JP4867897B2 - コマンドキューイング制御装置、コマンドキューイングプログラム及びストレージシステム - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るストレージシステムを示す。このストレージシステム1は、上位装置としてのホストコンピュータ2と、コマンドキューイング制御装置3と、ストレージ装置4とを有して構成されている。ホストコンピュータ2とコマンドキューイング制御装置3、コマンドキューイング制御装置3とストレージ装置4は、それぞれSCSI(Small Computer System Interface)バス5,6によって接続されている。
図2は、コマンド頻度算出部33による頻度の算出例を説明するための図である。同図中、Rはリードコマンドを示し、Wはライトコマンドを示す。コマンド頻度算出部33は、例えば、一定の期間T(例えば、30秒)に発生したコマンド(信号103)の数を頻度として演算する。同図では、期間T1では、R、R、Wが存在するので、頻度が3回、期間T2では、R、W、Wが存在するので、頻度が3回、期間T3では、Wのみが存在するので、頻度が1回である。なお、頻度は、所定期間に発生したコマンドの数以外の値でもよく、例えば基準となる他の期間(例えば、300秒)に発生したコマンド数に対する一定の期間Tに発生したコマンドの数(コマンド数比率)のように、他の値をとり得る。また、データ転送コマンドの頻度に応じて適切にモードを切替えるためには、一定の期間Tは頻度を算出する時点に対して時間的に近いほうが好ましい。
図3(a)は、モードの遷移状態を示す図、図3(b)は、モード遷移の条件を示す図である。図3(a)の(1)〜(3)は、図3(b)のモード遷移欄の(1)〜(3)に対応する。図3(b)において、モード遷移の条件を満たす場合は○印、満たさない場合は×印で示す。
(a)コマンド総数検出部31からの信号105無し
(b)タイマー部32からの信号106有り
(c)コマンド頻度算出部33からの信号107有り
次に、第1の実施の形態に係るストレージシステム1の動作について説明する。なお、オートキューイングモードが設定されているとする。
ホストコンピュータ2からデータ転送コマンド100が送出されると、コマンドキューイング制御装置3のコマンド格納キュー30は、送出されたデータ転送コマンド100を蓄積する。
コマンド格納キュー30は、ストレージ装置4がビジーでなくてもホストコンピュータ2から送出されるデータ転送コマンド100を蓄積する。コマンド格納キュー30に蓄積されたデータ転送コマンドの総数が所定値を超えると、コマンド総数検出部31は、信号105をキューイング制御部34に出力する。
第1の実施の形態によれば、コマンド格納キュー30に蓄積されたデータ転送コマンドの総数が所定値を超えるまではコマンド格納キュー30にデータ転送コマンドが蓄積されるので、ホストコンピュータ2への割込み回数が減り、データ転送性能が向上する。また、ストレージ装置4の応答性が高い場合には、コマンドの蓄積よりもコマンドが実行される頻度が高くなり、コマンドが蓄積できなくなって、ホストコンピュータ2への割込み回数が増えてデータ転送性能が低下するおそれがある。そのため、このような場合には、ストレージ装置4がビジーでなくてもコマンドを蓄積させるマニュアルキューイングモードに切替えることにより、ホストコンピュータ2への割込みが抑制されてデータ転送性能が向上する。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係るストレージシステムを示す。本実施の形態は、第1の実施の形態のコマンド総数検出部31をコマンド総転送量検出部35に置き換えたものであり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。
図5は、本発明の第3の実施の形態に係るストレージシステムを示す。第1の実施の形態のコマンド頻度算出部33は、ストレージ装置4に対してデータ転送コマンドが実行された頻度を計測したが、本実施の形態は、ホストコンピュータ2からコマンド格納キュー30に転送されるデータ転送コマンド100の頻度を計測したものであり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。この構成によっても第1の実施の形態と同様の作用、効果を奏する。
図6は、本発明の第4の実施の形態に係るストレージシステムを示す。本実施の形態は、図1に示すコマンドキューイング制御装置3をプログラムによって実現したものである。
2 ホストコンピュータ
3 コマンドキューイング制御装置
4 ストレージ装置
5,6 SCSIバス
20 アプリケーションプログラム
22 デバイスドライバ
30 コマンド格納キュー
31 コマンド総数検出部
32 タイマー部
33 コマンド頻度算出部
34 キューイング制御部
35 コマンド総転送量検出部
100 データ転送コマンド
101a,101b 信号
102〜107 信号
108 データ転送コマンド
110 信号
210 ファイルシステム
220 コマンド格納キュー手段
221 コマンド総数検出手段
222 タイマー手段
223 コマンド頻度算出手段
224 キューイング制御手段
Claims (8)
- 上位装置からストレージ装置へ送出されるデータ転送コマンドを蓄積するとともに、2つのモードで動作可能なコマンド格納キューと、
前記コマンド格納キューが動作する前記モードの継続時間を計測し、前記継続時間が第1の所定値を超えたとき、第1の信号を出力する第1の計測部と、
前記データ転送コマンドが送出される頻度を計測し、前記頻度が第2の所定値を超えたとき、第2の信号を出力する第2の計測部と、
前記第1及び第2の信号の出力の有無に応じて前記コマンド格納キューに対して前記モードの切替制御を行うキューイング制御部とを備えたコマンドキューイング制御装置。 - 前記制御部は、前記第1の計測部からの前記第1の信号を受信し、かつ前記第2の計測部からの前記第2の信号を受信した場合は、前記コマンド格納キューに対して第1のキューイングモードを指示し、前記第1の計測部からの前記第1の信号を受信し、かつ前記第2の計測部からの前記第2の信号を受信しなかった場合は、前記コマンド格納キューに対して第2のキューイングモードを指示し、それ以外の場合は同じキューイングモードを継続するように前記コマンド格納キューに対して指示する請求項1に記載のコマンドキューイング制御装置。
- 前記コマンド格納キューは、前記第1のキューイングモードにおいては、前記ストレージ装置がビジーでなくても、所定の条件を満たせば前記データ転送コマンドを蓄積し、
前記第2のキューイングモードにおいては、前記ストレージ装置がビジーである場合のみ前記データ転送コマンドを蓄積する請求項2に記載のコマンドキューイング制御装置。 - 前記所定の条件は、前記コマンド格納キューに格納された前記データ転送コマンドの総数が所定値未満であり、かつ最後に前記データ転送コマンド実行後の経過時間が所定値未満である請求項3に記載のコマンドキューイング制御装置。
- 前記所定の条件は、前記コマンド格納キューに格納された前記データ転送コマンドの総転送サイズが所定値未満であり、かつ最後に前記データ転送コマンド実行後の経過時間が所定値未満である請求項3に記載のコマンドキューイング制御装置。
- 前記キューイング制御部は、
前記ストレージ装置から割込信号を受信した場合、前記コマンド格納キューに未実行のデータ転送コマンドが蓄積されているかを確認し、蓄積されていたら、そのデータ転送コマンドを実行させる請求項1乃至5のいずれか1項に記載のコマンドキューイング制御装置。 - 上位装置からストレージ装置へ送出されるデータ転送コマンドを蓄積するとともに、2つのモードで動作可能なコマンド格納キュー手段と、
前記コマンド格納キュー手段が動作する前記モードの継続時間を計測し、前記継続時間が第1の所定値を超えたとき、第1の信号を出力する第1の計測手段と、
前記データ転送コマンドが送出される頻度を計測し、前記頻度が第2の所定値を超えたとき、第2の信号を出力する第2の計測手段と、
前記第1及び第2の信号の出力の有無に応じて前記コマンド格納キューに対して前記モードの切替制御を行うコマンドキューイング制御手段の機能をコンピュータに実行させるためのコマンドキューイングプログラム。 - データ転送コマンドを送出する上位装置と、
ストレージ装置と、
前記上位装置から前記ストレージ装置へ送出される前記データ転送コマンドを蓄積するとともに、2つのモードで動作可能なコマンド格納キューと、前記コマンド格納キューが動作する前記モードの継続時間を計測し、前記継続時間が第1の所定値を超えたとき、第1の信号を出力する第1の計測部と、前記データ転送コマンドが送出される頻度を計測し、前記頻度が第2の所定値を超えたとき、第2の信号を出力する第2の計測部と、前記第1及び第2の信号の出力の有無に応じて前記コマンド格納キューに対して前記モードの切替制御を行う制御部とを有するコマンドキューイング制御装置とを備えたストレージシステム。
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