JP4865888B2 - ハンドオーバ時におけるリソースの最適な使用方法 - Google Patents

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Description

本発明は、データネットワークにおけるリソースの予約に関し、特に、ハンドオーバ中にリソースを最適に使用する方法に関する。
近年、モバイルコンピューティングが爆発的に成長し、新しい無線技術が急速に出現しつつある。次世代の移動通信システムの成功の鍵は、時間、場所、そして方法を問わず、シームレスなサービスをユーザに提供することである。そのためには、ユーザの移動、およびユーザまたはプロバイダの選択によるハンドオーバ中にサービス品質(QoS)を保証することが必要である。ハンドオーバには、従来より水平ハンドオーバと垂直ハンドオーバの2つのタイプがある。本明細書における水平ハンドオーバは、同種の無線ネットワークインターフェースを使用する、管理ドメインが同じ基地局間のハンドオーバと定義する。また、本明細書の垂直ハンドオーバは、異種の無線ネットワークインターフェースを使用する、管理ドメインが異なる基地局間のハンドオーバと定義する。また、ハイパーハンドオーバは垂直ハンドオーバよりも広く定義され、異なる管理ドメイン間や異種の無線ネットワークインターフェース間のハンドオーバに加えて、異なる端末間や異なるアプリケーション間のハンドオーバも含まれる。
IPネットワークにおけるモビリティサポートの現在の標準は、IETFのRFC2002に記載のインターネットプロトコル(IP)モビリティサポート(モバイルIP)である。モバイルIPでは、モビリティサポートを提供するエンティティとして、ホームエージェントと外部エージェントの2つが定義されている。無線端末宛てのパケットは、ホームエージェントが受け取り、カプセル化して、外部エージェントへトンネル経由で転送する。外部エージェントは、カプセルからパケットを取り出して無線端末へ直接転送する。モバイルIPが提供する枠組みにより、無線端末のユーザは通信の混乱なくホームネットワークの外へ移動することができる。
しかしながら、モバイルIPは、広域無線ネットワークで使用したり、管理ドメインが同じである隣接する基地局間の移動(マイクロモビリティ)を管理できるように設計されていない。モバイルIPは、あらゆる形態の移動を一律に扱うため、管理ドメインが同じである隣接する基地局間などの短距離を移動するユーザは、遠く離れたホームエージェントへ頻繁に登録を行うことによって生ずる、損失や遅延等の著しい混乱を被る可能性がある。モバイルIPでは、基地局間をハンドオーバする際に常に新しい気付アドレスが設定されるが、これにより、新しいQoS予約またはパス設定に複雑性や遅れが生じてしまう。さらに、モバイルIPはQoSに対するサポートを提供しない。
マイクロモビリティについては、Cellular IPやHawaii等のプロトコルが開発されている。これらのプロトコルは、ネットワークトポロジに応じて階層型外部エージェントかスマート外部エージェントのいずれかを採用することにより、局所的な移動によって生ずるグローバルな更新の制限を試みている。しかしながら、これらのプロトコルは全て、同種媒体からなるネットワーク(Homogeneous Network)や管理ドメインが共通していることを想定しており、水平ハンドオーバの問題を対象としている。垂直ハンドオーバについては、2つの別々の管理ドメインに共通するエージェントが常に存在するわけではない為、これらのプロトコルが常に機能するとは限らない。
QoSをサポートする枠組みとして、Integrated Service("Inte-Serv")、Differentiated Service("Diff-Serv")、そしてMulti-Protocol Label Switching("MPLS")等がある。ここでは、予約確立後にQoSを最も保証するInte-Servを取り上げる。
IPネットワークにおけるInte-Servサポートの現在の標準は、リソース予約プロトコル(RSVP)である。周知のとおり、コアネットワークで用いられるQoSメカニズムがいかなる種類のものであれ、サービスを保証するためには、エッジルータにおいてある種の予約か或いはアドミッション制御が必要である。RSVPやその発展型は、ホストによって使用され、特定のデータフローに対する一定のQoSの保証をネットワークに要求する。RSVPは、ルータによっても使用され、データフローの経路上にある全ノードにQoS要求を送信して、要求されたサービスの確立と維持を行う。また、RSVPは、フロー特定(Flow Specification)、ルーティング、アドミッション制御、ポリシー制御、およびパケットスケジューリング等のInte-Servの他のコンポーネントと密接に機能する
。また、RSVPは、ユニキャストおよびマルチキャストデータフローの両方をサポートする。RSVPは、異種媒体の受信者(Heterogeneous Receiver)やマルチキャストグループのメンバー変更に容易に対応する、受信者主導型の予約プロトコルである。また、RSVPは、帯域幅の効率的な利用や、同じマルチキャストグループの複数の送信者の多重送信を可能にするために様々な予約形態を提供する。また、RSVPは中間ルータのソフトステートを使用し、このソフトステートは、経路変更や障害に適切に対応するよう所定の時間が経過すると自動的に期限切れになる。
RSVPは、その受信者主導型アルゴリズムにおいてモビリティをサポートしていない。従って、モビリティをサポートするために、RSVPの発展型である、モバイルRSVP(MRSVP)等の他のプロトコルが開発されている。これらのプロトコルは、アプリケーションデータが経由すると思われる基地局においてリソースの予約を積極的に設定する。しかしながら、このような積極的な予約(Proactive Reservation)では、帯域幅を浪費したり、RSVPソフトステートをリフレッシュするために多数の制御メッセージを必要とする可能性がある。
IP‐IPトンネルを使用するRSVPは、別の発展型によってサポートされている。経路最適化を伴わないモバイルIPの場合、無線端末と相手端末の通信は、ホームエージェントと外部エージェントを結ぶIP‐IPトンネルを経由して行われる。従って、無線端末と相手端末のエンドツーエンドRSVPセッションは、ホームエージェントと外部エージェントの間でトンネル転送されるRSVPセッションによってマッピングやサポートされる必要がある。無線端末が外部エージェント間を移動する場合、ホームエージェントと新しい外部エージェントの間には新しいトンネル経由RSVPセッションが設定される。新旧のトンネル経由RSVPセッションは互いについて知らないため、2つのトンネルに共通するルータのリソースを二重に予約することになる。
こうした状況から、ハンドオーバ時のサービス品質の混乱を最小限にする、モビリティに対応したQoS維持方法の提供が望まれる。また、QoS状態を変更する、ネットワークのデータフロー経路を限定し、ハンドオーバ後に旧データフロー経路上のQoS状態を解放する、モビリティに対応したQoS維持方法の提供が望まれる。また、積極的な予約に依拠しないことによりリソースの過剰使用を抑制する、モビリティに対応したQoS維持方法の提供が望まれる。さらに、ハイパーハンドオーバにも使用可能な程度に汎用性がある、モビリティに対応したQoS維持方法の提供が望まれる。
本発明は、無線通信網においてサービス品質を維持する方法を提供する。ホームエージェントと第1の外部エージェントの間の第1のデータパスにおいて、ホームエージェントと無線端末の間のデータフローのための予約が確立される。この無線端末は第2の外部エージェントと関連付けられ、第1の外部エージェントと第2の外部エージェントの間にサービス品質をサポートする第2のデータパスが確立される。データフローは、そのサービス品質を維持するために第1および第2のデータパスを経由して転送される。
無線端末は、第2の外部エージェントと関連付けられるために第1の外部エージェントとの関連付けを解かれてもよい。予約は、データフローのサービス品質を維持するために、ホームエージェントと第2の外部エージェントの間の第3のデータパスにおいて確立される。また、予約は、ホームエージェントと相手端末の間の第4のデータパスにおいて確立され、データフローは、第1、第2および第4のデータパスを経由して相手端末や無線端末に送信される。トンネルは、第1のデータパスにおいて確立され、トンネルに対する
予約が確立される。
本発明は、相手端末に通信接続されたホームエージェントと、無線端末と通信接続された外部エージェントとを含む無線通信網を提供する。無線通信網には、相手端末から無線端末へ送信される第1のデータフローや、無線端末から相手端末へ送信される第2のデータフローも含まれる。下流トンネルは、ホームエージェントと外部エージェントを結び、ホームエージェントから外部エージェントへ第1のデータフローを第1のサービス品質で送信するためにリソースを予約する。逆方向トンネルは、ホームエージェントと外部エージェントを結び、外部エージェントからホームエージェントへ第2のデータフローを第2のサービス品質で送信するためにリソースを予約する。
本発明は、無線通信網においてサービス品質を維持する方法を提供する。第1の予約は、ホームエージェントと第1の外部エージェントの間の第1のデータパスにおいて確立される。この第1のデータパスには、ルータとホームエージェントの間の第1の区間と、ルータと第1の外部エージェントの間の第2の区間が含まれる。第2の予約は、ホームエージェントと第2の外部エージェントの間の第2のデータパスにおいて確立される。この第2のデータパスには、ルータとホームエージェントの間の第1の区間と、ルータと第2の外部エージェントの間の第2の区間が含まれる。第2の予約は、第1のデータパスの第1の区間において使用される。
Shared Explicit(SE)スタイルを使用し、且つ送信者リストに第1および第2の外部エージェントのアドレスを含む予約メッセージがホームエージェントからルータへ送信される。また、第1のデータパスに関連付けられた第1のセッションオブジェクトと第2のデータパスに関連付けられた第2のセッションオブジェクトとを含む予約メッセージがホームエージェントからルータへ送信される。第2のセッションオブジェクトは、ルータのメモリにおいて第1のセッションで置換される。
第1のデータパスは、本質的に、第1の外部エージェントからホームエージェントへデータを送信する逆方向トンネルからなる。第2のデータパスは、本質的に、第2の外部エージェントからホームエージェントへデータを送信する逆方向トンネルからなる。
無線端末のデータは、第1または第2の外部エージェントを経由してホームエージェントへ送信される。無線端末は、第1または第2の外部エージェントと関連付けられる。無線端末が第2の外部エージェントに関連付けられた場合には、第1の外部エージェントとの関連付けが解かれる。
本発明は、無線通信網においてサービス品質を維持する方法を提供する。第1の予約は、ホームエージェントとルータの間の第1のデータパスにおいて第1のセッションオブジェクトを使用して確立される。また、第1の予約は、ルータと第1の外部エージェントの間の第2のデータパスにおいても第1のセッションオブジェクトを使用して確立される。第2の予約は、ルータと第2の外部エージェントの間の第3のデータパスにおいて第1のセッションオブジェクトと第2のセッションオブジェクトを使用して確立される。また、第2の予約は、第1のデータパスにおいても第1および第2のセッションオブジェクトを使用して確立される。第1および第2の予約によって、第1のデータパス上のリソースが予約される。
第1および第2のセッションオブジェクトを含む予約要求メッセージは、第2の外部エージェントからホームエージェントへルータを経由して送信される。
第2のセッションオブジェクトの情報はルータのメモリに記憶される。ルータが、第1のセッションオブジェクトを含むパス解除メッセージを受信すると、第1のセッションオブジェクトは第2のセッションオブジェクトで置換される。第1および第2のデータパスには、ホームエージェントから第1の外部エージェントへデータを送信する転送トンネルが確立される。第1および第3のデータパスには、ホームエージェントから第2の外部エージェントへデータを送信する転送トンネルが確立される。データは、ホームエージェントから第1の外部エージェントを経由して無線端末へ送信され、またホームエージェントから第2の外部エージェントを経由して無線端末へ送信される。
本発明によれば、ハンドオーバ中であっても要求されたサービス品質を保証することができる。
データネットワーク100を示すシステムレベルのブロック図である。 リソース予約プロトコルで使用されるメッセージおよびオブジェクトを示すブロック図である。 ホームエージェント103の動作を示すフローチャートである。 最初のハンドオーバのパケット通信について説明するフローチャートである。 最初のハンドオーバに続く次のハンドオーバのパケット通信について説明するフローチャートである。 ルータ110の動作を示すフローチャートである。 無線端末102が受信者である場合におけるハンドオーバのパケット通信について説明するフローチャートである。 ルータ110の動作を示すフローチャートである。 相手端末101の動作を説明するフローチャートである。 サービス合成サーバ1002を含むネットワークを示すブロック図である。
本発明は、QoSを維持すると同時にリソースを最適に使用する方法を提供する。まず、上述した方法の様々な側面について論じるために、垂直ハンドオーバをサポートする実施形態について説明する。その次に、上述した方法が、ハイパーハンドオーバ等にどのように適用されるかを示すその他の実施形態について説明する。
図1は、データネットワーク100を示すシステムレベルのブロック図である。データネットワーク100は、1以上の端末が1以上のその他の端末と通信するコンピューティング環境であればよく、図1に示されるデータネットワーク100の構成は例示的なものにすぎない。データネットワーク100には、1以上の無線端末102、1以上の相手端末101、外部エージェント104、外部エージェント105、ホームエージェント103、および少なくとも1のルータ110が含まれる。
無線端末102は、データネットワーク100を介して相手端末101と通信する。データネットワーク100は、インターネット、Wide Area Network(WAN)、またはLocal Area Network(LAN)等のグローバルなネットワークである。データネットワーク100は、無線通信ネットワーク、衛星ネットワーク、ブルートゥースネットワーク、またはその他のネットワークであってもよい。図1において、データネットワーク100の構成要素はそれぞれ直接接続されているが、当該構成要素はそれぞれ間接的に接続されてもよいし、地理的に離れていてもよい。図1の接続形態は、通信経路をより明確に示すために単純化されている。
端末101および102は、それぞれデスクトップコンピュータ、サーバ、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、ポケットPC、無線電話、またはその他の通信可能な装置である。端末101および102は、それぞれ送信者であると同時に受信者でもある。また、端末101および102は、クライアント、サーバ、またはピアツーピア通信を行う装置として構成されてもよい。ピアツーピア通信には、Voice over IP(VoIP)、テレビ会議、テキスト通信、ファイル共有、映像ストリーミング、音声ストリーミング、またはその他の直接的な通信が含まれる。端末101および102は、無線通信を行うことが可能であり、データネットワーク100とは物理的に接続しても、無線インターフェースを介して接続してもよい。端末101および102は、それぞれ動作の命令を記憶するメモリを備えている。
無線端末102は、データネットワーク100への接続点を、あるネットワークまたはサブネットワークから別のネットワークへ変更することができる。例えば、無線端末102は、ホームエージェント103から外部エージェント104へ接続点を変更(ハンドオーバ)できる。無線端末102は、ホームアドレスを変更することなく位置を変更できるためハンドオーバ後でも通信を継続することができる。
ホームエージェント103は、無線端末102のホームネットワーク内のルータである。ホームエージェント103は、無線端末102の現在位置情報を保持し、無線端末102が外部エージェント104に接続した場合には、データグラムやパケットをトンネル経由で無線端末102に転送する。
トンネリングとは、データグラムやパケットをネットワークの一部を経由して転送する方法で、展開中のルーティングアーキテクチャの挙動を補助または修正する。トンネルは、モバイルIPを利用するために使用される。ホームエージェント103は、データグラムやパケットが、IPまたはUDPヘッダ等のトンネル出口を示すヘッダを追加されてカプセル化されるトンネル入口である。従来のベストエフォート型IPパケット配信の見地からすると、トンネルはリンクのように振る舞う。パケットは、リソースに対する過負荷やエラーによって失われない限り、トンネル出入口の一方から他方へと転送される。
外部エージェント104および105は、無線端末102が接続する外部ネットワーク内のルータである。外部エージェント104および105は、無線端末102に対して経路制御サービスを提供する。外部エージェント104および105は、ホームエージェント103によってトンネル経由で転送されたデータグラムやパケットをカプセルから取り出すトンネル出口である。外部エージェント104および105は、トンネル転送されたデータグラムやパケットを無線端末102に転送し、そして無線端末102によって送信されるデータグラムやパケットを転送するデフォルトルータとなる。
無線端末102は、ホームエージェント103と関連する、ホームネットワークのホームアドレスを有している。ホームアドレスは、無線端末102がデータネットワーク100に接続するポイントにかかわらず変化しない。無線端末102が外部エージェント104を介してデータネットワーク100に接続する場合には、無線端末102は、現在の接続点についての情報を示す気付アドレスと関連付けられる。この気付アドレスは、ホームエージェント103に登録される。ホームエージェント103は無線端末102宛てのパケットを受け取り、外部エージェント104へのトンネルを経由して無線端末102に転送する。
ルータ110は、パケットをルーティングする。各ルータ110は、受信したパケットを転送すべき次のネットワークノードを判断して、当該ノードにパケットを転送することができる。ネットワークノードとは、端末、ゲートウェイ、ブリッジ、またはルータである。図1に示されるルータ110の配置は例示的なものにすぎず、データネットワーク100に含まれるルータ110の多寡は問わない。
<リソース予約プロトコルの概要>
図1および2を参照して、リソース予約プロトコル(Resource Reservation Protocol, RSVP)について説明する。リソース予約プロトコルは、送信者から情報を受信する受信者によって使用され、受信者は、受信者側で動作するアプリケーションのデータフローに対するQoSを要求する。受信者は、相手端末101、無線端末102、ホームエージェント103、外部エージェント104および105である。送信者もまた、相手端末101、無線端末102、ホームエージェント103、外部エージェント104および105である。リソース予約プロトコルは、正常に機能した場合、送受信者間において十分なリソースを割り当て、要求されたQoSを確立および維持する。
ここで、データフローに対するリソースの割り当てを予約と定義する。各データフローには、固有のセッションオブジェクト202が付与され、すべてのメッセージ、データグラム、またはパケットは、データフローを特定するセッションオブジェクト202を含んでいる。セッションオブジェクト202は、宛先アドレス、プロトコル識別子、および宛先ポート番号を含む。
リソース予約プロトコルは、予約を確立するために使用される。リソース予約プロトコルでは、予約要求メッセージ204、パスメッセージ206、解除メッセージ、確認応答メッセージ、およびエラーメッセージが使用される。予約要求メッセージ204は、フロースペックオブジェクト、フィルタスペックオブジェクト、およびスタイルオブジェクトを含むことが好ましい。フロースペックオブジェクトは、2組の数値パラメータからなる。第1の数値パラメータは、要求されるQoSのレベルを示すRSPECであり、第2の数値パラメータは、データフローのトラフィック特性を示すTSPECである。
フィルタスペックは、少なくとも送信者アドレスと送信者ポート番号とを含み、フロースペックによって定義されるQoSの対象となるデータパケットを定義する。フロースペックは、ルータ110のパケットスケジューラにおいてパラメータを設定するために使用され、フィルタスペックは、ルータ110のパケットクラシファイアにおいてパラメータを設定するために使用される。
スタイルオブジェクトは二次元の値であり、同一セッション中の様々な送信者に対する予約の取り扱いや、送信者を選択する方法を示す。セッション毎の予約は、上流の送信者ごとに個別に設定されるか、或いは選択された送信者のグループによって共有される。送信者の選択は、セッション中の送信者の明示的なリストに基づいている。ここで述べる2つのスタイルとは、Fixed-Filter(FF)スタイルとShared Explicit(SE)スタイルである。FFスタイルの場合、予約要求メッセージによって要求される予約は特定の送信者からのデータパケットを対象とし、この予約は、同一セッションの他の送信者と共有されることがない。SEスタイルの場合、予約要求メッセージによって要求される予約は同一セッションの指定された送信者間で共有される。
パスメッセージ206は、送信者テンプレート、送信者TSPEC、ADSPEC、およびスタイルオブジェクトを含む。送信者テンプレートは、フィルタスペックの形式をとる。送信者TSPECは、予約要求メッセージと同様にデータフローのトラフィック特性を示す。ADSPECは、"one pass with advertising"(OPWA)情報のパッケージであり、受信者は、この情報を使用してエンドツーエンドのQoSレベルを予測する。パスメッセージ中のADSPECは、ルータ110のトラフィック制御モジュールにおいて処理され、トラフィック制御モジュールはADSPECを更新する。更新されたADSPECは、ルータ110によって転送されるパスメッセージ206に含まれる。
解除メッセージは、当該メッセージが生成された地点の下流に位置する全ルータ110のパスおよび予約状態を削除する。確認応答メッセージは、予約要求メッセージ中に予約確認オブジェクトが出現した結果として送信される。エラーメッセージには、パスエラーメッセージと予約要求エラーメッセージがある。パスエラーメッセージはパスエラーの結果として生成され、各ルータを経由して受信者に転送される。予約要求エラーメッセージは、予約要求メッセージのエラーの結果として生成され、当該予約要求メッセージを送信した受信者に送信される。
実施に際して、受信者ノードは、予約要求メッセージ204を生成して送信者ノードに送信する。予約要求メッセージ204は、データパス上の各ルータ110において予約状態を確立する。予約要求メッセージ204が送信者ノードに到達すると、受信者ノードは、データパス上の第1番目のホップに対して適切なトラフィック制御パラメータを設定することができる。
各送信者ノードは、パスメッセージ206を生成して、ユニキャストまたはマルチキャストデータパスに沿って送信する。当該メッセージは、データパス上の各ルータ110(外部エージェント104および105、またはホームエージェント103など)間を転送される。パスメッセージ206は、データパス上の各ルータ110にパス状態を記憶させる。パス状態は、少なくとも前のホップ、すなわちルータ110のユニキャストアドレスを含み、このアドレスは、予約要求メッセージ204を送信した受信者ノードに対して、各ルータ110を経由して逆方向に当該メッセージを転送するために使用される。
図1を参照して、リソース予約プロトコルを使用して予約を確立する具体例について説明する。相手端末101は、ホームエージェント103および外部エージェント104を介して端末101および102と通信を行う。無線端末102は、送信者であると同時に受信者でもある。図1には相手端末101が1つしか図示されていないが、複数の相手通信端末が無線端末102と通信を行ってもよい。
ホームエージェント103と外部エージェント104の間には、2つのトンネルがある。無線端末102が受信者である場合には、下流トンネル106を経由してホームエージェント103から外部エージェント104へデータグラムまたはパケットが転送される。無線端末102が送信者である場合には、逆方向トンネル107を経由して外部エージェント104からホームエージェント103へデータグラムまたはパケットが転送される。
無線端末102が外部エージェント105へハンドオーバする場合には、下流トンネル108と逆方向トンネル109が新たに確立される。無線端末102が送信者である場合には、経路最適化を行うのではなく逆方向トンネル109が使用される。これは、ユニキャストおよびマルチキャストに対応し、マルチキャストツリーの再構築に要するオーバーヘッドを減らすためである。
エントツーエンド予約が、無線端末102と相手端末101との間で確立されるのだが、予約の確立を容易にするために、この予約は、当該無線端末間の2つの区間で確立される。第1の区間は、相手端末101とホームエージェント103の間であり、第2の区間は、ホームエージェント103と外部エージェント104との間である。
エンドツーエンド予約要求メッセージ204およびパスメッセージ206は、通常のパケットとしてカプセル化されて透過的にトンネル転送される。トンネル106、107、108、および109は、エンドツーエンドの見地からすると単一のリンクのように振る舞う。各トンネル106、107、108、および109にとって、予約は、ホームエージェント103と外部エージェント104または105との間で確立される。下流トンネル106および108については、ホームエージェント103が、エンドツーエンド予約と各下流トンネル予約の間のマッピングを行う。逆方向トンネル107および109については、外部エージェント104または105が同様なマッピングを行う。
エンドツーエンド予約は、送信元アドレス、宛先アドレス、送信元ポート、宛先ポート、そしてプロトコル識別子の5つの値によって識別される。トンネル106、107、108、および109の予約は、ホームエージェント103と外部エージェント104または105のアドレスおよびポート情報によって識別される。ホームエージェント103と外部エージェント104および105との間に複数のデータフローが存在する場合には、各データフロー毎に固有の送信元ポート番号を使用して、トンネル106、107、108、および109のリソースを予約する。この固有の送信元ポート番号によって、これらデータフロー毎に予約を区別することが容易になる。
各送信元ポートに対する5つの値のマッピングは、ホームエージェント103、外部エージェント104または105のいずれかによって記憶される。このマッピングにより、2段階のカプセル化、すなわちIP‐UDP‐IPカプセル化が必要となる。まず、端末101および102のIPパケットは、マッピングに基づく固有の送信元ポートを含むUDPヘッダを用いてカプセル化される。次に、UDPパケットは、IPヘッダを用いてカプセル化され、トンネル内において指定されたQoSを提供される。
<リソース共有(無線端末が送信者である場合)>
無線端末102が、旧外部エージェント104から新外部エージェント105へハンドオーバする間、無線端末102が送信者である場合には、逆方向トンネル107と109との間でリソースが共有される。外部エージェント104と外部エージェント105との間にQoSサポートパス111を確立してもよい。QoSサポートパス111は、下流トンネル108および逆方向トンネル109における予約が確立されるまで、指定されたQoSを達成するために、端末101および102間のエンドツーエンド通信に対する下流トンネル106および逆方向トンネル107の使用を促進する。外部エージェント104および105間のQoSサポートパス111は、様々な方法で確立可能である。予め確立しておくことも、無線端末102が外部エージェント105と関連付けられた後に動的に確立することも可能である。
相手端末101とホームエージェント103との間のデータパスは、ハンドオーバ後も変わらないため、予約も変更されない。しかしながら、ホームエージェント103を一端とするトンネルは、トンネル106および107からトンネル108および109に変更される。
従来のトンネル予約では、FFスタイルを使用して各トンネル毎にリソースが予約されていた。トンネル予約では、セッションオブジェクト202中の3つの値(宛先IPアドレス、宛先ポート、およびプロトコル識別子)を使用して、セッションと予約を識別する。また、送信者テンプレートおよびフィルタスペック中の2つの値(送信元IPアドレスおよび送信元ポート)を使用して、入力パケットをフィルタし、予約を利用する送信者を判断する。従来のトンネル予約では、FFスタイルを使用しているために同一セッション中の異なる送信者間でリソースを共有することができずモビリティをサポートしていない。従って、セッション中の各送信者毎に別々の予約が確立されなければならない。
トンネル予約においてリソースの共有を可能にするために、本発明の好適な実施形態では、外部エージェント104および105とホームエージェント103を結ぶ逆方向トンネル107および109のトンネル予約にSEスタイルが使用される。SEスタイルは、以下の理由により好適であるといえる。第1に、無線端末102が送信者である場合、セッションオブジェクト202中の3つの値はハンドオーバの間に変わることがない。ホームエージェント103が受信者なので、ホームエージェント103のIPアドレス、ポート番号、およびプロトコル識別子(ここでは、UDP)を使用して、セッションオブジェクトが一定に保たれる。このように、各ルータ110において予約は一義的に指定される。
第2に、無線端末102のパケットは、同時に両逆方向トンネル107および109を経由して転送されることはない。パケットは、新しい予約が確立されるまでは旧逆方向トンネル107を経由して転送され、確立後は逆方向トンネル109を経由して転送される。これにより、逆方向トンネル107および109のリソースの共有が容易になる。さらに、外部エージェント104および105は1つの予約を完全に共有してもよく、これによりリソースを浪費せずに済む。第3に、相手端末101は、ハンドオーバの間、送信者アドレスとして異なる気付アドレスを使用してリソースを予約する。従って、ルータ110に変更を加えることなく透過的にリソースが共有される。
異なる無線端末102毎に逆方向トンネル107および109を区別するために、ホームエージェント103は、異なる宛先ポート番号を使用してエンドツーエンド予約をマッピングする。無線端末102は、外部エージェント105に接続すると、ホームエージェント103の同じ宛先ポートに対して予約を行わなければならない。
図3は、ホームエージェント103の動作についての詳細なアルゴリズムを示す図である。ブロック301において新しいパスメッセージ206を受信すると、ホームエージェント103は、このパスメッセージ206が既知の無線端末102による予約の更新なのか、それとも新しい無線端末102による予約なのかを判断する。IANAによって割り当てられたIPトンネルのデフォルト宛先ポートが363なので、宛先ポートが363である場合は新しいトンネルの予約ということになる。この場合、ブロック303においてホームエージェント103は、未使用であり固有のポート番号を割り当てて、この無線端末102のトンネルと他のトンネルとを区別する。
ブロック304において、新しいセッションオブジェクト202が生成され、このセッションオブジェクト202は、ホームエージェント103のアドレスと、新しく割り当てられた固有の宛先ポートと、UDPのプロトコル識別子とを含む。外部エージェント104または105のパスメッセージ206には、ホームエージェント103のIPアドレスと、デフォルト宛先ポート363と、UDPのプロトコル識別子とを含むセッションオブジェクト202が使用される。新しいセッションオブジェクト202は、予約要求メッセージ204の最後に付加される。
ルータ110は、以前のセッションオブジェクト202を新たに更新されたセッションオブジェクト202に取り替えるための拡張を有してもよい。図6は、このような拡張について説明している。この拡張によれば、予約要求メッセージ204は無線端末102に返信され、各ルータ110の全てのセッションオブジェクト202が同時に更新される。
しかしながら、ブロック302においてパスメッセージ206が既知の無線端末102による更新であると判断された場合は、ブロック305において既知のセッションオブジェクト202とSEスタイルとを使用して予約要求メッセージ204が生成される。この予約要求メッセージ204のフィルタスペックは、受信したパスメッセージ206の送信者テンプレートの値と同じである。ルータ110が予約要求メッセージ204を受信した際に、気付アドレスが変わらない場合には、単に予約状態が更新される。気付アドレスが新外部エージェント105の新しい気付アドレスである場合には、ルータ110は予約共有送信者リストに当該気付アドレスを追加する。以前の気付アドレスの更新は中止され、それに対応するルータ110の状態はタイムアウトする。当該気付アドレスがルータ110の唯一の送信者のものである場合には、リソースの予約が解消される。以前の気付アドレスと新しい気付アドレスがルータ110に同時に存在する場合には、以前の気付アドレスが予約共有送信者リストから削除される。無線端末102は、新外部エージェント105に新たに登録した場合には、新外部エージェント105が適切なパスメッセージ206を生成できるように当該外部エージェントに対してホームエージェント103の宛先ポートを通知する。
ホームエージェント103と、新たに接続する外部エージェント104の間にトンネルを確立するために最初に生成されるパスメッセージ206では、FFスタイルが使用されるべきである。これは、ホームエージェント103と外部エージェント104の間において、複数のエンドツーエンドセッションがトンネル経由で行われている可能性があるからである。最初のパスメッセージ206にSEスタイルが使用される場合、デフォルト宛先ポートが363であるために、別々の無線端末102による複数のセッションによって予約が共有されてしまうが、これは好ましくない。FFスタイルが使用される場合には、各無線端末102のパスメッセージ206毎に送信者テンプレートが異なるため、予約が共有されることがない。FFスタイルは、予約要求メッセージ204が返信される際にSEスタイルに変更される。各セッションには固有の宛先ポートが割り当てられ、予約は共有されない。
本発明では、ルータ110が、セッションオブジェクト202の交換および更新をサポートする拡張を有する必要はないが、無線端末102、外部エージェント104および105は、セッションオブジェクト202の更新を可能にする拡張を有している。従って、外部エージェント104および105が新しいセッションオブジェクト202を使用して送信したパスメッセージ206は、拡張を有しないルータ110によっては新しい予約として扱われるが、拡張を有する各ルータ110には、新しいセッションオブジェクト202を含むパスメッセージ206を更新として扱われる。ホームエージェント103が予約要求メッセージ204を返信すると、新しい予約が確立され、以前のセッションオブジェクト202が使用される予約は、各ルータ110においてタイムアウトとなり、この予約に割り当てられたリソースは開放される。
しかしながら、このままではパスメッセージ206による次の更新までQoSが保証されない。QoSを保証する1つの方法として、外部エージェント104および105に対して、最初の予約要求メッセージ204を受信後に、新しいセッションオブジェクト202を使用してパスメッセージ206を即座に再送して、さらに以前のセッションオブジェクト202を使用して解除メッセージを送信することを要求する方法がある。無線端末102がホームエージェント103の宛先ポートを受信すると、その後のハンドオーバの際にQoSが保証される。
図4は、最初のハンドオーバのパケット通信について説明するフローチャートである。このハンドオーバでは、無線端末102がホームエージェント103から外部エージェント104へ接続点を移動する。ブロック402において、無線端末102は外部エージェント104に登録し、パスメッセージ206を送信して外部エージェント104に予約の確立を要求する。予約の確立は、登録メッセージの拡張フィールド等の別の配送形態で要求してもよい。外部エージェント104は、逆方向トンネル107を経由して相手端末101にエンドツーエンドパスメッセージ206を送信する。同時に、外部エージェント104は、このパスメッセージ206を自身の固有の送信者ポート番号にマッピングして、ホームエージェント103宛てのトンネルパスメッセージ206を生成する。
ブロック404では、無線端末102の最初の気付アドレスを示す対応付け更新(binding update)メッセージが、外部エージェント104からホームエージェント103へ送信される。ブロック406では、トンネルパスメッセージ206が、外部エージェント104からホームエージェント103へ送信される。このトンネルパスメッセージ206には、外部エージェント104のアドレスおよび固有の送信者ポート、プロトコル識別子、ホームエージェント103のアドレス、宛先ポート363、およびFFスタイルが含まれる。
ブロック408では、トンネル予約要求メッセージ204が、ホームエージェント103から外部エージェント104へ送信される。このトンネル予約要求メッセージ204には、FFスタイル、外部エージェント104のアドレスおよび固有の送信者ポート、プロトコル識別子、ホームエージェント103のアドレス、宛先ポート363、新しい固有の宛先ポートを含む新しいセッションオブジェクト202、およびSEスタイルが含まれる。ホームエージェント103は、トンネル転送されたエンドツーエンドパスメッセージ206を受信すると、ブロック410において無線端末102にパスメッセージ206を送信する。
図5は、最初のハンドオーバに続く次のハンドオーバのパケット通信について説明するフローチャートである。ブロック502、504、および510は、最初のハンドオーバについて説明する図4のブロック402、404、および410とそれぞれ同じである。ブロック506においてトンネルパスメッセージ206が、外部エージェント105からホームエージェント103へ送信される。トンネルパスメッセージ206には、外部エージェント105のアドレスおよび固有の送信者ポート、プロトコル識別子、ホームエージェント103のアドレスおよび固有の宛先ポート、およびSEスタイルが含まれる。
ブロック508では、トンネル予約要求メッセージ204が、ホームエージェント103から外部エージェント105へ送信される。トンネル予約要求メッセージ204には、外部エージェント105のアドレスおよび固有の送信者ポート、プロトコル識別子、ホームエージェント103のアドレスおよび固有の宛先ポート、およびSEスタイルが含まれる。
図6は、無線端末102が送信者である場合におけるルータ110の交換拡張についての詳細なアルゴリズムを示す図である。ここで、ルータ110とは、ホームエージェント103、外部エージェント104および105以外の、データパス上の全てのルータである。セッションオブジェクト202の更新を可能にする交換拡張は必ずしも必要ではないが、交換拡張がない場合には、各ルータ110が以前のセッションオブジェクト202を使用して予約を確立するため、パフォーマンスに不利な条件が生じる可能性がある。
ブロック602において、ルータ110はメッセージを受信する。このメッセージがパスメッセージ206である場合は、ブロック604において、ルータ110は通常の予約状態の設定を開始する。このメッセージが予約要求メッセージ204である場合には、ブロック606において、ルータ110はリソースを予約して、予約要求メッセージ204を上流に転送する。
ブロック608においてルータ110が、予約要求メッセージ204に、代わりのセッションオブジェクト202が含まれていないと判断した場合には、当該アルゴリズムはブロック610において終了する。他方、予約要求メッセージ204に、代わりのセッションオブジェクト202が含まれている場合、ブロック612においてルータ110は、以前のセッションオブジェクト202に関する情報を維持しながら、以前のセッションオブジェクト202と代わりのセッションオブジェクト202とを交換する。
ブロック602において受信したメッセージが予約エラーメッセージである場合、ブロック614においてルータ110は、代わりのセッションオブジェクト202か又は以前のセッションオブジェクト202をSEスタイルにマッピングする。ブロック616において、ルータ110は予約を解除して、予約エラーメッセージを上流に転送する。
<リソース共有(無線端末が受信者である場合)>
無線端末102が受信者である場合、ホームエージェント103は下流トンネル106または108の送信者側となり、外部エージェン104または105は当該トンネルの受信者側になる。無線端末102の気付アドレスは、ハンドオーバ中に、外部エージェント104のアドレスから外部エージェント105のアドレスに変わる。
ここでは、以前のセッションオブジェクト202に代えて新しいセッションオブジェクト202を使用して、予約したリソースを旧セッションから新しいセッションに割り当てる方法について説明する。また、新しいトンネルでは使用されないために新しいトンネルに割り当てられないリソースの迅速な解放を可能にする方法についても説明する。
図7は、無線端末102が受信者である場合におけるハンドオーバのパケット通信について説明するフローチャートである。ブロック702において無線端末102は、以前の予約情報を含む登録メッセージを使用して外部エージェント105への登録を行う。この予約情報とは、ホームエージェント103と旧外部エージェント104の間の下流トンネルの予約を識別するための5つの値である。ブロック704では、無線端末102の新しいアドレスを示す対応付け更新メッセージが、外部エージェント105からホームエージェント103へ送信される。
ブロック706では、エンドツーエンド予約要求メッセージ204が、ホームエージェント103から相手端末101へ送信される。ブロック708では、新しい気付アドレスを含むトンネルパスメッセージ206が、ホームエージェント103から新外部エージェント105へ送信される。ブロック710では、新しい下流トンネル108に対するトンネル予約要求メッセージ204が、新外部エージェント105からホームエージェント103へ送信される。このトンネル予約要求メッセージ204には、交換用の新しいセッションオブジェクト202、以前のセッションオブジェクト202、およびFFスタイルが含まれる。ブロック712では、以前のセッションオブジェクト202を含む、下流トンネル106に対するパス解除メッセージが、ホームエージェント103から外部エージェント105へ送信される。
新しい予約要求メッセージ204に以前のセッションオブジェクト202が含まれている場合、交換拡張を有する無線端末102は、リソースを新たに予約するのではなく以前に予約されたリソースを新しいセッションに割り当てることができる。これにより予約の成功数が増加するが、これは共通リンクの以前に予約されたリソースが常に利用可能な為である。ここで、共通リンクとは、旧下流トンネル106と新しい下流トンネル108に共通するデータパスおよびリソースと定義する。
旧下流トンネル106がハンドオーバの際にも使用されたり、新しい予約が上流で失敗する可能性があるため、新しい予約が正常に確立されるまではリソースの委譲を完了することができない。従って、各ルータ110は、予約要求メッセージ204を受信後にすぐに旧セッションから新しいセッションにリソースを割り当てずに、新しいセッションに関連する情報を記録して、ホームエージェント103からの予約確認メッセージを待つ。
旧下流トンネル106のうち共通リンクでない部分の使用されないリソースを迅速に解放するために、ホームエージェント103は、予約要求メッセージ204を受信すると旧外部エージェント104にパス解除メッセージを送信する。パス解除メッセージは、以下の2つの役割を果たす。第1に、パス解除メッセージによって、旧下流トンネル106と新しい下流トンネル108に共通しないルータ110のリソースが解放される。第2に、旧下流トンネル106と新しい下流トンネル108に共通するルータ110では、パス解除メッセージによって、旧下流トンネル106から新しい下流トンネル108へのリソースの割り当てが完了する。予約が完了すると、相手端末101のパケットは新しい下流トンネル108を経由して転送され、シームレスにQoSがサポートされる。ルータ110の詳細な予約アルゴリズムについては図8に図示する。
予約を識別するための以前のセッションオブジェクト202の5つの値が、旧外部エージェント104または無線端末102によって直接、新外部エージェント105に提供される。または、ホームエージェント103が、新外部エージェント105から対応付け更新を受信した後に、トンネルパスメッセージ206を使用して以前のセッションオブジェクト202の5つの値を新外部エージェント105に提供してもよい。この場合、トンネルパスメッセージ206に必要な情報に5つの値を相乗りさせることで時間の遅れを生じずに済む。また、新しい下流トンネル108における予約成功の最終確認は、パス解除メッセージ以外の方法で行われてもよい。例えば、新しい下流トンネル108を経由する最初のパケットを、セッションオブジェクト202の交換を完了するトリガとしてもよい。
図8は、無線端末102が受信者である場合におけるルータ110の交換拡張についての詳細なアルゴリズムを示す図である。ブロック802において、ルータ110はメッセージを受信する。このメッセージがパスメッセージ206である場合、ブロック804においてルータ110は通常の予約状態の設定を開始する。このメッセージが予約要求メッセージ204である場合、ブロック806においてルータ110は、予約要求メッセージ204に、代わりのセッションオブジェクト202が含まれているか否かを判断する。含まれていない場合、ルータ110はリソースを予約して、予約要求メッセージ204を上流に転送する。
予約要求メッセージ204に、代わりのセッションオブジェクト202が含まれている場合、ブロック810においてルータ110は、当該セッションオブジェクト202が自身のメモリに記憶されているか否かを判断する。記憶されていない場合、ブロック812においてルータ110は、代わりのセッションオブジェクト202を無視してリソースを予約し、予約要求メッセージ204を上流に転送する。他方、代わりのセッションオブジェクト202がメモリに記憶されている場合、ブロック814においてルータ110は、新しいセッションオブジェクト202と以前のセッションオブジェクト202とを関連付けることによって交換情報を一時的に記憶する。
ブロック802において受信したメッセージがパス解除メッセージである場合、ブロック816においてルータ110は、現時点で代わりのセッションが存在するか否かを判断する。存在しない場合、ブロック818においてルータ110は、パスを解除してパス解除メッセージを上流に転送する。代わりのセッションが現時点で存在する場合、ブロック820においてルータ110は、旧セッションから新しいセッションへリソースを割り当て、旧セッションの記録を消去する。
<その他の実施形態>
ここまで説明してきた実施形態(第1実施形態)では、無線端末102が送信者または受信者として移動する場合に、新旧の予約間でリソースが再使用されるが、この実施形態はモバイルIPv4を使用して実施してもよい。この場合、無線端末102が送信者である際に、逆方向トンネル107および109が、外部エージェント104および105からホームエージェント103への通信にそれぞれ使用される。また、第1実施形態は、最も複雑な実施方法の1つであると考えられているIP‐IPトンネリングを使用して実施してもよい。別の実施形態では、より複雑でない実施方法であると考えられているモバイルIPv6や経路最適化を伴うIPv4を使用して、新旧の予約間でリソースが再使用される。
第1実施形態では、逆方向トンネル107および109が、無線端末102が送信者である場合に、外部エージェント104および105とホームエージェント103の間の通信のために使用されていた。別の実施形態では、逆方向トンネル107および109が、他の目的のために使用されるか、または全く使用されない。
<第2実施形態:逆方向トンネルを使用しないIPv4>
第1実施形態では、無線端末102が送信者である場合、逆方向トンネル107および109が、外部エージェント104および105とホームエージェント103との間の通信のためにそれぞれ使用されていた。第2実施形態では、逆方向トンネル107および109を使用せずに、無線端末102のアドレスを使用してパケットが相手端末101に直接転送される。無線端末102が受信者である場合は、第1実施形態の方法と同様である。
第2実施形態でも相手端末101のアドレスが固定されている為、セッションオブジェクト202の宛先アドレスはハンドオーバに伴って変化しない。従って、相手端末101は、上述のSEスタイルを使用した予約を直接行う。相手端末101は、第1実施形態のホームエージェント103が有する全ての機能を果たし、この機能には、トンネリング、固有ポートの割り当て、およびセッションオブジェクト202の変換が含まれる。
さらに、無線端末102がトンネルを経由せずに相手端末101と直接通信する場合、予約要求メッセージ204に使用するポート番号は、IP‐IPトンネリングを利用する場合に要求される363に限定されない。予約要求メッセージ204には、SEスタイルや現在の固有のポート番号が使用されてもよいため、相手端末101にはセッションオブジェクト202の変換機能のみが要求される。これは、予約要求メッセージ204に使用するポート番号が、IP‐IPトンネリングを利用する場合に要求される363に限定されない為である。
図9は、相手端末101の動作を説明するフローチャートである。ブロック902において、相手端末101はパスメッセージ206を受信する。トンネル経由のセッションでない場合、ブロック906において相手端末101は、現在の固有のポート番号とSEスタイルを使用して予約要求メッセージ204を送信する。他方、トンネル経由のセッションである場合、ブロック908において相手端末101は当該セッションに固有のポート番号を割り当てる。ブロック910では、相手端末101は、以前のセッションオブジェクト202を使用してFFスタイルを含む予約要求メッセージ204を送信する。この予約要求メッセージ204には、新しいセッションオブジェクト202とSEスタイルが付加されている。
第2実施形態と第1実施形態の主な相違点は、以前のデータパスと新しいデータパスに共通するパスの割合である。第1の別の実施形態とは異なり、第1実施形態では、ホームエージェント103と相手端末101の間のパスがデータパスの新旧を問わず常に共通している。この第1実施形態に対する第1の別の実施形態の利点は、ユニキャストの場合においてエンドツーエンドパスが全体として短くなるという点である。
第1の別の実施形態は、マルチキャストの場合でも有用である。この場合、リソースを共有する受信者である無線端末102のマルチキャストツリーが形成される。無線端末102の気付アドレスが異なる場合には、マルチキャストツリーの複数の送信者のものとして扱われ、ここまで上述した方法と同様に処理される。
<第3実施形態:経路最適化を伴うモバイルIPv4>
第3実施形態は、第2実施形態の変形例である。この実施形態では、無線端末102が受信者であり、相手端末101は、無線端末102の新しい気付アドレスを宛先アドレスとして使用して、ホームエージェント103を経由せずに直接パケットを無線端末102に送信する。相手端末101は、第1実施形態のホームエージェント103のように振る舞う。予約されたリソースは共有され、新しい予約要求メッセージ204に以前のセッションオブジェクト202を付加することによって、旧セッションから新しいセッションへのリソースの割り当てが行われる。
<第4実施形態:モバイルIPv6>
IPv6とIPv4の主な相違点は、IPv6の場合、外部エージェント104が必要ないという点である。これは、IPv6の場合、無線端末102が特定の外部エージェントなしに気付アドレスを取得できるためである。また、IPv6を実装するルータ110は、IPv6のリンクローカルアドレスを使用してパケットを無線端末102に転送し、無線端末102は、ホームエージェント103と相手端末101の両方に対応付け更新メッセージを送信する。従って、端末101および102は、ホームエージェント103を使用することなく直接通信を行う。
モバイルIPv6を使用する第4実施形態は、上述した第2および第3実施形態と類似している。ホームエージェント103は、第1実施形態と同様に上流および下流方向の両方で使用され、トラフィックは、モバイルIPv4を使用する実施形態と同様に、逆方向トンネルを経由せずに無線端末102から相手端末101へ直接転送される。
また、第4実施形態では、第2実施形態と同様に相手端末101が、対応付け更新を新たに受信した後に無線端末102に直接パケットを送信する。第3の別の実施形態の予約では、第2実施形態と同様にセッションオブジェクト202が使用されるが、IPv6のアドレスが長いという点で異なっている。従って、単にIPv4アドレスに代えてIPv6アドレスを使用して、第2実施形態の方法を実施してもよい。
IPv6のフローラベル(Flow Label)は、IPv4には存在しない新しい概念であり、個々のセッションを識別するために使用される。しかしながら、フローラベルのサポートは標準化されていない為、フローラベルと送信元IPアドレスの両方を使用してノード間の個々のセッションが識別される。フローラベルのサポートが標準化されるまで、第4実施形態では、セッションオブジェクト202にポート情報とフローラベル情報が含まれる必要がある。将来的には、第4実施形態において、フローラベルのみを使用してノード間の個々のセッションを識別できる。
<第5実施形態:適用事例>
ここまで説明してきたリソースの共有および予約方法は汎用性を有し、様々な状況で使用可能である。ハンドオーバ時のQoSサポートは、ほんの一例であり、その他の2つの例について図10を参照して説明する。
第1の例では、サービス合成サーバ1002が、サービスプロバイダ1100乃至1104の単方向サービスを統合して、合成サービスをユーザ1201乃至1203に提供する。トラフィックは、サービス合成サーバ1002とユーザ1201乃至1203の間、またはサービスプロバイダ1100乃至1104とユーザ1201乃至1203の間に限られるが、サービス合成サーバ1002によって中継される。本明細書に記載のリソース予約および共有方法は、ユーザ1201乃至1203に対するサービスを保証するために使用される。リソースの予約および共有は、ユーザ1201乃至1203の1人が、あるサブネットワークまたはアクセスネットワークから別のネットワークへと移動する際に行われる。また、リソースの予約および共有は、サービス対象のユーザが、ユーザ1201乃至1203のうちのあるユーザから別のユーザに変わる際に共有ポリシーに従って行われる。さらに、本明細書に記載のリソース予約および共有方法は、ユーザ1201乃至1203とサービス合成サーバ1002の間のパス上にあるリソースを割り当てるために使用してもよい。
第2の例では、一単方向サービスが、QoSや価格等の様々な属性を有する複数のサービスプロバイダ1100乃至1104によって提供される。ネットワークトポロジは第1の例と同様であるが、サービス合成サーバ1002の振る舞いが異なっている。サービス合成サーバ1002は、ユーザ1201乃至1203にとって最も適したサービスプロバイダ1100乃至1104を動的に選択する。もちろん、本明細書に記載のリソース予約および共有方法が、サービスプロバイダ1100乃至1104とサービス合成サーバ1002の間のリソースを予約するために使用されてもよい。
本発明に係るシステムおよび方法はソフトウェアプログラムコードや、当該プログラムコードを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として実現されてもよい。また、本発明に係るシステムおよび方法は上記ソフトウェアプログラムコードをエンコードした電気信号として実現され、この電気信号は有線または無線通信網を介して送受信されてもよい。
以上、本発明の様々な実施形態について説明してきたが、本発明の範囲から逸脱することなくこれらの実施形態に対して種々の変更が可能であることは当業者にとって明白である。従って、本発明は、特許請求の範囲とその均等の範囲によってのみ限定される。
100…データネットワーク、101…相手端末、102…無線端末、103…ホームエージェント、104…外部エージェント、105…外部エージェント、106、108…下流トンネル、107、109…逆方向トンネル、110…ルータ、111…QoSサポートパス、202…セッションオブジェクト、204…予約要求メッセージ、206…パスメッセージ、1002…サービス合成サーバ、1100〜1104…サービスプロバイダ、1201〜1203…ユーザ

Claims (9)

  1. 無線通信網においてルータのリソースを予約する方法であって、
    第1のエージェントが、第2のエージェントに対して、当該第1のエージェントの識別情報を含む第1のパスメッセージを送信するステップと、
    前記第1のパスメッセージを受信した前記第2のエージェントが、前記第1のエージェントに対して、前記第1のエージェントの識別情報と第1のセッションオブジェクトとを含む第1の予約要求メッセージを送信するステップと、
    前記第2のエージェントと前記第1のエージェントの間の経路上に位置し、前記第1の予約要求メッセージを中継するルータが、当該第1の予約要求メッセージに含まれる前記第1のエージェントの識別情報に対応づけて自身のリソースを予約するステップと、
    前記第1のエージェントとは異なる第3のエージェントが、前記第2のエージェントに対して、当該第3のエージェントの識別情報を含む第2のパスメッセージを送信するステップと、
    前記第2のパスメッセージを受信した前記第2のエージェントが、前記第3のエージェントに対して、前記第3のエージェントの識別情報と第2のセッションオブジェクトとを含む第2の予約要求メッセージを送信するステップと、
    前記第2のエージェントと前記第3のエージェントの間の経路上に位置し、前記第2の予約要求メッセージを中継するルータが、当該第2の予約要求メッセージに含まれる前記第3のエージェントの識別情報に対応づけて自身のリソースを予約するステップと
    を有し、
    前記第2の予約要求メッセージを中継するルータのうち、前記第1の予約要求メッセージを中継したルータは、前記第2の予約要求メッセージに含まれる前記第2のセッションオブジェクトと、前記第1の予約要求メッセージに含まれる前記第1のセッションオブジェクトとが同一の内容を示す情報であって、前記第2の予約要求メッセージに含まれる前記第3のエージェントの識別情報と、前記第1の予約要求メッセージに含まれる前記第1のエージェントの識別情報とが異なる内容を示す情報である場合には、前記第3のエージェントの識別情報に対応づけて、前記第1のエージェントの識別情報に対応づけて予約したリソースを予約することを特徴とする方法。
  2. 前記第1のエージェントの識別情報は、前記第1のエージェントのアドレスとポート番号のうち少なくともいずれか1を含み、前記第3のエージェントの識別情報は、前記第3のエージェントのアドレスとポート番号のうち少なくともいずれか1を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1及び第2のセッションオブジェクトは、前記第2のエージェントのアドレス、前記第2のエージェントのポート番号、及びプロトコル識別子のうちの少なくとも1を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 無線通信網においてルータのリソースを予約するシステムであって、
    第1のエージェントと、
    前記第1のエージェントと通信を行う第2のエージェントと、
    前記第1のエージェントと前記第2のエージェントの間の経路上に存在するルータと、
    前記第2のエージェントと通信を行う、前記第1のエージェントとは異なる第3のエージェントと、
    前記第2のエージェントと前記第3のエージェントの間の経路上に存在するルータと
    を有し、
    前記第1のエージェントは、第2のエージェントに対して、当該第1のエージェントの識別情報を含む第1のパスメッセージを送信し、
    前記第1のパスメッセージを受信した前記第2のエージェントは、前記第1のエージェントに対して、前記第1のエージェントの識別情報と第1のセッションオブジェクトとを含む第1の予約要求メッセージを送信し、
    前記第2のエージェントと前記第1のエージェントの間の経路上に位置し、前記第1の予約要求メッセージを中継するルータは、当該第1の予約要求メッセージに含まれる前記第1のエージェントの識別情報に対応づけて自身のリソースを予約し、
    前記第3のエージェントは、前記第2のエージェントに対して、当該第3のエージェントの識別情報を含む第2のパスメッセージを送信し、
    前記第2のパスメッセージを受信した前記第2のエージェントは、前記第3のエージェントに対して、前記第3のエージェントの識別情報と第2のセッションオブジェクトとを含む第2の予約要求メッセージを送信し、
    前記第2のエージェントと前記第3のエージェントの間の経路上に位置し、前記第2の予約要求メッセージを中継するルータは、当該第2の予約要求メッセージに含まれる前記第3のエージェントの識別情報に対応づけて自身のリソースを予約し、
    前記第2の予約要求メッセージを中継するルータのうち、前記第1の予約要求メッセージを中継したルータは、前記第2の予約要求メッセージに含まれる前記第2のセッションオブジェクトと、前記第1の予約要求メッセージに含まれる前記第1のセッションオブジェクトとが同一の内容を示す情報であって、前記第2の予約要求メッセージに含まれる前記第3のエージェントの識別情報と、前記第1の予約要求メッセージに含まれる前記第1のエージェントの識別情報とが異なる内容を示す情報である場合には、前記第3のエージェントの識別情報に対応づけて、前記第1のエージェントの識別情報に対応づけて予約したリソースを予約することを特徴とするシステム。
  5. 第1のエージェントから第2のエージェントに対して送信され、前記第2のエージェントの識別情報と第1のセッションオブジェクトとを含む第1の予約要求メッセージを受信する第1の受信手段と、
    前記第1の予約要求メッセージに含まれる前記第2のエージェントの識別情報に対応づけて自身のリソースを予約する第1の予約手段と、
    前記第1のエージェントから、前記第2のエージェントとは異なる第3のエージェントに対して送信され、前記第3のエージェントの識別情報と第2のセッションオブジェクトとを含む第2の予約要求メッセージを受信する第2の受信手段と、
    前記第2の予約要求メッセージに含まれる前記第3のエージェントの識別情報に対応づけて自身のリソースを予約する第2の予約手段と
    を有するルータであって、
    前記第2の予約手段は、前記第2の予約要求メッセージに含まれる前記第2のセッションオブジェクトと、前記第1の予約要求メッセージに含まれる前記第1のセッションオブジェクトとが同一の内容を示す情報であって、前記第2の予約要求メッセージに含まれる前記第3のエージェントの識別情報と、前記第1の予約要求メッセージに含まれる前記第1のエージェントの識別情報とが異なる内容を示す情報である場合には、前記第3のエージェントの識別情報に対応づけて、前記第2のエージェントの識別情報に対応づけて予約したリソースを予約することを特徴とするルータ。
  6. 無線通信網においてルータのリソースを予約する方法であって、
    第1のエージェントが、第2のエージェントに対して、第1のセッションオブジェクトを含む第1の予約要求メッセージを送信するステップと、
    前記第1のエージェントと前記第2のエージェントの間の経路上に位置し、前記第1の予約要求メッセージを中継するルータが、当該第1の予約要求メッセージに含まれる前記第1のセッションオブジェクトに対応づけて自身のリソースを予約するステップと、
    前記第1のエージェントとは異なる第3のエージェントが、前記第2のエージェントに対して、前記第1のセッションオブジェクトと、前記第1のセッションオブジェクトとは異なる第2のセッションオブジェクトとを含む第2の予約要求メッセージを送信するステップと、
    前記第3のエージェントと前記第2のエージェントの間の経路上に位置し、前記第2の予約要求メッセージを中継するルータが、当該第2の予約要求メッセージに含まれる前記第2のセッションオブジェクトに対応づけて自身のリソースを予約するステップと
    を有し、
    前記第2の予約要求メッセージを中継するルータは、前記第2の予約要求メッセージに含まれる前記第1のセッションオブジェクトと自身のリソースが対応づけられている場合には、当該第1のセッションオブジェクトに代えて前記第2のセッションオブジェクトを当該リソースに対応づけることを特徴とする方法。
  7. 前記第1のセッションオブジェクトは、前記第1のエージェントのアドレス、前記第1のエージェントのポート番号、及びプロトコル識別子のうちの少なくとも1を含み、前記第2のセッションオブジェクトは、前記第3のエージェントのアドレス、前記第3のエージェントのポート番号、及びプロトコル識別子のうちの少なくとも1を含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 無線通信網においてルータのリソースを予約するシステムであって、
    第1のエージェントと、
    第1のエージェントと通信を行う第2のエージェントと、
    前記第1のエージェントと前記第2のエージェントの間の経路上に存在するルータと、
    前記第2のエージェントと通信を行う、前記第1のエージェントとは異なる第3のエージェントと、
    前記第2のエージェントと前記第3のエージェントの間の経路上に存在するルータと
    を有し、
    前記第1のエージェントは、前記第2のエージェントに対して、第1のセッションオブジェクトを含む第1の予約要求メッセージを送信し、
    前記第1のエージェントと前記第2のエージェントの間の経路上に位置し、前記第1の予約要求メッセージを中継するルータは、当該第1の予約要求メッセージに含まれる前記第1のセッションオブジェクトに対応づけて自身のリソースを予約し、
    前記第3のエージェントは、前記第2のエージェントに対して、前記第1のセッションオブジェクトと、前記第1のセッションオブジェクトとは異なる第2のセッションオブジェクトとを含む第2の予約要求メッセージを送信し、
    前記第3のエージェントと前記第2のエージェントの間の経路上に位置し、前記第2の予約要求メッセージを中継するルータは、当該第2の予約要求メッセージに含まれる前記第2のセッションオブジェクトに対応づけて自身のリソースを予約し、
    前記第2の予約要求メッセージを中継するルータは、前記第2の予約要求メッセージに含まれる前記第1のセッションオブジェクトと自身のリソースが対応づけられている場合に、当該第1のセッションオブジェクトに代えて前記第2のセッションオブジェクトを当該リソースに対応づけることを特徴とするシステム。
  9. 第1のエージェントから第2のエージェントに対して送信され、第1のセッションオブジェクトを含む第1の予約要求メッセージを受信する第1の受信手段と、
    前記第1の予約要求メッセージに含まれる前記第1のセッションオブジェクトに対応づけて自身のリソースを予約する第1の予約手段と、
    前記第1のエージェントとは異なる第3のエージェントから前記第2のエージェントに対して送信され、前記第1のセッションオブジェクトと、前記第1のセッションオブジェクトとは異なる第2のセッションオブジェクトとを含む第2の予約要求メッセージを受信する第2の受信手段と、
    前記第2の予約要求メッセージに含まれる前記第2のセッションオブジェクトに対応づけて自身のリソースを予約する第2の予約手段と
    を有するルータであって
    前記第2の予約要求メッセージに含まれる前記第1のセッションオブジェクトが自身のリソースが対応づけられている場合に、当該第1のセッションオブジェクトに代えて前記第2のセッションオブジェクトを当該リソースに対応づけることを特徴とするルータ。
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