JP4903999B2 - Edfaをモデル化するシステム、方法、およびコンピュータプログラム製品 - Google Patents

Edfaをモデル化するシステム、方法、およびコンピュータプログラム製品 Download PDF

Info

Publication number
JP4903999B2
JP4903999B2 JP2004552025A JP2004552025A JP4903999B2 JP 4903999 B2 JP4903999 B2 JP 4903999B2 JP 2004552025 A JP2004552025 A JP 2004552025A JP 2004552025 A JP2004552025 A JP 2004552025A JP 4903999 B2 JP4903999 B2 JP 4903999B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gain
esa
doped fiber
parameter
fiber amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004552025A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006505958A (ja
Inventor
朋子 大槻
寿太郎 三浦
大 福島
ワン,バイシ
Original Assignee
オーエフエス ファイテル,エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オーエフエス ファイテル,エルエルシー filed Critical オーエフエス ファイテル,エルエルシー
Publication of JP2006505958A publication Critical patent/JP2006505958A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4903999B2 publication Critical patent/JP4903999B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/05Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
    • H01S3/06Construction or shape of active medium
    • H01S3/063Waveguide lasers, i.e. whereby the dimensions of the waveguide are of the order of the light wavelength
    • H01S3/067Fibre lasers
    • H01S3/06754Fibre amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/05Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
    • H01S3/06Construction or shape of active medium
    • H01S3/063Waveguide lasers, i.e. whereby the dimensions of the waveguide are of the order of the light wavelength
    • H01S3/067Fibre lasers
    • H01S3/06708Constructional details of the fibre, e.g. compositions, cross-section, shape or tapering

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lasers (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、エルビウム添加光ファイバ(EDF)およびエルビウム添加光ファイバ増幅器(EDFA)に関し、特に、EDFの信号励起状態吸収(ESA)パラメータを決定する方法、WDMに応用するEDFAを設計するためEDFAをモデル化する方法、および信号ESAパラメータを組み込んでEDFAをモデル化する方法に関する。
EDFAは、光通信分野における多様な用途のために、要件、たとえば、波長の関数としての出力パワー、利得、および雑音指数を満足させるように設計される。EDFAの例を図1に示す。ここで、C1は入力接続部であり、W1は第1の波長分割多重装置であり、LD1は1480nmで動作する第1のレーザダイオードポンプであり、EDF1は第1のエルビウム添加光ファイバであり、I1はアイソレータであり、EDF2は第2のエルビウム添加光ファイバであり、LD2は1480nmで動作する第2のレーザダイオードポンプであり、W2は第2の波長分割多重装置であり、C2は出力接続部である。アイソレータI1は、増幅された自然放出光(ASE)がEDF2からEDF1へと後方に伝搬する影響を最小にする。同様に、EDF1およびEDF2の長さは、EDF1の中の後方ASEが信号パワーと比較して小さくなるように決定される。たとえば、EDF1およびEDF2の長さは、後方ASEが信号パワーよりもほぼ1桁小さくなるように選択される。
図1で接続部C1およびC2の間にあって接続部C1およびC2を含むEDFAは、全体的な利得および雑音指数によって特徴づけられる。全体的な利得および雑音指数は、EDFAの様々な構成要素の利得および雑音指数を含む。EDF1およびEDF2のこれらの利得および雑音指数パラメータは、波長、エルビウム含有量、および光信号の伝送に関連づけられた物理現象に従って変化する。所定のEDF利得および雑音指数を想定すれば、EDF1および/またはEDF2の長さを調整することによって、EDFAを設計することができる。逆に言えば、所定のEDFA利得および雑音指数を想定すれば、EDF1および/またはEDF2の利得および雑音指数を設計することができる。
特定の利得および雑音指数特性を有する全体的システムを設計するために、様々なモデルを使用して、予想される利得および雑音指数の値を推定する。推定された利得および雑音指数の値が、実際の測定された利得および雑音指数の値にかなり近く対応していれば、それだけモデルは正確で有用となる。Gilesモデル(非特許文献1:この文献の全内容は、参照によってここに組み込まれる)は、EDFAの利得および雑音指数の正確な計算が要求される場合に、EDFAの利得および雑音指数をモデル化するため、またEDFAの設計を最適化するため、広く使用されている。Gilesモデルは、次のレート方程式を使用して信号パワーPsignal、および増幅された自然放出光(ASE)のパワーPASEを記述する。ここで、次のレート方程式の中の+および−は、それぞれ前方および後方伝搬を示す。
Figure 0004903999
しかし、一般的なGilesモデルは、励起状態吸収(ESA)の影響が顕著である場合、EDFAまたはEDFの利得および雑音指数を正確に推定できない。ESAとは、エルビウムの励起状態から、より高いエネルギー準位への吸収をいう。ESAは、ポンプ効率、利得、および雑音指数を劣化させる。ESAの影響が大きくなる応用の例は、信号波長が1560nmよりも長いLバンドEDFAである。413/2から49/2への遷移によって生じる信号ESAの影響を図2に示す。この影響は、次のように表される有効利得係数g*(λ)’を方程式(1)および(2)のg*(λ)へ代入することによって、慣例的にモデル化される。
Figure 0004903999
ESA係数αESA(λ)は、典型的には、問題とする波長で0.5dB/mより小さい値を有する。ESAの影響が大きくなる波長では、αESA(λ)は、モデルが0.1dB/mよりも高い精度で(即ち、より正確に)利得を予測できるように決定されなければならない。従来のモデルでは、αESA MC(λ)はMcCumber理論から引き出される(非特許文献2:以下、Desurvireと称する。この文献の全内容は、参照によってここに組み込まれる。)。
図3−1および図3−2に、図1で示される構成を有するEDFAについて、式(1)、(2)、および(3)で記述される従来のモデルを使用して計算された利得および雑音指数を示す。ここで、式(1)および(2)の項g*(λ)の全ては、式(3)のg*(λ)’で置換され、αESA(λ)はMcCumber理論によって決定される。図1の構成について、McCumberによって決定されるαESA(λ)の波長依存度を、図4に示す。図3−1および図3−2において、入力パワーは2.5dBmであり、LDF1は100mWで動作し、LDF2は80mWで動作し、動作温度は65℃であり、EDF1の長さは7mであり、EDF2の長さは26.2mである。動作温度はヒータによって維持することができる。測定された利得および雑音指数は、モデルの利得および雑音指数と比較されるように同じグラフで示される。従来のモデルは従来のMcCumber法によって決定されるαESA(λ)を想定しているので、従来のモデルは、計算された利得および雑音指数と、測定された利得および雑音指数との間の差異が大きいという特徴を有する。したがって、従来のモデルは、実際のシステムパフォーマンスを最適に予測するとは言えない。
C.R. Giles著,「エルビウム添加光ファイバ増幅器のモデル化」("Modeling Erbium-Doped Fiber Amplifiers")、光波技術(J. Lightwave Technol.),1991年,9,p.271 E. Desurvire著,「エルビウム添加光ファイバの増幅器、原理、並びにその応用」("Erbium-Doped Fiber Amplifiers, Principles and Applications"),ウイリーインターサイエンス(Wiley-Interscience),1994年,p.277
必要とされるものは、発明者らによって認識されるように、励起状態吸収(ESA)の影響が大きい場合、αESA(λ)を正確に決定し、個々であろうとその組み合わせであろうと、EDFおよびEDFAの利得特性と雑音指数特性とを決定して、EDFAを用いた構成要素およびシステムを効率的、正確、かつ経済的に構築できるようにする方法である。
本発明は、従来のシステムおよび方法に関連づけられた前記および他の制限を克服するように、EDFまたはEDFAのESAパラメータを決定するシステム、方法、およびコンピュータプログラム製品に向けられる。本発明は、更に、ESA効果を考慮に入れることによって、高い精度でEDFAの利得および雑音指数をモデル化するシステム、方法、およびコンピュータプログラム製品に向けられる。
本発明、および本発明に伴う利点の多くについて、更に完全な評価が容易に得られるであろう。なぜなら、本発明は以下の詳細な説明および添付の図面を参照することによって、より良好に理解されるからである。
ESAの影響が大きい場合に使用するEDFAまたはEDFを設計するため、本発明の1つの実施形態は、システムの利得および雑音指数の実際の値が、生産前により信頼性をもって予測されるようにESAパラメータを正確に予測する方法である。ESAの影響が大きくなる波長では、αESA(λ)は、利得精度が0.1dB/mよりも大きく(即ち、より正確に)なるように決定されなければならない。
図6に、このESAパラメータ決定方法で用いるプロセスのフローチャートを示す。まず、ステップS403において、長さLのEr3+添加ファイバ(EDF)を有するEDFAの利得を平均反転モデルによって計算する。ここで、
Figure 0004903999
ステップS403の計算は、S401で示されるように、或る一定のパラメータの入力に基づいている。ESA係数の初期値として、αESA MC(λ)が、前述したMcCumber理論によって導出される。EDFAで典型的に使用される平均反転比/Inv(Invの上にバー記号−:以下同様に表現する)は、Cバンドで約0.5であり、Lバンドで0.3である。ここで、初期平均反転比/Inviniは、テスト対象のEDFA設計のタイプに応じて、これらの典型的な値の1つの近傍にて任意に選択される。GEXP(λ)は、図7に関して以下で説明される方法に従って決定される測定利得である。Lは、αESA(λ)がモデル化されるシステムのEDFの長さである。ファイバパラメータg* meas(λ)およびα(λ)は、Desurvireの274ページで教示されるように、EDFとは別に測定される
テップS405において、平均反転比/Invは、次のように、ESA係数αESA(λ)の計算に使用される。
Figure 0004903999
なお、この推定では、ファイバのバックグラウンド損失はESA係数αESA(λ)と区別できない。しかし、ファイバのバックグラウンドとαESA(λ)とを一緒に処理しても、後続の利得および雑音指数計算の精度は影響を受けない。
次に、ステップS407において、計算利得GCal(λ)と測定利得GExp(λ)との差ΔGを所定の閾値と比較する。実施形態の一例として、ΔGは波長について平均されたGCal(λ)とGExp(λ)との間の差の平方である。実施形態の別の例として、他のΔG値を使用してもよい(たとえば、絶対値の平均など)。上記した所定の閾値は、所望の利得精度に基づいて決定される。たとえば、利得精度を0.1dBよりも小さく(即ち、良好に)したい場合には、上記した所定の閾値を0.05dBに等しくなるように設定してもよい。よって、差ΔGが上記した所定の閾値よりも大きい場合には、αESA MC(λ)の代わりに推定されたαESA(λ)を用いて、その差が所定の閾値よりも小さくなるか最小になるまでプロセスを繰り返す。その差が所定の閾値より小さくなるか最小になったとき、ステップ405の最後の繰り返しで計算されたαESA(λ)の値が出力され、関連したEDFの利得および雑音指数を推定するために使用される後続のレート方程式計算においてαESA(λ)の最終値として使用される。
図7は、図6に関して説明した方法に従ってESA係数パラメータを決定するように構成されたシステムのブロック図である。図7のシステムは、更に、図6で説明されたアルゴリズムで使用されるGExp(λ)の値を決定するように構成される。
本システムは、光信号源(1)、光減衰器(2)、光スイッチ(3aおよび3b)、EDFA(4)、制御回路(5)、光スペクトルアナライザ(6)、光パワーメータ(7)、およびコンピュータ(8)を含む。図7の実線は光信号の経路に対応する。光スイッチ(3a)は、光信号がEDFA(4)を通過するか迂回することを可能にし、それによってEDFAの入力および出力信号の測定を可能にする。光スイッチ(3b)は、EDFA(4)の対応する入力または出力が光スペクトルアナライザ(6)または光パワーメータ(7)のいずれかへ送られることを可能にする。
図7の破線は電気信号線に対応し、コンピュータ(8)が信号源(1)、光減衰器(2)、光スイッチ(3a)および(3b)、制御回路(5)、光スペクトルアナライザ(6)、および光パワーメータ(7)を制御する。コンピュータは、更に、測定されたデータから、図6の方法で初期条件として使用されるGExp(λ)の値を導出する。コンピュータは、更に、図6のフローチャートで示される計算を実行し、以下で説明するレート方程式を解く。制御回路(5)は、コンピュータ(8)の出力によって決定された電気信号を送ってEDFA(4)を制御する。
実施形態の一例として、EDFA(4)は図1に示すように構成される。実施形態の別例として、他のEDFA構成が使用されてよい。どのようなEDFA構成であっても、コンピュータ(8)は、測定されたデータからGExp(λ)を導出し、図6の計算を実行する。
更に、図1の構成について、EDFA全体の利得は、10〜30dBの間の値であることが知られている。平均反転レベルは0.0と1.0との間になければならず、約0.3であることが知られており、0.3のオーダで(たとえば、0.35)初期平均反転レベルを任意に選択することができる。更に、所望のEDFA利得を達成するため、全体のEDF(即ち、EDF1+EDF2)が、既知のエルビウム含有量、ポンプのパワーレベルなどに基づき従来の方法によって選択される。長さを固定することによって、図6に従ってαESA(λ)を計算することができる。EDF1とEDF2との間でのEDFの全長の分割は、ESAの影響に対して所定の感度が得られるように決定される。即ち、後方ASEが信号パワーよりも約1桁小さくなるように、全長Lの配分がEDF1とEDF2との間で決定される。
まず、以下のステップに従って、GExp(λ)の測定を実行する。信号源(1)は、光スイッチ(3a)を通りEDFA(4)を迂回するように光パワーメータ(7)へ接続され、光減衰器(2)は、信号源(1)のパワーレベルが所定のレベルになるように調整される。次に、入力光信号が光スペクトルアナライザ(6)へ入力されるように、第2の光スイッチ(3b)を配置する。光スペクトルアナライザ(6)は入力信号スペクトルを測定する。次に、光信号がEDFA(4)へ入力され且つ同時にEDFA(4)からの出力信号が光パワーメータ(7)に接続されるように、双方の光スイッチ(3aおよび3b)を縦列に切り替える。コンピュータ(8)は制御回路(5)の出力信号レベルを制御し、EDFA(4)からの出力信号レベルが所定の好ましいレベルになるようにする。次に、EDFA(4)からの出力信号が光スペクトルアナライザ(6)へ接続されるように、第2の光スイッチ(3b)を切り替える。スペクトルアナライザ(6)は、EDFA(4)からの出力信号スペクトルを測定する。測定された利得GExp(λ)は、前述したように、測定された入力および出力スペクトルから導出される。即ち、GExp(λ)=10*log(出力パワー(λ)/入力パワー(λ))である。
次に、図6で説明されたアルゴリズムの計算コンピュータ(8)または他のコンピュータで実行する。EDFの長さL、利得係数g*、および吸収係数αは、前述したように、EDFA(4)で使用されたEDFの別個に測定された値から採用される。更に、ESAパラメータの初期値は、前述したように決定される。コンピュータ(8)は、多様な動作条件について利得GCal(λ)を計算する。
次に、コンピュータ(8)は、取得したGExp(λ)を用いて、図6で示されるフローを実行し、ΔGが所定の閾値より小さくなるか最小になるまで、Gcal(λ)、ΔG、およびαESA(λ)を繰り返して計算する。
一度、特定のファイバについてαESA(λ)が計算されると、種々のEDFAの利得と雑音指数を計算することができる。ここで、EDFAはEDFの数および/またはEDFの長さに従って変化し、これらの構成で使用されるEDFは、αESA(λ)が計算されたファイバと同じ材料を含む。
特に、種々のEDFA構成について、全体的システムの利得と雑音指数は、次のレート方程式に従ってコンピュータで計算することができる。
Figure 0004903999
Figure 0004903999
式(7)および(8)は、式(6)の結果を使用することによって、増幅された自然放出光(ASE)を考慮に入れる。式(7)は従来の式(1)および式(3)の組み合わせに対応し、式(1)の項g*(λ)は式(3)の項g*(λ)’で置換される。しかし、式(2)におけるg*(λ)の全ての表示が式(3)の項g*(λ)’で置換される従来のシステムとは異なり、式(8)g*(λ)の3番目の項にあるg*(λ)は項g*(λ)’で置換されない。即ち、式(8)の3番目の項は利得係数g*(λ)を含み、αESA(λ)を含まないが、方程式(8)の最初の項はαESA(λ)を含む。これは、式(8)の3番目の項が局在励起イオンからの自然放出を表し、ESAの影響に対応する遷移が存在しないのに対し、式(8)の最初の項は、誘導放出を介する自然放出の増幅を記述し、ESAの影響が存在する。したがって、従来のモデルはESAの影響を全く考慮しないか、ESAの影響を過剰に修正するのに対し、本発明の式(8)は、ESAの影響の考慮を、dP±ASE(λ,z)/dzの最初の項だけに適正に限定する。この改善されたモデルは、以下のテスト結果で分かるように、従来技術よりも利得および雑音指数についての非常に正確な推定を提供する。
図6のプロセスおよび図7のシステムは、図1の構成へ適用された。ここで再度、入力パワーは2.5dBmであり、LDF1は100mWで動作し、LDF2は80mWで動作し、動作温度は65℃であり、Lは33.2mである(即ち、EDF1およびEDF2の長さの合計。ここで、EDF1の長さは7mであり、EDF2の長さは26.2mである)。αESA(λ)の計算で使用される測定利得Gexp(λ)の値は、問題とする波長に対応する図3−1の値から選択された。g* meas(λ)およびα(λ)の波長特定値は、図5のグラフから選択された。/Invは0と1との間であるから、/Inviniは任意に0.35となるように選択され、閾値は0.05dBである。これは0.1dBの所望の感度に対応する。図8に、図1のEDFA構成について、図6および図7に従って波長の関数として決定されたESA係数αESA(λ)を示す。図8では、従来の方法で計算された図4のαESA(λ)値が比較のために重ねられている。これによって、初期測定利得値を考慮に入れる図6の繰り返し方法は、αESA(λ)の異なった推定値を生成するということが示される。
次に、この実験で計算されたαESA(λ)の値を、式(7)および(8)で使用し、図9−1および図9−2に示される利得および雑音指数を計算する。図9−1および図9−2を図3−1および図3−2と比較することによって、本発明によるαESA(λ)の正確な推定および洗練されたレート方程式が共に働き、これにより、従来技術よりも、利得および雑音指数の非常に正確な推定を提供するということが明らかである。
図10−1および図10−2に、図3−1および図3−2とは異なった条件で本発明に従って計算されたEDFA利得および雑音指数を示す。図10−1および図10−2において、入力は−7dBmであり、LDF1は100mWで動作し、LDF2は80mWで動作し、動作温度は65℃であり、EDF1の長さは7mであり、EDF2の長さは26.2mである。測定された利得および雑音指数は図10−1および図10−2に示される。これは、本発明が、異なった動作条件でも同様に、高度に正確な推定を提供するということを示す。
更に、レート方程式(7)および(8は、αESA(λ)の計算で使用されたEDFの長さと同じEDF長を有するEDFAをモデル化する場合に限定されない。即ち、レート方程式(7)および(8)、並びに計算されたαESA(λ)を、αESA(λ)の計算で使用されたEDFと類似の材料組成を有するEDFを含むEDFAの利得および雑音指数をより正確に計算するために使用してもよい。これらの異なった構成について計算された利得および雑音指数は、従来の方法によって計算された値よりも正確である。もっとも、構成が同一である場合よりも、精度は低くなるかもしれない。
図11は、本発明の実施形態が実現しうるコンピュータシステム1301のブロック図である。更に、コンピュータシステム1301は、ここで説明されたEDFAモデルを実現するため適切にプログラムされる。コンピュータシステム1301は、情報を伝達するためのバス1302または他の通信メカニズムを含み、また情報を処理するためバス1302に結合されたプロセッサ1303を含む。コンピュータシステム1301は、更に、メインメモリ1304、たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または他のダイナミックメモリデバイス(たとえば、ダイナミックRAM(DRAM)、スタティックRAM(SRAM)、およびシンクロナスDRAM(SDRAM))を含む。これらは、情報およびプロセッサ1303によつて実行される命令を記憶するためバス1302へ結合される。更に、プロセッサ1303によって命令が実行される間、テンポラリ変数または他の中間情報を記憶するため、メインメモリ1304を用いてもよい。コンピュータシステム1301は、更に、プロセッサ1303のためにスタティック情報および命令を記憶するためバス1302へ結合される読み出し専用メモリ(ROM)1305または他のスタティックメモリデバイス(たとえば、プログラマブルROM(PROM)、消去可能なPROM(EPROM)、および電気的に消去可能なPROM(EEPROM))を含む。
コンピュータシステム1301は、更に、情報および命令を記憶する1つまたは複数のメモリデバイス、たとえば、磁気ハードディスク1307およびリムーバルメディアドライブ1308(たとえば、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、読み出し専用コンパクトディスクドライブ、読み出し/書き込みコンパクトディスクドライブ、コンパクトディスクジュークボックス、テープドライブ、およびリムーバブル光磁気ドライブ)を制御するためバス1302へ結合されるディスクコントローラ1306を含む。メモリデバイスは、適切なデバイスインタフェース(たとえば、スモールコンピュータシステムインタフェース(SCSI)、インテグレーテッドデバイスエレクトロニクス(IDE)、エンハンストIDE(E−IDE)、ダイレクトメモリアクセス(DMA)、またはUltra−DMA)を使用して、コンピュータシステム1301に追加されてもよい。
コンピュータシステム1301は、更に、専用ロジックデバイス(たとえば、特定用途集積回路(ASIC))または構成可能ロジックデバイス(たとえば、単純プログラマブルロジックデバイス(SPLD)、複合プログラマブルロジックデバイス(CPLD)、およびフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA))を含んでもよい。
コンピュータシステム1301は、更に、ディスプレイコントローラ1309を含んでもよい。ディスプレイコントローラ1309は、コンピュータユーザへ情報を表示するディスプレイ1310、たとえば、陰極線管(CRT)を制御するためバス1302へ結合される。コンピュータシステムは、コンピュータユーザと対話し、情報をプロセッサ1303へ提供する入力デバイス、たとえば、キーボード1311およぴポインティングデバイス1312を含む。ポインティングデバイス1312は、たとえば、マウス、トラックボール、またはポインティングスティックであってよい。これらは方向情報およびコマンド選択をプロセッサ1303へ伝え、ディスプレイ1310の上でカーソル移動を制御する。更に、プリンタによって、コンピュータシステム1301によって記憶および/または生成されたデータの印刷リストを提供してもよい。
コンピュータシステム1301は、メモリ、たとえば、メインメモリ1304に含まれる1つまたは複数の命令より成る1つまたは複数のシーケンスを実行するプロセッサ1303に応答して、本発明の処理ステップの一部または全部を実行する。そのような命令は、他のコンピュータ読み取り可能メディア、たとえば、ハードディスク1307またはリムーバブルメディアドライブ1308からメインメモリ1304へ読み出すことができる。更に、メインメモリ1304に含まれた命令のシーケンスを実行するため、マルチプロセッシング配置で1つまたは複数のプロセッサを使用してもよい。代替の実施形態において、ソフトウェア命令の代わりに、またはソフトウェア命令と組み合わせて、ハードワイヤード回路を用いてもよい。したがって、実施形態は、ハードウェア回路およびソフトウェアの特定の組み合わせに限定されない。
前述したように、コンピュータシステム1301は少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能メディアまたはメモリを含む。これらのメディアまたはメモリは、本発明の教示に従ってプログラムされた命令を保持し、ここで説明されたデータ構造、テーブル、レコード、または他のデータを含む。コンピュータ読み取り可能メディアの例は、コンパクトディスク、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、テープ、光磁気ディスク、PROM(EPROM、EEPROM、フラッシュEPROM)、DRAM、SRAM、SDRAM、または他の磁気メディア、コンパクトディスク(たとえば、CD−ROM)、または他の光学式媒体、パンチカード、紙テープ、または孔のパターンを有する他の物理媒体、搬送波(後述する)、またはコンピュータが読み取ることのできる他のメディアである。
コンピュータ読み取り可能メディアのどれか1つまたは組み合わせの上に記憶されて、本発明は、コンピュータシステム1301を制御し、本発明を実現するための1つまたは複数のデバイスを駆動し、コンピュータシステム1301とユーザ(たとえば、印刷物作成者)とを対話させるソフトウェアを含む。そのようなソフトウェアは、デバイスドライバ、オペレーティングシステム、開発ツール、およびアプリケーションソフトウェアを含むが、それらに限定されない。そのようなコンピュータ読み取り可能メディアは、更に、本発明のコンピュータプログラム製品を含む。このコンピュータプログラム製品は、本発明を実現するときに実行される処理の全部または一部(処理が分散される場合)を実行する。
本発明のコンピュータコードデバイスは、任意の解釈可能または実行可能コードメカニズムであってよい。このメカニズムは、スクリプト、解釈可能プログラム、ダイナミックリンクライブラリ(DLL)、Java(登録商標)クラス、および完全実行可能プログラムを含むが、それらに限定されない。更に、本発明の処理の一部は、パフォーマンス、信頼性、および/またはコストを改善するために分散されてもよい。
ここで使用される「コンピュータ読み取り可能メディア」という用語は、プロセッサ1303へ実行を目的として命令を提供することに参加するいかなるメディアをも意味する。コンピュータ読み取り可能メディアは、多くの形態を取ることができる。そのような形態は、不揮発性メディア、揮発性メディア、および伝送メディアを含むが、それらに限定されない。不揮発性メディアは、たとえば、ハードディスク1307、またはリムーバルメディアドライブ1308のような、光ディスク、磁気ディスク、および光磁気ディスクを含む。揮発性メディアは、メインメモリ1304のような、ダイナミックメモリを含む。伝送メディアは、同軸ケーブル、銅線、および光ファイバを含み、これらはバス1302を構成している線を含む。伝送メディアは、更に、音波または光波、たとえば、無線および赤外線データ通信の際に生成される波の形態を取ることができる。
実行のためのプロセッサ1303に対する1つまたは複数の命令から成る1つまたは複数のシーケンスを実行するに際して、様々な形態のコンピュータ読み取り可能メディアが関与してもよい。たとえば、命令は、最初にリモートコンピュータの磁気ディスク上で実行されてもよい。リモートコンピュータは、本発明の全部または一部を実現する命令を遠隔でダイナミックメモリへロードし、モデムを使用し電話線を介して命令を送信することができる。コンピュータシステム1301に対してローカルのモデムは、電話線上のデータを受信し、赤外線送信器を使用してデータを赤外線信号へ変換する。バス1302に結合された赤外線検出器は、赤外線信号で搬送されたデータを受信し、データをバス1302に置くことができる。バス1302はデータをメインメモリ1304へ搬送し、そこからプロセッサ1303は命令を検索して実行する。メインメモリ1304によって受信された命令は、プロセッサ1303による実行の前または後で、任意にメモリデバイス1307または1308に記憶されてもよい。
コンピュータシステム1301は、更に、バス1302に結合された通信インタフェース1313を含む。通信インタフェース1313は、ネットワークリンク1314へ結合する双方向データ通信を提供する。ネットワークリンク1314は、たとえば、ローカルエリアネットワーク(LAN)1315または他の通信ネットワーク1316、たとえば、インターネットへ接続される。たとえば、通信インタフェース1313は、いかなるパケット交換LANへ取り付けられるネットワークインタフェースカードであってもよい。他の例として、通信インタフェース1313は、非対称デジタル加入者線(ADSL)カード、総合デジタル通信網(ISDN)カードまたはモデムであって、対応するタイプの通信回線へデータ通信接続を提供することができる。無線リンクも実現される。そのような実現形態において、通信インタフェース1313は、様々なタイプの情報を表すディジタルデータストリームを搬送する電気信号、電磁信号、または光信号を送受信する。
ネットワークリンク1314は、典型的には、1つまたは複数のネットワークを介して、他のデータデバイスへデータ通信を提供する。たとえば、ネットワークリンク1314は、ローカルネットワーク1315(たとえば、LAN)を介して、またはサービスプロバイダによって運用される機器を介して、他のコンピュータへ接続を提供することができる。サービスプロバイダは、通信ネットワーク1316を介して通信サービスを提供する。ローカルネットワーク1314および通信ネットワーク1316は、たとえば、ディジタルデーストリームを搬送する電気信号、電磁信号、または光信号、および関連した物理レイヤ(たとえば、CAT5ケーブル、同軸ケーブル、光ファイバなど)を使用する。コンピュータシステム1301との間でディジタルデータを搬送し、様々なネットワークを通る信号、およびネットワークリンク1314上にあって通信インタフェース1313を通る信号は、ベースバンド信号または搬送波ベース信号として実現されてもよい。ベースバンド信号は、ディジタルデータビットのストリームを記述する非変調電気パルスとして、ディジタルデータを伝達する。ここで「ビット」という用語は、シンボルを意味するものとして広く解釈されるべきであり、各々のシンボルは少なくとも1つまたは複数の情報ビットを伝達する。ディジタルデータは、更に、たとえば、振幅、位相、および/または周波数偏移変調信号などで搬送波を変調するために使用されてもよい。これらの信号は、導電性メディアを介して伝搬されるか、伝搬メディアを介する電磁波として伝送される。したがって、ディジタルデータは、「ワイヤード」通信路を介して非変調ベースバンドデータとして送信され、および/または搬送波を変調することによって、ベースバンドとは異なる所定の周波数帯で送信されてよい。コンピュータシステム1301は、ネットワーク1315および1316、ネットワークリンク1314、および通信インタフェース1313を介して、プログラムコードを含むデータを送受信することができる。更に、ネットワークリンク1314は、LAN1315を介して、モバイルデバイス1317、たとえば、パーソナルディジタルアシスタント(PDA)、ラップトップコンピュータ、または携帯電話へ接続を提供することができる。
本明細書はEDFおよびEDFAの応用を開示するが、教示された方法およびシステムは、レーザアクティブイオン、原子、または分子で添加されたファイバのいかなるタイプにも応用可能である。更に、上記の開示に照らして、本発明の多数の修正および変形が可能である。したがって、本発明は、添付された特許請求の範囲の中で、ここで具体的に説明された方法以外の方法で実施されうることを理解すべきである。
典型的なEDFA構成のブロック図である。 ESAの影響のグラフである。 従来の方法に従って計算された利得および雑音指数のグラフである。 従来の方法に従って計算された利得および雑音指数のグラフである。 従来の方法に従って決定されたESA係数のグラフである。 ESAの影響の決定に使用するため従来の方法に従って計算されたパラメータのグラフである。 本発明の実施形態に従ってESA係数を決定する方法のフローチャートである。 本発明の実施形態に従ってESA係数パラメータを決定するように構成されたシステムのブロック図である。 本発明の実施形態に従って決定されたESA係数の値を図5のグラフと比較したグラフである。 第1の動作条件のもとで本発明の実施形態に従って計算されたEDFA利得および雑音指数のグラフである。 第1の動作条件のもとで本発明の実施形態に従って計算されたEDFA利得および雑音指数のグラフである。 第2の動作条件のもとで本発明の実施形態に従って計算されたEDFA利得および雑音指数のグラフである。 第2の動作条件のもとで本発明の実施形態に従って計算されたEDFA利得および雑音指数のグラフである。 本発明に関連づけられたコンピュータのブロック図である。

Claims (9)

  1. 信号光波長が1560nm以上の波長範囲である場合において、エルビウムを添加した添加ファイバの波長依存励起状態吸収(ESA)パラメータを決定する方法であって、
    前記添加ファイバを含む添加ファイバ増幅器の利得を測定して測定利得を生成し、
    前記添加ファイバについて測定された利得係数と、吸収係数と、長さ、および平均反転比の推定値と、ESAパラメータの推定値に基づいて、計算利得をGCal(λ)とし、利得係数をg*(λ)とし、ESAパラメータをαESA(λ)とし、吸収係数をα(λ)とし、平均反転比を/Invとし、長さをLとしたときに、
    Figure 0004903999
    の関係を満足することを含むように、前記添加ファイバ増幅器の利得を計算して前記計算利得を生成し、
    前記平均反転比の推定値として任意の初期値を設定し、
    前記測定利得と前記計算利得との差が最小となる平均反転比を計算して平均反転比の決定値とし、
    そのときの前記測定利得と前記計算利得との差を所定の閾値に対して比較し、
    前記最小の差が前記所定の閾値よりも小さいか最小であれば、前記ESAパラメータの推定値を、決定された前記添加ファイバのESAパラメータとして出力し、
    前記最小の差が前記所定の閾値よりも大きい場合は、前記差が前記所定の閾値よりも小さくなるか最小になるまで、前記平均反転比の決定値において、前記計算利得の生成、前記差の比較、および前記ESAパラメータの推定を繰り返すことによって、
    前記添加ファイバのESAパラメータを決定する方法。
  2. 前記添加ファイバ増幅器の複数の動作条件において、前記計算利得を生成することによって、前記添加ファイバのESAパラメータを決定することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記計算利得生成において
    McCumber理論に従って前記ESAパラメータの初期の推定値を決定することを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ESAパラメータが前記添加ファイバのバックグラウンド損失特性を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 信号光波長が1560nm以上の波長範囲である場合において、エルビウムを添加した添加ファイバの波長依存励起状態吸収(ESA)パラメータを決定するように構成されたシステムであって、
    前記添加ファイバを含む添加ファイバ増幅器の利得を測定して測定利得を生成する手段と、
    前記添加ファイバについて測定された利得係数と、吸収係数と、長さ、および平均反転比の推定値と、ESAパラメータの推定値に基づいて、計算利得をGCal(λ)とし、利得係数をg*(λ)とし、ESAパラメータをαESA(λ)とし、吸収係数をα(λ)とし、平均反転比を/Invとし、長さをLとしたときに、
    Figure 0004903999
    の関係を満足することを含むように、前記添加ファイバ増幅器の利得を計算して前記計算利得を生成する手段と、
    前記平均反転比の推定値として任意の初期値を設定する手段と、
    前記測定利得と前記計算利得との差が最小となる平均反転比を計算して平均反転比の決定値とし、
    そのときの前記測定利得と前記決定利得との差を所定の閾値に対して比較する手段と、
    前記最小の差が前記所定の閾値よりも小さいか最小であれば、前記ESAパラメータの推定値を、決定された前期添加ファイバのESAパラメータとして出力する手段と、
    前記最小の差が前記所定の閾値よりも大きい場合は、
    前記差が前記所定の閾値よりも小さくなるか最小になるまで、前記平均反転比の決定値において、前記計算利得の生成、前記差の比較、および前記ESAパラメータの推定、を繰り返すことによって、
    前記添加ファイバのESAパラメータを決定する手段と、
    を備えるシステム。
  6. 利得を測定する前記手段が、
    信号光を出力する手段と、
    信号光を出力する前記手段からの信号パワーを所定の信号レベルへ調整する手段と、
    前記添加ファイバを含む添加ファイバ増幅器と、
    前記添加ファイバ増幅器へ提供された信号パワーを測定する手段と、
    信号光を前記添加ファイバ増幅器へ入力する手段と、
    前記添加ファイバ増幅器から出力された信号パワーを測定する手段と、
    前記添加ファイバ増幅器を制御する制御手段と、
    信号光を出力する前記手段、信号パワーを調整する前記手段、前記制御手段、前記添加ファイバ増幅器へ入力される信号パワーを測定する前記手段、および、前記添加ファイバ増幅器から出力された信号パワーを測定する前記手段を制御して前記測定利得を導出する手段と、
    備える、請求項5に記載のシステム。
  7. 利得を測定する前記手段が、
    出力部を有する信号源と、
    減衰器入力部および出力部を有する光減衰器であって、該減衰器入力部が前記信号源の出力部に接続された光減衰器と、
    第1のスイッチ入力部、第1のスイッチ直接出力部、および第1のスイッチバイパス出力部を有し、前記第1のスイッチ入力部が前記光減衰器の出力部に接続された第1の光スイッチと、
    前記添加ファイバを含み、添加ファイバ増幅器入力部および添加ファイバ増幅器出力部を有し、前記添加ファイバ増幅器入力部が前記第1のスイッチ直接出力部に接続された添加ファイバ増幅器と、
    第2のスイッチ入力部、アナライザ出力部、およびパワーメータ出力部を有し、前記第2のスイッチ入力部が前記添加ファイバ増幅器出力部に接続された第2の光スイッチと、
    アナライザ入力部および出力部を有し、前記アナライザ入力部が前記第2のスイッチのアナライザ出力部に接続された光スペクトルアナライザと、
    パワーメータ入力部および出力部を有し、該パワーメータ入力部が前記第2のスイッチのパワーメータ出力部に接続された光パワーメータと、
    前記添加ファイバ増幅器を制御するように接続および構成された制御回路と、
    前記信号源、前記光減衰器、前記第1の光スイッチ、前記制御回路、前記第2の光スイッチ、前記光スペクトルアナライザ、および、前記光パワーメータを制御して前記測定利得を導出するように接続および構成されたコンピュータ
    備える、請求項5に記載のシステム。
  8. 前記コンピュータが、
    利得を決定する前記手段と、
    励起状態吸収(ESA)パラメータを決定する前記手段と、
    比較する前記手段と、
    前記励起状態吸収(ESA)を出力する前記手段と
    を備える、請求項7に記載のシステム。
  9. 請求項1〜4の方法のうちのいずれか一項に対応する命令を含むようにおよび提供するように構成されたコンピュータプログラム製品。
JP2004552025A 2002-11-08 2003-11-10 Edfaをモデル化するシステム、方法、およびコンピュータプログラム製品 Expired - Lifetime JP4903999B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US42470702P 2002-11-08 2002-11-08
US60/424,707 2002-11-08
PCT/US2003/035861 WO2004044559A2 (en) 2002-11-08 2003-11-10 System, method and computer program product for modeling of edfa

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006505958A JP2006505958A (ja) 2006-02-16
JP4903999B2 true JP4903999B2 (ja) 2012-03-28

Family

ID=32312856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004552025A Expired - Lifetime JP4903999B2 (ja) 2002-11-08 2003-11-10 Edfaをモデル化するシステム、方法、およびコンピュータプログラム製品

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20060028712A1 (ja)
JP (1) JP4903999B2 (ja)
AU (1) AU2003287619A1 (ja)
WO (1) WO2004044559A2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5204975B2 (ja) * 2007-01-25 2013-06-05 株式会社東芝 ファイバ増幅器
US9059799B2 (en) 2011-04-21 2015-06-16 Futurewei Technologies, Inc. Apparatus and method to calculate a noise figure of an optical amplifier for wavelength channels in a partial-fill scenario to account for channel loading
US10756504B2 (en) * 2018-03-30 2020-08-25 Northrop Grumman Systems Corporation Spectrally compensated fiber amplifier system
JP2019208119A (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 日本電信電話株式会社 光受信装置
CN112585889B (zh) * 2018-08-20 2022-10-11 华为技术有限公司 一种建立数据模型的方法及装置
CN114640393B (zh) * 2022-05-10 2022-08-16 北京中昱光通科技有限公司 一种提升edfa掺饵放大器性能的方法及装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5282079A (en) * 1988-06-10 1994-01-25 Pirelli General Plc Optical fibre amplifier
US4926429A (en) * 1989-07-13 1990-05-15 At&T Bell Laboratories Lightwave communication system having sources independently synchronized to an absolute frequency standard
US5309452B1 (en) * 1992-01-31 1998-01-20 Univ Rutgers Praseodymium laser system
JP3618008B2 (ja) * 1995-03-17 2005-02-09 富士通株式会社 光増幅器
US6924928B2 (en) * 2000-10-02 2005-08-02 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Amplification device utilizing thulium doped modified silicate optical fiber

Also Published As

Publication number Publication date
WO2004044559A2 (en) 2004-05-27
US20060028712A1 (en) 2006-02-09
JP2006505958A (ja) 2006-02-16
AU2003287619A8 (en) 2004-06-03
AU2003287619A1 (en) 2004-06-03
WO2004044559A3 (en) 2004-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10361957B1 (en) Predicting optical spectral profiles in advance of capacity changes in optical networks
Min et al. Efficient formulation of Raman amplifier propagation equations with average power analysis
EP3567755B1 (en) Multi-wavelength distributed raman amplification set-up
US20060028712A1 (en) System, method and computer program product for modeling EDFA
Bolshtyansky et al. Model of temperature dependence for gain shape of erbium-doped fiber amplifier
JP2010160514A (ja) 波長多重励起ラマンアンプ、波長多重励起ラマンアンプの制御方法および制御プログラム
Liu et al. A novel method for Raman amplifier propagation equations
Mishra et al. Performance analysis and implementation of different pumping techniques on an EDFA amplifier
JP4863191B2 (ja) 光増幅特性シミュレーション装置および方法
Vanin et al. Spectral functional forms for gain and noise characterization of erbium-doped fiber amplifiers
US6381560B1 (en) Methods of modeling erbium doped fiber amplifiers
Bristiel et al. Intrinsic noise figure derivation for fiber Raman amplifiers from equivalent noise figure measurement
Karasek et al. Time‐domain simulation of power transients in Raman fibre amplifiers
Felinskyi et al. Signal-to-noise analysis in a counter-pumped fiber Raman amplifier
Ferreira et al. Site-dependent pumping effect on two-level EDFAs
Naji et al. Theoretical analysis of triple-pass erbium-doped fiber amplifier
Di Muro The Er3+-fiber gain coefficient derived from a dynamic gain tilt technique
Karasek et al. Modelling of a pump-power-controlled gain-locking system for multi-pump wideband Raman fibre amplifiers
Akhter et al. Design and characterization of a new three-stage quadruple pass EDFA
Felinskyi et al. Noise suppression phenomenon in fiber Raman amplifier
Willems et al. Experimental demonstration of noise figure reduction caused by nonlinear photon statistics of saturated EDFA's
Park et al. Integral form expansion of fiber Raman amplifier problem
Villa et al. Extended black-box model for fiber length variation of erbium-doped fiber amplifiers
Nissov Extension of semi-analytical erbium-doped fiber amplifier model to self-saturation regime
Varaksa et al. Modeling the gain and amplified spontaneous emission spectra of erbium-doped fiber amplifiers

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090210

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090511

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090518

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090610

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090617

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090709

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090716

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110608

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20110608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110930

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20111006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4903999

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term