JP4939326B2 - 画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラム - Google Patents

Description

本発明は、たとえばカプセル型内視鏡などから取り込んだ画像を表示する画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラムに関するものである。

近年、内視鏡の分野では、撮像機能と無線通信機能とが装備されたカプセル型内視鏡が登場している。このカプセル型内視鏡は、観察（検査）のために被検体である被検者の口から飲み込まれた後、被検者の生体（人体）から自然排出されるまでの観察期間、たとえば食道、胃、小腸などの臓器の内部（体腔内）をその蠕動運動に伴って移動し、撮像機能を用いて所定の撮像レートで順次撮像する構成を有する。

また、これら臓器内を移動するこの観察期間、カプセル型内視鏡によって体腔内で撮像された画像データは、順次無線通信などの無線通信機能により、被検体の外部に送信され、外部の受信装置内に設けられたメモリに蓄積される。被検者がこの無線通信機能とメモリ機能を備えた受信装置を携帯することにより、被検者は、カプセル型内視鏡を飲み込んだ後、排出されるまでの観察期間であっても、不自由を被ることなく自由に行動が可能になる。観察後は、医者もしくは看護士によって、受信装置のメモリに蓄積された画像データに基づいて、体腔内の画像をディスプレイなどの表示手段に表示させて診断を行うことができる（たとえば特許文献１参照）。

ところで、近年では、ワークステーションなどの画像表示装置のディスプレイ（表示部）に体腔内の画像を表示させることがあり、この場合には、表示部に上記画像を順次表示するほか、たとえば画像認識の容易化や診断の迅速化をはかるために、表示される画像の時刻を認識可能なタイムバーや医師などによって上記画像から選択された選択画像（サムネイル画像）を合わせて表示するとともに、このタイムバーとサムネイル画像を撮像時間に対応させて結線させて、表示部に表示するものも考案されている（たとえば特許文献２参照）。

特開２００３−１９１１１号公報 米国特許出願公開第２００２／１７１６６９号明細書

しかしながら、このような画像表示装置では、タイムバーの時間軸スケールを常に一定のスケールで表示しているのみであり、たとえばタイムバーの時間軸スケール上において、サムネイル画像が集中する特定の範囲を詳細に確認したい場合などにこのようなタイムバーの表示ではその確認が困難であった。

本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、全体的な撮像期間における指定画像の粗密分布が把握できる画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラムを提供することを目的とする。

上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる画像表示装置は、取り込んだ画像を順次表示するように制御する画像表示制御手段と、前記画像表示制御手段で表示制御された所望の画像を指定する画像指定手段と、前記取り込んだ画像全体の所定時刻期間を示すスケールを表示するように制御するとともに、前記スケール上に前記画像指定手段により指定された画像の枚数が単位時間に占める比率に対応した図を表示するように制御するスケール表示制御手段と、前記スケール上に前記画像指定手段により指定された指定時刻としての画像の所定時刻に対応する位置を示す指標を表示するように制御する指標表示制御手段と、を備えることを特徴とする。

また、本発明にかかる画像表示装置は、上記の発明において、前記スケール表示制御手段は、前記比率に対応して変化した色彩による図を表示するように制御することを特徴とする。

また、本発明にかかる画像表示装置は、取り込んだ画像を順次表示するように制御する画像表示制御手段と、前記画像表示制御手段で表示制御された所望の画像を指定する画像指定手段と、前記取り込んだ画像全体の所定時刻期間を示すスケールを表示するように制御するスケール表示制御手段と、前記スケール上に前記画像指定手段により指定された指定時刻としての画像の所定時刻に対応する位置を示す指標を表示するように制御する指標表示制御手段と、前記指標表示制御手段により表示制御された指標に対応する画像を、該画像の時間に対応する座標軸に平行な方向を、前記時間に対応する座標軸に垂直な方向に対して縮小した縮小画像として表示するように制御する縮小画像表示制御手段と、を備えることを特徴とする。

また、本発明にかかる画像表示装置は、上記の発明において、前記縮小画像表示制御手段は、前記縮小画像を俯瞰図として表示するように制御することを特徴とする。

また、本発明にかかる画像表示方法は、取り込んだ画像を順次表示するように制御する画像表示制御ステップと、前記画像表示制御ステップで表示制御された所望の画像を指定する画像指定ステップと、前記取り込んだ画像全体の所定時刻期間を示すスケールを表示するように制御するとともに、前記スケール上に前記画像指定手段により指定された画像の枚数が単位時間に占める比率に対応した図を表示するように制御するスケール表示制御ステップと、前記スケール上に前記画像指定ステップにより指定された指定時刻としての画像の所定時刻に対応する位置を示す指標を表示するように制御する指標表示制御ステップと、を含むことを特徴とする。

また、本発明にかかる画像表示方法は、上記の発明において、前記スケール表示制御ステップは、前記比率に対応して変化した色彩による図を表示するように制御することを特徴とする。

また、本発明にかかる画像表示方法は、取り込んだ画像を順次表示するように制御する画像表示制御ステップと、前記画像表示制御ステップで表示制御された所望の画像を指定する画像指定ステップと、前記取り込んだ画像全体の所定時刻期間を示すスケールを表示するように制御するスケール表示制御ステップと、前記スケール上に前記画像指定ステップにより指定された指定時刻としての画像の所定時刻に対応する位置を示す指標を表示するように制御する指標表示制御ステップと、前記指標表示制御ステップにより表示制御された指標に対応する画像を、該画像の時間に対応する座標軸に平行な方向を、前記時間に対応する座標軸に垂直な方向に対して縮小した縮小画像として表示するように制御する縮小画像表示制御ステップと、を含むことを特徴とする。

また、本発明にかかる画像表示方法は、上記の発明において、前記縮小画像表示制御ステップは、前記縮小画像を俯瞰図として表示するように制御することを特徴とする。

また、本発明にかかる画像表示プログラムは、取り込んだ画像を順次表示するように制御する画像表示制御ステップと、前記画像表示制御ステップで表示制御された所望の画像を指定する画像指定ステップと、前記取り込んだ画像全体の所定時刻期間を示すスケールを表示するように制御するとともに、前記スケール上に前記画像指定手段により指定された画像の枚数が単位時間に占める比率に対応した図を表示するように制御するスケール表示ステップと、前記スケール上に前記画像指定ステップにより指定された指定時刻としての画像の所定時刻に対応する位置を示す指標を表示するように制御する指標表示制御ステップと、を含むことを特徴とする。

また、本発明にかかる画像表示プログラムは、上記の発明において、前記スケール表示制御ステップは、前記比率に対応して変化した色彩による図を表示するように制御することを特徴とする。

また、本発明にかかる画像表示プログラムは、取り込んだ画像を順次表示するように制御する画像表示制御ステップと、前記画像表示制御ステップで表示制御された所望の画像を指定する画像指定ステップと、前記取り込んだ画像全体の所定時刻期間を示すスケールを表示するように制御するスケール表示制御ステップと、前記スケール上に前記画像指定ステップにより指定された指定時刻としての画像の所定時刻に対応する位置を示す指標を表示するように制御する指標表示制御ステップと、前記指標表示制御ステップにより表示制御された指標に対応する画像を、該画像の時間に対応する座標軸に平行な方向を、前記時間に対応する座標軸に垂直な方向に対して縮小した縮小画像として表示するように制御する縮小画像表示制御ステップと、を含むことを特徴とする。

また、本発明にかかる画像表示プログラムは、上記の発明において、前記縮小画像表示制御ステップは、前記縮小画像を俯瞰図として表示するように制御することを特徴とする。

本発明にかかる画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラムによれば、画像全体の所定時刻期間を示すタイムバー上に、画像指定手段によって指定された画像の指定時刻に対応する位置を示す指標を表示するとともに、この指定された画像の枚数が単位時間に占める比率に対応した図、あるいはこの指定された画像を時間に対応する座標軸の方向に縮小した縮小画像を表示するように制御するので、このタイムバーの時間軸スケール上の特定の範囲を詳細に確認することができるとともに、このタイムバーによって示される画像全体の撮像期間における指定画像の粗密分布を視覚的に容易に認識できるという効果を奏する。

以下に、本発明にかかる画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラムの実施の形態を図１〜図１３の図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更実施の形態が可能である。

（参考例１）
図１は、本発明にかかる画像表示装置の好適な実施の形態である無線方の被検体内情報取得システムの全体構成を示す模式図である。この被検体内情報取得システムは、被検体内導入装置の一例としてカプセル型内視鏡を用いている。図１に示すように、無線型被検体内情報取得システムは、被検体１内に導入され、体腔内画像を撮像して受信装置２に対して映像信号などのデータ送信を行うカプセル型内視鏡３と、カプセル型内視鏡３から無線送信された体腔内画像データを受信する受信装置２とを備える。また、無線型被検体内情報取得システムは、受信装置２が受信した映像信号に基づいて体腔内画像を表示する画像表示装置４と、受信装置２と画像表示装置４との間でデータの受け渡しを行うための携帯型記録媒体５とを備える。受信装置２は、被検体１の対外表面に貼付される複数の受信用アンテナＥ１〜Ｅｎを有した無線ユニット２ａと、複数の受信用アンテナＥ１〜Ｅｎを介して受信される無線信号の処理などを行う受信本体ユニット２ｂとを備え、これらユニットはコネクタなどを介して着脱可能に接続される。なお、受信用アンテナＥ１〜Ｅｎのそれぞれは、たとえば被検体１が着用可能なジャケットに備え付けられ、被検体１は、このジャケットを着用することによって受信用アンテナＥ１〜Ｅｎを装着するようにしてもよい。また、この場合、受信用アンテナＥ１〜Ｅｎは、ジャケットに対して着脱可能なものであってもよい。

画像表示装置４は、カプセル型内視鏡３によって撮像された体腔内画像などを表示するためのものであり、携帯型記録媒体５によって得られるデータをもとに画像表示を行うワークステーションなどのような構成を有する。具体的には、画像表示装置４は、ＣＲＴディスプレイ、液晶ディスプレイなどによって直接画像を表示する構成としてもよいし、プリンタなどのように、他の媒体に画像を出力する構成としてもよい。

携帯型記録媒体５は、受信本体ユニット２ｂおよび画像表示装置４に対して着脱可能であって、両者に対して挿着された時に情報の出力または記録が可能な構造を有する。この実施の形態では、携帯型記録媒体５は、カプセル型内視鏡３が被検体１の体腔内を移動している間は、受信本体ユニット２ｂに挿着され、カプセル型内視鏡３から送信されるデータが携帯型記録媒体５に記録される。そして、被検体１の内部の撮像が終了した後には、受信本体ユニット２ｂから取り出されて画像表示装置４に挿着され、この画像表示装置４によって、携帯型記録媒体５に記録されたデータが読み出される構成を有する。たとえば、受信本体ユニット２ｂと画像表示装置４とのデータの受け渡しを、コンパクトフラッシュ（登録商標）メモリなどから構成される携帯型記録媒体５によって行うことで、被検体１が体腔内の撮影中に自由に動作することが可能となり、また画像表示装置４との間のデータの受け渡し期間の短縮にも寄与している。なお、ここでは、受信本体ユニット２ｂと画像表示装置４との間のデータの受け渡しに携帯型記録媒体５を使用したが、必ずしもこれに限らず、たとえば受信本体ユニット２ｂに内蔵型の他の記録装置、たとえばハードディスクを用い、画像表示装置４と有線または無線接続するように構成してもよい。

次に、図２のブロック図の一例を用いて画像表示装置４の構成を説明する。図２において、画像表示装置４は、入力部２０と、記憶部３０と、表示部４０と、制御部５０とを備える。

入力部２０は、キーボードやマウスなどのポインティングデバイスなどによって実現され、画像表示装置４の動作指示および画像表示装置４が行う処理の指示情報を入力し、各指示情報を制御部５０に送出している。また、入力部２０は、画像指定手段としての機能を有し、表示部４０の画像表示領域に表示された画像の中から所望の画像を指定する指定情報を入力する。たとえば、入力部２０のマウスを操作し、画面上に表示されたカーソルを、画像表示領域に表示された画像上に移動させて、所望の画像に対してボタンをクリックした場合、入力部２０は、この画像を指定するための指定情報としての指示情報を入力する。

たとえば、入力部２０のマウスを操作し、後述する画面上のカーソル２１を体腔内画像上に移動させた状態で、マウスの左ボタンがダブルクリックされた場合に、入力部２０は、所望の体腔内画像の縮小表示（サムネイル表示）を指示する指示情報を入力する。また、入力部２０のマウスを操作し、後述する画面上のカーソル２１を画像再生ボタン上に移動させた状態でマウスの左ボタンがクリックされた場合に、体腔内画像の再生を指示する指示情報を入力する。

記憶部３０は、たとえばハードディスク装置などによって実現され、各種画像などを保持する。たとえば、記憶部３０は、フォルダＦ１とフォルダＦ２を有し、フォルダＦ１内には、カプセル型内視鏡３によって撮像された画像群Ｐａが格納される。フォルダＦ１に格納された画像群Ｐａには、画像ごとに、受信装置２における画像データの受信順にしたがってフレーム番号と時間が付与されている。

フォルダＦ２内には、画像群Ｐａの各フレーム番号と、入力部２０によって選択指示された体腔内画像を示すためのフラグとを対応付けたテーブルＴａが格納される。なお、体腔内画像のフレーム番号は、撮像順に１からＮ（Ｎは任意の正数）まで順番に番号が付されており、選択指示された体腔内画像のフレーム番号には、フラグ“１”が立っている。

表示部４０は、ＣＲＴディスプレイ、液晶ディスプレイなどによって実現され、入力部２０の指示情報あるいは指示結果などを表示する。表示部４０は、記憶部３０のフォルダＦ１に格納された画像群Ｐａにおける体腔内画像、指示情報によって指示された縮小画像（サムネイル画像）などが表示される画像表示領域を有する。

すなわち、表示部４０は、図３の表示画面の一例に示すように、表示画面に画像表示領域（ウィンドウ）Ｗが表示される。このウィンドウＷには、大きくは、体腔内画像を表示する体腔内画像表示領域Ａ１、サムネイル画像Ｐｃを表示するサムネイル画像表示領域Ａ２、検査ＩＤや患者ＩＤなどの識別情報を表示する識別情報表示領域Ａ３が設けられている。サムネイル画像表示領域Ａ２は、体腔内画像表示領域Ａ１の下方の領域に、識別情報表示領域Ａ３は、体腔内画像表示領域Ａ１の向かって左側の領域に設けられ、体腔内画像表示領域Ａ１とサムネイル画像表示領域Ａ２との間には、再生、一時停止、コマ送り、先頭出し、終端出しなどの各ボタンからなる再生制御ボタン群４１とタイムバー４２とがそれぞれ設けられている。また、４３は、再生速度を低速/高速の２段階で切り換えるための再生速度変更ボタンである。

表示部４０は、フォルダＦ１に格納された画像群Ｐａにおける体腔内画像Ｐｂを、所望の再生フレームレート（画像を再生するための表示レート）で順次表示する。タイムバー４２は、被検体内の体腔内画像全体の所定時刻期間たとえば撮像時間を示している。このタイムバー４２は、バー全体の長さがたとえば１０時間に設定されており、再生中の画像の時間的な位置を表示する。また、このタイムバー４２上には、入力部２０で指定された画像の所定時刻たとえば撮像時刻を示す縦のバー形状の指標４４が表示されている。入力部２０の指定によってサムネイル画像表示領域Ａ２に表示されているサムネイル画像Ｐｃとこのサムネイル画像Ｐｃに該当するタイムバー４２上の指標４４とは、体腔内画像Ｐｂに付与された時間情報によって互いに結線でリンクされている。なお、体腔内画像全体の所定時刻期間は、たとえば受信装置２が体腔内画像全体を受信した受信時間であってもよく、各画像の所定時刻は、たとえば受信装置２が各体腔内画像を受信した受信時間であってもよい。

制御部５０は、図２に示すように、入力部２０、記憶部３０、表示部４０の各処理または動作を制御する。制御部５０は、画像群Ｐａに含まれる画像などを処理する画像処理部５１と、表示部４０における表示処理を制御する表示制御部５２とを備える。

画像処理部５１は、画像群Ｐａに含まれる画像などを処理するとともに、画像群Ｐａの各画像のフレーム番号と、フラグとを対応付けたテーブルＴａを生成する。また、画像処理部５１は、このテーブルＴａに、入力部２０からの指示情報に基づく、画像のフレーム番号にサムネイル画像である旨を示すフラグを付与して出力する。たとえば、テーブルＴａにおいて、フラグ“１”はサムネイル画像であることを示し、フラグ“０”は、サムネイル画像でないことを示す。

表示制御部５２は、表示部４０における表示処理を制御する機能であり、画像の表示処理を制御する画像表示制御手段としての画像表示制御部５３と、スケールとしてのタイムバー４２などの時刻の表示処理を制御するスケール表示制御手段としてのスケール表示制御部５４と、指標４４の表示処理を制御する指標表示制御手段としての指標表示制御部５５と、サムネイル画像の表示処理を制御する縮小画像表示制御手段としての縮小画像表示制御部５６とを備える。

画像表示制御部５３は、フォルダＦ１に格納された画像群ＰａおよびフォルダＦ２に格納されたテーブルＴａの情報をもとに、表示部４０に対して、体腔内画像表示領域Ａ１に画像群Ｐａにおける体腔内画像を、フレーム番号順にしたがって表示させる。

スケール表示制御部５４は、タイムバー４２上で時間に対応する距離を、入力部２０により指定された画像の撮像時刻（指定時刻）に対応する位置を基点とした関数で定義して、タイムバー４２を表示するように制御する。すなわち、スケール表示制御部５４は、指定時刻を基点とした時間をｘ、前記画像表示装置における画面上の上記指定時刻に対応する座標を基準とした相対座標値をｙとし、定数をｋとした時に、図４に示すようにｙ＝ｋ√|ｘ|の関数で定義し、相対座標値ｙに基づいて、タイムバー４２の時刻表示を行うように制御する。たとえば、図３中の時刻６時（６ｈ）が指定時刻とすると、この６時を基点として、時間ｘ１に相当する時刻５時（５ｈ）と７時（７ｈ）が相対座標値ｙ１で、時間ｘ２に相当する時刻４時（４ｈ）と８時（８ｈ）が相対座標値ｙ２で、時間ｘ３に相当する時刻３時（３ｈ）と９時（９ｈ）が相対座標値ｙ３で、時間ｘ４に相当する時刻２時（２ｈ）と１０時（１０ｈ）が相対座標値ｙ４で、時間ｘ５に相当する時刻１時（１ｈ）が相対座標値ｙ５でそれぞれ表示されることとなり、時刻が指定時刻から時間的に離れるほど、時間に対する距離が短くなる。

指標表示制御部５５は、入力部２０により指定された指定時刻としての画像の撮像時刻に対応する位置を示す指標４４を、タイムバー４２上の該当する位置に表示するように制御を行う。このタイムバー４２上に表示される指標も、上記定義された関数の制約を受けることとなり、入力部２０により指定された指定時刻から時間的に離れるほど、時間に対する距離が短く表示されることとなる。

縮小画像表示制御部５６は、入力部２０により指定された画像のサムネイル画像をサムネイル画像表示領域Ａ２に表示させるように表示制御しており、表示されたサムネイル画像は該当する指標４４と線で結ばれている。すなわち、入力部２０のマウスが操作され、画面上のカーソル２１を体腔内画像上に移動させた状態で、マウスの左ボタンがダブルクリックされることによる指定情報の入力に対して、縮小画像表示制御部５６は、この指定された画像の縮小画像であるサムネイル画像をサムネイル画像表示領域Ａ２の該当箇所に表示するように制御する。

次に、図５のフローチャートを用いて、図２に示した画像表示装置４による画像表示の動作を説明する。図５において、まず、画像処理部５１は、記憶部３０のフォルダＦ１に格納されている画像群Ｐａの画像情報を取得する（ステップＳ１０１）。スケール表示制御部５４は、画像表示領域Ｗ内の所定位置にタイムバー４２を表示するように制御する（ステップＳ１０２）。なお、この時点においては、スケール表示制御部５４はタイムバー４２上で時間に対応する距離を一定にしてタイムバー４２を表示するように制御する。

次に、表示制御部５２では、画像群Ｐａの画像表示を指示する指示情報が入力部２０から入力したかどうか判断する（ステップＳ１０３）。ここでは、たとえば入力部２０のマウスを操作し、図３に示す画面上のカーソル２１を再生制御ボタン群４１の画像再生ボタン上に移動させた状態でマウスの左ボタンがクリックされた場合に、体腔内画像の再生、すなわち画像群Ｐａの画像表示を指示する指示情報が入力される。

ここで、表示制御部５２が、画像群Ｐａの画像表示を指示する指示情報を入力しないと判断した場合（ステップＳ１０３：Ｎｏの場合）、制御部５０は、画像群Ｐａに対する画像処理を終了する。また、表示制御部５２が、画像群Ｐａの画像表示を指示する指示情報を入力したと判断した場合（ステップＳ１０３：Ｙｅｓの場合）、画像表示制御部５３は、表示部４０に対して、体腔内画像表示領域Ａ１に画像群Ｐａにおける体腔内画像を、フレーム番号順にしたがって表示させる（ステップＳ１０４）。

次に、表示制御部５２では、画像の指定があるかどうか判断する（ステップＳ１０５）。ここで、画像の指定がない場合（ステップＳ１０５：Ｎｏの場合）、表示制御部５２では、最終画像まで表示したかどうか判断し（ステップＳ１０９）、画像表示が最終画像まで表示されていない場合（ステップＳ１０９：Ｎｏの場合）には、ステップＳ１０４に戻って、画像表示制御部５３による画像表示を行い、また画像表示が最終画像まで表示された場合（ステップＳ１０９：Ｙｅｓの場合）には、上記動作を終了する。

また、入力部２０のマウスを操作し、画面上のカーソル２１を体腔内画像上に移動させた状態で、マウスの左ボタンがダブルクリックされた場合に、表示制御部５２では、画像の指定がなされたと判断する。この画像の指定があると、縮小画像表示制御部５６は、指定された画像のサムネイル画像を、サムネイル画像表示領域Ａ２にフレーム番号順にしたがって表示させる（ステップＳ１０６）。そして、スケール表示制御部５４は、画像表示領域Ｗ内の所定位置にタイムバー４２を表示するように制御する（ステップＳ１０７）。なお、この時点においては、スケール表示制御部５４は、タイムバー４２上で時間に対応する距離を、入力部２０により指定された画像の撮像時刻（指定時刻）に対応する位置を基点としたｙ＝ｋ√|ｘ|の関数で定義して、タイムバー４２を表示するように制御する。さらに、指標表示制御部５５は、入力部２０により指定された画像の撮像時刻に対応する位置を示す指標４４を、タイムバー４２上の該当する位置に表示するように制御を行う（ステップＳ１０８）。

そして、ステップＳ１０９において、表示制御部５２では、最終画像まで表示したかどうか判断し、画像表示が最終画像まで表示されていない場合（ステップＳ１０９：Ｎｏの場合）には、ステップＳ１０４に戻って、画像表示制御部５３による画像表示を行い、また画像表示が最終画像まで表示された場合（ステップＳ１０９：Ｙｅｓの場合）には、上記動作を終了する。

このように、この参考例１では、入力部２０からの画像の指定により、スケール表示制御部５４が時間に対応する距離を、指定時刻に対応する位置を基点とした関数で定義して、タイムバー４２の表示制御を行うので、指定時刻に対応する位置を基点とした特定時間帯としての特定の範囲に対応する距離を拡大し、指定時刻から時間的に離れるほど、時間に対する距離が短く表示することができ、タイムバーの時間軸スケール上の特定の範囲を詳細に確認することができる。

（参考例２）
図６は、図２に示した参考例２にかかる表示部の表示画面を示す図である。なお、この実施の形態および以下に示す実施の形態において、ブロック構成は、図２に示した構成と同様であるので、異なる点を以下に説明する。

この参考例では、スケール表示制御部５４は、取り込んだ画像全体の撮像時刻を示す第１のスケールとしての第１のタイムバー４２と、特定時間帯において第１のタイムバー４２と別の位置に配置される第２のスケールとしての第２のタイムバー４５と、第１のタイムバー４２上に第２のタイムバー４５に対応する範囲を判別自在な空白領域で現した分別部４６と、この分別部４６と第２のタイムバー４５とのそれぞれ対応する位置を結ぶ線状図示部４７とを表示するように制御する。

この参考例では、第１および第２のタイムバー４２，４５と線状図示部４７は、ほぼ同等の幅の帯形状で、かつ俯瞰図として表示されて、さらにこの第２のタイムバー４５は、第１のタイムバー４２に対して平行に表示されている。第２のタイムバー４５は、スケール表示制御部５４によって、入力部２０で指定された画像の撮像時刻に対応する位置を示す縦のバー形状の指標４４を基点として、たとえば前後約３０分間に設定された特定時間帯に対応する距離を拡大して表示制御されたものである。

このように、この参考例では、特定時間帯である第２のタイムバーを第１のタイムバーとは別体で、かつ立体的に拡大するように表示制御するので、特定時間帯を容易に認識することができ、これによりさらにタイムバーの時間軸スケール上の特定の範囲を詳細に確認することができる。

なお、この参考例では、第２のタイムバー４５の下方にサムネイル画像を表示させ、実施の形態１と同様に、該当する指標４４と結線させることも可能であり、第２のタイムバー４５の拡大率や特定時間帯の設定された時間幅（範囲）は、無論任意に設定することも可能である。

図７は、図６に示した参考例２のタイムバーの変形例を示す図である。この変形例において、参考例２と異なる点は、空白領域で現した分別部４６と第２のタイムバー４５とのそれぞれ対応する位置を結ぶ線状図示部４７を点線で表している点である。

この変形例の場合も、参考例２と同様に、特定時間帯である第２のタイムバーを第１のタイムバーとは別体で、かつ立体的に拡大するように表示制御するので、特定時間帯を容易に認識することができ、これによりさらにタイムバーの時間軸スケール上の特定の範囲を詳細に確認することができる。

（参考例３）
図８は、図２に示した参考例３にかかるタイムバーの一例を示す図である。この参考例では、スケール表示制御部５４は、取り込んだ画像全体の撮像時刻を示す第１のスケールとしての第１のタイムバー４２と、この第１のタイムバー４２の空白領域で現した分別部４６内に設けられる第２のスケールとしての第２のタイムバー４５とを表示するように制御する。

図８において、この参考例では、第２のタイムバー４５は、分別部４６内に所定の範囲で複数の屈曲部を有し、第１のタイムバー４２に対して垂直方向のつづら折り形状に表示されている。この第２のタイムバー４５は、スケール表示制御部５４によって、入力部２０で指定された画像の撮像時刻に対応する位置を示す指標４４を基点として、たとえば前後約１時間に設定された特定時間帯に対応する距離を拡大して表示制御されたものである。また、指標表示制御部５５は、この第２のタイムバー４５上に入力部２０により指定された画像の指定時刻に対応する位置を示す指標４４を縦のバー形状の指標に代えて、たとえば黒丸印で表示するように制御する。

この参考例では、第２のタイムバーを第１のタイムバーの空白領域内につづら折り形状に拡大するように表示制御するので、狭いスペースを有効に使用して特定時間帯を容易に認識することができ、これによりさらにタイムバーの時間軸スケール上の特定の範囲を詳細に確認することができるとともに、第１のタイムバーとつづら折り形状の第２のタイムバーとを直接結線するので、参考例２のような第１のタイムバーと第２のタイムバーを結ぶ線状図示部が不要となる。

（参考例４）
図９は、図２に示した参考例４にかかるタイムバーの一例を示す図である。この参考例では、スケール表示制御部５４は、タイムバー４２上に入力部２０により指定された画像の枚数が、特定時間帯としての単位時間たとえば１時間単位に占める比率に対応して変化した色彩による図を表示するように制御する。

この参考例では、たとえば１時間単位に占める画像の枚数が０枚の場合（０ｈ以上１ｈ未満、３ｈ以上４ｈ未満、４ｈ以上５ｈ未満、６ｈ以上７ｈ未満、９ｈ以上１０ｈ以下の場合）、タイムバー４２の表示領域を白色で、画像の枚数が１枚の場合（５ｈ以上６ｈ未満の場合）、タイムバー４２の表示領域を青色で、画像の枚数が２枚の場合（２ｈ以上３ｈ未満の場合）、タイムバー４２の表示領域を黄色で、画像の枚数が３枚の場合（７ｈ以上８ｈ未満の場合）、タイムバー４２の表示領域を緑色で、画像の枚数が４枚の場合（８ｈ以上９ｈ未満の場合）、タイムバー４２の表示領域をグレー色で、画像の枚数が５枚以上の場合（１ｈ以上２ｈ未満の場合）、タイムバー４２の表示領域を赤色で表示するように制御する。また、指標表示制御部５５は、参考例１と同様に、入力部２０により指定された画像の指定時刻に対応する位置を示す指標４４を、タイムバー４２上に縦のバー形状で表示するように制御する。

この参考例では、タイムバー上に表示制御された指標４４とともに、入力部により指定された画像の枚数が、単位時間に占める比率に対応して変化した色彩による図を表示するように制御するので、特定時間帯としての単位時間を容易に認識することができ、これによりさらにタイムバーの時間軸スケール上の特定の範囲を詳細に確認することができるとともに、単位時間に占める画像枚数を色分布で表示させるので、指定された画像の粗密分布を視覚的に容易に認識することができる。

図１０は、図９に示した参考例４のタイムバーの変形例を示す図である。この変形例において、参考例４と異なる点は、入力部により指定された画像の枚数が、単位時間に占める比率に対応して変化したグラフによる図を表示するように、スケール表示制御部５４が制御する点である。

この変形例の場合には、タイムバー上に表示制御された指標４４とともに、単位時間（１時間単位）に占める画像の枚数が、たとえばグラフの長さの変化として図示されるので、実施の形態４と同様に、特定時間帯としての単位時間を容易に認識することができ、これによりさらにタイムバーの時間軸スケール上の特定の範囲を詳細に確認することができるとともに、指定された画像の粗密分布を視覚的に容易に認識することができる。

（実施の形態１）
図１１は、図２に示した実施の形態１にかかるタイムバーとサムネイル画像表示領域の一例を示す図である。この実施の形態では、縮小画像表示制御部５６は、指標表示制御部５５により表示制御された指標に対応する画像を、この画像の時間に対応する座標軸に平行な方向（図中、Ｘ方向）を、この画像の時間に対応する座標軸に垂直な方向（図中、Ｙ方向）に対して縮小した縮小画像Ｐｄとして、サムネイル画像表示領域Ａ２に表示するように制御する。

しかも、縮小画像表示制御部５６は、指定時刻の画像、この実施の形態では画像Ｐｄ１におけるＹ方向に対するＸ方向の縮小率を最大とし、指定時刻から時間的に離れるほど、Ｙ方向に対するＸ方向の縮小率が小さくなるように、縮小画像の表示制御を行う。これにより、指定された各縮小画像は、ブックシェルフ型の俯瞰図のように表示されることとなる。なお、指定画像Ｐｄ１は、画像表示制御部５３によって表示部４０の体腔内画像表示領域Ａ１に表示制御されているので、縮小率が大きくてもなんら問題は生じない。

この実施の形態では、タイムバー４２上に表示制御された指標４４とともに、ブックシェルフ型の書籍の表紙のように縮小画像をサムネイル画像表示領域Ａ２に立体的に表示制御させるので、時間軸上の指定された画像の粗密分布を視覚的に容易に認識することができるとともに、各指定画像の概略内容を容易に検知することができる。

また、上記実施の形態で説明した画像表示装置４は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。以下、上記実施の形態で説明した画像表示装置と同様の機能を有する画像表示プログラムを実行するコンピュータシステムについて説明する。

図１２は、上述した実施の形態を用いたコンピュータシステムの構成を示すシステム構成図であり、図１３は、このコンピュータシステムにおける本体部の構成を示すブロック図である。図１２に示すように、本実施の形態１〜５にかかるコンピュータシステム１００は、本体部１０１と、本体部１０１からの指示によって表示画面１０２ａに画像などの情報を表示するためのディスプレイ１０２と、このコンピュータシステム１００に種々の情報を入力するためのキーボード１０３と、ディスプレイ１０２の表示画面１０２ａ上の任意の位置を指定するためのマウス１０４とを備える。

また、このコンピュータシステム１００における本体部１０１は、図１３に示すように、ＣＰＵ１２１と、ＲＡＭ１２２と、ＲＯＭ１２３と、ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）１２４と、ＣＤ−ＲＯＭ１０９を受け入れるＣＤ−ＲＯＭドライブ１２５と、フレキシブルディスク（ＦＤ）１０８を受け入れるＦＤドライブ１２６と、ディスプレイ１０２、キーボード１０３並びにマウス１０４を接続するＩ／Ｏインターフェース１２７と、ローカルエリアネットワークまたは広域エリアネットワーク（ＬＡＮ／ＷＡＮ）１０６に接続するＬＡＮインターフェース１２８とを備える。

さらに、このコンピュータシステム１００には、インターネットなどの公衆回線１０７に接続するためのモデム１０５が接続されるとともに、ＬＡＮインターフェース１２８およびＬＡＮ／ＷＡＮ１０６を介して、他のコンピュータシステム（ＰＣ）１１１、サーバ１１２、プリンタ１１３などが接続される。

そして、このコンピュータシステム１００は、所定の記録媒体に記録された画像表示プログラムを読み出して実行することで画像表示装置を実現する。ここで、所定の記録媒体とは、フレキシブルディスク（ＦＤ）１０８、ＣＤ−ＲＯＭ１０９、ＭＯディスク、ＤＶＤディスク、光磁気ディスク、ＩＣカードなどの「可搬用の物理媒体」の他に、コンピュータシステム１００の内外に備えられるハードディスクドライブ（ＨＤＤ）１２４や、ＲＡＭ１２２、ＲＯＭ１２３などの「固定用の物理媒体」、さらに、モデム１０５を介して接続される公衆回線１０７や、他のコンピュータシステム１１１並びにサーバ１１２が接続されるＬＡＮ／ＷＡＮ１０６などのように、プログラムの送信に際して短期にプログラムを保持する「通信媒体」など、コンピュータシステム１００によって読み取り可能な画像表示プログラムを記録する、あらゆる記録媒体を含むものである。

すなわち、画像表示プログラムは、上記した「可搬用の物理媒体」、「固定用の物理媒体」、「通信媒体」などの記録媒体に、コンピュータ読み取り可能に記録されるものであり、コンピュータシステム１００は、このような記録媒体から画像表示プログラムを読み出して実行することで画像表示装置および画像表示方法を実現する。なお、画像表示プログラムは、コンピュータシステム１００によって実行されることに限定されるものではなく、他のコンピュータシステム１１１またはサーバ１１２が画像表示プログラムを実行する場合や、これらが協働して画像表示プログラムを実行するような場合にも、本発明を同様に適用することができる。

本発明にかかる画像表示装置の好適な実施の形態である無線方の被検体内情報取得システムの全体構成を示す模式図である。 図１に示した画像表示装置の構成を示すブロック図である。 図２に示した参考例１にかかる表示部の表示画面を示す図である。 タイムバーの時刻表示に用いられる関数を示した図である。 画像表示装置による画像表示の動作を説明するためのフローチャートである。 図２に示した参考例２にかかる表示部の表示画面を示す図である。 図６に示した参考例２のタイムバーの変形例を示す図である。 図２に示した参考例３にかかるタイムバーの一例を示す図である。 図２に示した参考例４にかかるタイムバーの一例を示す図である。 図９に示した参考例４のタイムバーの変形例を示す図である。 図２に示した実施の形態１にかかるタイムバーとサムネイル画像表示領域の一例を示す図である。 実施の形態を用いたコンピュータシステムの構成を示すシステム構成図である。 図１２に示したコンピュータシステムにおける本体部の構成を示すブロック図である。

符号の説明

１ 被検体
２ 受信装置
２ａ 無線ユニット
２ｂ 受信本体ユニット
３ カプセル型内視鏡
４ 画像表示装置
５ 携帯型記録媒体
２０ 入力部
２１ カーソル
３０ 記憶部
４０ 表示部
４１ 再生制御ボタン群
４２，４５ タイムバー
４３ 再生速度変更ボタン
４４ 指標
４６ 分別部
４７ 線状図示部
５０ 制御部
５１ 画像処理部
５２ 表示制御部
５３ 画像表示制御部
５４ スケール表示制御部
５５ 指標表示制御部
５６ 縮小画像表示制御部
１００ コンピュータシステム
１０１ 本体部
１０２ ディスプレイ
１０２ａ 表示画面
１０３ キーボード
１０４ マウス
１０５ モデム
１０７ 公衆回線
１１１ コンピュータシステム
１１２ サーバ
１１３ プリンタ
１２５，１２６ ドライブ
１２７，１２８ インターフェース
Ｅ１〜Ｅｎ 受信用アンテナ

Claims (3)

1. 取り込んだ画像を順次表示するように制御する画像表示制御手段と、
   前記画像表示制御手段で表示制御された所望の画像を指定する画像指定手段と、
   前記取り込んだ画像全体の所定時刻期間を示すスケールを表示するように制御するスケール表示制御手段と、
   前記スケール上に前記画像指定手段により指定された指定時刻としての画像の所定時刻に対応する位置を示す指標を表示するように制御する指標表示制御手段と、
   前記指標表示制御手段により表示制御された指標に対応する画像を、該画像の時間に対応する座標軸に平行な方向を、前記時間に対応する座標軸に垂直な方向に対して縮小した縮小画像として表示するように制御する縮小画像表示制御手段と、
   を備え、
   前記縮小画像表示制御手段は、
   前記指定時刻としての画像における前記垂直な方向に対する前記平行な方向の縮小率を最大とし、前記縮小画像を前記指定時刻から時間的に離れるほど前記垂直な方向に対する前記平行な方向の縮小率を小さくした俯瞰図として表示するように制御することを特徴とする画像表示装置。
2. 取り込んだ画像を順次表示するように制御する画像表示制御ステップと、
   前記画像表示制御ステップで表示制御された所望の画像を指定する画像指定ステップと、
   前記取り込んだ画像全体の所定時刻期間を示すスケールを表示するように制御するスケール表示制御ステップと、
   前記スケール上に前記画像指定ステップにより指定された指定時刻としての画像の所定時刻に対応する位置を示す指標を表示するように制御する指標表示制御ステップと、
   前記指標表示制御ステップにより表示制御された指標に対応する画像を、該画像の時間に対応する座標軸に平行な方向を、前記時間に対応する座標軸に垂直な方向に対して縮小した縮小画像として表示するように制御する縮小画像表示制御ステップと、
   を含み、
   前記縮小画像表示制御ステップは、
   前記指定時刻としての画像における前記垂直な方向に対する前記平行な方向の縮小率を最大とし、前記縮小画像を前記指定時刻から時間的に離れるほど前記垂直な方向に対する
   前記平行な方向の縮小率を小さくした俯瞰図として表示するように制御することを特徴とする画像表示方法。
3. 取り込んだ画像を順次表示するように制御する画像表示制御ステップと、
   前記画像表示制御ステップで表示制御された所望の画像を指定する画像指定ステップと、
   前記取り込んだ画像全体の所定時刻期間を示すスケールを表示するように制御するスケール表示制御ステップと、
   前記スケール上に前記画像指定ステップにより指定された指定時刻としての画像の所定時刻に対応する位置を示す指標を表示するように制御する指標表示制御ステップと、
   前記指標表示制御ステップにより表示制御された指標に対応する画像を、該画像の時間に対応する座標軸に平行な方向を、前記時間に対応する座標軸に垂直な方向に対して縮小した縮小画像として表示するように制御する縮小画像表示制御ステップと、
   を含み、
   前記縮小画像表示制御ステップは、
   前記指定時刻としての画像における前記垂直な方向に対する前記平行な方向の縮小率を最大とし、前記縮小画像を前記指定時刻から時間的に離れるほど前記垂直な方向に対する前記平行な方向の縮小率を小さくした俯瞰図として表示するように制御することを特徴とする画像表示プログラム。

Images