JP4883938B2 - コンクリート製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コンクリートを形成する水と細骨材の量を正確に計量できるとともに温度ひびわれや凍結を生じないコンクリートを製造可能なコンクリート製造装置に関する。
水と細骨材の量を正確に計量することができる水浸細骨材計量方法が知られている。この方法は、細骨材を水中に浸した状態で、その容積と質量とを計量し、細骨材と水の密度差を利用して両者の質量を以下の式(1);(2)により算出する。この方法によれば、細骨材の表面水率に関わらず計量できるので、細骨材の表面水管理が不要となり、所望の品質のコンクリートを効率的かつ安定に製造できる。
Figure 0004883938
Figure 0004883938
ここで、
Ms;細骨材の質量
Mw;水の質量
Mf;細骨材の質量と水の質量との和
Vf;細骨材の容積と水の容積との和
ρs;細骨材の表乾密度
ρw;水の密度
である。
特開2000−61926号公報 特開2002−228514号公報 特開2002−257817号公報
発明が解決しようとする問題点は、水浸細骨材計量方法では、細骨材を水中に浸すだけで、水温を制御していないので、夏場において製造したコンクリートを用いたコンクリート構造物が冬場において冷えてコンクリートが温度ひびわれを生じたり、冬場において製造したコンクリートが凍結してしまうことがあるという点である。
発明によるコンクリート製造装置は、水中に細骨材を浸した状態でこれら水及び細骨材の容積と質量とを計量して細骨材の質量と水の質量とを求めるための水浸細骨材計量部を備えたコンクリート製造装置において、水浸細骨材計量部の前段に細骨材温度事前調整部と分別手段と温度調整水計量部と温度調整水生成貯留装置とを備え、温度調整水生成貯留装置で温度制御された温度調整水が細骨材温度事前調整部及び温度調整水計量部に供給され、温度調整水計量部から水浸細骨材計量部に温度調整水を供給するとともに、細骨材温度事前調整部が、細骨材温度事前調整部内に温度調整水を蓄積してこの温度調整水内に細骨材を浸すことによって細骨材の温度を調整するとともに温度の調整された細骨材と温度調整水とを分別手段へと排出し、分別手段が、細骨材温度事前調整部より排出された細骨材と温度調整水とを分別して細骨材を温度調整水の蓄積された水浸細骨材計量部に供給し、分別手段によって分別された温度調整水が、水路を経由して濁水槽に送られ、浄水処理された後に温度調整水生成貯留装置に還流されること特徴とする。温度調整水生成貯留装置が、温度調整水貯留部を備えるとともに加熱装置および冷却装置のうちの少なくともいずれか一方を備え、加熱装置が温度調整水貯留部に貯められた水を加熱し、冷却装置が温度調整水貯留部に貯められた水を冷却することによって、温度調整水を生成したことも特徴とする。
発明のコンクリート製造装置によれば、水浸細骨材計量部の前段に細骨材温度事前調整部を備え、細骨材温度事前調整部が、温度の調整された細骨材と温度調整水とを水浸細骨材計量部に供給したので、コンクリートを形成する水と細骨材の量を正確に計量できるとともに温度ひびわれや凍結を生じないコンクリートを製造できる。また、水浸細骨材計量部の前段において細骨材温度事前調整部により細骨材の温度を調整するので、細骨材の温度調整時間を長くでき、細骨材の温度調整を容易にできる。細骨材温度事前調整部で温度の調整された細骨材を連続的に水浸細骨材計量部に供給できるので、温度ひび割れや凍結を生じないコンクリートを効率的に製造できる。また、水浸細骨材計量部の前段に細骨材温度事前調整部と分別手段とを備え、分別手段が、細骨材温度事前調整部より排出された細骨材と温度調整水とを分別して細骨材を温度調整水の蓄積された水浸細骨材計量部に供給したので、細骨材温度事前調整部で温度の調整された細骨材の温度を水浸細骨材計量部に蓄積された温度調整水によりさらに調整できるので、細骨材の温度調整を容易にできる。また、温度調整水生成貯留装置が、温度調整水貯留部を備えるとともに加熱装置および冷却装置のうちの少なくともいずれか一方を備え、温度調整水貯留部に貯められた水を加熱したり冷却することによって温度調整水を生成したことにより、温度調整水を細骨材温度事前調整部や水浸細骨材計量部に連続して供給できるので、温度ひび割れや凍結を生じないコンクリートを効率的に製造できる。
図1は本形態のコンクリート製造方法によりコンクリートを製造するためのコンクリート製造装置の概要を示す。図1を参照し、コンクリート製造装置及びコンクリート製造装置によるコンクリート製造方法を説明する。コンクリート製造装置は、制御装置1、石などの粗骨材2及び砂などの細骨材3を貯留する骨材貯蔵所4、ベルトコンベアなどによる骨材搬送装置5、骨材搬送先切替装置6、練り上がるコンクリートの温度を調整するための温度調整水7を貯留する貯水槽からなる温度調整水貯留部8、冷却装置9、加熱装置10、セメント貯蔵所11、粗骨材貯蔵部13A、粗骨材計量部13、細骨材温度事前調整部14、温度調整水計量部15、セメント貯蔵部16A、セメント計量部16、混和剤投入装置17、細骨材3の径より小さい網孔を備えた網板のようなふるい18、細骨材3を温度調整水7中に浸した状態で細骨材3及び温度調整水7の容積と質量とを計量する水浸細骨材計量部19、ホッパ21、ミキサ20を備える。粗骨材2は例えば粒径5mm〜150mm程度、細骨材3は例えば粒径5mm以下である。温度調整水貯留部8、冷却装置9、加熱装置10により温度調整水生成貯留装置100が形成される。
骨材貯蔵所4には、図外のストックヤードと呼ばれる骨材貯留地から図外の搬送装置により骨材が供給され、貯蔵される。温度調整水貯留部8には、水道などの水源150からの水がポンプ151で揚水されて供給される。
水浸細骨材計量部19は、ロードセルと呼ばれる質量計測器22と容積計測器(変位計)23と温度計測器24とを備える。粗骨材計量部13、セメント計量部16も、それぞれロードセルと呼ばれる質量計測器22を備える。
温度調整水貯留部8と細骨材温度事前調整部14とが水管25;25aにより互いに繋がれ、温度調整水貯留部8からポンプ26で揚水された温度調整水7が開閉弁27を経由して細骨材温度事前調整部14に供給される。温度調整水貯留部8と温度調整水計量部15とが管25;25bにより互いに繋がれ、温度調整水貯留部8からポンプ26で揚水された温度調整水7が開閉弁28を経由して温度調整水計量部15に供給される。セメント供給装置29によりセメント貯蔵所11からセメント貯蔵部16Aにセメント32が供給される。
粗骨材貯蔵部13Aと粗骨材計量部13とが管40により互いに繋がれ、粗骨材貯蔵部13Aから粗骨材2が排出口41及び管40を経由して粗骨材計量部13に供給される。排出口41には開閉弁42が設けられる。セメント貯蔵部16Aとセメント計量部16とが管43により互いに繋がれ、セメント貯蔵部16Aからセメント32が排出口44及び管43を経由してセメント計量部16に供給される。排出口44には開閉弁45が設けられる。温度調整水計量部15と水浸細骨材計量部19とが管50により互いに繋がれ、温度調整水計量部15から温度調整水7が排出口51及び管50を経由して水浸細骨材計量部19に供給される。排出口51には開閉弁52が設けられる。
細骨材温度事前調整部14の下端に設けられた排出口55の真下にはふるい18が設置される。排出口55には開閉弁56が設けられる。ふるい18は網板面のようなふるい面を上下に傾斜させて設置される。ふるい18の下端は固定部18aに固定され、ふるい18の上端は振動手段としてのばね60で下から支持される。細骨材温度事前調整部14の排出口55からふるい18のふるい面に落下する温度調整水7は網孔61を経由してふるい18の下方に設置された水受部62に落下し、図外の水路を経由して図外の濁水槽に送られ、浄水処理された後に温度調整水貯留部8に還流される。温度調整水7を温度調整水貯留部8に還流すれば、細骨材温度事前調整部14において使用した温度調整水7の温度を温度調整水貯留部8においてさらに調整した後に調整水計量部15を経由して水浸細骨材計量部19に供給する温度調整水7として使用できるので、細骨材3の温度調整精度を向上できる。細骨材温度事前調整部14の排出口55からふるい18のふるい面に落下する細骨材3は、ふるい面により形成された傾斜面を経由して流下し、水浸細骨材計量部19に供給される。この際、ばね60で支えられたふるい18は細骨材3の重みにより振動し、この振動により細骨材3を水浸細骨材計量部19内にスムーズに落下させることができる。ふるい18とばね60とで分別手段110が構成される。網板面のようなふるい面を上下に傾斜させて固定的に設置されたふるい18のみにより分別手段を構成しても良いが、ふるい18とばね60のような振動手段とにより分別手段110を構成したほうが、細骨材3を水浸細骨材計量部19内にスムーズに落下させることができて好ましい。
水浸細骨材計量部19の容器は、上部受口70と下部排出口71との口径が同じか上部受口70の口径より下部排出口71の口径の大きな容器とし、下部排出口71に設ける開閉体72;72を観音開き形態とすることで、水浸細骨材計量部19で計量された温度調整水7と細骨材3とを一気にホッパ21内に落下させることができる。
水浸細骨材計量部19、粗骨材計量部13、セメント計量部16では、ミキサ20による1回のコンクリート練り上げ作業で必要な量の温度調整水7及び細骨材3、粗骨材2、セメント32が、質量計測器22によりそれぞれ計量される。
次にコンクリート製造装置によるコンクリートの製造について説明する。まず、制御装置1により、骨材搬送装置5、セメント供給装置29、ポンプ151を駆動して温度調整水貯留部8に水を供給し、骨材搬送装置5を駆動して粗骨材貯蔵部13Aに粗骨材2を供給するとともに細骨材温度事前調整部14に細骨材3を供給し、セメント供給装置29を駆動してセメント貯蔵部16Aにセメント32を供給する。また、制御装置1により、必要に応じて冷却装置9あるいは加熱装置10を駆動することで、温度調整水貯留部8に貯留された水の温度を調整し、温度調整水7を生成する。骨材搬送装置5が駆動されると、粗骨材2と細骨材3とが骨材搬送装置5により骨材貯蔵所4から骨材搬送先切替装置6に所定の間隔で順番に搬送される。制御装置1は、骨材搬送装置5により粗骨材2を搬送している間は、骨材搬送先切替装置6の搬出先を粗骨材貯蔵部13Aの方向に向くよう制御し、これにより、粗骨材2が粗骨材貯蔵部13Aに搬送される。制御装置1は、骨材搬送装置5により細骨材3を搬送している間は、骨材搬送先切替装置6の搬出先を細骨材温度事前調整部14の方向に向くよう制御し、これにより、細骨材3が細骨材温度事前調整部14に搬送される。制御装置1は、温度調整水貯留部8内の温度調整水7の温度を計測する温度計測器75から温度調整水7の温度データを入力し、ミキサ20により練り上がるコンクリートの温度が所定の温度範囲、例えば5℃から25℃程度の範囲となるように、必要に応じて、冷却装置9による冷却や加熱装置10による加熱を制御して、温度調整水貯留部8内の温度調整水7の温度を調整する。夏場においては、制御装置1が、温度調整水7の温度データや気温データなどを入力して冷却装置9を制御することで温度調整水貯留部8内の温度調整水7の温度を制御する。冬場においては、制御装置1が、温度調整水7の温度データや気温データなどを入力して加熱装置10を制御することで温度調整水貯留部8内の温度調整水7の温度を制御する。
制御装置1には、ミキサ20による1回のコンクリート練り上げ作業で必要な、温度調整水(水)7及び細骨材3の量、粗骨材2の量、セメント32の量、調整水7の温度、練り上がりコンクリートの温度などの設定値が入力される。制御装置1は設定値に基づいて制御を行う。
制御装置1が、温度調整水貯留部8内の温度調整水7の温度データを入力して設定温度範囲に達したことを検出したならば、ポンプ26を駆動し、開閉弁27;28を開く。これより、細骨材温度事前調整部14及び温度調整水計量部15に温度調整水7が供給される。よって、細骨材3が細骨材温度事前調整部14内で温度調整水7中に浸されて温度調整水7により事前に冷却あるいは加熱される。設定温度は、練り上がりコンクリートの設定温度に基づいて計算する計算プログラムによって制御装置1が算出する。計算プログラムは実験などの経験則に基づいて作成される。細骨材温度事前調整部14より排出される温度調整水7と細骨材3はふるい18による分別手段により分別され、分別手段を通過せずに残った細骨材3は水浸細骨材計量部19に供給される。温度調整水計量部15より排出される温度調整水7は管50を経由して水浸細骨材計量部19に供給される。また、制御装置1が開閉弁42を開くことで粗骨材貯蔵部13Aから粗骨材計量部13に粗骨材2が供給され、制御装置1が開閉弁45を開くことでセメント貯蔵部16Aからセメント計量部16にセメント32が供給される。そして、制御装置1が、粗骨材計量部13、セメント計量部16の質量計測器22からの計測データを入力して、制御装置1が計測データから各部の容器自体の質量を減算することで制御装置1が粗骨材3及びセメント32の量を認識する。
水浸細骨材計量部19の質量計測器22、容積計測器23、温度計測器24で検出される計測値は制御装置1に出力される。制御装置1は、上述した式(1);(2)により細骨材3の質量Msと温度調整水7(水)の質量Mwとを計算するプログラムを備えており、細骨材3の表面水管理を行うことなく、細骨材3の質量Msと温度調整水の質量Mwとを正確に計量できる。すなわち、細骨材3の表乾密度ρs、温度調整水の密度ρw、水浸細骨材計量部19の容器自体の質量を予め制御装置1に入力しておく。制御装置1は、水浸細骨材計量部19の容器自体の質量を質量計測器22による計測データから減算することで、細骨材3の質量と温度調整水7の質量との和Mfを算出し、容積計測器23からの計測データにより細骨材3の容積と温度調整水7の容積との和Vfを算出する。従って、式(1)における細骨材3の質量Ms以外の全ての値がわかるので、細骨材3の質量Msを算出できる。また、式(2)における温度調整水7の質量Mw以外の全ての値がわかるので、温度調整水7の質量Mwを算出できる。制御装置1は、水浸細骨材計量部19の質量計測器22及び容積計測器23からの計測データを入力して、設定した細骨材3の質量Msと温度調整水7の質量Mwとが得られるまで、細骨材温度事前調整部14の開閉弁56及び温度調整水計量部15の開閉弁52を制御して、細骨材温度事前調整部14からの細骨材3の排出量、温度調整水計量部15からの温度調整水7の排出量を制御する。すなわち、制御装置1は、開閉体72;72を閉じてから開閉弁56及び開閉弁52を開き、水浸細骨材計量部19内において、細骨材3の質量Msと温度調整水7の質量Mwとが設定値に達したならば、開閉弁56及び開閉弁52を閉じて開閉体72;72を開く。これにより、設定した質量Msの細骨材3と質量Mwの温度調整水7とがホッパ21に投入され、ミキサ20に送られる。また、制御装置1が、粗骨材計量部13、セメント計量部16から計量データを入力して設定値に達したことを検出したならば、粗骨材計量部13の開閉弁46及びセメント計量部16の開閉弁48を開いて、粗骨材3、セメント32をホッパ21に投入するとともに、混和剤投入装置17を制御して所定量の混和剤をホッパ21に投入する。また、制御装置1は、水浸細骨材計量部19の温度計測器24で検出される温度調整水7の温度が設定値から外れていれば、次回以後に水浸細骨材計量部19に供給される温度調整水7の温度が設定値となるように冷却装置9や加熱装置10を駆動して温度調整水貯留部8内の温度調整水7の温度を調整する。
以上により、目的とする配合のコンクリートをミキサ20による1回のコンクリート練り上げ作業で得るために必要な量の、温度調整水7及び細骨材3、粗骨材2、セメント32、混和剤がミキサ20に正確に供給され、ミキサ20の駆動によりコンクリートが練り上げられる。練り上げられたコンクリートは例えば図外のコンクリートミキサ車等に詰め込まれる。
本形態によれば、水浸細骨材計量部19により、コンクリートを形成する水としての温度調整水7と細骨材3の量を正確に計量することができるとともにミキサ20により練り上がるコンクリートの温度が所定の温度範囲、例えば5℃から25℃の範囲となるように、必要に応じて、冷却装置9による冷却や加熱装置10による加熱を制御して水浸細骨材計量部19に供給する細骨材3及び温度調整水7を事前に冷却あるいは加熱するので、温度ひびわれや凍結を生じないコンクリートを製造できる。水浸細骨材計量部19に送る前に細骨材温度事前調整部14において細骨材3の温度を事前に調整したので、細骨材3の温度調整を容易にできる。細骨材温度事前調整部14で温度の調整された細骨材3を連続的に水浸細骨材計量部19に供給できるので、温度ひび割れや凍結を生じないコンクリートを効率的に製造できる。また、ふるい18と振動手段としてのばね60とで形成された分別手段を備え、分別手段が、細骨材温度事前調整部14より排出された細骨材3と温度調整水7とを分別して細骨材3を温度調整水7の蓄積された水浸細骨材計量部19に供給したので、細骨材温度事前調整部14で温度の調整された細骨材3の温度を水浸細骨材計量部19に蓄積された温度調整水貯留部8からの温度調整水7によりさらに調整できるので、細骨材3の温度調整を容易にできる。加熱装置10や冷却装置9によって、温度調整水貯留部8に貯められた水を加熱したり冷却することにより温度調整水7を生成したので、温度調整水7を細骨材温度事前調整部14や及び浸細骨材計量部19に連続して供給でき、温度ひび割れや凍結を生じないコンクリートを効率的に製造できる。
細骨材温度事前調整部14より排出される温度調整水7とこの温度調整水7で温度調整された細骨材3との両方を水浸細骨材計量部19に供給する構成としてもよい。即ち、水浸細骨材計量部19の前段に細骨材温度事前調整部14を備え、細骨材温度事前調整部14が、細骨材温度事前調整部14内に温度調整水貯留部8からの温度調整水7を蓄積してこの温度調整水7内に細骨材3を浸して細骨材3の温度を調整して温度の調整された細骨材3と温度調整水7とを水浸細骨材計量部19に供給する構成としてもよい。この構成でも、水浸細骨材計量部19の前段において細骨材温度事前調整部14により細骨材3の温度を調整するので、細骨材3が水浸細骨材計量部19に供給されるまでに細骨材3の温度調整時間を長くでき、細骨材3の温度調整を容易にできる。また、温度調整水7及び細骨材温度事前調整部14で温度の調整された細骨材3を連続的に水浸細骨材計量部19に供給できるので、温度ひび割れや凍結を生じないコンクリートを効率的に製造できる。
水浸細骨材計量部19に冷却装置及び加熱装置の少なくも一方を設け、水浸細骨材計量部19内の蓄積された水と当該水に浸された細骨材3とを冷却装置で冷却したり、加熱装置で加熱することにより、ミキサ20により練り上がるコンクリートの温度が所定の温度範囲となるように、温度調整水7や細骨材3の温度を調整しても良い。
ダムコンクリートのように単位水量の少ない配合の場合には、水浸細骨材計量部への細骨材投入量を少なくして、別途、細骨材計量部及び練り混ぜ水計量部を設けることは言うまでもない。
コンクリート製造装置の概要を示す図(最良の形態)。
符号の説明
3 細骨材、7 温度調整水(水)、9 冷却装置、10 加熱装置、
14 細骨材温度事前調整部、19 水浸細骨材計量部、
100 温度調整水生成貯留装置、110 分別手段。

Claims (2)

  1. 中に細骨材を浸した状態でこれら水及び細骨材の容積と質量とを計量して細骨材の質量と水の質量とを求めるための水浸細骨材計量部を備えたコンクリート製造装置において、
    水浸細骨材計量部の前段に細骨材温度事前調整部と分別手段と温度調整水計量部と温度調整水生成貯留装置とを備え、温度調整水生成貯留装置で温度制御された温度調整水が細骨材温度事前調整部及び温度調整水計量部に供給され、温度調整水計量部から水浸細骨材計量部に温度調整水を供給するとともに、細骨材温度事前調整部が、細骨材温度事前調整部内に温度調整水を蓄積してこの温度調整水内に細骨材を浸すことによって細骨材の温度を調整するとともに温度の調整された細骨材と温度調整水とを分別手段へと排出し、分別手段が、細骨材温度事前調整部より排出された細骨材と温度調整水とを分別して細骨材を温度調整水の蓄積された水浸細骨材計量部に供給し、分別手段によって分別された温度調整水が、水路を経由して濁水槽に送られ、浄水処理された後に温度調整水生成貯留装置に還流されることを特徴とするコンクリート製造装置。
  2. 度調整水生成貯留装置が、温度調整水貯留部を備えるとともに加熱装置および冷却装置のうちの少なくともいずれか一方を備え、加熱装置が温度調整水貯留部に貯められた水を加熱し、冷却装置が温度調整水貯留部に貯められた水を冷却することによって、温度調整水を生成したことを特徴とする請求項に記載のコンクリート製造装置。
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