JP4871922B2 - 発熱抵抗体式流量測定装置 - Google Patents
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Description
また、本発明は、発熱抵抗体と、前記発熱抵抗体の加熱温度を補償するために周囲温度を測定する感温抵抗体と、前記発熱抵抗体と前記感温抵抗体とが内部に配置され吸気通を流れる空気の一部を取り込む副通路と、先端部に前記副通路が形成されたハウジングと、前記ハウジングを吸気通路に取り付けるためのフランジと、前記発熱抵抗体と前記感温抵抗体とが電気的に接続された電子回路とを備えた発熱抵抗体式流量測定装置において、前記感温抵抗体を前記発熱抵抗体に対して前記副通路を流れる空気流の上流側に配置し、前記発熱抵抗体が配置された位置に前記副通路の通路断面を絞る絞りを設け、前記感温抵抗体を、前記絞りの上流側で、かつ、前記絞りを形成した側壁側に前記副通路の中心よりも偏らせて配置し、前記感温抵抗体が近接配置された側壁の前記感温抵抗体の近傍に、前記副通路の内部を吸気通路に連通する孔を形成したものである。
最初に、図1及び図2を用いて、本実施形態による発熱抵抗式流量測定装置の全体構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による発熱抵抗式流量測定装置の全体構成を示す縦断面透視図であり、図2は、本発明の一実施形態による発熱抵抗式流量測定装置の副通路の縦断面図であり、図1のA−A断面図である。
図3は、本発明の一実施形態による発熱抵抗式流量測定装置の要部構成を示す縦断面透視図であり、図4は、本発明の一実施形態による発熱抵抗式流量測定装置の要部の平面図である。なお、図1及び図2と同一符号は、同一部分を示している。
図5は、本発明の一実施形態による発熱抵抗式流量測定装置の副通路の縦断面図である。なお、図1〜図4と同一符号は、同一部分を示している。
図6は、本発明の一実施形態による発熱抵抗式流量測定装置の副通路の縦断面図である。なお、図1〜図4と同一符号は、同一部分を示している。
図7は、本発明の一実施形態による発熱抵抗式流量測定装置の副通路の縦断面図である。なお、図1〜図6と同一符号は、同一部分を示している。
また、発熱抵抗体14を円筒形状として、その直径φ14を0.5mmφとし、副通路壁孔11’の高さH(11’)を1.0mmとするとき、オフセット量n3は、+2.5mmとしている。
図8〜図11は、本発明の一実施形態による発熱抵抗式流量測定装置における温度影響の低減効果の説明図である。
一方、図9は、副通路壁孔9,10を設けた場合の流速分布である。図9に示すように、空気温度検出素子12,感温抵抗体13の近傍に副通路壁孔9,10を設けることにより、副通路壁15の空気温度検出素子12及び感温抵抗体13近傍に設けられた副通路壁孔9,10に空気流の流れ込みが発生し、検出素子のほぼ全周に比較的早い空気流が接している。この結果副、通路内を流れる空気流による空気温度検出素子12及び感温抵抗体13の冷却効果が増加している。
また、図10及び図11は、副通路壁孔11’の有無による温度分布について示しており、副通路壁孔の効果をCAE解析により検証した副通路6内の空気温度分布解析結果を示している。図10は、副通路壁孔11’が無い場合の温度分布である。
Claims (10)
- 発熱抵抗体と、前記発熱抵抗体の加熱温度を補償するために周囲温度を測定する感温抵抗体と、前記発熱抵抗体と前記感温抵抗体とが内部に配置され吸気通を流れる空気の一部を取り込む副通路と、先端部に前記副通路が形成されたハウジングと、前記ハウジングを吸気通路に取り付けるためのフランジと、前記発熱抵抗体と前記感温抵抗体とが電気的に接続された電子回路とを備えた発熱抵抗体式流量測定装置において、
前記発熱抵抗体及び前記感温抵抗体のうち少なくとも一方を、前記副通路の中心軸よりも前記副通路の側壁側に偏らせて配置し、
前記偏らせて配置した抵抗体の近傍の側壁には、前記副通路の内部と前記吸気通路とを連通する孔が形成されていることを特徴とする発熱抵抗体式流量測定装置。 - 請求項1記載の発熱抵抗体式流量測定装置において、
前記感温抵抗体を、吸気通路を流れる空気の流れ方向に沿い、かつ前記副通路の一方の側壁に、前記副通路の中心よりも偏らせて配置し、
前記発熱抵抗体を、前記副通路の他方の側壁に、前記副通路の中心よりも偏らせて配置したことを特徴とする発熱抵抗体式流量測定装置。 - 請求項1又は2に記載の発熱抵抗体式流量測定装置において、
前記感温抵抗体を、前記発熱抵抗体に対して、前記副通路内を流れる空気流の上流側に配置したことを特徴とする発熱抵抗体式流量測定装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発熱抵抗体式流量測定装置において、
空気温度を検出する空気温度検出素子を、前記発熱抵抗体に対して、前記副通路を流れる空気流の上流側に配置し、
前記空気温度検出素子を、前記副通路の中心よりも前記感温抵抗体と同じ側に偏らせて配置し、
前記2つの側壁の内、前記副通路の中心よりも前記空気温度検出素子を偏らせて配置した側の側壁の、前記空気温度検出素子の近傍に、前記副通路の内部を吸気通路に連通する孔を形成したことを特徴とする発熱抵抗体式流量測定装置。 - 請求項1記載の発熱抵抗体式流量測定装置において、
前記副通路内に、空気温度を検出する空気温度検出素子を設け、
前記空気温度検出素子と前記感温抵抗体と前記発熱抵抗体とを、前記副通路内を流れる空気流の上流側からこの順に配置し、
前記空気温度検出素子と前記感温抵抗体を、吸気通路を流れる空気の流れ方向に沿い、かつ前記副通路の一方の側壁に、前記副通路の中心よりも偏らせて配置し、
前記発熱抵抗体を、前記副通路の他方の側壁に、前記副通路の中心よりも偏らせて配置したことを特徴とする発熱抵抗体式流量測定装置。 - 請求項5記載の発熱抵抗体式流量測定装置において、
前記一方の側壁の、前記空気温度検出素子の近傍と前記感温抵抗体の近傍のそれぞれに、前記副通路の内部に吸気通路に連通する孔を形成したことを特徴とする発熱抵抗体式流量測定装置。 - 請求項4乃至6のいずれか1項に記載の発熱抵抗体式流量測定装置において、
前記発熱抵抗体、前記感温抵抗体及び上記温度センサの横幅をL1とし、前記副通路の断面形状を方形としてその幅をL3とするとき、前記孔の横幅L2をL1≦L2≦L3としたことを特徴とする発熱抵抗体式流量測定装置。 - 発熱抵抗体と、前記発熱抵抗体の加熱温度を補償するために周囲温度を測定する感温抵抗体と、前記発熱抵抗体と前記感温抵抗体とが内部に配置され吸気通を流れる空気の一部を取り込む副通路と、先端部に前記副通路が形成されたハウジングと、前記ハウジングを吸気通路に取り付けるためのフランジと、前記発熱抵抗体と前記感温抵抗体とが電気的に接続された電子回路とを備えた発熱抵抗体式流量測定装置において、
前記感温抵抗体を前記発熱抵抗体に対して前記副通路を流れる空気流の上流側に配置し、
前記発熱抵抗体が配置された位置に前記副通路の通路断面を絞る絞りを設け、
前記感温抵抗体を、前記絞りの上流側で、かつ、前記絞りを形成した側壁側に前記副通路の中心よりも偏らせて配置し、
前記感温抵抗体が近接配置された側壁の前記感温抵抗体の近傍に、前記副通路の内部を吸気通路に連通する孔を形成したことを特徴とする発熱抵抗体式流量測定装置。 - 請求項8記載の発熱抵抗体式流量測定装置において、
空気温度を検出する空気温度検出素子を、前記発熱抵抗体及び前記絞りに対して、前記副通路を流れる空気流の上流側に配置し、
前記空気温度検出素子を、前記副通路の中心よりも前記感温抵抗体と同じ側に偏らせて配置し、
前記感温抵抗体及び前記空気温度検出素子が近接配置された側壁の、前記空気温度検出素子の近傍に、前記副通路の内部を吸気通路に連通する孔を形成したことを特徴とする発熱抵抗体式流量測定装置。 - 請求項8記載の発熱抵抗体式流量測定装置において、
前記副通路内に、空気温度を検出する空気温度検出素子を設け、
前記空気温度検出素子と前記感温抵抗体と前記発熱抵抗体とを、前記副通路内を流れる空気流の上流側からこの順に配置し、
前記空気温度検出素子を、前記副通路の中心よりも前記感温抵抗体と同じ側に偏らせて配置し、
前記感温抵抗体及び前記空気温度検出素子が近接配置された側壁の、前記空気温度検出素子の近傍に、前記副通路の内部を吸気通路に連通する孔を形成したことを特徴とする発熱抵抗体式流量測定装置。
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