JP4893871B1 - 軸受兼用シール部材並びにこれを用いた現像装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転軸を回転自在に支持する軸受部材154と、前記軸受部材154の軸方向に沿った一側に一体的に設けられ、前記回転軸をシールするシール部材155と、前記軸受部材154及び前記シール部材155のうち、一方の部材から他方の部材に向けて前記軸方向に沿って延長され、延長方向の先端側が基端側よりも前記軸方向と交差する方向に突出して前記軸受部材154と前記シール部材155とを一体的に結合する結合部160とを備えるように構成した。
【選択図】図1
Description
前記軸受部材の軸方向に沿った一側に一体的に設けられ、前記回転軸をシールするシール部材と、
前記軸受部材及び前記シール部材のうち、一方の部材から他方の部材に向けて前記軸方向に沿って延長され、延長方向の先端側が基端側よりも前記軸方向と交差する方向に突出して前記軸受部材と前記シール部材とを一体的に結合する結合部と、
前記軸受部材の前記シール部材側の端面であって、前記軸受孔よりも半径方向外側に設けられ、前記シール部材の内側面を成形する金型部材の先端面を突き当てることにより、前記シール部材の射出成形時にバリが発生するのを抑止するバリ発生抑止部とを備えたことを特徴とする軸受兼用シール部材である。
前記円柱状部の先端側に基端側よりも外径が大きく設定された大径部と、
を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の軸受兼用シール部材である。
前記リップ部は、その先端部の内径が前記回転軸の外径よりも小さく設定されているとともに、その基部の内径が前記回転軸の外径よりも大きく設定されており、先細り状に傾斜して配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の軸受兼用シール部材である。
前記攪拌搬送部材によって攪拌しつつ搬送される前記現像剤を担持する現像剤担持体と、
現像装置本体に設けられた装着孔に装着され、前記攪拌搬送部材の回転軸を回転自在に支持する請求項1乃至6のいずれかに記載の軸受兼用シール部材と、
を備えたことを特徴とする現像装置である。
前記像保持体上に形成された静電潜像を現像する現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に前記現像剤を供給する請求項7に記載の現像装置と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
(画像形成装置)
図2はこの発明の実施の形態1に係る軸受兼用シール部材を用いた画像形成装置としてのタンデム型のフルカラープリンタを示すものである。
供給パドル116の回転軸123及び第1、第2の攪拌搬送オーガー118、119の回転軸127、128を支持する軸受兼用シール部材150は、これらの回転軸123、127、128の外径に対応した内径等に設定される以外は、基本的に同様に構成されている。
上記の如く構成される軸受兼用シール部材150は、例えば、次のようにして製造される。
図15はこの発明の実施の形態2を示すものである。
実施の形態2に係る軸受兼用シール部材150は、図15に示すように、軸受部材154を先に成形した後に、軸受部材154のシール部材155側の端面170に、シール部材155を一体的に射出成形することにより製造される。シール部材155の射出成形時にバリが発生するのを抑止するため、軸受部材154のシール部材155側の端面170にバリ発生抑止部171が設けられている。このバリ発生抑止部171は、軸受部材154のシール部材155側の端面170において、回転軸を回転自在に支持する軸受孔172よりも半径方向外側に予め定められた微小な距離dだけ変位した位置に、軸受孔172の全周にわたって段差部173を介して環状に突出した形状に一体的に設けられている。バリ発生抑止部171が軸受孔172の内周面から半径方向外側に変位した距離dは、バリ発生抑止部171にシール部材155の内側面を成形する金型部材217の先端面が突き当てられたときに、バリ発生抑止部171が変形した影響が、軸受部材154の軸受孔172に及ばない程度、例えば、0.1〜0.3mm程度の範囲に設定される。また、バリ発生抑止部171の突出量Xは、例えば、0.05〜0.3mm程度に設定される。本発明は、これらの値に限定されないことは勿論である。
図18はこの実施の形態2に係る軸受兼用シール部材を射出成形するための製造装置300を示す断面図である。
図23はこの実施の形態2に係る軸受兼用シール部材150の変形例を示すものである。この変形例では、軸受兼用シール部材150の外径が前記実施の形態1のものよりも大きく設定されており、回転軸の外径が大きい場合に適用される。なお、図23中、220は樹脂を注入する注入部を示している。
Claims (8)
- 回転軸を回転自在に支持する軸受孔を有する軸受部材と、
前記軸受部材の軸方向に沿った一側に一体的に設けられ、前記回転軸をシールするシール部材と、
前記軸受部材及び前記シール部材のうち、一方の部材から他方の部材に向けて前記軸方向に沿って延長され、延長方向の先端側が基端側よりも前記軸方向と交差する方向に突出して前記軸受部材と前記シール部材とを一体的に結合する結合部と、
前記軸受部材の前記シール部材側の端面であって、前記軸受孔よりも半径方向外側に設けられ、前記シール部材の内側面を成形する金型部材の先端面を突き当てることにより、前記シール部材の射出成形時にバリが発生するのを抑止するバリ発生抑止部とを備えたことを特徴とする軸受兼用シール部材。 - 前記バリ発生抑止部は、前記軸受孔の外周に段差部または傾斜面を介して当該軸受孔の全周にわたって環状に突出した状態で設けられていることを特徴とする請求項1に記載の軸受兼用シール部材。
- 前記結合部は、前記シール部材から前記軸受部材に向けて前記軸方向に沿って円柱形状に延長された円柱状部と、
前記円柱状部の先端側に基端側よりも外径が大きく設定された大径部と、
を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の軸受兼用シール部材。 - 前記シール部材は、その半径方向の内周側に前記回転軸の前記軸方向に沿って円筒形状に設けられ、前記回転軸の外周面に接触してシールするリップ部を有しており、
前記リップ部は、その先端部の内径が前記回転軸の外径よりも小さく設定されているとともに、その基部の内径が前記回転軸の外径よりも大きく設定されており、先細り状に傾斜して配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の軸受兼用シール部材。 - 前記シール部材は、前記軸受部材を介して前記回転軸を回転自在に支持する支持部材に設けられた装着孔に挿入されて使用され、当該シール部材の外径が前記支持部材の前記装着孔の内径よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の軸受兼用シール部材。
- 前記結合部は、前記回転軸の周方向に沿って3箇所以上等間隔に設けられたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の軸受兼用シール部材。
- 内部に収容された現像剤を攪拌しつつ搬送するように回転駆動される攪拌搬送部材と、
前記攪拌搬送部材によって攪拌しつつ搬送される前記現像剤を担持する現像剤担持体と、
現像装置本体に設けられた装着孔に装着され、前記攪拌搬送部材の回転軸を回転自在に支持する請求項1乃至6のいずれかに記載の軸受兼用シール部材と、
を備えたことを特徴とする現像装置。 - 画像情報に応じた静電潜像が形成される像保持体と、
前記像保持体上に形成された静電潜像を現像する現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に前記現像剤を供給する請求項7に記載の現像装置と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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