JP4893923B2 - Threshing device - Google Patents
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Description
本発明は、脱穀装置に係るものであり、特に、揺動選別装置に係るものである。 The present invention relates to a threshing apparatus, and more particularly to an oscillating sorting apparatus.
従来、扱胴の下方を扱網により包囲した脱穀室の下方に送風唐箕を設け、送風唐箕からの送風と往復揺動により穀粒を選別する揺動選別装置を設け、該揺動選別装置の始端部には、扱網より落下した脱穀物を移送する移送突起を有する移送棚部を設け、該移送棚部に続いて異物を除去するチャフシーブを複数並設し、該チャフシーブの終端側にはチャフシーブと上下幅の相違するグレンシーブを複数並設し、前記チャフシーブとグレンシーブは連動して傾斜角度変更自在にした構成は、公知である(特許文献1参照)。
前記公知例では、チャフシーブとグレンシーブは連動して傾斜角度を調節する構成のため、刈取作業条件によっては、穀粒に異物が混入したり、二番物に穀粒が混入することがあるという課題がある。
本願は、揺動選別装置について工夫し、刈取作業条件によって、プレシーブとチャフシーブの角度を調節しつつ、プレシーブの開き具合を規制して、選別精度を向上させたものである。
In the above-mentioned known example, the chaff sheave and the Glen sheave are configured to adjust the inclination angle in conjunction with each other, so that depending on the cutting work conditions, foreign matter may be mixed in the grain, or the grain may be mixed in the second thing. There is.
In the present application, the swing sorting device is devised to improve the sorting accuracy by regulating the opening of the pre-sheave while adjusting the angle between the pre-sheave and the chaff sheave according to the cutting work conditions.
請求項1記載の発明は、扱胴7の下方を扱網9により包囲した脱穀室8の下方に送風唐箕10を設け、該送風唐箕10からの送風と往復揺動により穀粒を選別する揺動選別装置17を設け、該揺動選別装置17の揺動選別棚16の始端部には、扱網9より落下した脱穀物を移送する移送突起18を有する移送棚部19を設け、該移送棚部19に続いて穀粒と異物とを選別するプレシーブ20を複数並設し、該プレシーブ20の終端側にはプレシーブ20と上下幅の相違するチャフシーブ30を複数並設し、前記各プレシーブ20および各チャフシーブ30は連動して傾斜角度変更調節自在に構成し、前記各プレシーブ20は単独で全閉状態に規制可能に構成し、前記揺動選別棚16における前記チャフシーブ30の下方の部位に選別網76を設け、前記選別網76の下方には一番コンベア79を有した一番受樋78を設け、一番受樋78の終端側に二番コンベア81を有した二番受樋80を設け、前記二番受樋80の前側に、平板状の一番棚82を後上がりに傾斜させて設け、この一番棚82の先端部に折り畳み部83を回動自在に取付け、折り畳み部83の回動をチャフシーブ30の傾斜角度変更と連動させたことを特徴とする脱穀装置としたものであり、一例を示すと、通常は、プレシーブ20とチャフシーブ30を連動させて「閉」とし、各プレシーブ20と各チャフシーブ30の隙間から異物が落ちるのを抑制して脱穀精度を向上させ、脱穀量が多くなると、プレシーブ20とチャフシーブ30を連動させて「開」方向とし、各プレシーブ20と各チャフシーブ30の隙間を大きくして落下量を増加させて選別の負荷を減少させて脱穀効率を向上させ、更に、脱穀量が多くなると、各プレシーブ20をチャフシーブ30に対して独立して全閉状態に規制するので、揺動選別棚16の始端側における異物の落下を抑制して脱穀精度を向上させつつ、チャフシーブ30を開いて落下量を増加させて選別の負荷を減少させて脱穀効率を向上させる。
請求項2記載の発明は、前記各チャフシーブ30の上部を軸31により揺動選別棚16に回動自在に取付け、各チャフシーブ30の下部に設けた横軸32を、前記揺動選別棚16に設けた長孔33に挿通し、各横軸32の端部をチャフ連動板34に取付け、このチャフ連動板34には該チャフ連動板34を前後方向に移動させるアーム35を取付け、該アーム35にロッド85の一端を軸着し、該ロッド85の他端はベルクランク86の一端に軸着し、該ベルクランク86の他端を前記折り畳み部83に接続したことを特徴とする脱穀装置としたものであり、アーム35を回動させると、アーム35はチャフ連動板34を前後に移動させ、チャフ連動板34は各チャフシーブ30の横軸32を長孔32内を回動させ、各チャフシーブ30の傾斜角度を変更する。
According to the first aspect of the present invention, there is provided a
According to the second aspect of the present invention, the upper portion of each
請求項1記載の発明では、各プレシーブ20および各チャフシーブ30は連動して傾斜角度変更自在であるから、調節が容易であり、操作性を向上させ、ひいては、作業効率を向上させることができ、また、各プレシーブ20は独立して全閉状態に規制可能なため、刈取作業条件によって、プレシーブ20の開き具合を規制して、選別精度および効率を向上させることができる。
また、作物のでき具合や選別の状態に応じて折り畳み部83を回動させ、例えば、揺動選別棚16からの落下量が多いときは、二番受樋80への取り込み量を少なくすることができて、二番処理に費やす脱穀負荷を軽減でき、また、揺動選別棚16からの落下量が少ないときは、二番受樋80への取り込み量を多くして脱穀効率を向上させることができる。
請求項2記載の発明では、チャフシーブ30のアーム35を操作すると、折り畳み部83も連動させることができ、 自動でチャフシーブ30および折り畳み部83の開きが調節されるので、精度の高い作業が可能となる。
In the first aspect of the present invention, because each Pureshibu 20 and the
Further, the
In the invention of
本発明の実施例をコンバインの図面により説明すると、1はコンバインの機体フレーム、2は機体フレーム1の下方に設けた走行装置、3は機体フレーム1の上方に設けた脱穀装置、4は脱穀装置3の前側に設けた刈取部、5は脱穀装置3の側部に設けたグレンタンク、6はグレンタンク5の前側に設けた操縦部である。
前記脱穀装置3の上部には扱胴7を軸装した脱穀室8を設け、扱胴7の主として下方側は扱網9により包囲し、扱網9の下方には送風唐箕10の唐箕ケーシング11を設け、送風唐箕10は扱胴7の軸心方向終端側(後側)に向けて送風する。即ち、脱穀室8に穀稈を供給する穀稈供給装置12の穀稈搬送方向を前から後へとし、送風唐箕10の送風は後側に向けて送風することになる。
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings of the combine. 1 is a fuselage frame of the combine, 2 is a traveling device provided below the
In the upper part of the
前記脱穀室8の下方から後方にかけては前記送風唐箕10の送風と揺動により穀粒と異物とを風選し得る風選室15を形成し、風選室15内には、送風唐箕10の送風方向に往復揺動する揺動選別棚16により構成した揺動選別装置17を設ける。
揺動選別装置17は、その始端部を唐箕ケーシング11の上方に位置させ、唐箕ケーシング11の上方の揺動選別棚16の始端部は移送突起18を揺動方向に並設した移送棚部19に形成する。
しかして、前記移送棚部19の終端側の揺動選別棚16には穀粒と異物とを選別するプレシーブ20を設ける。プレシーブ20は揺動方向に複数並設し、各プレシーブ20は傾斜角度を変更自在に構成する。傾斜角度を変更する構成は任意であるが、一例を示すと、各プレシーブ20の上部を軸21により揺動選別棚16のプレシーブ取付部22に回動自在に取付け、各プレシーブ20の下部には夫々横軸23を設け、各横軸23は揺動選別棚16に設けた長孔24に挿通し、各横軸23の端部はプレシーブ連動板25に取付ける。
From the bottom of the
The
Therefore, a pre-sheave 20 for sorting grains and foreign matters is provided on the
プレシーブ連動板25にはバネ26の一端を係止し、バネ26の他端は揺動選別棚16に係止する。バネ26はプレシーブ20を常時「開く」方向に回動するように付勢する。
プレシーブ20の終端側の揺動選別棚16にはプレシーブ20と上下幅の相違するチャフシーブ30を設ける。チャフシーブ30は揺動方向に複数並設し、各チャフシーブ30はプレシーブ20とは別個に独立して傾斜角度を変更自在に構成する。
チャフシーブ30の傾斜角度を変更する構成は任意であるが、一例を示すと、各チャフシーブ30の上部を軸31により揺動選別棚16に回動自在に取付け、各チャフシーブ30の下部には夫々横軸32を設け、各横軸32は揺動選別棚16に設けた長孔33に挿通し、各横軸32の端部はチャフ連動板34に取付ける。チャフ連動板34には該チャフ連動板34を前後に移動させるアーム35を取付け、アーム35にはバネ36の一端を係止し、バネ36の他端は揺動選別棚16に係止する。バネ36はチャフシーブ30を常時「開く」方向に回動するように付勢する。アーム35には操作伝達用ワイヤ37の一端を取付け、操作伝達用ワイヤ37の他端は手動操作部(図示省略)あるいはモータ(図示省略)に接続する。
One end of a
A
Although the configuration for changing the inclination angle of the
また、チャフ連動板34の前側には平面視L型形状の当接板41を設け、当接板41はプレシーブ20のプレシーブ連動板25に当接させる。
したがって、チャフシーブ30は、操作伝達用ワイヤ37を緩めると、バネ36の弾力でチャフ連動板34を後方移動させ、チャフ連動板34の後方移動により、チャフ連動板34の当接板41がプレシーブ連動板25から離れると、プレシーブ連動板25はバネ26の弾力によりチャフ連動板34と共に後方移動し、チャフシーブ30およびプレシーブ20が夫々開く。
反対に、操作伝達用ワイヤ37を牽引すると、チャフ連動板34はバネ36の弾力に抗して前方移動し、チャフ連動板34の前方移動により、チャフ連動板34の当接板41がプレシーブ連動板25を押し、プレシーブ連動板25はバネ26の弾力に抗して押されて前方移動し、チャフシーブ30およびプレシーブ20が夫々閉じ、一本の操作伝達用ワイヤ37によりプレシーブ20およびチャフシーブ30の開閉調節が可能となる。
Also, an L-
Accordingly, when the
On the other hand, when the
前記プレシーブ20のバネ26は揺動選別棚16の一側面に取付け(図3)、揺動選別棚16の他側面に前記操作伝達用ワイヤ37を取付けるワイヤホルダ44を設け(図4)、ワイヤホルダ44はプレシーブ連動板25の下方に位置させ、ワイヤホルダ44に前記プレシーブ20を全閉状態で規制可能なストッパ(プレシーブストッパ)45を設ける。
したがって、プレシーブ20とチャフシーブ30とを連動させて回動可能な構成でありながら、プレシーブ20のみ全閉状態にプレシーブストッパ45により規制できるので、より精度の高い刈取作業条件に調整可能となる。
即ち、チャフシーブ30の当接板41は、プレシーブ20を閉じる方向のときに作用するから、プレシーブストッパ45がプレシーブ20を全閉状態にしていれば、チャフシーブ30の当接板41とプレシーブ連動板25との干渉は発生しない。
この場合、前記プレシーブストッパ45は、バネ26(図5)とは反対側の揺動選別棚16の側面のプレシーブ20の下方に設けると(図4)、狭いスペースを有効に活用できて、好適である。
The
Accordingly, while the pre-sheave 20 and the
That is, the
In this case, if the
また、プレシーブストッパ45は、ワイヤホルダ44と一体で揺動選別棚16に着脱自在に取付けると(図9)、狭いスペースを有効に活用できるばかりでなく、取付も容易であり、また、着脱自在にしたので、メンテナンス性も良好になる。
このワイヤホルダ44とプレシーブストッパ45は、揺動選別棚16の側板47の上下幅内に納まる形状・大きさに形成すると(図4)、揺動選別棚16のサイドシルエット内に納めることができ、他の部材との干渉することもなく、コンパクトに構成できる。
しかして、ワイヤホルダ44とプレシーブストッパ45に対応する脱穀装置3の脱穀側板50には、開口部51を形成し、開口部51には蓋52を着脱自在に取付け、蓋52を外すと開口部51からプレシーブストッパ45の操作ができるので、プレシーブストッパ45の切替操作を頗る容易にする(図2、図7)。
Further, when the
If the
Thus, an
また、前記操作伝達用ワイヤ37を前記揺動選別棚16の一側のチャフ連動板34の前方に設け(図4)、揺動選別棚16の他側に前記プレシーブ20のバネ26を設け(図5)、該バネ26を設けた反対側の揺動選別棚16の側板47には前記プレシーブ20を全閉状態で規制可能な前記プレシーブストッパ45を設ける(図7)。
そのため、バネ26とプレシーブストッパ45を揺動選別棚16の両側面に夫々設けたので、互いに干渉せず、作動を確実にでき、混雑がないすっきりとした構成となる。
プレシーブストッパ45の構成は任意であるが、一例を示すと、プレシーブストッパ45は板バネ部材により上部を略水平の当接板部55に形成し、当接板部55の下方に縦板部56を形成し、縦板部56には長孔57を形成し、長孔57にボルト等の固定具58を挿通してワイヤホルダ44に上下自在に固定する(図8)。プレシーブ連動板25の下部は正面視下方に至るに従い外側に位置するように傾斜させて傾斜部59に形成し、傾斜部59にプレシーブストッパ45の当接板部55を当接させる。
Further, the
For this reason, the
The configuration of the
プレシーブストッパ45は、プレシーブストッパ45の当接板部55をプレシーブ連動板25の傾斜部59に弾力的に当接させて、プレシーブ連動板25が下降するのを規制し、プレシーブ連動板25の下降を規制することによりプレシーブ20を「閉状態」に保持する(図6)。
したがって、特別な工具を用いることなく、固定具58を緩めてプレシーブストッパ45を下げると、プレシーブ連動板25はバネ26の弾力で下降し、この状態でプレシーブストッパ45を固定すると、プレシーブ20は少し開いた状態で保持され、容易に調節できる。
なお、プレシーブ20をチャフシーブ30に連動させるために設けたチャフ連動板34の当接板41はプレシーブ連動板25の傾斜部59に後方から当接させ、確実にプレシーブ連動板25を前方に押すようにしている。
The
Therefore, if the fixing
Note that the
この場合、固定具58とプレシーブストッパ45の間にはサラバネ60を設けると、サラバネ60がプレシーブストッパ45を押し付けているので、スムーズ且つぶれず(振れず)にスライドし、好適である(図8)。
即ち、固定具58とプレシーブストッパ45の間にサラバネ60が設けられているので、サラバネ60がプレシーブストッパ45を押し付ける「弾性押し付け力」より強い力をプレシーブストッパ45に与えると、プレシーブストッパ45は簡単に上下し、特別な工具を用いることなく、プレシーブストッパ45を入り切りできる。
また、プレシーブストッパ45は、ワイヤホルダ44の上端とプレシーブ連動板25の下縁との間に位置して(図6)、プレシーブ連動板25の下降を規制するように構成する。
プレシーブストッパ45は、ワイヤホルダ44の上端とプレシーブ連動板25の下縁との間に挟まれて位置しているので、工具不要で容易に操作可能である。
In this case, it is preferable to provide a
That is, since the
The
Since the
また、プレシーブ20のバネ26は、プレシーブストッパ45の規制を解除する方向に付勢するように構成すると、プレシーブストッパ45の規制解除操作をバネ26の弾力が補助させることができ、プレシーブストッパ45の操作を容易にできて、好適である。
即ち、プレシーブ連動板25はプレシーブ20を「開」にするとき後方移動しながら下降し、プレシーブストッパ45の規制を解除する方向に移動するから、プレシーブ20のバネ26はプレシーブ連動板25を後方移動するように付勢すると、プレシーブストッパ45の規制解除操作をバネ26の弾力が補助させることができ、プレシーブストッパ45の操作を容易にできる。
Further, if the
That is, the pre-sheave interlocking
しかして、図10は、プレシーブストッパ45の他の実施例であり、当接板部55の内端に屈曲係合部62を形成し、屈曲係合部62に縦板部56を連設するように形成し、ワイヤホルダ44には前記屈曲係合部62が係合する係合孔63を上下に複数形成する。
プレシーブ20の傾斜角度を有段にすることで、種々の条件にも対応可能となり、より精度の高い刈取作業が可能となる。
即ち、プレシーブ20の開き幅が調節可能となる。
FIG. 10 shows another embodiment of the
By making the inclination angle of the pre-sheave 20 stepped, it is possible to cope with various conditions and to perform a cutting operation with higher accuracy.
That is, the opening width of the pre-sheave 20 can be adjusted.
しかして、図11〜図13は、プレシーブストッパ45の他の実施例であり、前記当接板部55Aは左右方向(プレシーブ20と平行)の縦板により形成し、プレシーブ連動板25の傾斜部59に当て、当接板部55Aの側縁にL型状に前記縦板部56Aを形成し、縦板部56Aには係合突起64を設け、係合突起64はワイヤホルダ44の係合孔65に継脱自在に係合するように構成する。
プレシーブストッパ45は、縦板部56Aを軸66によりワイヤホルダ44に回動自在に取付け、係合突起64をワイヤホルダ44の係合孔65に継脱させて入り切りする。67は係合突起64を係合孔65に係合するように付勢するバネである。
このプレシーブストッパ45は、係合突起64とワイヤホルダ44の係合孔65との継脱により、プレシーブ20の「規制」の入り切り操作するので、工具無しで行え、頗る容易な操作切替機構に構成できる。
11 to 13 show another embodiment of the
The
The
しかして、図14〜図16は、プレシーブストッパ45の他の実施例であり、前記当接板部55は左右方向(プレシーブ20と平行)の縦板により形成し、プレシーブ連動板25の傾斜部59に当て、当接板部55の側縁にL型状に前記縦板部56を形成する。縦板部56は軸66によりワイヤホルダ44に回動自在に取付ける。このプレシーブストッパ45は軸66中心に回転させて入り切りを行う(図15)。
したがって、プレシーブストッパ45は軸66中心に回転操作によりプレシーブ20の「規制」の入り切り操作するので、工具無しで行え、頗る容易な操作切替機構に構成できる。
14 to 16 show another embodiment of the
Therefore, the
しかして、図17〜図18は、プレシーブストッパ45の他の実施例であり、プレシーブストッパ45は軸66によりワイヤホルダ44に回動自在に取付けると共に、縦板部56には係合突起64を設け、係合突起64はワイヤホルダ44の係合孔65に継脱自在に係合するようにし、バネ67によりプレシーブストッパ45を軸66の軸心を固定方向に移動するように付勢構成する。
また、プレシーブストッパ45が規制するときの回動方向はプレシーブ20が閉方向に移動するときのプレシーブ連動板25の移動方向に合致させる。
したがって、プレシーブストッパ45は軸66中心に回転操作によりプレシーブ20の「規制」の入り切り操作し、係合突起64と係合孔65によりプレシーブストッパ45を保持するので、工具無しで行え、頗る容易な操作切替機構に構成できる。
17 to 18 show another embodiment of the
Further, the turning direction when the
Accordingly, the
しかして、図19〜図20は、プレシーブストッパ45の他の実施例であり、前記当接板部55は左右方向(プレシーブ20と平行)の縦板により形成し、プレシーブ連動板25の傾斜部59に当て、当接板部55の側縁にL型状に前記縦板部56を形成する。縦板部56は軸66によりワイヤホルダ44に回動自在に取付ける。このプレシーブストッパ45は軸66中心に回転させて入り切りを行い、ワイヤホルダ44の回動方向はプレシーブ20が閉方向に移動するときのプレシーブ連動板25の移動方向に合致させる。
したがって、プレシーブストッパ45は軸66中心に回転操作によりプレシーブ20の「規制」の入り切り操作するので、工具無しで行え、頗る容易な操作切替機構に構成できる。
19 to 20 show another embodiment of the
Therefore, the
また、図13、図15、図17、図19、図21の実施例では、縦板部56の反当接板部55側の角または上面は円弧面70に形成し、ワイヤホルダ44の回動方向はプレシーブ20が閉方向に移動するときのプレシーブ連動板25の移動方向に合致させると、プレシーブストッパ45の回転を容易に行え、好適である。
即ち、円弧面70の部分でプレシーブストッパ45がプレシーブ連動板25を押し上げることになり、操作を容易に行える。
In the embodiments of FIGS. 13, 15, 17, 19, and 21, the corner or upper surface of the
That is, the
また、前記揺動選別棚16の一方の側板47の側面にはチャフシーブ30の開き方向の操作手段の操作伝達用ワイヤ37のワイヤホルダ44を(図5)、チャフシーブ30のチャフ連動板34の前方に設け、反対側の揺動選別棚16の側板47には前記プレシーブ20のバネ26を設けると(図4)、構成物を揺動選別棚16の両側面に分けて構成することで、側面視重複しても、干渉することはなく、混雑が無いすっきりとした構成にでき、好適である。
Further, a
しかして、前記揺動選別棚16は任意の構成で前後に往復揺動し、脱穀装置3の側板50には揺動選別棚16の揺動を案内する案内レール72を設け、前記プレシーブ20およびチャフシーブ30を開き方向に付勢するバネ26およびバネ36は前記案内レール72の下方に設ける(図23、図24)。
案内レール72の下方に設けることで、狭いスペースを有効利用して揺動選別棚16を脱着するときに、作業を容易にする。特に、揺動選別棚16の後部を着脱するとき、有効である。
73は揺動選別棚16の両側の側板47に設けた案内部材である。
Thus, the
By providing the
しかして、前記ワイヤホルダ44とプレシーブストッパ45に対応した位置の脱穀装置3の脱穀側板50に設けた開口部51は、脱穀装置3の左側(穀稈供給装置12)に開口するように構成すると(図2)、開口部51からのプレシーブストッパ45の操作が可能となって、メンテナンス性を向上させることができる。
Thus, the
また、プレシーブ20およびチャフシーブ30を開き方向に付勢するバネ26およびバネ36は前記案内レール72の下方に設け、チャフシーブ30の操作伝達用ワイヤ37は揺動選別棚16の左側の側板47に設け(図24)、開口部51から調節可能とすると共に、前記操作伝達用ワイヤ37のワイヤホルダ44および案内レール72は揺動選別棚16の側板47の上下幅内に納まるように配置構成すると、揺動選別棚16の脱着が容易になって、メンテナンス性が向上する。
即ち、ワイヤホルダ44およびプレシーブストッパ45のある揺動選別棚16の左側を開放する位置に、脱穀装置3の脱穀側板50に設けた開口部51を開口させているので、開口部51からプレシーブストッパ45によりプレシーブ20の開き具合を調節することができ、操作伝達用ワイヤ37と当接板41によりチャフシーブ30と連動するプレシーブ20でありながら、プレシーブ20を独立調節可能となる。
A
That is, since the
また、プレシーブ20は、前記案内レール72より下方に設けると、プレシーブ20上を均一に処理物が通過するので、プレシーブ20を有効に利用でき、精度の良い選別が可能となる。
また、プレシーブ20とチャフシーブ30とは、チャフシーブ30のピッチを広くして、前側のプレシーブ20のピッチを狭くすると、精度の良い選別が可能となって、好適である。
前記チャフシーブ30の終端側の揺動選別棚16には藁屑を移送し得るストローラック75を左右方向に並設する(図4)。前記チャフシーブ30の下方の揺動選別棚16には選別網76を設け、選別網76より始端側の揺動選別棚16には底板77を設けている。
前記選別網76の下方には一番受樋78を設け、一番受樋78内に一番コンベア79を設ける。また、一番受樋78の終端側には二番受樋80を設け、二番受樋80内には二番コンベア81を設ける。
Further, if the pre-sheave 20 is provided below the
In addition, the pre-sheave 20 and the
The
A
二番受樋80の前側部分には平板状の一番棚82を前側が低く後側を高く傾斜させて設け、一番棚82の先端には折り畳み部83を回動自在に設ける。折り畳み部83は一番棚82の先端縁に設けた横軸84を中心に回動自在に取付ける。
即ち、作物のでき具合や選別の状態に応じて折り畳み部83を出し入れし、例えば、揺動選別棚16からの落下量が多いときは、折り畳み部83を延長して二番受樋80への取り込み量を少なくして、二番処理に費やす脱穀負荷を軽減し、揺動選別棚16からの落下量が少ないときは、二番受樋80への取り込み量を多くして脱穀効率を向上させる。
また、折り畳み部83は、延長して二番受樋80への取り込み量を少なくして、二番コンベア二番コンベア81の詰まりを防止する効果も期待できる。
84Aはリンク、84Bは操作ワイヤーである。
The front portion of the double-dip受樋80 provided higher tilt the rear lower front side a flat
That is, the
In addition, the
84A is a link, and 84B is an operation wire.
しかして、前記一番棚82の折り畳み部83は、チャフシーブ30と連動するように構成する(図27、図28)。
チャフシーブ30のアーム35にロッド85の一端を軸着し、ロッド85の他端はベルクランク86の一端に軸着し、ベルクランク86の他端は折り畳み部83に接続し、操作伝達用ワイヤ37によりチャフシーブ30のアーム35を操作すると、折り畳み部83も連動する。
自動でチャフシーブ30および折り畳み部83の開きが調節されるので、精度の高い作業が可能となる。
この場合、操作伝達用ワイヤ37は複数設け(図29)、一方はレバー88に接続し、他方はモータ(図示省略)に接続し、操縦部6には自動入り切りスイッチ(図示省略)を設け、自動入り切りスイッチを入りにすると、所定位置に設けた流量センサ90により自動でチャフシーブ30および折り畳み部83の開きを調節し、自動入り切りスイッチを切ると、レバー88により手動調節可能となる。
したがって、自動調節では容易に精度の高い作業となり、手動では一層、きめ細かい作業が可能となる。
Therefore, the
One end of a
Since the opening of the
In this case, a plurality of
Therefore, automatic adjustment can be easily performed with high accuracy, and manual operation can be performed more finely.
この場合、モータは、走行装置2の走行速度と連動するように構成し、例えば、所定速度以下の低速走行のときには、プレシーブ20およびチャフシーブ30を全閉とし、前記所定速度を越えると、自動および手動によりプレシーブ20およびチャフシーブ30の開度を調節する。
したがって、操作性を向上させる。
91は、走行装置2の走行速度を操作する主変速レバー89の位置を検出するスイッチである。
図中、92は風選室15の終端側に設けた塵埃や藁屑を吸引する吸引排塵ファン、93は排塵物を処理する排塵処理胴、94は二番コンベア81から戻す二番戻し装置、95は戻された二番物を処理する二番処理胴であり、前記排塵処理胴93と二番処理胴95は同一軸心上に配置し(図2)、排塵処理胴93は揺動選別装置17の揺動方向の終端側に処理物を移送するが、二番処理胴95は反対の始端側に処理物を移送するように構成する。96は排藁搬送装置、97はカッタである。
In this case, the motor is configured to be interlocked with the traveling speed of the traveling
Therefore, operability is improved.
91 is a switch for detecting the position of the main transmission lever 89 for operating the traveling speed of the traveling
In the figure, 92 is a suction and dust exhaust fan for sucking dust and soot provided on the end side of the
次に実施例の構成の作用を述べる。
機体を走行装置2により走行させると、刈取部4により穀稈を刈取り、刈取った穀稈は脱穀室8に供給され、脱穀室8内の回転する扱胴7により脱穀され、扱網9より落下した落下物は揺動選別装置17の移送棚部19に落下し、落下物のうちの穀粒は各プレシーブ20の隙間から選別網76を通って一番受樋78に落下し、異物は送風唐箕10の送風により排出側に移動する。
プレシーブ20から落下しない落下物は揺動選別棚16の揺動により終端側に移動し、チャフシーブ30の揺動と送風唐箕10の送風により選別され、穀粒は各チャフシーブ30の隙間から選別網76を通って一番受樋78に落下し、異物は送風唐箕10の送風により排出側に移動する。
また、チャフシーブ30上に至った落下物は、揺動選別装置17の揺動と送風唐箕10の送風により穀粒と藁屑等とに分離され、穀粒はチャフシーブ30より落下し、藁屑は排出側に移動し、風選室15の終端側では、塵埃や藁屑を吸引排塵ファン92により吸引排除され、吸引排塵ファン92により吸引されない藁屑はストローラック75上に至り、ストローラック75より落下しない藁屑等は機外に排出され、ストローラック75の揺動を受けて落下した穀粒は、二番コンベア81により回収され、二番処装置に戻して処理され、再び風選室15に供給されて風選処理される。
Next, the operation of the configuration of the embodiment will be described.
When the machine is driven by the traveling
Falling objects that do not fall from the pre-sheave 20 are moved to the end side by the swing of the
Moreover, the fallen object that has reached the
各プレシーブ20および各チャフシーブ30は連動して傾斜角度変更自在に構成し、各プレシーブ20は単独で全閉状態に規制可能に構成しているから、一例を示すと、通常は、プレシーブ20とチャフシーブ30を連動させて「閉」とし、各プレシーブ20と各チャフシーブ30の隙間から異物が落ちるのを抑制して脱穀精度を向上させ、脱穀量が多くなると、プレシーブ20とチャフシーブ30を連動させて「開」方向とし、各プレシーブ20と各チャフシーブ30の隙間を大きくして落下量を増加させて選別の負荷を減少させて脱穀効率を向上させ、更に、脱穀量が多くなると、各プレシーブ20をプレシーブストッパ45によりチャフシーブ30に対して独立させて全閉状態に規制するので、揺動選別棚16の始端側における異物の落下を抑制して脱穀精度を向上させつつ、チャフシーブ30を開いて落下量を増加させて選別の負荷を減少させて脱穀効率を向上させる。
Each pre-sheave 20 and each
1…機体フレーム、2…走行装置、3…脱穀装置、4…刈取部、5…グレンタンク、6…操縦部、8…脱穀室、9…扱網、10…送風唐箕、11…唐箕ケーシング、12…穀稈供給装置、15…風選室、16…揺動選別棚、17…揺動選別装置、18…移送突起、20…プレシーブ、21…軸、22…プレシーブ取付部、23…横軸、24…長孔、25…プレシーブ連動板、26…バネ、30…チャフシーブ、31…軸、32…横軸、33…長孔、34…チャフ連動板、35…アーム、37…操作伝達用ワイヤ37、36…バネ、44…ワイヤホルダ、45…プレシーブストッパ、47…側板、50…脱穀側板、51…開口部、52…蓋、55…当接板部、56…縦板部、58…固定具、57…長孔、60…サラバネ、62…屈曲係合部、63…係合孔、64…係合突起、65…係合孔、67…バネ、66…軸、70…円弧面、72…案内レール、75…ストローラック、76…選別網、77…底板、78…一番受樋、79…一番コンベア、80…二番受樋、81…二番コンベア、82…一番棚、83…折り畳み部、84…横軸、85…ロッド、86…ベルクランク、88…レバー、92…吸引排塵ファン、93…排塵処理胴、94…二番戻し装置、95…二番処理胴。
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Airframe frame, 2 ... Traveling device, 3 ... Threshing device, 4 ... Mowing part, 5 ... Glen tank, 6 ... Steering part, 8 ... Threshing room, 9 ... Handling net, 10 ... Air blower, 11 ... Kara casing, DESCRIPTION OF
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