JP4894037B2 - 情報抽出装置、情報抽出方法及び情報抽出プログラム - Google Patents
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Description
難波,国政,福島,相沢,奥村:"文書横断文間関係を考慮した動向情報の抽出と可視化",情報処理学会自然言語処理研究会,2005-NL-168 , pp.67−74 (2005).
(主要表現抽出部11)
主要表現抽出部11は、情報対を抽出、整理する際に必要となる主要表現を抽出する。主要表現としては、例えば、以下のものを抽出する。
各表現の抽出には、例えば、ChaSen(下記の参照文献(1)参照)を利用する。
ChaSenの出力において、品詞の情報を利用して、各表現の抽出を行う。単位表現は、数値の前方または後方に接続する名詞連続を取り出す。項目表現は、例えば名詞連続を取り出す。また、例えば、単位表現として得られた表現のうち、時間に関する表現(例:「年」、「月」、「日」)を含む表現を取り除くようにしてもよい。
(1)機械学習を用いる手法
機械学習を用いて固有表現を抽出する手法がある(例えば、以下の参考文献(2)参照)。
まず、例えば、「日本の首相は小泉さんです。」という文を、各文字に分割し、分割した文字について、以下のように、 B−LOCATION、 I−LOCATION等の正解タグを付与することによって、正解を設定する。以下の一列目は、分割された各文字であり、各文字の正解タグは二列目である。
日 B−LOCATION
本 I−LOCATION
の O
首 O
相 O
は O
小 B−PERSON
泉 I−PERSON
さ O
ん O
で O
す O
。 O
上記において、B −???は、ハイフン以下の固有表現の種類の始まりを意味するタグである。例えば、 B−LOCATIONは、地名という固有表現の始まりを意味しており、 B−PERSONは、人名という固有表現の始まりを意味している。また、I −???は、ハイフン以下の固有表現の種類の始まり以外を意味するタグであり、O はこれら以外である。従って、例えば、文字「日」は、地名という固有表現の始まりに該当する文字であり、文字「本」までが地名という固有表現である。
日 B−LOCATION
の部分は、
日本−B 名詞−B
などの情報を用いる。日本−B は、日本という単語の先頭を意味し、名詞−B は、名詞の先頭を意味する。単語や品詞の認定には、例えば前述したChaSenによる形態素解析を用いる。ChaSenを用いれば、入力された日本語を単語に分割することができる。例えば、ChaSenは、前述したように、日本語文を分割し、さらに、各単語の品詞も推定してくれる。例えば、「学校へ行く」を入力すると以下の結果を得ることができる。
へ ヘ へ 助詞−格助詞−一般
行く イク 行く 動詞−自立 五段・カ行促音便 基本形
EOS
このように各行に一個の単語が入るように分割され、各単語に読みや品詞の情報が付与される。
また、例えば、以下の参考文献(4)に、サポートベクトルマシンを用いて日本語固有表現抽出を行う手法について記載されている。
(2)作成したルールを用いる手法
人手でルールを作って固有表現を取り出すという方法もある。
名詞+「さん」だと人名とする
名詞+「首相」だと人名とする
名詞+「町」だと地名とする
名詞+「市」だと地名とする
などである。
(1)OkapiのTF項の式
(情報対抽出部12)
情報対抽出部12は、関連記事DB14に格納された記事群において、主要表現抽出部11によって抽出された表現が例えば同時に出現している箇所を特定し、その箇所に記載されている数値情報の対(数値情報対)を抽出し、抽出した数値情報の対と項目表現との対を情報対とする。主要表現を構成する単位表現については、前述したように、当該単位表現に関連する数値(例えば、単位表現に隣接して記事中に出現している数値)も同時に抽出し、数値と単位表現とをあわせて数値表現として抽出する。本発明の実施の形態においては、例えば、句点、改行、文書の切れ目を示す特殊記号を切れ目とし、これらをはさまずに同時に単位表現と項目表現(例えば、2つの単位表現と1つの項目表現)が出現した箇所を、同時に出現した箇所とする。また、例えば、一記事につき、抽出する情報対は一つとし、記事中で最も最初に現れた情報対のみを抽出する。
(表示部13)
表示部13は、情報対抽出部12によって抽出された情報対を整理して、例えばグラフ化して表示する。表示部13は、例えば数値情報対の一方を横軸に、もう一方を縦軸にしたグラフを作成する。
(方法1):数値情報対の頻度と主要表現のスコアを用いる。
(方法2):数値情報対の頻度と主要表現のスコアを用いる。
(方法3):数値情報対の頻度を用いる。
(方法4):主要表現のスコアを用いる。
ここで、Freqは、当該主要表現に基づいて情報対抽出部12によって抽出された数値情報対の数、S1、S2、S3は、それぞれ、第1の単位表現についての前述したスコアの値、第2の単位表現についての前述したスコアの値、項目表現についての前述したスコアの値である。
(階層クラスタリングによる方法)
クラスターの成員のうち、距離が最も近い成員同士を結合していき、クラスターを作る。そして、距離が最も近いクラスター同士を結合する。クラスター間の距離の定義は様々ある。例えば、クラスターAとクラスターBとの距離を、クラスターAの成員(すなわち、クラスターAに属する単語)とクラスターBの成員(すなわち、クラスターBに属する単語)との距離の中で最も小さいものとしてもよい。ここで、ある成員と他の成員との距離とは、ある成員の位置ベクトルと他の成員の位置ベクトルとの間の距離である。位置ベクトルとは、ベクトル空間上における成員の位置を示すベクトルである。また、例えば、クラスターAとクラスターBとの距離を、クラスターAの成員とクラスターBの成員との距離の中で最も大きいものとしてもよい。また、例えば、クラスターAとクラスターBとの距離を、全てのクラスターAの成員とクラスターBの成員との距離の平均としてもよい。また、全てのクラスターAの成員の位置の平均をクラスターAの位置とし、全てのクラスターBの成員の位置の平均をクラスターBの位置とし、当該クラスターAの位置とクラスターBの位置との距離をクラスターAとクラスターBとの距離としてもよい。
(ウォード法による方法)
以下に示すWを定義する。
W = ΣΣ(x(i,j)−ave_x(i))^2
^は指数を意味する。例えば、上記の式における1つ目のΣは、i=1からi=gまでの加算、2つ目のΣは、j=1からj=niまでの加算を意味する。また、x(i,j)は、i番目のクラスターのj番目の成員の位置、ave_x(i)は、i番目のクラスターの全ての成員の位置の平均を意味する。クラスター同士を結合していくと、Wの値が増加するが、ウォード法では、Wの値がなるべく大きくならないようにクラスター同士を結合していく。
予めクラスターの個数を決めておいて、クラスターの個数が当該予め決められた数になったときに、クラスター同士を結合するのをやめるようにしてもよい。また、予め距離の閾値を決めておいて、その閾値以上離れているクラスター同士を結合するのをやめるようにしてもよい。
各成員(単語)の位置は、各成員に関する種々の情報(例えば、各成員の属性情報)を用いて求める。各成員の属性情報としては、例えば、各成員(単語)に含まれる文字の種類(例えば、ひらがな、カタカナ、漢字、それ以外が、それぞれあるかないか) 、単語の長さ、単語の語義等を用いる。
(最大距離アルゴリズムによるクラスタリング)
ある成員と、当該成員と距離が最も離れた成員を求め、これらの成員をそれぞれのクラスターの中心とする。次に、それぞれのクラスターの中心と各成員との距離の最小値を各成員の距離とし、その距離が最も大きい成員を新たなクラスターの中心とする。当該クラスターの中心を求める処理を繰り返す。例えば、予め定めた数のクラスターになったときに、当該クラスターの中心を求める処理の繰り返しをやめる。また、例えば、クラスター間の距離が予め定めた数以下になったときに、当該クラスターの中心を求める処理の繰り返しをやめる。
(k平均法)
例えば、以下に示すk平均法によって、予め定めた個数(k個)にクラスタリングする。まず、k個の成員をランダムに選択し、選択されたk個の成員をクラスターの中心とする。そして、各成員を、当該各成員に最も近いクラスター中心を持つクラスターの成員とする。
C中のAの出現率=C中のAの出現回数/C中の単語総数
B中のAの出現率=B中のAの出現回数/B中の単語総数
である。そして、B中のAの出現率/C中のAの出現率を求めて、この値が大きいものほど、単語Aを、表現Bに偏って共起して出現する単語とする。
(二項検定の場合)
AのCでの出現数をN、AのBでの出現数をN1、N2=N−N1とする。AがCに現れたときに、それがB中に現れる確率を0.5と仮定して、Nの総出現のうち、N2回以下、AがCに出現してBに出現しなかった確率を求める。
である。ただし、上記式において、Σは、x=0〜x=N2の和であり、C(N1+N2,x)は、N1+N2個の異なったものからx個のものを取り出す場合の数を示す。
(カイ二乗検定の場合)
B中のAの出現回数をN1、B中の単語の総出現数をF1、CにあってBにない、Aの出現回数をN2、CにあってBにない、単語の総出現数をF2とする。R1=F1/N1、R2=F2/N2とする。
カイ二乗値=(N*(F1*(N2−F2)−(N1−F1)*F2)2 )/((F1+F2)*(N−(F1+F2))*N1*N2)
を求める。
(比の検定(比率の差の検定))
p=(F1+F2)/(N1+N2)、p1=R1、p2=R2として、
Z=|p1−p2|/sqrt(p*(1−p)*(1/N1+1/N2))
を求める。sqrtは、ルートを意味する。
(実験と考察)
(1)主要表現抽出
本発明の情報抽出装置1を用いて、主要表現抽出の実験を行った。毎日新聞の2000年と2001年の記事より「映画」と「興行収入」、「台風」と「最大風速」、「ビール」と「希望小売価格」のそれぞれのAND検索を行い、3つの記事群を得て、これを実験に用いた。主要表現抽出部11によって抽出された主要表現の例を図3に示す。OkapiのTF項の式を利用し、項目表現では、TFiを表現の出現回数とその表現の文字列長の積とする方法を利用した。図3には、前述したScore(スコア)について上位5つの主要表現を示している。
次に、二項組の数値情報のグラフ化の実験を行った。実験には、上述した3つの記事群を用い、また、上述した方法3に示す評価値の算出式を用い、当該評価式の値が最も大きい情報対をグラフ表示した。本発明の一実施形態によれば、例えば、映画のデータでは、例えば、「円」、「人」が単位表現で、「興行収入」が項目表現の場合のグラフが作成された。また、例えば、台風のデータでは、「メートル」、「ヘクトパスカル」が単位表現で、「最大風速」が項目表現の場合のグラフが作成された。ビールのデータでは、「円」、「ミリリットル」が単位表現で、「希望小売価格」が項目表現の場合のグラフが作成された。それぞれのグラフを図4から図6に示す。
(2つの単位表現+項目表現の場合)
10001 0 1386 勝@敗−負
10002 0 1316 勝@敗−勝
10003 0 1305 勝@敗−登板
10004 0 773 期@段−将棋
10005 0 761 円@当たり−当たり
10006 0 705 期@局−名人戦
10007 0 704 期@局−将棋
10008 0 653 局@番−勝負
10009 0 653 期@番−勝負
...
10118 0 189 歳@人−昨年
10119 1 189 円@平方メートル−価格
10120 0 187 階建て@平方メートル−午前
...
10957 0 62 キロワット@号機−原電
10958 1 62 キロ@号−台風
10959 0 62 キロ@ピコ−グラム
...
41257 0 32 ドル@円−利益
41258 1 32 トン@人−パナマ船籍
41259 0 32 センチ@枚−縦
...
41516 0 30 メートル@位−ノルディックスキー
41517 1 30 ミリグラム@リットル−環境基準
41518 1 30 ヘクトパスカル@メートル−中心気圧
41519 1 30 ヘクトパスカル@メートル−気圧
41520 0 30 ピコ@当たり−耐容
....
といったデータが主要表現抽出部11によって抽出され、情報対抽出部12が、ユーザの指定入力に従って、2つの単位表現+項目表現の組を選択する。
41518 1 30 ヘクトパスカル@メートル- 中心気圧
というデータに基づいて、台風のデータの気圧、風速の対をグラフ表示するための情報対を抽出することができた。
(3つの単位表現+項目表現の場合)
30001 0 159 ドル@円@銭−一時
30002 0 158 ドル@円@銭−前日午後
30003 0 153 ドル@円@銭−円
30004 0 146 ドル@円@銭−午後
30005 0 131 ドル@円@銭−午前
...
30028 0 58 割@試合@厘−打率
30029 1 57 階@階建て@平方メートル−出火
30030 0 57 安打@回@失点−日本時間
30031 0 56 円@社@店−前年同月比
30032 1 56 キロワット@号機@次−福井県敦賀市
30033 0 56 アンダー@ボギー@位−通算
...
30227 0 24 チーム@位@組−各組
30228 1 24 キロ@ヘクトパスカル@メートル−中心付近
30229 1 24 キロ@ヘクトパスカル@メートル−中心
30230 0 24 オーバー@ヤード@ラウンド−パー
...
30236 0 24 %@歳@人−調査
30237 1 24 %@メートル@度−スタート時
30238 0 23 回@着@頭−賞金
...
といったデータが主要表現抽出部11によって抽出され、情報対抽出部12が、ユーザの指定入力に従って、3つの単位表現+項目表現の組を選択する。
30237 1 24 %@メートル@度−スタート時
というデータに基づいて、マラソンのデータの湿度、風速、気温の対をグラフ表示するための情報対を抽出することができた。
(4つの単位表現+項目表現の場合)
40001 0 54 アンダー@バーディー@ボギー@位−通算
40002 0 53 割@打点@本塁打@厘−打率
40003 0 41 %減@円@社@店−前年同月比
40004 0 35 %減@円@社@店−売上高
40005 0 34 割@試合@本塁打@厘−打率
40006 0 34 割@試合@打点@本塁打−打率
40007 0 31 割@試合@打点@厘−打率
40008 0 28 メートル@円@回@頭−芝
40009 0 27 試合@打点@本塁打@厘−打率
40010 0 27 メートル@円@回@頭−賞金
...
40505 0 8 キロ@周@勝目@戦−マクラーレン・メルセデス
40506 1 8 キロ@トン@円@人−末端価格
40507 1 8 キロ@トン@円@人−覚せい剤
40508 0 8 キロ@チーム@回@区間−日本実業団陸上競
...
40527 0 7 打点@番@本塁打@厘−打率
40528 1 7 字詰め@人@編@枚目−原稿用紙縦書き
40529 1 7 字詰め@人@編@枚目−応募資格
40530 1 7 試合@打点@本塁打@厘−今季
40531 1 7 号@号車@人@両−走行中
40532 1 7 号@号車@人@両−車掌
40533 1 7 競走@歳@着@頭−賞金
40534 0 7 競走@歳@着@頭−芝
...
40510 0 8 キロ@ステージ@位@回−モーリタニア
40511 1 8 カ国@競技@種目@人−地域
40512 0 8 カ国@位@次@組−リーグ
...
といったデータが主要表現抽出部11によって抽出され、情報対抽出部12が、ユーザの指定入力に従って、4つの単位表現+項目表現の組を選択する。
40511 1 8 カ国@競技@種目@人- 地域
というデータに基づいて、オリンピックやアジア大会に関する情報対を抽出することができた。
11 主要表現抽出部
12 情報対抽出部
13 表示部
14 関連記事DB
111 主要単位表現抽出部
112 主要項目表現抽出部
Claims (7)
- 項目表現と複数の数値情報との対を情報対として抽出する情報抽出装置であって,
ある分野に関連する記事群から, 前記記事群における主要表現を抽出する主要表現抽出手段と,情報対抽出手段と,表示手段とを備え,
前記主要表現抽出手段は,前記記事群から該記事群全体に高頻度に出現する複数の単位表現を抽出する主要単位表現抽出手段と,前記記事群から該記事群全体に高頻度に出現する項目表現を抽出する主要項目表現抽出手段とを備え,
前記情報対抽出手段は,前記主要表現抽出手段で抽出された項目表現と複数の単位表現とからなる主要表現をすべて含む記事を前記記事群から抽出し,更に,前記主要表現のうちの前記複数の単位表現のそれぞれに関連する数値を各単位表現ごとに一つずつ抽出することで複数の数値を抽出して,単位表現と数値を合わせて数値表現として抽出し,複数の数値表現を合わせて数値情報対として抽出し,
前記表示手段は,前記抽出された項目表現と数値情報対を情報対として表示する
ことを特徴とする情報抽出装置。 - 請求項1に記載の情報抽出装置において,
前記情報対抽出手段が,前記主要表現抽出手段で抽出された項目表現と複数個の単位表現とからなる主要表現をすべて含む記事を前記記事群から抽出し,抽出された記事に出現している名詞連続を新たな主要表現として選択し,前記主要表現抽出手段によって抽出された主要表現と前記選択された主要表現とに基づいて,前記記事群を構成する記事から前記項目表現と数値情報対からなる情報対を抽出する
ことを特徴とする情報抽出装置。 - 請求項1に記載の情報抽出装置において,
前記情報対抽出手段が,更に,前記抽出された情報対を前記情報対が属するクラスターにクラスタリングし,
前記表示手段が,前記クラスタリングされた情報対を前記情報対が属するクラスター毎にグラフ化して表示する
ことを特徴とする情報抽出装置。 - 請求項1に記載の情報抽出装置において,
前記表示手段が,前記情報対抽出手段によって抽出された情報対について相関分析を行い,前記相関分析の結果に基づいて,前記情報対をグラフ化して表示する
ことを特徴とする情報抽出装置。 - 請求項1乃至請求項4に記載の情報抽出装置において,
前記表示手段が,前記情報対が抽出された前記記事群を構成する各記事から前記情報対に対応する記述表現を抽出し,前記抽出した記述表現を前記情報対についてグラフ上に表示する
ことを特徴とする情報抽出装置。 - 項目表現と複数の数値情報との対を情報対として抽出する情報抽出方法であって,
ある分野に関連する記事群の全体に高頻度に出現する複数の単位表現を抽出し,
前記記事群の全体に高頻度に出現する項目表現を抽出し,
前記抽出された複数の単位表現と項目表現とからなる主要表現をすべて含む記事を前記記事群から抽出し,前記主要表現のうちの前記複数の単位表現のそれぞれに関連する数値を各単位表現ごとに一つずつ抽出することで複数の数値を抽出して,単位表現と数値を合わせて数値表現として抽出し,複数の数値表現を合わせて数値情報対として抽出し,
前記抽出された項目表現と数値情報対を情報対として表示する
ことを特徴とする情報抽出方法。 - 項目表現と複数の数値情報との対を情報対として抽出する情報抽出プログラムであって,
コンピュータに,
ある分野に関連する記事群の全体に高頻度に出現する複数の単位表現を抽出する処理と,
前記記事群の全体に高頻度に出現する項目表現を抽出する処理と,
前記抽出された複数の単位表現と項目表現とからなる主要表現をすべて含む記事を前記記事群から抽出し,前記主要表現のうちの前記複数の単位表現のそれぞれに関連する数値を各単位表現ごとに一つずつ抽出することで複数の数値を抽出して,単位表現と数値を合わせて数値表現として抽出し,複数の数値表現を合わせて数値情報対として抽出する処理と,
前記抽出された項目表現と数値情報対を情報対として表示する処理と,
を実行させることを特徴とする情報抽出プログラム。
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