MBMS UEコンテキストもIMSサービスのAPNを含み、このAPNは、合成のIMS−MBMSサービスの場合には、IMSサービスのために規定されたPDPコンテキスト内のAPNと同一である。UE207は、そのMBMS UEコンテキストがRNCによって削除されないように、RRC(Radio Resouce Control:無線リソース制御)接続モードにとどまっていなければならない。
これに続くステップを図3に示す。この図は、本発明の一実施形態により実行される論理的シーケンスを示す。IMSサービスのPDPコンテキストはRNC206に存在しないので、RNC206に必要な情報を提供する必要がある。典型的なUMTSネットワークでは、PDPコンテキスト情報はSGSN205とGGSN204に存在するので、これらのエンティティのいずれかがこの情報をRNCへ送信することができる。
より詳しくは、GGSNまたはSGSNは、IMSサービスのPDPコンテキスト中にUE207のIMSI(国際移動局識別)パラメータを保持している。さらに、MBMS UEコンテキストのAPNとPDPコンテキストのAPNとを比較することにより、特定のUEに提供されるサービスがIMS−MBMSサービスであるか否かを特定することができる。提供されるサービスがIMS−MBMSサービスである場合、GGSNまたはSGSNは、UE207が登録されているIMSサービスのAPNも含む、UE207に対するIMSサービスのPDPコンテキストをRNC206へ送信する。
その後すぐに、RNC206は、APNを含む受信したPDPコンテキストを有する表を作成する。
続いて、MBMSセッション開始手順がBM−SCによって始動され、各ネットワーク要素を介してRNCへ転送される。この手順は、MBMSデータの転送のためにネットワーク内のすべての必要なベアラリソースをアクティブにするよう、そして送信の開始が間近であることを登録された各UEへ通知するよう指示する要求である。
MBMSセッション開始手順は、RNC206に至るまで実行される。典型的なRANリソース設定の前に、RNC206が特定のUE207に対してPTPリンクの使用を決定すれば、RNCは、GGSNまたはSGSNから受信したPDPコンテキストの情報をチェックし、そこに含まれたAPNとMBMS UEコンテキストのAPNとを比較する。両方のAPNが一致すれば、特定のUE207はIMS−MBMSサービスに登録されている。
RNC206は、さらに、特定のUE207へ提供されたIMSサービス用に確立された無線ベアラの無線ベアラIDを保持し、特定のUE207に対して使用されたこの無線ベアラIDをダウンリンクMBMSサービスデータに関連付ける。これにより、MBMSサービスは、RAN中のすでに確立された無線リソース208をその送信のために再利用する。これに伴い、MBMSセッション開始手順のRANリソース設定は中止される。これでシステムリソースの設定は完了し、その後データ転送を開始することができる。
IMSサービスの設定された個別無線ベアラ208は、MBMSサービスによって、サービスデータ提供のために利用される。したがって、当該無線ベアラは、UE207からIMSアプリケーションサーバ201へのアップリンク接続および制御シグナリングに使用されるとともに、BM−SC202からUE207へのダウンリンク接続にも使用される。本発明の当該実施形態によれば、MBMSサービス設定において追加の個別無線ベアラのために無線リソースが浪費されることはない。
図4には、本発明の他の実施形態によるUMTSネットワークが図示されている。図2に示した前述の実施形態と同様に、IMSサービスがIMSアプリケーションサーバ401からUE407へ提供される。これに応じて、UMTSネットワークは、PDN403、GGSN404、SGSN405、RNC406およびMBMSサービスのためのBM−SC402の各要素を有し、これらの要素は、サービスデータのダウンリンク提供のために使用される。GGSN404からSGSN405へのIMSトンネル410およびSGSN405からRNC406へのIMSトンネル409の確立を含む、IMSサービス用のシステムリソースが、設定され予約される。さらに、RNC406とUE407の間には無線ベアラ408がIMSサービス用に確立される。
図5には、本発明の一実施形態によるMBMSサービスの設定を以下に説明する目的のシーケンス図が示されている。MBMSサービス起動プロセス中に、UE407はジョインメッセージをGGSN204へ送信する。ジョインメッセージは、二次的PDPコンテキストによって規定されたすでに確立されたIMSデータベアラ、または一次的PDPコンテキストによって規定されたIMS制御シグナリングベアラを介してGGSN204へ送信可能である。次に、GGSN204はBM−SC202の許可を要求し、これが成功すれば、MBMSサービスのAPNを含むMBMS許可応答メッセージが返される。許可の成功後、前述したように、MBMSコンテキストが有効にされる。
GGSN404は、IMSサービスのPDPコンテキスト中にUE407のIMSI(国際移動局識別)パラメータを保持している。さらに、MBMS UEコンテキストのAPNとPDPコンテキストのAPNとを比較することにより、特定のUE407に提供されるサービスがIMS−MBMSサービスであるか否かを特定することができる。提供されるサービスがIMS−MBMSサービスである場合、GGSN404は、IMSサービスの対応するAPNパラメータを含む表にこの特定のUE407を記入する。GGSN404は、この特定のUE407をRNC406へ直接またはSGSN405を介して通知する。
次に、MBMSセッション開始手順が開始され、RNC406に至るまで進められる。典型的なRANリソース設定の前に、RNC406が特定のUEに対してPTPリンクの使用を決定すれば、RNC406は、その特定のUEがGGSN404から受信した通知により指定されたUE407であるか否をチェックする。当該UEが指定されたUE407であり、IMS−MBMSサービスを受信するように登録されていれば、RNC406はこの特定のUE407をGGSN404に通知する。RNC406からGGSN404へのこの通知後、RNCは、RANリソース設定手順中リソース予約を開始しない。
GGSN404は、RNC406からUE407に関する情報を含む通知を受信する。続いて、GGSN404は、PDPデータ送信コンテキストのTEIDをダウンリンクMBMSサービスデータに割り当てる。したがって、これにより、GGSN404は、MBMSサービスデータをすでに設定されたIMSデータトンネル410にルーティングする。GGSN404とSGSN405の間、およびSGSN405からRNC406への追加のトンネルは必要ないので、帯域幅等のシステムリソースが浪費されることはない。
コアネットワークにおけるトンネルの設定は、トンネルの実現と用途に応じて明確なリソース予約を含み得る。音声呼向けの標準のUMTS実現においては、帯域幅等のリソースを予約する必要はないと考えられる。しかし、よりたくさんのリソースを必要とするビデオ会議やビデオストリーミングのような用途では、特定のトンネルの設定されたサービス品質(QoS:Quality of Service)パラメータに従って明確なリソース予約を行うことが得策であり得る。
上記のとおり、UEからGGSN404へジョインメッセージを送信するのに使用されたIMS無線ベアラがどちらであるかにより、GGSN404はそれに対応するリソース識別子を探さなければならない。IMS制御シグナリングベアラが使用された場合は、GGSN404はIMSデータベアラを規定する二次的PDPコンテキストを探さなければならない。IMSデータベアラが使用された場合には、リソースはMBMS UEコンテキストによって識別され、データはSGSN405へ転送され得る。
その結果、SGSN405は、IMSデータトンネル410を通じてMBMSサービスデータを受信し、それをIMSデータトンネル409を通じてRNC406へ転送するので、すでに確立されたネットワークリソースを再利用することになる。したがって、追加のトンネルの確立は行わないので、システムリソースを節約可能である。したがって、RNC406は、IMSトンネル409を介してMBMSサービスデータを受信し、そこですでに確立された無線ベアラ408を通じてUE407へそれを転送する。
追加の無線ベアラやトンネルを設定せず、追加のシステムおよび無線リソースを予約することもないので、浪費がない。本発明の当該実施形態によれば、これは、GGSN404においてダウンリンクMBMSサービスデータをIMSトンネルに再マッピングし、それによりトンネル410、409および無線ベアラ408を再利用することによって実現される。
図6には、本発明の他の実施形態によるUMTSネットワークが図示されている。このUMTSシステムは、図2および図4に示した前述の実施形態のシステムと同様である。ダウンリンクIMSサービスデータを送信するために、MBMSサービスを利用してIMSサービスが提供される。本UMTSネットワークは、次のネットワーク要素、つまり、IMSアプリケーションサーバ601、BM−SC602、PDN603、GGSN604、SGSN605、RNC606およびUE607から構成される。
上記の説明のとおり、必要なPDPコンテキストとMBMSコンテキストが設定される。GGSN604とSGSN605の間のトンネルおよびSGSN605とRNC606の間のトンネル609の確立を含む、IMSサービス用のシステムリソースの設定は、すでに行われている。さらに、RNCからUEへの無線ベアラ608が設定される。
MBMSサービスの設定は、図5に例示した前述の実施形態の1つとよく似ている。しかし、この場合は、SGSN605がIMS−MBMSサービスに登録された各UEをRNCに通知する。したがって、RNC606がこの特定のUE607に対してPTP接続を使用する決定をした後、それに続くこれからPTP接続をするUE407の通知はSGSN605へ送信され、MBMSセッション設定手順のRANリソース設定は中止される。したがって、SGSN605がUE607の情報を含む通知を受信し、PDPデータ送信コンテキストのTEIDをダウンリンクMBMSサービスデータに割り当てる。MBMSサービスのダウンリンクデータは、二次的トンネルを通さずに、これによりIMSトンネル609を通じてRNC606へ送信される。その結果、システムリソースを予約しなくてもよく、二次的トンネルに浪費されることもない。RNC606がMBMSサービスデータをIMSトンネルから受信でき、ひいてはそれをすでに存在する無線ベアラ608を介してUE607へ転送できる、再トンネリングが行われる。
図7には、ダウンリンクIMSサービスデータを送信するためにMBMSサービスを利用するIMSサービスの設定のフローチャートが示されている。これは、設定手順をただ論理的に説明する概要フローチャートである。ここでのネットワークシステムは、図1のシステムに相当し、コアネットワーク内のネットワークエンティティ(NE)、無線アクセスネットワーク内の制御エンティティ(CE)、およびユーザ装置UE1から構成されている。図7に示した実施形態は、図4〜図6に説明した実施形態に相当し、コアネットワークのネットワークエンティティは、あるケースではSGSNであり、他のケースではGGSNである。
このフローチャートは、IMSサービス用のリソース設定701から開始する。これは、NEとCE間のトンネルおよびCEとUE1間の無線リソース、より具体的には無線ベアラの確立を含む。
ネットワークエンティティは、ダウンリンクマルチキャストサービスアーキテクチャ(MBMS)を利用した双方向サービス(IMS)に登録されている各UEを識別するための必要な情報を保持する。このUE1に関して、NEはCEに通知する702。CEはこの情報を受信し、MBMSセッション開始手順を開始し、CEはUE1に対してPTP接続を使用するか否かを決定する704。PTP接続が決定される場合は、CEはこの決定をNEへ通知する。
上記のようにUE1に関する通知をCEへ送信した702後、NEは、UE1に対してPTPを使用する決定に関するCEの通知を受信するかどうか待つ706。NEは通知を受信すると706、すでに確立されたIMSリソース701の検出707へ進む。確立されたIMSトンネルはそのTEIDから識別され、このTEIDがMBMSサービスデータへ割り当てられ708、その結果、サービスデータはIMSトンネルを介してCEへ転送される。CEはIMSトンネルを通じてサービスデータを受信し、それに応じて、IMSサービス用に確立された701PTPリンクを介してサービスデータをUE1へ転送する709。UE1は、IMSサービスの個別無線ベアラ(PTPチャネル)を通じてサービスデータを受信する710。
CEエンティティがUE1に対してPTP接続を使用しないと決定する場合704、NEへの通知は送信されず、よってCEでは通知を受信しない706。その後、NEからCEへの追加のトンネルが確立される720。さらに、NEでは、MBMSリソースが確立されているか否かが見直される722。リソースが設定または予約されていなければ、UE1へのPTM共有チャネルの確立723が必要になる。これに応じて、UE1は、CEからUE1へのMBMSサービス用のPTM共有チャネルを受け入れる724。PTM接続が決定される場合には、無線セル内の他のユーザに対する以前の設定によって共有無線ベアラがすでに利用可能である可能性がある。
NEでは、IMS−MBMSサービスデータが確立されたMBMSトンネルを介してCEへ転送され721、CEではサービスデータを受信後、確立された共有無線ベアラを介してUE1へ転送される725。最後に、UE1は、PTMチャネルを通じてMBMSサービスデータを受信する726。
図8には、サービスプロバイダの役割を果たすIMSアプリケーションサーバ801を含む、UMTSネットワークが図示されている。IMSサービスは、UE1 811、UE2 809およびUE3 810の複数のUEへ提供される。ネットワークノードであるGGSN804、SGSN805およびRNC806は、各UEへ向けたおよび各UEから送信されたサービスデータを転送する。2つの基地局、第1のノードB807と第2のノードB808がRNC806に接続されて、2つの異なる無線セル812、813への供給元になっている。この図を用いて、2つのセル間のハンドオーバ手順を説明する。
仮定として、当初、3個のUE809〜811は第1のセル812に位置していたとする。サービスデータは、PTMリンク814を介して第1のノードBからこの無線セル内のサービスに登録されたすべてのUE(この例では各UE809〜811に相当する)へ提供される。各UEから第1のノードBへのアップリンク送信用の個別ベアラは省略されているが、すでに確立されているものとする。
UE1 811が第1のセル812から第2のセル813へ移動する場合、RNCは第2のセル内でサービスを受信するUEの数をチェックする。仮定として、第2のセルには他のUEは存在しないとすれば、UE1 811に対してPTP接続をしようとRNCは決定する。IMSの個別無線ベアラが確立され、本発明の前述の実施形態のとおり、このすでに確立された無線ベアラがダウンリンクMBMSデータをUE1へ送信するためにMBMSサービスによって再利用される。
反対のケース、つまりハンドオーバ手順中にUEがPTP接続からPTM接続へ変わる場合は図8に示されていない。しかし、以下に簡単に説明しておく。
仮定として、第2のセル813を元のセル(ソースセル)としてそこにUE1が位置していたとし、移動先のセル(ターゲットセル)である第1のセル812へ移動するものとする。第2のセルでは、このセル内でサービスに登録されたUEの数は少ないことから、MBMSサービス用にUEへのPTP接続が決定された。すでに複数のUEがPTM接続を介してサービスを受信している移動先のセルへのハンドオーバ中に、RNCは移動先のセルでは他のUEが共有無線ベアラを介して同じサービスを受信していることを知る。UEは移動先セルへのハンドオーバ手順を実行し、PTM接続の必要な無線ベアラ情報を取得する。次に、UEは移動先セル内のPTM接続を介してMBMSサービスをリッスンする。なお、RNCは元のセル内のUEの前のPTP無線ベアラサービスを切断する。加えて、IMSトンネルを通じてMBMSサービスデータをルーティングする再マッピング動作を無効にするために、本発明の適用される特定の実施形態により異なるが、GGSNまたはSGSNへ通知メッセージが送信されなければならない。これによって、IMSの個別無線ベアラとMBMSのPTM無線ベアラを通じて同一のデータを受信することが回避される。
上記の実施形態に説明されたシステムおよび図2、図4、図6および図8に示した対応するUMTSネットワークにおいて本発明は適用可能であるが、これらのシステムでの適用に限定されないことにさらに留意すべきである。それどころか、図9は、その他のコアネットワークのエンティティを有するUMTSネットワークアーキテクチャを示す。コアネットワーク要素としてSGSNおよびGGSNを使用する代わりに、PDN903側とRNC905側への単独のアクセスポイントとしてゲートウェイ904が実装される。ゲートウェイ904は、本発明の実施形態におけるネットワークエンティティとして使用される。
さらに、典型的なUMTS実現においてはGGSNまたはSGSNであり得るネットワークエンティティは、双方向マルチキャストサービスデータを複数のユーザへ転送する。これらのユーザは、RANの制御エンティティ、つまりRNCからPTMおよびPTP接続を介してダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークを利用してサービスデータを受信することができる。システムリソースは、複数のユーザが設定されたPTM接続を介してサービスデータを受信するように設定される。少なくとも一人のユーザは設定されたPTP接続を介してサービスデータを受信する。
この場合、一方ではPTP無線ベアラを使用して一人のユーザへ、他方ではPTM無線ベアラを使用して複数のユーザへサービスデータを送信するためには、データパケットを複製する必要がある。これは、コアネットワークのネットワークエンティティにおいてまたは無線アクセスネットワークの制御エンティティにおいて行うことができる。
合成のIMS−MBMSサービスを利用するユーザ端末を識別するための別の可能性は、これらの特異なIMS−MBMSサービスにだけ使用される特有の(unique)マルチキャスト識別子を採用することである。これは、例えば、"ims-mbms.server.com"のような特有のアクセスポイント名(APN)が可能である。この方策は、IMS用とMBMSサービス設定用に規定されたそれぞれのコンテキスト中の2つのマルチキャスト識別子の比較を不必要にする。さらに、図2および図3の実施形態に関して、特有のAPNを使用することより、2つのサービスを結合するための情報(APN)をRNCへ提供するために、IMS PDPコンテキストをGGSNまたはSGSNからRNCへ最初に送信する必要はもはやない。RNCに記憶されたMBMS UEコンテキストをチェックし、IMS−MBMSサービスを利用するUEを明確に指定するAPNを探すことでこと足りる。
本発明の他の実施形態は、ハードウェアおよびソフトウェアを使用した、上述した様々な実施形態の実現に関する。本発明の多様な実施形態は、例えば、汎用プロセッサとしてのコンピューティングデバイス(プロセッサ)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)またはその他のプログラム可能な論理回路などを使用して実現可能または実施可能であることが認識される。本発明の多様な実施形態は、上記のデバイスの組合せによっても実施または実現し得る。
さらに、本発明の多様な実施形態は、プロセッサで実行されるまたは直接ハードウェアに組み込むソフトウェアモジュールを用いても実現可能である。また、ソフトウェアモジュールとハードウェア実装の組合せも可能である。ソフトウェアモジュールまたは命令は、コンピュータで読取り可能などんな種類の記憶媒体(例えば、RAM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ、レジスタ、ハードディスク、CD−ROM、DVDなど)に記憶されてもよい。
本発明の一実施形態による移動通信システムを示す図 本発明の一実施形態によるUMTS通信システムを示す図 本発明の一実施形態によるMBMSサービス設定に伴うシステムリソース設定のシーケンス図 本発明の他の実施形態によるUMTSネットワークを示す図 本発明の他の実施形態によるMBMSサービス設定に伴うシステムリソース設定のシーケンス図 本発明の他の実施形態によるUMTSネットワークを示す図 IMS−MBMSサービス設定のフローチャート ハンドオーバ手順を説明する本発明の他の実施形態によるUMTSネットワークを示す図 コアネットワーク内に異なるアーキテクチャをもつUMTSネットワークを示す図 典型的なMBMS通信システムを示す図 IMS−MBMSサービスの論理的シーケンス図

Claims (38)

  1. コアネットワークおよび無線アクセスネットワークを有する移動通信システム内でマルチキャストサービスプロバイダから移動端末への双方向マルチキャストサービスを設定する方法であって、前記移動通信システムにおいて、前記双方向マルチキャストサービスのダウンリンクマルチキャストサービスデータは、ダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークを利用して前記移動端末に提供されることになっている、
    前記双方向マルチキャストサービスのマルチキャストサービスデータを送信するように前記移動通信システムのシステムリソースを設定するステップと、当該設定は、前記移動端末と前記無線アクセスネットワークの無線リソースを制御する制御エンティティとの間の双方向無線ベアラを確立することを含む、
    前記マルチキャストサービスの前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを前記移動端末に提供するために前記無線アクセスネットワーク上のポイント・ツー・ポイント接続を利用するか否かを決定するステップと、
    ポイント・ツー・ポイント接続を利用すると決定された場合、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを前記移動端末に提供するために、前記確立された無線ベアラを利用して前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを送信するように、前記ダウンリンクマルチキャストサービスフレームの前記システムリソースを設定するステップと、
    を有する方法。
  2. 前記双方向マルチキャストサービスを送信するようにシステムリソースを設定する前記ステップは、前記コアネットワーク内のネットワークエンティティと前記無線アクセスネットワーク内の前記制御エンティティとの間の接続を確立することをさらに含む、請求項1記載の方法。
  3. 前記ダウンリンク送信のために前記システムリソースを設定する前記ステップは、前記コアネットワークの前記ネットワークエンティティによって行われる、請求項2記載の方法。
  4. 前記ダウンリンク送信のために前記システムリソースを設定する前記ステップは、さらに、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを提供するために前記ネットワークエンティティと前記制御エンティティとの間の前記確立された接続の利用を許容する、請求項3記載の方法。
  5. 前記双方向マルチキャストサービスには、マルチキャストサービス識別子が付与される、請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 前記マルチキャストサービス識別子は、アクセスポイント名またはIPマルチキャストアドレスである、請求項5記載の方法。
  7. 前記双方向マルチキャストサービスの前記マルチキャストサービスデータのために前記システムリソースを設定する前記ステップは、少なくとも前記コアネットワークのネットワークエンティティにおいて、マルチキャストサービス関連制御シグナリング用およびマルチキャストサービスデータ転送用のコンテキストをアクティブにすることをさらに含み、前記コンテキストは、前記マルチキャストサービスを前記マルチキャストサービスプロバイダから前記移動端末に提供するために前記設定されたシステムリソースにおける前記マルチキャストサービスデータのルーティングに関するルーティング情報を含むとともに、マルチキャストサービス識別子を含む、請求項2から請求項6のいずれか1つに記載の方法。
  8. 前記双方向マルチキャストサービスの前記マルチキャストサービスデータのために前記システムリソースを設定する前記ステップは、少なくとも前記コアネットワークのネットワークエンティティにおいて、前記設定されたシステムリソースにおける制御シグナリングのルーティングに関するルーティング情報を含むとともにマルチキャストサービス識別子を含むマルチキャストサービス関連制御シグナリング用の制御シグナリングコンテキストをアクティブにすることと、リソース識別子によって識別される前記設定されたシステムリソースにおいて前記マルチキャストサービスプロバイダから前記移動端末に提供されるマルチキャストサービスデータのルーティングに関するルーティング情報を含むとともにマルチキャストサービス識別子を含むマルチキャストサービスデータ転送用のデータコンテキストをアクティブにすることとをさらに含む、請求項2から請求項6のいずれか1つに記載の方法。
  9. 前記ダウンリンクサービスデータのために前記システムリソースを設定する前記ステップは、少なくとも前記コアネットワークのネットワークエンティティにおいて、前記ダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークの移動端末関連コンテキストをアクティブにすることを含み、前記移動端末関連コンテキストは、前記移動端末に関する情報と前記移動端末が登録されているダウンリンクマルチキャストサービスに関する情報とを含む、請求項2から請求項8のいずれか1つに記載の方法。
  10. 前記制御シグナリングコンテキストに含まれる前記マルチキャストサービス識別子と前記移動端末関連コンテキストとを比較することによって、前記双方向マルチキャストサービスが提供されるとともに前記ダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークを使用して前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを提供する移動端末を識別するステップ、
    をさらに有する、請求項7および請求項9のいずれか1つに記載の方法。
  11. 前記双方向マルチキャストサービスの前記マルチキャストサービスデータのために使用されるシステムリソースを特定するステップ、
    をさらに有する、請求項1から請求項10のいずれか1つに記載の方法。
  12. 前記コアネットワークのネットワークエンティティによって、前記双方向マルチキャストサービスの前記マルチキャストサービスデータのために設定されたシステムリソースを特定し、前記特定されたシステムリソースの双方向無線ベアラを利用して前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを提供するステップ、
    をさらに有する、請求項1から請求項10のいずれか1つに記載の方法。
  13. 前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを提供するために、前記コアネットワークの前記ネットワークエンティティと前記無線アクセスネットワークの前記制御エンティティとの間の接続を利用するステップ、
    をさらに有する、請求項12記載の方法。
  14. 前記双方向マルチキャストサービスの前記データコンテキストの前記リソース識別子に基づいて、前記双方向マルチキャストサービスの前記マルチキャストサービスデータのために使用されるシステムリソースを特定するステップ、
    をさらに有する、請求項8記載の方法。
  15. 前記マルチキャストサービス識別子は、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを提供するために前記ダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークを利用するマルチキャストサービスに特有である、請求項5から請求項14のいずれか1つに記載の方法。
  16. 前記特有のマルチキャストサービス識別子によって前記マルチキャストサービスが提供される移動端末を識別するステップ、
    をさらに有する、請求項15記載の方法。
  17. ポイント・ツー・ポイント接続を利用するか否かの前記決定は、前記制御エンティティによって行われ、
    当該方法は、
    前記コアネットワークの前記ネットワークエンティティによって、前記無線アクセスネットワークの前記無線リソースを制御する前記制御エンティティに、前記マルチキャストサービスを要求した移動端末に関する情報を付与するステップと、
    前記ポイント・ツー・ポイント接続を利用する決定を前記コアネットワークの前記ネットワークエンティティに通知するための通知メッセージを、前記ネットワークエンティティに送信するステップと、前記通知メッセージは、前記ポイント・ツー・ポイント接続を利用する移動端末に関する情報と前記マルチキャストサービスに関する情報とを含む、
    をさらに有する、請求項2から請求項16のいずれか1つに記載の方法。
  18. 前記コアネットワークの前記ネットワークエンティティと前記制御エンティティとの間の接続は、トンネルであり、前記トンネルの終点は、前記マルチキャストサービスデータ転送用のコンテキストに含まれるトンネル終点識別子によって特定される、請求項2から請求項17のいずれか1つに記載の方法。
  19. 前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータのために前記システムリソースを設定する前記ステップは、前記確立されたトンネルの前記トンネル終点識別子を前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータに割り当てることを含む、請求項18記載の方法。
  20. 前記ネットワークエンティティは、前記コアネットワークにおけるゲートウェイGPRSサポートノードまたはサービングGPRSサポートノードである、請求項2から請求項19のいずれか1つに記載の方法。
  21. 前記無線アクセスネットワーク上の前記ダウンリンク送信のための前記システムリソースの設定は、前記無線アクセスネットワークの前記無線リソースを制御する前記制御エンティティによって行われる、請求項1記載の方法。
  22. 前記確立された無線ベアラは、無線ベアラ識別子によってアドレス指定され、前記ダウンリンク送信のための前記システムリソースの設定は、前記無線ベアラ識別子を前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータに割り当てることを含む、請求項21記載の方法。
  23. 前記マルチキャストサービスは、前記移動通信システム内のさらに複数の移動端末に前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを提供するために前記ダウンリンクマルチキャストサービスフレームワークを利用して前記さらに複数の移動端末に提供され、
    前記マルチキャストサービスの前記マルチキャストサービスデータを前記さらに複数の移動端末に送信するためにシステムリソースが設定され、
    当該方法は、
    前記さらに複数の移動端末のために設定されたシステムリソースを介して前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを前記さらに複数の移動端末に送信するステップと、
    前記移動端末のために設定されたシステムリソースを介して前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを前記移動端末に送信するステップと、
    をさらに有する、請求項1から請求項22のいずれか1つに記載の方法。
  24. 前記さらに複数の移動端末のために設定されたシステムリソースは、前記コアネットワークの前記ネットワークエンティティと前記無線アクセスネットワークの前記制御エンティティとの間のトンネル、および、前記無線アクセスネットワークにおける前記制御エンティティと前記さらに複数の移動端末との間のポイント・ツー・マルチポイント接続を含む、請求項23記載の方法。
  25. 前記さらに複数の移動端末のために設定されたシステムリソースは、前記無線アクセスネットワークにおける前記制御エンティティと前記さらに複数の移動端末との間のポイント・ツー・マルチポイント接続を含む、請求項23記載の方法。
  26. 前記マルチキャストサービスは、マルチキャストサービス識別子によって識別され、
    当該方法は、
    前記双方向マルチキャストサービスの前記マルチキャストサービスデータのために設定されたシステムリソースを利用して前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを送信するのに使用されるダウンリンクマルチキャストサービスを起動するための起動メッセージを、前記移動端末からダウンリンクマルチキャストサービスサーバに送信するステップ、
    をさらに有する、請求項1から請求項25のいずれか1つに記載の方法。
  27. 前記ダウンリンクマルチキャストサービスサーバが、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータの受信を前記移動端末に許可するステップと、
    許可が成功した場合、前記コアネットワークのネットワークエンティティが、前記双方向マルチキャストサービスのサービスデータの送信のために設定されたシステムリソースを特定するために、前記マルチキャストサービスの前記マルチキャストサービス識別子を含む通知を受信するステップと、
    をさらに有する、請求項26記載の方法。
  28. 前記設定されたシステムリソースにおける制御シグナリングのルーティングに関するルーティング情報を含む、マルチキャストサービス関連制御シグナリング用の制御シグナリングコンテキスト、または、前記設定されたシステムリソースにおける前記マルチキャストサービスプロバイダから前記移動端末に提供されるマルチキャストサービスデータのルーティングに関するルーティング情報を含む、マルチキャストサービスデータ転送用のデータコンテキストを使用して、前記移動端末から前記ダウンリンクマルチキャストサービスサーバへの前記起動メッセージが送信される接続を特定する、請求項26記載の方法。
  29. 前記移動端末は、移動元のソースセルに位置し、前記マルチキャストサービスは、移動先のターゲットセルに位置する、前記移動通信システム内のさらに複数の移動端末に提供され、前記ターゲットセルでは、前記双方向マルチキャストサービスのサービスデータを前記さらに複数の移動端末に提供するためにシステムリソースが設定され、
    当該方法は、
    前記移動端末を前記ソースセルから前記ターゲットセルにハンドオーバするとき、前記ターゲットセルの前記設定されたシステムリソースを利用して前記マルチキャストサービスを前記移動端末に提供するステップと、前記ソースセルにおいて前記移動端末のために設定されたシステムリソースを解除するステップと、
    をさらに有する、請求項1から請求項28のいずれか1つに記載の方法。
  30. 前記ターゲットセルの前記設定されたシステムリソースは、前記無線アクセスネットワークの前記制御エンティティと前記さらに複数の移動端末との間の確立されたポイント・ツー・マルチポイント接続を含み、
    前記ターゲットセルの前記設定されたシステムリソースを利用する前記ステップは、前記さらに複数の移動端末に対して確立された前記ポイント・ツー・マルチポイント接続を介して、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを前記移動端末に送信することを含み、
    当該方法は、
    前記ソースセル内の前記移動端末のために設定された無線ベアラを解除するよう、前記無線アクセスネットワークの前記制御エンティティに通知するステップ、
    をさらに有する、請求項29記載の方法。
  31. 前記ターゲットセルの前記設定されたシステムリソースは、前記コアネットワークのネットワークエンティティと前記無線アクセスネットワークの前記制御エンティティとの間の確立された接続、および、前記無線アクセスネットワークの前記制御エンティティと前記さらに複数の移動端末との間のポイント・ツー・マルチポイント接続を含み、
    前記ターゲットセルの前記設定されたシステムリソースを利用する前記ステップは、前記確立された接続および前記さらに複数の移動端末に対して確立された前記ポイント・ツー・マルチポイント接続を利用して、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを前記移動端末に送信することを含み、
    当該方法は、
    前記ソースセル内の前記移動端末のために前記ネットワークエンティティと前記制御エンティティとの間で確立された接続を解除するよう、前記コアネットワークの前記ネットワークエンティティに通知するステップと、
    前記ソースセル内の前記移動端末のために設定された無線ベアラを解除するよう、前記無線アクセスネットワークの前記制御エンティティに通知するステップと、
    をさらに有する、請求項29記載の方法。
  32. 移動通信システム内でアップリンクおよびダウンリンクのデータパケットをユーザ装置に提供することを含むマルチキャストサービス提供方法であって、前記マルチキャストサービスは、ダウンリンクマルチキャストサービスのデータパケットを前記ユーザ装置に送信するためにダウンリンクマルチキャスト対応サービスメカニズムを使用する、
    アップリンクデータパケットを前記ユーザ装置に送信するためのアップリンク経路を確立するように前記移動通信システムのネットワークリソースを設定するステップと、当該設定は、前記ユーザ装置と無線アクセスネットワークの無線リソースを制御する制御要素との間の双方向無線接続を設定することを含む、
    前記ダウンリンクデータパケットを前記ユーザ装置に送信するために前記無線アクセスネットワーク上のポイント・ツー・ポイント・リンクを設定するか否かを決定するステップと、
    ポイント・ツー・ポイント・リンクを設定すると決定された場合、アップリンクマルチキャストサービスデータ設定の前記設定された双方向無線接続を前記ダウンリンクデータパケットの送信に使用するように、前記ダウンリンクマルチキャスト対応サービスメカニズムを設定するステップと、
    を有する方法。
  33. システムリソースを設定するネットワークエンティティであって、前記ネットワークエンティティは、移動通信システム内の無線アクセスネットワークの一部であり、双方向マルチキャストサービスのダウンリンクマルチキャストサービスデータは、ダウンリンクマルチキャストサービスを利用して移動端末に提供されるようになっている、
    前記ネットワークエンティティは、
    前記双方向マルチキャストサービスのマルチキャストサービスデータをマルチキャストサービスプロバイダから移動端末に送信するように前記移動通信システムのシステムリソースを設定するプロセッサを有し、当該設定は、前記移動端末と前記無線アクセスネットワークの無線リソースを制御する制御エンティティとの間の双方向無線ベアラを確立することを含む、
    前記プロセッサは、前記マルチキャストサービスの前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを前記移動端末に提供するために前記無線アクセスネットワーク上のポイント・ツー・ポイント接続を利用するか否かを決定するようにさらに構成され、
    前記ネットワークエンティティは、前記ポイント・ツー・ポイント接続を利用すると決定された場合、ダウンリンクマルチキャストサービスデータを受信し、前記確立された無線ベアラを通じてそれを転送する受信部を有する。
  34. システムリソースを設定するネットワークエンティティであって、前記ネットワークエンティティは、移動通信システム内のコアネットワークの一部であり、双方向マルチキャストサービスのダウンリンクマルチキャストサービスデータは、ダウンリンクマルチキャストサービスを利用して移動端末に提供されるようになっている、
    前記ネットワークエンティティは、
    前記双方向マルチキャストサービスのマルチキャストサービスデータをマルチキャストサービスプロバイダから移動端末に送信するように前記移動通信システムのシステムリソースを設定するプロセッサを有し、当該設定は、前記ネットワークエンティティと前記無線アクセスネットワークの無線リソースを制御する制御エンティティとの間のトンネルを確立することを含む、
    前記プロセッサは、前記双方向マルチキャストサービスの前記マルチキャストサービスデータを送信するために前記制御エンティティと前記移動端末との間の無線ベアラを確立するためのシステムリソースを予約するよう前記無線アクセスネットワークの前記制御エンティティに要求し、前記無線アクセスネットワークの前記無線リソースを制御する制御エンティティに前記マルチキャストサービスを要求した移動端末に関する情報を通知するようにさらに構成され、
    前記ネットワークエンティティは、前記無線アクセスネットワークの前記制御エンティティからポイント・ツー・ポイント接続を利用するか否かに関する通知メッセージを前記ネットワークエンティティにおいて受信する受信部をさらに有し、前記通知メッセージは、前記ポイント・ツー・ポイント接続を利用する移動端末の識別情報と前記マルチキャストサービスの識別情報とを含む、
    前記受信部は、さらに、前記ポイント・ツー・ポイント接続を利用すると決定された場合、前記確立された無線ベアラを利用するために、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを受信し、前記マルチキャストサービスの前記確立されたトンネルを通じてそれを転送する。
  35. システムリソースを設定するネットワークエンティティであって、前記ネットワークエンティティは、移動通信システム内の無線アクセスネットワークの一部であり、前記設定されたシステムリソースは、マルチキャストサービスプロバイダから移動端末への双方向マルチキャストサービスを設定するために利用され、前記双方向マルチキャストサービスのダウンリンクマルチキャストサービスデータは、ダウンリンクマルチキャストサービスを利用して前記移動端末に提供されるようになっている、
    前記ネットワークエンティティは、
    前記双方向マルチキャストサービスのマルチキャストサービスデータをマルチキャストサービスプロバイダから移動端末に送信するように前記移動通信システムのシステムリソースを設定するプロセッサと、当該設定は、前記移動端末への無線ベアラを確立することを含む、
    前記移動通信システム内のコアネットワークのネットワークエンティティから、前記マルチキャストサービスを要求した移動端末に関する情報を含む通知を受信する受信部と、
    前記プロセッサは、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを前記移動端末に提供するために前記無線アクセスネットワーク上のポイント・ツー・ポイント接続を利用するか否かを決定するようにさらに構成され、
    前記ネットワークエンティティへの通知を送信する送信部と、前記通知メッセージは、前記ポイント・ツー・ポイント接続を利用する移動端末の識別情報と前記マルチキャストサービスの識別情報とを含む、
    を有し、
    前記ネットワークエンティティは、前記ポイント・ツー・ポイント接続を利用すると決定された場合、前記ダウンリンクマルチキャストサービスデータを受信し、前記マルチキャストサービスの前記確立された無線ベアラを通じてそれを転送するようにさらに構成されている。
  36. 前記プロセッサは、請求項2から請求項32のいずれか1つに記載の方法の各ステップを実行するようにさらに構成されている、請求項33から請求項35のいずれか1つに記載のネットワークエンティティ。
  37. マルチキャストサービスプロバイダから移動端末への双方向マルチキャストサービスを設定する移動通信システムであって、請求項33から請求項36に記載の少なくとも1つのネットワークエンティティをさらに有する移動通信システム。
  38. マルチキャストサービスプロバイダによって提供される双方向マルチキャストサービスに加入する、移動通信システム内の移動端末であって、前記移動通信システムにおいて、前記双方向マルチキャストサービスのダウンリンクマルチキャストサービスデータは、ダウンリンクマルチキャストサービスを利用して前記移動端末に提供されるようになっている、
    前記移動端末は、
    前記双方向マルチキャストサービスのサービスデータを送受信するための、前記無線アクセスネットワーク内の制御エンティティへの無線ベアラを含む、前記移動通信システムのシステムリソースを設定するプロセッサを有し、
    前記プロセッサは、さらに、前記ダウンリンクマルチキャストサービスを通じてダウンリンクマルチキャストサービスデータを受信するように前記移動通信システムのシステムリソースを設定し、
    前記無線アクセスネットワークにおいてポイント・ツー・ポイント接続が確立されている場合、前記確立された無線ベアラを通じてダウンリンクサービスデータを受信する。
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