JP4934200B2 - Ip無線基地局アーキテクチャのための、ネットワーク制御によるモビリティ経路最適化 - Google Patents

Ip無線基地局アーキテクチャのための、ネットワーク制御によるモビリティ経路最適化 Download PDF

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Description

本発明は、一般に電気通信システムに関し、より具体的には、IP無線基地局(IP Base Transceiver Station:IP−BTS、たとえば基地局ルータ(Base Station Router:BSR))アーキテクチャ内のリアルタイムの移動体間通話のための、最適化されたデータ・パスを提供するシステムに関する。
モバイルIPv6の基本動作の概略は以下の通りである。ホーム・リンクに現在接続されているか外出中であるかにかかわらず、移動ノード(mobile node:MN)はホーム・アドレスでアドレス指定可能であることが常に期待される。「ホーム・アドレス」は、移動ノード・ホーム・サブネットにとってルーティング可能であり、移動ノードに割り当てられたIPアドレスである。移動ノードが在宅中は、移動ノードのホーム・アドレスにアドレス指定されたパケットは、従来のインターネット・ルーティング・メカニズムを使用してその移動ノードのホーム・リンクにルーティングされる。
移動ノードが外出先の何らかの外部リンクに接続されている間は、移動ノードは1つまたは複数の気付アドレス(Care−of Address:CoA))でアドレス指定可能である。気付アドレスは、移動ノードが到達できる、特定の外部リンクのサブネット・プレフィックスを有する移動ノードに関連付けられたIPアドレスである。移動ノードは、ステートレス(stateless)またはステートフル(statefull)自動初期化などの従来のIPv6メカニズムを介して、気付アドレスを取得できる。移動ノードがこの位置にとどまる限り、この気付アドレスにアドレス指定されたパケットはその移動ノードにルーティングされる。移動ノードは、移動中であるがまだ以前のリンクで到達可能な場合などに、いくつかの気付アドレスからパケットを受け取ることもできる。
移動ノードのホーム・アドレスと気付アドレスとの間の関連は、移動ノードのための「バインディング(binding)」として知られる。外出中は、移動ノードは第1気付アドレスをホーム・リンクのルータに登録し、このルータに移動ノードのための「ホーム・エージェント」として働くよう要求する。移動ノードは、「バインディング・アップデート」メッセージをホーム・エージェントに送信することによって、このバインディング登録を行う。ホーム・エージェントは、「バインディング確認」メッセージを返すことによって移動ノードに応答する。
本明細書では、移動ノードと通信するどのようなノードも移動ノードの「対向ノード」と呼ばれ、それ自身は固定ノードでも移動ノードでもよい。移動ノードは、現在の位置情報を対向ノードに提供できる。これは対向ノードへの登録によって生じ、経路最適化と呼ばれる。この手順の一部として、バインディングの確立を承認するためにリターン・ルータビリティ・テストが行われる。移動ノードと対向ノードの間の通信のために、可能なモードが2つある。第1モードの双方向トンネリングは、対向ノードからのモバイルIPv6のサポートを必要とせず、たとえ移動ノードが現在のバインディングを対向ノードに登録していなくても利用可能である。対向ノードからのパケットはホーム・エージェントに向かってルーティングされ、次いで移動ノードに向かってトンネリングされる。対向ノードへのパケットは、移動ノードからホーム・エージェントに向かってトンネリング(「リバース・トンネル」)され、次いで、通常ホーム・ネットワークから対向ノードに向かってルーティングされる。このモードでは、ホーム・リンク上の移動ノードのホーム・アドレス(または複数のホーム・アドレス)にアドレス指定されたどのようなIPv6パケットも、ホーム・エージェントが遮断する。それぞれの遮断されたパケットは、移動ノードの第1気付アドレスに向かってトンネリングされる。このトンネリングはIPv6のカプセル化を使用して行われる。
第2モードの「経路最適化」は、移動ノードが現在の気付アドレスをモバイルIPv6(Mobile IPv6:MIPv6)対応の対向ノードに登録することが必要である。対向ノードからのパケットは移動ノードの気付アドレスに直接ルーティングできる。どのIPv6の宛先にパケットを送信するときも、パケットの宛先アドレスのエントリのために、対向ノードはキャッシュ・バインディングを検査する。この宛先アドレスのキャッシュ・バインディングが見つかると、対向ノードは新しいタイプのIPv6ルーティング・ヘッダを使用して、このバインディング内に示される気付アドレス経由で移動ノードにパケットをルーティングする。
移動ノードの気付アドレスにパケットを直接ルーティングすることによって、最短通信パスが使用できるようになる。これにより、移動ノードのホーム・エージェントおよびホーム・リンクにおける輻輳も解消される。さらに、ホーム・エージェント、またはホーム・エージェントにつながるパス上のネットワークの、起こりうるどのような障害の影響も軽減される。パケットを移動ノードに直接ルーティングすると、対向ノードがIPv6ヘッダ内の宛先アドレスを移動ノードの気付アドレスに設定する。所望のホーム・アドレスに搬送するために、新しいタイプのIPv6ルーティング・ヘッダもパケットに追加される。同様に、パケットを対向ノードに送信すると、移動ノードがパケットのIPv6ヘッダ内のソース・アドレスを移動ノードの現在の気付アドレスに設定する。移動ノードのホーム・アドレスを搬送するために、移動ノードは新しいIPv6「ホーム・アドレス」宛先オプションを追加する。これらのパケット内にホーム・アドレスを含むことにより、気付アドレスの使用がネットワーク層の上位層で(たとえばトランスポート層で)透過的になる。モバイルIPv6は複数のホーム・エージェントのためのサポート、およびホーム・ネットワークの再構成のための限定されたサポートも提供する。これらの場合、移動ノードはそれ自体のホーム・エージェントのIPアドレスを認識してない場合があり、ホーム・サブネット・プレフィックスさえも経時的に変化する場合がある。
「動的ホーム・エージェント・アドレス探索」として知られるメカニズムにより、たとえ移動ノードが外出中であっても、移動ノードはそれ自体のホーム・リンク上のホーム・エージェントのIPアドレスを動的に探索できる。移動ノードは、「モバイル・プレフィックス探索」メカニズムを介して、ホーム・サブネット・プレフィックスについての新しい情報を確認することもできる。
HoT/i/CoT/i/メッセージ・シーケンスを使用して、経路最適化手順を検出し開始するためにIP−BTSを利用する他の提案がある。しかしこれらの提案は、バインディング・アップデートを確立するためにかなり多くの信号を必要とする。RFC3775内で定義されたHoT/i/CoT/i/メッセージ・シーケンスは、セキュリティ関係を有していない可能性があるノード間で動作することが企図されている。このメッセージ・シーケンスは、バインディング・アップデート・メッセージの完全性と真正性の保護を提供する。
したがって、当技術分野では、特に基地局ルーティング・アーキテクチャ・ネットワーク内の移動体間通信のための、改良されたより効率的なシステムを提供するシステムが必要とされている。
本方法および装置の一実施形態は、装置を包含する。本装置のこの実施形態は、基地局ルーティング・アーキテクチャ・ネットワーク内の2つの移動端末間の通信を確立するための手段と、すべてのトラフィックが基地局ルーティング・アーキテクチャ・ネットワーク内のアンカー・ポイントを通過する必要なしに、2つの移動端末間のルーティングを最適化するための手段とを含むことができる。
本方法および装置の別の実施形態は、方法を包含する。本方法のこの実施形態は、基地局ルーティング・アーキテクチャ・ネットワーク内の2つの移動端末間の通信を確立するステップと、すべてのトラフィックが基地局ルーティング・アーキテクチャ・ネットワーク内のアンカー・ポイントを通過する必要なしに、2つの移動端末間のルーティングを最適化するステップとを含むことができる。
本方法および装置の実施形態の特徴は、添付の特許請求の範囲において詳細に説明する。これらの実施形態は、添付の図面と併せて以下の説明を参照することによって最もよく理解されよう。いくつかの図において、同じ参照番号は同じ要素を特定する。
本装置による実施形態を示す。 本方法による流れ図の実施形態である。
フラットIP−BTSアーキテクチャは、ネットワーク内の移動局(mobile station:MS)と、アンカー・ポイントすなわちホーム・エージェント(Home Agent:HA)との間に透過的な接続を提供するために、ネットワーク制御によるモビリティを利用する。この透過性は、変化しているIP−BTSに関連付けられているモビリティをMSから隠し、無線信号を減少させる。
しかし、これはすべてのベアラ・トラフィックがアンカー・ポイントを通過することを意味する。移動体間通話における両方の移動体が共通のサブ・ドメイン内に位置する場合、これは非効率的である。たとえ、その移動体がネットワークのアンカー・ポイント(HA)への単一ホップのリンク層接続を認識しても、地域的または集中型位置に位置している可能性があるアンカー・ポイント(HA)をすべてのトラフィックが通過する必要なしに、2つの移動体間に最適化されたルーティングを提供することが望ましい。
IP−BTSはネットワークの複雑性を最小限に抑えるので、たとえば、第3世代環境における分散型第4世代タイプのアーキテクチャを可能にする。IP−BTSは、ノードB、無線ネットワーク制御装置(Radio Network Controller:RNC)、およびIPゲートウェイ(たとえば、サービングGPRSサポート・ノード(Serving GPRS Support Node:SGSN)およびゲートウェイGPRSサポート・ノード(Gateway GPRS Support Node:GGSN)、またはパケット・データ・サービス・ノード(Packet Data Service Node:PDSN))の機能を、1つの物理的要素内で効率的にカプセル化し、インターネットへのIPベースの無線アクセス・ポイントを提供する。従来のネットワークとIP−BTSは、端末がBSRの到達範囲内にあるときに向上されるシームレスなユーザ・エクスペリエンスを提供しながら共存できる。BSRの価値ある提案は、移動体高速データ利用者率の著しい増加における資本支出と運営費の影響を最小限に抑えるという課題に対処し、同時に、安定した高品質な屋内カバレージを含む、シームレスな無線サービスの提供を可能にする。従来のユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System:UMTS)および符号分割多元接続(code division multiple access:cdma)2000のネットワーク・アーキテクチャは本来階層的であり、無線トラフィックはRNC、SGSN、およびGGSNまたはPDSNを含む複数の諸要素を通じて処理される。たとえば、BSRはこれらの複数のネットワーク要素を取得し、それらの集合的機能を単一のエッジ・ノードに統合する。
本方法および装置による実施形態は、2つの移動体間に最適化されたルーティング・トンネルを作成するために、既存のRFC3775信号メッセージを利用する。これらの実施形態は、セキュリティ関連のための要求を最小限に抑え、無線信号を排除し、最適化されたデータ・パスを確立するために必要なメッセージ数を最小限に抑える。さらに、本方法の実施形態は、MS動作のためトンネルを除去するためのメカニズムを提供する。RFC3775信号メッセージは、IPv6内のモビリティ・サポートのために利用される。
本方法および装置による実施形態は、移動体間通信のための、経路が最適化されたデータ・パスを提供する。これはVoIPなどの遅延に敏感なアプリケーションにとって重要である。
一般的に、本方法および装置による実施形態は、HAにHA内のトラフィックを検出させることによって動作し、次いで、BSR間に直接ルーティング・パスを確立するためにバインディング・アップデート手順を開始し、すべてのトラフィックがHAをトンネリングする必要性をなくす。
移動体の接続点(mobile point of attachments:MPAs)に、MPA間のMIP6経路最適化(routing optimization:RO)を検出させて開始させる代わりに、HAがROを検出し開始できる。これによりMPA間の共有鍵が不要になるか、またはHOT/i/CoT/i/メッセージ・シーケンスの実行が不要になる。MPAとHAだけが、与えられた共有鍵を必要とする。
実施例として、
HA1−−−−−−MPA1(BSR1)−−−−−−MN1
−−−−−−MPA2(BSR2)−−−−−−MN2
HAが、MN1からMN2への(またはMN2からMN1への)パケットを検出する
+ HAがバインディング情報をMPA1に送信し、MN2のためのMPA2のアドレスをMPA1に与える
+ HAがバインディング情報をMPA2に送信し、MN1のためのMPA1のアドレスをMPA2に与える。
ROの制御が所望される場合はこれをHAで行うことができる。これはHA間に拡張することもできる。たとえば、
HA1−−−−−−MPA1−−−−−−MN1
HA2−−−−−−MPA2−−−−−−MN2
HAが互いのネットワーク・プレフィックスを認識している場合は、どちらか一方のHAがHA間パケットを検出できる。HA1はMN1からMN2への(またはMN2からMN1への)パケットを検出する
+HA1がバインディング情報をHA2に送信し、MN1のためのMPA1のアドレスをHA2に与える
+MPA2がバインディング情報をMPA2に送信し、MN1のためのMAP1のアドレスをMPA2に与える。逆方向を繰り返す。
いくつかの知られたシステムは、HoT/i/CoT/i/メッセージ・シーケンスを使用して経路最適化手順を検出し開始するためにMPAを利用するが、これらの提案は、バインディング・アップデートを確立するためにかなり多くの信号を必要とする。RFC3775内で定義されたHoT/i/CoT/i/メッセージ・シーケンスは、セキュリティ関係を有していない可能性があるノード間で動作することが企図されている。このシーケンスは、バインディング・アップデート・メッセージの完全性と真正性の保護を提供する。
本方法および装置による実施形態では、MPAとHAはすでにセキュリティ関係があるので、HoT/i/CoT/i/メッセージ・シーケンスは不要である。さらに、HAは、経路最適化から恩恵を受けられるトラフィックを検出するために理想的な位置にある。さらに、HAは、後続のモビリティ・イベントのため、以前のバインディング・アップデートを除去するためにモビリティ・バインディング・アップデート・メッセージを使用できる。
ネットワーク制御によるモビリティおよび経路最適化の使用は、次世代アーキテクチャで大きな注目を集める領域である。
図1は、本装置による実施形態を示す。この実施形態では、基地局ルーティング・アーキテクチャ・ネットワーク102は、BSR104と106、およびLMAP(Local Multimedia Access Platform)108などのLMAPを有することができる。本明細書で使用するLMAPという用語の使用は、HAであるLMAPを指すことが理解されるべきである。移動端末105(移動局、移動体、セルラー式電話などとも呼ばれる)はBSR104と動作可能に結合でき、移動端末107はBSR106と動作可能に結合できる。BSR104は、RFC3775信号メッセージ110を使用して、ルート120に沿ってLMAP108と通信でき、BSR106は、RFC3775信号メッセージ112を使用して、ルート122に沿ってLMAP108と通信できる。
本方法および装置の実施形態は、RFC3775信号メッセージ114を使用して、BSR104、106の間に直接経路214を確立する。バインディング・アップデート手順がBSR104、106の間に直接ルーティング・パスを確立し、すべてのトラフィックがLMAP108をトンネリングする必要性をなくす。したがって、ルート114が移動端末105と移動端末107の間の移動体間通信のための最適化されたデータ・パスである。
図2は、BSRアーキテクチャ内のVoIP移動体間通話のための最適化されたデータ・パスを提供するための、本方法による流れ図を示したものである。
本方法の一実施形態は、RFC3775信号メッセージを有する基地局ルーティング・アーキテクチャ・ネットワーク内の2つの移動端末間の通信を確立するステップ(201)と、2つの移動端末間に最適化されたルーティング・トンネルを作成するために既存のRFC3775信号メッセージを使用するステップ(202)と、すべてのトラフィックが基地局ルーティング・アーキテクチャ・ネットワーク内のアンカー・ポイントを通過する必要なしに、2つの移動端末間をルーティングするステップ(203)とを有することができる。
一実施例において、本装置は1つまたは複数の電子コンポーネント、ハードウェア・コンポーネント、およびコンピュータ・ソフトウェア・コンポーネントなどの複数のコンポーネントを含むことができる。このようなコンポーネントのいくつかは、装置内で結合または分割できる。
本装置は、ソフトウェア、ファームウェア、および/またはアセンブリ言語などを格納できる、少なくとも1つのコンピュータ可読の信号担持媒体を用いることができる。コンピュータ可読の信号担持媒体は、磁気、電気、光、生物学的、および/または原子のデータ記憶媒体を含むことができる。たとえば、コンピュータ可読の信号担持媒体は、フロッピー(登録商標)・ディスク、磁気テープ、CD−ROMs、DVD−ROMs、ハード・ディスク・ドライブ、および電子メモリなどを含むことができる。コンピュータ可読の信号担持媒体は、たとえば、電話ネットワーク、ローカル・エリア・ネットワーク(local area network:LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(wide area network:WAN)、インターネット、および無線ネットワークのうちの少なくとも1つなどの、本装置を含む、または本装置に結合されたネットワークを介して送信された、変調された搬送波信号も含むことができる。本明細書では「バインディング・アップデート」という用語が使用されているが、この用語は一般的に、その範囲内に「バインディング・アップデート」を含むことができるアドレス・バインディング・メッセージも指すことが理解されるべきである。本方法および装置の一実施形態が、BSRなどの用語で特定される諸要素で表されている。これらの用語はIPゲートウェイ(IP gateway:IPGW)とIP BTSを含むことが理解されるべきである。フラットIPという用語の使用はこれらの用語の使用にも関係し、諸要素(あるいは層(物理層、リンク層、IP層)ごとの別々の要素)の階層に対して、アクセス特有のネットワーク(UMTS、cdma2000、WiMAX(worldwide interoperability for microwave access)など)内に単一の要素があるネットワークを指す。本方法および装置の一実施形態は、UMTS特有のものとして示される。しかし、本方法および装置は、cdma2000などの他のシステムでも使用できる。
本方法および装置は、示された実施形態の特定の詳細に限定されるものではなく、他の変更形態およびアプリケーションが企図されている。本明細書に含まれる本方法および装置の真の精神および範囲から逸脱することなしに、上述の実施形態にある程度の他の変更が行われてよい。したがって、上記の説明の内容は例示的なものであって、限定的な意味ではないと解釈されるべきことが意図される。

Claims (9)

  1. 基地局ルーティング・アーキテクチャ・ネットワーク内のネットワーク・アンカー・ポイント(HA)によって、第1の移動体接続点(BSR1)に接続された第1の移動ノード(MN1)と第2の移動体接続点(BSR2)に接続された第2の移動ノード(MN2)との間のパケットを検出するステップと、
    前記HAによって、バインディング・アップデート・メッセージをBSR1に送信し、MN2のためのBSR2のアドレスをBSR1に与えるステップと、
    前記HAによって、バインディング・アップデート・メッセージをBSR2に送信し、MN1のためのBSR1のアドレスをBSR2に与えるステップと、
    前記HAによって、すべてのトラフィックが前記基地局ルーティング・アーキテクチャ・ネットワーク内のアンカー・ポイントを通過する必要なしに、2つの移動端末間の直接ルーティング・パスを提供するステップとを含む方法。
  2. 前記2つの移動体間に最適化されたルーティング・トンネルを作成するために既存のRFC3775信号メッセージを使用するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記2つの移動端末のうちの少なくとも1つの動作に起因して前記トンネルを除去するステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記アンカー・ポイントがホーム・エージェントであり、前記方法は、前記HAホームエージェント)を介して、HA内のトラフィックを検出するステップと、次いで、移動局の接続点間に直接ルーティング・パスを確立して、前記HAを通るすべてのトラフィックのトンネリングを排除するバインディング手順を開始するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の移動接続点は第1のHAに接続され、前記第2の移動体接続点は第2のHAに接続され前記送信するステップは
    第1のHAによって、バインディング・アップデートを第2のHAに送信し、MN1のためのアドレスをBSR1に与え、第2のHAによって、バインディング・アップデートを第1のHAに送信し、MN2のためのアドレスをBSR2に与えるステップをさらに含む、請求項に記載の方法。
  6. 基地局ルーティング・アーキテクチャ・ネットワーク内のネットワーク・アンカー・ポイント(HA)と、
    第1の移動ノード(MN1)へ通信サービスを提供する第1の移動体接続点(BSR1)と、
    第2の移動ノード(MN2)へ通信サービスを提供する第2の移動体接続点(BSR2)とを備え、
    前記HAは、バインディング・アップデート・メッセージをBSR1に送信し、MN2のためのBSR2のアドレスをBSR1に与え、バインディング・アップデート・メッセージをBSR2に送信し、MN1のためのBSR1のアドレスをBSR2に与える装置。
  7. 前記基地局ルーティング・アーキテクチャ・ネットワークがRFC3775信号メッセージを有し、前記装置は、前記2つの移動端末間に最適化されたルーティング・トンネルを作成するモジュールをさらに含む、請求項6に記載の装置。
  8. 前記装置がさらに、前記HAを介してHA内のトラフィックを検出する際に、移動局の接続点間に直接ルーティング・パスを確立して、前記HAを通るすべてのトラフィックのトンネリングを排除するバインディング・アップデート手順をさらに含む、請求項6に記載の装置。
  9. BSR2に接続された第2のネットワーク・アンカー・ポイント(HA2)を備え、HAおよびHA2は互いのネットワーク・プレフィクスについて認識し、
    HAおよびHA2はMN1からMN2へのパケットおよびMN2からMN1へのパケットのうちの1つを検出し、
    HAは、バインディング・アップデート・メッセージをHA2に送信し、MN1のためのBSR1のアドレスを与え、HA2は、バインディング・アップデート・メッセージをHAに送信して、MN1のためのBSR1のアドレスを与える、請求項に記載の装置。
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