JP4893558B2 - Bathroom vanity - Google Patents
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Description
本発明は、洗面台本体上に立設した立ち上がり壁にキャビネットを載置固定した洗面化粧台に関するものである。 The present invention relates to a vanity in which a cabinet is placed and fixed on a rising wall standing on a vanity body.
従来より、洗面台本体上に立設した立ち上がり壁にキャビネットを載置固定した洗面化粧台が知られている(例えば特許文献1参照)。これは、洗面ボウルを備えた洗面台本体の上面の後端部から立ち上がり壁を立設し、この立ち上がり壁の上端面にキャビネットの下面の後端部を載置固定して主体が構成してある。 2. Description of the Related Art Conventionally, a bathroom vanity is known in which a cabinet is placed and fixed on a rising wall that is erected on a bathroom bed body (see, for example, Patent Document 1). This is because the main body is constructed by standing up a rising wall from the rear end of the upper surface of the wash basin body with the wash bowl, and placing and fixing the rear end of the lower surface of the cabinet on the upper end surface of the rising wall. is there.
そして、立ち上がり壁の上端部の前側に吐水口(カラン)を配設すると共に、キャビネットの下面に手元照明を配設して、手元照明により洗面ボウルを照らすものである。
手元照明としては、LED等の直流電源を要する発光素子を備えた発光部が好適に用いられる。 As the hand illumination, a light emitting unit including a light emitting element that requires a DC power source such as an LED is suitably used.
しかしながら、手元照明に直流電源を要する発光部を用いた従来の洗面化粧台にあっては、キャビネットの下面の手元照明に隣接して、商用交流電流を直流電流として発光部に供給するための直流電源部を設ける必要があるが、この場合、吐出口から吐出されて洗面ボウルで跳ね返った水が手元照明を設けた部分のキャビネットとの隙間から浸入して直流電源部に付着して、直流電源部が損傷してしまう惧れがあった。 However, in a conventional vanity using a light emitting unit that requires a DC power source for hand lighting, a direct current for supplying commercial AC current as a direct current to the light emitting unit adjacent to the hand lighting on the lower surface of the cabinet. It is necessary to provide a power supply unit, but in this case, the water discharged from the outlet and bounced off in the wash bowl infiltrates from the gap with the cabinet at the part where the hand lighting is provided, adheres to the DC power supply unit, There was a possibility that the part might be damaged.
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、洗面ボウルで跳ね返った水が手元照明を設けた部分から浸入して直流電源部に付着して、直流電源部が損傷してしまう惧れのない洗面化粧台を提供することを課題とするものである。 The present invention has been invented in view of the above-mentioned conventional problems, and the purpose of the invention is that water bounced off the wash bowl infiltrates from the portion provided with hand illumination and adheres to the DC power supply unit, It is an object of the present invention to provide a vanity that does not cause damage to the DC power supply.
上記課題を解決するために請求項1に係る洗面化粧台にあっては、洗面ボウル11を備えた洗面台本体1の上面の後端部から立ち上がり壁2を立設すると共に、立ち上がり壁2の上端面にキャビネット3の底壁30の後端部を載置固定し、立ち上がり壁2の上端部の前側に吐水口40を配設し、キャビネット3の上端部に照明が配置されるスペースを有する照明部32を設けると共に、キャビネット3の底壁30に内部に直流電源部50から供給される直流電流により点灯する発光部9を収容し透明な部材84からなる光透過部を備え水が浸入し得る隙間を閉塞したケース6を設けて手元照明5を構成し、前記直流電源部50をキャビネット3の上端部の照明部32内のスペースの照明の後方に設けて成ることを特徴とするものである。
In order to solve the above-described problem, in the vanity according to
直流電源部50をキャビネット3の下面から離すことで、洗面ボウル11で跳ね返った水が手元照明5を設けた部分から浸入して直流電源部50に付着して、直流電源部50が損傷してしまうのを防止することができ、また、照明部32に電気機器をまとめて設けることができると共に、照明部32の照明の後方の空いたスペースを利用してデッドスペースの有効利用を図ることができる。
By separating the DC
本発明にあっては、直流電源部をキャビネットの下面から離れたキャビネットの上端部の照明部を設けた部分に設けることで、洗面ボウルで跳ね返った水が手元照明を設けた部分から浸入して直流電源部に付着して、直流電源部が損傷してしまうのを防止することができる。また、照明部を設けた部分に直流電源部を設けて、電気機器をまとめて設けることができると共に、照明部の空いたスペースを利用してデッドスペースの有効利用を図ることができる。 In the present invention, the DC power supply unit is provided in the part provided with the illumination unit at the upper end of the cabinet away from the lower surface of the cabinet, so that the water bounced off in the wash bowl infiltrates from the part provided with the local illumination. It is possible to prevent the DC power supply unit from being attached to the DC power supply unit and being damaged. In addition, it is possible to provide a direct-current power supply unit in a portion where the illumination unit is provided to collectively provide electric devices, and it is possible to effectively use a dead space by using a space where the illumination unit is free.
以下、本発明について添付図面に基づいて説明する。 The present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
図7、図8に示すように洗面化粧台は、洗面ボウル11を備えた洗面台本体1の上面の後端部から立ち上がり壁2を立設すると共に、立ち上がり壁2の上端面にキャビネット3(本実施形態ではミラー34を備えたミラーキャビネット3)の底壁30の下面の後端部を載置固定し、キャビネット3と立ち上がり壁2と洗面台本体1の後背面を壁面に沿わせて設置される。立ち上がり壁2の上端部の前側であって、キャビネット3の底壁30の下面の左右方向略中央部の下側に隣接して、カランやシャワーヘッド等からなる吐水口40が配設してあり、また、立ち上がり壁2の上端部の前側であって、キャビネット3の底壁30の下面の下側の吐水口40の側方(図示の例では右側)には、湯水混合水栓の操作部41(本実施形態ではレバー)が設けてある。これら吐水口40及び操作部41は、平面視においてキャビネット3の内部に位置しており、キャビネット3から吐水口40及び操作部41が突出するのが見えるのを回避し、外観の向上を図っている。吐水口40には給水管及び給湯管(図示せず)が湯水混合水栓を介して接続され、操作部41の左右の回動操作により吐出する水温を調節すると共に操作部41の前後の回動操作により吐出する水量を調節する。
As shown in FIGS. 7 and 8, the bathroom vanity has a rising
また、キャビネット3は、上端部に配置される照明部32と、上記照明部32の下方位置に配置されて前面にミラー34を貼着した扉体33と、上記扉体33の後方部分に棚を架設して収納スペースを設けた収納部35とを備えている。照明部32の前面と、キャビネット3の前面に配置される扉体33の前面(ミラー34の前面)とは略面一状となっており、照明部32がキャビネット3の前面から突出するのを回避して、外観の向上を図っている。また本発明においては、キャビネット3の上端部の照明部32を設けた部分に後述する直流電源部50が配設される。
The
また、キャビネット3の底壁30の下面には、手元照明5が設けてある。本実施形態では、手元照明5は、立ち上がり壁2の上端部の前側であって、キャビネット3の底壁30の下面の吐水口40からみて操作部41を設けた側と反対側の側方(すなわち図示の例では左側)に設けてある。
A
この手元照明5は、図2乃至図4に示すように、LEDを有する発光部9を内部に収容したケース6をキャビネット3の底壁30の下面に埋設した状態で取り付けられる。ケース6は、ABS等の合成樹脂からなるケース本体7及びケースカバー8で主体が構成される。ケース本体7は、図5に示すように、平面視略円形状をした本体円筒部71と、本体円筒部71の上端部を閉塞する蓋部72と、本体円筒部71の下端部から外周に連設される本体フランジ部73とを備え、下方に開口するものである。本体円筒部71の内面には雌ねじ71a(図示せず)が螺設してある。また、本体円筒部71の上端部及び蓋部72の一部に配線用開口74が形成してあり、この配線用開口74を配線が挿通される。また、ケース本体7の内部の天面(すなわち蓋部72の下面)には、発光部9を係止するための係止突起75が突設してある。係止突起75は、ケース本体7の内部の略円形状をした天面の一直径上の両端部付近にそれぞれ一対ずつ計二対形成してある。一対の係止突起75は、間隔をあけて蓋部72の天面から下方に突出すると共に、先端部において、互いに対向している部分と反対側の部分に突出する突部75aがそれぞれ形成してある。このケース本体7にはケースカバー8が装着される。
As shown in FIGS. 2 to 4, the
ケースカバー8は、図6に示すように、平面視略円形状をしたカバー円筒部81と、カバー円筒部81の下端部を閉塞し内部に光透過部としての開口80を有する覆い部82と、カバー円筒部81の下端部近傍から外周に連設されるカバーフランジ部83とを備え、上記ケース本体7の下方への開口70を閉塞するものである。光透過部としての開口80には、合成樹脂やガラス等からなる透明な部材84が配設されて水が浸入し得る隙間を閉塞する。カバー円筒部81は、外径がケース本体7の本体円筒部71の内径より若干大きく形成してあると共に外面に雄ねじ81a(図示せず)が螺設してあり、ケース本体7の本体円筒部71内に螺入して固定して、ケース6に組み上げる。前記固定状態では、本体フランジ部73とカバーフランジ部83とはパッキンP1を介して圧接される。なお、パッキンP1としてはPE(ポリエチレン)シートを打ち抜いて略円環状に形成する。このカバーフランジ部83の下面及び、カバー円筒部81のカバーフランジ部83を連設した部分よりも下側の部分は、キャビネット3から露出する化粧部となる。
As shown in FIG. 6, the
発光部9は、LEDからなる発光素子91を発光部ケース90に収容して構成される。発光部ケース90は、本実施形態では略矩形箱状をしたもので、ケースカバー8をケース本体7に嵌め込んで組み上げたケース6の内部、すなわち平面視においてカバー円筒部81の内部に収容され且つ、側面視においてケース6の蓋部72及び覆い部82の間に収容される大きさとするものである。発光素子91には後述する配線51が接続されていて、発光部ケース90外に伸びており、上記配線用開口74を介してケース6外に導出される。
The
発光部ケース90には、図3に示すように、ケース本体7の内部の天面に形成した係止突起75と係止する係止孔92が形成してある。係止孔92は、内径を前記一対の係止突起75の互いに対向する面と反対側の面間の距離と略同じにしておき、一対の係止突起75を前記係止孔92に挿入した時、係止突起75の先端部に形成した突部75aが係止孔92の縁に当接して係止突起75が近づく方向に撓み、突部75aが係止孔92を通過すると係止突起75の弾性により一対の係止突起75は元の状態となるように離れて両突部75aが外側に開き、係止孔92の縁に係止されて発光部ケース90がケース6の蓋部72に固定される。
As shown in FIG. 3, the light
ケース6の組み上げは、まずケース本体7に発光部ケース90を係止突起75及び係止孔92の係止により固定した状態で、ケース本体7にケースカバー8を嵌め込んで固定して行うもので、この時、発光部ケース90とケースカバー8との間にパッキンP2を介在させる。なお、パッキンP2としてはPE(ポリエチレン)シートを打ち抜いて略円環状に形成する。
Assembling of the
キャビネット3の底壁30の下面の手元照明5を設ける部分には、ケース6の本体円筒部71の外径と略同じ丸孔からなる貫通孔31を形成しておき、キャビネット3の底壁30の貫通孔31の周縁の上面にケース本体7の本体フランジ部73を載置して本体円筒部71内と貫通孔31を連通させた状態で、ケースカバー8のカバー円筒部81を貫通孔31の下方より本体円筒部71内に螺入して、ケースカバー8のカバーフランジ部83をキャビネット3の底壁30の貫通孔31の周縁の下面に当接させ、本体フランジ部73とカバーフランジ部83とでキャビネット3の底壁30を挟持して固定している。
A through
図1(a)に示すように、発光部9の発光素子91に一端側が接続される配線51の他端側は、ケース6の配線用開口74を挿通してケース6内から導出され、キャビネット3の内部を通ってキャビネット3の上端部の照明部32を設けた部分に配設される直流電源部50に接続されている。図1(b)に配線図を示す。直流電源部50は、商用交流電流を直流電流として発光部9のLEDからなる発光素子91に供給するもので、本実施形態ではキャビネット3の上端部であって、扉体33の内側で照明部32の照明の後方に配置してある。
As shown in FIG. 1A, the other end side of the
また、キャビネット3の底壁30の下面の手元照明5の側方(図示の例では左側)には、コンセントや照明部32及び手元照明5の電源スイッチ52等を収容した略矩形状の箱体42が垂下してある。
Further, on the side of the
上述した洗面化粧台においては、キャビネット3の上端部の照明部32を設けた部分に直流電源部50を設けたことで、洗面ボウル11で跳ね返った水がかかる惧れがなく、直流電源部50が損傷してしまうのを防止することができ、これにあたって、照明部32を設けた部分に設けて、電気機器をまとめて設けることができると共に照明部32の空いたスペースを利用してデッドスペースの有効利用を図ることができる。
In the above-described vanity table, the DC
また、手元照明5の照射範囲、すなわち、手元照明5と洗面ボウル11の任意の箇所とを結ぶ線上に、吐水口40や、操作部41及び箱体42をはじめとする洗面化粧台関連部材が位置しないため、手元照明5から照射される光が洗面ボウル11に到達するまでに遮られることがなく、吐水口40や洗面化粧台関連部材の影が洗面ボウル11に形成されないものである。これにより、洗面ボウル11全体を照らすことができて、洗面ボウル11全体が均一に良好に見えると共に、影が形成されないため見栄えが良いものである。
In addition, on the irradiation range of the
また、ケース本体7とケースカバー8とでキャビネット3の底壁30を挟持して固定するにあたって、ケースカバー8のカバーフランジ部83をキャビネット3の底壁30の貫通孔31の周縁の下面にパッキンP1を介して当接させて確実に防水を行うことが可能となるものである。またこの時、ケース本体7とケースカバー8とを螺合によって容易に連結することが可能となって取り付けが容易に行えると共に、キャビネット3の底壁30には貫通孔31を形成するだけで済んで、複雑な加工が不要となる。
Further, when the
また、ケース本体7をキャビネット3内に収容し、ケースカバー8をキャビネット3の外側(底壁30の下面側)から取り付けるため、キャビネット3の下面からの出を小さく抑えることができて、見栄えが良いものである。
Moreover, since the
1 洗面台本体
11 洗面ボウル
2 立ち上がり壁
3 キャビネット
30 底壁
32 照明部
40 吐水口
5 手元照明
50 直流電源部
51 配線
52 電源スイッチ
6 ケース
9 発光部
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