JP4865910B2 - シーケンス番号の更新 - Google Patents

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Description

本発明は無線通信ネットワークにおけるデータ伝送の取り扱いに関する。より具体的には、本発明は無線通信ネットワークにおける送信機と受信機との間における連続するデータ伝送の廃棄を回避することに関する。
最新世代の無線通信ネットワークにおいては、また特に、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA、High Speed Downlink Packet Access)に基づいた無線通信ネットワークにおいては、1つの基地局から1つ以上の移動端末(UE)に対して送信されるデータは、高速ダウンリンク共有チャネル(HS−DSCH、High Speed Downlink Shared Channel)等の高速チャネルの上で伝送するようスケジューリングすることができる。
また、これらのネットワークにおけるUEは、基地局によってサービスを提供されるサービスエリアにおいて、異なる状態にあることができる。これらの状態は、CELL_DCH状態、CELL_FACH状態、エンハンストCELL_FACH状態、および他の状態であり、これらは当業者には公知である。
CELL_DCH状態においては、HS_DSCHの上で送信されるデータは転送ブロック(TB、transport block)に組み入れられる。それぞれの転送ブロックは、転送ブロックのヘッダ部分に送信シーケンス番号(TSN)、および、ペイロード部分にMAC−dPDU(専用メディアアクセス制御パケットデータユニット)またはMAC−cPDU(共通メディアアクセス制御PDU)の形式のユーザデータ等を含む。UEは、受信した転送ブロックに対するバッファとしての再順序付けキュー(reordering queue)と、転送ブロックヘッダからの送信シーケンス番号と、さらに制御チャネルの上で送信された制御情報とを使用して、基地局から受信した転送ブロックを正しい順序に順序付けし、そしてMAC−dPDUまたはMAC−cPDUとして高位のレイヤにそれらを転送することができる。転送ブロックの再順序付けをより効率的に行うために、それぞれのUEは、送信シーケンス番号を持つ転送ブロックを受信する、一定の大きさを有する受信機ウインドウ(receiver window)と、正しく受信されない転送ブロックがある場合に再順序付けキューの中におけるそれら転送ブロックの停滞(stalling)を予防するタイマ(T1タイマ)とを有する。
転送ブロックが正しく受信された後に、UEは予想される次の転送ブロックに対する送信シーケンス番号を指示するパラメータを更新する。
UEにおいて受信される転送ブロックに対する、この再順序付けのメカニズムは、個別の送信シーケンス番号およびT1タイマを基本として行われる。これに関しては、例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)規格TS25.321を参照されたい。しかしながら、HS−DSCHの上の送信データが共通H−RNTIを使用する場合には、ネットワークにおいて個別のUEに対して個別の送信シーケンス番号およびT1タイマを保持することはできない。ネットワークにおいて単一の送信シーケンス番号およびT1タイマが、いくつかのUEに対して使用される必要がある。
さらに、HSDPAを基本とする無線ネットワークにおいては、エンハンストCELL_FACH状態は、CELL_FACH状態におけるHS−DSCHの上でのデータの受信を取り入れる。従って、より高いデータレートの可能性が導入される。CELL_FACH状態におけるHS−DSCHでのデータの受信は、CELL_DCH状態におけるHS−DSCHでのデータの受信と同様であるが、いくつかの相違がある。これらの相違に関しては以下で述べる。
エンハンストCELL_FACH状態におけるユーザ装置(UE)は、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)フィードバック信号(ACK/NACK)を送信することなくHS−DSCHの上で再送信を受信する。従って、転送ネットワークはデータが正しく受信されたか否かを知らない。しかし再送信はネットワークによって知らないまま(blindly)決定される。
また、エンハンストCELL_FACH状態では、共通HS−DSCH無線網臨時ID(H−RNTI、H−DSCH Radio Network Temporary Identifier)を使用してUEにデータを送信する可能性が提供される。HS−DPAネットワークにおけるH−RNTIは、基地局のサービスエリアにおけるUEの単なる論理アドレスである。2つ以上のUEが1つの共通H−RNTIを共有することが可能である。これは、基地局のサービスエリアに入ってきたUEが初期HS−DSCHを確立する段階で、まだ専用H−RNTIが割り当てられていない場合に必要である。
エンハンストCELL_FACH状態では、通常、予想される次の送信シーケンス番号(next expected TSN)の初期値は、UEの中で0に設定され、そして、廃棄ウインドウ(discard window)は、[63−WINDOW_SIZE...63]に設定される。ここで、WINDOW_SIZEは受信機ウインドウの大きさを示す。廃棄ウインドウは、転送ブロックの再順序付けに対して受け入れられない受信機ウインドウの一部として規定することができる。
ここで、ネットワークは共通H−RNTIを使用するすべてのUEに対して共通の送信シーケンス番号を使用しているので、UEによって受信される最初の送信シーケンス番号は廃棄ウインドウの中にある可能性が強い。この場合は、UEは受信した送信信号を廃棄してしまうであろう。
この課題に対する1つの解決策は、非特許文献1の中で提案されている。これは、予想される次の送信シーケンス番号に対して特定の初期値を割り当てるステップと、最初に受信した送信シーケンス番号に基づいて廃棄ウインドウを初期化するステップとから構成される。この解決策によって、初期送信信号を廃棄してしまう問題点が解決される。しかしながら、連続する送信信号を廃棄することを防止するためには、UEは、連続して受信をしている間、予想される次の送信シーケンス番号を連続して更新する必要がある。このためには、全ての(またはいくつかの)送信された送信シーケンス番号がUEによって正しく受信される必要がある。実際は、HS−SCCHは電力制御されており、UEが全ての送信シーケンス番号を受信することは困難である可能性がある。
「Solution to reordering issue in Enhanced CELL_FACH」、3GPP TSG−RAN WG2#57bis、Kobe、Japan、5月7−11、2007
本発明は、既知の技術に関する問題点の少なくともいくつかに関して、解決策を提供するものである。
本発明の1つの視点は移動端末における通信を管理するための方法に関するものであり、本方法は、
−共有あて先アドレスを有し、初期共有シーケンス番号とデータを搬送するペイロードとを含む初期送信ユニットを受信するステップと、
−前記初期送信ユニットが正しく受信されたか判定するステップと、
共有あて先アドレスと共有シーケンス番号とを有する前記初期送信ユニットが正しく受信されたときに、あて先アドレスと共シーケンス番号とを有する送信ユニットに関連するタイマを起動するステップと、
−前記タイマが満了したことを判定するステップと、
前記タイマが満了したときに、予想される次の送信ユニットに対する前記シーケンス番号の値と前記移動端末の中の受信機ウインドウの上限値とを所定の初期値に再設定するステップとを有する。
この態様においては、共有あて先アドレス(HSDPAネットワークにおいては共通H−RNTI等)を使用しているUEに送信される初期転送ブロックは、UEによって廃棄されることはないであろう。特に、データ送信のための無線チャネルを確立している間は、制御データはUEと基地局との間で共有あて先アドレスの上で通信できるので、データ損失は防止される。
本発明の別の視点は無線通信ネットワークにおける通信を行うための移動端末に関するものであり、前記移動端末は、
−共有あて先アドレスを有し、共有シーケンス番号とデータを運ぶペイロードとを含む送信ユニットを受信するための通信ユニットと、
−受信した送信ユニットを調べ、それらが正しく受信されたかを判定するよう構成された処理ユニットと、
−共有あて先アドレスと共有シーケンス番号とを有する送信ユニットに関連するタイマを備える測定ユニットとを備え、前記処理ユニットは、共有あて先アドレスと共有シーケンス番号とを有する初期送信ユニットが正しく受信されたときには、前記測定ユニットに対してタイマを起動するように命令するようさらに構成され、前記処理ユニットはさらに、タイマが満了した際には、予想される次の送信ユニットに対するシーケンス番号と、処理ユニットの受信ウインドウの上限値とを所定の初期値に再設定するよう構成される。
本発明のさらに別の視点は、無線通信ネットワークにおける通信のためのインフラストラクチャノードに関するものであり、前記インフラストラクチャノードは、
−共有あて先アドレスに送信されるべき、共有シーケンス番号とデータを運ぶペイロードとを含む送信ユニットを形成するよう構成される処理ユニットと、
−送信ユニットを共有あて先アドレスに送信するための通信ユニットと、
−共有あて先アドレスと共有シーケンス番号とを有する送信ユニットに関連する少なくとも1つのタイマを備える測定ユニットとを備え、前記処理ユニットは、共有あて先アドレスに初期送信ユニットが送信された際に、前記測定ユニットに対して前記1つ以上のタイマを起動するように命令するよう構成され、前記処理ユニットはさらに、タイマが満了した際には、予想される次の送信ユニットに対するシーケンス番号と送信ウインドウに対する上限値を所定の初期値に再設定するよう構成される。
最後に、本発明の別の視点は、移動端末における通信を管理するためのコンピュータプログラムに関するものであり、コンピュータプログラムは、コンピュータを、
−共有あて先アドレスを有し、初期共有シーケンス番号とデータを搬送するペイロードとを含む初期送信ユニットを受信し、
−前記初期送信ユニットが正しく受信されたか判定し、
共有あて先アドレスと共有シーケンス番号とを有する前記初期送信ユニットが正しく受信されたときに、あて先アドレスと共シーケンス番号とを有する送信ユニットに関連するタイマを起動し、
−前記タイマが満了したことを判定し、
前記タイマが満了したときに、予想される次の送信ユニットに対する前記シーケンス番号の値と前記移動端末の中の受信機ウインドウの上限値を所定の初期値に再設定する
よう機能させる
無線通信ネットワークにおけるインフラストラクチャノードは、基地局、ノードB(NodeB)、アクセスポイント、または、本発明に従ったインフラストラクチャノードの機能を持つ他のノードであってよいと指摘することができる。
本発明は以下で、添付の図面に示された典型的な実施形態を参照して、限定的でない例として、かつより詳細に記述される。
本発明の1つの実施形態に従った方法のステップを示すフローチャートである。 本発明の1つの実施形態に従った移動端末をブロック図の形で示した図である。 本発明の1つの実施形態に従った基地局をブロック図の形で示した図である。 無線通信ネットワークにおける基地局と移動端末との間のシグナリングを示す図である。
図1〜図4に示す本発明の実施形態の記述を行う前に、よりよい理解のために、いくつかのパラメータと変数を定義する。
・パラメータ
受信機ウインドウサイズ(RECEIVE_WINDOW_SIZE)
RECEIVE_WINDOW_SIZEは、以下の定義に従った受信機ウインドウのサイズである。これは、UEの中のパラメータであり、パラメータの値はより高位のレイヤによって設定される。
・状態変数
next_expected_TSN:
next_expected_TSNは、順序通りに受信した再順序付けPDUの最後の送信シーケンス番号(TSN)に続く送信シーケンス番号である。これは所定の手順に従って更新することができる。next_expected_TSNの初期値は0である。
受信機ウインドウ(Receiver window):
この受信機ウインドウは、以下の手順に従って受信機ウインドウを伸張せずして受信機で受信することができる再順序付けPDUの送信シーケンス番号を定義するものである。受信機ウインドウのサイズは、RECEIVE_WINDOW_SIZEに等しく、両端を含めてRcvWindow_UpperEdge−RECEIVE_WINDOW_SIZE+1からRcvWindow_UpperEdgeに至る送信シーケンス番号にわたる。
RcvWindow_UpperEdge:
このRcvWindow_UpperEdgeは、受信機ウインドウの上端における送信シーケンス番号を表す。最初の再順序付けPDUの受信が成功した以後は、それはまた、受信した全ての再順序付けPDUの内の最も高い送信シーケンス番号を持つ再順序付けPDUに対応する。RcvWindow_UpperEdgeの初期値は63に等しい。RcvWindow_UpperEdgeは以下に与えられた手順に従って、新しく受信された再順序付けPDUに基づいて更新される。
T1_TSN:
タイマT1が起動される際に再構成エンティティ(reassembly entity)に引き渡すことができない、最新のMAC−ehs(エンハンスト高速メディアアクセス制御)SDUの送信シーケンス番号である。
全ての状態変数は非負の整数であることが望ましい。再順序付けPDUは、0から63に至る範囲を通して巡回する、整数を法とする送信シーケンス番号(TSN)によって番号がつけられる。例として挙げる、next_expected_TSN、RcvWindow_UpperEdge、T1_TSNおよびTSN_flushに対する全ての算術演算は、64を法として作用する。状態変数の値または送信シーケンス番号の値の算術比較を実行するときには、64のモジュラス基底(modulus base)を使用することができる。このモジュラス基底は、関連する全ての値から差し引かれて(適切な範囲の中で)、そして絶対比較が実行される。RcvWindow_UpperEdge−RECEIVE_WINDOW_SIZE+1はこの場合のモジュラス基底であると仮定することができる。
タイマ
再順序付け解放タイマ(Re−ordering release timer)(T1):
この再順序付け解放タイマT1は、以下で記述するように、UEの再順序付けバッファの中における停滞防止の制御を行う。T1の値は高位のレイヤによって設定される。
再設定タイマ(Treset)(FDDのみ):
Tresetは、共通H−RNTIが使用される場合にMAC−ehsの再順序付け機能の再設定を制御する。
図1について説明を行う。図1は、UEの観点から見た、本発明の1つの実施形態に従った方法のステップを示す。簡単にするために、UEは、HSDPA機能が設備されている基地局のサービスエリアの中で動作していると仮定する。しかしながら、本発明に従った方法は、基地局またはアクセスポイントのサービスエリアの中にある移動端末が、基地局から受信するデータに対して共有あて先アドレスを使用し、データは番号付けされた送信ブロックの中で受信され、移動端末は、一定の受信機ウインドウを通してこれらの送信ブロックを受信し、再順序付けメカニズムを用いて送信ブロックを正しい順序に順序付けすることができるような、いかなる無線通信ネットワークにおいても適用可能であると指摘されなければならない。従って、下記ではHSDPAでの実施形態に焦点を当てているが、これは、単に限定的でない例示であると見なされるべきである。
また我々は、UEは基地局のサービスエリアに入ったばかりであり、まだ専用あて先アドレスを割り当てられておらず、同じサービスエリアの中に存在する他のUEと共有する共通H−RNTIが割り当てられていると仮定する。HSDPAネットワークの場合には、専用あて先アドレスは専用H−RNTIであるだろう。さらに我々は、UEはCELL_FACH状態にあると仮定する。これは、UEと基地局との間には、HS−DSCHはまだ確立されていないことを意味する。これは以下で記述する本方法のステップ100ないし160に対する出発点である。
ステップ100において、UEはnext_expected_TSNパラメータを所定の初期値に初期化する。この値は、例えば0であってよい。その後にUEは、ステップ110において、UEに向けられた初期転送ブロック(initial TB)を共通H−RNTIの上で受信するステップを開始する。ここでまた、それぞれの転送ブロックは共通送信シーケンス番号を有する。共通送信シーケンス番号を有する転送ブロックは、転送ブロックヘッダの中のキューIDによって、それぞれの正しいUEに配送される。これは当業者には公知である。
それぞれのUEによって初期転送ブロックが受信された後に、UEはステップ120において転送ブロックを正しく受信したか否かを検査する。この検査は巡回冗長検査(CRC)または当業者に公知の他の方法等の方法によって行うことができる。従って本明細書では詳細には記述しない。
転送ブロックが正しく受信されなかった場合には、ステップ125において、UEは受信した転送ブロックを記憶し、再びステップ110に戻り、再送信ブロックまたは新しい転送ブロックの受信を行う。そして、HS−DSCHに対するHARQを使用して、同じ転送ブロックの幾つかの送信の合成を試みることにより、正しい転送ブロックを作り出すことができる(ステップは図1には示されていない)。しかしながら、既知の技術によって提案されている解決策とは対照的に、基地局のサービスエリアに入ったばかりのUEに向けられ、正しく受信された初期転送ブロックは、その共通送信シーケンス番号がUEの受信機ウインドウの外側に存在する場合でも廃棄されることはない。背景技術の記述の中で指摘したように、このことは、2つ以上のUEが関与していて、それぞれが自分自身の受信機ウインドウを有しているならば生ずる可能性がある。その代わりに、ステップ130において、UEが転送ブロックを正しく受信したと判定した場合には、ステップ140において、UEはタイマTresetが起動したか否かを検査する。もし起動していなければ、UEはステップ145においてタイマTresetを起動させる。そうでなくて、もしタイマが既に稼働していれば、タイマはステップ150において再起動される。この態様では、UEによって受信されるものの、その共通送信シーケンス番号がUEの受信機ウインドウの外側に存在するならば通常廃棄されるであろう最初の転送ブロックは、UEによって受け入れられ、従ってデータ損失は防止されるであろう。既に稼働しているタイマTresetを再設定することにより、一時にはただ1つのタイマTresetが稼働中であることが保証されるであろう。
ステップ155において、UEは、正しく受信した転送ブロックをUEの再順序付けキューの中に記憶する。その後に、ステップ160においてUEはタイマTresetが満了しているか否かを検査する。もし満了していなければ、UEはステップ110に戻り、さらなる転送ブロックを受信し続ける。しかし、もしタイマTresetが満了していれば、ステップ170においてUEはnext_expected_TSNを再び初期値(例えば0等)に設定する。そして、RcvWindow_UpperEdgeもまたその初期値に設定される。
Tresetが満了しているか否かを検査する理由は、送信ブロックが送信されない不活性時間区間を検出することができ、UEによって予想される正しい初期送信シーケンス番号を持つ送信ブロックを受信することができ、それによって既知の技術によって提案されている幾つかの解決策の場合に生ずる初期送信の損失を防止することができるからである。
本発明は、予想される次の送信シーケンス番号の初期値に対して特別な値を使用する解決策の代替として、またはそれらに追加して適用することができる。さらに、図1に示された方法におけるタイマTresetは、共有あて先アドレスが使用されるダウンリンクデータチャネルまたは制御無線チャネル上の送信を聴いている(listening to)UEの任意の状態にも使用することが可能である。
上記で記述した方法のステップは、UEの内部または外部メモリ(図示せず)の中で動作する命令ステップを備えたコンピュータプログラムによって実施するのに適しているという点が指摘されるべきである。
図2は本発明の1つの実施形態に従ったUE200を示す。ここで、UE200は、通信ユニットCMU、メモリユニットMEM、測定ユニットMU、処理ユニットCPU、および、ユーザインタフェースUIを装備する。
通信ユニットCMUは、例えば、UMTS、HSDPA、HSUPA、LTE、または他の無線通信ネットワーク等の、無線通信ネットワークにおいて通信を行うよう適合された受信機/送信機の組み合わせとして実施することができる。以下の記述はHSDPAにおけるUEでの実施形態に焦点を当てているが、移動端末UEは他の無線通信ネットワークの中でも同様に機能することが留意されるべきである。
さらに、メモリMEMは、1つ以上の再順序付けバッファを備えることができ、順序どおりの送信ブロック全てがまだ配信されてはいない場合に、送信ブロックが再順序付けバッファに記憶される。それにより、それらがPDUへの分解のために高位のレイヤに送信される前に、後で正しい順序に順序付けすることができる。これは当業者には公知である。
また、メモリMEMは、内部または外部、またはそれら2つの合成であってよい。ここで、メモリの一部で再順序付けキューを備えていない部分においては、コンピュータプログラムを動作させることができ、コンピュータプログラムは、図1で記述されている方法のステップを実行するよう適合された命令セットを備えることができる。
さらに、測定ユニットMUは、少なくとも2つのタイマを備えることができる。そのうち、第1のタイマT1は当業者にとって公知であるが、第2のタイマTresetは本発明に従ったUEの実施形態の一部である。測定ユニットの主たる仕事は、上記で記述したタイマの起動、再起動、終了(満了)の操作を実行すべき命令を、処理ユニットCPUから受信して、それらを行うことである。
タイマT1の機能は当業者には十分に公知であるので、さらなる記述は行わない。一方、タイマTresetの機能は、以前に述べたように、HSDPAでの実施形態における共通H−RNTI等の共有あて先アドレスに送信される、初期に送信された転送ブロックの廃棄を防止することである。
UE200の処理ユニットCPUは、当業者に公知の機能(測定ユニットMUの中のタイマT1等)を管理するよう適合される。またそればかりではなく、測定ユニットに命令してタイマTresetを起動および再起動させるよう、さらに、タイマTresetの長さを設定するよう適合される。従って、本発明に従ったUE200は、UE200が基地局によるサービスのサービスエリアに入ったときにHS−DSCHを確立する間の、初期送信の損失を防止することができる。タイマTresetの起動は、例で説明すれば、共通H−RNTI(UEがHSDPAネットワークにおいて動作している場合)上の送信を受信し、かつ、初期転送ブロックが正しく受信されたと判定をした際に、起動信号を測定ユニットMUに送信することによって実行することができる。転送ブロックの正しい受信は、例で説明すれば、CRC検査によって処理ユニットCPUの中で実施することができる。これは当業者には公知である。正しく受信されたもののnext_expected_TSNより高い値の送信シーケンス番号を有する転送ブロックは、プロトコルスタックの高位のレイヤに、順序に従って後に配信するために、処理ユニットCPUによってメモリMEMの再順序付けバッファの中に記憶することができる。
さらに、処理ユニットは、タイマTresetの状態を調べることにより、タイマTresetがまだ稼働しており、かつ、別の転送ブロックが正しく受信されたことを検出したならば、測定ユニットMUにタイマTresetを再起動するよう命令することができる。この態様では、1つのUEの中では1つのタイマTresetだけが活性であることが保証される。
また、処理ユニットCPUは、next_expected_TSN変数を所定の初期値に初期化するよう適合される。この所定の初期値は測定ユニットMUにタイマTresetを起動するよう命令する前は、例えば0であってよい。
図2における本発明の実施形態に従った別の機能として、処理ユニットCPUは、タイマTresetが満了したか否かを検査し、next_expected_TSNを所定の初期値に再設定するとともに、Receiving_Window_UpperEdgeを所定の初期値に設定するよう適合させることができる。
最後に、移動端末200はまた、UE200のユーザとUE200によって提供される機能との間の相互作用を容易にするためのユーザインタフェースUIを備える。このことは当業者には公知である。
図3は、本発明の一実施形態に従った基地局300(または、通信ゲートウェイ)を示す。以下では基地局におけるHSDPAでの実施形態を記述するが、それは単に例示であると見なすべきである。実際、本発明に従った基地局300は、ネットワークの中で同様の機能を実行する、ノードB、基地局トランシーバ、アクセスポイント、または、インフラストラクチャノードとして、任意の無線通信ネットワークの中で使用することができる。これらの無線通信ネットワークにおいては、データは制御チャネルおよびデータチャネル上で送信され、サービスエリアの中の移動端末は、初期チャネル設定の段階では、1つの共通あて先アドレスを使用する。そして、転送ブロックの初期送信は、それが1つ以上のUEの受信機ウインドウの外に存在することによって、失われる危険性がある。従って、本基地局は、HSDPA、HSUPA(高速アップリンクパケットアクセス)、3GPPLTE(第3世代パートナーシッププロジェクトロングタームエボリューション)等のネットワーク、またさらに、他の無線通信ネットワークにおいて活性であることができる。基地局は、通信ユニットCMU、処理ユニットCPU、メモリMEM、および、測定ユニットMUを備える。
図2におけるUEの通信ユニットの機能と同様に、通信ユニットCMUは、基地局300のサービスエリアの中に位置する1つ以上のUEからデータを受信するための受信機および1つ以上のUEへデータを送信するための送信機の組み合わせを備える。また、通信ユニットCMUは、無線ネットワーク制御装置(RNC)からデータを受信、およびRNCへデータを送信するよう適合される。
基地局300の処理ユニットCPUは、UEに向けられたデータを受信し、それをメモリMEMのバッファの中に記憶するよう適合される。HSDPAでの実施形態においてはこれらのバッファは優先キューの機能を有することができる。処理ユニットCPUの別の機能は、メモリMEMの中の1つ以上のバッファに記憶されているデータを検索し、それを転送ブロックに構成することである。当業者には公知であるように、処理ユニットCPUは、このような1つの転送ブロックのヘッダ部分の中に送信シーケンス番号を追加し、ユーザデータまたは制御データを含む1つ以上のPDUをこれらの転送ブロックのペイロード部分に添付することができる。
さらに、本発明に従った測定ユニットMUは、1つ以上のタイマTresetを備えることができ、各タイマTresetは、基地局300のサービスエリアの中に位置する1つのUEに固有である。基地局300のサービスエリアに入ってきて、制御データに対する専用あて先アドレス(HSDPAでの実施形態における専用H−RNTI等)を有さない新しいUEを基地局300が登録するとき毎に、処理ユニットCPUは、next_expected_TSNを所定の初期値に初期化し、共有あて先アドレス(例えば、共通H−RNTI)上で制御データを送信するよう適合される。これにより、高速ダウンリンクチャネルを確立することができる。また処理ユニットCPUは、共通あて先アドレスに制御データの送信を開始すると同時に、タイマTresetを起動しnext_expected_TSN値を1だけ増加させるよう、測定ユニットMUに命令する。当業者には公知であるように、処理ユニットCPUはまた、転送ブロックの再送信を開始することができる。この場合の転送ブロックはnext_expected_TSN値とは異なる送信シーケンス番号値を有するであろう。
処理ユニットCPUが測定ユニットMUの中のタイマTresetが満了したことを検出した後に、処理ユニットCPUは、タイマTreset、next_expected_TSN、および、送信ウインドウを再起動するように測定ユニットに命令するよう適合される。この態様においては、基地局300は、不活性である時間区間の後に、基地局300のサービスエリアに新しく入ってきたUEに対して、next_expected_TSNが単にさらに増加されるとしたならば起きるであろう初期データ損失を引き起こすことなく、再びデータの送信を開始することができる。
次に、図4はUEとノードBとの間の通信の流れの例を図示したものである。
UEとネットワークはともに再設定タイマT_resetを装備する。共通H−RNTIを使用したそれぞれの送信の後に、タイマは起動(もし既に稼働していれば再起動)される。そして、満了すると、ネットワークおよびUEはともに、予想される次の送信シーケンス番号およびそのウインドウを、それらの初期値(0または送信シーケンス番号に対する特別な初期値)に設定する。
ノードBの中にはそれぞれの共通H−RNTIに対して1つの再設定タイマが存在する。ここで、これらのタイマは独立に動作することができる。これに対して、UEの中にはただ1つの再設定タイマがあるだけでよい。これは、UEはノードBからのデータを1つの共通H−RNTIを使用して、一時に受信だけを行うよう適合させることができるからである。
上記で挙げて記述した実施形態は、単に例として与えたものであり、本発明を限定するものであってはならない。下記で記述された特許請求の範囲の中で請求を行う、本発明の範囲の中にある他の解決策、使用、目標、および機能は、当業者には明らかであろう。

Claims (11)

  1. 移動端末において通信を管理するための方法であって、
    共有あて先アドレスを有し、初期共有シーケンス番号とデータを搬送するペイロードとを含む初期送信ユニットを受信するステップと、
    前記初期送信ユニットが正しく受信されたか判定するステップと、
    共有あて先アドレスと共有シーケンス番号とを有する前記初期送信ユニットが正しく受信されたときに、あて先アドレスと共シーケンス番号とを有する送信ユニットに関連するタイマを起動するステップと、
    前記タイマが満了したことを判定するステップと、
    前記タイマが満了したときに、予想される次の送信ユニットに対する前記シーケンス番号の値と前記移動端末の中の受信機ウインドウの上限値とを所定の初期値に再設定するステップとを有することを特徴とする方法。
  2. 送信ユニットを正しく受信し、かつ、前記タイマが稼働中であると判定した後に、前記タイマを再設定するステップをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記タイマが満了したと判定したときに、後続する次の送信ユニットの受信へと進むステップをさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記初期送信ユニットは、データダウンリンクチャネルに接続した状態にある前記移動端末を使用して制御チャネル上で受信されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記状態は、エンハンストCELL_FACH状態を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記移動端末は、FDD(周波数分割複信)無線通信ネットワークまたはTDD(時分割複信)無線通信ネットワークにおいて動作することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記共有あて先アドレスは、共通H−RNTI(HS−DSCH無線網臨時ID)であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 無線通信ネットワークにおける通信のための移動端末であって、
    共有あて先アドレスを有し、共有シーケンス番号とデータを搬送するペイロードとを含む送信ユニットを受信するための通信ユニット(CU)と、
    受信した前記送信ユニットを調べ、それらが正しく受信されたか判定するよう構成された処理ユニット(CPU)と、
    共有あて先アドレスと共有シーケンス番号とを有する送信ユニットに関連するタイマを備える測定ユニット(MU)と
    を備え、
    前記処理ユニット(CPU)は、共有あて先アドレスと共有シーケンス番号とを有する初期送信ユニットが正しく受信されたときに、前記測定ユニット(MU)に対して前記タイマを起動するように命令するようさらに構成され、
    前記処理ユニットは、前記タイマが満了したときに、予想される次の送信ユニットに対する前記シーケンス番号と、前記処理ユニットの受信ウインドウの上限値とを所定の初期値に再設定するようさらに構成されることを特徴とする移動端末。
  9. 無線通信ネットワークにおける通信のためのインフラストラクチャノード(BS)であって、
    共有あて先アドレスに送信されるべき、共有シーケンス番号とデータを搬送するペイロードとを含む送信ユニットを形成するよう構成される処理ユニット(CPU)と、
    前記送信ユニットを前記共有あて先アドレスに送信するための通信ユニット(CU)と、
    共有あて先アドレスと共有シーケンス番号とを有する送信ユニットに関連する少なくとも1つのタイマを備える測定ユニット(MU)と
    を備え、
    前記処理ユニット(CPU)は、共有あて先アドレスに初期送信ユニットを送信する際に、前記測定ユニット(MU)に対して、前記1つ以上のタイマを起動するように命令するよう構成され、
    前記処理ユニット(CPU)は、前記タイマが満了した際に、予想される次の送信ユニットに対する前記シーケンス番号と前記送信ウインドウの上限値を所定の初期値に再設定するようさらに構成されることを特徴とするインフラストラクチャノード(BS)。
  10. 前記測定ユニットの中の前記少なくとも1つのタイマのそれぞれは、前記送信ユニットに対する1つの共有あて先アドレスに関連することを特徴とする請求項8に記載の移動端末
  11. 移動端末における通信を管理するためのコンピュータプログラムであって、コンピュータを、
    共有あて先アドレスを有し、初期共有シーケンス番号とデータを搬送するペイロードとを含む初期送信ユニットを受信し、
    前記初期送信ユニットが正しく受信されたか判定し、
    共有あて先アドレスと共有シーケンス番号とを有する前記初期送信ユニットが正しく受信されたときに、あて先アドレスと共シーケンス番号とを有する送信ユニットに関連するタイマを起動し、
    前記タイマが満了したことを判定し、
    前記タイマが満了したときに、予想される次の送信ユニットに対する前記シーケンス番号の値と前記移動端末の中の受信機ウインドウの上限値を所定の初期値に再設定する
    よう機能させるためのコンピュータプログラム。
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