JP4898466B2 - 送液装置用カートリッジ及びこれを用いた送液装置 - Google Patents

送液装置用カートリッジ及びこれを用いた送液装置 Download PDF

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本発明は、送液装置用カートリッジ及びこれを用いた送液装置に関し、特に、内部に収納した流体を射出するための送液装置用カートリッジ及びこれを用いた送液装置に関する。
従来、出口ポート付き容器(貯液容器)を有する注射器を含む流体投与装置において、容器が、出口ポートを通して容器から流体を射出するためのプランジャーと協働して投与すべき流体(薬剤流体)を保持するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。かかる流体投与装置においては、注射器のプランジャーに一定の圧力を加える付勢ばねを取り付けると共に、流量調整器を注射器の出口ポートに接続している。そして、付勢ばねによる圧力によってプランジャーを移動させる一方、流量調整器で調整される流動抵抗によりプランジャーの移動速度を調整することによって、プランジャーに定速運動を与えて一定量の流体の射出を確保している。
特表2006−514850号公報
しかしながら、上述したような流体投与装置においては、注射器のプランジャーに定速運動を与えて一定量の流体の射出を確保するものの、付勢ばねによる圧力によって容器から流体を射出する構成を採るため、射出の途中で流体が入った状態で容器を交換するような事態は想定されていない。このような流体投与装置(送液装置)において、流体の入った状態で容器を交換することができれば、実用面において様々な態様で利用することが予想される。特に、容器の状態を交換前の状態に維持することができれば、再び使用する際における利便性が高まる。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、射出対象となる流体が入った状態で交換すると共に、交換時における状態を維持することができる送液装置用カートリッジ及びこれを用いた送液装置を提供することを目的とする。
本発明の送液装置用カートリッジは、流体を収納すると共に前記流体を射出する射出孔を有するハウジングと、前記ハウジング内で移動して前記流体を前記射出孔から射出するピストンと、回転することで駆動力を伝達して前記ピストンを移動させる伝達部材と、を具備する送液装置用カートリッジであって、前記流体の非射出時に前記ハウジング内における前記ピストンの位置を保持することを特徴とする。
上記送液装置用カートリッジによれば、流体の非射出時に、ハウジング内におけるピストンの位置が保持されることから、送液装置から取り外された場合にピストンの位置が変更されることがないので、射出対象となる流体が入った状態で交換すると共に、交換時における状態を維持することが可能となる。また、伝達部材が回転することでピストンを移動させる構成を採ることから、送液装置から取り外した場合にピストンが容易に移動するのを防止できるので、射出対象となる流体が入った状態で交換すると共に、交換時における状態を維持することが可能となる。
また、上記送液装置用カートリッジにおいては、前記ピストンを前記射出孔側に移動させる方向への前記伝達部材の回転を許容する一方、前記ピストンを前記射出孔から離間させる方向への前記伝達部材の回転を規制することが好ましい。この場合には、射出孔側へのピストンの移動を許容しつつ、射出孔から離間する方向へのピストンの移動を規制することができるので、流体の射出を許容しつつ、流体の非射出時におけるピストンの移動を規制することが可能となる。
例えば、上記送液装置用カートリッジにおいては、ラチェット機構により前記伝達部材の回転を許容又は規制することが考えられる。この場合には、ラチェット機構という簡単な構造によって流体の射出を許容しつつ、流体の非射出時におけるピストンの移動を規制することが可能となる。
例えば、上記送液装置用カートリッジにおいて、前記伝達部材は、外部の駆動力を受けて回転するネジで構成される。この場合には、ネジにより外部の駆動力をピストンに伝達することができるので、本送液装置用カートリッジの製造に要するコストを低減することが可能となる。
本発明の送液装置は、上記送液装置用カートリッジを備えることを特徴とする。この場合には、送液装置において、上述した効果を得ることが可能となる。
本発明によれば、流体の非射出時に、ハウジング内におけるピストンの位置を保持するようにしたことから、送液装置から取り外された場合にピストンの位置が変更されることがないので、射出対象となる流体が入った状態で交換すると共に、交換時における状態を維持することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る送液装置用カートリッジが適用される送液装置の外観斜視図である。図2は、本実施の形態に係る送液装置の分解図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る送液装置1は、概して円筒形状を有しており、後述するカートリッジ内に収納される流体をその一端から射出するものである。なお、流体の射出は、不図示の電源供給装置から電源供給を受け、装置内部に搭載される電動モータが、流体を射出するためのピストン(プランジャー)を駆動することにより行われる。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る送液装置1は、流体を収納する送液装置用カートリッジ(以下、単に「カートリッジ」という)2と、カートリッジ2に連結される駆動ユニットを内部に有する第1ケース3と、カートリッジ2の一部を収容すると共に第1ケース3に連結される第2ケース4と、第1ケース3及び第2ケース4の連結部分に取り付けられ、これらを固定するナット5とを含んで構成される。
これらを組み立てる場合には、図2に示すように、例えば、カートリッジ2に対して、駆動ユニットが連結されるように第1ケース3を取り付けた後、第2ケース4に対して、カートリッジ2が第2ケース4内に収容されるように第1ケース3を連結し、ナット5を第2ケース4側から嵌め込んで第1ケース3と第2ケース4とを固定する。なお、組み立てる手順については、これに限定されるものではなく、適宜変更が可能である。
なお、カートリッジ2は、送液装置1から着脱可能に構成されている。例えば、内部に収納する流体がなくなった場合や、後述するように、射出対象となる流体を変更するためにカートリッジ2を交換するような場合に、カートリッジ2が送液装置1から取り外される。なお、カートリッジ2を送液装置1から取り外す場合において、後述する射出孔から流体が漏れるのを防止するために射出孔側の端部にキャップ等を被せることは実施の形態として好ましい。
図3及び図4は、それぞれ本実施の形態に係る送液装置1が有するカートリッジ2の構成を説明するための斜視図及び側面図である。なお、図3及び図4においては、説明の便宜上、カートリッジ2の一部について内部の構造を示している。
図3及び図4に示すように、カートリッジ2は、円筒形状のハウジング21と、ハウジング21内に収納され、直線運動を行うピストン22と、ピストン22に取り付けられ、不図示の駆動ユニットからの駆動力をピストン22に伝達する伝達部材としてのネジ23と、ハウジング21の端部に固定され、当該端部においてネジ23を回転可能に保持する蓋部材24とを含んで構成される。
ハウジング21は、例えば、樹脂材料で形成され、その内部が中空形状を有している。その一端には、内部に収納される流体を射出する射出孔211が形成される。一方、その他端には、開口部212が形成されており、この開口部212から流体が収納されると共に、ピストン22を受け入れ可能に構成されている。この開口部212が形成される端部には、ピストン22に形成される後述の突出片を受け入れる一対のスリット213が形成されている。
ピストン22は、例えば、樹脂材料で形成され、概して円筒形状を有している。射出孔211側の端部には、流体をハウジング21の外部に射出する射出面221が形成されている。射出面221は、ハウジング21の内周面に密着し、流体を射出面221の裏面側に漏洩させることなく射出できるように構成されている。
開口部212側の端部には、一対の突出片222が形成されている。突出片222は、スリット213に受け入れられる。突出片222及びスリット213は、ピストン22の直線運動を支援するガイド手段として機能する。すなわち、突出片222がスリット213内を移動することで、ピストン22の直線運動が確保される。
また、ピストン22の内部には、開口部212側の端部からネジ23を受け入れ可能な空間223が形成されている。この空間223の内壁には、ネジ23の外周面に形成されるネジ山(不図示)と噛合するネジ溝(不図示)が形成されている。ネジ23が回転すると、ピストン22がハウジング21内において直線運動するように構成されている。このように、本実施の形態に係るカートリッジ2においては、ネジ23が回転することでピストン22を移動させる構成を採ることから、送液装置1からカートリッジ2を取り外した場合においても、ピストン22が容易に移動するのを防止できるようになっている。
ネジ23は、例えば、樹脂材料又は金属材料で形成され、ハウジング21内でピストン22に挿入される軸部231と、蓋部材24の近傍で回転可能に保持されるヘッド部232とを有している。軸部231の外周面には、ピストン22内の空間223の内壁に形成されるネジ溝(不図示)と噛合するネジ山(不図示)が形成されている。ヘッド部232は、詳細について後述するように、一方向にのみ回転可能なラチェットで構成されると共に、駆動ユニットとの連結側の端面に当該駆動ユニットの駆動力を受ける係合片が形成されている。
蓋部材24は、例えば、樹脂材料で形成され、概して円盤形状を有している。蓋部材24の周面の一定位置には、一対の係合片241が形成されている。蓋部材24は、これらの係合片241がスリット213の端部にスナップイン結合されることにより、ハウジング21の端部に固定される。また、蓋部材24の中央部分には、開口部(不図示)が形成されており、この開口部からネジ23の軸部231が挿入される。また、詳細について後述するように、蓋部材24の所定位置には、ネジ23のヘッド部232の一定方向の回転を規制するストッパ242が形成されている。
図5は、本実施の形態に係る送液装置1が有するカートリッジ2の上面図である。図5に示すように、ヘッド部232は、蓋部材24に形成されたストッパ242との関係で同図に示す反時計回り方向の回転が許容される一方、時計回り方向の回転が規制される複数(図5においては8つ)のラチェット爪232aを有している。また、ヘッド部232の上面には、駆動ユニットの駆動力を受ける複数(図5においては4つ)の係合片232bが形成されている。複数の係合片232bは、傾斜面を有する同一の形状に形成されている。なお、ここでは、傾斜面を有する形状に形成された場合について示しているが、係合片232bの形状としては、これに限定されるものではない。駆動ユニットの駆動力を受けることができることを条件として、どのような形状を有していても良い。
また、蓋部材24は、図5に示すように、ヘッド部232のラチェット爪232bの時計回り方向の回転を規制するストッパ242を有している。ストッパ242は、可撓性を有する構造とされ、ヘッド部232の反時計回り方向の回転に伴い、ラチェット爪232aの側面に沿って移動する。一方、ヘッド部232の時計回り方向の回転に対しては、ラチェット爪232aに当接し、ヘッド部232の回転を確実に規制するように構成されている。
図6は、本実施の形態に係る送液装置1が有する第1ケース3の構成を説明するための断面図である。なお、図6においては、図2に示す一点鎖線で切断した場合の第1ケース3の断面図について示している。
図6に示すように、第1ケース3は、概して円筒形状を有しており、その内部には、2つの空間301、302が形成されている。これらの空間301、302は、内壁303によって仕切られると共に、この内壁303に形成された開口部304により連通している。
空間301には、上述したカートリッジ2の一部が配設されると共に、カートリッジ2の上端部に連結される駆動ユニット305の伝達部材(後述)の一部が配設される。一方、空間302には、駆動ユニットの電動モータ及び減速機(後述)の一部が配設される。
ここで、駆動ユニット305は、不図示の電源供給装置からの電源供給によって駆動される電動モータ305aと、この電動モータ305aによる回転速度を減速する減速機305bと、この減速機305bを介して減速された駆動力をカートリッジ2側に伝達する伝達部材(出力軸305c、係合部材305d)とを含んで構成される。なお、駆動ユニット305の減速機305bは、例えば、太陽歯車、遊星歯車、内歯車及び腕部を有する既知の遊星歯車機構で構成される。
伝達部材を構成する出力軸305cは、電動モータ305aの駆動軸に不図示のギアを介して連結される。係合部材305dは、この出力軸305cに固定される一方、カートリッジ2が有するネジ23の係合片232bに係合する係合片を有している。出力軸305cは、空間302に配設されると共に、その先端が開口部304を貫通して空間301に突出している。係合部材305dは、空間301に配設され、この突出した出力軸305cの先端に固定される。なお、係合部材305dが有する係合片については後述する。
本実施の形態において、係合部材305dは、内壁303に埋め込まれたコイルスプリング306によりカートリッジ2側に付勢されている。このコイルスプリング306により弾性的にヘッド部232を受け止めることができるので、柔軟に双方の係合片を係合させることが可能となっている。一方、係合部材305dにおけるカートリッジ2側への一定以上の移動を規制する規制部材307が内壁303の近傍に固定されている。これらにより、係合部材305dは、常に一定位置でカートリッジ2が有するネジ23のヘッド部232と係合できるように構成されている。
このような構成を有する駆動ユニット305において、電動モータ305aが駆動されると、その駆動力が、回転速度を減速機305bで減速した状態で、出力軸305cを介して係合部材305dに伝達される。この結果、係合部材305dが所望の速度で回転する。なお、ここで、係合部材305dの所望の速度は、減速機305bの減速率を調整することによって、任意の速度に設定することが可能である。
ここで、係合部材305dが有する係合片について図7を用いて説明する。図7は、図6に示す第1ケース3が有する駆動ユニット305の斜視図である。図7に示すように、係合部材305dには、駆動ユニット305の駆動力をカートリッジ2側に伝達する複数の係合片308が形成されている。複数の係合片308は、規制部材307からカートリッジ2側に突出形成されている。また、これらは、傾斜面を有する同一の形状に形成されており、ネジ23のヘッド部232に形成された係合片232bに係合する。
次に、このような構成を有する送液装置1の動作について説明する。本実施の形態に係る送液装置1において、カートリッジ2内の流体を射出する場合には、駆動ユニット305の電動モータ305aを駆動し、その駆動力を出力軸305c及び係合部材305dを介してカートリッジ2に伝達する。ネジ23のヘッド部232における係合片232bを介してこの駆動力を受けると、ヘッド部232が図5に示す反時計回り方向に回転するのに伴って軸部231が回転する。軸部231の回転によって、ハウジング21内でピストン22が射出孔211側に移動する。このとき、ピストン22の移動に伴って射出面221がハウジング21内の流体を押し出すことにより、流体が射出孔211から射出されることとなる。なお、このようにカートリッジ2内の流体を射出する際、本実施の形態に係る送液装置1においては、電動モータ305aの駆動を制御することにより、一定量の流体の射出を確保することが可能である。
一方、本実施の形態に係る送液装置1において、カートリッジ2内の流体を射出しない場合(電動モータ305aが駆動していない場合、或いは、カートリッジ2が送液装置1から取り外されている場合)には、カートリッジ2のネジ23に駆動力が伝達されることがないため、ハウジング21におけるピストン22の位置は保持されることとなる。
なお、このようにカートリッジ2内の流体を射出する場合において、射出対象となる流体を変更する必要が生じた場合には、送液装置1に装着されるカートリッジ2を交換するだけで簡単にこれを実現することが可能である。特に、本実施の形態に係るカートリッジ2においては、上述のように、送液装置1からカートリッジ2が取り外される場合にハウジング21内におけるピストン22の位置が保持されることから、流体が入った状態でカートリッジ2を交換すると共に、交換時におけるカートリッジ2の状態を維持することが可能となる。
このように、本実施の形態に係るカートリッジ2によれば、内部に収納される流体の非射出時には、ハウジング21内におけるピストン22の位置を保持するようにしたことから、送液装置1からカートリッジ2が取り外された場合においても、ピストン22の位置が変更されることがないので、射出対象となる流体が入った状態で交換すると共に、交換時における状態を維持することが可能となる。
特に、本実施の形態に係るカートリッジ2においては、ネジ23を回転することで電動モータ305aからの駆動力を伝達してピストン22を移動させるようにしている。これにより、送液装置1からカートリッジ2を取り外した場合においても、ピストン22が容易に移動するのを防止できるので、射出対象となる流体が入った状態で交換すると共に、交換時における状態を維持することが可能となる。また、ネジ23で電動モータ305aからの駆動力をピストン22に伝達するようにしているため、伝達機構に要するコストを低減でき、本カートリッジ2の製造に要するコストを低減することが可能となる。
また、本実施の形態に係るカートリッジ2においては、ピストン22を射出孔211側に移動させる方向へのネジ23の回転を許容する一方、ピストン22を射出孔211ら離間させる方向へのネジ23の回転を規制するようにしている。これにより、射出孔211側へのピストン23の移動を許容しつつ、射出孔211から離間する方向へのピストン23の移動を規制することができるので、射出孔211からの流体の射出を許容しつつ、流体の非射出時におけるピストン22の移動を規制することが可能となる。
例えば、本実施の形態に係るカートリッジ2においては、ラチェット機構によりネジ23の回転を許容又は規制するようにしている。このように、ラチェット機構でネジ23の回転を許容又は規制することにより、簡単な構造で流体の射出を許容しつつ、流体の非射出時におけるピストン22の移動を規制することが可能となる。
なお、本実施の形態に係る送液装置1は、カートリッジ2内に収納された流体を外部に射出する必要のある装置・器具であれば、いかなる装置・器具にも適用することが可能である。例えば、背景技術で説明したような注射器などの流体投与装置や万年筆等、並びに、清涼剤の吸入装置や芳香装置等に適用することが可能である。このような流体投与装置に適用した場合には、例えば、2種類の流体を投与する必要があるような場合に、一方の流体がカートリッジ2に収納されている状態で、カートリッジ2を交換することで他方の流体を射出することが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
本発明の一実施の形態に係る送液装置用カートリッジが適用される送液装置の外観斜視図である。 上記実施の形態に係る送液装置の分解図である。 上記実施の形態に係る送液装置が有するカートリッジの構成を説明するための斜視図である。 上記実施の形態に係る送液装置が有するカートリッジの構成を説明するための側面図である。 上記実施の形態に係る送液装置が有するカートリッジの上面図である。 上記実施の形態に係る送液装置が有する第1ケースの構成を説明するための断面図である。 図6に示す第1ケースが有する駆動ユニットの斜視図である。
符号の説明
1 送液装置
2 カートリッジ
21 ハウジング
211 射出孔
212 開口部
213 スリット
22 ピストン
221 射出面
222 突出片
223 空間
23 ネジ
231 軸部
232 ヘッド部
232a ラチェット爪
232b 係合片
24 蓋部材
241 係合片
242 ストッパ
3 第1ケース
301、302 空間
303 内壁
304 開口部
305 駆動ユニット
305a 電動モータ
305b 減速機
305c 出力軸
305d 係合部材
306 コイルスプリング
307 規制部材
308 係合片
4 第2ケース
5 ナット

Claims (5)

  1. 流体を収納すると共に前記流体を射出する射出孔を有するハウジングと、前記ハウジング内で移動して前記流体を前記射出孔から射出するピストンと、回転することで駆動力を伝達して前記ピストンを移動させる伝達部材と、を具備する送液装置用カートリッジであって、前記流体の非射出時に前記ハウジング内における前記ピストンの位置を保持することを特徴とする送液装置用カートリッジ。
  2. 前記ピストンを前記射出孔側に移動させる方向への前記伝達部材の回転を許容する一方、前記ピストンを前記射出孔から離間させる方向への前記伝達部材の回転を規制することを特徴とする請求項1記載の送液装置用カートリッジ。
  3. ラチェット機構により前記伝達部材の回転を許容又は規制することを特徴とする請求項2記載の送液装置用カートリッジ。
  4. 前記伝達部材は、外部の駆動力を受けて回転するネジであることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の送液装置用カートリッジ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の送液装置用カートリッジを備えることを特徴とする送液装置。
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