JP4859369B2 - 風力発電機の保護システム - Google Patents

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本発明は、可変ピッチ機構を有する風力発電機の保護システムに関し、特に、停電や故障等の異常時や突風による過回転の虞がある時での保護システムに関する。ここで、可変ピッチ機構とは、風力発電機のブレードをフェザー側(風圧が最小になる側)に操舵したりフラット側(風圧が最大になる側)に操舵する機構である。
一般に、風力発電機には安全性の観点から二系統以上の保護システムが要求される。全ての条件が正常な場合に適用するためのものが主ブレーキ、故障や停電などにより主ブレーキが作動不能のときに適用するものが補助ブレーキ(緊急ブレーキ)である。保護システムは、相互に独立したシステムで、如何なる単一故障時にも安全な状態を保つ必要があり、また、少なくとも一系統が空力ブレーキシステム、即ち、ブレードフェザーや翼端ブレーキなど、ロータが過剰な空力的負荷を発生させないようにするシステムであることが原則とされる。
可変ピッチ機構を有する風力発電機では、全てのブレードのピッチ角を機械的に同期させるための機構、即ち、ピッチリンクの有無で保護システムの内容が若干異なるが、基本的には異ならない。
即ち、可変ピッチ機構を有する風力発電機は、ピッチリンクの有無に拠らずに、一般的に、主ブレーキがブレードフェザーであり、補助ブレーキ(緊急ブレーキ)は、主ブレーキが故障や停電などにより作動不能になったときに使用されるもので、例えば非特許文献1に示されているようなディスクブレーキで構成されている。但し、ピッチリンク無しの風力発電機の場合には、ブレードごとに独立してブレードフェザーを確保できるような機構をもっている。
ところで、ブレードフェザーを生ぜしめるための可変ピッチ機構を駆動するアクチュエータとしては、例えば特許文献1に開示されているような電動機(サーボモータや駆動回路などで構成)を用いたもの、或いは、例えば特許文献2に開示されているような油圧装置(油圧シリンダや油圧回路などで構成)を用いたものがあるが、ピッチリンク無しの風力発電機の場合には、各ブレードごとに、その可変ピッチ機構を駆動するための電動機や油圧装置をそれぞれ必要とする。
しかしながら、上述した風力発電機は、例えば故障や停電などにより主ブレーキが作動不能になった時、とりわけ、主ブレーキが作動不能になった時には、上述したディスクブレーキのような補助ブレーキでロータ(図1,3の符号2)を過回転から保護しなければならないので、ピッチリンク有りの風力発電機における補助ブレーキには大きな制動トルクが要求される。したがって、これに見合う容量のディスクブレーキなどが必要となるために、補助ブレーキシステム全体が大型化してしまう問題点がある。また、大きな制動力を支える支持構造物や、制動に伴い大きな慣性力が発生するブレード・ハブ・増速機に対する強度の要求も高くなり、重量増加の要因となる問題もある。
また、補助ブレーキシステムを大型化させず、且つ、支持構造物・ロータの重量軽減のためには、ピッチリンク有りの風力発電機の場合には、主ブレーキを駆動するための大容量のディスクブレーキなどを、また、ピッチリンク無しの風力発電機の場合には、各ブレードの主ブレーキを駆動するためのバッテリやインバータなどを主ブレーキの数だけ用意する必要があるが、これでは主ブレーキシステムとしての簡素化が図れないという問題点がある。
インターネット<URL:http://windpower.org/en/kids/choose/nacelle/brake.htm> 特開昭62−284969(第3頁、第1及び4図) 特開昭57−373(第7頁、第1図)
解決しようとする問題点は、補助ブレーキシステムの大型化、及び支持構造物・ロータの重量増加をさせることなく、しかも、主ブレーキシステムの簡素化が図れて故障や停電などの異常時に対応できる風力発電機の保護システムを提供する点である。
本発明の請求項1に係る風力発電機の保護システムは、複数のブレードのピッチ角を所定に制御してロータの過回転を防止する主ブレーキ機構と、前記ロータの回転エネルギーを電気エネルギーに変換する交流発電機と、当該交流発電機の出力側に接続される第1の送電線と、前記ブレードのピッチをそれぞれ駆動するためのDCモータと、当該DCモータのそれぞれに配設された整流器に連結される第2の送電線と、前記第1の送電線と前記第2の送電線との間に配設される第3の送電線と、前記第1の送電線と前記第3の送電線との間を断続する第1のリレーと、前記第2の送電線と前記第3の送電線との間を断続する第2のリレーと、前記主ブレーキ機構が正常に作動する場合には、前記第1の送電線と前記第3の送電線間及び前記第2の送電線と前記第3の送電線間は断絶され、前記主ブレーキ機構が作動不能になったとき、前記第1の送電線と前記第3の送電線間及び前記第2の送電線と前記第3の送電線間が接続するように前記第1のリレー及び第2のリレーに対する切換指令を発する制御器とを備えるものであり、故障や停電などで主ブレーキ機構が作動不能となった時、制御器からの断続指令により第1のリレー及び第2のリレーが切り換えられて第1の送電線と第3の送電線及び第2の送電線と第3の送電線が接続されるようにした場合に主ブレーキ機構を作動するようにする。これにより、補助ブレーキシステムの大型化や、支持構造物・ロータ等の重量を増加させずに故障や停電などの異常時に対応できるようになる。また、本保護システムでは、故障や停電などに備えて主ブレーキを駆動するため、ブレーキごとに独立なバッテリやインバータを備えておく必要がなくなるので、主ブレーキシステムの簡素化が図れる。
本発明の請求項2に係る風力発電機の保護システムは、複数のブレードのピッチ角を所定に制御してロータの過回転を防止する主ブレーキ機構と、前記ロータの回転エネルギーを電気エネルギーに変換する交流発電機と、当該交流発電機の出力側に接続される第1の送電線と、前記ブレードのピッ角をそれぞれ駆動するためのDCモータと、当該DCモータが接続された整流器に連結される第2の送電線と、前記第1の送電線と前記第2の送電線との間に配設される第3の送電線と、前記第1の送電線と前記第3の送電線との間を断続する第1のリレーと、前記第2の送電線と前記第3の送電線との間を断続する第2のリレーと、前記主ブレーキ機構が正常に作動する場合には、前記第1の送電線と前記第3の送電線間及び前記第2の送電線と前記第3の送電線間は断絶され、前記主ブレーキ機構が作動不能になったとき、前記第1の送電線と前記第3の送電線間及び前記第2の送電線と前記第3の送電線間が接続するように前記第1のリレー及び第2のリレーに対する切換指令を発する制御器とを備えるものであり、請求項1の発明と同様に、故障や停電などで主ブレーキ機構が作動不能となった時、主ブレーキ機構を作動するようにする。これにより、補助ブレーキシステムの大型化や、支持構造物・ロータ等の重量を増加させずに故障や停電などの異常時に対応できるようになり、また、故障や停電などに備えて主ブレーキを駆動するため、ブレーキごとに独立なバッテリやインバータを備えておく必要がなくなるので、主ブレーキシステムの簡素化が図れる。
本発明の請求項3に係る風力発電機の保護システムは、記第1の送電線と前記第3の送電線との間及び前記第2の送電線と前記第3の送電線との間が接続されたときに、前記ブレードは、前記DCモータによりフェザー側に操舵されるようにしたものであり、上記請求項1や請求項2の構成具体的な動作態様であ
本発明の風力発電機の保護システムは、故障や停電などで主ブレーキが作動不能となった時、第1のリレー及び第2のリレーが切り換えられて第1の送電線と第3の送電線及び第2の送電線と第3の送電線が接続され、これによって交流発電機とDCモータ間に形成される閉回路により、ロータ(発電機)回転により発生した電力が直接DCモータを駆動し、ブレードをフェザー側に操舵するので、補助ブレーキシステムの大型化及び支持構造物・ロータの重量増加なしに故障や停電などの異常時に対応できるようになるとともに、異常時に備えて主ブレーキを駆動するためのバッテリを備えておく必要がないので、主ブレーキシステムの簡素化が図れる利点がある。
本発明の第1の実施の形態に係る風力発電機の保護システムを図1,2を参照して説明する。
本実施の形態に係る風力発電機の保護システムは、可変ピッチ機構(図示せず)を有する風力発電機1に適用されるが、風力発電機1がピッチリンク(図示せず)を有している否かには拠らずに適用されるため、ここでは、ピッチリンクを有していない風力発電機1について説明する。
まず、本風力発電機1は、図1に示すように、ハブ2a及び当該ハブ2aに配設された、本実施の形態では3枚のブレード2b〜2bで構成されるロータ2が駆動軸3の一端に取り付けられる一方、駆動軸3の他端に3相の同期型発電機(交流発電機)4が取り付けられている。そして、ロータ2のハブ2a内には、ブレード2b〜2bに対しDCモータ2c〜2c及びこのDCモータ2c〜2cのそれぞれに接続する整流器2d〜2dが配設されており、これらブレード2b〜2bは、DCモータ2c〜2cにより、可変ピッチ機構を介してフェザー側或いはフラット側に操舵される。尚、本風力発電機1がピッチリンクを有していないので、フェザー側或いはフラット側への操舵は、ブレード2b〜2bについて独立になされる。
そして、本風力発電機1の保護システムは、図1に示すように、風力発電機1の回転エネルギーを電気エネルギーに変換する上述した3相の同期型発電機4と、この同期型発電機4の出力側に接続される第1の送電線6a〜6bと、同期型発電機4の入力側に接続されるとともに、上述した整流器2d〜2dのそれぞれの入力側に接続される第2の送電線7a〜7cと、第1の送電線6a〜6bと第2の送電線7a〜7cとの間に配設される第3の送電線8a〜8cと、第1の送電線6a〜6bと第3の送電線8a〜8cとの間を断続する、図2に詳細に示す第1のリレー9と、第2の送電線7a〜7cと第3の送電線8a〜8cとの間を断続する、図2に詳細に示す第2のリレー10と、第1のリレー9及び第2のリレー10に対する切換指令を発する制御器11とで構成される。本保護システムでは、第1のリレー9には、トランス12を介して同期型発電機4で発電された電気を系統連係設備13に送電するべく送電線14a〜14cが接続されており、当該リレー9により、第1の送電線6a〜6bの、第3の送電線8a〜8c又は送電線14a〜14cへの接続を可能にする。また、第2のリレー10には、系統連係設備13から同期型発電機4及び整流器2d〜2dを介してDCモータ2c〜2cの入力側に給電するべく送電線15a〜15cが接続されており、当該第2のリレー10により、第2の送電線7a〜7cの、第3の送電線8a〜8c又は送電線15a〜15cへの接続を可能にする。
ところで、上記系統連係設備13は、本風力発電機1以外の他の発電所16及び一般の家屋17などとも送電線でそれぞれ接続されている。
次に、本風力発電機1の保護システムの動作を説明する。
主ブレーキ(フェザー)が正常に作動する状態にある場合には、第1のリレー9においては、図2の実線で示すように第1の送電線6a〜6bと送電線14a〜14c間が接続状態にあり、また、第2のリレー10においては、図2の実線で示すように第2の送電線7a〜7cと送電線15a〜15c間が接続状態にあり、同期型発電機4で発電された電気は、送電線6a〜6b及び14a〜14cを介して系統連係設備13に送電される一方、DCモータ2c〜2cには、第2の送電線7a〜7cに連結された整流器2d〜2dを介して給電されるので、当該DCモータ2c〜2cにより主ブレーキ(フェザー)が作動する。
しかるに、本保護システムでは、故障や停電などで主ブレーキ(フェザー)が作動不能となった時、この情報が制御器11に伝達される。すると、この制御器11において、第1のリレー9及び第2のリレー10に対し切換指令が発せられ、第1のリレー9において、図2の破線で示すような第1の送電線6a〜6bと第3の送電線8a〜8c間が接続するように切り換えられ、また、第2のリレー10において、図2の破線で示すような第2の送電線7a〜7cと第3の送電線8a〜8c間が接続するように切り換えられ、同期型発電機4とDCモータ2c〜2c間に整流器2d〜2dを介して閉回路がそれぞれ形成される。これにより主ブレーキが作動するようになり、即ち、ブレード2b〜2bがその可変ピッチ機構を介して操舵される(本風力発電機1では、ブレード2b〜2bについて独立に操舵される)ようになり、補助ブレーキシステムの大型化及び支持構造物・ロータの重量増加なしに故障や停電などの異常時に対応できるようになる。しかも、かかる異常時に備えて主ブレーキを駆動するためのバッテリ等を備えておく必要もないので、主ブレーキシステムの簡素化が図れる。
また、本保護システムでは、ブレード2b〜2bがフラット側に操舵されて過回転状態にあるような場合に主ブレーキが作動不能になったような時には、上述と同様にして同期型発電機4とDCモータ2c〜2c間に整流器2d〜2dを介して閉回路をそれぞれ形成し、各DCモータ2c〜2cのそれぞれに駆動される可変ピッチ機構を介してブレード2b〜2bをフェザー側に操舵するので、過回転の異常時にも補助ブレーキシステムの大型化及び支持構造物・ロータの重量増加なしに対応できる。また、このような事態に備えて主ブレーキを駆動するためのバッテリを備えておく必要もないので、主ブレーキシステムの簡素化が図れる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る風力発電機の保護システムを図3を参照して説明する。
本実施の形態に係る風力発電機20が上記風力発電機1と異なるところは、風力発電機1においてはDCモータ2c〜2cに接続する整流器2d〜2dをそれぞれ配設していたが、風力発電機20においてはDCモータ2c〜2cのすべてが接続される下記整流器21を配設するようにした点である。
即ち、本風力発電機20においては、図3に示すように、上記整流器21は、第2の送電線7a〜7cの途中に設けられ、その直流出力がスリップリング22を介してブレード2b〜2bに対するDCモータ2c〜2cのそれぞれに供給される。
このような風力発電機20においても、風力発電機1と同様に、主ブレーキ(フェザー)が正常に作動する状態にある場合には、DCモータ2c〜2cには、第2の送電線7a〜7cに連結された整流器21を介してそれぞれ給電されるので、当該DCモータ2c〜2cにより主ブレーキ(フェザー)が作動する。また、故障や停電などで主ブレーキ(フェザー)が作動不能となった時や停電のような異常時には、第1のリレー9及び第2のリレー10が上述のように切り換えられ、同期型発電機4と各DCモータ2c〜2c間に整流器21を介して閉回路が形成される。これにより主ブレーキが作動するようになり、即ち、ブレード2b〜2bがその可変ピッチ機構を介して操舵されるようになるので、風力発電機1と同様に、補助ブレーキシステムの大型化及び支持構造物・ロータの重量増加なしに故障や停電などの異常時に対応できるようになる。しかも、かかる異常時に備えて主ブレーキを駆動するためのバッテリ等を備えておく必要もないので、主ブレーキシステムの簡素化が図れる。
ところで、上述した実施の形態に係る風力発電機1、20は、ピッチリンクを有していないものであったが、ピッチリンク有りの風力発電機においては、上記同期型発電機4と、すべてのブレード2b〜2bのピッチ角を同時に操舵するDCモータとの間に上述のような閉回路が形成されるようにすればよい。かかる構成により、ピッチリンク有りの風力発電機においても、ピッチリンク無しの風力発電機1、20の場合と同様に、補助ブレーキシステムの大型化及び支持構造物・ロータの重量増加なしに故障や停電などの異常時に対応でき、しかも、異常時に備えて主ブレーキを駆動するためのバッテリを備えておく必要もないので、主ブレーキシステムの簡素化が図れる。尚、図1や3において、説明の都合でスリップリング22を同期型発電機4や回転軸とは別に示したが、実際には同期型発電機4又は回転軸に回転しないように取り付けられる。
本発明の技術的思想は、故障や停電などで主ブレーキが作動不能となった時の風力発電機の保護システムとして、ピッチリンク無しの風力発電機のみならずピッチリンク有りの風力発電機に適用することができるので、有用価値が高いと言える。
本発明の第1の実施の形態に係る風力発電機の保護システムの構成図である。 図1における第1のリレー及び第2のリレー部位の詳細図である。 本発明の第2の実施の形態に係る風力発電機の保護システムの構成図である。
符号の説明
1,20 風力発電機
2 ロータ
2b〜2bブレード
2c〜2cDCモータ
2d〜2d整流器
4 3相の同期型発電機(交流発電機)
6a〜6b 第1の送電線
7a〜7c 第2の送電線
8a〜8c 第3の送電線
9 第1のリレー
10 第2のリレー
11 制御器
21 整流器
22 スリップリング

Claims (3)

  1. 複数のブレードのピッチ角を所定に制御してロータの過回転を防止する主ブレーキ機構と、
    前記ロータの回転エネルギーを電気エネルギーに変換する交流発電機と、
    当該交流発電機の出力側に接続される第1の送電線と、
    記ブレードのピッチをそれぞれ駆動するためのDCモータと、
    当該DCモータのそれぞれに配設された整流器に連結される第2の送電線と、
    前記第1の送電線と前記第2の送電線との間に配設される第3の送電線と、
    前記第1の送電線と前記第3の送電線との間を断続する第1のリレーと、
    前記第2の送電線と前記第3の送電線との間を断続する第2のリレーと、
    前記主ブレーキ機構が正常に作動する場合には、前記第1の送電線と前記第3の送電線間及び前記第2の送電線と前記第3の送電線間は断絶され、
    前記主ブレーキ機構が作動不能になったとき、前記第1の送電線と前記第3の送電線間及び前記第2の送電線と前記第3の送電線間が接続するように前記第1のリレー及び第2のリレーに対する切換指令を発する制御器とを備えることを特徴とする風力発電機の保護システム。
  2. 複数のブレードのピッチ角を所定に制御してロータの過回転を防止する主ブレーキ機構と、
    前記ロータの回転エネルギーを電気エネルギーに変換する交流発電機と、
    当該交流発電機の出力側に接続される第1の送電線と、
    前記ブレードのピッ角をそれぞれ駆動するためのDCモータと、
    当該DCモータが接続された整流器に連結される第2の送電線と、
    前記第1の送電線と前記第2の送電線との間に配設される第3の送電線と、
    前記第1の送電線と前記第3の送電線との間を断続する第1のリレーと、
    前記第2の送電線と前記第3の送電線との間を断続する第2のリレーと、
    前記主ブレーキ機構が正常に作動する場合には、前記第1の送電線と前記第3の送電線間及び前記第2の送電線と前記第3の送電線間は断絶され、
    前記主ブレーキ機構が作動不能になったとき、前記第1の送電線と前記第3の送電線間及び前記第2の送電線と前記第3の送電線間が接続するように前記第1のリレー及び第2のリレーに対する切換指令を発する制御器とを備えることを特徴とする風力発電機の保護システム。
  3. 記第1の送電線と前記第3の送電線との間及び前記第2の送電線と前記第3の送電線との間が接続されたときに、前記ブレードは、前記DCモータによりフェザー側に操舵されることを特徴とする請求項1又は2に記載の風力発電機の保護システム。
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