JP4914969B2 - 無線通信方法及び無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、TDMA(Time Division Multiple Access)を用いて通信を行う無線通信方法及びシステムに関し、特に、互いに隣接するマスターノード(親局)間の無線通信方法及びシステムに関する。
昨今、無線機間で通信回線を確立し、様々なネットワークを構築する技術開発が行なわれている。
関連する技術の例としては、特許文献1並びに特許文献2が挙げられる。
特許文献1に記載された技術は、ネットワークを構築する各ノードの無線帯域、即ち、無線周波数を共有する多重化方法としてTDMA方式を用いている。TDMA方式は、使用する無線周波数の帯域を時間軸で分割し、スロットを一単位として管理し、スロットごとにノード間の通信を割当てることで、無線周波数帯域を複数のノードで共有する多元接続方式である。
更に、特許文献1は、マスターノード(制御装置)とスレーブノード(デバイス)とによって通信回線(ネットワーク)を確立し、マスターノード(制御装置)とスレーブノード(デバイス)との間の通信を可能としている。また、特許文献1は、少なくとも2つのネットワーク間の通信を行うために、有線基幹回線の代わりに、無線回線を用いることを提案している。具体的に云えば、隣接する2つのネットワークにそれぞれ配置された制御装置間の距離によって定まる2つのネットワークのオーバーラップの程度を利用して、ネットワーク情報を送受することが開示されている。例えば、2つのネットワークが可視できる程度に近接した可視オーバーラップの場合には、2つの制御装置間で、ネットワーク情報が直接渡され、不可視オーバーラップの場合には、一方の制御装置は他方の制御装置のネットワークにおけるスレーブノードを使用してネットワーク情報を渡している。更に、2つのネットワーク間のオーバーラップが小さいときには、両ネットワークにおけるデバイスで構成される子ネットワークを通して、ネットワーク情報が渡されている。
ここで、ネットワーク情報には、ルータ/制御装置識別子、シーケンス番号、接続ネットワークデバイスの数等が含まれている。
また、特許文献2には、マスターノードを必要としないアドホックネットワークが記載されている。更に、アドホックネットワークを構築する各ノードが同一の使用周波数帯を自律的に選択可能とできる技術が記載されている。
特許文献2に記載された技術は、情報を複数のノード(中継ノード)を経由して通信可能とでき、通信圏内にいない別のノードとも通信可能とできる。
特開2005−537692号公報 特開2006−254209号広報
しかしながら、特許文献1のように、互いに異なるネットワーク間で、ネットワーク情報を送受した場合、これらネットワーク情報を送受する中継装置(選定された制御装置、デバイス)には、大きな処理能力が要求される。このため、デバイスが中継装置として選定されると、負荷が過剰に加わると共に、消費電力も大きくなってしまうと云う欠点がある。
このため、中継装置のシステムの負荷や通信の集中により、通信速度の遅延や通信効率の悪化などが発生する。
また、中継装置は、自らの通信のみならず、他のネットワークからの通信を中継する為に、有限である通信リソースを提供する必要がある。即ち、中継する通信に通信リソースを割当てる為に、自らが必要とする通信リソースの確保が困難である。
他方、特許文献2は、各ノードで使用される周波数は同じとなるように制御されるため、互いに異なる周波数で通信を行う2つのネットワーク間における問題は生じない。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、マスターノード間を中継する中継装置に加わる負荷を低減できる無線通信方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、複数のネットワーク間の無線通信に使用される中継ノードにおける構成を簡略化できる無線通信システムを提供することである。
本発明の更に別の目的は、互いに異なる周波数で通信を行うネットワーク間の切替を容易にする通信フォーマットを提供することである。
本発明の第1の態様によれば、第1の無線周波数で相互に通信を行う第1のマスターノードとスレーブノード群を含むと共に、第1の無線周波数とは異なる第2の無線周波数で相互に通信を行なう第2のマスターノードとスレーブノード群とを備え、前記第1のマスターノードと前記第2のマスターノードとの間で通信を行う無線通信方法において、前記第1及び第2のマスターノードは、それぞれ、前記第1及び第2の無線周波数を通して通信可能な前記スレーブノード群から第1及び第2の中継ノードを選出し、前記第1及び第2の中継ノードは、それぞれ、前記第2及び第1の無線周波数を用いて通信可能である前記第2及び第1のマスターノードを検索し、前記第2及び第1のマスターノードとの間に、前記第1の中継ノードを介した第1のリンクと、前記第2の中継ノードを介した第2のリンクとを形成し、前記第1及び第2のマスターノードは、前記第1及び第2のリンクを介して通信を行うことを特徴とする無線通信方法が得られる。
本発明では、中継ノードとして2つの中継ノードを選定し、各中継ノードでは、それぞれ、2つの周波数間の周波数を一方から他方、及び、他方から一方へ変換するだけで良いため、中継ノードの構成を著しく簡略化できる。更に、2つの中継ノードを個別に設けているため、2つのネットワーク間における双方向通信に伴う輻輳をも防止できると云う利点がある。
本発明の一実施形態に係る通信システムを概略的に示す図である。 図1の通信システムで使用されるスーパーフレームの構成を示す図である。 本発明に係る通信システムにおいて使用されるスーパーフレームを説明するタイムチャートである。 本発明の係る通信システムの動作を示すフローチャートである。
本発明の第1の実施の一形態を、まず、図1を参照して説明する。
本実施の一形態では、互いに異なる周波数帯域で通信可能であり、更に使用周波数帯域を瞬時に変更可能な無線機を、マスターノード、スレーブノード、中継ノードのいずれのノードとしても使用できるものとする。また、各種ノード(無線機)間は、相互にGPS機能等を用いて同期が取れているものとし、通信方式もTDMA方式を使用するものとする。
図1は、本発明の第1の実施の一形態に係る通信システムを例示した構成図であり、図示された通信システムは、第1の無線周波数F1(即ち、無線周波数帯域F1)を用いて通信を行う第1の基本ネットワーク10と、第1の無線周波数F1とは異なる第2の無線周波数(無線周波数帯域)F2を用いて通信を行う第2の基本ネットワーク20とを含んでいる。第1の基本ネットワーク10と第2の基本ネットワーク20とは、図示されているように、部分的にオーバーラップしたサービスエリア(通信可能エリア)を有している。
第1の基本ネットワーク10は、マスターノード100、スレーブノード110、及び、中継ノード120を含んでいる。実際には、第1の基本ネットワーク10には、多数のスレーブノードが含まれていても良いが、ここでは、図を簡略化するために、単一のスレーブノード110と中継ノード120だけが示されている。中継ノード120は、第2の基本ネットワーク20と連結するための中継ノードとして動作し、オーバーラップしたサービスエリ内に配置された複数のスレーブノードから選定されている。図示されているように、中継ノード120は、第1のマスターノード100と無線周波数F1を用いて通信を行うことができる。
具体的に説明すると、第1のマスターノード100は、第1の基本ネットワーク10を構築する役割を受持ち、第1の基本ネットワーク10の使用周波数帯域(ここではF1)を定め、スレーブノード110や第1の中継ノード120等の情報の管理や通信タイミングの管理などを行なう。更に、第1のマスターノード100は、通信タイミング等のネットワーク管理情報(スロット割当て情報等)をブロードキャストで各ノードに通信する。
一方、第2の基本ネットワーク20は、第2のマスターノード200、スレーブノード210、及び、第2の中継ノード220を含んでいる。第2の基本ネットワーク20におけるスレーブノードは、第2のマスターノード200と無線周波数F2を用いて通信可能であり、第2の中継ノード220は、第2のマスターノード200と通信可能なスレーブノードのうち、オーバーラップしたサービスエリアに配置されたスレーブノードから選定される。即ち、第2の中継ノード220は、第1の基本ネットワーク10と連結するための中継ノードとして動作する。
上記したことからも明らかな通り、第1及び第2のマスターノード100及び200はそれぞれ第1及び第2の中継ノードを選定する機能、手段を備え、これら中継ノードの選定は、通常の技術を用いて実現できる。
更に、図示された第1の中継ノード120は、第1のマスターノード100から受信した信号の無線周波数F1を第2の基本ネットワーク20の無線周波数F2に変換する機能を有し、他方、第2の中継ノード220は、第2のマスターノード200から受信した信号の無線周波数F2を第1の基本ネットワーク10の無線周波数F1に変換する機能を備えている。
尚、第1及び第2の中継ノード120及び220は、周波数を変換するだけで、受信した信号の識別、復号化、符号化等は行なわない構成とすれば、構成を簡略化することができる。同じく、第1及び第2の中継ノード120及び220が、内蔵するメモリバッファを用いて、通信の送信タイミングの調整を行なえば、マスターノード間の通信効率の向上が図れる。また、周波数変換は通常の技術をも用いて実現できるから、本発明に係る第1及び第2の中継ノード120、220は、構成を簡略化することができる。
尚、第1及び第2のスレーブノード110、210は、一般的な無線機を始め、各基本ネットワーク10、20で使用される通信方式を利用可能であればどの様な無線機でも良い。例えば、音声通信専用のトランシーバでも良いし、大型の固定無線機(局)でも良い。
第1及び第2の基本ネットワーク10及び20におけるマスターノード100、200とスレーブノード110、210との間の通信は、無線周波数F1、F2を搬送波とするTDMA方式で行なわれる。
図2を参照すると、TDMA方式で用いられるスーパーフレームの一例が示されており、図示したスーパーフレームは、20のスロットから構成されている。各スロットは同一の間隔(時間)である。スロットに示してある『M』及び『S』は、各スロットのタイミングで使用周波数帯域の送信権を有するノードを示したマークであり、『M0〜M9』はマスターノード、『S0〜S9』はスレーブノード(中継ノード)を示す。即ち、例示したスーパーフレームは、マスターノードが10スロット分の送信権を有し、スレーブノードが10スロット分の送信権を有し、マスターノードとスレーブノードとの送信権が交互に入れ替わって構成されていることを示す。マスターノード100、200を始め、各種ノードは同期が取れている為、スーパーフレームの同期も取れている。
即ち、図1に示されたマスターノード100、200を含む基本ネットワーク10、20内では、各マスターノード100、200がスーパーフレームを用いて、割り当てられた特定の無線周波数(F1、F2)を時分割し、ネットワーク管理情報をブロードキャストチャンネル(BCC)を用いて送信し、スレーブノードがネットワーク管理情報を参照してマスターノードと通信することで、複数ノードが同時的に接続(多重接続、多元接続)し、基本ネットワーク10、20を構築している。
本発明に係る無線通信システムは、第1及び第2の基本ネットワーク10、20間の通信の際、2つの中継ノード120、220を利用することを特徴としている。基本ネットワーク間の通信を行う場合、2つの中継ノード120、220を各基本ネットワーク内通信の状態から切り替える必要がある。このため、図示された実施の一形態では、時間的に互いに異なる位置にBCCを配置し、当該BCCを用いて中継ノードの周波数切替を行なわせたり、様々な情報を送信したりし、通信の効率化等を図っている。
図3を参照すると、上記したBCCを送受するためのスーパーフレームが示されている。尚、BCCの送出タイミングは、マスターノードが設定しても良いし、予め定められたスーパーフレームの特定スロットを利用しても良い。マスターノードが設定する場合には、スレーブノード等は、通信周波数をサーチし、BCCを判別し、ネットワークに従属する。予め定められた特定スロットを利用する場合には、スレーブノード等は、スーパーフレームの同期を取った後に、予め定められた特定のスロットを使用し、BCCを取得し、ネットワークに従属する。
図3に示されているように、本実施の一形態のTDMA通信は、スーパーフレームを繰り返す。各スーパーフレームは、M0からS9の20スロットに分けられている。各スロットは、各ノード間で様々なチャンネル(BCC(Broadcast channel)、SCH(service channel)、TCH(traffic channel)、RCH(response channel)等)として利用される。
更に、図3に示されたスーパーフレームを構成するスロットのうち、2つの『M6』、『M7』スロットをBCC用に確保し、『S0』スロットをSCH用に確保する通信方式を示し、残りのスロットをTCH等の送信に利用する。
通常、BCCは、報知チャンネルとして使用され、スーパーフレームの各スロットの割当て情報を含む情報を送信するチャンネルであるが、本実施の一形態では、当該BCC『M6』、『M7』スロットをマスターノード100、200がネットワーク管理情報をそれぞれ発信し、スレーブノード110、210及び中継ノード120、220が受信するためのスロットとして利用している。
尚、SCHは、スロット管理者に対してスロット割り当て要求等を行なうチャンネルである。本実施の一形態では、スレーブノード110、210及び中継ノード120、220が発信し、マスターノード100、200が受信する。
TCHは、各ノード間の通信データ(実データ)を送信するチャンネルである。本実施の一形態では、スレーブノード110、210及び中継ノード120、220とマスターノード100、200とが通信に利用する。
ここで、スレーブノード110の通信要求を例に挙げ、基本ネットワーク1の動作を説明する。
図4は、スレーブノード110の通信要求の通信を示す、フローチャートである。
マスターノード100とスレーブノード110とは、互いに通信可能な位置に存在し、無線リンク可能なトポロジーを形成する。
マスターノード100は、スーパーフレームのBCC用のスロットを使用し、ネットワーク管理情報(スロット割当て情報等)を含むBCCを送信する(ステップS401)。
スレーブノード110は、マスターノード100から送信されたBCCを受信し、BCCに記載された内容を分析する。スレーブノード110は、前記分析により、各種スロットの割り当て、SCHの送信タイミング等の情報、マスターノードからの指示等を認識する。
スレーブノード110は、自らが通信を行なう時など、スロットを必要とするときに、必要なスロット数等を含む通信要求をSCHの送信タイミングに従い、SCHとして送信する(ステップS402)。
マスターノード100は、スレーブノード110から送信されたSCHを受信し、スレーブノード110の要求スロット数を認識する。マスターノード100は、認識したスレーブノード110の要求や、他のノードから受信したスロット割当て要求を認識し、スーパーフレームのどのタイムスロットにどのノードに電波の送信権を割振るか任意に定める。マスターノード100は、定めたスロットの割振り指示(結果)をネットワーク管理情報(スロット割当て情報)として構成し、ネットワーク管理情報を含むBCCを送信する(ステップS403)。
スレーブノード110は、マスターノード100から送信されたBCCを受信し、BCCに記載された内容を分析し、マスターノード100が割振ったスロットのタイミングでTCHを送信する(ステップS404)。
これは、ステップS402で送信した要求に従い、マスターノード100がスロットを割振り、その割振られたスロットのタイミングで、情報を送信できたことになる。各ノードもスレーブノード110と同様に、BCCを受信し、スロット割り当て情報に従い、割振られたスロットのタイミングで、情報を送信する。
次に、マスターノード100、200間の通信を説明する。
図3に示されているように、スーパーフレームのM6、M7スロットのタイミングにマスターノード100は、BCCを発信する。ここで、両スロットのBCCに含まれるネットワーク管理情報は、同一な情報とする。
スレーブノード110の一つである中継ノード120は、BCCタイミングであるM6、M7スロットでBCCを受信すると、当該BCCに含まれる情報に従い、ネットワークに従属する。
マスターノード100は、中継ノード120が従属したことを認識し、中継ノードとして選出し、更に、別の通信可能なネットワークを検索させる指示を中継ノード120に送信する。
中継ノード120は、マスターノード100の指示を受信し、別の通信可能なネットワーク(別の通信周波数を用いるネットワーク)を検索する。検索は、別のネットワークのBCCを取得可能かどうかで判別しても良いし、BCCを取得可能なマスターノードに対して、接続可能かを確認する為に、接続要求(SCH)を送信することで判断しても良いし、他の方法でも良い。
中継ノード120は、検索結果をマスターノード100に送信する。
マスターノード100は、中継ノード120からの検索結果を受信し、ネットワーク間を接続する為に、中継ノード120に対して、別のマスターノード、即ち、マスターノード200とのリンクを確立する指示を送信する。同時的に、マスターノード100は、接続指示したネットワークから接続要求が無いかを判別し、接続要求が有れば、当該接続要求を許可する。即ち、相互リンクの確立を指示する。
中継ノード120は、マスターノード100の応答指示により、マスターノード200とリンク(第1のリンク)を確立する。
中継ノード220は、マスターノード200の応答許可により、マスターノード100とリンク(第2のリンク)を確立する。
このようにして、マスターノード100、200間は、第1のリンクと第2のリンクを確立し、通信可能となる。
このように、第1及び第2の基本ネットワーク10、20の双方向に個別に中継ノード120、220を設けることにより、双方向通信のコリジョン(衝突)を避けることができる。また、中継ノードに伴う輻輳をも防止できる。同じく、中継ノード120、220に加わる負荷を低減できる。
また、マスターノードがBCCを2スロットで送信する為、BCCの冗長性が増し、通信効率の低下を防止できる。
更に、第1のリンクをマスターノード100のアップリンクとして、第2のリンクをマスターノード200のアップリンクとして、使用することによって、輻輳やコリジョンが減少し、基本ネットワーク間の通信が更に効率よく通信可能となる。
尚、中継ノード120、220が別のネットワークのBCCを取得する方法としては、M6、M7スロットの一方のスロットで所属するネットワークのBCCを取得し、別のスロットで、別のネットワークのBCCを取得しても良い。このようにすれば、1スーパーフレームで2つのBCCを受信可能となり、通信の効率化が図れる。
また、マスターノードは、別のネットワークを検索させる指示情報を、BCCを用いて送信し、中継ノードの無線周波数を変換する機能を操作する。このようにすれば、中継ノードは、複数の別のマスターノードと通信可能となり、複数のネットワークと接続可能となる。
更に、互いに異なる周波数で通信を行うネットワーク間の切替を容易にできる。
更に、各中継ノード120、220は周波数変換を行なうだけで良いため、構成を著しく簡略化できる。
更に、BCCを2スロット設けることにより、中継ノードで異なる周波数で通信するネットワーク間の切り替えを容易にできる。
本発明の第1の態様以外の他の態様は以下の通りである。
本発明の2の態様によれば、第1の態様において、前記第1のリンクは、前記第1マスターノードから前記第2のマスターノードへの送信リンクとして利用し、前記第2のリンクは、前記第2マスターノードから前記第1のマスターノードへの送信リンクとして利用し、双方向通信を行うことを特徴とする無線通信方法が得られる。
本発明の第3の態様によれば、第1又は第2の態様であって、前記第1及び第2のマスターノードが、前記第1及び第2のリンク確立指示情報として、前記第1及び第2の中継ノードに送信する情報は、BCC(Broad Cast Channel)介して送受されることを特徴とする無線通信方法が得られる。
本発明の第4の態様によれば、第1ないし第3の何れかの態様であって、前記第1及び第2の中継ノードは、前記第1及び第2の無線周波数の両方のBCCを受信し、各々の接続する前記第1のリンクと前記第2のリンクへの送信タイミングを取得することを特徴とする無線通信方法が得られる。
本発明の第5の態様によれば、第4の態様であって、前記第1及び第2のマスターノードは、前記第1又は第2の無線周波数を用いて送信するBCCを、同一情報を時間を別にして送信することを特徴とする無線通信方法が得られる。
本発明の第6の態様によれば、第5の態様であって、 前記第1の中継ノード及び前記第2の中継ノードは、前記第1の無線周波数のBCCと前記第2の無線周波数のBCCとを時間を別にして受信することを特徴とする無線通信方法が得られる。
本発明の第7の態様によれば、第1の無線周波数で相互に通信を行う第1のマスターノードとスレーブノード群を含むと共に、第1の無線周波数とは異なる第2の無線周波数で相互に通信を行なう第2のマスターノードとスレーブノード群とを備え、前記第1のマスターノードと前記第2のマスターノードとの間で通信を行う無線通信方法において、前記第1及び第2のマスターノードは、それぞれ、前記第1及び第2の無線周波数を通して通信可能な前記スレーブノード群から第1及び第2の中継ノードを選出し、前記第1の中継ノードは、前記第1の無線周波数と前記第2の無線周波数との切替タイミングを示す情報を前記第1のマスターノードから受信して、前記第1の無線周波数を前記第2の無線周波数に変換する一方、前記第2の中継ノードは、前記第1の無線周波数と前記第2の無線周波数との切替タイミングを示す情報を前記第2のマスターノードから受信して、前記第2の無線周波数を前記第1の無線周波数に変換し、これによって、前記第1のマスターノードと前記第2のマスターノードは、前記第1及び第2の中継ノードを通して通信可能とすることを特徴とする無線通信方法が得られる。
本発明の第8の態様によれば、第7の態様において、前記切替タイミングを示す情報は、BCCを介して送受されることを特徴とする無線通信方法が得られる。
本発明の第9の態様によれば、第8も態様において、前記第1のマスターノードと前記第1及び第2の中継ノード間で送受信されるBCCと、前記第2のマスターノードと前記第1及び第2の中継ノード間で送受信されるBCCとは、時間的に異なったタイミングであることを特徴とする無線通信方法が得られる。
本発明は、例えば、基地局と移動局間の無線通信システム、移動局相互間の無線通信システムに適用できる。
また、本発明は、インフラの整っていない広大な地域や場所などにおいて、容易、且つ、短時間に広範囲にわたるネットワークを構築できる。
10 第1の基本ネットワーク
20 第2の基本ネットワーク
100 第1のマスターノード
110 スレーブノード
120 第1の中継ノード
200 第2のマスターノード
210 スレーブノード
220 第2の中継ノード

Claims (12)

  1. 第1の無線周波数で相互に通信を行う第1のマスターノードとスレーブノード群を含むと共に、第1の無線周波数とは異なる第2の無線周波数で相互に通信を行なう第2のマスターノードとスレーブノード群とを備え、前記第1のマスターノードと前記第2のマスターノードとの間で通信を行う無線通信方法において、
    前記第1及び第2のマスターノードは、それぞれ、前記第1及び第2の無線周波数を通して通信可能な前記スレーブノード群から第1及び第2の中継ノードを選出し、
    前記第1及び第2の中継ノードは、それぞれ、前記第2及び第1の無線周波数を用いて通信可能である前記第2及び第1のマスターノードを検索し、
    前記第2及び第1のマスターノードとの間に、前記第1の中継ノードを介した第1のリンクと、前記第2の中継ノードを介した第2のリンクとを形成し、
    前記第1及び第2のマスターノードは、前記第1及び第2のリンクを介して通信を行う
    ことを特徴とする無線通信方法。
  2. 請求項1記載の無線通信方法であって、
    前記第1のリンクは、前記第1マスターノードから前記第2のマスターノードへの送信リンクとして利用し、
    前記第2のリンクは、前記第2マスターノードから前記第1のマスターノードへの送信リンクとして利用し、
    双方向通信を行うことを特徴とする無線通信方法。
  3. 請求項1又は2に記載の無線通信方法であって、
    前記第1及び第2のマスターノードが、前記第1及び第2の中継ノードに、前記第1及び第2のリンクを確立させる指示を、BCC(Broad Cast Channel)介して送信することを特徴とする無線通信方法。
  4. 請求項1ないし3の何れか一項に記載の無線通信方法であって、
    前記第1及び第2の中継ノードは、前記第1及び第2の無線周波数の両方のBCCを受信し、各々の接続する前記第1のリンクと前記第2のリンクへの送信タイミングを取得することを特徴とする無線通信方法。
  5. 請求項4に記載の無線通信方法であって、
    前記第1及び第2のマスターノードは、前記第1又は第2の無線周波数を用いて送信するBCCを、同一情報を2つのタイムスロットを用いて送信することを特徴とする無線通信方法。
  6. 請求項5に記載の無線通信方法であって、
    前記第1の中継ノード及び前記第2の中継ノードは、前記第1の無線周波数のBCCと前記第2の無線周波数のBCCとを時間を別にして受信することを特徴とする無線通信方法。
  7. 第1の無線周波数で相互に通信を行う第1のマスターノードとスレーブノード群を含むと共に、第1の無線周波数とは異なる第2の無線周波数で相互に通信を行なう第2のマスターノードとスレーブノード群とを備え、前記第1のマスターノードと前記第2のマスターノードとの間で通信を行なう無線通信システムにおいて、
    前記第1及び第2のマスターノードは、それぞれ、前記第1及び第2の無線周波数を通して通信可能な前記スレーブノード群から第1及び第2の中継ノードを選出し、
    前記第1及び第2の中継ノードは、それぞれ、前記第2及び第1の無線周波数を用いて通信可能である前記第2及び第1のマスターノードを検索し、
    前記第2及び第1のマスターノードとの間に、前記第1の中継ノードを介した第1のリンクと、前記第2の中継ノードを介した第2のリンクとを形成し、
    前記第1及び第2のマスターノードは、前記第1及び第2のリンクを介して通信を行う
    ことを特徴とする無線通信システム。
  8. 請求項に記載の無線通信システムであって、
    前記第1のリンクは、前記第1マスターノードと前記第2のマスターノードとの通信の送信リンクとして使用し、
    前記第2のリンクは、前記第2マスターノードと前記第1のマスターノードとの通信の送信リンクとして使用し、
    双方向通信を行うことを特徴とする無線通信システム。
  9. 請求項又はに記載の無線通信システムであって、
    前記第1及び第2のマスターノードと前記第1及び第2の中継ノードは、前記第1及び第2のリンクを確立させる指示を、BCCを用いて送受信することを特徴とする無線通信システム。
  10. 請求項ないしの何れか一項に記載の無線通信システムであって、
    前記第1及び第2の中継ノードは、前記第1及び第2の無線周波数の両方のBCCを受信し、各々の接続する前記第1のリンクと前記第2のリンクへの送信タイミングを取得することを特徴とする無線通信システム。
  11. 請求項10に記載の無線通信システムであって、
    前記第1及び第2のマスターノードは、前記第1又は第2の無線周波数を用いて送信するBCCを、同一情報を2つのタイムスロットを用いて送信することを特徴とする無線通信システム。
  12. 請求項11に記載の無線通信システムであって、
    前記第1の中継ノード及び前記第2の中継ノードは、前記第1の無線周波数のBCCと前記第2の無線周波数のBCCとを別スロットで受信することを特徴とする無線通信システム。
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