JP4877179B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は照明器具に係り、例えば、天井面や壁面等の施工面に取り付けた状態で使用される照明器具に関する。
一般的な天井直付式の照明器具は、天井面に取り付けられる本体と、本体に保持される環形蛍光ランプなどの主光源及びLED常夜灯などの副光源と、主光源及び副光源の全体を覆うように本体に取り付けられるカバーとを備えている。主光源からの光は、カバー外周側から間接照明として照射され、副光源の光は、一部が主光源と同様にカバー外周側から照射されると共に、残りの一部がカバーの構成部材であるカバー本体とキャップ部間の隙間から下方に照射される。このような照明器具は、天井面に本体を固定した後、本体に主光源及び副光源を取り付け、次いで本体にカバーが固定される(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−227177号公報
ところで、一般的な天井直付式の照明器具は、カバーが光源を覆うように本体に取り付けるため、本体に対するカバーの取付状況を視認しにくく、本体に対してカバーが確実に取り付けられて脱落の虞れはないか、あるいは本体に対する正規位置にカバーが位置しているか、が判別し難いという不都合がある。この問題は、本体に対してカバーを持ち上げながら回転させることにより取り付ける取付手段を採用した照明器具にのみ生ずるものではなく、本体に対して天井面の厚み方向に沿ってカバーを取り付ける取付手段を採用した照明器具にも同様に生ずる可能性があり、本体に対するカバーの取り付けについて、改善の余地があった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、本体に対するカバーの相対位置を外部から視認できるようにし、カバーの取付け状態を確認して本体からのカバーの脱落を防止すると共に、カバーを本体あるいは部屋の壁面などに対して平行に取り付けて美観や外観を損ねることのない照明器具を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明は、
主光源および副光源を保持するとともに天井面に固定される本体と、
前記主光源および前記副光源を覆うように前記本体に取り付けられるカバーとを備え、
前記天井面に対して交差するとともに下方から視認可能な壁部が前記カバーに設けられ、
前記本体に対して前記カバーが正規位置にあるときに、前記副光源の照射光により前記壁部に所定の陰影が生じることを特徴としている。
上記構成の照明器具によれば、本体に対してカバーが正規位置にあるときに、副光源の照射光により所定の陰影が壁部に生じるようにしたので、壁部に映る陰影により本体に対してカバーが正規位置にあることが確認でき、カバーを所定の位置に確実に取り付けることができる。
従って、この照明器具においては、従来のようなカバーの取付け不良による本体からのカバーの脱落を防止することができる。また、カバーを本体あるいは部屋の壁面などに対して平行に取り付けて優れた美観や外観を維持することができる。
ここで、主光源としては、例えば、環形蛍光ランプや白熱灯を例示でき、副光源としては、例えば、LED常夜灯やナツメ球を例示できる。また副光源としては、点光源である必要はなく、線光源(ラインLED、LEDを複数並べたもの)などであってもよい。
また、本発明は、前記壁部が前記主光源および前記副光源間に設けられていることを特徴としている。
上記構成の照明器具によれば、壁部が主光源および副光源間に設けられているので、主光源による陰影が壁部に生じることがなく、主光源による照明機能が阻害されることはない。
また、本発明は、前記本体に対して前記カバーを固定するために前記本体に設けられた爪部により前記陰影が生じることを特徴としている。
上記構成の照明器具によれば、本体に設けられた爪部の陰影が壁部に生じるようにしたので、実体がある構造物の陰影を基準にしてカバーの正規位置を判別することができ、確実な取り付けが可能となる。
また、本発明は、前記副光源が常夜灯であることを特徴としている。
上記構成の照明器具によれば、副光源が常夜灯であるので、壁部に生ずる陰影が照明光としての光に影響することがなく、優れた照明装置が得られる。
また、本発明は、前記壁部に前記陰影に対応する表示が設けられていることを特徴としている。
上記構成の照明器具によれば、壁部に陰影に対応する表示が設けられているので、表示と陰影との相対位置に基づいて本体に対してカバーが正規位置にあるか否かを確実に判別できる。
本発明によれば、副光源の照射光により壁部に生じる所定の陰影によって、本体に対するカバーの取付位置を確認することができ、従来のようなカバーの取付け位置不良という問題を解消できる。これにより、本体からのカバーの脱落を防止すると共に、カバーが本体あるいは部屋の壁面などに対して斜めに取り付けられたことによる美観不良や外観不良が解消されるという効果が得られる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る照明器具の全体斜視図、図2は図1に示す照明器具の縦断面図、図3は図1に示す照明器具の下面図、図4は図1に示す照明器具を本体とカバーとに分解した状態を示す斜視図、図5は本体の要部分解斜視図、図6はカバーの分解斜視図、図7はカバー本体の要部拡大斜視図である。
図1から図4に示すように、本発明の照明器具10は、天井面Sに取り付けられる本体11と、本体11に取り付けられて主光源13および副光源14を覆うカバー12とを備える。本体11は、略円盤状に形成されており、天井面Sに設けられた引掛シーリングアダプタ9に、本体11に設けられた引掛シーリング8を接続することによって、天井面Sに取り付けられる。
本体11の下面には、外周縁側に向かうに従って、次第に天井面Sに近づくように傾斜する傾斜面15が形成されている。傾斜面15には、ランプ支持具16およびランプソケット17が下方に突出して設けられている。主光源である2重環形の蛍光ランプ13は、そのランプ口金18がランプソケット17に電気的に接続されると共に、他端側がランプ支持具16に支持されて本体11に保持されている。本体11の中央には、アダプタカバー19が取り付けられている。
図5に示すように、アダプタカバー19は、上下方向に分割可能なボディ20と内カバー21とを有する。内カバー21は、例えば、ポリプロピレン樹脂で形成され、またボディ20は、副光源14からの照射光を透過可能とするため、透光性を有する材料、例えば、アクリル樹脂などから形成されている。
内カバー21には、ボディ20に対抗する面に、一対で1組となる断面コ字状の基板保持部22が、2組、内カバー21の中心に対して対称位置に突設されている。それぞれの基板保持部22は、互いに対向する面に略コの字型の溝23が設けられている。
副光源である2個の青色LED14が実装された2枚の実装基板24は、それぞれの実装基板24の左右両端が、2組の基板保持部22の溝23に挿入されて内カバー21に保持されている。副光源である青色LED14は、主光源13の消灯時に点灯させる常夜灯として用いられる。内カバー21には、更に、照明器具10のオンオフ制御や調光制御等を行う赤外線リモコン用のリモコン受光部25が収納される。また、内カバー21の外周面には、弾性を有する一対の係止爪26が設けられており、ボディ20が下方から装着されたとき、ボディ20に設けられた係合部(図示せず)と係合してボディ20と内カバー21とを結合させて実質的に一体化する。
ボディ20は、透明樹脂で成形された略円盤状部材であり、リモコン受光部25の下面を露出させるように窓孔27が貫設して形成されている。ボディ20の外周面下端には、略1/8円弧状(開き角度45°)の4個の本体リブ28が円周方向に沿って等間隔(45°間隔)で配設されている。これにより、隣接する本体リブ28の間には、後述するカバー12のカバーリブ45を挿入するための空間である4ヶ所の挿入口29が形成される。
それぞれの本体リブ28の一端(下方から見たとき時計方向側の一端)は、本体リブ28の上方に平行に設けられたリブ30と縦壁31によって連結されて、略コの字型の溝部33が形成されている。本体リブ28の他端(下方から見たとき反時計方向側の一端)には、上方に向かって突設された爪部である障壁32が形成されている。障壁32には、上方に向かうに従って次第に溝部33の奥側に向かって傾斜する本体リブ傾斜面34が設けられている(図9参照)。
図6に示すように、カバー12は、枠状のカバー本体40と、カバー本体40の中央部に固定されるキャップ部41とを備える。カバー本体40は、アクリル樹脂などの透光性を有する樹脂によって、中心部に矩形穴42が形成された略矩形枠状に形成されており、蛍光ランプ(主光源)13の下方を覆っている。カバー本体40の矩形枠部53の断面形状は、下方に突出する略V字型に形成されている(図2参照)。矩形穴42を画成する矩形枠部53の一方の面は、後述するLED光源14を反射する反射面としても作用する。
図7も参照して、矩形穴42の上方には、矩形穴42より小さな直径を有するリング状枠43が配置されている。リング状枠43は、4個の連結部44によって矩形枠部53の4辺に連結されている。リング状枠43の内径は、ボディ20の外径より僅かに大きく、互いに嵌合可能である。リング状枠43の内周面には、連結部44の反対側に4個のカバーリブ45が90°間隔で半径方向内方に突出して設けられている。カバーリブ45の下面には、円周方向に沿って第1凹部46、及び第2凹部47が設けられている。
カバー12(カバー本体40)が本体11(ボディ20)に取り付けられるとき、ボディ20の障壁32に対向するカバーリブ45の一端には、本体リブ傾斜面34と同じ方向に傾斜するカバーリブ傾斜面48が形成されている。また、カバーリブ45の他端、第1凹部46及び第2凹部47のカバーリブ傾斜面48側の側面には、それぞれ垂直の壁49(49a、49b、49c)形成され、第1凹部46及び第2凹部47のカバーリブ傾斜面48と反対側の側面には、それぞれカバーリブ傾斜面48と同じ方向に傾斜する傾斜面50a、50bが形成されている。カバーリブ傾斜面48の山側稜線MLおよび谷側稜線VLは、カバー12を本体11に取り付けるときの回転中心C(図8(b)参照)を基点とする放射線に沿っている。尚、本体リブ傾斜面34及びカバーリブ傾斜面48は、どちらか一方であってもよいが、カバー12の装着を容易にするためには、両方とも設けられているのがよい。
また、リング状枠43の外周面には、4個の連結部44の両側に、それぞれキャップ部41を固定するための一対の縦リブ51a、51bが設けられ、一方の縦リブ51aには、雌ねじ52が形成されている。
図6に示すように、キャップ部41は、透光性を有する材料、例えば、アクリル樹脂などにより形成された矩形の有底箱状部材であり、底部60と、底部60から立設した連続する4辺の壁部61とを有する。底部60は、照明器具10が天井面Sに設置されたとき正面となる。壁部61には、カバー本体40の縦リブ51aに設けられた雌ねじ52に対向する位置にネジ穴66が明けられており、キャップ部41が4本のネジ67によってカバー本体40に固定される。
底部60の4辺からは、斜め下方に延設されて矩形の鍔部62が形成されている。4辺からなる壁部61の大きさは、カバー本体40の矩形穴42より小さく、矩形穴42から挿入されてカバー本体40に固定される。また、鍔部62の外形寸法は矩形穴42より大きく、カバー本体40に取り付けられた時、下方からみたとき矩形穴42を隠すと共に、カバー本体40の矩形枠部53と鍔部62とが略平行となって、カバー本体40とキャップ部41との間に照明用空間63が壁部61の全周に亘って形成される。壁部61は、照明用空間63を介して下方から見ることができる(図2参照)。
このような照明器具10の設置は、図2に示すように、先ず、天井面Sに設けられた引掛シーリングアダプタ9に引掛シーリング8を接続して、本体11を天井面Sに固定する。そして、図8に示すように、カバー本体40のカバーリブ45とボディ20の挿入口29との位相を合わせてカバー12を上方に押し上げ、カバーリブ45を挿入口29に挿入した後、カバー12を図に示す矢印方向に回転させる。このとき、カバー12の押し上げ量が不十分であっても、図9に示すように、カバーリブ45のカバーリブ傾斜面48が、障壁32の本体リブ傾斜面34と摺接するので、カバーリブ傾斜面48が容易に障壁32を乗り越え、障壁32が第2凹部47の垂直壁49cと係合する。
更に、カバー12を回転させた後、下方に移動させることにより、図11に示すように、カバーリブ45全体が障壁32を乗り越えて略コの字型の溝部33内に収容され、カバーリブ45の平坦な底面が本体リブ28の上面に当接して安定した状態で積層されると共に、垂直壁49aが障壁32と係合する。これにより、カバー12の本体11からの脱落が防止される。また、カバー12は、本体11に対する正規位置に位置決めされて取り付けられる。
図8(a)に示すように、カバー12が本体11に対して正規位置に取り付けられた状態においては、カバー12の矩形外周縁部が、部屋の壁面7と平行となって美観を損ずることはない。
また、カバーリブ傾斜面48の山側稜線MLおよび谷側稜線VLは、カバー12を本体11に取り付けるときの回転中心C(図8(b)参照)を基点とする放射線に沿って形成されているので、谷側稜線VLは、その全長が同時に障壁32に当接して確実に障壁32を捉え、同様に、山側稜線MLは容易に障壁32を乗り越えることができる。
上記したように、本体リブ28、カバーリブ45、障壁32、及び第1及び2凹部46、47は、本体11とカバー12との取付け手段として作用する。
カバー12が本体11に取り付けられた状態において、図2に示すように、壁部61は、蛍光ランプ(主光源)13とLED光源(副光源)14との間に位置し、カバー本体40(矩形枠部53)とキャップ部41(鍔部62)との間の隙間である照明用空間63を介して下方から目視可能である。また、天井面Sに対して直交する方向に沿って、隙間63と重複する鍔部62がキャップ部41に設けられ、鍔部62の縁部62aとカバー本体40の中央開口の縁部40aとを結ぶ線Lの延長線よりも本体11側に、壁部61の縁部61aが配置されている。これにより、本体11、及びボディ20とカバー本体40との結合部が、壁部61によって遮蔽されて照明用空間63から見えなくなり、見栄えの良い外観が得られる。
次に、本発明の照明器具10の作用について、図8から図14に基づいて説明する。
図8はカバーの取付時におけるボディとカバー本体との位置関係を示す下面図、図9から図11は本体リブとカバーリブとの係合状態を示す側面図、図12は壁部に映された障壁の陰影を示す概念図、及び輝度グラフ、図13は副光源の照射光がキャップ部の角部から出射する状態を示すキャップ部の下面図、図14はキャップ部のマークと副光源の照射光が一致した状態を示すキャップ部の下面図である。
図2に示すように、照明器具10を天井面Sに取り付けてLED光源(副光源)14を点灯させる、或いはLED光源(副光源)14を点灯させた状態で、上記したようにカバー12を本体11に取り付けると、LED光源14からの照射光SLB1は、透明なボディ20を透過してキャップ部41の壁部61に照射され、ボディ20の障壁32の陰影が壁部61に映される。
即ち、図12に示すように、本体11に対してカバー12が正規位置にあるとき、2個の青色LED光源14からの照射光SLB1によって、壁部61の中央部が障壁32の陰影SHによって暗くなり、その両側は相対的に明るくなる。壁部61の中央部が暗部となることを、照明用空間63を介して下方から目視確認することにより、カバー12が正規位置に取り付けられていることが確認できる。
或いは、2個の青色LED光源14からの照射光SLB1による照明部LPが、壁部61における線対称位置に映ることによってもカバー12が正規位置であるか否かを判別でき、容易にカバー12の取付状態を確認することができる。これにより、カバー12が正規位置にないことが判った場合、カバー12を取り付け直すか、或いは、更にカバー12を回転させて位置を修正する。
尚、本実施形態において、障壁32は透明であるが、厚みがあるので壁部61に薄い陰影を生じることは可能である。しかし、鮮明な陰影SHを映すことができるように、障壁32を不透明な材料で形成したり、不透明塗料などを塗布するようにしてもよい。
また、LED光源(副光源)14が、キャップ部41の底部60に照射光SLB2を照射するように配置された場合、図3に示すように、底部60に照射された照射光SLB2の照射部LPが、キャップ部41の中心に対して対称位置となることによって、カバー12が正規位置に取り付けられていることが確認できる。対称位置とは、線対称、点対称のいずれでもよい。尚、この場合、底部60に照射された照射光SLB2の照射部LPの位置を確認するためには、キャップ部41の輪郭形状が真円以外であることが必要となる。
図13に示すように、キャップ部41の輪郭形状が、角形状(多角形)である場合には、照射光SLB2がキャップ部41の角部68の近傍から出射することによっても判別が可能となる。ここで、角部近傍とは、底部60の対角線の全長に対して、例えば、角部68から1/4以内の範囲とする。
図2に示すように、蛍光ランプ(主光源)13からの照射光MLBの多くは、カバー本体40の乳白色の矩形枠部53を介して室内などを照明する。また、照射光MLBの一部は、キャップ部41の壁部61で反射した後、矩形枠部53で更に反射し、照明用空間63から出射して室内を照明する。この、壁部61で反射してカバー12の中央部分から照射される間接照明光は、柔らかい光となって矩形枠部53を透過する主照明と共に室内などを明るく照明する。
上記説明においては、副光源14は点光源である青色LED光源として説明したが、これに限定されることはなく、線光源(ラインLED、複数のLEDを線上に並べて配置したものなど)やナツメ球などであってもよい。要は、壁部61に陰影SHを生じさせるもの、あるいは、底部60に照射光SLBを照射可能なものであれば、どのような光源でも使用することができる。また、同様に主光源13も蛍光ランプに限定されるものではなく、白熱灯などであってもよい。
更に、カバーリブ45は、本体リブ28の障壁32と係合する第1凹部46及び第2凹部47の2つの凹部を備えるので、図11に示すように、カバー12が正規位置に取り付けられていれば、例えば、地震などによって照明器具10が激しく振動してカバー12が外れる方向に回転しても、図10に示すように、障壁32が第1凹部46と係合してカバー12の脱落が防止される。図10に示す状態から更に、カバー12が外れる方向に回転しても、図9に示すように、障壁32が第2凹部47と係合するので、カバー12の脱落に対して2重の安全装置として作用し、カバー12の脱落の可能性が大幅に低減される。
(変形例)
壁部61に映る障壁32の陰影位置や、底部60に照射される青色LED14の照射光SLB2の位置によって、カバー12が正規位置にあるか否かの判別を容易にするため、壁部61或いは底部60に、陰影位置や照射光SLBの位置に対応する表示を設けるようにしてもよい。この表示としては、壁部61や底部60の所定位置に形成された印刷マーク、カバー本体40の成形時に形成された凸部または凹部、梨地仕上げなどの表面処理、レンズなどとすることができる。
尚、このような表示は、照明器具10の外観を損ねない程度の大きさのものがよい。大きな表示を設ける場合(特に、底部60に設ける表示)には、照明器具10の外観との統一感があるように、デザインされたものが好ましい。
表示は、図12に示すように、キャップ部41の壁部61の略中央位置に形成された、例えば、三角形のマーク64とすることができる。該マーク64が、壁部61に映された障壁32の陰影SHの略中心に位置していれば、カバー12が正規位置にあると判断することができる。
また、図14に示すように、底部60に設けられた、カバー12が正規位置にあるときに照射光SLB2が照射される位置を示す丸型のマーク65とすることができる。青色LED14からの照射光SLB2による照射部LPが、該マーク65を中心として照射されれば、カバー12が正規位置にあると判断することができる。
尚、表示としてレンズが用いられる場合、青色LED14からの照射光がレンズを透過するように、互いの位置が設定される必要がある。
前述した照明器具10によれば、本体11に対してカバー12が正規位置にあるときに、副光源14の照射光SLB1により所定の陰影SHが壁部61に生じるようにした、あるいは、副光源14の照射光SLB2がキャップ部41の底部60の所定位置に照射されるようにしたので、壁部61に映る陰影SH、または照射光SLB2の照射位置によって本体11に対してカバー12が正規位置にあることが確認でき、カバー12を所定の位置に確実に取り付けることができる。従って、従来のようなカバーの取付け不良による本体11からのカバー12の脱落を防止することができる。また、カバー12を本体11あるいは部屋の壁面7などに対して平行に取り付けることができ、優れた美観や外観を維持することができる。
なお、本発明の照明器具は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、上記の実施形態においては、カバー12を回転させて本体11に装着する回転式の照明器具として説明したが、天井面Sと平行にスライドさせて装着する嵌め込み式の照明器具に適用することもでき、同様の効果を奏する。また、壁部61は、カバー12の最外側面に設けるようにしてもよい。ただし、この場合には、主光源13による陰影も壁部61に映る可能性がある。
その他、前述した実施形態において例示した主光源、副光源、天井面、本体、カバー、壁部、陰影、照明器具、爪部、陰影に対応する表示等の材質,形状,寸法,形態,数,配置個所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明に係る照明器具の全体斜視図である。 図1に示す照明器具の縦断面図である。 図1に示す照明器具の下面図である。 図1に示す照明器具を本体とカバーとに分解した状態を示す斜視図である。 本体の要部分解斜視図である。 カバーの分解斜視図である。 カバー本体の要部拡大斜視図である。 カバーの取付時におけるボディとカバー本体との位置関係を示す下面図である。 本体リブとカバーリブとの第3の係合状態を示す側面図である。 本体リブとカバーリブとの第2の係合状態を示す側面図である。 本体リブとカバーリブとの第1の係合状態を示す側面図である。 壁部に映された障壁の陰影を示す概念図、及び輝度グラフである。 副光源の照射光がキャップ部の角部から出射する状態を示すキャップ部の下面図である。 キャップ部のマークと副光源の照射光が一致した状態を示すキャップ部の下面図である。
符号の説明
10 照明器具
11 本体
12 カバー
13 蛍光ランプ(主光源)
14 LED光源(副光源)
32 障壁(爪部)
61 壁部
64 マーク(陰影に対応する表示)
65 マーク(副光源に対応する表示)
S 天井面

Claims (5)

  1. 主光源および副光源を保持するとともに天井面に固定される本体と、
    前記主光源および前記副光源を覆うように前記本体に取り付けられるカバーとを備え、
    前記天井面に対して交差するとともに下方から視認可能な壁部が前記カバーに設けられ、
    前記本体に対して前記カバーが正規位置にあるときに、前記副光源の照射光により前記壁部に所定の陰影が生じることを特徴とする照明器具。
  2. 前記壁部が前記主光源および前記副光源間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記本体に対して前記カバーを固定するために前記本体に設けられた爪部により前記陰影が生じることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  4. 前記副光源が常夜灯であることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  5. 前記壁部に前記陰影に対応する表示が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
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