JP4864521B2 - スプリング式アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、ボールバルブ、バタフライバルブ等の回転弁を操作し、スプリングの弾発力によって動作できるようにしたスプリング式アクチュエータに関する。
従来より、この種のスプリング式アクチュエータは、本体内に圧縮スプリング(圧縮コイルばね)が収納されており、このスプリングの弾発力によりピストンを復帰して出力軸を操作できるようにしている。圧縮スプリングは、その自由長がコイル平均径の5.4倍を超えると座屈が起こりやすくなるため、この自由長とコイル平均径の比(以下、縦横比という)を極力5.4以下に抑えるように設計するのが通常である。
縦横比が5.4を超えて設計すると座屈が生じるが、このように設計上縦横比が5.4を超えるスプリング式アクチュエータは、座屈したスプリングを収納用ケースの内壁に摺動させるようにしてそのまま使用している。この場合には、スプリングと内壁との間に接触抵抗が生じるためスプリングの円滑な動作の妨げとなって好ましくなかった。また、この摺動によって異音や騒音発生の原因にもなっていた。
このようなスプリングを用いたタイプのアクチュエータとして、例えば、特許文献1や特許文献2のアクチュエータがある。これらのアクチュエータは、ピストンの往復運動を回転運動に変換して出力軸を操作し、また、ピストンの運動時にスプリングを圧縮し、このスプリングの弾発力を動力源としてピストンを動作させて出力軸を操作できるようにしている。
特公平4−57882号公報 特開平9−100940号公報
この種のスプリング式アクチュエータを小型化しながら弾発力を維持する手段として、圧縮スプリングを2重或は3重以上に設けるようにしたものがある。
しかし、圧縮スプリングを2重以上に設けた場合には、内径側の圧縮スプリングのコイル平均径が外周側の圧縮スプリングのコイル平均径よりも小さくなり、縦横比が5.4を超えやすくなって座屈を生じることがあった。
内径側の圧縮スプリングが座屈すると、この座屈により、外径側の圧縮スプリングが内径側から押されてケースの内壁に摺動することがあるため、アクチュエータの円滑な動作の妨げになっていた。
特許文献1や特許文献2のアクチュエータは、スプリングを2重に設けたタイプであるが、これらのアクチュエータは、圧縮スプリングの縦横比や圧縮スプリングによる座屈の発生の問題が全く考慮されていない。
本発明は、従来の課題点を解決するために開発したものであり、その目的とするところは、コンパクト性を維持しつつスプリングの弾発力によって動作できるようにしたスプリング式アクチュエータであって、スプリングが単数、複数の何れの場合でもこのスプリングの座屈を確実に防いでスムーズに動作させることができるスプリング式アクチュエータを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、シリンダ装置に設けたピストンロッドを一方側に移動し、ばね装置により他方側へ移動させてピストンロッドを往復運動させるスプリング式アクチュエータにおいて、前記ばね装置内に略同一の長さを有する一対のスプリングの中央位置にスプリングガイドを介在させて一対のスプリングを直列に配設し、このスプリングガイドをばね装置に設けた固定部又は可動部に摺動自在に設けると共に、前記一対のスプリングの外径側に第2スプリングを配設し、この第2スプリングの略中央位置を前記スプリングガイドで保持させたスプリング式アクチュエータである。
請求項2に係る発明は、固定部は、ばね装置に固定した固定スプリングリテーナであり、可動部は、スプリングを保持するスプリングリテーナであるスプリング式アクチュエータである。
請求項3に係る発明は、固定スプリングリテーナと可動部であるスプリングリテーナに係止部を設けて組み合わせることによりスプリングの飛び出し防止用安全機構としたスプリング式アクチュエータである。
請求項に係る発明は、第2スプリングの外径側に第3スプリングを配設し、この第3スプリングの略中央位置を第2スプリングの略中央位置に対向して配置したスプリング式アクチュエータである。
請求項に係る発明は、第2スプリングと第3スプリングとは、それぞれの略中央位置が交差位置近傍にて接触可能に、並行配置したスプリング式アクチュエータである。
請求項に係る発明は、スプリングは圧縮コイルばねであり、その自由長は、コイル平均径の5.4倍以下としたスプリング式アクチュエータである。
請求項1に係る発明によると、コンパクト性を維持しつつスプリングの弾発力によって動作可能なスプリング式アクチュエータであって、スプリングが単数である場合は勿論、複数になった場合でもスプリングの折れ曲り等の座屈を確実に防ぎ、スプリングケースの内壁やスプリング同士の接触も防いでスムーズに動作させることができる
しかも、スプリングを複数設ける場合には、このスプリング同士の間隔を狭くしたとしても、このスプリングが湾曲したりして撓んで隣接するスプリングに接触しても、スプリング相互の摺動を確実に防ぐことができ、これにより一層コンパクト化することができると共に、第2スプリングを加えることによって2重のスプリング構造にして弾発力を高めることができ、これにより、アクチュエータ全体のコンパクト化を図ることができ、スプリングの伸縮時には、この第2スプリングについても、中心位置を支えることによって確実に折れ曲り等の座屈を防ぐことができると共に、第2スプリングの伸縮に対応してスプリングが移動し、常に第2スプリングの中央位置を保持してスプリング相互の摺動を防ぐことができる。
請求項2に係る発明によると、専用の固定部又は可動部をあらたに設けることなくスプリングガイドを装着することができ、このスプリングガイドを利用してスプリングを適切な位置に取付けて、スプリングを座屈させることなく動作させ、スムーズに操作することができるスプリング式アクチュエータである。
請求項3に係る発明によると、内部機構を利用してスプリングの飛び出し防止用の安全機構を設けることができ、この安全機構により、例えば、スプリングケースを固定しているタイロッドを外して本体を分解する際に、スプリングの飛び出しを確実に防いで安全に分解・組立て作業を行うことができるスプリング式アクチュエータである。
請求項に係る発明によると、スプリング構造を3重に設けることで更にコンパクト化することができ、第3スプリングの略中央位置を第2スプリングの座屈を防いでいる中央位置に配設することで、第2スプリングと第3スプリングの接触や相互の摺動を防いでスプリングの劣化を防ぐことができるスプリング式アクチュエータである。
請求項に係る発明によると、それぞれのスプリングの略中央位置を接触させることで、スプリングの伸縮時の相対的なずれを防ぐことができ、スプリング同士が摺動するのを確実に防ぐことができる。
請求項に係る発明によると、確実に座屈を防止することができるスプリング式アクチュエータであり、スプリングが、他のスプリングやケース内壁などに接触するのを防いで異音の発生を防止することができるスプリング式アクチュエータである。
以下、本発明におけるスプリング式アクチュエータの一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。本発明のスプリング式アクチュエータは、例えば、ボールバルブ、バタフライバルブ等の図示しない回転弁に装着してこの回転弁を操作するものである。
アクチュエータ本体1は、シリンダ装置10とばね装置20に分けられ、これらをタイロッド37により一体化している。
図1ないし図4において、シリンダ装置10は、ケース本体11とシリンダ部12より成る。
シリンダ装置10内にはピストンロッド13が設けられ、このピストンロッド13にOリング38が外周側に装着されたピストン部材14がナット13dにより固着されている。シリンダ部12には給排口12a、12bが形成され、この給排口12a、12bより空気・油などが供給されると、ピストン部材14が押され、これによりピストンロッド13が本体1内を往運動できるようにしている。給排口12bからは、ピストン部材14に押された空気が排出される。
シリンダ装置10のケース本体11内にはスコッチヨーク16を有する変換機構15が備えられており、この変換機構15によりピストンロッド13の往復運動を回転運動に変換して図3における出力軸2に出力できるようにしている。
変換機構15は、スコッチヨーク16を用いた機構以外にも、図示しないラックとピニオンによる機構や、或はギヤ機構などの他の変換機構を用いるようにしてもよく、スプリング式のアクチュエータであれば、各種の変換機構を用いることができる。
シリンダ部12の端部側には被蓋用のシリンダカバー17が取付けられ、このシリンダカバー17の中央にはめねじ17aを設けている。このめねじ17aには、おねじ18aを介してストッパボルト18が螺着し、さらにおねじ18aにはナット19を螺着することでこのナット19によりストッパボルト18を位置決め固定している。ストッパボルト18のピストンロッド13側の先端部18bは、ピストンロッド13の複動作時にこのピストンロッド13の後端部13cに当接できるようにしている。
一方、ばね装置20は、一方側に移動したピストンロッド13を他方側へ移動させて復運動できるようにし、このピストンロッド13を移動させることができるようにしたものである。
ばね装置20において、スプリングケース21はパイプ状に形成し、このスプリングケース21内に略同一の長さを有する一対のスプリング31、31を収納している。このスプリング31、31は、圧縮コイルばねからなり、後述のスプリングガイド35を中央に介在した状態で直列に配設され、ピストンロッド13に一体に固着したばね装置20側のピストン22を介してピストンロッド13と一体的に設けたスプリングリテーナ23と、スプリングケース21を塞ぐように取付けたスプリングカバー24との間に弾発力を有した状態で装着されている。スプリングカバー24は、ケース本体11に対し、スプリングケース21及びロッドガイド28を挟持した状態で、両端におねじが形成されたロッドガイド37により固定されており、これにより、ばね装置20をシリンダ装置10に固定している。
図1における右側のスプリング31は、スプリングガイド35の当接面35dとスプリングリテーナ23に形成した取付部23bの間に弾発した状態で装着され、左側のスプリング31は、当接面35fとスプリングカバー24に形成した取付部24cの間に弾発した状態で装着される。これにより、各スプリング31、31は、スプリングリテーナ23によって保持され、スプリング31が弾発したときに、ピストン22を介してスプリングリテーナ23と一体的に設けたピストンロッド13が弾発方向に摺動してこのピストンロッド13が復運動するようにしている。
スプリングケース21の閉鎖端側であるスプリングカバー24の中心部にはめねじ部24aを設け、このめねじ部24aに調整ロッド25のおねじ部25aを螺着してこの調整ロッド25をばね装置20に固定している。調整ロッド25は、スプリングカバー24に対して進退自在に設けており、この調整ロッド25を位置決めした状態でおねじ部25aにナット26を螺着することにより固定している。
ピストンロッド13の往動作時には、調整ロッド25の後端部25bがピストンロッド13の先端部13bに当接し、この調整ロッド25と、前記のストッパボルト18によりピストンロッド13の往復運動の範囲が規制される。
固定スプリングリテーナ27は、スプリング31と同芯の長尺円筒状に形成し、この固定スプリングリテーナ27に形成した雄ネジ27aをスプリングカバー24に形成した雌ネジ24bに螺着してその内周に調整ロッド25を収容している。本実施形態においては、固定スプリングリテーナ27が固定部となり、スプリングリテーナ23が可動部となっており、固定スプリングリテーナ27には、軸芯を合わせるように可動スプリングリテーナ23を摺動自在に取付けており、図1においてスプリングリテーナ23が左方に移動したときに固定スプリングリテーナ27に対してスライドするように動作できるようにしている。
固定スプリングリテーナ27のスプリングリテーナ23への取付け側には係止部27bを形成しており、この係止部27bをスプリングリテーナ23に形成した係止部23aに組み合わせることにより、スプリング31の飛び出し防止安全機構29としている。このように形成することでスプリング31が弾発する際に係止部27bと係止部23aが係止して、スプリングリテーナ23が固定スプリングリテーナ27から外れることがない。これにより、スプリング31の弾発状態において、このスプリング31が常にスプリングカバー24とスプリングリテーナ23の間に装着された状態に維持され、タイロッド37を取り外してシリンダ装置10とばね装置20を分解した際にも、スプリング31や他の部品が飛び出したりすることがなく安全性を高めている。
スプリングガイド35は、中央部位に固定スプリングリテーナ27の外径よりも大きい穴部35aを設け、この穴部35aにベアリング36を取付け、このベアリング36を介してばね装置20に設けた固定部27に摺動自在に設けた環状部材である。
スプリングガイド35の内側には凹状の逃げ部35bを形成しており、図2のようにスプリングリテーナ23が固定スプリングリテーナ27に対して左側にスライドして移動したときには、スプリングリテーナ23がこの逃げ部35b内に収納されてスプリングガイド35に接触するのを防いでいる。
スプリングガイド35の外周側にはスプリング31の端部を弾発方向に係止する係止部35cを設けており、この係止部35cは環状に突設するように形成している。そして、係止部35cのスプリングリテーナ23側に前記当接面35dを、スプリングカバー24側に前記当接面35fを形成している。
本例においては、このスプリングガイド35を固定部である固定スプリングリテーナ27に設けているが、可動部であるスプリングリテーナ23の外周に摺動可能に設けるようにしてもよい。
一対のスプリング31、31の外径側には、第2スプリング32を配設しており、更に、第2スプリング32の外径側に第3スプリング33を配設している。本実施形態においては、このようにスプリング31、第2スプリング32、第3スプリング33からなる3重のスプリングを装着している。
第2スプリング32は、長さ方向における略中央位置Aがスプリングガイド35の係止部35c外周に設けた保持部35eによって保持されている。また、第3スプリング33は、長さ方向における略中央位置Bが、スプリングガイド35で保持された第2スプリング32の略中央位置Aに対向するように配置し、第2スプリング32と第3スプリング33とを、それぞれの略中央位置A、Bが交差位置近傍にて接触可能に、並行配置している。なお、各スプリングにおける中央位置A、Bのずれの許容量は、各スプリングピッチの約50%である。
これにより、それぞれのスプリング32、33の略中央位置A、Bが、互いの交差位置近傍にて接触することにより、この中央位置A、Bのずれを最小限として、スプリングの伸縮を行うことができる。この中央位置A、Bの調整は、アクチュエータの組立時にスプリングを周方向に回転して行うことができ、交差位置の軸方向のずれの許容量は各スプリングピッチの約50%である。
図4において、各スプリング31、32、33の自由長L、L、Lは、コイル平均径D、D、Dの5.4倍以下になるようにしている。また、各スプリングのピッチP、P、Pは、各スプリングの全長に渡ってそれぞれ均等である。
スプリング32、33は、それぞれスプリングリテーナ23の取付部23bとスプリングカバー24の取付部24cの間に弾発した状態で装着されている。
スプリングを複数重ねて設ける場合には、巻き方向が異なるスプリングを交互に配設するのが望ましく、このようにすると、スプリングが伸縮したときに絡み難くなるというメリットがある。なお、図4では、ストッパボルト18や調整ロッド25等の一部の部品を省略して図示しており、タイロッド37は、8本のうちの1本のみを図示している。
ここで、スプリング31の外周側とスプリング32の内周側の間の距離をα、スプリング32の外周側とスプリング33の内周側の間の距離をβ、スプリング33の外周側とスプリングケース21の内壁21aとの間の距離をγとすると、これらの関係は、α+β<γの式で表わされ、スプリング31、32及び33が圧縮時に接触しながら外周方向に傾いたときにも距離γによってこの傾きを吸収することができ、最外径側のスプリング33がスプリングケース21の内壁21aに接触するのを確実に防止している。各距離α、β、γの大きさは、スプリングガイド35を設けない通常のスプリング式アクチュエータと比べて大きくなることはなく、この省スペースの空間内にスプリング31、32、33と、スプリングガイド35を取付けてアクチュエータ全体をコンパクト化している。また、スプリングケース21の径が大きくなることが無いため、シリンダ部12の径の変更などを行う必要もない。
なお、図1のように、ばね装置20のスプリングカバー24、及びロッドガイド28に対しても、シリンダ部12と同様の給排口24d、28aを形成するようにしてもよく、これにより、シリンダ部12側の給排口12a、12bからの空気・油の供給に加えてこの給排口24d、28aから供給することでスプリングの弾発力が強い、或は弱い場合などにシリンダ部12から動力を補助しながらピストンロッド13を動作して出力軸2への出力を行ったり、又は、後述の手動操作機構40の手動操作時においてこの給排口24d、28aより空気・油を供給することで手動操作を補助することもできる。
次に、上記実施形態におけるスプリング式アクチュエータの動作及び作用を説明する。
図1に示した状態は、バルブが全閉の状態を示しており、この状態から図2に示したバルブが全開の状態になるまでの動作を述べる。
図1の状態から、シリンダ装置10の一方の給排口12aから空気や油を供給すると、ピストン部材14が図において左方に押され、このピストン部材14に固定されたピストンロッド13が左方に移動する。ピストンロッド13の移動に伴って、このピストンロッド13に固定されたピン13aがスコッチヨーク16を押し、このスコッチヨーク16が反時計回りに回転する。スコッチヨーク16には一体に出力軸2が接続されているため、出力軸2も反時計回りに回転し、出力軸2に接続されたバルブのステムが回転して全閉状態から開弁を開始する。
ピストンロッド13が左側に移動すると、このピストンロッド13に一体に固着したばね装置20の側のピストン22が移動し、このピストン22に一体的に設けられたスプリングリテーナ23を左方に押圧する。
このとき、固定部である固定スプリングリテーナ27の端部側をスプリングケース21に固定し、スプリングリテーナ23は、この固定スプリングリテーナ27に対して軸芯の合った状態で摺動自在に設けているため、固定スプリングリテーナ27に沿って左方にスライドしてスプリング31、32、33を押圧することができる。このようにスプリングリテーナ23は、固定スプリングリテーナ27によってガイドされながら軸芯が振れることなくスプリング31、32、33を押圧する。
ピストンロッド13が左側に移動し、この移動によってスプリングリテーナ23によりスプリングガイド35の内径側の右側のスプリング31が押圧されると、この押圧力によりスプリング31が圧縮し、このとき、スプリングガイド35を固定スプリングリテーナ27に対して移動自在に設けているため、このスプリング31より伝達される押圧力によりスプリングガイド35が左側に移動する。
スプリングガイド35が左側に移動すると、この移動によってスプリングガイド35の左側のスプリング31が圧縮される。このように、スプリングガイド35を摺動可能に設けているため、スプリングリテーナ23からの押圧力を一対のスプリング31、31の双方に伝達でき、スプリングガイド35によって支えられたこの2つのスプリング31、31により、1本のスプリングを装着した場合と同様の弾発力を得ることができる。スプリング31、31は、スプリングカバー24からスプリングリテーナ23までの弾発力の作用する距離を2つに分割することができ、各スプリング31、31の自由長Lをスプリングが1本である場合の約半分にすることができるため、各スプリング31、31の自由長Lとコイル平均径Dの比が5.4を超えることがなく、コイル平均径の小さくなる傾向にある内径側のスプリング31の座屈を確実に防ぐことができる。
スプリングガイド35は、ばね装置20に設けた固定スプリングリテーナ27により、各スプリング31、31と軸芯の合った状態でガイドされながら移動するため、この2つのスプリング31、31の中心がずれることなく押圧でき、このスプリング31、31が偏荷重により円周方向に曲がるのを防ぎ、スプリング32に接触するのを防ぐことができる。
このスプリングガイド35により、スプリング31を最小限の2つに分割してこのスプリングの傾倒を防止することができ、組立て作業の容易化やコストダウンも可能である。
また、スプリングガイド35を介していることにより、押圧力を右側のスプリング31から左側のスプリング31に伝達することができ、左右のスプリング31、31に均等に撓みを分散することができる。
スプリングガイド35の外周側には、第2スプリング32の内周側に当接して位置を保持する保持部35eを設けているため、この保持部35eによりスプリング32を内周側から支えることができる。これにより、スプリングガイド35によって、スプリング32において最も座屈の生じやすい中央位置を保持し、確実に座屈を防ぐことができる。
このとき、保持部35eは、スプリング32の伸縮方向におけるほぼ中央位置で内周側に当接すると共に、スプリング31、31及び第2スプリング32は、それぞれ均一に伸縮することから、スプリング31の伸縮によってスプリングガイド35がスライドした場合でも、この保持部35eがスプリング32の中央位置に当接するように追従して動くことができる。これにより、保持部35eはスプリング32に対してほとんど摺動することがなく、スプリング32のほぼ定位置を支えてスプリングガイド35とこの長尺状のスプリング32の摺動を低減している。
以上のように、スプリングガイド35は、スプリング31とスプリング32の双方の座屈防止用として兼用することができ、スプリングケース21の内径寄りに配設されてコイル平均径の小さくなるスプリング31、32の座屈を防止することができる。
スプリングガイド35は、固定スプリングリテーナ27を利用して取付けることができるため、このスプリングガイド35専用の部材を用いることなく容易に取付けでき部品の共用化を図ることができる。
更に、第2スプリング32の最も座屈の起こりやすい中央位置Aをスプリングガイド35によって安定的に保持し、この第2スプリング32の中央位置Aに対向する位置に第3スプリング33の略中央位置Bを配置していると共に、第2スプリング32及び第3スプリング33は、それぞれ均一に伸縮することから、各スプリングの中央位置A、Bが接触しても、その接触位置はスプリングの伸縮によっても相対的にずれることがなく、第2スプリング32と第3スプリング33の摺動を確実に防ぐことができる。
アクチュエータ本体1は、通常は、空気圧、油圧などの動力源によってピストンロッド13を往運動させ、空気圧、油圧等の動力源からの供給が無くなると、スプリング31、32、33の弾発力によってスプリングリテーナ23が押圧され、このスプリングリテーナ23によってピストンロッド13を押圧して復運動させる、いわゆるスプリングリターン作動を行うことができる。ピストンロッド13の復運動は、ケース本体11内に内蔵された変換機構15によって出力軸2の回転運動に変換されてステムを回転操作して、バルブを全閉にする。
ピストンロッド13の動作時においては、バルブ全開時においてこのピストンロッド13の先端部13bが調整ロッド25の後端部25bに当接し、一方、バルブ全閉時においてピストンロッド13の後端部13cがストッパボルト18の先端部18bに当接するため、調整ロッド25、ストッパボルト18の装入量をそれぞれ調節することによりピストンロッド13の往復移動量を調節して出力軸2の回転量を制限し、正確なバルブの開閉制御を行なうことができる。
図5、図6においては、本発明のスプリング式アクチュエータにおける、シリンダ装置10に手動操作機構40を取付けた例を示したものである。
筒型部材41は外周にオネジ41aを有し、このオネジ41aをシリンダカバー17に形成しためねじ17aに螺着している。また、被覆部材42は内周にメネジ42aを有し、このメネジ42aをオネジ41aを螺着するようにして取付けている。このように、被覆部材42によって筒型部材41を保護した状態にしながらこの筒型部材41と被覆部材42をシリンダカバー17に一体に取付けている。被覆部材42のシリンダカバー17との当接部位付近、及び、被覆部材42と筒型部材41の当接部位にはともにOリングからなるシールリング43、44を装着しており、このシールリング43、44によりシリンダ部12内の空気圧力が外部へ漏れることを防止し、また、シリンダ部12内部と筒型部材41の内側に水などが浸入するのを防いでいる。
筒型部材41は、シリンダカバー17及び被覆部材42に対して進退自在であり、この筒型部材41の先端部41bの位置を任意に変更可能に設けている。筒型部材41のシリンダカバー17取付け側の内周側には外側スピンドル51が嵌入可能な嵌入部41cを縮径して設け、この嵌入部41cに図7に示すようにキー溝41dを形成している。
筒型部材41の他端側の内側には、スラストベアリング45、Oリング46、47を介して内側スピンドル48が装着され、筒型部材41に形成した溝部41eに止め輪49を嵌着することでこの内側スピンドル48を筒型部材41に対して抜け止めした状態で回動可能に設けている。
内側スピンドル48の端部には平行二面部48aを形成しており、この平行二面部48aにハンドホイール50に形成した嵌合穴50aを嵌合して内側スピンドル48をこのハンドホイール50で手動操作可能に設けている。また、内側スピンドル48の外周側には雄ねじ部48bを形成している。
外側スピンドル51は、内周側に内側スピンドル48の雄ねじ部48bと螺合可能な雌ねじ部51aを有し、この雌ねじ部51aを雄ねじ部48bに螺合した状態で筒型部材41と内側スピンドル48の間に装着している。外側スピンドル51の外周側には図7に示すようなキー溝51bを設けており、このキー溝51bと筒型部材41のキー溝41dの間にキー部材52を嵌合させ、外側スピンドル51を筒型部材41に対して回転不能な状態で進退可能に設けている。また、外側スピンドル51の先端側には面取り部51cを設けており、外側スピンドル51がピストンロッド13の後端部13cに接触したときにこの後端部13cを案内し、ピストンロッド13を軸芯に沿って押圧することができる。
手動操作時においては、ピストンロッド13の後端部13cが外側スピンドル51の面取り部51cに当接した状態からハンドホイール50を所定の方向に回転すると、このハンドホイール50に固定された内側スピンドル48がスラストベアリング45によって滑らかに回転する。内側スピンドル48は、筒型部材41に対して回動可能に取付けられているだけであるため、この回転によって進退することはない。
内側スピンドル48が回転すると、この回転に伴って外周側の雄ねじ部48bが回転し、この雄ねじ部48bに対して雌ねじ部51bが螺着された状態である外側スピンドル51は、キー部材52によって筒型部材41に対して回動できない状態で取付けられているため、内側スピンドル48と筒型部材41に対して前進し、この外側スピンドル51がナット13dを介してピストンロッド13を押圧してこのピストンロッド13を前進させることができる。外側スピンドル51は長尺状に形成しているため、ピストンロッド13の押圧時にスプリング31、32、33を図2の圧縮状態まで押し込むことができる。
筒型部材41は、前述のように先端部41bの位置を任意に変更できるため、この筒型部材41の位置を変更して外側スピンドル51の先端部位の位置を調節することによりピストンロッド13の復動作時における位置を規制してスコッチヨーク16の回転位置を調節することが可能になっている。これにより、出力軸2の回転角度精度を高めることができる。
以上のような手動操作機構40を設けることによって、例えば、手動操作時などにおいて、ハンドホイール50が回転したときには、アクチュエータの内外に内側・外側スピンドル48、51が移動して外部に露出することがないため、グリース等の潤滑剤を塗布した場合でもこの潤滑剤が外部にさらされるのを防ぐことができ、砂塵や雨水によって汚れたり錆びたりするのを防いでアクチュエータ本体1を長寿命化することができる。
更に、内側・外側スピンドル48、51の摺動部位を内部に装着した状態でOリング46、47でシールしているので、ハンドホイール50側を上側に向けてアクチュエータ本体1を設置した場合でも雨水が本体内に浸入することがなく、これによりあらゆる設置場所に対応して設置することができる。また、このOリング46、47により上記の筒型部材41、内側スピンドル48、外側スピンドル51からなる摺動機構部位を完全にシールできるため、この摺動機構部位をシリンダ装置10側に取付けることができる。
また、上記のように外側・内側スピンドル48、51や、ハンドホイール50が回転によってスライドしない構造であることによりこれらが外部に突出することがなく、省スペースの取付け箇所に設置することも可能なアクチュエータである。
本発明におけるスプリング式アクチュエータ(バルブ全閉状態)を示した断面図である。 図1のスプリング式アクチュエータが動作し、バルブ全開状態を示した断面図である。 図1の横断面図である。 本発明のスプリング式アクチュエータの分解斜視図である。 本発明のスプリング式アクチュエータに手動操作機構を取付けた例を示した要部拡大断面図である。 図5における外側スピンドルが前進した状態を示す要部拡大断面図である。 図5におけるA−A線拡大断面図である。
符号の説明
1 アクチュエータ本体
10 シリンダ装置
13 ピストンロッド
20 ばね装置
23 スプリングリテーナ(可動部)
23a 係止部
25 調整ロッド
27 固定スプリングリテーナ(固定部)
27b 係止部
29 安全機構
31、31 スプリング
32 第2スプリング
33 第3スプリング
35 スプリングガイド
、L、L 自由長
、D、D コイル平均径

Claims (6)

  1. シリンダ装置に設けたピストンロッドを一方側に移動し、ばね装置により他方側へ移動させてピストンロッドを往復運動させるスプリング式アクチュエータにおいて、前記ばね装置内に略同一の長さを有する一対のスプリングの中央位置にスプリングガイドを介在させて一対のスプリングを直列に配設し、このスプリングガイドをばね装置に設けた固定部又は可動部に摺動自在に設けると共に、前記一対のスプリングの外径側に第2スプリングを配設し、この第2スプリングの略中央位置を前記スプリングガイドで保持させたことを特徴とするスプリング式アクチュエータ。
  2. 前記固定部は、ばね装置に固定した固定スプリングリテーナであり、前記可動部は、スプリングを保持するスプリングリテーナである請求項1に記載のスプリング式アクチュエータ。
  3. 前記固定スプリングリテーナと前記可動部であるスプリングリテーナに係止部を設けて組み合わせることによりスプリングの飛び出し防止用安全機構とした請求項記載のスプリング式アクチュエータ。
  4. 前記第2スプリングの外径側に第3スプリングを配設し、この第3スプリングの略中央位置を前記第2スプリングの略中央位置に対向して配置した請求項に記載のスプリング式アクチュエータ。
  5. 前記第2スプリングと第3スプリングとは、それぞれの略中央位置が交差位置近傍にて接触可能に、並行配置した請求項に記載のスプリング式アクチュエータ。
  6. 前記スプリングは圧縮コイルばねであり、その自由長は、コイル平均径の5.4倍以下とした請求項1乃至5の何れかに記載のスプリング式アクチュエータ。
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