JP4856782B2 - 保守データ収集装置 - Google Patents
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Description
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものである。
過去に測定した電気転てつ機の転換動作中の状態指標値を、電気転てつ機毎に対応付けて記憶する状態指標値記憶手段(例えば、図6の測定結果データ群360)と、
測定対象の電気転てつ機を指定入力する指定入力手段(例えば、図2の操作部120)と、
測定プローブを介して電気転てつ機の一連の転換動作に係るモータ電流を測定して記録する測定記録手段(例えば、図2の測定部110)と、
前記測定記録手段により記録された一連のモータ電流の変化から、動作かんが転換動作したストローク期間を特定する特定手段(例えば、図2の処理部200)と、
前記測定記録手段により記録された一連のモータ電流のうち、前記特定手段により特定されたストローク期間内の最大値及び/又は平均値を取得する取得手段(例えば、図2の処理部200)と、
前記取得手段により取得された値を前記状態指標値として、前記指定入力手段により指定入力された電気転てつ機と対応付けて前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段(例えば、図2の処理部200)と、
を備えた電気転てつ機の保守データ収集装置(例えば、図1,図2の保守データ収集装置1)である。
前記特定手段が、前記一連のモータ電流の変化のうち、モータ電流が所定の起動判定用電流に達して後、予め定められた解錠時間経過した時点(例えば、図4のストローク開始点)を始点とし、モータ電流が所定の停止判定用電流に低減した時から予め定められた鎖錠時間遡った時点(例えば、図4のストローク終了点)を終点とする間を前記ストローク期間として特定する、
保守データ収集装置としても良い。
具体的には、第3の形態として、第2の形態の保守データ収集装置であって、
前記測定記録手段が、前記モータ電流ととともに制御リレー電圧を同時に測定して記録し、
前記取得手段が、前記測定記録手段により記録された一連の制御リレー電圧のうち、前記モータ電流が前記所定の起動判定用電流に達した所定時間前或いは所定時間後の電圧を取得し、
前記記憶制御手段が、前記取得手段により取得された制御リレー電圧の値を更に前記状態指標値として含めて前記記憶手段に記憶させる、
保守データ収集装置としても良い。
前記測定記録手段が、前記モータ電流ととともに表示リレー出力電圧を同時に測定して記録し、
前記取得手段が、前記測定記録手段により記録された一連の表示リレー出力電圧のうち、前記モータ電流が前記所定の停止判定用電流に達した所定時間後の電圧を取得し、
前記記憶制御手段が、前記取得手段により取得された表示リレー出力電圧の値を更に前記状態指標値として含めて前記記憶手段に記憶させる、
保守データ収集装置としても良い。
前記測定記録手段が、前記モータ電流とともにモータ電圧を同時に測定して記録し、
前記取得手段が、前記測定記録手段により記録された一連のモータ電圧のうち、前記特定手段により特定されたストローク期間の電圧変化のうちの最大値及び/又は平均値を取得し、
前記記憶制御手段が、前記取得手段により取得された電圧の値を更に前記状態指標値として含めて前記記憶手段に記憶させる、
保守データ収集装置としても良い。
電気転てつ機のモータ電圧及びモータ電流と、負荷トルクとの関係を定義した特性データを電気転てつ機の種類毎に記憶する特性データ記憶手段(例えば、図5の特性データ320)と、
前記指定入力手段により入力された電気転てつ機の種類に対応する前記特性データに従って、前記測定記録手段により記録されたモータ電圧及びモータ電流を基に、少なくとも前記ストローク期間の負荷トルクを推定するトルク推定手段(例えば、図2の処理部200)と、
を更に備え、
前記取得手段が、前記トルク推定手段により推定された前記ストローク期間の負荷トルクのうちの最大値及び/又は平均値を取得し、
前記記憶制御手段が、前記取得手段により算出された負荷トルクを更に前記状態指標値として含めて前記記憶手段に記憶させる、
保守データ収集装置としても良い。
図1は、本実施形態における保守データ収集装置1の外観例である。この保守データ収集装置1は、電気転てつ機の保守作業に用いられ、電気転てつ機の電気的保守データを測定・記録する装置である。図1によれば、保守データ収集装置1は、使用者が携帯可能な大きさの略直方体の筐体の表面に、ディスプレイ10や電源スイッチ等の各種スイッチが設けられている。ディスプレイ10には、その表示領域全体に亘ってタッチパネルが一体的に形成されている。タッチパネルは、感圧式や光学式、静電式、電磁誘導式等の検出原理によって、ディスプレイ10に対するタッチ位置を、例えば、ディスプレイ10を構成するドット単位で検出する。使用者は、付属のタッチペンや手指によるディスプレイ10に対するタッチ操作によって、各種の操作入力を行うことができる。
保守データ収集装置1の操作方法を説明する。先ず、測定プローブ組20それぞれを、電気転てつ機の定められた測定用端子それぞれに接続する。次いで、保守データ収集装置1の電源を投入し、ディスプレイ10の表示画面に従って測定にかかる各種設定を行う。この設定は、例えば、ディスプレイ10に対するタッチ操作によって行うことができる。設定内容としては、測定対象の電気転てつ機に特定するデータとして、電気転てつ機の識別番号や種類等を設定する。また、測定条件として、測定日時や測定を行う保守作業者名、「通常転換」又は「妨害転換」といった転換種別、「定位から反位」や「反位から定位」、「定位から往復」といった転換方向などを設定する。
図2は、保守データ収集装置1の機能構成図である。図2によれば、保守データ収集装置1は、機能的には、測定部110と、操作部120と、表示部130と、データ入出力部140と、処理部200と、記憶部300とを備えて構成される。
図11は、保守データ収集装置1の処理部200が実行する保守データ収集処理の流れを説明するフローチャートである。図11によれば、処理部200は、先ず、操作部120からの操作入力に従って、測定対象となる電気転てつ機に関するデータや測定条件等の設定を行う(ステップA1)。この設定によって状態指標値を算出するための判定パラメータ(閾値Ix,Iyや時間Lb,Lc,La,Le,Lg,Lh)が特定される。
このように、本実施形態の保守データ収集装置1では、電気転てつ機の転換動作中に測定したモータ電流Iをもとに、動作かんが転換動作したストローク期間が推定される。これにより、電気転てつ機の保守作業において、保守作業者の経験や知見を頼りに判断されてきたストローク期間を客観的且つ自動的に判定できるようになる。そして、転換動作の状態指標値として、このストローク期間におけるモータ電圧V及びモータ電流の平均値及び最大値、負荷トルクTの平均値及び最大値が算出される。また、WR電圧及びKR電圧の測定点が一義的に決定されて自動的に読み取られるので、個人差による測定点のばらつきを防止できる。これにより、電気転てつ機の転換状態を、数値的に評価することが可能となり、転換状態の判断が容易になる。この結果、多くの電気転てつ機を検査する際の保守作業効率の向上が図れる。
なお、本発明の適用可能な実施形態は、上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なのは勿論である。
例えば、WR電圧が所定の閾値電圧未満となった時点をモータの起動判定点とし、KR電圧が所定の閾値電圧以上となった時点をモータの停止判定点とすることにしても良い。
また、状態指標項目の全てを測定しなくも良い。例えば、モータ電流Iからストローク期間を特定しているため、モータ電流Iのみを測定し、ストローク期間における電流Iの最大値や平均値を状態指標値として算出する。
また、保守データ収集装置1が転換状態の評価を行うこととしても良い。
例えば、同一の電気転てつ機について、評価指標項目毎に過去の評価指標値と今回の評価指標値と比較する。或いは、電気転てつ機の種類毎に評価指標項目それぞれについての平均値を算出し、この平均値と今回の評価指標値を比較する。
20 プローブ組
110 測定部、120 操作部、130 表示部、140 データ入出力部
200 処理部
300 記憶部
310 保守データ収集プログラム
320 特性データ、330 判定パラメータテーブル
340 転てつ機特定データ、350 測定一時データ
360測定結果データ群、361 測定結果データ
Claims (1)
- 過去に測定した電気転てつ機の転換動作中の状態指標値を、電気転てつ機毎に対応付けて記憶する状態指標値記憶手段と、
測定対象の電気転てつ機を指定入力する指定入力手段と、
測定プローブを介して電気転てつ機の一連の転換動作に係るモータ電流、制御リレー電圧及び表示リレー出力電圧を同時に測定して記録する測定記録手段と、
前記測定記録手段により記録された制御リレー電圧が所定の閾値電圧未満となった時点から、同じく記録された表示リレー出力電圧が所定の閾値電圧以上となった時点までをストローク期間として特定する特定手段と、
前記測定記録手段により記録された一連のモータ電流のうち、前記特定手段により特定されたストローク期間内の最大値及び/又は平均値を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された値を前記状態指標値として、前記指定入力手段により指定入力された電気転てつ機と対応付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
を備えた電気転てつ機の保守データ収集装置。
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