JP4941408B2 - フレーム転送装置およびフレーム転送システム - Google Patents

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Description

この発明は、フレーム転送装置およびフレーム転送システムに関する。
従来より、フレームを転送するフレーム転送装置には、Ether OAM(Ethernet(登録商標) Operations Administration Maintenance)と呼ばれる、フレーム転送装置間のフレームの不到達を検査する(言い換えると、ネットワーク上の論理的な回線パスの継続性をチェックする)ための検査機構が設けられている(特許文献1参照)。
具体的には、Ether OAMは、ネットワーク網を介して接続された他のフレーム転送装置から、フレームの不到達を検査するためのCCMフレーム(Continuity Check Message フレーム)を定期的に受信しているか否かを判断することで、他のフレーム転送装置から発信された全てのフレームを確実に受信できているか否かを判断する機構である。
以下では、図14を用いて、従来のフレーム転送装置による処理について、具体的に一例をあげて説明する。図14は、従来のフレーム転送装置の概要を説明するための図である。
フレーム転送装置は、図14の(1)に示すように、CCMフレームを前回送信してからカウントアップを開始した送信タイミングカウンタ値が、送信間隔として予め設定されている所定のカウンタ値に到達するごとにCCMフレームを生成する。なお、送信間隔とは、CCMフレームを送信する周期として予めパラメータ指定された時間の間隔である。
そして、フレーム転送装置は、ネットワーク網を介して接続される他のフレーム転送装置に対して、生成したCCMフレームをそれぞれ送信する。
また、フレーム転送装置は、図14の(2)に示すように、CCMフレームを格納するための格納余地がバッファに残っている場合には、他のフレーム転送装置から受信したCCMフレームをバッファに格納し、格納余地がバッファに残っていない場合には、他のフレーム転送装置から受信したCCMフレームを廃棄する。
この格納処理と平行して、フレーム転送装置は、図14の(3)に示すように、バッファから削除しつつ読み込んだCCMフレームを解析し、CCMフレームの送信元のフレーム転送装置を特定するための装置IDを取得する。
そして、フレーム転送装置は、前回フレームの不到達を検査してからカウントアップを開始した監視サイクルカウンタ値が、監視間隔として予め設定されている所定のカウンタ値に到達するごとに、監視サイクルカウンタ値が監視間隔としてのカウンタ値に到達するまでの間に他のフレーム転送装置の装置IDが全て取得されたか否かを判定する。
ここで、フレーム転送装置は、取得すべきフレーム転送装置の装置ID中で、取得されていない装置IDがあった場合に、フレーム転送装置間のフレームの不到達を検知したことを示す警報を発生する。なお、監視間隔とは、フレームの不到達の検査を実行する周期として予めパラメータ指定された時間の間隔である。
特開2007−251541号公報
ところで、上記した従来の技術には、フレームの不到達を誤って検知することがあるという課題があった。すなわち、従来のフレーム転送装置は、格納余地がバッファに残っていないときに受信したCCMフレームを廃棄し、廃棄されたCCMフレームから装置IDを取得しない。
このため、フレーム転送装置は、取得すべきフレーム転送装置の装置ID中で取得されていない装置IDがあるという判定結果に基づいて、廃棄されたCCMフレームの送信元のフレーム転送装置について、定期的に受信すべきCCMフレームを受信していないと判断するので、フレームの不到達を誤って検知することがあるという課題があった。
なお、フレームの転送速度以上の処理速度でCCMフレームを解析することができるデバイス、もしくは、受信したCCMフレームを全て記憶することができるバッファを、従来のフレーム転送装置が実装することで上記した課題を解決することができるが、コスト面で現実的な解決策であるとはいえない。
そこで、このフレーム転送装置およびフレーム転送システムは、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、フレームの不到達を誤って検知することを防止することが可能なフレーム転送装置およびフレーム転送システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、開示のフレーム転送装置は、フレームを転送するフレーム転送装置間のフレームの不到達を検査するための検査フレームを一時的に記憶する検査フレーム記憶手段と、前記検査フレームを前回送信してからの経過時間を示す送信後経過カウンタ値が予め設定されている所定の値に到達するごとに、ネットワークを介して接続された他のフレーム転送装置に対して前記検査フレームをそれぞれ送信する検査フレーム送信手段と、前記検査フレーム記憶手段に前記検査フレームを格納するための格納余地がある場合には前記検査フレーム記憶手段に前記他のフレーム転送装置から受信した検査フレームを格納し、前記検査フレーム記憶手段に前記検査フレームを格納するための格納余地がない場合には前記他のフレーム転送装置から受信した検査フレームを廃棄する検査フレーム廃棄手段と、前記検査フレーム記憶手段から削除しつつ読み込んだ前記検査フレームから、当該検査フレームの送信元のフレーム転送装置を特定するためのフレーム転送装置情報を取得する第一の転送装置情報取得手段と、前回フレームの不到達を検査してからの検査経過時間を示す検査後経過カウンタ値が予め設定されている所定の値に到達するごとに、当該検査経過時間に到達する間に前記第一の転送装置情報取得手段により取得されたフレーム転送装置情報に基づいて、前記他のフレーム転送装置との間のフレームの不到達を検査する検査手段と、前記検査フレーム廃棄手段によって検査フレームが廃棄された場合に、廃棄された検査フレームの送信元のフレーム転送装置に対して前記検査フレームの再送信を要求する再送信要求手段と、前記検査フレームの再送信の要求を受け付けた場合に、要求元のフレーム転送装置に対して前記検査フレームを再送信する検査フレーム再送信手段とを有することを要する。
また、開示のフレーム転送システムは、フレームを送信するフレーム送信装置が、フレームの不到達を検査させるための検査フレームを前回送信してからの経過時間を示す送信後経過カウンタ値が予め設定されている所定の値に到達するごとに、ネットワークを介して接続された他のフレーム転送装置に対して前記検査フレームをそれぞれ送信する検査フレーム送信手段と、フレーム受信装置から検査フレームの再送信の要求を受け付けた場合に、要求元のフレーム受信装置に対して前記検査フレームを再送信する検査フレーム再送信手段とを有し、フレームを受信するフレーム受信装置が、ネットワークを介して接続された他のフレーム送信装置から受信した前記検査フレームを一時的に記憶する検査フレーム記憶手段と、前記検査フレーム記憶手段に前記検査フレームを格納するための格納余地がある場合には前記検査フレーム記憶手段に前記他のフレーム送信装置から受信した検査フレームを格納し、前記検査フレーム記憶手段に前記検査フレームを格納するための格納余地がない場合には前記他のフレーム送信装置から受信した検査フレームを廃棄する検査フレーム廃棄手段と、前記検査フレーム記憶手段から削除しつつ読み込んだ前記検査フレームから、当該検査フレームの送信元のフレーム送信装置を特定するためのフレーム送信装置情報を取得する第一の送信装置情報取得手段と、前回フレームの不到達を検査してからの検査経過時間を示す検査後経過カウンタ値が予め設定されている所定の値に到達するごとに、当該検査経過時間に到達する間に前記第一の送信装置情報取得手段により取得されたフレーム送信装置情報に基づいて、前記他のフレーム送信装置との間のフレームの不到達を検査する検査手段と、前記検査フレーム廃棄手段によって検査フレームが廃棄された場合に、廃棄された検査フレームの送信元のフレーム送信装置に対して前記検査フレームの再送信を要求する再送信要求手段とを有することを要する。
開示のフレーム転送装置およびフレーム転送システムによれば、フレームの不到達を誤って検知することを防止することが可能である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るフレーム転送装置およびフレーム転送システムの実施例を詳細に説明する。なお、以下では、この発明が適用されたフレーム転送装置を実施例として説明する。
以下の実施例1では、実施例1に係るフレーム転送装置の概要および特徴、フレーム転送装置の構成、フレーム転送装置の処理の流れを順に説明し、最後に実施例1の効果を説明する。
[実施例1に係るフレーム転送装置の概要および特徴]
まず最初に、図1および図2を用いて実施例1に係るフレーム転送装置の概要および特徴を説明する。図1および図2は、実施例1に係るフレーム転送装置の概要および特徴を説明するための図である。
実施例1に係るフレーム転送装置は、図1に示すように、ネットワークを介して接続された他のフレーム転送装置に対して、フレームの不到達を検査するためのCCMフレームを送信する。
そして、実施例1に係るフレーム転送装置は、図2に示すように、他のフレーム転送装置から受信したCCMフレームを解析して、CCMフレームの送信元のフレーム転送装置との間のフレームの不到達を検査する。
このような概要の下、実施例1に係るフレーム転送装置は、フレームの不到達を誤って検知することを防止する。
すなわち、実施例1に係るフレーム転送装置は、図2の(1)に示すように、バッファにCCMフレームを格納するための格納余地がなく、他のフレーム転送装置から受信したCCMフレームが廃棄された場合に、廃棄されたCCMフレームの送信元のフレーム転送装置に対してCCMフレームの再送信を要求する。
例えば、フレーム転送装置Aは、廃棄されたCCMフレームの送信元のフレーム転送装置であるフレーム転送装置DおよびEに対して、CCMフレームの再送信を要求するための再送信要求フレームを送信する(図1の(1)参照)。
また、実施例1に係るフレーム転送装置は、図2の(2)に示すように、他のフレーム転送装置からCCMフレームの再送信の要求を受け付けた場合に、要求元のフレーム転送装置に対してCCMフレームを再送信する。
例えば、フレーム転送装置Aから再送信要求フレームを受け付けた転送装置DおよびEは、フレーム転送装置Aに対して、CCMフレームを再送信する(図1の(2)参照)。
このようなことから、実施例1に係るフレーム転送装置は、フレームの不到達を誤って検知することを防止することが可能である。
[フレーム転送装置の構成]
次に、図3を用いて、図1および図2に示したフレーム転送装置10の構成を説明する。図3は、フレーム転送装置の構成を示すブロック図である。図3に示すように、このフレーム転送装置10は、入出力部20、フレーム送信部30、フレーム受信部40、送信タイミングカウンタ50、監視サイクルカウンタ60、フレーム解析部70、フレーム生成部80およびフレーム監視部90を有する。
入出力部20は、各種の情報を入出力する。具体的には、入出力部20は、単数または複数のポートを有し、ネットワーク網に対してフレームを入出力する。
フレーム送信部30は、フレームを送信する。具体的には、フレーム送信部30は、入出力部20を介してCCMフレームを含む各種フレームを送信する。
フレーム受信部40は、各種フレームを受信する。具体的には、フレーム受信部40は、入出力部20を介してフレームを受信すると、受信したフレームを識別する。
ここで、フレーム受信部40は、受信したフレームがCCMフレームおよび再送信要求フレームの内、いずれか一方のフレームである旨の識別結果を得ると、CCMフレームおよび再送信要求フレームをフレーム監視部90に対して送信する。
また、フレーム受信部40は、受信したフレームがCCMフレームもしくは再送信要求フレームでない旨の識別結果を得ると、受信したフレームをフレーム処理するフレーム処理部(図示しない)に対して送信する。
送信タイミングカウンタ50は、CCMフレームを前回送信してからカウントアップを開始した送信タイミングカウンタ値(送信後経過カウンタ値)が、送信間隔として予め設定されている所定のカウンタ値に到達するごとにフレーム生成部70に対してフレームを生成させるためのフレーム生成指示を送信する。
具体的には、送信タイミングカウンタ50は、時間を計測するタイマを有し、所定の時間が経過するごとに、送信タイミングカウンタ値を「1」カウントアップする。
その後、送信タイミングカウンタ50は、「0」からカウントアップした送信タイミングカウンタ値がCPU(図示しない)によって予め設定されている送信間隔としてのカウンタ値(例えば、「15」)に到達すると、フレーム生成部70に対してフレーム生成指示を送信する。
続いて、送信タイミングカウンタ50は、送信タイミングカウンタ値を「0」に戻し、送信タイミングカウンタ値のカウントアップを「0」から再開する。
また、送信タイミングカウンタ50は、フレーム監視部90から装置IDを含んだ再送信指示を受け付けると、フレーム生成部70に対してフレーム転送装置10を特定するための装置IDを含んだフレーム生成指示を送信する。
監視サイクルカウンタ60は、前回フレームの不到達を検査してからカウントアップを開始した監視サイクルカウンタ値(検査後経過カウンタ値)が、監視間隔として予め設定されている所定のカウンタ値に到達するごとに、フレーム解析部90に対してフレームの不到達を検査させるための検査指示を送信する。
具体的には、監視サイクルカウンタ60は、時間を計測するタイマを有し、所定の時間が経過するごとに、監視サイクルカウンタ値を「1」カウントアップする。
その後、監視サイクルカウンタ60は、「0」からカウントアップした監視サイクルカウンタ値がCPU(図示しない)によって予め設定されている監視間隔としてのカウンタ値(例えば、「15」)に到達すると、フレーム解析部90に対して検査指示を送信する。
続いて、監視サイクルカウンタ60は、監視サイクルカウンタ値を「0」に戻し、監視サイクルカウンタ値のカウントアップを「0」から再開する。
フレーム解析部70は、後述のバッファ91から削除しつつ読み込んだCCMフレームから、CCMフレームの送信元のフレーム転送装置10を特定するための装置IDを取得する。
そして、フレーム解析部70は、監視サイクルカウンタ値が監視間隔としてのカウント値に到達するごとに、監視サイクルカウンタ値が監視間隔としてのカウンタ値に到達するまでの間に取得された装置IDに基づいて、他のフレーム転送装置10との間のフレームの不到達を検査する。
具体的には、フレーム解析部70は、後述のバッファ91から削除しつつCCMフレームを読み込み、CCMフレームに含まれている各種パラメータに基づいて、送信元のフレーム転送装置10を特定して、特定されたフレーム転送装置10の装置IDを取得する。そして、フレーム解析部70は、取得した装置IDを記憶する。
その後、フレーム解析部70は、監視サイクルカウンタ60から検査指示を受け付けると、記憶した各装置IDに基づいて、「0」からカウントアップされた監視サイクルカウンタ値が監視間隔としてのカウンタ値に到達するまでの間に他のフレーム転送装置の装置IDが全て取得されたか否かを判定する。
例えば、フレーム解析部70は、ネットワークを介して接続されている全てのフレーム転送装置10の装置IDを予め保持しておき、保持している装置IDと、記憶された各装置IDと付き合わせることで、他のフレーム転送装置10の装置IDが全て取得されたか否かを判定する。
ここで、フレーム解析部70は、他のフレーム転送装置10の装置IDが全て取得されている場合には、記憶した装置IDを消去し、改めて送信元のフレーム転送装置10を特定して、特定されたフレーム転送装置10の装置IDを取得する。
一方では、フレーム解析部70は、取得すべきフレーム転送装置の装置ID中で、取得されていない装置IDがあった場合に、フレーム転送装置間のフレームの不到達を検知したことを示す警報を発生する。なお、フレーム解析部70は、第一の転送装置情報取得手段または、検査手段ともいう。
フレーム生成部80は、CCMフレーム生成部81と、再送信要求フレーム生成部82とを有する。
CCMフレーム生成部81は、全ての他のフレーム転送装置10に対して送信するCCMフレームを生成する。また、CCMフレーム生成部81は、CCMフレームの再送信の要求を受け付けた場合に、要求元のフレーム転送装置10に対して送信するCCMフレームを生成する。
具体的には、CCMフレーム生成部81は、送信タイミングカウンタ50からフレーム生成指示を受け付けると、全ての他のフレーム転送装置10に対してマルチキャストで送信されるCCMフレームを生成する。そして、CCMフレーム生成部81は、生成したCCMフレームをフレーム送信部30に対して送信する。
また、CCMフレーム生成部81は、送信タイミングカウンタ50から装置IDを含んだフレーム生成指示を受け付けると、受け付けた装置IDによって特定される要求元のフレーム転送装置10に対してユニキャストで送信されるCCMフレームを生成する。なお、CCMフレーム生成部81は、検査フレーム送信手段または検査フレーム再送信手段ともいう。
再送信要求フレーム生成部82は、CCMフレームが廃棄された場合に、廃棄されたCCMフレームの送信元のフレーム転送装置10に対してCCMフレームの再送信を要求する。
具体的には、再送信要求フレーム生成部82は、後述のバッファ監視部93から装置IDを含んだ再送信要求フレーム生成指示を受け付けると、受け付けた装置IDによって特定されるフレーム転送装置10に対して送信される再送信要求フレームを生成する。なお、再送信要求フレーム生成部82は、再送信要求手段ともいう。
フレーム監視部90は、バッファ91、フレーム識別部92、バッファ監視部93および再送信要求部94を有する。
バッファ91は、フレームの不到達を検査するためのCCMフレームを一時的に記憶する。具体的には、バッファ91は、バッファ監視部93によって格納されたCCMフレームを一時的に記憶し、フレーム解析部70によって読み込まれたCCMフレームを削除する。なお、バッファ91は、検査フレーム記憶手段ともいう。
フレーム識別部92は、受信したフレームを識別する。具体的には、フレーム受信部40から受け付けたフレームを解析し、フレームがCCMフレームと、再送信要求フレームの内、いずれのフレームであるかを識別する。
ここで、フレーム識別部92は、受け付けたフレームがCCMフレームであることを識別した場合には、受け付けたCCMフレームをバッファ監視部93に対して送信する。
一方では、フレーム識別部92は、受け付けたフレームが再送信要求フレームであることを識別した場合には、受け付けた再送信要求フレームを再送信要求部94に対して送信する。
バッファ監視部93は、バッファ91にCCMフレームを格納するための格納余地がある場合にはバッファ91に受信したCCMフレームを格納し、バッファ91にCCMフレームを格納するための格納余地がない場合には受信したCCMフレームを廃棄する。
具体的には、バッファ監視部93は、バッファ91を常に監視し、フレーム識別部92からCCMフレームを受け付けると、バッファ91にCCMフレームを格納するための格納余地があるか否かを判定する。
ここで、バッファ監視部93は、バッファ91にCCMフレームを格納するための格納余地がある場合には、フレーム識別部92から受け付けたCCMフレームをバッファ91に格納する。
一方では、バッファ監視部93は、バッファ91にCCMフレームを格納するための格納余地がない場合には、フレーム識別部92から受け付けたCCMフレームから送信元のフレーム転送装置10の装置IDを取得するとともに、CCMフレームを廃棄する。
そして、バッファ監視部93は、再送信要求フレーム生成部82に対して、取得した装置IDを含んだ再送信要求フレーム生成指示を送信する。なお、バッファ監視部93は、検査フレーム廃棄手段、第二の転送装置情報取得手段、または、転送装置情報格納手段ともいう。
再送信要求部94は、CCMフレームの再送信の要求を受け付けた場合に、要求元のフレーム転送装置10に対してCCMフレームを再送信する。
具体的には、再送信要求部94は、フレーム識別部92から再送信要求フレームを受け付けた場合に、受け付けた再送信要求フレームから送信元のフレーム転送装置10の装置IDを取得する。
そして、再送信要求部94は、送信タイミングカウンタ50に対して、取得した装置IDを含んだ再送信指示を送信する。なお、再送信要求部94は、再送信要求手段ともいう。
[フレーム転送装置による処理]
次に、図4〜図6を用いて、フレーム転送装置10による処理を説明する。図4は、CCMフレーム送信処理の流れを示すフローチャート図である。図5は、フレーム受信処理の流れを示すフローチャート図である。図6は、不到達検査処理の流れを示すフローチャート図である。
(CCMフレーム送信処理)
図4に示すように、フレーム転送装置10は、送信タイミングカウンタ値が送信間隔としてのカウンタ値に到達すると(ステップS1001肯定)、全ての他のフレーム転送装置10を宛先にしたCCMフレームをマルチキャストで送信し(ステップS1002)、再び送信タイミングカウンタ値が送信間隔としてのカウンタ値に到達するまで待機する(ステップS1001否定)。なお、フレーム転送装置10によるCCMフレーム送信処理は、フレーム転送装置10の駆動の停止とともに処理を終了する。
(フレーム受信処理)
図5に示すように、フレーム転送装置10は、CCMフレームもしくは再送信要求フレームを受信すると(ステップS2001肯定)、受け付けたフレームを解析する(ステップS2002)。
ここで、受け付けたフレームがCCMフレームであることを識別した場合には(ステップS2002肯定)、フレーム転送装置10は、バッファ91にCCMフレームを格納するための格納余地があるか否かを判定する(ステップS2003)。
ここで、バッファ91にCCMフレームを格納するための格納余地がある場合には(ステップS2003肯定)、フレーム転送装置10は、CCMフレームをバッファ91に格納し(ステップS2004)、フレーム受信処理を終了する。
一方では、バッファ91にCCMフレームを格納するための格納余地がない場合には(ステップS2003否定)、フレーム転送装置10は、CCMフレームを廃棄するとともに(ステップS2005)、送信元フレーム転送装置10に対して再送信要求フレームを送信し(ステップS2006)、フレーム受信処理を終了する。
ステップS2002の説明に戻ると、フレーム転送装置10は、受け付けたフレームが再送信要求フレームであることを識別した場合には(ステップS2002否定)、要求元のフレーム転送装置10に対してCCMフレームを再送信し(ステップS2007)、フレーム受信処理を終了する。
(不到達検査処理)
図6に示すように、フレーム転送装置10は、駆動の開始後、バッファ91からから削除しつつ読み込んだCCMフレームから、CCMフレームの送信元のフレーム転送装置10の装置IDを取得し(ステップS3001)、取得した装置IDを記憶する(ステップS3002)。
そして、フレーム転送装置10は、カウントアップした監視サイクルカウンタ値が監視間隔としてのカウント値に到達するまで(ステップS3003否定)、上記した処理(ステップS3001、ステップS3002)を繰り返し実行する。
その後、カウントアップした監視サイクルカウンタ値が監視間隔としてのカウント値に到達すると(ステップS3003肯定)、フレーム転送装置10は、記憶した各装置IDに基づいて、監視サイクルカウンタ値が監視間隔としてのカウンタ値に到達するまでの間に他のフレーム転送装置10の装置IDが全て取得されたか否かを判定する(ステップS3004)。
ここで、他のフレーム転送装置10の装置IDが全て取得されている場合には、(ステップS3004肯定)、フレーム転送装置10は、記憶した装置IDを消去し(ステップS3005)、再び送信元のフレーム転送装置10を特定する(ステップS3001)。
一方では、取得すべきフレーム転送装置の装置ID中で、取得されていない装置IDがあった場合には(ステップS3004否定)、フレーム転送装置10は、フレームの不到達を検知したことを示す警報を発生し(ステップS3006)、処理を終了する。
[実施例1の効果]
上記したように、実施例1によれば、フレームの不到達を誤って検知することを防止することが可能である。例えば、実施例1に係るフレーム転送装置10は、廃棄されたCCMフレームを再び受信するため、フレームの不到達を誤って検知することを防止することが可能である。
ところで、実施例1に係るフレーム転送装置10は、送信タイミングカウンタ値が送信間隔としてのカウンタ値に到達するごとにCCMフレームを送信する。このため、他のフレーム転送装置10から送信されたCCMフレームと到着する時間帯が毎回同期し、送信したCCMフレームが毎回廃棄される場合がある。
そこで、実施例2では、CCMフレームを送信するタイミングを変更する場合を説明する。なお、実施例2では、実施例2に係るフレーム転送装置10の構成およびフレーム転送装置10による処理の流れを説明した後、実施例2による効果を説明する。
[実施例2に係るフレーム転送装置の構成]
まず、実施例2に係るフレーム転送装置10の構成を説明する。実施例2に係るフレーム転送装置10の構成は、実施例1に係るフレーム転送装置10と以下に説明する点が異なる。
送信タイミングカウンタ50は、CCMフレームが再送信されるごとに、送信タイミングカウンタ値を所定の値にリセットする。
具体的には、送信タイミングカウンタ50は、フレーム監視部90から再送信指示を受け付けると、送信タイミングカウンタ値を予め設定されたカウンタ値(例えば、「0」や、「2」)にリセットするとともに、フレーム生成部70に対してフレーム生成指示を送信する。
[実施例2に係るフレーム転送装置による処理]
次に、図7を用いて、実施例2に係るフレーム転送装置10による処理を説明する。図7は、実施例2に係るフレーム転送装置によるフレーム受信処理の流れを示すフローチャート図である。なお、以下では、実施例1に係るフレーム転送装置によるフレーム受信処理と異なる点について詳細に説明する。
図7に示すように、フレーム転送装置10は、バッファ91にCCMフレームを格納するための格納余地がない場合には(ステップS4003否定)、フレーム転送装置10は、CCMフレームを廃棄するとともに(ステップS4005)、送信元フレーム転送装置10に対して再送信要求フレームを送信する(ステップS4006)。
そして、フレーム転送装置10は、送信タイミングカウンタ値を所定の値にリセットして(ステップS4008)、フレーム受信処理を終了する。
[実施例2の効果]
上記したように、実施例2によれば、送信したCCMフレームが毎回廃棄されることを防止することができ、トラフィックの増大を防止することが可能である。
例えば、図8に示すように、フレーム転送装置10AからCCMフレームの再送信の要求を受け付けたフレーム転送装置10DおよびEは、CCMフレームを再送信するとともに、送信タイミングカウンタ値を所定の値にリセットする。
そのため、フレーム転送装置10DおよびEは、マルチキャストで送信するCCMフレームタイミングをずらすことができるため、送信したCCMフレームが毎回廃棄されることを防止することができ、トラフィックの増大を防止することが可能である。なお、図8は、実施例2の効果を説明するための図である。
ところで、実施例1および実施例2では、CCMフレームを廃棄した場合に、廃棄されたCCMフレームの送信元のフレーム転送装置10に対して再送信要求フレームを送信する場合を説明した。
ここで、フレーム転送装置10によって再送信要求フレームを送信する送信方法は、複数のフレーム転送装置10に対して一度に送信する送信方法と、CCMフレームを廃棄するごとに送信する送信方法とが考えられ、いずれの一方を採用するようにしても本発明を適用することが可能である。
そこで、実施例3では、複数のフレーム転送装置10に対して一度に再送信要求フレームを送信する場合を説明する。なお、実施例3では、実施例3に係るフレーム転送装置10の構成およびフレーム転送装置10による処理の流れを説明した後、実施例3による効果を説明する。
[実施例3に係るフレーム転送装置の構成]
まず、図9を用いて、実施例3に係るフレーム転送装置10の構成を説明する。図9は、実施例3に係るフレーム転送装置の構成を示すブロック図である。実施例3に係るフレーム転送装置10の構成は、装置ID記憶部95を新たに備える他は、実施例2に係るフレーム転送装置10と以下に説明する点が異なる。
すなわち、装置ID記憶部95は、フレーム転送装置10を特定するための装置IDを記憶する。具体的には、装置ID記憶部95は、バッファ監視部93によって格納された装置IDを一時的に記憶し、バッファ監視部93によって再送信要求フレーム生成指示が送信されると装置IDを削除する。なお、装置ID記憶部95は、転送装置情報記憶手段ともいう。
バッファ監視部93は、CCMフレームが廃棄されるごとに、廃棄される予定のCCMフレームから送信元のフレーム転送装置10の装置IDを取得し、装置ID記憶部95に取得されたフレーム転送装置情報を格納する。
そして、バッファ監視部93は、装置ID記憶部95に、最初に装置IDが格納されてからの経過時間を示す格納後経過カウンタ値が予め設定されている所定の値に到達した場合に、装置ID記憶部95に記憶されている全装置IDによって特定される各フレーム転送装置10に対して、同時にCCMフレームの再送信を要求する。
具体的には、バッファ監視部93は、バッファ91にCCMフレームを格納するための格納余地がない場合には、フレーム識別部92から受け付けたCCMフレームから送信元のフレーム転送装置10の装置IDを取得するとともに、CCMフレームを廃棄する。
そして、バッファ監視部93は、取得した装置IDを装置ID記憶部95に格納し、所定の時間が経過するごとに、格納後経過カウンタ値を「1」カウントアップする。
その後、バッファ監視部93は、「0」からカウントアップした格納後経過カウンタ値が予め設定されている再要求タイミングとしてのカウンタ値(例えば、「2」)に到達すると、装置ID記憶部95に記憶されている各装置IDを読み込み、格納後経過カウンタ値を「0」に戻す。
なお、再要求タイミングとは、再送信要求フレームを送信するタイミングを決定するための予めパラメータ指定された時間の間隔である。
また、バッファ監視部93は、格納後経過カウンタ値のカウントアップを既に開始しているときに、フレーム識別部92から受け付けたCCMフレームから送信元のフレーム転送装置10の装置IDを取得した場合には、格納後経過カウンタ値のカウントアップをそのまま継続する。
再送信要求フレーム生成部82は、バッファ監視部93から各装置IDを含んだ再送信要求フレーム生成指示を受け付けると、各装置IDによって特定されるフレーム転送装置10に対して一度に送信される再送信要求フレームを生成する。
例えば、再送信要求フレーム生成部82は、再送信要求フレーム生成指示に含まれた各装置IDを送信先とした、一の再送信要求フレームを生成する。
[実施例3に係るフレーム転送装置による処理]
次に、図10および図11を用いて、実施例3に係るフレーム転送装置10による処理を説明する。図10は、実施例3に係るフレーム転送装置によるフレーム受信処理の流れを示すフローチャート図である。図11は、実施例3に係るフレーム転送装置による再送信要求フレーム送信処理の流れを示すフローチャート図である。
(CCMフレーム受信処理)
実施例3に係るフレーム転送装置によるCCMフレーム受信処理について、実施例2に係るフレーム転送装置によるCCMフレーム受信処理と異なる点について詳細に説明する。
図10に示すように、フレーム転送装置10は、バッファ91にCCMフレームを格納するための格納余地がない場合には(ステップS5003否定)、CCMフレームから送信元のフレーム転送装置10の装置IDを取得するとともに、CCMフレームを廃棄する(ステップS5005)。
続いて、フレーム転送装置10は、取得した装置IDを格納し(ステップS5006)、格納後経過カウンタ値のカウントアップを開始し(ステップS5007)、フレーム受信処理を終了する。
(再送信要求フレーム送信処理)
図11に示すように、フレーム転送装置10は、カウントアップした格納後経過カウンタ値が再要求タイミングとしてのカウント値に到達すると(ステップS6001肯定)、記憶されている全装置IDによって特定される各フレーム転送装置10に対して一度に送信される再送信要求フレームを送信し(ステップS6002)、再送信要求フレーム送信処理を終了する。
[実施例3の効果]
上記したように、実施例3によれば、再送信要求フレームを送信することで発生するトラフィックの増大を防止することが可能である。
例えば、図12に示すように、フレーム転送装置10Aは、フレーム転送装置10B〜Eから連続して受信した各CCMフレームの中で、フレーム転送装置10DおよびEから受信した各CCMフレームを廃棄する。
この場合に、フレーム転送装置10Aは、図12の(1)に示すように、フレーム転送装置10DおよびEに対して一度に送信される再送信要求フレームを送信するため、再送信要求フレームによるトラフィックの増大を防止することが可能である。なお、図12は、実施例3の効果を説明するための図である。
実施例4では、CCMフレームを廃棄するごとに再送信要求フレームを送信する場合を説明する。なお、実施例4では、実施例4に係るフレーム転送装置10の構成を説明した後、実施例4による効果を説明する。
[実施例4に係るフレーム転送装置の構成]
まず、実施例4に係るフレーム転送装置10の構成を説明する。実施例4に係るフレーム転送装置10の構成は、実施例2に係るフレーム転送装置10と以下に説明する点が異なる。
バッファ監視部93は、CCMフレームが廃棄されるごとに、廃棄される予定のCCMフレームから、CCMフレームの送信元のフレーム転送装置10の装置IDを取得する。そして、バッファ監視部93は、再送信要求フレーム生成部82に対して、取得した装置IDを含んだ再送信要求フレーム生成指示を送信する。
再送信要求フレーム生成部82は、バッファ監視部93から装置IDを含んだ再送信要求フレーム生成指示を受け付けるごとに、受け付けた装置IDによって特定されるフレーム転送装置10に対して送信される再送信要求フレームを生成する。
[実施例4の効果]
上記したように、実施例4によれば、フレームの不到達を誤って検知することを防止する可能性をさらに高めることが可能である。
例えば、図13に示すように、フレーム転送装置10Aは、フレーム転送装置10B〜Gから連続して受信した各CCMフレームの中で、フレーム転送装置10D〜Gから受信した各CCMフレームを廃棄する。
この場合に、フレーム転送装置10Aは、図13の(1)に示すように、CCMフレームを廃棄するごとに再送信要求フレームをフレーム転送装置10D〜Gに対して送信する。
そして、フレーム転送装置10Aは、図13の(2)に示すように、フレーム転送装置10D〜Gから再送信されたCCMフレームを連続して受信する。
このため、実施例4に係るフレーム転送装置10Aは、遅延が発生することなく再送信されたCCMフレームを受信するため、カウントアップした時間が検査時間に至るまでの間に、再送信されたCCMフレームを受信する可能性を高めることができ、フレームの不到達を誤って検知することを防止する可能性を高めることが可能である。なお、図13は、実施例4の効果を説明するための図である。
さて、これまで実施例1〜4について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、実施例5として、他の実施例を説明する。
例えば、実施例1〜4では、送信タイミングカウンタ値、監視サイクルカウンタ値および格納後経過カウンタ値をカウントアップする場合を説明したが、計測方法は、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、予め設定されたカウンタ値からカウントダウンするようにしてもよい。
また、実施例3では、格納後経過カウンタ値が再要求タイミングとしてのカウント値に到達した場合に、各フレーム転送装置10に対して、一度に送信される再送信要求フレームを送信する場合を説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、装置ID記憶部95に記憶されている装置IDが予め設定されている設定数に到達した場合に、各フレーム転送装置10に対して、一度に送信される再送信要求フレームを送信するようにしてもよい。
また、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(例えば、図12および図13に示した監視間隔)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図3に示した送信タイミングカウンタ50と、監視サイクルカウンタ60とを統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ハードウェアとして実現され得る。
なお、本実施例で説明したフレーム転送方法は、予め用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
実施例1に係るフレーム転送装置の概要および特徴を説明するための図である。 実施例1に係るフレーム転送装置の概要および特徴を説明するための図である。 フレーム転送装置の構成を示すブロック図である。 CCMフレーム送信処理の流れを示すフローチャート図である。 フレーム受信処理の流れを示すフローチャート図である。 不到達検査処理の流れを示すフローチャート図である。 実施例2に係るフレーム転送装置によるフレーム受信処理の流れを示すフローチャート図である。 実施例2の効果を説明するための図である。 実施例3に係るフレーム転送装置の構成を示すブロック図である。 実施例3に係るフレーム転送装置によるフレーム受信処理の流れを示すフローチャート図である。 実施例3に係るフレーム転送装置による再送信要求フレーム送信処理の流れを示すフローチャート図である。 実施例3の効果を説明するための図である。 実施例4の効果を説明するための図である。 従来のフレーム転送装置の概要を説明するための図である。
符号の説明
10 フレーム転送装置
20 入出力部
30 フレーム送信部
40 フレーム受信部
50 送信タイミングカウンタ
60 監視サイクルカウンタ
70 フレーム解析部
80 フレーム生成部
81 CCMフレーム生成部
82 再送信要求フレーム生成部
90 フレーム監視部
91 バッファ
92 フレーム識別部
93 バッファ監視部
94 再送信要求部
95 装置ID記憶部

Claims (5)

  1. フレームを転送するフレーム転送装置間のフレームの不到達を検査するための検査フレームを一時的に記憶する検査フレーム記憶手段と、
    前記検査フレームを前回送信してからの経過時間を示す送信後経過カウンタ値が予め設定されている所定の値に到達するごとに、ネットワークを介して接続された他のフレーム転送装置に対して前記検査フレームをそれぞれ送信する検査フレーム送信手段と、
    前記検査フレーム記憶手段に前記検査フレームを格納するための格納余地がある場合には前記検査フレーム記憶手段に前記他のフレーム転送装置から受信した検査フレームを格納し、前記検査フレーム記憶手段に前記検査フレームを格納するための格納余地がない場合には前記他のフレーム転送装置から受信した検査フレームを廃棄する検査フレーム廃棄手段と、
    前記検査フレーム記憶手段から削除しつつ読み込んだ前記検査フレームから、当該検査フレームの送信元のフレーム転送装置を特定するためのフレーム転送装置情報を取得する第一の転送装置情報取得手段と、
    前回フレームの不到達を検査してからの検査経過時間を示す検査後経過カウンタ値が予め設定されている所定の値に到達するごとに、当該検査経過時間に到達する間に前記第一の転送装置情報取得手段により取得されたフレーム転送装置情報に基づいて、前記他のフレーム転送装置との間のフレームの不到達を検査する検査手段と、
    前記検査フレーム廃棄手段によって検査フレームが廃棄された場合に、廃棄された検査フレームの送信元のフレーム転送装置に対して前記検査フレームの再送信を要求する再送信要求手段と、
    前記他のフレーム転送装置から前記検査フレームの再送信の要求を受け付けた場合に、要求元のフレーム転送装置に対して前記検査フレームを再送信する検査フレーム再送信手段と、
    を有したことを特徴とするフレーム転送装置。
  2. 前記検査フレーム送信手段は、前記検査フレーム再送信手段によって前記検査フレームが再送信されるごとに、前記送信後経過カウンタ値を所定の値にリセットすることを特徴とする請求項1に記載のフレーム転送装置。
  3. 前記検査フレームの再送信の要求先のフレーム転送装置を特定するためのフレーム転送装置情報を記憶する転送装置情報記憶手段と、
    前記検査フレーム廃棄手段によって検査フレームが廃棄されるごとに、前記検査フレーム廃棄手段によって廃棄される予定の検査フレームから、当該検査フレームの送信元のフレーム転送装置を特定するためのフレーム転送装置情報を取得する第二の転送装置情報取得手段と、
    前記転送装置情報記憶手段に、前記第二の転送装置情報取得手段によって取得されたフレーム転送装置情報を格納する転送装置情報格納手段とをさらに有し、
    前記再送信要求手段は、前記第二の転送装置情報取得手段によって最初にフレーム転送装置情報が格納されてからの経過時間を示す格納後経過カウンタ値が予め設定されている所定の値に到達した場合に、前記転送装置情報記憶手段に記憶されている全フレーム転送装置情報によって特定される各フレーム転送装置に対して、同時に前記検査フレームの再送信を要求することを特徴とする請求項1または2に記載のフレーム転送装置。
  4. 前記検査フレーム廃棄手段によって検査フレームが廃棄されるごとに、前記検査フレーム廃棄手段によって廃棄される予定の検査フレームから、当該検査フレームの送信元のフレーム転送装置を特定するためのフレーム転送装置情報を取得する第二の転送装置情報取得手段をさらに有し、
    前記再送信要求手段は、前記第二の転送装置情報取得手段によって前記フレーム転送装置情報が取得されるごとに、当該フレーム転送装置情報によって特定されるフレーム転送装置に対して、前記検査フレームの再送信を要求することを特徴とする請求項1または2に記載のフレーム転送装置。
  5. フレームを送信するフレーム送信装置が、
    フレームの不到達を検査させるための検査フレームを前回送信してからの経過時間を示す送信後経過カウンタ値が予め設定されている所定の値に到達するごとに、ネットワークを介して接続された他のフレーム転送装置に対して前記検査フレームをそれぞれ送信する検査フレーム送信手段と、
    フレーム受信装置から検査フレームの再送信の要求を受け付けた場合に、要求元のフレーム受信装置に対して前記検査フレームを再送信する検査フレーム再送信手段とを有し、
    フレームを受信するフレーム受信装置が、
    ネットワークを介して接続された他のフレーム送信装置から受信した前記検査フレームを一時的に記憶する検査フレーム記憶手段と、
    前記検査フレーム記憶手段に前記検査フレームを格納するための格納余地がある場合には前記検査フレーム記憶手段に前記他のフレーム送信装置から受信した検査フレームを格納し、前記検査フレーム記憶手段に前記検査フレームを格納するための格納余地がない場合には前記他のフレーム送信装置から受信した検査フレームを廃棄する検査フレーム廃棄手段と、
    前記検査フレーム記憶手段から削除しつつ読み込んだ前記検査フレームから、当該検査フレームの送信元のフレーム送信装置を特定するためのフレーム送信装置情報を取得する第一の送信装置情報取得手段と、
    前回フレームの不到達を検査してからの検査経過時間を示す検査後経過カウンタ値が予め設定されている所定の値に到達するごとに、当該検査経過時間に到達する間に前記第一の送信装置情報取得手段により取得されたフレーム送信装置情報に基づいて、前記他のフレーム送信装置との間のフレームの不到達を検査する検査手段と、
    前記検査フレーム廃棄手段によって検査フレームが廃棄された場合に、廃棄された検査フレームの送信元のフレーム送信装置に対して前記検査フレームの再送信を要求する再送信要求手段と、
    を有することを特徴とするフレーム転送システム。
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