JP4869227B2 - 袋詰め補助具 - Google Patents

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、袋詰め補助具に関するものであり、詳しくは、土嚢袋に土や砂などを詰め、土嚢等を作成する作業を容易にするための袋詰め補助具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、海岸、河川、湖、池等の護岸形成、落石防止壁、水止め堤等の土木工事、或いは台風等の災害時の河川の増水の際に所謂「土嚢」を用いることが行われている。この「土嚢」は、麻や化学繊維などの可撓性を有する袋体の中に、土、砂等を詰め、袋体の開口部を紐で縛ることにより、作成されている。
【0003】
ここで、土嚢を作成する場合には、可撓性を有する土嚢袋の開口部付近を、作業者の一人が手で開口した状態に保持し、もう一人の作業者がスコップ等を用いて、土や砂等の充填物を袋内に充填する作業を行っている。
【0004】
上記の技術は、当業者においては当然のごとく知られているものであり、本出願人は、本出願時において、上記の技術が記載されている文献を知見していない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した土嚢を作成する作業において、土嚢袋の開口部の開口状態を保持する作業者と、土嚢袋の中に土や砂等をスコップで詰める作業者との二人一組で行う必要があり、効率が悪いものであった。さらに、土嚢袋の開口部を保持する作業者の手に、土等の充填物を充填するスコップ等の用具が接触する危険性もあり、土嚢を作成する際に事故が発生する場合もあった。
【0006】
また、上述した二人一組の作業では、土嚢を一つずつしか作成することができなかった。すなわち、複数の土嚢袋を開口した状態を同時に保持することはできないため、開口部の開口→土砂等の充填→開口部の閉塞の作業を繰り返し行わなければならず、一度に多くの土嚢を作ることは、時間がかかり、大変な労力を有する作業であった。特に、河川の増水時等の緊急時には、一度に大量の土嚢が必要となる場合があり、上述した作業では必要量の土嚢を作成する作業が追いつかないこともあった。
[0007]
そこで、本発明は上記の実情に鑑み、土嚢袋に土や砂等を詰める作業中において、土嚢袋を開口した状態で保持することができる袋詰め補助具の提供を課題とするものである。
[課題を解決するための手段]
[0008]
本発明に係る袋詰め補助具は、「一対の上部フレームと、長手方向に沿って互いに対向させ、かつ、略水平方向に保持した状態で前記上部フレームを支持する脚部フレームと、前記上部フレームの間に互いに離間して横架され、前記上部フレームに対して回動可能に軸支されるとともに、袋体の開口部を開いた状態で保持する開口保持手段を有する一対の回動棒と、前記回動棒の少なくともいずれか一方に取設され、前記回動棒を前記上部フレームに対して回動させる操作部と、一対の前記回動棒を連結し、前記操作部によるいずれか一方の前記回動棒の回動操作に連動し、いずれか他方の前記回動棒を前記操作部の回動操作方向と相対する方向に回動させる連動手段とを具備し、前記開口保持手段は、前記回動棒の棒表面から同一方向に突設された一対の保持爪部を有して構成され、前記回動棒は、一対の前記回動棒の夫々相対する位置に設けられた前記保持爪部の爪端部を互いに離間させる斜め上方向まで変位させ、前記袋体の前記開口部を貫通し、開口状態を保持する開口保持位置、及び前記保持爪部の前記爪端部を互いに近接させる斜め下方向まで変位させ、前記袋体の前記保持爪部による開口状態を解除する解除位置の間で回動する」ものである。
[0009]
ここで、袋体とは、例えば麻や化学繊維等の織布で作られ、内部に充填される土や砂等の重量物を充填し、さらに係る状態で運搬にも耐え得るようなある程度の強度を有した土嚢袋等を例示できる。なお、説明を簡略化するため、以下、土嚢袋に土等を充填し、土嚢を作成する例について主に説明する。
[0010]
また、開口保持手段とは、特に限定するものではないが、土嚢袋等の袋体の開口部近傍を貫通可能な複数の突状部材を有するもの、或いは袋体の開口部近傍を挟持可能なクリップ、等を利用し、袋体の開口部を主に上方に開口した状態にすることが可能なものが例示される。
[0011]
さらに、連動手段とは、特に限定するものではないが、一方の回動棒の回動と連動する従来から周知の技術を利用したリンク機構を設けて他方の回動棒を相対する方向に回動させるもの、等を例示できる。
[0012]
本発明によると、土嚢袋(袋体)の開口部を広げ、一対の回動棒に設けられた開口保持手段に土嚢袋の開口部近傍を保持させる。これにより、土嚢袋の開口部を開いた状態にすることができ、係る状態で土や砂等の充填物を袋体の内部に充填する作業が行える。さらに、少なくとも一方の回動棒に取付けられた操作部を操作し、一対の上部フレームの間に架渡し、軸支された回動棒を回動させる。このとき、互いに回動棒の間に設けられた連動手段によって、操作した回動棒の回動操作方向に相対する方向に他方の回動棒が回動する。すなわち、操作部を、他方の回動棒に近接させる方向、換言すれば、互いに対向した回動棒の間に操作部の先端を近接させる。その結果、開口保持手段に保持された土嚢袋の開口部近傍の開口状態が解除される。これにより、本発明の袋詰め補助具から土等の充填された土嚢袋を取り外すことが可能となる。さらに、その後、土嚢袋の開口部を紐等で縛り、閉塞することにより土嚢が作成される。すなわち、従来のように土嚢袋の開口部を作業者が手で拡げた状態に保持することが必要とならず、一人であっても容易に土嚢を作成することが可能となる。ここで、保持爪部の形状は、特に限定されるものではなく、例えば、コの字状を呈しており、その端部を有さない辺を回動棒に取設するもの、夫々独立した一対の突状部材を回動棒に取設させたもの、等を例示することができる。また、袋体の開口部を開口状態で保持するために、袋体は、少なくとも袋体の開口部近傍において四箇所を保持爪部により保持される。さらに、保持爪部は袋体を貫通させ易く、解除位置においては、袋体を保持爪部から外しやすいように、直線状に延びているものが望ましい。本発明によると、開口保持手段は、保持爪部を有して構成されている。これにより、土嚢袋(袋体)を開口状態に保持するために、その開口部近傍を保持爪部で貫通させる。これにより、袋体の開口部を開口状態に保持することが容易にできるため、土嚢を作る作業を迅速に行うことができる。特に、土嚢袋は、前述したように麻や化学繊維等の比較的強靱な素材によって形成されることが多いため、本発明の保持爪部によって、その一部を貫通させた場合でも、開口部近傍が大きく破れるような不具合を生じることがない。なお、開口保持位置において、保持爪部は、その爪端部を互いに離間させる斜め上方向まで変位させられており、これは保持爪部が略垂直に起立状態にある場合と比較して、可及的に袋体の開口部を広く開口させることができ、これにより、土嚢袋に土や砂等を詰め易くすることができる。また、保持爪部によって保持された開口状態が容易に解除されることがない。また、開口保持位置から、一対の回動棒を回動操作して、保持爪部を解除位置に回動させて、つまり、保持爪部の爪端部を互いに近接させる斜め下方向に変位させて、保持爪部を袋体の開口部近傍から外すには、上方へと保持爪部を抜けばよく、つまり本体を袋体より上方に持ち上げるだけで、保持爪部は袋体から外れるため、保持爪部を外す操作も簡単であり、さらに作業にかかる手間を省くことができる。
[0013]
本発明に係る袋詰め補助具は、「前記連動手段は、一方の前記回動棒の棒表上面から他方の前記回動棒の棒表下面に沿うようにして、一対の前記回動棒の間に架渡され、前記操作部による回動操作に応じ自在に変形可能な第一チェーンと、他方の前記回動棒の棒表上面から一方の前記回動棒の棒表下面に沿うようにして、一対の前記回動棒の間に架渡され、前記操作部による回動操作に応じ自在に変形可能な第二チェーンとを具備する」構成とすることもできる。
[0014]
本発明によると、一対の回動棒の夫々を互いに相対する方向へ回動させるのに、両方の回動棒の回動操作をすることなく、何れか一方の回動棒を回動させることで、他方の回動棒を相対する方向に回動させることができる。詳述すると、例えば、第一チェーンが棒表上面に沿った状態の回動棒を、第一チェーンを巻き掛けるように回動操作させると、第一チェーンの他端は他方の回動棒の棒表下面に沿っているため、回動操作とは相対する方向へ回動する。また、第一チェーンが棒表上面に沿った状態の回動棒には、第二チェーンが他端の棒表下面に沿った状態にあるため、先の操作とは反対方向へ回動操作させると、第二チェーンの他端は他方の回動棒の棒表上面に横架されているため、同様に、回動操作とは相対する方向へ回動する。これにより、一度の回動操作によって、一対の回動棒をそれぞれ回動させることが可能となる。さらに、互いの回動棒の両端部をそれぞれ比較的簡易な構成のチェーンで連結することにより、上述の回動操作が可能となる。
[0015]
本発明にかかる袋詰め補助具は、「前記開口保持手段は、前記回動棒の長手方向に沿って複数取設されている」構成とすることもできる。
[0016]
本発明によると、開口保持手段が、複数取設されているため、複数の土嚢袋(袋体)を同時に開口した状態で保持させることが可能となり、土嚢を一度に大量に作成する作業が容易となる。
[0017]
[0018]
[0019]
[0020]
[0021]
[0022]
本発明に係る袋詰め補助具は、「前記開口保持位置及び前記解除位置の少なくともいずれか一方で、前記回動棒の回動を規制する回動規制手段をさらに具備する」構成とすることもできる。
[0023]
本発明によると、士嚢袋(袋体)を保持爪部に貫通させるときに、回動棒の回動が規制されている。つまり、回動棒に取設された保持爪部の動きが規制されるため、袋体に保持爪部を貫通させるのに苦労せず、また、袋体の開口を安定した状態で保持することができるので、土や砂等を詰める作業も行い易くすることができる。
[0024]
また、解除位置の回動を規制する回動規制手段があることで、本体を持ち上げて、保持爪部と袋体の開口部近傍を離すとき、保持爪部が袋体にひっかかることなく、容易に外すことができる。
[0025]
本発明に係る袋詰め補助具は、「前記回動棒を前記開口保持位置へ付勢する付勢手段をさらに備える」構成とすることもできる。
[0026]
本発明によると、一対の回動棒を解除位置に回動させたのち、繰り返し土嚢を作る際に、作業者がその都度回動棒を回動させて、保持爪部を開口保持位置に戻す手間を省くことができる。
[発明の効果]
[0027]
土嚢袋に土や砂等を詰める作業中において、土嚢袋の開口部を開口した状態で保持し、土等の充填物を充填することが容易に行える。また、回動棒の長手方向に対し複数の開口保持手段を設けることにより、従来は一つずつ充填作業を行い作成していた土嚢の作成をまとめて行うことができるようになる。その結果、河川増水時等の緊急性を要する場合に土嚢を作成する際に特に優れた効果を奏することが期待される。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本実施形態の袋詰め補助具の外観を示す斜視図である。
【図2】袋詰め補助具の要部を拡大した説明図である。
【図3】チェーンによる連動の様子を模式的に示す説明図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0029】
以下、本発明の一実施形態である袋詰め補助具1について、図1乃至図3に基づいて説明する。ここで、図1は本実施形態の袋詰め補助具1の外観を示す斜視図であり、図2は袋詰め補助具1の要部を拡大した説明図であり、図3はチェーンによる連動の様子を模式的に示す説明図である。
【0030】
本実施形態の袋詰め補助具1は、図1乃至図3に示すように、一対の上部フレーム2と、該上部フレーム2を長手方向に沿って互いに対向させ、かつ、略水平方向に保持した状態で支持する脚部フレーム3と、上部フレーム2の間に互いに離間して横架され、上部フレーム2に対して回動可能に軸支されるとともに、袋体(以下、「土嚢袋F」とする)の開口部Aを開いた状態で保持する複数の保持爪部4を有する一対の回動棒5a,5bと、回動棒5aの端部近傍に取設され、回動棒5aを上部フレーム2に対して回動させる操作部6と、一対の回動棒5a,5bの端部近傍同士を夫々連結し、操作部6による回動棒5aの回動操作に連動し、回動棒5bを操作部6の回動操作方向と相対する方向に回動させる第一チェーン7及び第二チェーン8と、後述する開口保持位置Hで、回動棒5a,5bの回動を規制する回動規制部9とから主に構成されている。ここで、保持爪部4が本発明の開口保持手段に相当し、第一チェーン7及び第二チェーン8が、本発明の連動手段に相当する。
【0031】
さらに、詳しく説明すると、図1に示すように、袋詰め補助具1は、上部フレーム2と、上部フレーム2の夫々の端部に接続され、下方に拡開する脚部フレーム3とを備え、さらに、脚部フレーム3の下端部に接続され、上部フレーム2と略平行な接地フレーム11と、一対の上部フレーム2において、互いに対向する夫々の端部を所定の距離をおいて接続させる上部接続フレーム12と、一対の接地フレーム11において互いに対向する夫々の端部を接続させ、上部接続フレーム12と略同じ長さの下部接続フレーム13とを備えて構成されている。なお、上部フレーム2及び上部接続フレーム12は金属の長尺部材で形成され、その他のフレームは断面がL字状の金属フレームにより形成されている。係る複数のフレーム2等によって、本実施形態の袋詰め補助具1の全体形状は、側面から見ると略台形状を呈している。また、係る形状に構成することにより、土嚢を作成する現場(例えば、河川敷等)の地面が凹凸の激しい場所であっても、比較的安定して袋詰め補助具1を設置することができる。さらに、図示しないが、上部フレーム2の外側に取手が取設されており、袋詰め補助具1を運んだり、持ち上げたりし易いようになっている。
【0032】
また、図2に示すように、保持爪部4は、同一方向に延び互いに平行な一対の爪端部14と、互いの爪端部14同士を連結する連結辺部15とからなり、全体として略コの字形状を呈しており、連結辺部15が、回動棒5a,5bの棒表面に固着されている。なお、本実施形態では、保持爪部4は金属部材により形成されており、爪端部14の先端は土嚢袋Fを貫通できる程度に突状に加工されている。
【0033】
ここで、回動棒5a,5bは、操作部6による回動操作によって、保持爪部4の爪端部14を互いに離間させる斜め上方向まで変位させた開口保持位置H、換言すれば、土嚢袋Fの開口部Aの近傍を貫通させて開口状態を保持可能な位置に変位することができる。また、保持爪部4の爪端部14を互いに近接させる斜め下方向まで変位させた解除位置Kに上述の開口保持位置Hから変位させることができる(図3参照)。これにより、保持爪部4による開口状態の保持が解除され、土嚢袋Fを保持爪部4から外すことができる。
【0034】
さらに、図1に示すように、本実施形態の袋詰め補助具1の回動棒5aには所定の間隔で五カ所にそれぞれ一対の保持爪部4が設けられ、さらに、該回動棒5aの保持爪部4の位置に相対するように、回動棒5bにも同様に五カ所にそれぞれ一対の保持爪部4が固定されている。その結果、一度に五つの土嚢袋Fの開口部Aを開口状態に保持することができ、後述する充填作業をまとめて行うことが可能となる。
【0035】
また、操作部6は、所定の厚みを有する金属の長尺部材からなり、短辺部(図示しない)が回動棒5aの棒表面に溶着されている。そして、保持爪部4が互いに略水平方向に向き合う位置であるとき、回動棒5aに対して若干外側、さらに詳細に説明すると、袋詰め補助具1の側方方向(図3における紙面左右方向に相当)に傾く角度で溶接されている。
【0036】
加えて、本実施形態の袋詰め補助具1は、図2に示すように、一対の回動棒5a,5bの間を連結する第一チェーン7及び第二チェーン8を有している。ここで、第一チェーン7は、回動棒5bの棒表上面から回動棒5aの棒表下面に沿うようにして、一対の回動棒5a,5bの間に架渡され、操作部6による回動操作に応じ自在に変形可能であり、一方、第二チェーン8は、回動棒5aの棒表上面から回動棒5bの棒表下面に沿うようにして、一対の回動棒5a、5bの間に架渡され、操作部6による回動操作に応じ自在に変形可能である。
【0037】
さらに、回動規制部9は、回動軸5a,5bの両端部に備えられたピン(図示しない)と、上部フレーム2内側に設けられ、回動棒5a,5bが開口保持位置Hにあるときにピンと当接可能な受け部(図示しない)とを有し、ピンが受け部に当接することで、回動棒5a,5bを開口保持位置Hよりも回動することを規制するものである。なお、係る回動規制部9は、周知の技術を応用することが可能であり、ここでは詳細な説明は省略するものとする。
【0038】
次に、図3(a)、図3(b)に基づき、袋詰め補助具1の使用方法について、その作用とともに説明する。図3(a)は第一チェーン7の動作を示したものであり、図3(b)は第二チェーン8の動作を示したものである。さらに、換言すると、図3(a)は、図1における紙面手前の上部フレーム2と第一チェーン7との間から紙面向こうを見る断面図であり、図3(b)は、図1において最も奥の保持爪部4と第二チェーンとの間から紙面奥を見る断面図である。なお、図3(b)では、本来操作部6は見えないが、便宜上二点鎖線で示す。
【0039】
まず、保持爪部4の爪端部14が斜め上方に向かって夫々突出するように回動棒5a,5bを開口保持位置Hにセットする。なお、前述した回動規制部9により、回動棒5a,5bは、それ以上の回動が規制されている。係る開口保持位置Hにあることを確認し、土嚢袋Fの開口部Aの近傍を回動棒5aに設けられた保持爪部4の爪端部14を土嚢袋Fに貫通させ、回動棒5bに備えられ、その貫通させた保持爪部4に相対する位置にある保持爪部4の爪端部14にも土嚢袋Fの開口部近傍を貫通させる(図3(a)参照)。なお、この場合、互いに対向する保持爪部4の爪端部14によって、逆ハの字形状を呈することとなる。
【0040】
このとき、回動規制部9によって回動棒5a,5bの回動が規制されているため、作業者が土嚢袋Fを夫々の爪端部14に貫通させる際に、保持爪部4の位置が回動変位することが少なく、安定して貫通操作を行える。
【0041】
そして、保持爪部4の爪端部14に土嚢袋Fの開口部Aの近傍を貫通させ、土嚢袋Fの開口部Aを開いた状態にする。そして、通常の土嚢を作成する際の作業と同様に、土嚢袋Fの内部に土や砂等の充填物を内部に充填する作業を行う。なお、係る場合、保持爪部4によって土嚢袋Fの開口状態が保持されているため(図1参照)、充填物を充填する作業は一人の作業者によって行うことができる。
【0042】
その後、土嚢袋Fに土や砂等の充填物を適量に充填すると、作業者は、回動棒5aの一端に設けられた操作部6を把持し、回動棒5bに近接させる方向(図3(a)における矢印U1方向)、換言すれば、回動棒5a,5bの間に操作部6の先端を近接させる。このとき、係る操作部6による回動棒5aの回動操作に伴い、図3(a)に示すように、回動棒5aは、反時計回り(矢印U1方向)に回動する。本実施形態の袋詰め補助具1では、第一チェーン7は、回動棒5bの棒表上面から回動棒5aの棒表下面に沿うようにして、一対の回動棒5a,5bの間に架渡されているため、第一チェーン7が回動棒5aに巻きかかり、回動棒5bが時計回り(C1方向)に回動する。このとき、第二チェーン8は、回動棒5aに巻きかかることはなく、撓むために作用しない。
【0043】
そして、回動棒5a,5bが解除位置Kに達するまで、操作部6により回動棒5aの回動操作を継続し、保持爪部4が解除位置Kに達したら、回動操作を停止する。
【0044】
なお、図3(a)に示すように、解除位置Kでは、保持爪部4の爪端部14に土嚢袋Fの開口部Aの近傍が貫通されたまま、爪端部14を互いに近接させて斜め下方向を向いた状態にある。したがって、例えば、二人に作業者によって、上部フレーム2に取設された取手(図示しない)を把持し、持ち上げることにより、爪端部14による土嚢袋Fの開口部A近傍の保持状態が解除され、袋詰め補助具1と土嚢袋Fとが離れた状態を創出することができる。
【0045】
さらに、詳しく説明すると、袋詰め補助具1を略鉛直上方向に持ち上げるにつれて、徐々に土嚢袋Fの開口部Aの近傍が爪端部14から抜け落ちる。特に、土嚢袋Fの内部には、充填作業により土や砂等の充填物が詰められているため、その重さにより、土嚢袋Fが爪端部14に引っ掛かり、袋詰め補助具1と共に上方向へ上がることはほとんどない。
【0046】
そして、上記動作を繰返し、複数の土嚢を作成するために、持ち上げた袋詰め補助具1を例えば、充填済みの土嚢袋Fの近傍等の別の位置に接地させる。その後、開口部Aが開口した状態の土嚢袋Fを紐等の閉塞手段を用いて閉塞し、内部に充填された充填物を漏出しないようにする。これにより、土嚢が完成する。なお、本実施形態の袋詰め補助具1は、回動棒5a,5bにそれぞれ五つの保持爪部4が設けられているため、一度に五つの土嚢袋Fに対して充填作業を行うことができる。
【0047】
さらに、別の位置に接地させた袋詰め補助具1の操作部6を把持し、回動棒5bから離れる方向、換言すれば、回動棒5a,5bの間と操作部6の先端を離間させる。操作部6による回動棒5aの回動操作に伴い、図3(b)に示すように、回動棒5aは時計回り(図3(b)における矢印C2参照)に回動する。本実施形態では、第二チェーン8は、回動棒5aの棒表上面から回動棒5bの棒表下面に沿うようにして、一対の回動棒5a,5bの間に架渡されているため、第二チェーン8が回動棒5aに巻きかかり、回動棒5bが反時計回り(矢印U2参照)に回動する。このとき、第一チェーン7は、回動棒5aに巻きかかることはなく、撓むために作用しない。
【0048】
そして、回動棒5a,5bが開口保持位置Hに達するまで、操作部6により回動操作をおこなう。これにより、保持爪部4の爪端部14に再び土嚢袋Fを開口した状態で保持することが可能となる。
【0049】
上記に示したように、本実施形態の袋詰め補助具1は、土嚢袋Fの開口部Aを広げ、一対の回動棒5a,5bに設けられた保持爪部4に土嚢袋Fの開口部Aの近傍を保持し、土嚢袋Fの開口部Aを開いた状態を創出することができる。そして、係る状態で土や砂等の充填物を袋体の内部に充填する作業が容易に行うことができる。すなわち、従来のように土嚢袋Fの開口部Aを作業者が手で拡げた状態に保持することが必要とならず、一人であっても容易に土嚢を作成することが可能となる。
【0050】
また、土嚢袋Fを開口状態に保持するために、その開口部近傍を保持爪部4の有する爪端部14で貫通させる。これにより、土嚢袋Fの開口部Aを開口状態に保持することが容易にできるため、土嚢を作る作業を迅速に行うことができる。
【0051】
また、開口保持位置Hにおいて、保持爪部4は、その爪端部14を互いに離間させる斜め上方向まで変位させられており、これは保持爪4部が略垂直に起立状態にある場合と比較して、可及的に土嚢袋Fの開口部Aを広く開口させることができ、これにより、土嚢袋Fに土や砂等を詰め易くすることができる。また、保持爪部4によって保持された開口状態が容易に解除されることがない。
【0052】
さらに、開口保持位置Hから、一対の回動棒5a,5bを回動操作して解除位置Kに回動させて、つまり、保持爪部4の爪端部14を互いに近接させる斜め下方向に変位させることで、保持爪部4を土嚢袋Fの開口部近傍から外すには、保持爪部4を上方へ抜けばよく、つまり袋詰め補助具1を土嚢袋Fより上方に持ち上げるだけで、保持爪部4は土嚢袋Fから外れるため、保持爪部4を外す操作も簡単であり、さらに作業にかかる手間を省くことができる。
【0053】
加えて、保持爪部4が、複数取設されているため、複数の土嚢袋Fを同時に開口した状態で保持させることが可能となり、土嚢を一度に大量に作成する作業が容易となる。
【0054】
また、土嚢袋Fを保持爪部4に貫通させるときに、回動規制手段により回動棒5a,5bの回動が規制されている。つまり、回動棒5a,5bに取設された保持爪部4の動きが規制されるため、土嚢袋に保持爪部4の爪端部14を貫通させるのに苦労せず、また、土嚢袋Fの開口を安定した状態で保持することができるので、土や砂等を詰める作業も行い易くすることができる。
【0055】
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明はこの実施形態に限定されることなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
【0056】
すなわち、本実施形態では、袋体として土嚢袋Fを用い、中に土や砂等を詰めて、土嚢を作成するために用いたが、これに限定されるものではなく、使用する袋体は、麻などの布や化学繊維などで作られた可撓性を有する袋体であればよいため、例えば、落ち葉や庭木の枝葉などの収集や、肥料や籾殻を充填させることにも使用できる。さらに、使用する袋体に合わせて、一対の回動棒5a,5bの離間する幅を好適な幅としたり、目的応じて、回動棒5a,5bに設けられる開口保持手段の数を変更したりしてもよい。
【0057】
さらに、回動棒5a,5bを開口保持位置Hへ付勢するコイルバネ等の付勢手段を袋詰め補助具1に備えさせてもよい。その構成として、例えば、コイルバネを一対の回動棒5a,5bの両端部近傍に挿通させ、コイルバネの夫々の端部を上部接続フレーム12に接続させる。これにより、解除位置Kにある一対の回動棒5a,5bを操作部6により、開口保持位置Hに戻さなくても、付勢手段の付勢力により、一対の回動棒5a,5bは開口保持位置Hに回動させられるため、解除位置Kから開口保持位置Hに戻す操作を省くことができる。さらに、本実施形態では、第一チェーン7と第二チェーン8が、一対の回動棒5a,5bの間に横架され、回動棒5a,5bが解除位置Kから開口保持位置Hへ回動するときは、第二チェーン8が作用するが、付勢手段を備えることで、第二チェーン8が不要となるため、袋詰め補助具1に備えさせるチェーンが一つで済む。

Claims (5)

  1. 一対の上部フレームと、
    長手方向に沿って互いに対向させ、かつ、略水平方向に保持した状態で前記上部フレームを支持する脚部フレームと、
    前記上部フレームの間に互いに離間して横架され、前記上部フレームに対して回動可能に軸支されるとともに、袋体の開口部を開いた状態で保持する開口保持手段を有する一対の回動棒と、
    前記回動棒の少なくともいずれか一方に取設され、前記回動棒を前記上部フレームに対して回動させる操作部と、
    一対の前記回動棒を連結し、前記操作部によるいずれか一方の前記回動棒の回動操作に連動し、いずれか他方の前記回動棒を前記操作部の回動操作方向と相対する方向に回動させる連動手段と
    を具備し、
    前記開口保持手段は、
    前記回動棒の棒表面から同一方向に突設された一対の保持爪部を有して構成され、
    前記回動棒は、
    一対の前記回動棒の夫々相対する位置に設けられた前記保持爪部の爪端部を互いに離間させる斜め上方向まで変位させ、前記袋体の前記開口部を貫通し、開口状態を保持する開口保持位置、及び前記保持爪部の前記爪端部を互いに近接させる斜め下方向まで変位させ、前記袋体の前記保持爪部による開口状態を解除する解除位置の間で回動することを特徴とする袋詰め補助具。
  2. 前記連動手段は、
    一方の前記回動棒の棒表上面から他方の前記回動棒の棒表下面に沿うようにして、一対の前記回動棒の間に架渡され、前記操作部による回動操作に応じ自在に変形可能な第一チェーンと、
    他方の前記回動棒の棒表上面から一方の前記回動棒の棒表下面に沿うようにして、一対の前記回動棒の間に架渡され、前記操作部による回動操作に応じ自在に変形可能な第二チェーンと
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の袋詰め補助具。
  3. 前記開口保持手段は、
    前記回動棒の長手方向に沿って複数取設されていることを特徴とする請求項1に記載の袋詰め補助具。
  4. 前記開口保持位置及び前記解除位置の少なくともいずれか一方で、前記回動棒の回動を規制する回動規制手段をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の袋詰め補助具。
  5. 前記回動棒を前記開口保持位置へ付勢する付勢手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の袋詰め補助具。
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