JP4869339B2 - 無線基地局装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スケーラブル帯域幅システムにおける無線基地局装置に関する。
従来、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式に代表されるマルチキャリア通信を行うにあたって、無線基地局装置(以下これを単に基地局と呼ぶ)がサポートする複数のサポート帯域幅のうち、自装置がカバーするセルで使用する最大のサポート帯域幅(以下、「セル帯域幅」と呼ぶことがある)の中で、各無線端末装置(以下これを単に端末と呼ぶ)が実際に通信を行う帯域幅を柔軟に割り当て可能とした無線通信システムが提案されている。このような無線通信システムを、スケーラブル帯域幅システムと呼ぶ(例えば非特許文献1参照)。スケーラブル帯域幅システムでは、上り/下り伝送におけるサポート帯域幅として、1.25MHz、2.5MHz、5MHz、10MHz、15MHzおよび20MHzの帯域幅が規定されている。
スケーラブル帯域幅システムでは、セル(基地局)の送信帯域幅が柔軟に変えられるため、端末はセルの送信帯域幅を知らずに初期セルサーチを行うことになる。
非特許文献2には、スケーラブル帯域幅システムにおける初期セルサーチ方法が開示されている。この初期セルサーチ方法では、図1に示すようにセルサーチに用いる同期チャネル(SCH:Synchronization Channel)とセルの報知情報を伝送するブロードキャストチャネル(BCH)をスケーラブル最大帯域幅(20MHz)の中央部(中央の帯域)を用いて送信する。ここで、SCHは、Primary SCH(P−SCH)と、Secondary SCH(S−SCH)とから構成されている。P−SCHは、フレームタイミングあるいはサブフレームタイミング同定用に用いるチャネルであり、S−SCHは、セルID(セルの固有情報)を同定するために用いるチャネルである。
これらP−SCHとS−SCHとは、従来技術では同一OFDMシンボル内で周波数多重されている。図1には、周波数方向におけるSCHのマッピング例が示されている。同図では、セルは、自身の帯域幅が5MHz未満の場合には1.25MHzのSCHを伝送し、帯域幅が5MHz以上の場合には5MHzのSCHを伝送する。
このようにSCHをマッピングすることにより、次の効果が得られる。すなわち、(1)セル帯域幅に関係なく、スケーラブル最大帯域幅(20MHz)の中央部を中心としてSCHを配置するため、端末はキャリアサーチを行う時間が短くて済む。(2)端末が送受信可能な帯域幅に関わらず、ほぼ公平なエリアカバレッジが行え、かつ、セルサーチの高速化を行うことができる。(3)広帯域(5MHz以上)で送受信可能な端末は5MHzのSCHを受信できるため、周波数ダイバーシチ効果が得られる。
3GPP TR 25.913 v7.0.0 (2005-06) "Requirements for Evolved UTRA and UTRAN" 3GPP, R1-051308, NTT DoCoMo et al, "Text Proposal on Cell Search in Evolved UTRA"
ところで、上記従来のスケーラブル帯域幅システムにおいて、SCHを配置するSCH配置方法として、1.25MHzの帯域幅のSCHを繰り返して配置する方法が考えられる。こうすることにより、最小のサポート帯域幅しか受信能力のない端末でも、SCHを
受信してセルサーチすることが可能となる。
しかしながら、このような最小サポート帯域幅に対応するSCHを繰り返すSCH配置方法では、次のような問題がある。説明を簡単にするために、セル帯域幅に応じてSCHを配置する中央帯域が1.25MHz、2.5MHz、5MHzのいずれかであるスケーラブル帯域幅システムであるものとして説明すると、図2に示すように、例えば、セルサーチをしようとしている端末(例えば、受信能力が2.5MHzの端末)がセルBにいる場合に隣接セルであるセルAのSCHも同時に受信してしまうことが考えられ、その場合には、端末は中央帯域が1.25MHzであるセルBにいるにも関わらず、2.5MHzの中央帯域を持つセルにいるものと誤判定してしまう可能性がある。上述のセル帯域幅が5MHzを境に中央帯域の1.25MHzであるグループと、5MHzであるグループとに分けられるスケーラブル帯域幅システムでも、隣接する3つのセルから中央帯域のSCHを受信した場合に、同様のことが起こりうる。
このようなセル帯域幅のグループを誤判定してしまうと、S−SCHやBCHなどのセル固有情報の復号を正確に行うことができず、セルサーチ性能が劣化してしまうという問題がある。
本発明の目的は、セルサーチ性能を向上する、スケーラブル帯域幅システムにおける無線基地局装置を提供することである。
本発明の無線基地局装置は、複数の無線基地局装置を具備するスケーラブル帯域幅システムがサポートする複数のサポート帯域幅のうち各無線基地局装置が使用する最大の前記サポート帯域幅である基地局帯域幅の中で、各無線端末装置の通信帯域幅を前記サポート帯域幅のうちから柔軟に割り当て可能な無線基地局装置であって、前記基地局帯域幅に応じて分けられる基地局帯域幅グループのうち自装置が属するグループが最小帯域幅のグループでないときに、前記最小帯域幅のグループで用いられるフレーム同期系列のパターンに直交するパターンが繰り返されたフレーム同期系列を配置したフレームを構成するフレーム構成手段と、前記フレームを送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、セルサーチ性能を向上する、スケーラブル帯域幅システムにおける無線基地局装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図3に、本実施の形態のスケーラブル帯域幅システムに用いられる無線基地局装置(以下、基地局と呼ぶ)の構成を示し、図4に、基地局100と通信を行う無線端末装置(以
下、端末と呼ぶ)の構成を示す。
先ず、図3に示す基地局100の構成について説明する。同図に示すように基地局100は、符号化部110と、変調部120と、スクランブリングコード生成部130と、スクランブル部140と、同期用チャネル生成部150と、フレーム構成部160と、IFFT部170と、GI挿入部180と、無線送信部190とを有する。
符号化部110は、入力する送信信号に所定の符号化を施し、これにより得た符号化信号を変調部120に送出する。変調部120は、符号化信号に対して、所定の一次変調(一般的には、QoSや無線チャネル状態に応じた一次変調)を施し、これにより得た変調信号をスクランブル部140に送出する。
スクランブリングコード生成部130は、基地局100に固有のスクランブリングコード番号に応じてスクランブリングコードを生成し、生成したスクランブリングコードをスクランブル部140に出力する。
スクランブル部140は、変調信号を1OFDMシンボルを単位としてスクランブリングコードを乗算してスクランブルを行い、スクランブル後の信号をフレーム構成部160に送出する。
同期用チャネル生成部150は、自装置がカバーするセルにおけるセル帯域幅情報を入力し、このセル帯域幅情報に応じたパターンのP−SCHを生成する。同期用チャネル生成部150に入力されるセル帯域幅情報は、スケーラブル帯域幅システムにおいてサポートされるサポート帯域幅のうち、自装置のセル内で使用する最大のサポート帯域幅である「セル帯域幅」を示す情報である。基地局100は、「セル帯域幅」に応じてグループ(以下、「セル帯域幅グループ」と呼ぶことがある)に分けられており、セル帯域幅グループごとにパターンが異なるP−SCHが対応づけられている。
具体的には、同期チャネル生成部150は、最小のセル帯域幅(すなわち、最小のサポート帯域幅)が属するセル帯域幅グループで用いられるP−SCHのパターンを基準パターンとし、帯域幅に関して次に広いセル帯域幅グループのP−SCHについては、基準パターンの直交パターンを繰り返して(リピティションして)生成する。さらに、その次に広いセル帯域幅グループのP−SCHについては、基準パターンの直交パターンを繰り返して生成したP−SCHの直交パターンを繰り返して生成する。このようなP−SCHの生成には、最小のセル帯域幅が属するセル帯域幅グループで用いられるP−SCHのパターンを基準パターンとした、直交アダマールが用いられる。
また、同期用チャネル生成部150は、セルID(セルの固有情報)を同定するために用いるS−SCHを生成する。このS−SCHは、セル帯域幅グループに応じた長さを持っている。
フレーム構成部160は、同期用チャネル生成部150からのP−SCHを用いて、スケーラブル帯域幅システムにおいてサポートされる最大サポート帯域幅の中央の、セル帯域幅グループに応じたサポート帯域幅を持つ帯域(以下、「中央サポート帯域」と呼ぶことがある)に、セル帯域幅グループに応じて異なるP−SCHが、所定のシンボルに配置されたフレームを構成する。また、フレーム構成部160は、P−SCHが配置されたシンボル位置と一定の位置関係を有するシンボルにS−SCHを配置する。このS−SCHは、セル帯域幅グループに応じた帯域幅を持つ帯域内に配置される。フレーム構成部160は、図5に示すように、少なくとも1フレームのうちの1OFDMシンボルにSCHを配置し、SCHが配置されるシンボル以外には、スクランブル部140からのスクランブ
ル後の信号を配置する。すなわち、SCHとスクランブル後の信号とは時間多重される。
フレーム構成部160の出力は、高速逆フーリエ変換部(IFFT)170によって周波数領域の信号から時間領域の信号に変換されたマルチキャリア信号が生成され、続くガードインターバル(GI)挿入部180によってガードインターバルが挿入され、無線送信部190によってディジタルアナログ変換処理や無線周波数へのアップコンバート処理等の所定の無線処理が施された後、アンテナから出力される。
次に、図4に示す端末200の構成について説明する。同図に示すように端末200は、受信制御部205と、無線受信部210と、シンボルタイミング検出部215と、GI除去部220と、FFT処理部225と、同期チャネル相関部230と、同期チャネル系列レプリカ生成部235と、フレームタイミング/セル帯域幅判定部240と、同期チャネル復号部245と、デスクランブリング部250と、復号部255と、CRCチェック部260とを有する。
受信制御部205は、端末200の状態(初期セルサーチモード第1段階、第2段階、第3段階あるいは通常受信モード等)に応じて、無線受信部210とFFT処理部225の出力先を制御する。
受信制御部205は、無線受信部210に対しては、端末200が初期セルサーチモード第1段階の場合には、出力先としてシンボルタイミング検出部215を指定する出力先命令信号を生成して送出する。第1段階以外の場合には、出力先としてGI除去部220を指定する出力先命令信号を生成して無線受信部210に送出する。また、初期セルサーチモード第1段階が終了してフレームタイミング/セル帯域幅判定部240にてセル帯域幅を検出できた場合には、そのセル帯域幅情報を無線受信部210に送出する。
受信制御部205は、FFT処理部225に対しては、端末200が初期セルサーチモード第2段階の場合には、出力先として同期チャネル相関部230を指定する出力先命令信号を生成して送出する。初期セルサーチモード第3段階の場合には、出力先として同期チャネル復号部245を指定する出力先命令信号を生成してFFT処理部225に送出する。通常受信モードの場合には、出力先としてデスクランブリング部250を指定する出力先命令信号を生成してFFT処理部225に送出する。
無線受信部210は、受信信号に対して、無線受信処理(ダウンコンバート、A/D変換等)を施す。初期セルサーチモード第1段階時には、スケーラブル帯域幅システムにおいてサポートされる最大サポート帯域幅の中央の、最小のセル帯域幅(例えば、1.25MHz)を持つ帯域の受信信号に対して無線受信処理を施して、シンボルタイミング検出部215に出力する。
無線受信部210は、初期セルサーチ第1段階が終了すると、無線受信処理後の信号をGI除去部220に出力する。無線受信部210は、受信制御部205からフレームタイミング/セル帯域幅判定部240にて特定されるセル帯域幅グループ情報を受け取ると、このセル帯域幅グループが示す帯域幅で受信処理を行う。
シンボルタイミング検出部215は、無線受信処理後の信号を入力し、GI相関(自己相関法)又は時間レプリカ波形を用いた相互相関法によりシンボルタイミングを検出する。検出したシンボルタイミングは、GI除去部220および受信制御部205に出力される。
GI除去部220は、無線受信処理後の信号を入力し、シンボルタイミング検出部21
5で検出されるシンボルタイミング(FFTウィンドウタイミング)に従ってGIを除去し、こうして得られるGI除去後の信号をFFT処理部225に出力する。
FFT処理部225は、GI除去後の受信信号を入力し、OFDMシンボル単位でFFT処理を施す。FFT処理部225は、FFT処理後の受信信号を、セルサーチ第2段階では同期チャネル相関部230に出力し、セルサーチ第3段階では同期チャネル復号部245に出力し、セルサーチ終了後の通常受信モードではデスクランブリング部250に出力する。
同期チャネル相関部230は、FFT処理後の受信信号の1フレーム中の全OFDMシンボルに対して、「セル帯域幅グループ」と対応づけられているP−SCHパターンの全候補の各々を用いて相関演算を実施する。同期チャネル相関部230は、「セル帯域幅グループ」のうち最大幅の中央サポート帯域を持つグループの中央サポート帯域が当該中央サポート帯域以下のサポート帯域幅を持つ帯域に分割された「サブキャリアブロック」ごとの受信信号に対して、各サブキャリアブロックの帯域幅に対応するP−SCHのパターン候補を用いて相関演算を実施する。
同期チャネル系列レプリカ生成部235は、「セル帯域幅グループ」と対応づけられているP−SCHパターンの全候補を生成し、同期チャネル相関部230に出力する。
フレームタイミング/セル帯域幅判定部240は、同期チャネル相関部230から、上記「サブキャリアブロック」ごとの、各「サブキャリアブロック」の帯域幅に対応するP−SCH候補との相関演算結果が入力される。フレームタイミング/セル帯域幅判定部240は、入力された相関電力値の中の最大値に対応するシンボルからフレームタイミングを検出する。また、最大相関値に対応するP−SCHを特定し、そのP−SCHに対応するセル帯域幅グループを特定する。検出したフレームタイミングおよびセル帯域幅グループは、受信制御部205および同期チャネル復号部245に送出される。
同期チャネル復号部245は、セルサーチ第3段階時においてFFT処理部225からFFT処理後の受信信号が入力される。同期チャネル復号部245は、S−SCHを復号する。同期チャネル復号部245は、フレームタイミング/セル帯域幅判定部240にて検出されたフレームタイミングおよびセル帯域幅グループからS−SCHの配置されたシンボル位置が分かるので、S−SCHを復号することができる。S−SCHは、上述のとおり、スクランブリングコード情報等のセルに関する情報を示す。
デスクランブリング部250は、通常受信モード時にFFT処理部225からFFT処理後の受信信号が入力される。デスクランブリング部250は、同期チャネル復号部245にて復号されたS−SCHと対応するスクランブリングコードを除去するために、FFT処理後の受信信号をデスクランブルする。
復号部255は、デスクランブル後の受信信号に対して適切な誤り訂正復号を行い、CRCチェック部260に出力する。
CRCチェック部260は、入力信号のCRCエラーチェックを行い、エラーがない場合には、初期セルサーチ完了と判定する。エラーがある場合には、第1段階からリトライできるように受信制御部205にCRCエラーチェック結果を出力する。
次に、上記基地局100および端末200を有するスケーラブル帯域幅システムにおける動作について説明する。
スケーラブル帯域幅システムにおいては、上述のとおり、「セル帯域幅」として、1.25MHz、2.5MHz、5MHz、10MHz、15MHzおよび20MHzのいずれかの帯域幅をサポートする基地局100が混在している。また、受信できる帯域幅が1.25MHz、2.5MHz、5MHz、10MHz、15MHzおよび20MHzのいずれかの端末200が混在している。そして、基地局100は、「セル帯域幅」に応じて「セル帯域幅グループ」に分けられている。ここでは、セル帯域幅グループをセル帯域幅が1.25MHz、2.5MHz、および5MHz以上の3つに分けているケースを例にとり説明する。
基地局100においては、同期用チャネル生成部150でセル帯域幅情報に応じたパターンのP−SCHが生成される。具体的には、図6に示すように、最小のセル帯域幅(1.25MHz)が属するセル帯域幅グループで用いられるP−SCHのパターンを基準パターンとし、帯域幅に関して次に広いセル帯域幅グループ(ここでは、中央サポート帯域幅が2.5MHzのセル帯域幅グループ)のP−SCHは、基準パターンの直交パターンが繰り返されて(リピティションされて)生成される。さらに、その次に広いセル帯域幅グループ(ここでは、中央サポート帯域幅が5MHzのセル帯域幅グループ)のP−SCHは、基準パターンの直交パターンを繰り返して生成されたP−SCH(すなわち、中央サポート帯域幅が2.5MHzのセル帯域幅グループのP−SCH)の直交パターンが繰り返されて生成される。このようなP−SCHの生成には、最小のセル帯域幅が属するセル帯域幅グループで用いられるP−SCHのパターンを基準パターンとした、直交アダマールが用いられる。なお、基準パターンの直交パターンが繰り返されて生成されるという意味では、最小のセル帯域幅グループ以外の全セル帯域幅グループのP−SCHに関して共通する。
フレーム構成部160では、「中央サポート帯域」に、セル帯域幅グループに応じて異なるP−SCH(パターンおよび長さがそれぞれ異なる)が配置されたフレームが構成される。
具体的には、フレーム構成部160では、自装置のセル帯域幅の属するセル帯域幅グループが最小帯域幅の中央サポート帯域であるセル帯域幅グループでないときには、最小帯域幅の中央サポート帯域であるセル帯域幅グループで用いられるP−SCHのパターン(基準パターンに相当)に直交するパターンが繰り返されたP−SCHが配置されたフレームが構成される。このようなフレームを構成することにより、このフレームの受信側(端末200)では、基本パターンのP−SCHで相関をとると、最小帯域幅のセル帯域幅グループのP−SCHを受信しているときには相関ピークが現れるが、最小帯域幅のセル帯域幅グループ以外のグループのP−SCHを受信しているときには相関ピークが現れないので、自装置がセルサーチしようとしているセルが属するセル帯域幅グループが、最小帯域幅のセル帯域幅グループかそれ以外のセル帯域幅グループかを判定することができる。すなわち、隣接するセルのP−SCHと端末が現在存在するセルのP−SCHとが周波数上で隣接して合わさってしまう場合にも、端末が存在するセルが属するセル帯域幅グループを誤判定することを防止することができる。また、すべてのP−SCHが1つの基準パターンを基に生成されているので、受信側(端末200)は、受信信号に対して基準パターンを用いて相関をとって相関電力のピークを見ることにより、端末200の受信できる帯域幅(受信能力)に関わらずフレーム同期をとることができる。
さらに、フレーム構成部160では、自装置のセル帯域幅が属するセル帯域幅グループの次に広い幅の中央サポート帯域を持つセル帯域幅グループで利用されるP−SCHのパターンに直交するパターンが繰り返されたP−SCHが配置されたフレームを構成される。このようなフレームを構成することにより、このフレームの受信側(端末200)では、中央サポート帯域の帯域幅に関して隣接する2つのセル帯域幅グループについて、中央
サポート帯域の帯域幅が狭い方のセル帯域幅グループで使用されるP−SCHで相関をとると、その狭い方のセル帯域幅グループのP−SCHを受信しているときには相関ピークが現れるが、広い方のセル帯域幅グループのP−SCHを受信しているときには相関ピークが現れないので、自装置がセルサーチしようとしているセルが属するセル帯域幅グループが、どちらのセル帯域幅グループかを判定することができる。
フレーム構成部160で構成されたフレームは、IFFT部170、GI挿入部180、無線送信部190を介して送信される。
端末200は、基地局100から送信された信号を用いてセルサーチを行う。このとき、端末200においては、同期チャネル相関部230で、「セル帯域幅グループ」のうち最大幅の中央サポート帯域を持つグループの中央サポート帯域が当該中央サポート帯域以下のサポート帯域幅を持つ帯域に分割された「サブキャリアブロック」ごとの受信信号に対して、各サブキャリアブロックの帯域幅に対応するP−SCHのパターン候補を用いた相関演算が実施される。
例えば、説明を簡単にするために、最大幅の中央サポート帯域を持つグループの中央サポート帯域が2.5MHzであるものとすると、図6に示すように、同期チャネル相関部230では、最大幅の中央サポート帯域を持つグループの中央サポート帯域(2.5MHz)が当該中央サポート帯域以下のサポート帯域幅(2.5MHz、1.25MHz)を持つ帯域に分割された「サブキャリアブロック」ごとの受信信号に対して、各サブキャリアブロックの帯域幅に対応するP−SCHのパターン候補を用いて相関演算が実施される。すなわち、2.5MHzのサブキャリアブロック、1.25MHzのサブキャリアブロック(周波数が高い方(High)、周波数が低い方(Low))ごとの受信信号を対象に相関演算が実施され、その相関演算には、各サブキャリアブロックの帯域幅に対応するP−SCHのパターン候補を用いて、つまり2.5MHzのサブキャリアブロックに対しては2.5MHzの中央サポート帯域を持つセル帯域幅グループのP−SCHを用い、1.25MHzのサブキャリアブロックに対しては1.25MHzの中央サポート帯域を持つセル帯域幅グループのP−SCH(基本パターン)を用いて相関演算が実施される。
そして、フレームタイミング/セル帯域幅判定部240では、同期チャネル相関部230から入力された相関電力値の中の最大値に対応するシンボルからフレームタイミングを検出する。また、最大相関値に対応するP−SCHを特定し、そのP−SCHに対応するセル帯域幅グループを特定する。そして、同期チャネル復号部245でこのセル帯域幅グループと対応する帯域幅を持つ帯域に配置されたS−SCHを復号する。こうして、セルサーチの第2段階であるフレームタイミング検出時に基地局のセル帯域幅を検出することができる。その結果に応じて、セルの帯域幅に応じたS−SCHを受信できるので、S−SCHを正しく復号できる。
このように本実施の形態によれば、複数の基地局を具備するスケーラブル帯域幅システムがサポートする複数のサポート帯域幅のうち各基地局が使用する最大の前記サポート帯域幅であるセル帯域幅の中で、各端末200の通信帯域幅を前記サポート帯域幅のうちから柔軟に割り当て可能な基地局100に、セル帯域幅に応じて分けられるセル帯域幅グループのうち自装置(基地局100)が属するグループが最小帯域幅(例えば、1.25MHz)のグループでないときに、最小帯域幅のグループで用いられるフレーム同期系列(P−SCHの基準パターン)のパターンに直交するパターンが繰り返されたフレーム同期系列(P−SCH)を配置したフレームを構成するフレーム構成部160と、フレームを送信する送信手段としてのIFFT部170、GI挿入部180、無線送信部190と、を設けた。
こうすることにより、フレームの受信側(端末200)では、基本パターンのP−SCHで相関をとると、最小帯域幅のセル帯域幅グループのP−SCHを受信しているときには相関ピークが現れるが、最小帯域幅のセル帯域幅グループ以外のグループのP−SCHを受信しているときには相関ピークが現れないので、自装置がセルサーチしようとしているセルが属するセル帯域幅グループが、最小帯域幅のセル帯域幅グループかそれ以外のセル帯域幅グループかを判定することができる。すなわち、隣接するセルのP−SCHと端末が現在存在するセルのP−SCHとが周波数上で隣接して合わさってしまう場合にも、端末が存在するセルが属するセル帯域幅グループを誤判定することを防止することができる。その結果、S−SCHやBCHなどのセル固有情報の復号を正確に行うことができるため、セルサーチ性能を向上することができる。
また、すべてのP−SCHが1つの基準パターンを基に生成されているので、受信側(端末200)は、受信信号に対して1つの基準パターンを用いて相関をとって相関電力のピークを見ることにより、端末200の受信できる帯域幅(受信能力)に関わらずフレーム同期をとることができる。
また、基地局100においては、フレーム構成部160が、セル帯域幅グループに応じたサポート帯域幅を持ち、セル帯域幅を持つ帯域内の所定帯域(例えば、中央サポート帯域)に、フレーム同期系列を配置したフレームを構成する。
また、基地局100においては、フレーム構成部160が、自装置(基地局100)のセル帯域幅が属するセル帯域幅グループの次に広いセル帯域幅を持つセル帯域幅グループで利用されるフレーム同期系列(P−SCH)のパターンに直交するパターンが繰り返されたフレーム同期系列(P−SCH)を配置したフレームを構成する。
こうすることにより、受信側(端末200)では、中央サポート帯域の帯域幅に関して隣接する2つのセル帯域幅グループについて、中央サポート帯域の帯域幅が狭い方のセル帯域幅グループで使用されるP−SCHで相関をとると、その狭い方のセル帯域幅グループのP−SCHを受信しているときには相関ピークが現れるが、広い方のセル帯域幅グループのP−SCHを受信しているときには相関ピークが現れないので、自装置がセルサーチしようとしているセルが属するセル帯域幅グループが、どのセル帯域幅グループかを判定することができる。すなわち、隣接するセルのP−SCHと端末が現在存在するセルのP−SCHとが周波数上で隣接して合わさってしまう場合にも、端末が存在するセルが属するセル帯域幅グループを誤判定することを防止することができる。その結果、S−SCHやBCHなどのセル固有情報の復号を正確に行うことができるため、セルサーチ性能を向上することができる。
本発明の無線基地局装置は、セルサーチ性能を向上する、スケーラブル帯域幅システムにおける無線基地局装置として有用である。
従来のスケーラブル帯域幅システムにおける初期セルサーチ方法の説明に供する図 本発明が解決しようとする課題の説明に供する図 本発明の実施の形態に係る無線基地局装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態に係る無線端末装置の構成を示すブロック図 図3の無線基地局装置が送信するフレームの説明に供する図 図3の無線基地局装置が送信するSCHパターンおよび図4の無線端末装置にけるSCH受信の説明に供する図

Claims (4)

  1. 複数の無線基地局装置を具備するスケーラブル帯域幅システムがサポートする複数のサポート帯域幅のうち各無線基地局装置が使用する最大の前記サポート帯域幅である基地局帯域幅の中で、各無線端末装置の通信帯域幅を前記サポート帯域幅のうちから柔軟に割り当て可能な無線基地局装置であって、
    前記基地局帯域幅に応じて分けられる基地局帯域幅グループのうち最小帯域幅のグループで用いられるフレーム同期系列のパターンに直交するパターンが繰り返されたフレーム同期系列を配置したフレームを構成するフレーム構成手段と、
    前記フレームを送信する送信手段と、
    を具備する無線基地局装置。
  2. 前記フレーム構成手段は、自装置の基地局帯域幅が属するグループの次に広い基地局帯域幅を持つグループで利用されるフレーム同期系列のパターンに直交するパターンが繰り返されたフレーム同期系列を配置したフレームを構成する請求項1記載の無線基地局装置。
  3. 最小帯域幅のグループで用いられるフレーム同期系列の前記パターンは、直交アダマール系列である請求項2記載の無線基地局装置。
  4. 前記フレーム構成手段は、基地局帯域幅グループに応じた前記サポート帯域幅を持ち、前記基地局帯域幅を持つ帯域内の所定帯域に、フレーム同期系列を配置したフレームを構成する請求項1記載の無線基地局装置。
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