JP4891337B2 - 複数の物理層接続を有する単一論理リンクを用いる通信方法および装置 - Google Patents

複数の物理層接続を有する単一論理リンクを用いる通信方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、通信システムに関し、特に、単一論理リンク制御層に対応する複数のメディアアクセスおよび物理層接続を用いる方法および装置に関する。
通信システムは、複数のネットワークノードを含む場合が多く、これらのネットワークノードはアクセスノードと結合され、アクセスノードを介してエンドノード(たとえば、移動端末)がネットワークと結合される。アクセスノードは、たとえば、各セクタにおける物理接続点をサポートするセクタ化基地局であってよい。典型的には、各物理接続点は、物理層、メディアアクセス制御(MAC)層、および論理リンク制御(LLC)層を含む階層のセットに対応する。
通信システムによっては、エンドノードが複数の物理接続点と同時に物理接続することが可能である。このような場合は、典型的には、物理層、MAC層、およびLLC層の複数のセットがエンドノード内に実装され、前記複数のセットのうちの異なる1つずつが、このエンドノードが接続される各物理接続点に対応する。特に、LLC層は、上位層のパケットを、MAC層によってトランスポートされることが可能なセグメント(これをMACフレームと呼ぶ)にするセグメント化を担当する。MAC層は、一般に、配信を保証しない。すなわち、送信されたMACセグメントが受信機側で正しく復号されない可能性がある。LLC層は、送信が失敗したMACフレームを再送信する自動再送要求(ARQ)プロトコルを実装することが可能である。
複数の物理接続点と同時に物理接続しているエンドノードを考える。各物理接続点は、ARQプロトコルを実装している独立のLLC層を有するものとする。この場合、各上位層パケットは、前記複数の物理接続点のいずれかを介して、完全に送信されなければならない。すなわち、LLC層によって上位層パケットがセグメント化されたMACフレームのそれぞれが、前記物理接続点と結合された受信機LLC層によって正常に再アセンブルされるように、同じ物理接続で送信されなければならない。このことは、パフォーマンスに悪影響を及ぼしかねない制約を、アクセスノードおよびエンドノードの実装に与える。たとえば、物理接続のチャネル状態が急に変化しうる無線通信システムでは、上位層パケットのMACフレームの一部がこの物理接続を介して送信された後に物理接続の状態が悪化する可能性がある。このような場合、送信機は、前記上位層パケットの残りのMACフレームを、悪化した物理接続を介して送信する試行を続けること、または、上位層パケットの送信を断念し、別の物理接続を介して再開始することを選択することが可能である。
また、これに加えて、複数の物理接続点が単一のLLC層と結合されることを可能にする方法および装置が開発されることが望ましい。エンドノードとアクセスノードとの間の論理リンクが複数の物理接続によってサポートされることが可能であれば、有益である。また、上位層パケットがセグメント化された複数の異なるMACフレームのそれぞれが、論理リンクをサポートする複数の物理接続のいずれでも送信可能であれば、有利である。
以上を鑑みて、単一論理リンクをサポートする複数の同時物理接続を可能にするアクセスノードおよびエンドノードを実装する方法および装置が求められていることを理解されたい。
[発明の概要]
本発明は、通信システムに関し、特に、通信システムを実装する方法および装置に関し、この装置は、たとえば、単一LLC層と結合された複数のMACおよび物理層接続を含む基地局(BS)、および/または、単一LLC層と結合された複数のMACおよび物理層接続を同時に保持することが可能な無線端末を含むことが可能である。
本発明の各種実施形態では、セクタ化基地局が、各セクタの物理接続点を提供し、これらの物理接続点のそれぞれが、独立したメディアアクセス制御層を有し、これらのそれぞれが単一論理リンク制御層をサポートする。複数の物理接続点が、同じ論理リンク制御層の下にあって、この論理リンク制御層をサポートすることが可能である。
単一論理リンクをサポートする複数の同時物理接続を可能にすることによって、同じ上位層パケットの複数のMACセグメントが複数の異なる物理接続で送信されることが可能になるため、信頼性を高めることが可能になる。さらに、ARQプロトコルによる所与のMACセグメントの再送信を、このMACセグメントが最初に送信された物理接続とは別の物理接続で行うことが可能であり、これによって、パフォーマンス強化およびチャネルリソースの節約に役立ちうる多様性が得られる。さらに、このような実装では、同時物理接続に対応する論理リンク制御状態の1つのセットを保持できるため、エンドノードおよびアクセスノードの両方においてコンピューティングリソースを節約することが可能である(このような実装でない場合は、論理リンク制御状態の複数のセットを保持することが必要になる)。
実施形態によっては、エンドノードは、アクセスを試行することが可能ないくつかの第2の物理接続点が、既に接続している第1の物理接続点と同じLLC層に対応するかどうかを、アクセスノードにおいて同じLLC層をサポートしている他の物理接続点の物理層識別子を提供するいくつかのブロードキャストチャネルを、前記第1の物理接続においてリスンすることによって知る。
実施形態によっては、エンドノードは、アクセスを試行することが可能ないくつかの第2の物理接続点が、既に接続している第1の物理接続点と同じLLC層に対応するかどうかを、アクセスノードにおいて同じLLC層をサポートしている他の物理接続点のリストを調べることによって知る。前記リストは、前記第1の物理接続点にアクセスしている間に送られるポイントツーポイントメッセージのかたちでエンドノードに提供されている。
実施形態によっては、エンドノードは、アクセスを試行することが可能ないくつかの第2の物理接続点が、既に接続している第1の物理接続点と同じLLC層に対応するかどうかを、第2の物理接続点とアクセスメッセージを交換している間に知る。アクセスノードからエンドノードへの何らかのメッセージはLLC層識別子を含み、エンドノードは、これを、前記第1の物理接続点にアクセスしている間に受け取ったLLC識別子と比較することが可能である。
上記の要約では様々な実施形態について説明したが、必ずしもすべての実施形態が同じ特徴を含むわけではないこと、ならびに、前述の特徴のいくつかは、必須ではないが、実施形態によっては望ましいものでありうることを理解されたい。以下の詳細説明では、本発明の、さらなる様々な特徴、実施形態、および利点を説明する。
アクセスノード(たとえば、基地局)とエンドノード(たとえば、移動端末)との間の複数の同時物理層接続を有する単一論理リンクをサポートする、本発明の方法および装置は、広い範囲の通信システムとともに用いられることが可能である。たとえば、本発明は、移動通信端末(たとえば、モデムを備えたノートブックコンピュータ、PDA、および他の様々な、端末の機動性のための無線インターフェースをサポートする端末)をサポートするシステムとともに用いられることが可能である。
図1は、本発明に従って実装され、本発明の方法を用いる一例示的通信システム100を示す図である。例示的通信システム100は、たとえば、OFDMスペクトル拡散多元接続無線通信システムであってよい。例示的通信システム100は、複数のセル(セル1 102、セルM 104)を含んでおり、各セル(102、104)は、それぞれ、対応する基地局(BS 1 106、BS M 108)の無線カバレージエリアを表している。各基地局は、各セクタの1つまたは複数の異なる物理接続点をサポートするセクタ化基地局である。セル1 102は、セクタA 110、セクタB 112、およびセクタC 114を含んでおり、セルM 104は、セクタA 116、セクタB 118、セクタC 120を含んでいる。各基地局セクタは、1つまたは複数の物理接続点を含む。たとえば、一部のOFDM実施形態では、各基地局セクタの物理接続点は、ダウンリンク/アップリンクトーンブロックペアに対応する。一部のこのような実施形態では、各基地局セクタは、最大3個の異なるダウンリンク/アップリンクトーンブロックペアを含む。基地局(106、108)は、それぞれ、ネットワークリンク(124、126)を介して、ネットワークノード122(たとえば、ルータ)と結合されている。ネットワークノード122は、ネットワークリンク125を介して、他のネットワークノード/インターネットと結合されている。ネットワークリンク(124、126、125)は、たとえば、光ファイバリンクであってよい。
例示的システム100はさらに、複数の無線端末(たとえば、モバイルノード)(WT 1 128、WT 2 129、WT 3 130、WT 4 131、…、WT N 132)を含んでいる。無線端末(128、129、130、131、…、132)は、通信システム全体にわたって移動することが可能であり、接続を介して基地局物理接続点と接続することが可能である。本発明によれば、無線端末(WT)が複数の物理接続点に同時に接続することが可能であり、ときどきそのように接続する。一部のこのような実施形態では、時として、同じ無線端末に対応する複数の無線接続が、同じリンク層リンクに対応することがある。WT 1 128は、無線接続134を介して、BS 1 106のセクタC物理接続点と結合されている。WT 1 128はさらに、無線接続136を介して、BS M 108のセクタB物理接続点と結合されている。WT 1 128によって使用されている、これら2つのセクタ物理接続点は、同じ場所にはなく、たとえば、各セクタ物理接続点は別々のセルにある。WT 2 129は、無線接続138を介してBS 1 106の第1のセクタB物理接続点と結合されており、かつ、無線接続140を介してBS 1 106の第2のセクタB物理接続点と結合されており、第1および第2の物理接続点は、異なるトーンブロックペアに対応している。WT 3 130は、無線接続142を介してBS 1 106の第1のセクタA物理接続点と結合されており、かつ、無線接続144を介してBS 1 106の第2のセクタA物理接続点と結合されており、かつ、無線接続146を介してBS 1 106のセクタC物理接続点と結合されている。WT 4 131は、無線接続148を介してBS M 108のセクタ物理接続点と結合されている。WT N 132は、無線接続150を介して、BS M 108のセクタA物理接続点と結合されている。WT N 132はさらに、無線接続152を介して、BS M 108のセクタC物理接続点と結合されている。WT N 132によって使用されている、これら2つのセクタ物理接続点は、同じ場所にあり、たとえば、各セクタ物理接続点は同じ基地局にある。実施形態によっては、基地局セクタが、複数の物理接続点をサポートする。たとえば、基地局セクタが、それぞれが異なるネットワーク接続点に対応する、3つのダウンリンクOFDMトーンブロックをサポートする。一部のこのような実施形態では、各ダウンリンクOFDMトーンブロックが、対応するアップリンクトーンブロックに関連付けられている。各基地局セクタ物理接続点は、複数の無線端末との同時無線接続をサポートする。
本発明の各種実施形態では、図1に示された機能エンティティのいくつかが、省略されたり、結合されたりしている場合がある。これらの機能エンティティの、ネットワーク内の位置や配置も、本発明に従っていれば、異なってよい。
図2は、本発明に従って実装され、本発明の方法を用いる一例示的基地局200を示す図である。例示的基地局200は、アクセスノードと呼ばれることもある。例示的基地局200は、図1の例示的システム100の基地局(106、108)のどれであってもよい。
基地局200は、処理装置204、記憶装置210、セクタA無線通信インターフェースモジュール230、セクタB無線通信インターフェースモジュール240、セクタC無線通信インターフェースモジュール250、およびネットワーク/インターネットワークインターフェースモジュール220を含んでおり、これらは、バス206で結合されており、様々な要素がバス206を介してデータおよび情報を交換することが可能である。記憶装置210は、モジュール(たとえば、ルーチン)およびデータ/情報を含んでいる。処理装置204(たとえば、CPU)は、ルーチンを実行し、記憶装置210にあるデータ/情報を使用して、基地局200の動作を制御し、本発明の方法を実施する。
セクタA無線通信インターフェースモジュール230は、受信機モジュール232および送信機モジュール234を含んでいる。受信機モジュール232(たとえば、OFDM受信機)は、セクタA受信アンテナ236と結合されており、基地局セクタは、セクタA受信アンテナ236を介して、無線端末からのアップリンク信号を受信する。送信機モジュール234(たとえば、OFDM送信機)は、セクタA送信アンテナ238と結合されており、基地局は、セクタA送信アンテナ238を介して、無線端末へのダウンリンク信号をセクタAに送信する。
セクタB無線通信インターフェースモジュール240は、受信機モジュール242および送信機モジュール244を含んでいる。受信機モジュール242(たとえば、OFDM受信機)は、セクタB受信アンテナ246と結合されており、基地局セクタは、セクタB受信アンテナ246を介して、無線端末からのアップリンク信号を受信する。送信機モジュール244(たとえば、OFDM送信機)は、セクタB送信アンテナ248と結合されており、基地局は、セクタB送信アンテナ248を介して、無線端末へのダウンリンク信号をセクタBに送信する。
セクタC無線通信インターフェースモジュール250は、受信機モジュール252および送信機モジュール254を含んでいる。受信機モジュール252(たとえば、OFDM受信機)は、セクタC受信アンテナ256と結合されており、基地局セクタは、セクタC受信アンテナ256を介して、無線端末からのアップリンク信号を受信する。送信機モジュール254(たとえば、OFDM送信機)は、セクタC送信アンテナ258と結合されており、基地局は、セクタC送信アンテナ258を介して、無線端末へのダウンリンク信号をセクタCに送信する。
ネットワーク/インターネットワークインターフェース220は、受信機モジュール222および送信機モジュール224を含んでいる。ネットワーク/インターネットワークインターフェース220は、基地局200を他のネットワークノード(たとえば、ルータ、他の基地局、AAAサーバノード、ホームエージェントノードなど)および/またはインターネットと結合している。したがって、基地局200は、ネットワーク/インターネットワークインターフェース220を介して、バックホールネットワークと結合されている。基地局200物理接続点に対応する無線接続を介して基地局200と結合された無線端末は、ネットワーク/インターネットワークインターフェース220からバックホールネットワークネットワークへの通信を介して、別の基地局をネットワーク接続点として用いるピアノード(たとえば、別の無線端末)と通信することが可能である。受信機モジュール222は、記憶装置210と結合されている。
記憶装置210は、送信パケットキュー211、キュー管理モジュール212、パケットセグメント化モジュール213、自動再送要求送信モジュール214、無線端末ユーザ論理リンクアドミッションモジュール215、パケットセグメント化データ/状態216、自動再送要求送信データ/状態217、無線端末ユーザ論理リンク状態/データ218、暗号化鍵マネージャ298、暗号化鍵299、パケット再アセンブリモジュール260、自動再送要求受信モジュール261、および自動再送要求受信データ/状態262を含んでいる。
送信パケットキュー211は、送信されるべきデータを記憶するために用いられる複数のキューを含む。送信パケットキュー211は、ネットワーク/インターネットワークインターフェース220の受信モジュール222を介してバックホールネットワークから受け取った、ユーザデータのパケット(たとえば、音声データ、音響データ、画像データ、テキストデータ、ファイルデータなどのパケット)を含んでおり、これらは、基地局200物理接続点を用いる、無線端末へのダウンリンクを介して送信されることになっている。キュー管理モジュール212は、キューに記憶されているデータの量についての情報を保持する。キュー管理モジュール212は、キュー内のパケットを常時監視し、フロー制御ポリシーを実施する(たとえば、パケットが古くなりすぎた場合や、送信すべきパケットが多すぎる場合にパケットを捨てる)。
パケットセグメント化モジュール213は、少なくともいくつかのパケットを取得し、パケットを、空中リンクでの送信に適したポーション(たとえば、フレーム)に分割または断片化する。実施形態によっては、これらのフレームは、固定フレームサイズを有する場合もあれば、可変フレームサイズを有する場合もある。実施形態によっては、これらのフレームは、メディアアクセス制御(MAC)フレームである。同じパケットに対応する複数の異なるパケットポーション(たとえば、フレーム)が、複数の異なる同時無線通信接続によって無線端末に送信されることが可能であり、そのように送信される場合がある。パケットセグメント化モジュール213は、少なくともいくつかのパケットについて、同じパケットの少なくともいくつかのパケットポーション(たとえば、フレーム)を、複数の異なる無線接続を介して同じ無線端末に送信されるように割り当てる。パケットセグメント化データ/状態216は、パケットセグメント化モジュール213に対応するデータおよび状態を含み、たとえば、生成されたパケットポーション(たとえば、ユーザデータのフレーム)、および、パケットセグメント化動作に関連する状態(たとえば、各パケットポーション(たとえば、フレーム)の初期送信に用いられるべき接続を識別する状態)を含む。自動再送要求送信モジュール214は、どのパケットポーション(たとえば、フレーム)が空中リンクへの配信を試行されたか、どれが空中リンクへの配信に成功したか、どれが空中リンクへの配信に失敗したか、を常時監視し、再送信のルールおよびプロシージャに従って失敗送信の自動再送を実行する。自動再送要求送信モジュール214は、複数の同時無線通信リンク接続が使用可能な場合には、否定応答信号に反応して、複数の同時接続の中からパケットポーション(たとえば、フレーム)の再送信に使用する同時接続を選択する。このような状況下での一部のこのような実施形態では、自動再送要求送信モジュール214は、最初にパケットポーション(たとえば、フレーム)を送信して結果が否定応答であった際に使用した同時リンク(たとえば、接続)とは別の同時リンクを選択する。実施形態によっては、自動再送要求送信モジュール214は、パケットポーション(たとえば、フレーム)をいつ再送信するかを決定し、パケットセグメント化モジュール213は、1つまたは複数の同時接続の中から、このパケットポーション(たとえば、フレーム)の再送信に使用する同時接続を任意に選択する。自動再送要求送信データ/状態217は、自動再送要求送信モジュール214に対応するデータおよび状態を含む。自動再送要求送信データ/状態217は、複数の同時接続のどれが無線端末へのフレームの再送信に使用されたかを示す、記憶された情報を含む。
無線端末ユーザ論理リンクアドミッションモジュール215は、無線端末アドミッション動作(たとえば、本発明の方法による、接続要求への対応、および無線端末からの接続要求応答メッセージの生成)を実行する。モジュール215の動作は、論理リンク層状態/データ218の保持および更新を含む。無線端末ユーザ論理リンク状態/データ218は、物理接続点を各種無線端末およびリンク層識別子と関連付ける情報を含む。たとえば、所与の無線端末に対し、状態/データ218は、複数の接続(各接続は基地局200の別々の物理接続点に対応する)を同じリンク層リンクに関連付ける情報を含む。リンク/状態データ218は、無線端末に関連付けられた、記憶された状態情報を含み、この情報が、無線端末から受信された、リンク層識別子リストを含む状態情報と比較される。
暗号化鍵マネージャ298は、1つまたは複数の無線接続を介して伝達されるパケットポーション(たとえば、フレーム)の暗号化/復号に使用される暗号化鍵を管理し、たとえば、各接続について、どの鍵をいつ使用するかを決定する。暗号化鍵299は、アップリンクおよび/またはダウンリンクトラヒックチャネルセグメントの暗号化に使用される鍵を含む。
自動再送要求受信モジュール261は、どのパケットポーション(たとえば、フレーム)が、無線端末から空中リンクを介して受信されることに成功したか、を常時監視し、回復に失敗したパケットポーション(たとえば、フレーム)については否定応答信号を生成する。自動再送要求受信データ/状態262は、自動再送要求受信モジュール261に対応するデータおよび状態を含み、たとえば、パケットに関連付けられ、リンクに属するアップリンクユーザデータのフレームを含む。パケット再アセンブリモジュール260は、アップリンクトラヒックチャネルセグメントを介して伝達されたユーザデータのパケットポーション(たとえば、フレーム)の受信を処理し、このパケットポーション(たとえば、フレーム)を再アセンブルしてパケットを取得する。実施形態によっては、再アセンブルされたパケットは、複数の異なる接続を介して伝達されたフレームの合成物である。再アセンブルされたパケットの少なくともいくつかは、ネットワーク/インターネットワークインターフェース220の送信機モジュール224により、バックホールネットワークを介して伝達されている。
実施形態によっては、基地局200は、基地局のリンク層制御を実行することにより、複数のセクタに対応する共通リンク層リンクの実装を容易にする単一リンク層制御装置を含む。一部のこのような実施形態では、リンク層制御装置は、キュー管理モジュール212、パケットセグメント化モジュール213、自動再送要求送信モジュール214、無線端末ユーザ論理リンクアドミッションモジュール215、暗号化鍵マネージャ298、パケット再アセンブリモジュール260、および自動再送要求受信モジュール261を含む。一部のこのような実施形態では、リンク層制御装置はさらに、送信パケットキュー211、無線端末ユーザ論理リンク状態/データ218、パケットセグメント化データ/状態216、自動再送要求送信データ/状態217、暗号化鍵299、および自動再送要求受信データ/状態262を含む。基地局200の共通リンク層制御装置モジュール297は、このような例示的実施形態である。
記憶装置210は、セクタA物理層およびメディアアクセス制御モジュール270、およびセクタAスケジューリングモジュール271を含んでいる。セクタAスケジューリングモジュール271は、1つまたは複数のトラヒックチャネルセグメントの割り当てがどのユーザに与えられるかを決定する。たとえば、セクタAスケジューリングモジュール271は、セクタAの物理接続点に対応するアップリンクおよびダウンリンクトラヒックチャネルセグメントを割り当てる。セクタA物理層およびメディアアクセス制御モジュール270は、無線端末メディアアクセス制御状態/データ272、符号器273、復号器274、送信チャネル多重化モジュール275、および受信チャネル逆多重化モジュール276を含んでいる。無線端末ユーザメディアアクセス制御状態/データ272は、無線端末の状態および状態遷移に関連する情報(たとえば、オン、ホールド、スリープ、アクセスなど)、およびセクタA物理接続点へのアクセス動作に関連する情報を含む。符号器273は、セクタA無線ダウンリンクに対応する空中リンクセグメントを介して伝達されるデータ/情報の符号化に用いられるコヒーレント符号器および非コヒーレント符号器を含む。たとえば、符号器273は、ダウンリンクトラヒックチャネルセグメントに対応する情報ビットのセットに対してブロックLDPC符号化操作を実行して、符号化ビットのセットを取得し、これらが変調シンボルにマッピングされる。復号器274は、セクタA無線アップリンクに対応する空中リンクセグメントを介して受信されるデータ/情報の復号に用いられるコヒーレント復号器および非コヒーレント復号器を含む。たとえば、復号器274は、アップリンクトラヒックチャネルセグメントに対応する符号化情報ビットのセットに対してブロックLDPC復号操作を実行して、情報ビットのセットを取得する。復号器274はさらに、復号操作が成功したかどうかを示す情報を提供する。このような情報は、自動再送要求受信モジュール262によって使用される。送信チャネル多重化モジュール275は、論理チャネルをセグメントにマッピングし、ダウンリンクトーンホッピングの実施を含む。実施形態によっては、送信チャネル多重化モジュール275は、異なる論理チャネルセグメントの一部を同じ空中リンクリソース(たとえば、同じOFDMトーンシンボル)にマッピングする。一部のこのようなケースでは、モジュール275は、優先セグメント信号を実装する。受信チャネル多重化モジュール276は、アップリンクトーンホッピング情報およびチャネル構造情報を用いて、物理トーンから回復された受信信号を論理チャネル構造にマッピングする。
記憶装置210はさらに、セクタB物理層およびメディアアクセス制御モジュール280、およびセクタBスケジューリングモジュール281を含んでいる。セクタB物理層およびメディアアクセス制御モジュール280は、無線端末メディアアクセス制御状態/データ282、符号器283、復号器284、送信チャネル多重化モジュール285、および受信チャネル逆多重化モジュール286を含んでいる。記憶装置210はさらに、セクタC物理層およびメディアアクセス制御モジュール290、およびセクタCスケジューリングモジュール291を含んでいる。セクタC物理層およびメディアアクセス制御モジュール290は、無線端末メディアアクセス制御状態/データ292、符号器293、復号器294、送信チャネル多重化モジュール295、および受信チャネル逆多重化モジュール296を含んでいる。基地局200は、基地局200の各種要素を包み込む(たとえば、各種基地局要素をシールドする)基地局ハウジング202を含んでいる。セクタBおよびCに関して同様に名付けられたモジュールは、セクタAに関して前述された機能と同一または同様の機能を実行する。異なるのは、動作が、セクタAの代わりに、対応するセクタBまたはCに関係する、という点である。
図3は、本発明に従って実装され、本発明の方法を用いる一例示的無線端末300(たとえば、モバイルノード)を示す図である。例示的無線端末300は、図1のシステム100の無線端末(128、129、130、131、132)のどれであってもよい。
例示的無線端末300は、処理装置304、無線通信インターフェースモジュール320、ユーザ入出力インターフェース330、および記憶装置310を含んでおり、これらは、バス306で結合されており、様々な要素がバス306を介してデータおよび情報を交換することが可能である。記憶装置310は、モジュール(たとえば、ルーチン)およびデータ/情報を含んでいる。処理装置304(たとえば、CPU)は、ルーチンを実行し、記憶装置310にあるデータ/情報を使用して、無線端末の動作を制御し、本発明の方法を実施する。
無線端末300はさらに、ユーザ入力装置332およびユーザ出力装置334を含んでおり、これらはユーザ入出力インターフェース330と結合されている。ユーザ入力装置332は、たとえば、マイク、キーボード、キーパッド、カメラ、スイッチなどであって、無線端末300のユーザが、無線端末300とインターフェースし、無線端末300を操作し、ユーザデータ(たとえば、音声、音響データ、画像データ、テキストデータ、ファイルデータなど)を入力することを可能にする。ユーザ出力装置334は、たとえば、スピーカ、ディスプレイなどであって、無線端末300のユーザが、無線端末300とインターフェースし、出力ユーザデータを受け取ることを可能にする。ユーザ入出力インターフェース330は、ユーザ入力装置332およびユーザ出力装置334をバス306に結合して、ユーザ入力装置332およびユーザ出力装置334が、処理装置304、記憶装置310、および無線通信インターフェースモジュール320と対話して、データ/情報を交換することを可能にする。
無線通信インターフェースモジュール320は、受信機モジュール322および送信機モジュール324を含んでいる。受信機モジュール322(たとえば、OFDM受信機モジュール)は、受信アンテナ326と結合され、無線端末は、受信アンテナ326を介して、1つまたは複数の基地局セクタ物理接続点からダウンリンク信号を受信する。送信機モジュール324(たとえば、OFDM送信機モジュール)は、送信アンテナ328と結合され、無線端末は、送信アンテナ328を介して、1つまたは複数の基地局セクタ物理接続点へアップリンク信号を送信する。実施形態によっては、受信機モジュール322と送信機モジュール324とで同じアンテナが使用される。受信機モジュール322は、同じまたは異なるダウンリンクトーンブロックを用いて、複数の基地局セクタ物理接続点から同時にダウンリンク信号を受信することが可能であり、異なる基地局セクタ物理接続点から受信された信号は、同期していなくてもよい。実施形態によっては、受信機モジュール322は、2つ以上の受信機チェーンを含み、それらのそれぞれは別々に同調されることが可能である。送信機モジュール324は、同じまたは異なるアップリンクトーンブロックを用いて、複数の基地局セクタ物理接続点へ同時にアップリンク信号を送信することが可能であり、各アップリンク接続に対応する送信タイミングは、(たとえば、閉ループ方式で)別々に制御され、これによって、基地局セクタ物理接続点の受信機において(たとえば、サイクリックプレフィックスの許容範囲に入る)適正な受信信号タイミングが達成される。実施形態によっては、送信機モジュール324は、2つ以上の送信機チェーンを含み、それらのそれぞれは別々に同調されることが可能である。実施形態によっては、受信機モジュール322に対応する複数のアンテナが使用される。実施形態によっては、送信機モジュール324に対応する複数のアンテナが使用される。
記憶装置310は、送信パケットキュー311、キュー管理モジュール312、複数の論理リンク層制御モジュール(論理リンク制御モジュール 1 310、…、論理リンク制御モジュール N 360)、複数の物理層およびメディアアクセス制御モジュール(物理層およびメディアアクセス制御モジュール 1 350、…、物理層およびメディアアクセス制御モジュール N 380)、ビーコン検出器モジュール391、接続要求モジュール392,物理層から論理リンク層への関連付けマネージャ393、物理層から論理リンク層への対応状態394、ブロードキャスト信号検出モジュール398、およびリンク決定モジュール399を含んでいる。
送信パケットキュー311は、送信されるべきデータを記憶するために用いられる複数のキューを含む。送信パケットキュー311は、たとえば、アップリンク接続を介して基地局200に送信されるべく、ユーザ入力装置332を介して受け取られたデータ/情報に対応するユーザデータのパケット(たとえば、音声データ、音響データ、画像データ、テキストデータ、ファイルデータなどのパケット)を含む。各パケットは、実施形態によっては、論理リンク層内のリンクに対応する。キュー管理モジュール312は、キューに記憶されているデータの量についての情報を保持する。キュー管理モジュール312は、キュー内のパケットを常時監視し、フロー制御ポリシーを実施する(たとえば、パケットが古くなりすぎた場合や、送信すべきパケットが多すぎる場合にパケットを捨てる)。
各物理層およびメディアアクセス制御モジュール(350、380)(たとえば、物理層およびメディアアクセス制御モジュール350)は、任意の時点で、論理リンク制御モジュール(310、360)の1つに関連付けられることが可能である。異なる時点では、同じ物理層およびメディアアクセス制御モジュールを、論理リンク制御モジュール(310、360)の異なるほうに関連付けることが可能である。1つまたは複数の異なる物理層およびメディアアクセス制御モジュール(350、380)を、同時に同じ論理リンク制御モジュールに関連付けることが可能である。たとえば、ある時点では、本発明に従い、複数の物理層およびメディアアクセス制御モジュール(350、380)が、単一の論理リンク制御モジュール(たとえば、モジュール350)と結合され、複数の物理層およびメディアアクセスのそれぞれが、無線端末と基地局物理接続点との間の異なる物理無線接続をサポートし、この接続を介して、パケットポーション(たとえば、フレーム)が送信されることが可能である。
論理リンク制御モジュール 1 310は、データキュー319、パケットセグメント化モジュール313、パケットセグメント化データ/状態314、論理リンク登録モジュール317、自動再送要求送信モジュール315、自動再送要求送信データ/状態316、論理リンク状態/データ318、パケット再アセンブリモジュール340、自動再送要求受信モジュール341、自動再送要求受信データ/状態342、送信スケジューリングモジュール344、送信スケジューリングデータ345、暗号化鍵マネージャ348、および暗号化鍵349を含んでいる。
データキュー319は、送信されるべきデータ(たとえば、リンク層リンクに対応するデータのパケット)を記憶する複数のキューを含む。データキュー319は、論理リンク制御モジュール 1 310に関連付けられたリンクに対応する、送信パケットキュー311の情報を含む。キュー管理モジュール312は、データキュー319に記憶されているデータの量についての情報を保持する。キュー管理モジュール312は、送信パケットキュー311からしかるべきデータキュー(319、369)までのパケットのフローを、たとえば、リンク層リンクとの関連付けに基づいて制御する。
パケットセグメント化モジュール313は、少なくともいくつかのパケットを、たとえば、データキュー319から取得し、パケットを、空中リンクを介しての送信に適するポーション(たとえば、フレーム)に分割または断片化する。実施形態によっては、これらのフレームは、固定フレームサイズを有する場合もあれば、可変フレームサイズを有する場合もある。実施形態によっては、これらのフレームは、メディアアクセス制御(MAC)フレームである。同じパケットに対応する複数の異なるパケットポーション(たとえば、フレーム)が、複数の異なる同時無線通信接続によって無線端末に送信されることが可能であり、そのように送信される場合がある。パケットセグメント化モジュール313は、少なくともいくつかのパケットについて、同じパケットの少なくともいくつかのパケットポーション(たとえば、フレーム)を、複数の異なる無線接続を介して同じ無線端末に送信されるように割り当てる。パケットセグメント化データ/状態316は、パケットセグメント化モジュール313に対応するデータおよび状態を含み、たとえば、生成されたパケットポーション(たとえば、ユーザデータのフレーム)、および、パケットセグメント化動作に関連する状態(たとえば、各パケットポーション(たとえば、フレーム)の初期送信に用いられるべき接続を識別する状態)を含む。自動再送要求送信モジュール315は、どのパケットポーション(たとえば、フレーム)が空中リンクへの配信を試行されたか、どれが空中リンクへの配信に成功したか、どれが空中リンクへの配信に失敗したか、を常時監視し、再送信のルールおよびプロシージャに従って失敗送信の自動再送を実行する。自動再送要求送信モジュール315は、複数の同時通信無線接続が使用可能な場合には、否定応答信号に反応して、複数の同時接続の中からパケットポーション(たとえば、フレーム)の再送信に使用する同時接続を選択する。このような状況下での一部のこのような実施形態では、自動再送要求送信モジュール315は、最初にパケットポーション(たとえば、フレーム)を送信して結果が否定応答であった際に使用した同時接続とは別の同時接続を選択する。実施形態によっては、自動再送要求送信モジュール315は、パケットポーション(たとえば、フレーム)をいつ再送信するかを決定し、パケットセグメント化モジュール313は、現時点で論理リンク制御モジュール 1 310に関連付けられている1つまたは複数の同時接続の中から、このパケットポーション(たとえば、フレーム)の再送信に使用する同時接続を任意に選択する。自動再送要求送信データ/状態316は、自動再送要求送信モジュール315に対応するデータおよび状態を含む。自動再送要求送信データ/状態316は、複数の同時接続のどれが無線端末へのフレームの再送信に使用されたかを示す、記憶された情報を含む。
論理リンク登録モジュール317は、論理リンク層に関連する登録操作を実行する。論理リンク状態/データ318は、論理リンク層識別情報を含む。
自動再送要求受信モジュール341は、どのパケットポーション(たとえば、フレーム)が、基地局から空中リンクを介して受信されることに成功したか、について常時監視し、回復に失敗したパケットポーション(たとえば、フレーム)については否定応答信号を生成する。自動再送要求受信データ/状態342は、自動再送要求受信モジュール341に対応するデータおよび状態を含み、たとえば、パケットに関連付けられ、論理リンク制御モジュール 1 310に対応するリンクに属する、ダウンリンクユーザデータのフレームを含む。パケット再アセンブリモジュール340は、ダウンリンクトラヒックチャネルセグメントを介して伝達されたユーザデータのパケットポーション(たとえば、フレーム)の受信を処理し、このパケットポーション(たとえば、フレーム)を再アセンブルしてパケットを取得する。実施形態によっては、少なくともいくつかの再アセンブルされたパケットは、複数の異なる接続を介して伝達されたフレームの合成物である。再アセンブルされたパケットおよび/または再アセンブルされたパケットで表されるデータの少なくともいくつかは、ユーザ出力装置334へ伝達される。
暗号化鍵マネージャ348は、1つまたは複数の無線接続を介して伝達されるパケットポーション(たとえば、フレーム)の暗号化/復号に使用される暗号化鍵を管理し、たとえば、各接続について、どの鍵をいつ使用するかを決定する。暗号化鍵349は、アップリンクおよび/またはダウンリンクトラヒックチャネルセグメントの暗号化に使用される鍵を含む。
送信スケジューリングモジュール344は、論理リンク制御モジュール 1 310に対応するリンクに現時点で関連付けられている物理接続点の1つに対応するアップリンクトラヒックチャネルセグメントへのパケットポーション(たとえば、ユーザデータ/情報のフレーム)をスケジュールする。送信スケジューリングデータ345は、送信スケジューリングモジュール344に対応するデータであって、アップリンクセグメント(たとえば、基地局物理接続点で使用されている循環タイミング構造においてインデックス付けされたアップリンクトラヒックチャネルセグメント)を識別するタイミング構造情報を含む。
物理層およびメディアアクセス制御モジュール 1 350は、無線端末300と基地局物理接続点(たとえば、基地局、セクタ、およびダウンリンク/アップリンクトーンブロックペアに対応する各基地局物理接続点)との間の接続に対応することが可能である。たとえば、物理層およびメディアアクセス制御モジュール 1 350は、実施形態によっては、無線通信インターフェースモジュール320における、ダウンリンク/アップリンクトーンブロックペアに同調するように選択可能な第1の物理インターフェースに対応する。物理層およびメディアアクセス制御モジュール 1 350は、異なる時点では、システム内の異なる物理接続点に関連付けられる。例示的実施形態では、物理層およびメディアアクセス制御モジュール 1 350は、これが無線接続に対応するどの時点でも、1つの無線接続に対応し、せいぜい1つの論理リンク層に関連付けられる。物理層およびメディアアクセス制御モジュール 1 350は、メディアアクセス制御状態/データ352、符号器354、復号器355、送信チャネル多重化モジュール358、および受信チャネル逆多重化モジュール359を含んでいる。
メディアアクセス制御状態/データ352は、無線端末の状態および状態遷移に関連する情報(たとえば、オン、ホールド、スリープ、アクセスなど)、およびモジュール 1 350に現時点で関連付けられている物理接続点および接続に関して、無線端末のアクセス動作に関連する情報を含む。符号器354は、空中リンクセグメントを介して伝達されるデータ/情報の符号化に用いられるコヒーレント符号器および非コヒーレント符号器を含む。たとえば、符号器354は、アップリンクトラヒックチャネルセグメントに対応する情報ビットのセットまたは1つまたは複数のMACフレームのグルーピングに対してブロックLDPC符号化操作を実行して、符号化ビットのセットを取得し、これらが変調シンボルにマッピングされる。復号器355は、接続に対応する空中リンクセグメントを介して、ダウンリンク信号として受信されるデータ/情報の復号に用いられるコヒーレント復号器および非コヒーレント復号器を含む。たとえば、復号器274は、ダウンリンクトラヒックチャネルセグメントに対応する符号化情報ビットのセットに対してブロックLDPC復号操作を実行して、ユーザデータの1つまたは複数のMACフレームを表す情報ビットのセットを取得する。復号器355はさらに、ダウンリンクトラヒックチャネルセグメントの復号が成功したかどうかを判定し、復号動作のステータスを示す情報を生成する。このような情報は、接続に対応する論理リンクモジュールの自動再送要求受信モジュールによって使用される。送信チャネル多重化モジュール358は、論理アップリンクチャネルをセグメントにマッピングし、アップリンクトーンホッピングの実施を含む。受信チャネル多重化モジュール359は、ダウンリンクトーンホッピング情報およびダウンリンクチャネル構造情報を用いて、物理トーンから回復された受信信号を論理チャネル構造にマッピングする。
論理リンク制御モジュール N 360は、パケットセグメント化モジュール363、パケットセグメント化データ/状態364、論理リンク登録モジュール367、自動再送要求送信モジュール365、自動再送要求送信データ/状態366、論理リンク状態/データ368、パケット再アセンブリモジュール370、自動再送要求受信モジュール371、自動再送要求受信データ/状態372、送信スケジューリングモジュール374、送信スケジューリングデータ375、暗号化鍵マネージャ378、および暗号化鍵379を含んでいる。
物理層およびメディアアクセス制御モジュール N 380は、メディアアクセス制御状態/データ382、符号器384、復号器385、送信チャネル多重化モジュール388、および受信チャネル逆多重化モジュール389を含んでいる。
モジュール310の各要素と同様に名付けられた、モジュール360の各要素は、モジュール310に関して前述されたものと同じ機能を実行し、かつ/または、同じタイプの情報を含む。しかしながら、モジュール360の各要素は、異なるリンク層リンクに関係する。モジュール350の各要素と同様に名付けられた、モジュール380の各要素は、モジュール350に関して前述されたものと同じ機能を実行し、かつ/または、同じタイプの情報を含む。しかしながら、モジュール380の各要素は、どの時点においても、異なる無線接続および異なる基地局物理接続点に関係する。
ビーコン検出器391は、物理接続点の監視に用いられる。ビーコン検出器391は、ビーコン信号を検出する。たとえば、ビーコン信号は、トーンごとの比較的高電力のブロードキャスト信号であって、エネルギーが単一または少数のトーンに集中しており、ビーコン信号は、セル識別子(たとえば、スロープ値および/またはセクタ識別子またはセクタタイプ識別子)の伝達に用いられる。近接していて異なる基地局物理接続点は、異なるビーコン信号を伝達する。
接続要求モジュール392は、ターゲット基地局に送信されるべき接続要求メッセージを生成し、このメッセージは、ターゲット基地局が無線端末との無線接続を確立することを要求する。実施形態によっては、接続要求メッセージは、無線端末が接続を確立すべく探している基地局セクタ物理接続点を識別する。実施形態によっては、接続要求メッセージは、場合により、無線端末との既存の接続に対応する1つまたは複数のリンク層識別子のリストを含み、たとえば、このリストは、無線端末が既存の接続を有している論理リンク層を識別する1つの論理リンク層識別子を含む。接続要求モジュール392はさらに、基地局から受信された接続要求応答メッセージを処理する。
物理層から論理リンク層への関連付けマネージャモジュール393は、各物理層およびメディアアクセス制御モジュール(350、380)と論理リンク制御モジュール(310、360)の1つとの関連付けを調整し、各関連付けは、基地局セクタ物理接続点に関連付けられた各無線端末接続を論理リンク層にマッピングする。マネージャモジュール393は、受信された論理リンク層識別子が、無線端末が既に接続を有している論理リンク層に対応していることを突き止めると、無線端末が接続可能な物理接続点を、無線端末が既に接続を有している論理リンク層に関連付ける情報を記憶する。物理層から論理リンク層への対応状態394は、管理モジュール393によって使用、更新、および保持される状態情報を含む。処理された、受信された接続要求応答メッセージも、状態394を更新するために評価される。物理層から論理リンク層への対応状態394は、無線端末が接続可能な基地局物理接続点を、無線端末が既に、別の基地局物理接続点に対応する既存の関連付けられた接続を有している論理リンク層に関連付ける、記憶された情報を含む場合がある。
ブロードキャスト信号検出モジュール398は、アクセスノードから循環的に送信されるブロードキャスト信号を検出および処理し、前記ブロードキャスト信号は、論理リンク層情報を含む。実施形態によっては、無線端末が、アクセスを試行することが可能ないくつかの第2の物理接続点が、既に接続している第1の物理接続点と同じ論理リンク制御層に対応するかどうかを、アクセスノードにおいて同じLLC層をサポートしている他の物理接続点の物理層識別子を提供するいくつかのブロードキャストチャネルを、第1の物理接続においてリスンすることによって知る。
リンク決定モジュール399は、受信された論理リンク層識別子が、無線端末が既に、対応する接続を有している論理リンク層に対応するかどうかを判定する。たとえば、受信された論理リンク層識別子は、ターゲットアクセスノードからの接続要求応答信号の中で受信されることが可能であり、この受信された論理リンク層識別子は、無線端末が接続可能な物理接続点に対応する論理リンクを識別する。
図4は、本発明による、無線端末が既に1つまたは複数の物理接続点に接続している状態で、新しい物理接続点にアクセスするように無線端末を操作する例示的方法のフローチャート400である。この例示的方法は、ステップ402から始まり、ステップ402では、無線端末は、既に1つまたは複数の物理接続点に接続している。操作は、開始ステップ402からステップ404へ進む。ステップ404では、無線端末は、複数の物理接続点からダウンリンク信号を受信する。実施形態によっては、受信ダウンリンク信号は、パイロット信号および/またはビーコン信号を含む。操作は、ステップ404からステップ406へ進む。ステップ406では、無線端末は、各物理接続点ごとに、物理接続点から受信した信号の電力を決定する。操作は、ステップ406からステップ408へ進む。ステップ408では、無線端末は、測定された信号エネルギーに基づいて、1つまたは複数の好ましい物理接続点を選択する。次にステップ410では、無線端末は、無線端末が、選択された好ましい物理接続点のそれぞれと既に接続しているかどうかをチェックし、この結果に応じて先へ進む。無線端末が、選択された好ましい物理接続点のそれぞれと既に接続している場合、操作はステップ410からステップ404に戻り、ステップ404では、無線端末は、複数の物理接続点のそれぞれからダウンリンク信号を受信する。一方、無線端末が、選択された好ましい物理接続点のそれぞれと接続していない場合、操作はステップ410からステップ412へ進む。
ステップ412では、無線端末は、接続がまだ存在しない、選択された好ましい物理接続点に対応する物理接続点識別子を決定する(接続が存在しない、選択された好ましい前記物理接続点のそれぞれは、候補物理接続点である)。操作は、ステップ412からステップ414へ進む。
ステップ414では、無線端末は、前記無線端末が接続している物理接続点を介して既に確立されている論理リンクの1つを用いて、候補物理接続点に宛てた接続要求メッセージを送信する(前記要求メッセージは、たとえば、既に確立されている論理リンクの論理リンク制御層識別子のリストを含む)。操作は、ステップ414からステップ416へ進む。ステップ416では、無線端末は、接続応答メッセージがないか監視する。操作は、ステップ416から、接続点A 418を経て、ステップ420へ進む。
ステップ420では、無線端末は、(たとえば、ステップ414の接続要求メッセージが送信されたときに開始された)タイマが切れる前に、ステップ414で送信された接続要求メッセージに対する応答である接続要求応答メッセージが受信されたかどうかをチェックする。ステップ416の監視で、タイマが切れる前に接続要求応答メッセージが受信されたことが示されなかった場合、操作は、ステップ420から、接続点B 422を経て、ステップ404へ進み、ステップ404では、無線端末は、複数の物理接続点のそれぞれからダウンリンク信号を受信する。ステップ416の監視で、タイマが切れる前に接続要求応答メッセージが受信されたことが示された場合、操作は、ステップ420からステップ422へ進む。
ステップ422で、無線端末は、受信接続要求応答が、候補物理接続点に対応するターゲットアクセスノードに論理リンク状態が既に存在することを示すフラグを含むかどうかをチェックし、この結果に応じて先へ進む。受信された接続要求応答が、候補物理接続点に対応するターゲットアクセスノードに論理状態が既に存在することを示すフラグを含まないことが判明した場合、操作はステップ422からステップ424へ進む。受信された接続要求応答が、候補物理接続点に対応するターゲットアクセスノードに論理状態が既に存在することを示すフラグを含むことが判明した場合、操作はステップ422からステップ426へ進む。
ステップ424では、無線端末は、接続要求応答内の候補論理リンク層識別子が、前記無線端末が、接続を有していることを示す情報を有する、論理リンク層識別子と等しいかどうかをチェックし、この結果に応じて先へ進む。このチェックにより、接続要求応答内の候補論理リンク層識別子が、無線端末が、論理リンク層との接続を有していることを示す情報を有する、この論理リンク層の論理リンク層識別子と等しいことが示された場合、操作はステップ428へ進み、ステップ428では、無線端末は、候補物理接続点に対応する論理リンクをサポートする現在の物理接続を終了する。ステップ428が実行されるのは、無線端末に対応する論理リンクおよび関連付けられた現在の物理接続についてのアクセスノード側の認識と、無線端末側の認識との間に矛盾があるためである。すなわち、アクセスノードは、関連付けが存在しないことを示す情報を有し、無線端末は、関連付けが存在することを示す情報を有している。操作は、ステップ428からステップ430へ進む。一方、ステップ424のチェックにより、接続要求応答内の候補論理リンク層識別子が、無線端末が、論理リンク層との接続を有していることを示す情報を有する、この論理リンク層の論理リンク層識別子と等しくないことが示された場合、操作はステップ430へ進む。
ステップ430では、無線端末は、候補物理接続点に対応する新しい論理リンクについて、記憶装置内の情報を初期化する。操作は、ステップ430からステップ434へ進む。ステップ434では、無線端末は、候補物理接続点との物理接続を確立する。操作は、ステップ434から終了ステップ436へ進む。
一方、ステップ426では、無線端末は、接続要求応答内の候補論理リンク層識別子が、前記無線端末が、接続を有していることを示す情報を有する、論理リンク層識別子と等しいかどうかをチェックし、この結果に応じて先へ進む。このチェックにより、接続要求応答内の候補論理リンク層識別子が、無線端末が、論理リンク層との接続を有していることを示す情報を有する、この論理リンク層の論理リンク層識別子と等しいことが示された場合、操作はステップ432へ進み、無線端末は、候補物理接続点を、論理リンク層識別子に対応する論理リンクに関連付ける情報を記憶する。操作は、ステップ432からステップ434へ進む。一方、ステップ426のチェックにより、接続要求応答内の候補論理リンク層識別子が、無線端末が、論理リンク層との接続を有していることを示す情報を有する、この論理リンク層の論理リンク層識別子と等しくないことが示された場合、操作はステップ438へ進み、ステップ438では、無線端末は、候補物理接続点のアクセスをアボートし、その後、ステップ440で、候補接続点に対応するアクセスノードに、状態の不整合が通知される。ステップ438および440が実行されるのは、無線端末に対応する論理リンクおよび関連付けられた現在の物理接続についてのアクセスノード側の認識と、無線端末側の認識との間に矛盾があるためである。すなわち、アクセスノードは、関連付けが存在することを示す情報を有し、無線端末は、関連付けが存在しないことを示す情報を有している。操作は、ステップ440から、接続点B 442を経て、ステップ404に進み、ステップ404では、無線端末は、複数の物理接続点のそれぞれからダウンリンク信号を受信する。
図5は、本発明による、無線端末からの接続要求に対してサービスを提供するように基地局を操作する例示的方法のフローチャート500である。操作は、開始ステップ502から始まり、ステップ504へ進む。ステップ504では、無線端末は、着信接続要求メッセージがないか監視する。ステップ504では、基地局は、無線端末からの接続要求が受信されたかどうかをチェックする。無線端末からの受信接続要求が受信されなかった場合、操作はステップ504に戻り、ステップ504では、無線端末は、着信接続要求メッセージがないか監視することを続ける。無線端末からの接続要求が受信された場合、操作は、受信された接続要求メッセージごとに、ステップ506からステップ508へ進む。
ステップ508では、基地局は、無線端末が既に確立している論理リンクの論理リンク層識別子のリストを接続要求が含むかどうかをチェックし、このチェックの結果に応じて先へ進む。無線端末が既に確立している論理リンクの論理リンク層識別子のリストを接続要求が含むことを基地局が確認した場合、操作はステップ508からステップ510へ進む。そうでない場合、操作はステップ508からステップ520へ進む。
ステップ510では、基地局は、無線端末が接続しようとする物理接続点に対応する論理リンク層識別子が、リストにある論理リンク層識別子の1つであるかどうかをチェックする。ステップ510で、無線端末が接続しようとする物理接続点に対応する論理リンク層が、リストにある論理リンク層識別子の1つであることを基地局が確認した場合、操作はステップ512へ進む。そうでない場合、操作はステップ520へ進む。
ステップ512では、基地局は、チェックを実行し、このチェックの結果に応じて先へ進む。前記無線端末との論理リンクの状態が、無線端末が接続しようとする物理接続点に対応する前記論理リンク層識別子に対応する論理リンク層モジュールの中に存在する場合、操作はステップ512から514へ進む。そうでない場合、操作は、ステップ512からステップ522へ進む。
ステップ514では、基地局は、既存の論理リンクを有する無線端末に新しい物理接続を関連付ける情報を記憶し、次に、ステップ516では、基地局は、論理リンク状態が既に存在したことを示すフラグを含む接続要求応答を無線端末へ送信する。実施形態によっては、基地局は、新しい物理接続に対応する論理リンク層識別子を接続要求応答メッセージ内に含む。操作は、ステップ516からステップ504に戻る。
一方、ステップ520では、基地局は、チェックを実行し、このチェックの結果に応じて先へ進む。前記無線端末との論理リンクの状態が、論理リンク層識別子に対応する論理リンク層モジュールの中に存在する場合、操作はステップ520から518へ進む。そうでない場合、操作は、ステップ520からステップ522へ進む。
操作がステップ518へ進んだ場合、無線端末と基地局との間には、無線端末に関連する確立済み論理リンク層識別子に関して認識の違いがある。たとえば、無線端末は、以前にリンク層識別子に関連付けられていた接続を既に切断したか終了している可能性があり、基地局は、接続が失われていることを認識していないために、無線端末および論理リンク識別子に関連付けられた何らかの古い状態情報を記憶装置内に記憶している可能性がある。ステップ518では、基地局は、基地局の記憶情報に含まれる、前記論理リンクを前記無線端末および関連付けられたすべての物理接続に関連付ける情報を除去する。操作は、ステップ518からステップ522へ進む。
ステップ522では、基地局は、無線端末への新しい物理接続に関連付けられた新しい論理リンクのために、記憶装置内の情報を初期化する。操作は、ステップ522からステップ524へ進む。ステップ524では、基地局は、論理リンク状態が存在しないことを示すフラグを含む接続要求応答を無線端末へ送信する。実施形態によっては、接続要求応答は、新しい物理接続に対応する論理リンク層識別子を要求応答メッセージ内に含む。操作は、ステップ524からステップ504に戻る。
実施形態によっては、基地局が複数のセクタを含み、各セクタは、(たとえば、異なるキャリヤに対応する)1つまたは複数の物理接続点に対応する。一部のこのような実施形態では、基地局の各物理接続点が同じ論理リンク層制御装置を使用する。一部のこのような実施形態では、無線端末が、同じリンク層リンクに対応する複数の同時接続を有することが可能であり、各接続は、基地局の複数の物理接続点のうちの異なる物理接続点を使用する。
一例示的実施形態では、3セクタの基地局が9つの異なる基地局セクタ物理接続点を含み、各基地局セクタは、3つの異なるダウンリンク/アップリンクトーンブロックペアに対応する、3つの異なる基地局セクタ物理接続点を含み、9つの基地局セクタ物理接続点のそれぞれは、同じ論理リンク層制御装置を使用する。一部のこのような実施形態では、無線端末が、同じリンク層リンクに対応する複数の同時接続を有することが可能であり、各接続は、基地局の複数の物理接続点のうちの任意の異なる物理接続点を使用する。
実施形態によっては、基地局が複数のセクタを含み、各セクタは、1つまたは複数の物理接続点に対応する。一部のこのような実施形態では、同じタイプのトーンブロックペアを使用する、基地局の各物理接続点が、同じ論理リンク層制御装置を使用する。たとえば、一実施形態では、3セクタの基地局が9つの異なる基地局物理接続点を含み、3つの異なるトーンブロックペアまたは3つの異なるキャリヤ周波数ペア(f1DL/f1UL、f2DL/f2UP、f3DL/f3UL)に関連付けられた3つの異なる物理接続点を含む各セクタが、3つの論理リンク層制御装置を使用し、第1の制御装置が、第1のトーンブロックペアまたはキャリヤ周波数ペアに対応する3つの物理接続点に関連付けられ、第2の制御装置が、第2のトーンブロックペアまたはキャリヤ周波数ペアに対応する3つの物理接続点に関連付けられ、第3の制御装置が、第2のトーンブロックペアまたはキャリヤ周波数ペアに対応する3つの物理接続点に関連付けられる。一部のこのような実施形態では、無線端末が、同じ論理リンク制御装置に対応する異なるセクタにある物理接続点に対する同じリンク層リンクに対応する複数の同時接続を保持することが可能である。
他の実施形態によっては、基地局が複数のセクタを含み、各セクタは、複数の物理接続点に対応する。一部のこのような実施形態では、同じセクタを使用する、基地局の複数の物理接続点のそれぞれが、同じ論理リンク層制御装置を使用する。たとえば、3セクタの基地局が9つの異なる基地局物理接続点を含み、3つの異なるトーンブロックペアまたは3つの異なるキャリヤ周波数ペア(f1DL/f1UL、f2DL/f2UP、f3DL/f3UL)に関連付けられた3つの異なる物理接続点を含む各セクタが、3つの論理リンク層制御装置を使用し、第1の制御装置が、3つの第1セクタ物理接続点に関連付けられ、第2の制御装置が、3つの第2セクタ物理接続点に関連付けられ、第3の制御装置が、3つの第3セクタ物理接続点に関連付けられる。一部のこのような実施形態では、無線端末が、セクタ内の(たとえば、異なるトーンブロックペアまたは異なるキャリヤ周波数を使用する)複数の物理接続点に対する同じリンク層リンクに対応する複数の同時接続を保持することが可能である。
本発明によれば、基地局論理リンク層制御装置の実装の様々な組み合わせおよび変形形態が可能であり、基地局内の複数の異なる物理接続点が共通リンク層制御装置の下で構成され、無線端末が、単一リンク層リンクに対する複数の物理接続点のうちの異なる物理接続点を用いて、複数の同時無線接続を保持することが可能であり、そのようにする場合がある。
各種実施形態では、本発明の1つまたは複数の方法に対応するステップ(たとえば、信号処理、メッセージ生成、および/または送信の各ステップ)を実行するために、1つまたは複数のモジュールを用いて、本明細書に記載のノードが実装される。したがって、実施形態によっては、本発明の各種機能がモジュールにより実装される。このようなモジュールは、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせにより実装されることが可能である。前述の方法または方法ステップの多くは、記憶素子(たとえば、RAM、フロッピー(登録商標)ディスクなど)のような機械可読媒体に含まれる機械実行可能命令(ソフトウェアなど)であって、前述の方法のすべてまたは一部を(たとえば、1つまたは複数のノードのかたちで)実装するように機械(たとえば、ハードウェアの増設が可能な汎用コンピュータ)を制御する命令により、実装されることが可能である。したがって、本発明の対象は、特に、前述の方法の1つまたは複数のステップを機械(たとえば、プロセッサおよび関連ハードウェア)に実行させる機械実行可能命令を含む機械可読媒体である。
当業者であれば、本発明のこれまでの説明から、前述の、本発明の方法および装置のさらなる様々な変形形態については自明であろう。このような変形形態は、本発明の範囲に含まれると見なされるべきである。本発明の方法および装置は、CDMA、直交周波数分割多重(OFDM)、または他の様々なタイプの、アクセスノードとモバイルノードとの間に無線通信リンクを設けるために使用可能な通信手法とともに、使用されることが可能であり、様々な実施形態で使用されている。実施形態によっては、アクセスノードは、OFDMおよび/またはCDMAを用いてモバイルノードとの通信リンクを確立する基地局として実装される。各種実施形態では、モバイルノードは、本発明の方法を実装するための受信/送信回路およびロジックおよび/またはルーチンを含む、ノートブックコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、または他の可搬装置として実装される。
本発明に従って実装された例示的通信システムのネットワーク図である。 本発明に従って実装された例示的基地局を示す図である。 本発明に従って実装された例示的エンドノード(たとえば、モバイルノードのような無線端末)を示す図である。 図4Aおよび4Bからなり、本発明による、無線端末が既に1つまたは複数の物理接続点に接続している状態で、新しい物理接続点にアクセスするように無線端末を操作する例示的方法のフローチャートを示す図である。 図4は図4Aおよび4Bからなり、本発明による、無線端末が既に1つまたは複数の物理接続点に接続している状態で、新しい物理接続点にアクセスするように無線端末を操作する例示的方法のフローチャートを示す図である。 図4は図4Aおよび4Bからなり、本発明による、無線端末が既に1つまたは複数の物理接続点に接続している状態で、新しい物理接続点にアクセスするように無線端末を操作する例示的方法のフローチャートを示す図である。 本発明による、無線端末からの接続要求に対してサービスを提供するように基地局を操作する例示的方法のフローチャートである。

Claims (55)

  1. パケットをセグメント化して、送信されるべきフレームにするセグメント化モジュールを含む論理リンク層制御モジュールと、
    単一の論理リンクをサポートする前記単一の論理リンク層制御モジュールと結合された、複数の物理接続点に対応する複数の物理層接続モジュールであり、それぞれが、フレームを送信することが可能な、異なる物理リンクをサポートする複数の物理層接続モジュールと、
    を備える通信装置。
  2. 前記論理リンク層制御モジュールは、送信されるべきデータを記憶することに用いられる複数のデータキューを含む、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記キューで記憶されるデータの量についての情報を保持するキュー管理モジュールをさらに備える、請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記物理層接続モジュールのうちの複数のモジュールのそれぞれは、第1のノードとの別々の通信リンクを保持することが可能であり、したがって、複数の異なる物理リンク層モジュールによって、前記第1のノードへの複数の同時通信リンクをサポートすることが可能である、請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記論理リンク層制御モジュールは、論理リンク層状態の第1のセットを含み、論理リンク層状態の前記第1のセットは、前記第1のノードへの前記複数の同時通信リンクのそれぞれに共通論理リンク層制御を提供するために用いられる、請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記セグメント化モジュールは、前記第1のノードに宛てられた少なくともいくつかのパケットをセグメント化し、前記同時通信リンクのうちの異なる通信リンクを介して送信されるべきパケットの少なくともいくつかのフレームを、前記第1のノードに割り当てる、請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記複数の同時通信リンクのどれが、前記第1のノードへフレームを送信するために用いられたかを示す、記憶された情報を含む記憶装置をさらに備える、請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記論理リンク層制御モジュールは、否定応答信号に対する応答としての前記第1のノードへのフレームの再送信に、前記同時通信リンクのどれを使用するかを選択するフレーム再送信制御モジュールを含む、請求項7に記載の通信装置。
  9. 前記再送信制御モジュールは、前記同時リンクのうちの、前記フレームを最初に送信して結果が前記否定応答であった際に使用されたものとは異なる同時リンクを選択する、請求項8に記載の通信装置。
  10. フレームをいつ再送信するかを決定する再送信制御モジュールをさらに備え、前記セグメント化モジュールは、前記複数の同時リンクのうちの任意のいずれかを、前記フレーム再送信のために選択する、請求項6に記載の通信装置。
  11. 論理リンク層状態の前記第1のセットは、前記第1のノードとの前記複数の同時リンクのうちの異なる同時リンクで送信されるフレームを暗号化するために用いられる暗号化鍵を含む、請求項5に記載の通信装置。
  12. 前記物理層接続モジュールのうちの異なるモジュールが、前記第1のノードへの接続に関する異なる接続状態情報を含む、請求項11に記載の通信装置。
  13. 前記物理層接続モジュールのうちの異なるモジュールが、前記第1のノードへの接続に関する異なる接続状態情報を含む、請求項5に記載の通信装置。
  14. 前記異なる接続状態は、前記第1のノードへの前記物理層接続のうちの異なる物理層接続に使用される、異なる制御チャンネルモードの動作を示す、請求項13に記載の通信装置。
  15. 前記フレームは、固定フレームサイズまたは可変フレームサイズのいずれかであり、
    前記フレームは、メディアアクセス制御(MAC)フレームである、請求項5に記載の装置。
  16. 基地局の物理接続点との接続の確立を求める無線端末の操作方法であって、
    複数の物理層接続が、単一の論理リンク制御層に結合され、
    前記無線端末が接続可能な物理接続点に対応する論理リンクを識別する論理リンク層識別子を含む信号を、ターゲットアクセスノードから受信することと、
    前記受信された論理リンク層識別子が、前記無線端末が既に、対応する接続を有している論理リンク層に対応するかどうかを判定することと、
    を備える方法。
  17. 前記ターゲットアクセスノードからの前記信号は、接続要求応答である、請求項16に記載の方法。
  18. 前記接続要求応答を受信する前に、前記ターゲット基地局へ接続要求を送信することをさらに備える、請求項17に記載の方法。
  19. 前記信号は、循環的に送信されるブロードキャスト信号である、請求項16に記載の方法。
  20. 前記信号を受信する前に、ブロードキャスト信号を受信することをさらに備え、前記ブロードキャスト信号から物理接続点識別子を決定することが可能である、請求項16に記載の方法。
  21. 前記接続要求メッセージは、前記無線端末が既存の接続を有している論理リンク層を識別する少なくとも1つの論理リンク層識別子を含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記受信された論理リンク層識別子が、前記無線端末が既に接続を有している論理リンク層に対応していることを突き止めると、前記無線端末が接続可能な前記物理接続点を、前記無線端末が既に接続を有している前記論理リンク層に関連付ける情報を記憶することをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  23. 前記受信された論理リンク層識別子が、前記無線端末が既に接続を有している論理リンク層に対応していないことを突き止めると、前記無線端末が接続可能な前記物理接続点に接続することをアボートすることをさらに備える、請求項22に記載の方法。
  24. 前記アボートするステップは、前記ターゲットアクセスノードが、前記無線端末に対応する論理リンク層状態を含むことを、前記受信信号内のインジケータが示していることが確定することが条件である、請求項23に記載の方法。
  25. 前記ターゲットアクセスノードが、前記無線端末に対応する論理リンク層状態を含むことを、前記受信信号内のインジケータが示しているかどうかを判定することと、
    前記ターゲットアクセスノードが、前記無線端末に対応する論理リンク層状態を含まないことを、前記受信信号内のインジケータが示していると判定されたこと、ならびに、
    前記受信された論理リンク層識別子が、前記無線端末が既に接続を有している論理リンク層に対応することへの応答として、前記無線端末が接続可能な前記物理接続点に対応する前記論理リンク層に対応する物理接続を終了することと、
    をさらに備える、請求項17に記載の方法。
  26. 前記論理リンクとの新しい接続を確立することの一環として、前記無線端末が接続可能な前記物理接続点に対応する前記論理リンクに対応する、記憶装置内の情報を初期化することをさらに備える、請求項25に記載の方法。
  27. 前記ターゲットアクセスノードが、前記無線端末に対応する論理リンク層状態を含まないことを、前記受信信号内のインジケータが示していると判定されたこと、ならびに、
    前記受信された論理リンク層識別子が、前記無線端末が既に接続を有している論理リンク層に対応することへの応答として、前記論理リンクとの新しい接続を確立することの一環として、前記無線端末が接続可能な前記物理接続点に対応する前記論理リンクに対応する、記憶装置内の情報を初期化することをさらに備える、請求項25に記載の方法。
  28. 基地局の物理接続点との接続の確立を求める無線端末であって、
    複数の物理層接続が、単一の論理リンク制御層に結合され、
    前記無線端末が接続可能な物理接続点に対応する論理リンクを識別する論理リンク層識別子を含む信号を、ターゲットアクセスノードから受信する受信機と、
    受信された論理リンク層識別子が、無線端末が既に、対応する接続を有している論理リンク層に対応するかどうかを判定するリンク決定モジュールと、
    を備える無線端末。
  29. 前記ターゲットアクセスノードからの前記信号は、接続要求応答である、請求項28に記載の無線端末。
  30. 前記接続要求応答を受信する前に、前記ターゲット基地局へ送信されるべき接続要求を生成する接続要求モジュールと、
    前記接続要求を送信する送信機と、をさらに備える、請求項29に記載の無線端末。
  31. 前記信号は、循環的に送信されるブロードキャスト信号である、請求項28に記載の無線端末。
  32. ブロードキャスト信号を検出するブロードキャスト信号検出モジュールであり、前記ブロードキャスト信号から物理接続点識別子を決定することが可能な、前記ブロードキャスト信号検出モジュールをさらに備える、請求項28に記載の無線端末。
  33. 前記接続要求メッセージは、前記無線端末が既存の接続を有している論理リンク層を識別する少なくとも1つの論理リンク層識別子を含む、請求項30に記載の無線端末。
  34. 記憶された情報を含む記憶装置をさらに備え、前記記憶された情報は、前記無線端末が接続可能な前記物理接続点を、前記無線端末が既に接続を有している前記論理リンク層に関連付ける、請求項28に記載の無線端末。
  35. 前記受信された論理リンク層識別子が、前記無線端末が既に接続を有している論理リンク層に対応していることを突き止めると、前記無線端末が接続可能な前記物理接続点を、前記無線端末が既に接続を有している前記論理リンク層に関連付ける前記情報を記憶する記憶装置管理モジュールをさらに備える、請求項34に記載の無線端末。
  36. 基地局の物理接続点との接続の確立を求める無線端末の操作方法であって、
    複数の物理層接続が、単一の論理リンク制御層に結合され、
    論理リンク層に対応する1つまたは複数の物理接続点識別子を示す信号を受信することと、
    前記無線端末が前記論理リンク層との接続を有している間に、前記物理接続点識別子を前記論理リンク層に関連付ける情報を記憶装置に記憶することと、
    を備える方法。
  37. アクセスノードから受信された信号から物理接続点識別子を決定することと、
    前記記憶された情報および前記決定された物理接続点識別子から、前記決定された物理接続点識別子に対応する物理接続点が、前記無線端末が接続を有している前記論理リンク層に対応するかどうかを判定することと、
    を備える、請求項36に記載の方法。
  38. 論理リンク層に対応する1つまたは複数の物理接続点識別子を示す前記信号を受信することは、前記論理リンク層に対応する通信リンクを介して前記信号を受信することを含む、請求項36に記載の方法。
  39. 前記1つまたは複数の物理接続点識別子が対応する前記論理リンク層を、前記物理接続点識別子が伝達される前記通信リンクに基づいて決定することをさらに備える、請求項38に記載の方法。
  40. 基地局の物理接続点との接続の確立を求める、無線端末からの接続要求に対してサービスを提供するように前記基地局を操作する方法であって、
    複数の物理層接続が、単一の論理リンク制御層に結合され、
    前記接続要求を受信することと、
    前記受信された接続要求が、前記物理接続点に対応する論理リンク層識別子を含み、前記基地局が、前記無線端末に対応する無線端末識別子を前記論理リンク層識別子に関連付ける、記憶された状態を含むかどうかを判定することと、
    を備える方法。
  41. 前記受信された接続要求は、前記物理接続点に対応する論理リンク層識別子を含み、前記基地局は、前記無線端末に対応する無線端末識別子を前記論理リンク層識別子に関連付ける、記憶された状態を含むと判定された場合に、
    前記物理接続点を前記無線端末および前記論理リンク層識別子に関連付ける情報を記憶する追加ステップを実行することをさらに備える、請求項40に記載の方法。
  42. 前記記憶することの結果として、前記無線端末識別子は、前記基地局において、前記論理リンク層識別子および複数の物理接続点に関連付けられ、前記無線端末は、前記複数の物理接続点を介して、前記論理リンク層識別子で識別された論理リンク層と通信することが可能になる、請求項41に記載の方法。
  43. 前記無線端末を前記リンク層識別子に関連付ける論理リンク層状態が前記基地局に既に存在していたことを示す接続要求応答を前記無線端末へ送信することをさらに備える、請求項41に記載の方法。
  44. 前記要求メッセージは、複数のリンク層識別子を含むことが可能であり、前記応答メッセージは、前記基地局によって決定された前記要求メッセージに含まれる前記論理リンク層識別子のうちの、前記物理接続点に対応する前記論理リンク層識別子を含む、請求項43に記載の方法。
  45. 前記接続要求メッセージは、前記無線端末が既存の物理接続を有している基地局から受信される、請求項41に記載の方法。
  46. 前記接続要求メッセージは、前記基地局と、前記無線端末が既存の接続を有している別の基地局との間のバックホールリンクを介して受信される、請求項45に記載の方法。
  47. 前記無線端末が既存の物理接続を有している基地局は、前記基地局と同じであり、前記接続要求メッセージは、前記物理接続点と異なる物理接続点を介して受信される、請求項41に記載の方法。
  48. 前記物理接続点は、前記無線端末が既存の物理接続を有している物理接続点とは異なるキャリヤに対応する、請求項47に記載の方法。
  49. 前記受信された接続要求は、前記物理接続点に対応する論理リンク層識別子を含まないが、前記基地局は、前記無線端末に対応する無線端末識別子を前記論理リンク層識別子に関連付ける、記憶された状態を含むと判定された場合に、
    前記論理リンクを、前記記憶された情報の中で識別された前記無線端末および関連付けられたすべての物理接続に関連付ける情報を除去する追加ステップと、
    前記論理リンクを、前記無線端末および前記無線端末が接続を要求している前記物理接続点に関連付ける新しい情報を記憶する追加ステップと、
    を実行することをさらに備える、請求項41に記載の方法。
  50. 前記受信された接続要求は、前記物理接続点に対応する論理リンク層識別子を含まないが、前記基地局は、前記無線端末に対応する無線端末識別子を前記論理リンク層識別子に関連付ける、記憶された状態を含むと判定された場合にはまた、
    前記無線端末へ接続要求応答メッセージを送信するステップを実行することをさらに備え、前記接続要求応答メッセージは、前記無線端末と、前記物理接続点に対応する論理リンク層識別子との間の関連付けを示す情報が、前記基地局に存在すると判定されなかったことを示す、請求項49に記載の方法。
  51. 前記受信された接続要求は、前記物理接続点に対応する論理リンク層識別子を含まず、前記基地局は、前記無線端末に対応する無線端末識別子を前記論理リンク層識別子に関連付ける、記憶された状態を含まないと判定された場合には、
    前記論理リンクを、前記無線端末および前記無線端末が接続を要求している前記物理接続点に関連付ける新しい情報を記憶するステップを実行することをさらに備える、請求項40に記載の方法。
  52. 前記受信された接続要求は、前記物理接続点に対応する論理リンク層識別子を含まず、前記基地局は、前記無線端末に対応する無線端末識別子を前記論理リンク層識別子に関連付ける、記憶された状態を含まないと判定された場合にはまた、
    前記無線端末へ接続要求応答メッセージを送信するステップを実行することをさらに備え、前記接続要求応答メッセージは、前記無線端末と、前記物理接続点に対応する論理リンク層識別子との間の関連付けを示す情報が、前記基地局に存在すると判定されなかったことを示す、請求項51に記載の方法。
  53. 基地局の物理接続点との接続の確立を求める、無線端末からの接続要求に対してサービスを提供する基地局であって、
    複数の物理層接続が単一の論理リンク制御層に結合され、
    前記基地局の物理接続点との接続を確立しようとする無線端末からの接続要求を受信する受信機と、
    前記受信された接続要求が、前記物理接続点に対応する論理リンク層識別子を含み、前記基地局が、前記無線端末に対応する無線端末識別子を前記論理リンク層識別子に関連付ける、記憶された状態を含むかどうかを判定する決定モジュールと、
    を備える基地局。
  54. 前記受信された接続要求は、前記物理接続点に対応する論理リンク層識別子を含み、前記基地局は、前記無線端末に対応する無線端末識別子を前記論理リンク層識別子に関連付ける、記憶された状態を含むと判定された場合に、前記物理接続点を前記無線端末および前記論理リンク層識別子に関連付ける情報を記憶する記憶装置をさらに備える、請求項53に記載の基地局。
  55. 前記記憶することの結果として、前記無線端末識別子は、前記基地局において、前記論理リンク層識別子および複数の物理接続点に関連付けられ、前記無線端末は、前記複数の物理接続点を介して、前記論理リンク層識別子で識別された論理リンク層と通信することが可能になる、請求項54に記載の基地局。
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