JP4875614B2 - 殺虫剤としてのn−フェニルピラゾール誘導体 - Google Patents
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Description
R1は、CN又はCF3であり、
R2及びR2aは、それぞれ独立に、ハロゲン又はCH3であり、
R3は、(C1−C3)−ハロアルキル、(C1−C3)−ハロアルコキシ又はSF5であり、
R4は、H、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−ハロアルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C2−C6)−ハロアルキニル、(C3−C7)−シクロアルキル又は(C1−C6)−アルキルであり、この最後に挙げた基は、非置換又はハロゲン、(C3−C7)−シクロアルキル、CN、NO2、R7、COR8、R9及びCO2R8からなる群から選択された1つ又は複数の基によって置換されており、
R5は、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−ハロアルケニル、(C2−C6)−アルキニル又は(C2−C6)−ハロアルキニルであり、
R6は、(C2−C8)−アルキル、(C4−C8)−アルケニル、(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C6)−アルキル又はアリール(C1−C6)−アルキルであり、これらの最後に挙げた4つの基は(アルキル又はアルケニルの部分において)1つ又は複数のX−Z基によって置換されており、或いは飽和複素環基又は飽和複素環−(C1−C6)−アルキル基であり、これらの最後に挙げた2つの基は非置換又は(複素環において)1つ又は複数のZ1基によって置換されており、
Zは、H、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C3−C6)−アルケニル、(C3−C6)−ハロアルケニル、(C3−C6)−アルキニル、(C3−C6)−ハロアルキニル、(C3−C7)−シクロアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルコキシ−(CH2O)r−(C1−C6)−アルキル、アリール[(C1−C6)−アルキル]s、R9−[(C1−C6)−アルキル]t、CHO又はR10−COであり、
Xは、O、NR11又はS(O)mであり、或いはNR11−Zと一緒になって5又は6員の飽和環を形成し、この環は追加のN、O又はS原子を含んでいてもよく、非置換又はハロゲン、(C1−C6)−アルキル及びオキソからなる群から選択された1つ又は複数の基によって置換されており、
R7は、非置換又はハロゲン、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−ハロアルコキシ、CN、NO2、S(O)pR12及びNR13R14からなる群から選択された基によって置換されたフェニルであり、
R8は、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキル又は(CH2)qR7であり、
Z1は、(C1−C6)−アルキル、ハロゲン、(C1−C6)−アルコキシ、R7、O(CH2)qR7、O−テトラヒドロピラニル、OCO(C1−C6)−アルキル、OCO(CH2)qR7、OCO(C1−C6)−アルキル、OCO2CH2R7、ヒドロキシ、オキソ、チオキソ、OCO(C1−C6)−アルキル−OCO(C1−C6)−アルキル又は(C1−C6)−アルキルであり、この最後に挙げた基はOCO(C1−C6)−アルキル又はジオキソールアニル基(このジオキソールアニル基は1つ又は複数の(C1−C6)−アルキル基によって置換されている)によって置換されており、或いは(R6の複素環部分の)環上の2つの隣接C原子がベンゼン又は非置換若しくは1つ又は複数の(C1−C6)−アルキル基によって置換されている1,3−ジオキソールアニル環を形成し、或いは環上の1つの炭素がシクロペンチル環又はシクロヘキシル環を有するスピロ化合物を形成し、
R9は、非置換又はハロゲン、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−ハロアルコキシ、CN、NO2、S(O)pR12、OH及びオキソからなる群から選択された1つ又は複数の基によって置換された飽和、不飽和又は複素芳香環基であり、
R10は、H、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−ハロアルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C2−C6)−ハロアルキニル、(C3−C7)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−ハロアルコキシ、O(CH2)qR7、O(CH2)q(C3−C7)−シクロアルキル、R7又はR9、或いは非置換又は(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−ハロアルコキシ、(C3−C6)−アルケニルオキシ、(C3−C6)−ハロアルケニルオキシ、(C3−C6)−アルキニルオキシ、(C3−C6)−ハロアルキニルオキシ、(C3−C7)−シクロアルキル、S(O)pR12、CN、NO2、OH、R7、R9、COR8、NR13R14、OR8、CO2H及びCO2R8からなる群から選択された1つ又は複数の基によって置換された(C1−C6)−アルキルであり、
R11は、H又はR10であり、或いはR10、R11及び結合しているN原子が、追加のN、O又はS原子を含んでいてもよく、非置換又はハロゲン、(C1−C6)−アルキル及びオキソからなる群から選択された1つ又は複数の基によって置換された5〜7員環を形成し、
R12は、(C1−C6)−アルキル又は(C1−C6)−ハロアルキルであり、
R13及びR14は、それぞれ独立に、H、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキル又は(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C6)−アルキルであり、
m、n、p、q、s及びtは、それぞれ独立に、0、1又は2である。
以上に記載した基の内の飽和、不飽和又は芳香族の複素環それぞれにおける複素環基は、独立に3〜7個の環原子及びN、O及びSからなる群から選択された1、2又は3個の環内ヘテロ原子を有する複素環基であり、上記した基中の飽和複素環基はそれぞれ独立に3〜7個の環原子及びN、O及びSからなる群から選択された1、2又は3個の環内ヘテロ原子を有する飽和複素環基であり、且つ上記した基中のアリールはそれぞれ独立に単環、2環又は多環芳香族基である]
又は殺虫剤として許容されるこれらの塩を提供する。
アルコキシによって置換されたアルキルの例は、メトキシメチル(CH2OCH3)であり、アルキルチオによって置換されたアルキルの例はメチルチオメチル(CH2SCH3)である。
R1が、CNであり、
R2及びR2aが、それぞれClであり、
R3が、CF3であり、
R4が、H又は(C1−C6)−アルキルであり、この最後に挙げた基は、非置換又はハロゲン、(C3−C7)−シクロアルキル、CN、NO2、R7、COR8、R9及びCO2R8からなる群から選択された1つ又は複数の基によって置換されており、
R5が、(C1−C3)−ハロアルキルであり、
R6が、(C2−C8)−アルキル、(C4−C8)−アルケニル、(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C6)−アルキル又はフェニル(C1−C6)−アルキルであり、これらの最後に挙げた4つの基は(アルキル又はアルケニルの部分において)1つ又は2つのX−Z基によって置換されており、或いは飽和複素環基又は飽和複素環−(C1−C6)−アルキル基であり、これらの最後に挙げた2つの基は非置換又は(複素環において)1つ又は2つのZ1基によって置換されているものである。
R1が、CNであり、
R2及びR2aが、それぞれClであり、
R3及びR5が、それぞれCF3であり、
R4が、H又は(C1−C6)−アルキルであり、
R6が、(C2−C8)−アルキル、(C4−C8)−アルケニル、(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C6)−アルキル又はフェニル(C1−C6)−アルキルであり、これらの最後に挙げた4つの基は(アルキル又はアルケニルの部分において)1つ又は2つのX−Z基によって置換されており、或いは飽和複素環基又は飽和複素環−(CH2)基であり、これらの最後に挙げた2つの基は非置換又は(複素環において)1つ又は2つのZ1基によって置換されており、及び
Zが、H、(C1−C6)−アルキル、(C3−C7)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルコキシ−(CH2O)r−(C1−C6)−アルキル、フェニル[(C1−C6)−アルキル]s、R9−[(C1−C6)−アルキル]t、CHO又はR10−COであるものである。
R1が、CNであり、
R2及びR2aが、それぞれClであり、
R3及びR5が、それぞれCF3であり、
R4が、H又はメチルであり、
R6が、(C2−C6)−アルキル又は(C2−C6)−アルケニルであり、これらの基は1つ又は2つのO−Z基によって置換されており、
Zが、H、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルコキシ−(CH2O)r−(C1−C6)−アルキル、フェニル−(CH2)s、テトラヒドロピラニル又はR10−COであり、
R10が、(C1−C6)−アルコキシ、O(CH2)qR7、フェニル又は(C1−C6)−アルキルであり、この最後に挙げた基は(C1−C6)−アルコキシ、CO2H及びCO2−(C1−C6)−アルキルからなる群から選択された1つ又は複数の基によって置換されており、
R7が、フェニルであり、
qが、1であり、
rが、0、1、2又は3であり、
sが、0又は1であるものである。
R1が、CNであり、
R2及びR2aが、それぞれClであり、
R3及びR5が、それぞれCF3であり、
R4が、H又はメチルであり、
R6が、1つ又は2つのO−Z基によって置換された(C2−C6)−アルキルであり、
Zが、R10COであり、
R10が、H、(C3−C7)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルコキシ、O(CH2)qフェニル、O(CH2)q(C3−C7)−シクロアルキル又はピリジルであり、或いは非置換又はハロゲン、(C1−C6)−アルコキシ、フェニル、CO2H及びCO2(C1−C6)−アルキルからなる群から選択された1つ又は複数の基によって置換された(C1−C6)−アルキルであり、
qが、0又は1であるものである。
R1が、CNであり、
R2及びR2aが、それぞれClであり、
R3及びR5が、それぞれCF3であり、
R4が、H又はメチルであり、
R6が、1つ又は2つのO−Z基によって置換された(C2−C6)−アルキルであり、
Zが、H、(C1−C6)−アルキル、(C3−C7)−シクロアルキル、フェニル(CH2)s又はピリジルであり、
sが、0、1又は2であるものである。
R1が、CNであり、
R2及びR2aが、それぞれClであり、
R3及びR5が、それぞれCF3であり、
R4が、H又はメチルであり、
R6が、飽和複素環−CH2であり、この複素環基はオキシラニル、テトラヒドロフラニル又は1,3−ジオキサ−2−チアラニル−S−オキシド又はS,S−ジオキシド、1,3,2−ジオキサホスホラン−2−オール2−オキシド、2−(C1−C6)−アルコキシ−1,3,2−ジオキサホスホラン2−オキシド、2−フェニル−1,3,2−ジオキサホスホラン2−オキシド、2−フェノキシ−1,3,2−ジオキサホスホラン2−オキシドであり、或いはこの複素環基は非置換又は(C1−C6)−アルキル、フェニル、オキソ及びチオキソからなる群から選択された1つ又は複数の基によって置換された1,3−ジオキサニルであり、或いはこの複素環基は1つの環炭素がシクロヘキシル環とスピロ化合物を形成する1,3−ジオキサニルであり、或いはこの複素環基は非置換又は1つ又は複数のオキソ基によって置換された1,4−ジオキサニルであり、或いは2つの隣接環炭素原子がベンゼン環を形成する1,4−ジオキサニルであるものである。
R1が、CNであり、
R2及びR2aが、それぞれClであり、
R3及びR5が、それぞれCF3であり、
R4が、H又はメチルであり、
R6が、飽和複素環基であり、この複素環基は、オキセタニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニル、1,3−ジオキサ−2−チアニル−S−オキシド又はS,S−ジオキシド、1,3,2−ジオキサホスフィナン−2−オール2−オキシド、2−(C1−C6)−アルコキシ−1,3,2−ジオキサホスフィナン2−オキシド、2−フェニル−1,3,2−ジオキサホスフィナン2−オキシド又は2−フェノキシ−1,3,2−ジオキサホスフィナン2−オキシドであり、或いは非置換又は(C1−C6)−アルキル、フェニル、オキソ及びチオキソからなる群から選択された1つ又は複数の基によって置換された1,3−ジオキサニル、或いは1つの環炭素がシクロヘキシル環とスピロ化合物を形成する1,3−ジオキサニルであり、或いは非置換又は1つ又は複数のオキソ基によって置換された1,4−ジオキセピニルであり、或いは2つの隣接環炭素原子がベンゼン環を形成する1,4−ジオキセピニルであるものである。
R1が、CNであり、
R2及びR2aが、それぞれClであり、
R3及びR5が、それぞれCF3であり、
R4が、メチルであり、
R6が、(C1−C6)−アルコキシ、OCH2フェニル、O−テトラヒドロピラニル、OCO(C1−C6)−アルキル、OCO(CH2)qフェニル、OCO2(C1−C6)−アルキル、OCO2CH2フェニル、ヒドロキシ、OCO(C1−C6)−アルキル−OCO(C1−C6)−アルキル及び(C1−C6)−アルキル(この最後に挙げた基は1つ又は複数のOCO(C1−C6)−アルキル基によって置換されている)からなる群から選択された1つ又は複数の基によって置換されたテトラヒドロフラニルであり、或いは2つの隣接する環C原子が1,3−ジオキサニル環を形成する1,3−ジオキサニル環(これらの環は1つ又は複数の(C1−C6)−アルキル基によって置換されている)であるものである。
R1が、CNであり、
R2及びR2aが、それぞれClであり、
R3及びR5が、それぞれCF3であり、
R4が、メチルであり、
R6が、1つ又は複数のOCO(C1−C6)−アルキル基によって(テトラヒドロピラニル環内で)置換されているか又は2つの隣接する環炭素原子が1つ又は複数の(C1−C6)−アルキル基によって置換された1,3−ジオキサニル環を形成しているテトラヒドロピラニル−CH2であるものである。
R1が、CNであり、
R2及びR2aが、それぞれClであり、
R3及びR5が、それぞれCF3であり、
R4が、メチルであり、
R6が、S(O)m−Zによって置換された(C2−C6)−アルキルであり、
Zが、(C1−C6)−アルキル、フェニル、ピリジル又はピリミジニルであり、この最後に挙げた基は非置換又は1つ又は複数の(C1−C6)−アルキル基によって置換されているものである。
R1が、CNであり、
R2及びR2aが、それぞれClであり、
R3及びR5が、それぞれCF3であり、
R4が、メチルであり、
R6が、NR11−Zによって置換された(C2−C6)−アルキルであり、
R11がH又は(C1−C6)−アルキルであり、
Zが、(C1−C6)−アルキル又はR10−COであり、
R10が、(C1−C6)−アルコキシ、或いはNR11−Zが一緒になってピロリジニル又はピペリジニル環を形成し、この環は非置換又は1つ又は複数のオキソ基によって置換されているものである。
の式(III)又は(IV)の化合物との反応によって調製することができる。
上式で、R6は上記で規定したとおりであり、Lは脱離基であり、一般に、ハロゲン好ましくは塩素、及び塩基である。塩基は、好ましくは、有機塩基例えば第三級アミン例えばトリエチルアミン又はエチルジイソプロピルアミン又はピリジンであり、4−ジメチルアミノピリジンなどの触媒の存在下であってもよい。反応は、一般にテトラヒドロフラン、ジオキサン又はアセトニトリルなどの溶媒を使用して、0℃〜100℃の温度で行われる。
R6−OH (V)
[式中のR6は、上記で規定されたとおりである]
との塩基の存在下における反応によっても調製することができる。塩基は、好ましくは、場合によっては4−ジメチルアミノピリジンなどの触媒の存在下における、有機塩基例えば第三級アミン例えばトリエチルアミン又はエチルジイソプロピルアミンである。反応は、一般にテトラヒドロフラン又はトルエンなどの溶媒を使用して、0℃〜50℃の温度で行われる。
L1−OCO(C1−C6)−アルキル (VI)
L1−OCO(CH2)qR7 (VII)
L1−OCO(C1−C6)−アルキル (VIII)
L1−OCO2CH2R7 (IX)
L1−OCO(C1−C6)−アルキル−OCO(C1−C6)−アルキル (XI)
R10−CO−L1 (XI)
[上式で、R7及びR10は上記で規定したとおりであり、L1は脱離基であり、一般にハロゲン、好ましくは塩素及び塩基である]との反応によって調製することができる。
NMRスペクトルは、別途に記載のない限りは、重クロロホルム中で行われ、シフトはppmで示されている。
1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−3−シアノ−5−メチルアミノ−4−トリフルオロメチルスルフィニルピラゾール(3.0g、6.65mmol)、2,2−ジメチル−4−ヒドロキシメチル−1,3−ジオキサン(1.14g、8.6mmol)、ジイソプロキルエチルアミン(2.56g、19.8mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(0.24g、1.96mmol)のテトラヒドロフラン(50mL)中混合物に、ホスゲン(4.6g、20%、9.3mmol)のトルエン溶液を、0〜5℃で加えた。混合物を20℃で24時間撹拌した。抽出処理(ヘプタン−酢酸エチル、水)及びクロマトグラフィーによって標題生成物(化合物番号17−11、3.54g)をオイルとして得た。1H−NMR:1.32及び1.37(6H)、3.11(3H)、3.63(1H)、4.03、4.15及び4.24(2H)、7.80(2H);19F−NMR:−64.3;−72.6から−73.5(広幅)。
(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチル 1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−3−シアノ−4−(トリフルオロメチルスルフィニルピラゾール−5−イル)メチルカルバメート(2.5g、4.1mmol)のエタノール(40mL)中混合物に、濃塩酸(0.41g、37%、4.1mmol)を加えた。混合物を20℃で24時間放置した。抽出処理(ヘプタン−酢酸エチル、水)によって標題生成物(化合物番号13−02、1.90g)を高粘度オイルとして得た。1H−NMR:2.77及び3.32(1H);3.07(3H);3.50、3.60、3.88(1H);4.19(2H);7.82(2H);19F−NMR:−64.3;−72.8(広幅)。
無水プロピオン酸(0.55g、4.2mmol)を、2,3−ジヒドロキシプロピル 1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−3−シアノ−4−(トリフルオロメチルスルフィニルピラゾール−5−イル)メチルカルバメート(0.80g、1.41mmol)、トリエチルアミン(0.42g、4.2mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(0.05g、0.4mmol)のテトラヒドロフラン(5mL)中混合物に加えた。混合物を還流下で7時間加熱した。抽出処理(ヘプタン−酢酸エチル、水)によって標題生成物(化合物番号9−08、1.02g)をオイルとして得た。1H−NMR:1.13及び2.32(5H);3.07(3H);4.07、4.19、4.37(2H);5.22(1H);7.80(2H);19F−NMR:−63.8;−72.2から−73.6(広幅)。
1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−3−シアノ−5−メチルアミノ−4−トリフルオロメチルスルフィニルピラゾール(0.60g、1.3mmol)及びホスゲン−トルエン溶液(20%、0.85g、1.7mmol)のテトラヒドロフラン(8mL)中混合物に、メチルチオエタノール(0.13g、1.46mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(0.51g、4.0mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(0.05g、0.4mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)溶液を0〜5℃で加えた。混合物を20℃で15時間撹拌し、次いで還流下で1時間加熱した。抽出処理(ヘプタン−酢酸エチル、水)及びクロマトグラフィーによって標題生成物(化合物番号24−02、0.57g)をオイルとして得た。1H−NMR:2.08(3H);2.66(2H);3.10(3H);4.24(2H);7.80(2H);19F−NMR:−64.3;−72.7(広幅)。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はHであり、R6はCH2CH2OZである。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はMeであり、R6はCH2CH2OZである。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はMeであり、R6はCH2CH2CH2OZである。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はMeであり、R6はCH2C(Me)2CH2OZである。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はHであり、R6はCH2CH=CHCH2OZである。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はMeであり、R6はCH2CH2CH2CH2OZである。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はMeであり、R6はCH2CH2CH2CH2CH2OZである。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3でありR4はHであり、R6はCH2CH(OZ)CH2OZ及びZはCOR10である。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はMeであり、R6はCH2CH(OZ)CH2OZ及びZはCOR10である。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はHであり、R6はCH(CH2OZ)CH2OZ及びZはCOR10である。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はMeであり、R6はCH(CH2OZ)CH2OZ及びZはCOR10である。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はHであり、R6はCH2CH(OZ)CH2OZ。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はMeであり、R6はCH2CH(OZ)CH2OZである。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はHであり、R6はCH(CH2OZ)CH2OZである。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はMeであり、R6はCH(CH2OZ)CH2OZである。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はHであり、R6は、
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はMeであり、R6は
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はHであり、R6は
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はMeであり、R6は
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はMeであり、R6はCH2CH2CH(OZ)CH2OZである。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はMeであり、R6はCH2CH(Me)CH(CH2OZ)2である。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はMeであり、R6はZ1によって置換されたテトラヒドロフラン−3−イル環である。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はMeであり、R6はZ1によって置換されたテトラヒドロフラン−2−イル環である。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はMeであり、R6は(C2−C8)アルキル−S(O)m−Zである。
R1はCNであり、R2及びR2aはそれぞれClであり、R3及びR5はそれぞれCF3であり、R4はMeであり、R6は(C2−C8)アルキル−N(R11)−Zである。
殺虫剤/殺ダニ剤/殺線虫剤
1. アセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害剤
1.1 カルバメート(例えばアラニカーブ、アルジカーブ、アルドキシカーブ、アリキシカーブ、アミノカーブ、アザメチホス、ベンジオカーブ、ベンフラカーブ、ブフェンカーブ、ブタカーブ、ブトカルボキシム、ブトキシカルボキシム、カルバリル、カルボフラン、カルボスルファン、クロエトカーブ、クマホス、シアノフェンホス、シアノホス、ジメチラン、エチオフェンカーブ、フェノブカーブ、フェノチオカーブ、フォルメタネート、フラチオカーブ、イソプロカーブ、メタム−ナトリウム塩、メチオカーブ、メトミル、メトルカーブ、オキサミル、ピリミカーブ、プロメカーブ、プロポクスル、チオジカーブ、チオファノックス、トリアザメート、トリメタカーブ、XMC、キシリルカーブ)
1.2 有機リン酸エステル(例えばアセフェート、アザメチホス、アジンホス(−メチル、−エチル)、ブロモホス−エチル、ブロムフェンビンホス(−メチル)、ブタチオホス、カズサホス、カルボフェノチオン、クロルエトキシホス、クロルフェンビンホス、クロルメホス、クロルピリホス(−メチル、−エチル)、クマホス、シアノフェンホス、シアノホス、デメトン−s−メチル、デメトン−s−メチルスルホン、ジアリホス、ジアジノン、ジクロフェンチオン、ジクロルボス/DDVP、ジクロトホス、ジメトホス、ジメチルビンホス、ジオキサベンゾホス、ジスルホトン、EPN、エチオン、エトプロホス、エトリムホス、ファムフール、フェナミホス、フェニトロチオン、フェンスルホチオン、フェンチオン、フルピラゾホス、フォノフォス、フォノフォス、フォルモチオン、フォスチアゼート、ヘプテノホス、ヨードフェンホス、イプロベンホス、イサゾホス、イソフェンホス、o−サリチル酸イソプロピル、イソキサチオン、マラチオン、メカルバム、メタクリホス、メチダチオン、メビンホス、モノクロトホス、ナレド、オメトエート、オキシデメトン−メチル、パラチオン(−メチル/−エチル)、フェントエート、ホレート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ホスフォカルブ、ホキシム、ピリミホス(−メチル/−エチル)、プロフェノホス、プロパホス、プロペタムホス、プロチオホス、プロトエート、ピラクロホス、ピリダフェンチオン、ピリダチオン、キナルホス、セブホス(sebufos)、スルフォテップ、スルプロホス、テブピリムホス、テメホス、テルブホス、テトラクロルビンホス、チオメトン、トリアゾホス、トリクロルホン、バミドチオン)
2. ナトリウムチャネル調節物質/電位依存性ナトリウムチャネル遮断薬
2.1 ピレスロイド(例えば、アクリナトリン、アレスリン(d−シス−トランス、d−トランス)、βシフルトリン、ビフェントリン、ビオアレスリン、ビオアレスリン−s−シクロペンチル異性体、ビオエタノメスリン(bioethanomethrin)、ビオペメトリン、ビオレスメトリン、クロバポルトリン(chlovaporthrin)、cis−サイパーメスリン、cis−レスメトリン、cis−ペルメトリン、クロシトリン((clocythrin)、シクロプロトリン、シフルスリン、シハロスリン、サイパーメスリン(α、β、θ、ζ)、シフェノトリン、DDT、デルタメトリン、エンペントリン(1R異性体)、エスフェンバレレート、エトフェンプロックス、フェンフルスリン、フェンプロパトリン、フェンピリトリン、フェンバレレート、フルブロシトリネート(flubrocythrinate)、フルシスリネート、フルフェンプロックス、フルメトリン、フルバリネート、フブフェンプロックス(fubfenprox)、γシハロスリン、イミプロスリン、カデトリン、λシハロスリン、メトフルスリン、ペルメトリン(cis−、trans−)、フェノスリン(1R−trans異性体)、プラレトリン、プロフルスリン、プロトリフェンブート(protrifenbute)、ピレスメスリン(pyresmethrin)、レスメトリン、RU15525、シラフルオフェン、タウフルバリネート、テフルスリン、テラレトリン、テトラメトリン(1R異性体)、トラロメトリン、トランスフルトリン、ZXI 8901、ピレトリン(ピレスラム))
2.2 オキサダイアジン(例えばインドキサカルブ)
3. アセチルコリン受容体アゴニスト/アンタゴニスト
3.1 クロロニコチニル/ネオニコチノイド(例えばアセタミプリド、クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、ニテンピラム、ニチアジン、チアクロプリド、チアメトキサム)
3.2 ニコチン、ベンスルタップ、カルタップ
4. アセチルコリン受容体調節物質
4.1 スピノシン(例えばスピノサッド)
5. GABA制御塩化物チャネルアンタゴニスト
5.1 シクロジエン有機塩素剤(例えばカンフェクロール、クロルダン、エンドスルファン、γ−HCH、HCH、ヘプタクロル、リンダン、メトキシクロル)
5.2 フィプロール(例えばアセトプロール、エチプロール、フィプロニル、バニリプロール)
6. 塩化物チャネル活性化剤
6.1 メクチン(例えばアバメクチン、アベメクチン、エマメクチン、エマメクチン−安息香酸塩、イベルメクチン、ミルベメクチン、ミルベマイシン)
7. ジュベニルホルモン模倣剤
(例えばジオフェノラン、エポフェノナン、フェノキシカルブ、ヒドロプレン、キノプレン、メトプレン、ピリプロキシフェン、トリプレン)
8. エクジソンアゴニスト/かく乱剤
8.1 ジアシルヒドラジン(例えばクロマフェノジド、ハロフェノジド、メトキシフェノジド、テブフェノジド)
9. キチン生合成阻害剤
9.1 ベンゾイルウレア(例えばビストリフルロン、クロフルアズロン、ジフルベンズロン、フルアズロン、フルシクロクスロン、フルフェノクスロン、ルフェヌロン、ノバルロン、ノビフルムロン、ペンフルロン、テフルベンズロン、トリフルムロン)
9.2 ブプロフェジン
9.3 シロマジン
10. 酸化的リン酸化阻害剤
10.1 ジアフェンチウロン
10.2 有機スズ(例えばアゾシクロチン、シヘキサチン、フェンブタチン−酸化物)
11. Hプロトングラジエントの遮断によって作用する酸化的リン酸化の脱カップリング剤
11.1 ピロール(例えばクロルフェナピル)
11.2 ジニトロフェノール(例えばビナパシリ(binapacyri)、ジノブトン、ジノカップ、DNOC)
12. サイト−I電子輸送阻害剤
12.1 METI(例えばフェナザキン、フェンプロキシメート、ピリミジフェン、テブフェンプラド、トルフェンプラド)
12.2 ヒドラメメチルノン
12.3 ジコホル
13. サイト−II電子輸送阻害剤
13.1 ロテノン
14. サイト−III電子輸送阻害剤
14.1 アセキノシル、フルアクリピリム
15. 昆虫腸膜の微生物かく乱剤
バシラス・スリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)株
16. 脂肪合成の阻害剤
16.1 テトロン酸(例えばスピロジクロフェン、スピロメシフェン)
16.2 テトラミン酸[例えば3−(2,5−ジメチルフェニル)−8−メトキシ−2−オキソ−1−アザスピロ[4.5]dec−3−エン−4−イルエチルカルボン酸(通称:カルボン酸、3−(2,5−ジメチルフェニル)−8−メトキシ−2−オキソ−1−アザスピロ[4.5]dec−3−エン−4−イルエチルエステル、CAS登録番号:382608−10−8)及びカルボン酸、cis−3−(2,5−ジメチルフェニル)−8−メトキシ−2−オキソ−1−アザスピロ[4.5]dec−3−エン−4−イルエチルエステル(CAS登録番号:203313−25−1)]
17. カルボキサミド
(例えばフロニカミド)
18. オクトパミンアゴニスト
(例えばアミトラズ)
19.マグネシウムで刺激されたアデノシントリホスファターゼの阻害剤
(例えばプロパルギト)
20 フタルアミド
(例えばN2−[1,1−ジメチル−2−(メチルスルホニル)エチル]−3−ヨード−N1−[2−メチル−4−[1,2,2,2−テトラフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル]フェニル]−1,2−ベンゼンジカルボキサミド(CAS登録番号272451−65−7)、フルベンジアミド)
21. ナレイストキシン類似体
(例えばチオシクラムシュウ酸水素塩、チオスルタップ(thiosultap)ナトリウム)
22. 生物製剤、ホルモン又はフェロモン
(例えばアザジラクチン、バシラス属、ボウベリア属、コドレモン(codlemone)、メタリジウム属、ペクリオミセス(Paecliomyces)属、スリンジエンシン、ベルチシリウム属)
23. 未知又は不明確な作用機序を有する活性物質
23.1 燻蒸剤(例えばリン化アルミニウム、臭化メチル、フッ化スルフリル)
23.2 選択的拒食剤(例えばクリオライト、フロニカミド、ピメトロジン)
23.3 ダニ成長抑制剤(例えばクロフェンテジン、ヘキシチアゾックス)
23.4 アミドフルメト、ベンクロチアズ(benclothiaz)、ビフェナゼート、ブロモプロピレート、ブプロフェジン、チノメチオナート、クロロジメフォルム、クロロベンジレート(chlorobenzilate)、クロロピクリン、クロチアゾベン(clothiazoben)、シクロプレン(cycloprene)、シフルメトフェン、ジシクラニル、フェノキサクリム(fenoxacrim)、フェントリファニル(fentrifanil)、フルベンジミン、フルフェネリム、フルテンジン(flutenzin)、ゴシプルアー(gossyplure)、ヒドラメチルノン、ジャポニルアー、メトキサジアゾン、石油、ピペロニルブトキサイド、オレイン酸カリウム、ピラフルプロール、ピリダリル、ピリプロール、スルフルラミド、テトラジフォン、テトラスル、トリアラテン(triarathene)、ベルブチン、
同様に、化合物3−メチルフェニルプロピルカルバメート(ツマサイドZ)、化合物3−(5−クロロ−3−ピリジニル)−8−(2,2,2−トリフルオロエチル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(CAS登録番号:185982−80−3)及び対応する3−endo異性体(CAS登録番号:185984−60−5)(国際公開第96/37494号、国際公開第98/25923号、参照)、及び殺虫剤として活性な植物抽出物、線虫、カビ又はウイルスを含む製剤。
ベナラキシル、ベナラキシルM、ブピリメート、キララキシル(chiralaxyl)、クロジラコン(clozylacon)、ジメチリモル(dimethirimol)、エチリモル、フララキシル、ヒメキサゾール、メタラキシルM、オフラセ、オキサジキシル、オキソリン酸
有糸分裂及び細胞分裂の抑制:
ベノミル、カルベンダジム、ジエトフェンカルブ、フベリダゾール、ペンシクロン、チアベンダゾールチオファネトメチル、ゾキサミド
呼吸の抑制:
CI:ジフルメトリム
CII:ボスカリド、カルボキシン、フェンフラム、フルトラニル、フラメトピル、メプロニル(mepronil)、オキシカルボキシン、ペンチオピラド、チフルザミド
CIII:アゾキシストロビン、シアゾファミド、ジモキシストロビン、エネストロビン(enestrobin)、ファモキサドン、フェナミドン、フルオキサストロビン、クレソキシム−メチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピラクロストロビン、ピコキシストロビン、トリフロキシストロビン
脱共役剤:ジノカップ、フルアジナム
ATP生成の抑制:酢酸フェンチン、塩化フェンチン、水酸化フェンチン、シルチオファム
AA及びタンパク質生合成の抑制:
アンドプリム(アンドプリム)、ブラスチシジンS、シプロジニル、カスガマイシン塩酸塩水和物、メパニピリム、ピリメタニル、
シグナル伝達の抑制:
フェンピクロニル、フルジオキソニル、キノキシフェン
脂質及び膜合成の抑制:
クロゾリネート、イプロジオン、プロシミドン、ビンクロゾリン
ピラゾフォス、エジフェンフォス、イプロベンホス(IBP)、イソプロチオラン
トルクロフォス−メチル、ビフェニル
ヨードカルブ(iodocarb)、プロパモカルブ、プロパモカルブ塩酸塩
エルゴステロール生合成阻害剤
フェンヘキサミド、
アザコナゾール、ビテルタノール、ブロムコナゾール、シプロコナゾール、ジクロブタゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、ジニコナゾールM、エポキシコナゾール、エタコンゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾール、フルシァゾール、フルトリアフォル、フロコナゾール、フルコナゾール−cis、ヘキサコナゾール、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、パクロブトラゾール、ペンコナゾール、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、テブコンゾール、テトラコナゾール、トリアジメフォン、トリアジメノール、トリチコナゾール、ウニコナゾール、ボリコナゾール(voriconazole)、イマザリル、硫酸イマザリル、オキシポコナゾール、フェナリモル、フルルプリミドール、ヌアリモル、ピリフェノックス、トリフォリン、ペフラゾエート、プロクロラズ、トリフルミゾール、ビニコナゾール、
アルジモルフ、ドデモルフ、酢酸ドデモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ、フェンプロピジン、スピロキサミン
ナフチフィン、ピリブチカルブ、テルビナフィン、
細胞壁合成の阻害:
ベンチアバリカルブ、ビアラホス、ジメトモルフ、フルモルフ(flumorph)、イプロバリカルブ、ポリオキシン、ポリオキソリム、バリダマイシンA
メラニン生合成の阻害:
カルプロパミド、ジクロシメット、フェノキサニル、フタリド、ピロキロン、トリシクラゾール、
ホスト防御誘導剤:
アシベンゾラール−S−メチル、プロベナゾール、チアジニル
マルチサイト:
キャプタフォル、キャプタン、クロロタロニル、銅製剤例えば:水酸化銅、ナフテン酸銅、オキシクロライド銅、硫酸銅、酸化銅、オキシン銅及びボルドー混合物、ジクロフルアニド、ジチアノン、ドジン、フリー塩基のドジン、フェルバム、フルオロフォルペット、グアザチン、酢酸グアザチエン、イミノクタジン、イミノクタジンアルベシル酸塩、イミノクタジン三酢酸塩、マンコッパー、マネブ、メチラム、メチラム亜鉛、プロピネブ、以下のものを含むイオウ及びイオウ製剤、マンコゼブ(mancozeb)、カルシウムポリスルフィド、チラム、トリルフルアニド、ジネブ、ジラム、
不明のもの:
アミブロムドール、ベンチアゾール、ベトキサジン、カプシマイシン(capsimycine)、カルボン、キノメチオナート、クロロピクリン、クフラネブ、シフルフェナミド、シモキサニル、ダゾメット、デバカルブ(devacarb)、ジクロメジン、ジクロロフェン、ジクロラン、ジフェンゾコート、ジフェンゾクアット(difenzoquat)硫酸メチル、ジフェニルアミン、エタボキサム、フェリムゾン、フルメトベル(flumetover)、フルスルファミド、フォセチル−アルミニウム、フォセチル−カルシウミ、フォセチル−ナトリウム、フルオピコリド、フルオロイミド、ヘキサクロロベンゼン、8−ヒドロキシキノリン硫酸塩、イルママイシン、メタスルホカルブ、メトラフェノン、メチルイソチオシアネート、ミルジオマイシン、ナタマイシン、ジメチルジチオカルバメートニッケル、ニトロタル−イソプロピル、オクチリノン、オキサモカルブ(oxamocarb)、オキシフェンチン(oxyfenthiin)、ペンタクロロフェノール及び塩、2−フェニルフェノール及び塩、亜リン酸及びその塩、ピペラリン、プロパノシン−ナトリウム、プロキナジド、ピロルニトリン、キントゼン、テクロフタラム、テクナゼン、トリアゾキシド、トリクラミド、ザリラミド及び2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルホニル)−ピリジン、N−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)−N−エチル−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド、2−アミノ−4−メチル−N−フェニル−5−チアゾールカルボキサミド、2−クロロ−N−(2,3−ジヒドロ−1,1,3−トリメチル−1H−インデン−4−イル)−3−ピリジンカルボキサミド、3−[5−(4−クロロフェニル)−2,3−ジメチルイソオキサゾリジン−3−イル]ピリジン、cis−1−(4−クロロフェニル)−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−シクロヘプタノール、メチル 1−(2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−1H−インデン−1−イル)−1H−イミダゾール−5−カルボキシレート、3,4,5−トリクロロ−2,6−ピリジンジカルボニトリル、メチル 2−[[[シクロプロピル[(4−メトキシフェニル)イミノ]メチル]チオ]メチル]−α−(メトキシメチレン)−ベンゼンアセテート、4−クロロ−α−プロピニルオキシ−N−[2−[3−メトキシ−4−(2−プロピニルオキシ)フェニル]エチル]−ベンゼンアセトアミド、(2S)−N−[2−[4−[[3−(4−クロロフェニル)−2−プロピニル]オキシ]−3−メトキシフェニル]エチル]−3−メチル−2−[(メチルスルホニル)アミノ]−ブタンアミド、5−クロロ−7−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン、5−クロロ−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−N−[(1R)−1,2,2−トリメチルプロピル][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン、5−クロロ−N−[(1R)−1,2−ジメチルプロピル]−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン、N−[1−(5−ブロモ−3−クロロピリジン−2−イル)エチル]−2,4−ジクロロニコチンアミド、N−(5−ブロモ−3−クロロピリジン−2−イル)メチル−2,4−ジクロロニコチンアミド、2−ブトキシ−6−ヨード−3−プロピルベンゾピラノン−4−オン、N−{(Z)−[(シクロプロピルメトキシ)イミノ][6−(ジフルオロメトキシ)−2,3−ジフルオロフェニル]メチル}−2−フェニルアセトアミド、N−(3−エチル−3,5,5−トリメチル−シクロヘキシル)−3−ホルミルアミノ−2−ヒドロキシ−ベンズアミド、2−[[[[1−[3(1フルオロ−2−フェニルエチル)オキシ]フェニル]エチリデン]アミノ]オキシ]メチル]−α−(メトキシイミノ)−N−メチル−αE−ベンゼンアセトアミド、N−{2−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]エチル}−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、1−[(4−メトキシフェノキシ)メチル]−2,2−ジメチルプロピル−1H−イミダゾール−1−カルボン酸、O−[1−[(4−メトキシフェノキシ)メチル]−2,2−ジメチルプロピル]−1H−イミダゾール−1−カルボチオ酸、2−(2−{[6−(3−クロロ−2−メチルフェノキシ)−5−フルオロピリミジン−4−イル]オキシ}フェニル)−2−(メトキシイミノ)−N−メチルアセトアミド。
Ethylan BCP ノニルフェノール エチレンオキサイド縮合物
Soprophor BSU トリスチリルフェノール エチレンオキサイド縮合物
Arylan CA ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム 70w/v%溶液
ソルベッソ 150 軽質C10芳香族溶媒
Arylan S ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
Darvan NO2 リグノスルホン酸ナトリウム
Celite PF 合成ケイ酸マグネシウム担体
Sopropon T36 ポリカルボン酸ナトリウム塩
Rhodigel 23 多糖キサンタンガム
ベントン 38 マグネシウムモンモリロナイトの有機誘導体
Aerosil 微細二酸化ケイ素
水溶性濃縮物を以下の組成で調製する。
有効成分 7%
Ethylan BCP 10%
N−メチルピロリドン 83%
N−メチルピロリドンの一部に溶解したEthylan BCP溶液に、有効成分を加えて溶解するまで加熱撹拌する。得られた溶液を残りの溶媒で所定の容積にする。
乳化性濃縮物(EC)を以下の組成で調製する。
有効成分 25%
Soprophor BSU 10%
Arylan CA 5%
N−メチルピロリドン 50%
Solvesso 150 10%
最初の3成分をN−メチルピロリドンに溶解し、次いでこれにSolvesso 150を最終容積になるまで加える。
水和性粉末(WP)を以下の組成で調製する。
有効成分 40%
Arylan S 3%
Darvan NO2 5%
Celite PF 53%
全成分を混合し、ハンマーミル中で粒子寸法が50ミクロン未満の粉末になるまで粉砕する。
水性流動性製剤を以下の組成で調製する。
有効成分 40.00%
Ethylan BCP 1.00%
Sopropon T360 0.20%
エチレングリコール 5.00%
Phodigel 230 0.15%
水 53.65%
全成分を緊密に混合し、ビーズミル中で3ミクロン未満の平均粒子寸法が得られるまで粉砕する。
乳化性懸濁濃縮物を以下の組成で調製する。
有効成分 30.0%
Ethylan BCP 10.0%
Bentone 38 0.5%
Solvesso 150 59.5%
全成分を緊密に混合し、ビーズミル中で3ミクロン未満の平均粒子寸法が得られるまで粉砕する。
水和性の顆粒を以下の組成で調製した。
有効成分 30%
Darvan No 2 15%
Arylan S 8%
Celite PF 47%
全成分を混合し、流体エネルギーミル中で微粉化し、次いで回転ペレタイザー中で水(10%まで)をスプレーすることによって顆粒化する。得られた顆粒を流動床乾燥機中で乾燥し、過剰の水を除去する。
散布剤を以下の組成で調製する。
有効成分 1〜10%
タルク超微粉 99〜90%
両成分を緊密に混合し、さらに微粉に達するまで必要なだけ粉砕する。この粉末は節足動物がまん延している場所、例えばごみ集積場、貯蔵産物又は家庭用品又は節足動物がまん延しているか又はまん延の恐れがある動物に施用して、経口摂取によって節足動物を抑制することができる。散布剤を節足動物がまん延している場所に分配するための適当な手段は、機械式ブロワー、ハンドシェーカー又は家畜用自己処理装置を含む。
可食餌(バイト)を以下の組成で調製する。
有効成分 0.1〜1.0%
小麦粉 80%
糖蜜 19.9〜19%
全成分を緊密に混合し、必要に応じて餌(バイト)の形に成形する。この可食餌を節足動物例えばアリ、バッタ、ゴキブリ又はハエがまん延している場所、例えば家庭内又は産業用不動産、例えば台所、病院、又は店舗、又は屋外区域に分配して経口摂取によって節足動物を抑制することができる。
溶液製剤を以下の組成で調製する。
有効成分 15%
ジメチルスルホキサイド 85%
両成分を必要に応じて混合及び/又は加熱しながらジメチルスルホキサイドに溶解させる。この溶液は、節足動物がまん延している家畜に対する振り掛け施用として経皮的に、或いはポリテトラフルオロエチレンの膜(細孔寸法0.22マイクロメーター)を通して滅菌後、動物の体重100kg当たりに1.2〜12mLの溶液の投与割合で非経口の注射によって、施用することができる。
水和性粉末を以下の組成で調製する。
有効成分 50%
Ethylan BCP 5%
Aerosil 5%
Celite PF 40%
Ethylan BCPをAerosilに吸収させ、次いで他の成分と混合し、ハンマーミル中で粉砕して水和性の粉末とする。これは、水で0.001重量%〜2重量%の活性化合物の濃度に希釈することができ、節足動物、例えばジプテロウス・ラルベ(jipterous larvae)又は植物線虫がまん延している場所に、スプレーによって、或いは節足動物がまん延しているか又はまん延の恐れがある家畜に、スプレー又は浸漬によって、或いは飲料水中の経口投与によって節足動物を抑制するために施用することができる。
徐放性ボーラス組成物を、以下の成分を必要に応じてさまざまな割合で含有する顆粒(前記の組成物について記載したものと類似の)とから形成する。
有効成分
密度剤
徐放剤
結合剤
緊密に混合された成分を顆粒に成形し、これを圧縮して比重が2以上のボーラス(大丸薬)にする。これは反芻動物の家畜に経口投与され、反芻胃の内部に保持されて長期間にわたって継続的に徐々に有効成分を放出して反芻動物家畜の節足動物によるまん延を抑制することができる。
顆粒、ペレット、ブリケット、又は類似の形態の徐放組成物は、下記の組成で調製することができる。
有効成分 0.5〜25%
ポリ塩化ビニル 75〜99.5%
ジオクチルフタレート(可塑剤)
全成分をブレンドし、次いで溶融押出し又は注型によって適当な形状に成形する。これらの組成物は、例えば静水に添加又は家畜に取り付ける首輪若しくは耳標に加工して徐放によって害虫を抑制するのに有用である。
水分散性顆粒を下記の組成で調製する。
有効成分 85%
ポリビニルピロリ 5%
アタパルジャイト粘土 6%
ラウリル硫酸ナトリウム 2%
グリセリン 2%
全成分を混合して45%の水スラリーとし、湿式粉砕して粒子寸法を4ミクロンとし、スプレー乾燥して水を除去する。
本発明の化合物を使用して、以下の代表的試験手順を実行して本発明の化合物の殺虫剤活性を決定した。
[生物学的実施例]
方法A: クテノケファリデス・フェリス(Ctenocephalides felis)(ネコノミ)に対する化合物の組織性を試験するためのスクリーニング法
試験容器を10匹の成虫クテノケファリデス・フェリスで満たした。ガラスシリンダーの一端をパラフィルムで閉じて試験容器の上に置いた。次いで試験化合物溶液をピペットでウシの血液中に加えてからガラスシリンダーに加えた。処理されたクテノケファリデス・フェリスをこの人工イヌ試験中に保持し(血液37℃、相対湿度40〜60%;クテノケファリデス・フェリス20〜22℃、相対湿度40−60%)施用後24時間後及び48時間後に評価を行った。
試験化合物の溶液をろ紙に滴下し、乾燥し、ろ紙を試験管に入れて20〜30匹のリピケファルス・サンギネウスの幼虫で感染させ、試験管をクリップで閉じた。処理されたリピケファルス・サンギネウスを人工気象室(25℃、相対湿度90%)中に保持し、24時間後に未処理の対照と比較して有効性パーセントを評価した。
Claims (11)
- 式(I)
R1は、CNであり、
R2及びR2aは、それぞれ独立にClであり、
R3は、CF 3 であり、
R4は、H又は(C1−C6)−アルキルであり、
R 5は、CF 3 であり、
R6は、(C2−C8)−アルキル、(C4−C8)−アルケニル、又は(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C6)−アルキルであり、これらの3つの基は、(前記アルキル又はアルケニルの部分において)1つ又は複数のX−Zラジカルによって置換されており、或いは飽和複素環−(C1−C6)−アルキル基であり、この基は(前記複素環において)1つ又は複数のZ1ラジカルによって置換されており、
Zは、H、(C1−C6)−アルキル、(C3−C7)−シクロアルキル、又はアリール−[(C1−C6)−アルキル] s であり、
Xは、O、NR11、又はSであり、
Z 1は、OCO(C1−C6)−アルキル−OCO(C1−C6)−アルキル、又は(C1−C6)−アルキルであり、この最後に挙げた基は1つ又は複数のOCO(C1−C6)−アルキル又はジオキソールアニル基(このジオキソールアニル基は1つ又は複数の(C1−C6)−アルキル基によって置換されている)によって置換されており、
R 10は、非置換又はハロゲン若しくは(C3−C7)−シクロアルキルによって置換された(C1−C6)−アルキルであり、
R11は、R 10であり、
nは、0、1、又は2であり、
sは、1であり、
以上に記載したラジカルの内の飽和又は不飽和のそれぞれの複素環基は、独立に3〜7個の環原子並びにN、O、及びSからなる群から選択された1又は2個の環内ヘテロ原子を有する複素環基である]
の化合物又は殺虫剤として許容されるその塩。 - R 4が、H又はCH 3 であり、
R 6が、(C2−C8)−アルキル、(C4−C8)−アルケニル又は(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C6)−アルキルであり、これらの3つの基は、(前記アルキル又はアルケニルの部分において)X−Zラジカルによって置換されており、或いは飽和複素環−(C1−C6)−アルキル基であり、この基は(前記複素環において)Z 1ラジカルによって置換されている、請求項1に記載の化合物又はその塩。 - R 1 、R2、R2a、R3、R4、R5、R6及びnが、請求項1で規定されたとおりである場合に、式(II)の化合物
を式(III)又は(IV)のアシル化剤
R6−O−CO−L (III) (R6−O−CO)2−O (IV)
[式中の、R6は請求項1で規定されたとおりであり、Lは脱離基であり、塩基である]
と反応させることを含む、請求項1に記載の式(I)の化合物又はその塩を調製する方法。 - R 1 、R 2 、R 2a 、R 3 、R 4 、R 5 、R 6 及びnが、請求項1で規定されたとおりである場合に、請求項3で規定された式(II)の化合物をホスゲン及び式(V)の化合物
R 6 −OH (V)
[式中のR 6 は、請求項1で規定されたとおりである]
と塩基の存在下において反応させることを含む、請求項1に記載の式(I)の化合物又はその塩を調製する方法。 - R 6 が、(C 2 −C 8 )−アルキル、(C 4 −C 8 )−アルケニル又は(C 3 −C 7 )−シクロアルキル−(C 1 −C 6 )−アルキルであり、これらの最後に挙げた3つの基は、(前記アルキル又はアルケニルの部分において)1又は複数のX−Zラジカルによって置換されており、或いは飽和複素環−(C 1 −C 6 )−アルキル基であり、この基は(前記複素環において)1又は複数のZ 1 ラジカルによって置換されており、Xが、Oであり、Zが、H又は(C 1 −C 6 )−アルキルであり、
Z 1 が、OCO(C 1 −C 6 )−アルキル又はOCO(C 1 −C 6 )−アルキル−OCO(C 1 −C 6 )−アルキルである場合に、ZがOH又はZ 1 がOHである対応する式(II)の化合物を、式(VI)、(VII)、(VIII)、(IX)、(X)又は(XI)の化合物
L 1 −OCO(C 1 −C 6 )−アルキル (VI)
L 1 −OCO(CH 2 )qR 7 (VII)
L 1 −OCO 2 (C 1 −C 6 )−アルキル (VIII)
L 1 −OCO 2 CH 2 R 7 (IX)
L 1 −OCO(C 1 −C 6 )−アルキル−OCO(C 1 −C 6 )−アルキル (X)
R 10 −CO−L 1 (XI)
[式中の、R 10 は請求項1で規定されたとおりであり、L 1 は脱離基であり、塩基である]を用いてアシル化することを含む、請求項1に記載の式(I)の化合物又はその塩を調製する方法。 - R 6 が、(C 2 −C 8 )−アルキル、(C 4 −C 8 )−アルケニル又は(C 3 −C 7 )−シクロアルキル−(C 1 −C 6 )−アルキルであり、これらの最後に挙げた3つの基は、(前記アルキル又はアルケニルの部分において)2つの隣接するOH基によって置換されており、或いは飽和複素環−(C 1 −C 6 )−アルキル基であり、この基が(前記複素環において)2つの隣接するOH基によって置換されている場合に、対応するアセタール誘導体を、強酸を使用して加水分解すること含む、請求項1に記載の式(I)の化合物又はその塩を調製する方法。
- nが1又は2であり、R 1 、R 2 、R 2a 、R 3 、R 4 、R 5 及びR 6 が請求項1で規定されたとおりである場合に、nが0又は1である対応する化合物を酸化すること含む、請求項1に記載の式(I)の化合物又はその塩を調製する方法。
- 請求項1若しくは2のいずれか一項に記載の式(I)の化合物又はその殺虫剤として許容される塩を、殺虫剤として許容される希釈剤又はキャリア及び/又は界面活性剤と共に含む殺虫剤組成物。
- 請求項1若しくは2のいずれか一項に記載の式(I)の化合物又はその塩、又は請求項8に記載の組成物の、獣医用薬剤を調製するための使用。
- 請求項1若しくは2のいずれか一項に記載の式(I)の化合物又はその塩、又は請求項8に記載の組成物の、害虫の抑制のためのヒト以外への使用。
- 請求項1若しくは2のいずれか一項に記載の式(I)の化合物又はその塩、又は請求項8に記載の組成物の有効量を人の局所以外の局所に適用することを含む、局所における害虫を駆除する方法。
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