JP4929130B2 - 電子機器用の冷却システム - Google Patents

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本発明は、発熱体を搭載した電子機器に係わり、発熱量の異なる発熱体に対する冷却システムの共用化、及び冷却性能の最適化を図るための技術に関するものである。
近年、電子計算機に代表される電子機器において搭載されている中央処理装置(CPU)等の半導体デバイスは、高集積化、及び処理能力の高速、高機能化によって発熱量を増大している。一方、半導体デバイスは、所定の温度を超えると、性能の維持を図れないだけでなく、破損することもある。このため、発熱量の増大する半導体デバイスは、冷却等による温度管理を必要とされる。
また、電子機器は、要求される性能、機能、及び形態にいたるまで、ユーザの使途によって種々の製品を有している。さらには、ユーザのニーズによって、発熱体の異なる半導体デバイスを選択的に選定して構成される状況にある。
このような状況において、半導体デバイスの性能の違いに対応して、冷却システムの性能も異なるものとなる。しかし、冷却システムの性能が異なることによって、冷却システムの形状が異なってしまうと、電子機器の実装構造まで変更する必要が生じることになり、最適な冷却システムを実装することは困難となる。よって、半導体デバイスの発熱量に対応して、電子機器の実装構造を変えることなく、最適な冷却装置に置き換えられるニーズは大きい状況にある。
従来の空冷方式の電子機器筐体を大きく変えることなく冷却性能の高い水冷方式の冷却装置を搭載可能とする技術として特許文献1(特開2002−151638号公報)が開示されている。また、空冷方式の冷却モジュールとの共通化を図った水冷方式の冷却モジュールの技術が特許文献2(特開2005−100091号公報)に開示されている。
さらには、電子機器装置の発熱量や、形態に影響を及ぼすことなく液冷以外の冷却システムから液冷システムに置き換えることを可能にする技術が特許文献3(特開2007−72635号公報)に開示されている。
また、ヒートカプラを設けて、電子装置の後部に設けた液冷ブロックと熱的に接続する技術が特許文献4(特開平3−246997号公報)に開示されている。
特開2002−151638号公報 特開2005−100091号公報 特開2007−72635号公報 特開平3−246997号公報
特許文献1に記載されている電子機器の冷却装置は、ポンプを液体ヒートシンクの上部に搭載し、一体構造として取扱えることにより電子機器筐体内にコンパクトに搭載できるとしているが、冷却装置の形状を大きく決めるラジエータの取り扱いには何らの配慮もされていない。
特許文献2に記載されている冷却モジュールは、冷却ジャケットと、ポンプと、リザーブタンクと、ラジエータとを積層構造に配置することで、CPUと受熱部との熱的な接続を空冷方式から容易に置き換え可能としているが、冷却モジュール全体の小形化に関する技術的な対応の記載は無く、置き換え搭載可能な空間が十分に有する場合のことであり、いかなる形態の製品間において対応できるものではない。
特許文献3に記載されている液冷システムは、電子機器内の発熱素子に受熱ジャケットを取り付け、冷媒を循環する配管を引き出し、ラックの背面にポンプとタンクとラジエータとを配置している。ただ、受熱ジャケットと液冷システムとの接続は、バルブ付き継ぎ手によるため、冷却装置の切り替え時における接続ミス等において液漏れの懸念を有するものである。
特許文献4に記載されている冷却構造は、内部発熱をヒートパイプに吸引させ、ヒートパイプの冷却端にヒートカプラを配置し、冷却用液体を流通させた液冷ブロックを後部に設けて、伝熱結合するものである。しかし、吸熱した液体を排出し冷却用液体を常時供給しつづける必要があり、民生用の電子機器や、可搬型の電子機器においては対応できないものである。
上記のような従来技術には、発熱量の異なる発熱体の冷却に対し、電子機器の実装構造に関係なく、最適な冷却を行うための冷却システムとして、解決しなければならない課題を有している。
上記の課題を解決するために、本発明における電子機器用の冷却システムは、熱移送部材と、熱冷却部材とを有し、熱移送部材は、電子機器の本体側の筐体内に載置され、熱冷却部材は、本体側の筐体の外部から熱移送部材に着脱可能な構造によって熱的な接続を行い、熱移送部材は、第1の熱交換部材と、第2の熱交換部材とが同一の熱交換性能を有し、冷媒を循環駆動するポンプと、冷媒を貯留するタンクと、配管とを用いて冷媒を循環可能に接続してなり、第1の熱交換部材において発熱体の熱を受熱して第2の熱交換部材に熱移送し、熱冷却部材は、熱移送部材の第2の熱交換部材に移送された熱を第3の熱交換部材において熱伝達し、伝達された熱を外気中に放熱し、電子機器に載置された熱移送部材の第2の熱交換部材は、熱交換平面を電子機器の本体側筐体の壁面から露出させて保持している構成としている。
上記構成によって、実装構造の異なる種々の電子機器における発熱体の冷却に対し、冷却装置の一部を共通化することができ、かつ最適な冷却を可能とする電子機器用の冷却システムを提供できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明における発熱体を冷却するための冷却システムと、それを搭載した電子機器の概略構成図である。図1に示されるように、電子機器1は、筐体2内にCPUで代表される半導体デバイス(発熱体)3を載置した回路基板4と、発熱体3を冷却する冷却システムにおける熱移送部材5を搭載している。ここで、本発明の冷却システムは、熱移送部材5と熱冷却部材6(詳細は後述する)とを着脱自在な構造により構成されたものであり、図1では、熱冷却部材6を離脱させた電子機器1の状態を示している。
電子機器1に搭載される熱移送部材5は、発熱体3と熱的に接続して、発熱体3の熱を熱移送部材5の内部で通流する冷媒によって受熱する受熱部材(第1の熱交換部材)51と、第1の熱交換部材51によって受熱した冷媒の熱を電子機器1の筐体2の外部に設ける熱冷却部材6によって放熱するために、電子機器1の筐体2に取り付けられる第2の熱交換部材52とを有し、第1の変換部材51と第2の変換部材52との間で冷媒を循環駆動するポンプ53と、冷媒を貯留するタンク54とを配管55群で接続した構成である。
次に、電子機器1に搭載される熱移送部材51の詳細を図2によって説明する。
図2は、本発明における冷却システムの熱移送部材の一実施形態を示す構成斜視図である。図2に示す第1の熱交換部材51、及び第2の熱交換部材52は、内部に図示しない冷媒の流路を設け、発熱体3、あるいは熱冷却部材6と熱的に接続する熱交換平面部513、及び523を熱伝導性の良い金属材料で形成し、熱交換平面部513、及び523の対向平面514、及び524に冷媒の流入口511、521、及び流出口512、522とを設けている。
第1の熱交換部材51と第2の熱交換部材52とは、熱的に接続する対象物が異なるので、取り付け部材の構造は、異なる部分を有する。一方、熱的な変換部材の形状、構造は同一の構成とするものである。前述したように、第1の熱交換部材51と第2の熱交換部材52との間には、冷媒を循環駆動するポンプ53と、冷媒を貯留しているタンク54とを配置して、各部材間は、冷媒を循環駆動可能に配管551、552、553、および554により接続している。
ここで、図2において、配管群55を二点鎖線で記述しているが、これは、各部材のいずれかをそれぞれの組み合わせによって一体に構成し、配管群55のいずれかを割愛しても良いことを示唆するものであり、もちろん、配管群55の各々は、電子機器1の構造によって所定の適切な長さを有して構成されるものである。また、第1の熱交換部材51、及び第2の熱交換部材52における冷媒の流入口511、521、及び流出口512、522を熱交換平面513、523の対向平面514、524に設けているのは、各々の熱交換部材51、52が、発熱体3、あるいは熱冷却部材6との熱的な接続を遣り易くするための構造としての一実施形態であり、各流入口511、521、および流出口512、522を各々の部材における側平面に設けた実施形態であっても良い。
次に、熱移送部材5における熱交換状態について説明する。
図3は、本発明における熱移送部材の熱交換状態を示す説明図である。図3において、第1の熱交換部材51は、熱交換平面513において発熱体3と熱的に接続しており、発熱体3の一部の熱を第1の熱交換部材51の熱交換平面513に熱伝達し、さらに内部を通流する冷媒に熱伝達する。第1の熱交換部材51において熱交換された冷媒は、熱交換分上昇した温度となってタンク54を経由して、第2の熱交換部材52に移送される。
ここで、実際には、第2の熱交換部材52の熱交換平面523に移送される冷媒は、タンク54に貯留されている常温の冷媒と混合されることによりやや低温度となるが、説明を解かり易くするために、まず、タンク54の冷媒量が影響を及ぼすほど大きくないとして説明する。
すなわち、第2の熱交換部材52の熱交換平面523が熱伝達されるは、第1の熱交換部材51から移送されてくる冷媒のを熱伝達する。さらに、詳細を後述する熱冷却部材6は、第2の熱交換部材52の熱交換平面523と熱的に接続していることから、第2の熱交換部材52の熱の一部の熱は、電子機器1の外部に設けられる熱冷却部材6に熱伝達される。すなわち、熱冷却部材6の温度は第2の熱交換部材52からの熱伝達分が増加した温度となるものである。
また、第1の熱交換部材51と、第2の熱交換部材52との熱交換構造を同一の構造としていることから、第2の熱交換部材52から熱冷却部材6への熱伝達特性は、第1の熱交換部材51における発熱体3からの熱伝達特性と同様になる。よって、第2の熱交換部材52より移送される冷媒は、熱冷却部材6の熱交換によって、温度低下した冷媒となり、ポンプ54から、第1の熱交換部材51に移送される冷媒は、循環駆動される。
よって、電子機器1の発熱体3から受熱分を筐体2の外部に設けた熱冷却部材6によって外部に放熱し、発熱体3を、冷却している。
先に、説明を解かり易くするために、タンク54の冷媒における温度変化を割愛して説明したが、実際には、タンク54から流出され第2の熱交換部材52に流入される冷媒の温度は、タンク54に貯留されている冷媒量(Q2)とその温度と、循環駆動されタンク54に流入される冷媒量(Q1)とその温度によって異なるものである。すなわち、タンク54内の冷媒と、タンク54に通流により流入される冷媒とが混合された冷媒をタンク54より第2の熱交換部材52に流出するため、タンク54内に残留する冷媒、及びタンク54より第2の熱交換部材52に移送される冷媒は、第1の熱交換部材51で受熱したときより、低下した温度となる。このことは、第2の熱交換部材52の熱交換特性が十分に発揮されると、第1の熱交換部材51に循環移送される冷媒はより低下した温度に冷却されて循環されて来ることになり、第1の熱交換部材51における冷媒は、発熱体3から受熱する吸熱量の増加が期待できることになるが、しかし、一方で、タンク54に滞留する冷媒の温度は、温度上昇しているので、循環してくる冷媒へのタンク54内の冷媒による影響が緩和されることになり、トータル的な熱交換量が変わらないことになって、タンク54における温度変化の状態を割愛して説明することに大きな問題が無いものといえる。
ただ、これは、本発明における発熱体3と第1の熱交換部材51における熱交換特性と、第2の熱交換部材52と熱冷却部材6における熱交換特性とが同様である場合においてであって、熱冷却部材6の放熱量が小さいと、第2の熱交換部材52の熱交換量が劣化して、タンク54内の冷媒の温度が上昇して冷却性能が発揮できなくなる。
よって、ここに、熱冷却部材6の放熱性能について説明する。
図4は、本発明における熱冷却部材の一実施形態を示す構成斜視図である。図4に示す冷却システムの熱冷却部材6は、熱移送部材5の第2の熱交換部材52の熱交換平面523と熱的に接続し、内部を通流する冷媒に熱交換する第3の熱交換部材61と、冷媒によって熱交換された熱を大気中に放熱する第4の熱交換部材62とを有し、第3の熱交換部材61と、第4の熱交換部材62との間で冷媒を循環駆動するポンプ63と、冷媒を貯留するタンク64とを配管65群で接続した構成である。
第3の熱交換部材61、及び第4の熱交換部材62は、内部に図示しない冷媒の流路を設けている。第2の熱交換部材52と熱的に接続される第3の熱交換部材61は、少なくとも、熱交換平面613を熱伝導性の良い金属材料で形成している。また、その側平面には、冷媒の流入口611と、流出口612を設けている。同様に、第4の熱交換部材62は、外部空気を送風することによって送風空気と熱交換するために、冷媒の流路を含めて熱伝導性の良い金属材料で形成され、外部空気との接触面の拡大を図るために、平面的な形状として、電子機器の外形に約等しい大きさの枠体66に保持されている。
さらには、熱冷却部材6は、熱移送部材5と同様に、第3の熱交換部材61と第4の熱交換部材62との間に冷媒を循環駆動するポンプ63と、冷媒を貯留しているタンク64とを配置して、各部材間は、冷媒を循環駆動可能に配管群65により接続されている。
図4に示す実施形態においては、タンク64と第4の熱交換部材62とを一体構造としているので、両部材間を接続する配管群65の1つは割愛されている。また、第3の熱交換部材61、第4の熱交換部材62、ポンプ63、及びタンク64の形状を平面形状として、同一平面上に配置することで、各部材の冷媒の流入口、流出口を近接して配置することができることから各部材の流出口と流入口とを直接的に接続することも可能であり、配管群65の一部、あるいは大半を縮小、あるいは割愛できるものである。
さらには、熱冷却部材6の各部材を保持する枠体66を電子機器1の外形形状に合わせて電子機器1の背面側に別構造体で配置することで、電子機器1の発熱体3の発熱量に対応した熱冷却部材6を設けることができる。すなわち、発熱量が小さい場合には、第3の熱交換部材61と第4の熱交換部材62とを一体構造として熱伝達ベース体と放熱フィン体としたヒートシンク部材とする構成としても良い。発熱量が大きい場合には、第4の熱交換部材62の面積を枠体66と同一形状に拡大して、枠体66自体を第4の熱交換部材62と一体化しても良い。
次に、本発明の冷却システムによる発熱体の冷却について説明する。
図5は、本発明における電子機器用の冷却システムの冷却状態を示す構成図である。
図5に示すように、電子機器1に搭載された発熱体3を冷却するために、電子機器1に載置された冷却システムの熱移送部材5は、第1の熱交換部材51を発熱体3に熱的に接続している。この際、発熱体3を搭載した回路基板4の近傍には第1の熱交換部材51のみを配置すればよいため、電子機器の回路基板4等の実装状態に係わることがない。また、第2の熱交換部材52は、電子機器1の背面側の筐体2に熱交換平面523を筐体2より突出して設置している。両部材は、フレキシブルチューブ等による配管55により接続されることによって、電子機器1の実装状態に影響することがないため、いかなる電子機器1にも搭載可能である。熱移送部材5の第1の熱交換部材51と第2の熱交換部材52とを共用の構造とすることができるため、生産上の管理、部材の調達方法において大きな優位点を有するものである。
また、タンク54を第2の熱交換部材52と一体構成にする。または、ポンプ53を第1の熱交換部材51と一体構成にする。これらの部材の一体構成とした構成の一方、あるいは両方を実施することは、製品の形態や、製品の生産において、一層好ましい状況を得ることができることについて言及するまでもないものである。
電子機器1の発熱体3の冷却を行うに当たって、冷却システムを熱移送部材5と熱冷却部材6に分離可能な構造として、電子機器1に冷却システムの熱移送部材5のみを搭載することは、電子機器1の実装構成を簡素化すると共に、熱移送部材5によって発熱体3の発熱位置に係わらず、冷却に都合の良い領域に移動することを実現するものである。第2の熱伝達部材52が筐体2の外部に突出して設置されているため、発熱体3の発熱が僅かな場合には、外部より扇風機7等によって送風することによって、第2の熱交換部材52から送風空気に熱交換して冷却することも可能である。ただ、より大きな冷却性能を得るためには、第2の熱交換部材52にヒートシンクを熱的に接続して、扇風機7等によって送風する空気に熱交換することがより好ましい。もちろん、本発明における熱冷却部材6を熱移送部材5の第2の熱交換部材52に熱的に接続し、熱冷却部材6の第4の熱交換部材62に送風することによって、発熱体3の大きな発熱量においても冷却が可能となる。
上記説明では、冷却システム専用のファンを設けることなく、扇風機7等によって送風することを説明したが、冷却システムに冷却用のファン7として設けることでも良い。
また、熱移送部材5の第2の熱交換部材52と、熱冷却部材6の第3の熱交換部材61の熱的な接続は、熱伝導シート等を介在させて、熱伝達の効率を上げることは、従来方法によって対応することができるものであり、冷却システムを冷却能力の良い液冷方式によって熱移送部材5と熱冷却部材6とに分離しながら、それぞれの部材において冷媒を密閉空間に封入していることから、冷却システムの交換時における液漏れの懸念も無い。
上記のような構成によって、製品の製造過程において所定の最適な熱冷却部材6を選定して搭載する場合にも、ユーザが、発熱量の増大に対応すべく最適な熱冷却部材6を追加して載置する場合にも、製品の実装状態に関係なく搭載できるものである。
本発明における発熱体を冷却するための冷却システムと、それを搭載した電 子機器の概略構成図である。 本発明における冷却システムの熱移送部材の一実施形態を示す構成斜視図で ある。 本発明における熱移送部材の熱交換状態を示す説明図である。 本発明における熱冷却部材の一実施形態を示す構成斜視図である。 本発明における電子機器用の冷却システムの冷却状態を示す構成図である。
1・・・電子機器
2・・・本体筐体、
3・・・発熱体、 4・・・回路基板
5・・・熱移送部材、 51・・・第1の熱交換部材、
52・・・第2の熱交換部材、53・・・ポンプ、 54・・・タンク、
55・・・配管
6・・・熱冷却部材、 61・・・第3の熱交換部材、
62・・・第4の熱交換部材、63・・・ポンプ、 64・・・タンク、
65・・・配管、 7・・・ファン

Claims (4)

  1. 電子機器に搭載された発熱体を冷却する電子機器用の冷却システムにおいて、
    前記冷却システムは、熱移送部材と、熱冷却部材とを有し、
    前記熱移送部材は、前記電子機器の本体側の筐体内に載置され、前記熱冷却部材は、前記本体側の筐体の外部から前記熱移送部材に着脱可能な構造によって熱的な接続を行い、
    前記熱移送部材は、第1の熱交換部材と、第2の熱交換部材とが同一の熱交換性能を有し、冷媒を循環駆動するポンプと、冷媒を貯留するタンクと、配管とを用いて冷媒を循環可能に接続してなり、前記第1の熱交換部材において発熱体の熱を受熱して前記第2の熱交換部材に熱移送し、
    前記熱冷却部材は、前記熱移送部材の第2の熱交換部材に移送された熱を第3の熱交換部材において熱伝達し、伝達された熱を外気中に放熱し、
    前記電子機器に載置された前記熱移送部材の前記第2の熱交換部材は、熱交換平面を前記電子機器の本体側筐体の壁面から露出させて保持している
    ことを特徴とする電子機器の冷却システム。
  2. 請求項1に記載の電子機器用の冷却システムにおいて、
    前記熱冷却部材は、第3の熱交換部材と、第4の熱交換部材とで、冷媒を循環可能に接続された構造とし、前記第3の熱交換部材に伝達された熱は、前記第4の熱交換部材に熱移送され、前記第4の熱交換部材によって外気中に放熱される構成とした
    ことを特徴とする電子機器用の冷却システム。
  3. 請求項2に記載の電子機器用の冷却システムにおいて、
    前記熱冷却部材は、第3の熱交換部材と、第4の熱交換部材とを平面状に配置した
    ことを特徴とする電子機器用の冷却システム。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の電子機器用の冷却システムにおいて、
    第4の熱交換部材における外気との熱交換は、外部の通風装置による強制送風によって行われる
    ことを特徴とする電子機器用の冷却システム。
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