JP4929899B2 - 音声入出力装置及びプログラム - Google Patents

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本発明は、マイクから入力された音声信号のノイズを除去するノイズ除去手段を有した音声入出力装置及びプログラムに関する。
近年、携帯電話や携帯電話に接続するハンズフリー装置等の音声入出力装置において、騒音下での使用を想定して、受話音量の様々な自動調整方法が開発されている。
例えば、ユーザの送話音の音声レベルを検知し、その大きさにより受話音量を調整する技術(特許文献1参照)や、音声入出力装置とユーザとの距離と、周辺環境の騒音との2つの要素によって受話音量を調整する技術(特許文献2参照)等が挙げられる。
これらの技術により、ユーザは、周囲の騒音に応じて自ら受話音量を変える必要がなく、例えば運転中に、音量調整による操作の煩わしさや交通上の危険を回避することができる。
特開2004−165865号公報 特開2004−221806号公報
しかし、特許文献1では、周辺環境の騒音を直接検知するのではなく、ユーザが発する送話音の大きさを用いて、間接的に騒音の大きさを検知している。そのため、例えば、ユーザが騒音下において小さな声で話した場合、ユーザの意に反して受話音量が小さくなってしまうことがある。
また、特許文献2では、携帯電話に、ユーザが音声を入力するマイクとは別に、騒音を検知するためのマイクが備えられているため、装置構成が複雑になり、コストが高くなってしまう。
本発明は、上述したような課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、簡単な装置構成で、スピーカから出力される出力音声の音量調整を周辺の騒音等の環境に合わせて適切に行うことである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の音声入出力装置は、
マイクから入力された音声信号のノイズを除去するノイズ除去手段と、
前記ノイズ除去手段により除去されたノイズのノイズレベルを検知するノイズレベル検知手段と、
前記ノイズレベル検知手段により検知されたノイズレベルに基づいて、スピーカから出力される出力音声の音量調整を行う音量調整手段と、
を備え
前記ノイズ除去手段は、音声信号を所定の周波数帯域に分割する周波数帯域分割手段を有し、当該周波数帯域分割手段によって分割された周波数帯域毎の音声信号を減衰させることでノイズを除去し、
前記ノイズレベル検知手段は、前記周波数帯域分割手段によって分割される周波数帯域毎に設定された所定の重みに応じて各周波数帯域の減衰量に重み付けを行った結果の最大値をノイズレベルとして検知し、検知したノイズレベルの値をdB値に変換してノイズレベル情報として前記音量調整手段に出力することを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、
前記マイクから入力された音声信号の信号レベルを調整する信号レベル調整手段を更に備え、
前記音量調整手段は、前記信号レベル調整手段による信号レベルの調整量に基づいて、前記出力音声の音量調整を行う、
ことを特徴としている。
請求項に記載のプログラムは、マイクから入力された音声信号を所定の周波数帯域に分割する周波数帯域分割手段を有し、当該周波数帯域分割手段によって分割された周波数帯域毎の音声信号を減衰させることでノイズを除去するノイズ除去手段を備えたコンピュータを、
マイクから入力された音声信号に含まれるノイズのノイズレベルを検知するノイズレベル検知手段、
前記ノイズレベル検知手段により検知されたノイズレベルに基づいて、スピーカから出力される出力音声の音量調整を行う音量調整手段、
として機能させ
前記ノイズレベル検知手段に、前記周波数帯域分割手段によって分割される周波数帯域毎に設定された所定の重みに応じて各周波数帯域の減衰量に重み付けを行った結果の最大値をノイズレベルとして検知させ、検知されたノイズレベルの値をdB値に変換させてノイズレベル情報として前記音量調整手段に出力させることを特徴としている。
本発明によれば、マイクから入力された音声信号から除去されたノイズのノイズレベルに基づいて、スピーカから出力される出力音声の音量調整を行うので、騒音を検知するための専用マイクを備える等、別手段を設置する必要がない。そのため、簡単な装置構成で、スピーカから出力される出力音声の音量調整を、周辺の騒音等の環境に合わせて適切に行うことができる。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の音声入出力装置を、携帯電話等に接続するハンズフリー装置に適用した場合の第1の実施形態について図1〜図5を参照して説明する。
ハンズフリー装置は、携帯電話に、ケーブル等を介して外付けで接続される。ハンズフリー装置は、携帯電話に接続されると、マイク、スピーカの音声入出力の機能を、携帯電話に代わって担う。また、携帯電話とハンズフリー装置との間において、送話信号や受話信号等の音声信号の通信が行われる。
図1は、ハンズフリー装置2の機能構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、ハンズフリー装置2は、スピーカ3、マイク4、携帯電話等に接続されるインターフェース部5、ボリューム6、アンプ7・8、エコーキャンセラ9、ノイズキャンセラ10、ノイズレベル検知部11及び制御部12を備えて構成される。
ボリューム6は、制御部12からの音量調整命令Vcに基づいて、携帯電話からインターフェース部5を介して入ってきた受話信号Vaの信号レベルの調整を行い、スピーカ3から出力される音量を調整する。そのために、ボリューム6は、制御部12から音量調整命令Vcを受け取り、受け取った音量調整命令Vcに基づいて、Vaの信号レベルを調整し、アンプ7へ入力する。
エコーキャンセラ9は、スピーカ3から出力された受話音声が、マイク4に拾われてエコーやハウリングを起こすのを防ぐ機能を持つ。エコーキャンセラ9は、インターフェース部5を介して送られてきた受話信号Vaと、マイク4からアンプ8を介して入力された送話信号Vbを受け取る。そして、受話信号Vaに基づいて遅延のあるエコーを予測して発生させ、送話信号Vbから擬似エコーを差し引くことにより、送話信号Vbに含まれるエコーを除去する。そして、エコーを除去した送話信号Vbをノイズキャンセラ10へ送る。
ノイズキャンセラ10は、送話信号Vb中のノイズを除去する機能を持つ。図2に示すように、ノイズキャンセラ10は、エコーキャンセラ9から送られてきた送話信号Vbを所定の周波数帯域に分割し(以下、周波数帯域分割処理10aと称する)、周波数帯域毎に、それぞれノイズキャンセル処理10bを行う。周波数帯域毎にノイズキャンセル処理10bを行った後、送話信号Vbを合成する(以下、周波数帯域合成処理10cと称する)。そして、ノイズを除去した送話信号Vbを、インターフェース部5を介して携帯電話へ送る。
図3に、ノイズキャンセル処理10bのフローチャートを示す。先ず、ノイズキャンセラ10は、周波数帯域分割処理10aによって分割した送話信号Vbに対して、平滑処理等によるレベル検出によって、単位時間毎(例えば100msec)に信号レベルを検出する(ステップS1)。
そして、単位時間毎(100msec)に検出された信号レベルの、所定時間内(例えば1sec)の最大値及びレベル変動値を求める(ステップS2)。レベル変動値は、検出された信号レベルの微分値の最大値をとることで求められる。尚、信号レベルの最大値及びレベル変動値を求めるための所定時間は、1secが好ましい。これは、通常の音声において、同じ周波数の音声が1sec以上継続することはないことを前提としているためである。
次に、レベル変動値が所定の範囲内であり(ステップS3;Yes)、かつ信号レベルの最大値が所定の閾値を超えた場合(ステップS4;Yes)、周波数帯域分割処理10aによって分割した送話信号Vbに減衰処理を行う(ステップS5)。この減衰処理による送話信号Vbの減衰量の情報(以下、減衰量情報Vdと称す)は、ノイズレベル検知部11へ送られる(ステップS6)。
また、検出されたレベル変動値が所定の範囲内でない場合(ステップS3;No)、又は、信号レベルの最大値が所定の閾値を超えない場合(ステップS4;No)は、減衰処理と減衰量情報Vdのノイズレベル検知部11への通知を行わない。
ノイズレベル検知部11は、図4に示すように、ノイズキャンセラ10から送られてきた各減衰量情報Vdのうち、最大の減衰量をdB値に変換し、この値をノイズレベルの情報(以下、ノイズレベル情報Veと称す)として制御部12へ送る。尚、周波数帯域分割処理10aによって分割された周波数帯域毎に聴感上の重みを持たせ、各周波数帯域の減衰量に重み付けを行った結果の最大値をdB値に変換してノイズレベル情報Veとしてもよい。
制御部12は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有して構成され、ハンズフリー装置2の各機能部を統括的に制御する。自動音量調整においては、ノイズレベル検知部11から受け取ったノイズレベル情報Veに基づいて音量調整命令Vcを作成し、ボリューム6に送る役割を担う。
制御部12は、ノイズレベル情報Veに基づいて音量調整命令Vcを作成するために、ROMに記憶している音量調整命令用テーブルを使用する。このテーブルは、ノイズレベルに音量調整レベルを対応させている。音量調整レベルとは、音量調整命令Vcにおいて、どれだけ音量を大きくするかの調整レベルをdB値で表したものである。音量調整レベルは、物理上のノイズレベルと聴感上のノイズレベルとの調整をとるように、適切な値として保存されている。この値は、例えば、ノイズレベル3dBに対して、音量調整レベル2dBのような値となっている。尚、必ずしもノイズレベルと音量調整レベルは1対1に対応しておらず、ノイズレベル3dB〜6dBに、音量調整レベル2dBを対応付けるように、所定幅のノイズレベルに音量調整レベルを対応付けてもよい。
次に、制御部12の自動音量調整の具体的な動作を図5のフローチャート図を用いて説明する。
先ず、携帯電話とハンズフリー装置2がインターフェース部5を介して接続され、通話が開始されると、送話信号Vbがマイク4へ入力される。そして、エコーキャンセラ9によって送話信号Vb中のエコーが除去される。更にノイズキャンセラ10によって送話信号Vb中のノイズが除去され、減衰量情報Vdはノイズレベル検知部11へ送られる。ノイズレベル検知部11はノイズレベルを検知し、そのノイズレベル情報Veを制御部12に送る。そして制御部12は、ノイズレベル検知部11から送られてきたノイズレベル情報Veを受け取る(ステップS11)。
次に、制御部12は音量調整命令用テーブルを参照して(ステップS12)、受け取ったノイズレベル情報Veに対応する音量調整命令Vcを作成する(ステップS13)。そして、作成した音量調整命令Vcをボリューム6へ送る(ステップS14)。
そして、制御部12は、通話が終了したか判断し(ステップS15)、通話が終了したなら(ステップS15;Yes)、自動音量調整の処理を終了する。また、通話が終了していないなら(ステップS15;No)、再びノイズレベル情報Veを取得し(ステップS11)、自動音量調整の処理を継続する。
以上、第1の実施形態によれば、ノイズキャンセラ10によって除去された送話信号中のノイズのノイズレベルに基づいて、制御部12が音量調整命令Vcを作成し、ボリューム6へ送る。この音量調整命令Vcにより、ボリューム6は、音量を調整する。そのため、例えば、大きな騒音下でのハンズフリー通話時には、受話音量が自動で大きくなり、ユーザは、自ら音量調整の操作を行わなくてもよい。
また、音声入力用のマイクから入力された送話信号中のノイズレベルを検知しているため、周囲の騒音を検知するマイクを別に設ける必要はなく、簡単な装置構成で、音量調整を環境に合わせて適切に行うことができる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の音声入出力装置の、第2の実施形態について図6〜図8を用いて説明する。ここで、図6〜図8において、ノイズレベル検知部11、制御部12を除いて、図1〜図5と同一の符号は、第1の実施形態と同一又は同様の構成、動作を示すため、その説明を省略する。
図6は、第2の実施形態におけるハンズフリー装置のブロック図である。図6に示すように、ハンズフリー装置2は、スピーカ3、マイク4、携帯電話等に接続されるインターフェース部5、ボリューム6、アンプ7・8、エコーキャンセラ9、ノイズキャンセラ10、ノイズレベル検知部11、制御部12及びイコライザ13を備えて構成される。
イコライザ13は、制御部12からのイコライザ調整命令Vfに基づいて、携帯電話からインターフェース部5を介して入ってきた受話信号Vaの特定周波数に対して、信号レベルの調整を行う。その結果、スピーカ3から出力される特定周波数の音声の音量を調整する。特定周波数の音声の音量を調整することにより、出力音声の音質が高まる。ここで、イコライザ調整命令Vfとは、周波数に対する受話信号Vaの信号レベルの調整量を示した周波数特性の情報である。
ノイズレベル検知部11は、図7に示すように、ノイズキャンセラ10から送られてきた各減衰量情報VdをそれぞれdB値に変換し、ノイズレベル情報Vgとして制御部12へ、当該ノイズレベルに対応する周波数の情報(以下、周波数情報Vhと称する)と共に送る。
制御部12は、ノイズレベル検知部11から受け取った各ノイズレベル情報Vgと各周波数情報Vhとに基づいて、イコライザ調整命令Vfを作成し、イコライザ13に送る。また、音量調整命令Vcを作成し、ボリューム6に送る。
制御部12は、各ノイズレベル情報Vgと各周波数情報Vhとにより、この周波数のノイズレベルだけ信号を増幅させるイコライザ調整命令Vfを作成する。尚、各ノイズレベル情報Vgと各周波数情報Vhとにより、あらかじめ設定された周波数特性のデータを選択し、イコライザ調整命令Vfを作成してもよい。
次に、制御部12の、イコライザ13に対する自動音量調整の具体的な動作を図8のフローチャートを用いて説明する。
先ず、第1の実施形態と同様に、通話が開始されると、送話信号Vb中のノイズが除去され、減衰量情報Vdはノイズレベル検知部11へ送られる。ノイズレベル検知部11はノイズレベルと当該ノイズレベルに対応する周波数とを検知し、ノイズレベル情報Vgと周波数情報Vhとを制御部12へ送る。そして制御部12は、ノイズレベル検知部11から送られてきたノイズレベル情報Vgと周波数情報Vhとを受け取る(ステップS21)。
次に、制御部12はノイズレベル情報Vgと周波数情報Vhとに基づいて、適切な周波数特性のイコライザ調整命令Vfを作成する(ステップS22)。そして、作成したイコライザ調整命令Vfをイコライザ13へ送る(ステップS23)。
次に、通話が終了したか判断し(ステップS24)、通話が終了したなら(ステップS24;Yes)、自動音量調整の処理を終了する。また、通話が終了していないなら(ステップS24;No)、再び、ノイズレベル情報Vgと周波数情報Vhを取得し(ステップS21)、自動音量調整の処理を継続する。
以上、第2の実施形態によれば、ノイズキャンセラ10によって、除去された送話信号中のノイズのノイズレベルと当該ノイズレベルに対応する周波数とによって、制御部12が、周波数毎の音量を調整するための周波数特性を持ったイコライザ調整命令Vfを作成し、イコライザ13へ送る。このイコライザ調整命令Vfにより、イコライザ13は、周波数毎の音量を調整する。そのため、例えば、定常ノイズ成分の周波数特性によって、受話信号がマスキングされ、車室内で聞き取りにくくなる状態を回避することができる。
また、第1の実施形態と同様に、送話信号中のノイズレベルを検知しているため、周囲の騒音を検知するマイクを別に設ける必要はなく、簡単な装置構成で、音量調整を環境に合わせて適切に行うことができる。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の音声入出力装置の、第3の実施形態について図9を用いて説明する。ここで、図9において、図1〜図5と同一の符号は、第1の実施形態と同一又は同様の構成、動作を示すため、その説明を省略する。
図9は、第3の実施形態におけるハンズフリー装置のブロック図である。図9に示すように、ハンズフリー装置2は、スピーカ3、マイク4、携帯電話等に接続されるインターフェース部5、ボリューム6、アンプ7・8、エコーキャンセラ9、ノイズキャンセラ10、ノイズレベル検知部11、制御部12及びAGC(Automatic Gain Control)14を備えて構成される。
AGC14は、マイク4から入力された送話信号Vbの信号レベルの調整を行う。そのために、AGC14は、アンプ8の信号の増幅率を調整する。また、AGC14は、送話信号の調整量の情報(以下、調整量情報Viと称する)を制御部12へ送る。
制御部12は、ノイズレベル検知部11から送られてきたノイズレベル情報Veに、AGC14から送られてきた調整量情報Viの調整量を加えて、音量調整命令Vcを作成する。そして、作成した音量調整命令Vcをボリューム6へ送る。
以上、第3の実施形態によれば、ノイズキャンセラ10によって除去された送話信号Vbのノイズレベルに、AGC14による送話信号Vbの調整量を加えた結果に基づいて、制御部12が適切な受話音量となるような音量調整命令Vcを作成し、ボリューム6へ送る。そのため、AGC14による送話信号Vbの信号レベルの調整量を考慮して、適切に音量調整できる。
〔変形例〕
尚、第1、2及び3の実施形態では、携帯電話とハンズフリー装置2をケーブル等の有線で接続するとしたが、無線で通信するとしてもよい。また、携帯電話の中にハンズフリー装置2を組み込んでもよい。
更に、携帯電話の代わりに、テレビ会議用パソコンやカーオーディオ等を接続してもよい。また、携帯電話の代わりにカーオーディオを接続した場合、インターフェース部5から入ってくる音楽信号を、周囲の騒音によって、オーディオの音量を自動調整することになる。
第1の実施形態におけるハンズフリー装置のブロック図 第1の実施形態におけるノイズキャンセラの処理の概略図 第1の実施形態におけるノイズキャンセラのノイズキャンセル処理のフローチャート図 第1の実施形態におけるノイズレベル検知部の入出力情報の概略図 第1の実施形態における制御部の自動音量調整処理のフローチャート図 第2の実施形態におけるハンズフリー装置のブロック図 第2の実施形態におけるノイズレベル検知部の入出力情報の概略図 第2の実施形態における制御部の自動音量調整処理のフローチャート図 第3の実施形態におけるハンズフリー装置のブロック図
符号の説明
2 ハンズフリー装置
3 スピーカ
4 マイク
5 インターフェース部
6 ボリューム
7 アンプ
8 アンプ
9 エコーキャンセラ
10 ノイズキャンセラ
11 ノイズレベル検知部
12 制御部
13 イコライザ
14 AGC
Va 受話信号
Vb 送話信号
Vc 音量調整命令
Vd 減衰量情報
Ve ノイズレベル情報
Vf イコライザ調整命令
Vg ノイズレベル情報
Vh 周波数情報
Vi 調整量情報
10a 周波数帯域分割処理
10b ノイズキャンセル処理
10c 周波数帯域合成処理

Claims (3)

  1. マイクから入力された音声信号のノイズを除去するノイズ除去手段と、
    前記ノイズ除去手段により除去されたノイズのノイズレベルを検知するノイズレベル検知手段と、
    前記ノイズレベル検知手段により検知されたノイズレベルに基づいて、スピーカから出力される出力音声の音量調整を行う音量調整手段と、
    を備え
    前記ノイズ除去手段は、音声信号を所定の周波数帯域に分割する周波数帯域分割手段を有し、当該周波数帯域分割手段によって分割された周波数帯域毎の音声信号を減衰させることでノイズを除去し、
    前記ノイズレベル検知手段は、前記周波数帯域分割手段によって分割される周波数帯域毎に設定された所定の重みに応じて各周波数帯域の減衰量に重み付けを行った結果の最大値をノイズレベルとして検知し、検知したノイズレベルの値をdB値に変換してノイズレベル情報として前記音量調整手段に出力することを特徴とする音声入出力装置。
  2. 前記マイクから入力された音声信号の信号レベルを調整する信号レベル調整手段を更に備え、
    前記音量調整手段は、前記信号レベル調整手段による信号レベルの調整量に基づいて、前記出力音声の音量調整を行う、
    ことを特徴とする請求項に記載の音声入出力装置。
  3. マイクから入力された音声信号を所定の周波数帯域に分割する周波数帯域分割手段を有し、当該周波数帯域分割手段によって分割された周波数帯域毎の音声信号を減衰させることでノイズを除去するノイズ除去手段を備えたコンピュータを、
    マイクから入力された音声信号に含まれるノイズのノイズレベルを検知するノイズレベル検知手段、
    前記ノイズレベル検知手段により検知されたノイズレベルに基づいて、スピーカから出力される出力音声の音量調整を行う音量調整手段、
    として機能させ
    前記ノイズレベル検知手段に、前記周波数帯域分割手段によって分割される周波数帯域毎に設定された所定の重みに応じて各周波数帯域の減衰量に重み付けを行った結果の最大値をノイズレベルとして検知させ、検知されたノイズレベルの値をdB値に変換させてノイズレベル情報として前記音量調整手段に出力させるためのプログラム。
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