JP4852774B2 - リコメンド装置、およびリコメンド方法 - Google Patents

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Description

本発明は、同種の商品購入履歴から商品買替タイミングなどを判断し、その適切なタイミングでユーザーの所有する商品をオークションなどで第三者に譲渡するようリコメンドするための技術に関する。
従来、ユーザーは必要ではなくなった商品については廃棄するなどして処分していた。しかし環境保全意識の高まりなどから、近年ではフリーマーケットやインターネットオークションなどを利用して、不必要な商品を第三者に譲渡することで商品の再利用を図るユーザーも増えてきている。
またこのような商品の再利用を促進するために、商品が不必要となるタイミングを見計らって、第三者(例えばオークション会社など)がユーザーに対して当該商品をオークションに出品などするようリコメンドするシステムも提供されている。
例えば特許文献1には、ランドセルであれば6年間使用するので購入から6年後に上記譲渡のリコメンドをする、という具合に商品の使用サイクルなどから想定される所定の期間経過後に、ユーザーに対してオークションへの商品提供リコメンドを行うオークション支援装置に関する技術が開示されている。
特開2002−297946号公報
しかし、上記従来の技術では、ランドセルなど使用期間が明確に決まっている商品を除いて、商品が不必要となる時期を予想することが難しい、という課題がある。なぜならば、商品が不必要となる時期は、例えば流行の移り変わりやユーザー個人の趣味嗜好の変化、あるいは使用に伴う商品に対する飽き感の増大など、通常は想定することが難しい要因に大きく左右されるためである。
したがって従来の技術では、上記所定のタイミングで商品提供のリコメンドを行ったところで、例えばそのユーザーにとってはまだまだ手放す気の無いタイミング等であるために、結局は商品の再利用が促進されない可能性がある。
以上の課題を解決するために、本発明は、ECサイトなどでの商品の購入履歴データベースを利用して、商品購入時などに同ユーザーが同種の製品を以前購入しているか否かを検索し、購入していれば買替による商品購入と判断する。なぜならば、商品の使い始めの時期に同種の商品を購入する可能性は低く、また同種の新商品の購入前に以前の商品を先に処分する可能性は低いためである。そしてその判断結果にしたがい、以前に購入した商品を第三者に譲渡するようリコメンドするリコメンド装置を提供する。
具体的には、ECサイト又は/及び電子カードでの商品購入履歴であって、その商品又は商品の種類を識別するための商品識別情報と、その商品を購入した日付を示す購入日付情報と、商品購入者を識別する商品購入者IDとが関連付けられた商品購入履歴を、内部又は外部の記憶装置から取得する商品購入履歴取得部と、前記商品購入履歴取得部で取得した商品購入履歴の中から任意の商品購入者IDが関連付けられている商品購入履歴を検索して、当該商品購入履歴に含まれる商品識別情報に基づいて複数の同種の商品の購入履歴を演算装置の演算処理によって検索する検索部と、検索部での検索により同種の商品の購入履歴が発見された場合には、商品購入履歴に含まれる購入日付情報に基づいて演算装置の演算処理によって前記複数の同種の商品の中で過去に購入した方の商品を特定し、特定された商品を第三者に譲渡することを勧める情報である譲渡リコメンドを、その商品購入履歴で関連付けられている商品購入者IDで識別される商品購入者に対して通信網を介して送信する譲渡リコメンド送信部と、を有するリコメンド装置を提供する。
以上のような構成をとる本発明では、商品買替などのタイミングを把握し、それによって不要になったと思われる古い商品をオークションに出品などして第三者に譲渡するようリコメンドすることができる。したがって、高い確率での譲渡の実行を期待できる。また、このようにして円滑に商品の再利用が促進されることで、資源の無駄遣いをなくし環境保全に資することもできる。
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
なお、実施例1は、主に請求項1、4について説明する。また、実施例2は、主に請求項2、5について説明する。また、実施例3は、主に請求項3、6について説明する。
≪実施例1≫
<概要>
図1は、本実施例のリコメンド装置によって行われる商品下取りなどのリコメンド通知の一例を表す概念図である。この図1(a)にあるように、ユーザーαがネットオークションでパソコンパーツである「CPU」を9800円で落札した。すると、その落札による商品購入履歴が、データベースに蓄積される。
そして数年が経過しパソコンのグレードアップを考えたこのユーザーαは、図1(b)に示すように家電ECサイトにて「高クロック版CPU」を新たに15000円で購入した。このとき、本実施例のリコメンド装置が商品購入履歴のデータベースを検索すると、ユーザーαの購入履歴の中から、以前にも同種の「CPU」を購入していることが判明した。
そこで本実施例のリコメンド装置は、図1(c)に示すように、以前に購入したその「旧CPU」を、本発明による譲渡リコメンドサービスの提携先である中古のPCパーツショップに下取りに出すなどするように促す譲渡リコメンドメールをユーザーαに対して送信する。そして、ユーザーαは、新しいCPUを購入しているため譲渡リコメンドの対象となっている旧CPUが不必要となっている可能性が高いので、この譲渡リコメンドに応じることを多いに期待できる、という具合である。
<機能的構成>
図2は、本実施例のリコメンド装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「リコメンド装置」(0200)は、「商品購入履歴取得部」(0201)と、「検索部」(0202)と、「譲渡リコメンド送信部」(0203)と、を有する。
なお、以下に記載する本リコメンド装置の機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェア及びソフトウェアの両方として実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPUや主メモリ、バス、あるいは二次記憶装置(ハードディスクや不揮発性メモリ、CDやDVDどの記憶メディアとそれらメディアの読取ドライブなど)、印刷機器や表示装置、その他の外部周辺装置などのハードウェア構成部、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、情報入力に利用されるユーザーインターフェースなどが挙げられる。
そして主メモリ上に展開したプログラムに従ったCPUの演算処理によって、インターフェースを介して入力されメモリやハードディスク上に保持されているデータなどが加工、蓄積されたり、上記各ハードウェアやソフトウェアを制御するための命令が生成されたりする。
また、この発明はリコメンド装置として実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を記録媒体に固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
「商品購入履歴取得部」(0201)は、ECサイト又は/及び電子カードでの商品購入履歴を商品購入者と関連付けて取得する機能を有する。具体的には、インターネット上など外部に設けられた商品購入履歴のデータベースや、あるいは本実施例のリコメンド装置が組み込まれている機器自身(ローカル)に設けられた商品購入履歴データベースなどから、この商品購入履歴取得部は商品購入者と関連付けて商品購入履歴を取得する構成とすると良い。
なお、「商品購入履歴データベース」については、ECサイト(オークションサイトも含む)や電子カード(クレジットカード、電子マネー用カード、また電子マネー機能を組み込んだ携帯電話、レンタル用個人認証カード、顧客管理用データベースと連動したポイントカードなど)信販会社が管理している既存のデータベースをそのまま利用しても良い。すなわち、ECサイトでの商品購入(落札)や、電子カードを利用した商品購入によって、商品IDと商品購入者ID、又商品購入年月日などを関連付けて商品購入履歴データベースが構築され、そのデータベースが利用される、という具合である。
また、本発明による譲渡リコメンドサービスを提供する者が、既存のデータベースを組み合わせて構築、あるいは新規にデータベースを構築しても良い。また商品購入履歴データベースは、商品購入時に商品購入履歴を商品購入者と関連付けて蓄積することが可能であるならば、ECサイトやクレジットカード以外での商品購入履歴のデータベースが利用されても構わない。具体的には例えば、ポイントカードを利用したユーザー管理を行う販売形態における商品購入履歴などを蓄積するデータベースが挙げられる。
図3は、上記各種データベースから取得可能な商品購入者と関連付けられた商品購入履歴の一例を表す概念図である。この図にあるように、例えばユーザーαの商品購入履歴として、「商品購入年月日」や「購入商品ID(商品名や型番、JANコードなど)」、「購入商品種(カテゴリー)」、「商品購入金額」などがテーブル化された履歴情報などが挙げられる。そして、このような商品購入履歴の中から、下記構成によって同種の商品購入などを行ったかを判断し、ユーザーにとっての買替による不要商品が生じたか把握する。
「検索部」(0202)は、任意の商品購入者と関連付けられている商品購入履歴を検索して、複数の同種の商品の購入履歴を検索する機能を有する。このように、この検索部では、例えば図3に示すようにユーザーαの商品購入履歴にて、先ほど購入した「CPU」(0310)を検索キーとして以前に同種商品を購入しているか否かを検索する処理を行う、という具合である。
ただしこの検索部での検索対象となる商品購入履歴は一の商品購入者(ユーザーαのみ)に係る商品購入履歴には限定されない。すなわち検索対象となる「任意の商品購入者」とは、例えばユーザーαと一緒に暮らす家族がいることが登録属性情報などから判断されれば、その「家族全員の商品購入履歴」を対象として検索処理を行うよう構成しても良い。
また、検索される「同種の商品」についても全く同種の商品には限定されない。例えば「PC(パーソナルコンピュータ)」と「CPU」、あるいは「自動車」と「タイヤ」といった具合に、複数のパーツで構成されかつ購入によって取り替えられる可能性が高いパーツについては、個々のパーツを検索対象として同種の商品か否かの判断を行うと良い。具体的には、別途商品と構成パーツとを対応付けた「商品−パーツテーブル」を保持しておき、この検索部での検索の際には当該「商品−パーツテーブル」を参照するよう構成する、という具合である。
あるいは、例えば商品購入履歴にて扇風機を以前購入していることが示されているユーザーが冷房エアコンを購入した場合には、扇風機がエアコンの同種の商品として検索されるよう構成しても良い。具体的には、図3に示すように商品購入履歴において商品IDとは別に商品種(カテゴリー)についても予めテーブル化しておき、検索の際にはこの項目を対象に検索を実行する構成とすると良い。
なお、この商品購入履歴の検索処理を実行する際のトリガーとしては、例えば、ユーザーが新しい商品をECサイトやクレジットカードなどで購入したことを示す情報の取得でも良い。この場合には、ユーザーの商品購入の直後の効果的なタイミングで下記構成によって譲渡リコメンドを送信することができる。
また、その他にも、例えばECサイトで商品カタログページの閲覧をしたことを示すアクセス情報の取得や、資料請求を行った旨を示す情報の取得などを上記処理実行のトリガーとしても良い。さらにこのように実際の商品購入以外をトリガーとする場合には、同一ページ/同一アイテムへのアクセス回数や資料請求回数などを判定し、閾値以上であれば購入可能性が高いとして、商品購入履歴の取得や以下の譲渡リコメンド送信に係る処理を実行しても良い。また、このように実際の商品購入前に上記検索処理を実行することで、例えば、早い段階で後述する構成によって譲渡リコメンドを行うことができる。したがってユーザーが即時譲渡対象の古い商品を捨ててしまう事態を回避することができる効果を奏する。
このようにして、買替購入によって不要になったと想定される商品を検索することができる。そして、その検索結果に基づいて次の構成によって、検索にヒットした商品に対する譲渡リコメンドが実行されることになる。
「譲渡リコメンド送信部」(0203)は、検索部での検索により同種の商品の購入履歴が発見された場合には、その購入履歴に関連付けられている商品購入者に対して譲渡リコメンドを送信する機能を有する。「譲渡リコメンド」とは、前記複数の同種の商品の中で過去に購入した方の商品を第三者に譲渡することを勧める情報である。具体的には、メールなどで「○○(商品名)を購入した(する)のであれば、貴方が以前ご購入された××(商品名)を下取りに出すとお得です。」といった定型文を、当該商品購入者の登録メールアドレス宛に送信する、という具合である。なお譲渡リコメンドでは、上記中古ショップでの下取りや買取りのほかに、フリーマーケットへの参加や所定団体への寄付、あるいは実施例3で後述するようにオークションサイトへの出品などをリコメンドすると良い。そして、その際には、本実施例のリコメンド装置を利用した譲渡リコメンドサービス提供者が複数の譲渡先などと提供していれば、その提供データベースから譲渡先として適当な相手を商品IDなどをキーとして検索し特定するよう構成しても良い。また上記譲渡リコメンドサービスの提供者自身が譲渡先や譲渡のため場の提供者であれば、自身に対する譲渡を勧める譲渡リコメンドを送信すると良い。
あるいは登録ユーザー属性情報で示される住所情報から近隣の中古ショップ情報や、カレンダー情報などで示される近日中開催予定のフリーマーケット情報などを検索、取得して譲渡リコメンドに含めるよう構成しても良い。
また、譲渡をリコメンドする商品の選択については、「複数の同種の商品の中で最も遠い過去に購入した方」、すなわち、図3に示す商品購入履歴の購入年月日を参照して最も古い購入日のものを選択するよう構成しても良い。具体的には例えば商品購入月日順に検索処理を行い、一の該当商品が発見された後、さらにそれよりも古い購入年月日の同種商品があるか検索する、という具合である。もちろん、それ以外にも、新しく購入した商品以外のすべてに関して譲渡リコメンドの対象商品として処理しても良い。あるいは、金額や、別途商品−ライフサイクルテーブルなどから判断される商品のライフサイクルなどを参照し、最も金額の低い商品や残りライフサイクルの最も短い商品について譲渡リコメンドを送信しても良い。
また、前記譲渡リコメンド送信の前に、譲渡先となるユーザーを見つけるよう構成しても良い。すなわち、まず前述のように商品購入前に検索部での検索処理を実行する。そして早い段階(譲渡リコメンド送信の前)に譲渡される予定の商品を特定する。つづいて、当該商品の購入履歴がないユーザーを商品購入履歴データベースにて検索し、発見されたユーザーに対して譲受リコメンドを送信する。「譲受リコメンド」とは、当該商品の譲受けが可能(予定)である旨を通知する情報をいい、例えば譲渡リコメンド同様、定型文のメールなどで通知すると良い。そして、ユーザーから譲受に応じる旨の返信情報を取得すると、本実施例のリコメンド装置は、譲渡リコメンドにその譲受希望者の情報(ユーザー名や連絡先など)を付加して送信する、という具合である。また、複数の譲受希望者がいる場合、譲受希望金額を提示させて、その提示金額が最大であるユーザーの情報を譲渡リコメンドに付加などすると良い。
また譲渡リコメンド送信部は、ユーザー登録等により予め保持している属性情報を利用して譲渡リコメンドの送信を制御する以下のような構成をさらに有していても良い。
図4は、本実施例のリコメンド装置にて予め保持されているユーザー属性情報の一例を表す概念図である。この図にあるように、例えばユーザー属性情報として、年齢や性別、家族構成、コレクション(趣味嗜好)情報、その他ユーザーの属性を示す様々な情報がHDDなどの二次記憶装置に記憶保持されている。そして、例えばユーザーのコレクション情報を参照し、検索部の検索によって発見された商品の商品種がコレクション対象であるとの判断が演算装置によって為された場合、譲渡する可能性が低いとして譲渡リコメンドを送信しないよう制御する、という具合である。
あるいは、例えば、ユーザー属性情報から普通免許を有する家族構成員や、20歳以上である家族構成員の人数情報、例えば「3人」を取得した場合、3台目までの自動車購入についてはリコメンドしないが、4台目の自動車購入に際して初めて譲渡リコメンドを送信するための構成をリコメンド装置が備えていても良い。
また、属性情報のほかにも、リコメンド装置が例えば以前のリコメンドへの応答度合いを示す情報を取得、管理する構成を備え、その応答度合いに応じて譲渡リコメンドの送信を制御する以下のような構成をさらに有していても良い。
図5は、譲渡フラグがさらに付加された商品購入履歴テーブルの一例を表す図である。「譲渡フラグ」とは、リコメンド装置が送信した譲渡リコメンドに応じてユーザーが実際に譲渡を行ったことを示すフラグであり、例えばユーザーからの情報入力や、譲渡先からの情報入力などによって取得し商品購入履歴に追加されると良い。そして、この図に示すように、譲渡フラグ「○」の全個数が閾値以上である場合に当該ユーザーのコミックスの譲渡傾向が高いと判断し、コミックスに関して譲渡リコメンドを必ず送信するよう制御する、あるいは逆に譲渡フラグの個数が閾値以下とCPUで判断された場合、譲渡リコメンドを送信しないよう制御する、という具合である。
また、本実施例のリコメンド装置は商品種別で個別に譲渡フラグを参照しても良い。すなわち、図にあるようにユーザーαはコミックスAの1巻、2巻、3巻については新巻の購入のたびに譲渡を行っている。したがってCPUの演算処理によってその旨の判断結果が出力された場合、コミックスAの購入時には以前の巻について必ず譲渡リコメンドを送信するよう制御する、という具合である。また、逆にコミックスBについては譲渡フラグから以前の譲渡リコメンドに応じていないこと判断されるため、リコメンド装置は当該コミックスBについては上とリコメンドを送信しないよう制御する、という具合である。
また、この譲渡フラグから判断される譲渡傾向を、前述のユーザー属性と関連付けて統計解析を行うよう構成しても良い。具体的には、例えば譲渡フラグの個数とユーザーの属性情報とをパラメータとして、統計解析プログラムに従ってCPUが統計解析処理を実行する。その結果、性別属性が男であれば10着目以上の同種衣服購入でも以前の商品の譲渡をしない。一方、性別属性が女性であれば4着目の同種衣服購入で譲渡率が上がる、などの統計結果が算出される。すると、その統計結果に従って譲渡リコメンド送信ルール、例えば「属性が男の場合、衣服についての譲渡リコメンドを送信しない」「属性が女性の場合、衣服について4着目以降の同種衣服の購入で譲渡リコメンドを送信する」といったルールを生成する。そして、当該ルールに従って譲渡リコメンドを送信するよう制御する、という具合である。
そして、このように各種データを利用して譲渡リコメンドの送信を制御することで、さらにユーザーの傾向などにあった譲渡のリコメンドを行うことができ、ユーザーの譲渡への意欲をより刺激する効果が期待できる。
また、図5に示す譲渡フラグを利用して、以前に譲渡がなされた商品はすでにユーザーが所有していないため、検索部での検索処理の検索対象から外すよう構成しても良い。これによって、検索処理の負荷を低減することも出来る。
<ハードウェア的構成>
図6は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、リコメンド装置における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して譲渡リコメンドの送信処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
この図にあるように、リコメンド装置は、各種演算処理を行い、かつ検索部および商品購入履歴取得部である「CPU」(0601)と「主メモリ」(0602)と、を備えている。また、各種データベースやテーブルを保持する「HDD」(0603)と、譲渡リコメンド送信部である「通信IF」(0604)も備えている。そしてそれらが「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
また、「主メモリ」にはプログラムが読み出され、「CPU」は読み出された当該プログラムを参照することで各種演算処理を実行する。また、この「主メモリ」や「フラッシュメモリ」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」の演算処理においては、そのアドレスを特定し格納されているデータにアクセスすることで、データを用いた演算処理を行うことが可能になっている。
なお、上記のようにこのハードウェア構成例では商品購入履歴データベースを自身が保持している構成を例に挙げているが、もちろんそれには限定されず、「通信IF」を介してネットワーク上のECサイトサーバなどに保持されている商品購入履歴データベースを参照する構成などであっても良い。
ここで、ユーザーが例えばECサイトで商品を購入などすると、その購入商品種IDとユーザーIDとを関連付けた最新の商品購入履歴がECサイトサーバから送信される。するとこのリコメンド装置は「通信IF」にて当該商品購入履歴を取得し、そこに含まれるユーザーIDと購入商品種IDと、を「主メモリ」のアドレス1と2にそれぞれ格納する。そして「CPU」は、これら情報の格納をトリガーとして、リコメンドプログラムに従った以下の処理を実行する。
すなわち、まず「主メモリ」のアドレス1に格納されているユーザーIDを利用して、ユーザーIDごとに区別してHDDに保持されている商品購入履歴DBの中から、当該ユーザーの過去の商品購入履歴を特定する。続いて、その特定した商品購入履歴を例えば購入日付順に「主メモリ」のアドレス3に順次読み出し、「主メモリ」のアドレス2に格納されている最新の購入商品種と同一の商品購入履歴か否かの判断処理を実行する。具体的には、商品購入履歴の商品IDや商品種で示される情報が一致するか否かを、「CPU」の論理演算処理によって判断する。また、当該処理に際して、例えば前述の「商品−パーツテーブル」といった同種の商品種などを関連付けてカテゴライズしたデータベースを参照して、完全一致ではなくとも一致と判断するように構成しても良い。
そして上記判断処理の結果、発見された過去の同種の商品購入履歴について「主メモリ」の4以下に格納する。ここで、同種とされた商品が1つであれば、その商品IDを「HDD」に格納しているリコメンドテンプレートに埋め込み生成したリコメンド情報を「主メモリ」のアドレス5に格納する。そして、例えばユーザー属性テーブルに保持されている対象ユーザーのユーザーアドレスを宛先として、リコメンド情報をメールにて「通信IF」から送信する、という具合である。
また、発見された同種の商品種が複数あれば、その全てを対象として上記リコメンド情報の生成、送信処理を実行しても良いし、その他にも当該商品の購入履歴で示される購入年月日を「CPU」の論理演算処理によって比較することで、最も古い(年月日値が少ない)商品についてリコメンド情報を送信するよう処理しても良い。あるいは、同様に商品購入履歴によって示される金額や、別途「HDD」内にデータベースとして保持されている商品寿命サイクルテーブルなどを参照し、リコメンド情報を送信すべき商品を特定するよう構成しても良い。
また、前述のように「HDD」に保持されているユーザー属性テーブルを参照して、年齢や趣味嗜好、家族構成で示される情報を利用してリコメンド情報を送信するか否かの判断処理を実行しても良い。また、前述の譲渡フラグが記録されている譲渡履歴データベースを利用して、リコメンド情報を送信するか否かの判断処理を実行しても良い。
<処理の流れ>
図7は、本実施例のリコメンド装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。
この図にあるように、まず、商品の新規購入がある旨の情報を取得する(ステップS0701)と、商品購入履歴を商品購入者と関連付けて取得する(ステップS0702)。つづいて任意の商品購入者と関連付けられている商品購入履歴を検索して、複数の同種の商品の購入履歴を検索する(ステップS0703)。そしてその検索により同種の商品の購入履歴が発見された場合(ステップS0704)には、例えばその商品がすでに譲渡済みであるか、譲渡フラグなどを利用し判断する(ステップS0705)。そして譲渡済みで無い旨の判断結果である場合、購入履歴に関連付けられている商品購入者に対して発見された複数の同種の商品の中で過去に購入した方の商品を第三者に譲渡することを勧める譲渡リコメンドを送信する(ステップS0706)。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例のリコメンド装置によって、新しい商品購入のタイミングを把握することで、過去に購入した同種の商品が不必要となるタイミングを判断することができる。したがって、そのような買替タイミングを逃さずにユーザーに対して不必要となったと思われる商品の譲渡リコメンドを行うことで、高い譲渡実行の効果を期待できる。
≪実施例2≫
<概要>
本実施例は、上記実施例を基本として、その譲渡リコメンドを行う際に、さらに該当商品の中古相場などの情報を付加して送信する機能を備えるリコメンド装置である。
図8は、本実施例のリコメンド装置によってユーザーの端末に送信される譲渡リコメンドメールの一例を表す図である。この図にあるように、譲渡リコメンドメールのテンプレート文中に、「以前購入されたPCの買取り相場は、30000円です。・・・」といった具合に、譲渡リコメンドの対象となる商品の譲渡の対価となる相場情報(0810)が表記されている、という具合である。
このようにして、ユーザーは譲渡による金銭的メリットを予め知ることが出来るので、さらに譲渡に対するインセンティブを高める効果が期待できる。
<機能的構成>
図9は、本実施例のリコメンド装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「リコメンド装置」(0900)は、実施例1を基本として「商品購入履歴取得部」(0901)と、「検索部」(0902)と、「譲渡リコメンド送信部」(0903)と、を有する。なお、これら構成要件については、上記実施例にてすでに記載済みであるのでその説明は省略する。
そして、本実施例の特徴点は、リコメンド装置が「相場情報取得部」(0904)をさらに有する点と、譲渡リコメンド情報送信部が「相場情報付加手段」(0905)をさらに有する点である。
「相場情報取得部」(0904)は、中古商品のリサイクル市場などでの相場情報を取得する機能を有する。この相場情報取得部は、予め登録されている相場情報を取得するためのWebサイト、例えばリサイクルショップのWebページや価格比較WebページなどのHTMLデータを収集し、タグ情報などから該当商品の価格情報を抽出する。図10は、このようにして収集、抽出された各市場のWebページで示される市場価格の一例を表す図である。そして、例えばその抽出した価格情報の平均から相場情報を算出、取得する、という具合である。なお、「中古商品のリサイクル市場など」とは、中古の商品を買い取る、又は自身で流通させるための市場機能を持つ場をいい、例えばリサイクル/中古買取販売ショップやフリーマーケット、ネットオークションを含むオークション、物々交換サイトなどが挙げられる。
「相場情報付加手段」(0905)は、譲渡をリコメンドする商品の相場情報を譲渡リコメンドに追加して送信させる機能を有する。このように本実施例のリコメンド装置では、相場情報付加手段にて相場情報が付加された図8に示すような譲渡リコメンドをユーザーに対して送信することができる。
<ハードウェア的構成>
図11は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、リコメンド装置における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して譲渡リコメンドへの相場情報付加処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
この図にあるように、リコメンド装置は、実施例1同様に「CPU」(1101)と「主メモリ」(1102)と、「HDD」(1103)と、「通信IF」(1104)と、を備えている。
ここで、上記実施例1で記載したような各ハードウェア構成の働きによって、譲渡リコメンドの対象となる商品IDが取得され、「主メモリ」のアドレス3に格納される。つづいて、本実施例のリコメンド装置は、その商品IDをキーとして、予め「HDD」に保持されている例えば図10に示すような相場情報データベースの検索処理を実行する。なお、相場情報データベースは、クローラなどが自動で収集しタグ情報を利用して分類することで構築などすると良い。
そして検索処理によって発見された当該商品の相場情報を「主メモリ」のアドレス4などに格納する。そしてリコメンドプログラムに従って、CPUの演算処理によってその平均相場価格を算出する。そして、その算出された相場情報を付加して相場情報付の譲渡リコメンドを生成し、「主メモリ」のアドレス5に格納する。そして、例えばユーザー属性テーブルに保持されている対象ユーザーのユーザーアドレスを宛先として、リコメンド情報をメールにて「通信IF」から送信する、という具合である。
<処理の流れ>
図12は、本実施例のリコメンド装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。
この図にあるように、まず、商品の新規購入がある旨の情報を取得する(ステップS1201)と、商品購入履歴を商品購入者と関連付けて取得する(ステップS1202)。つづいて任意の商品購入者と関連付けられている商品購入履歴を検索して、複数の同種の商品の購入履歴を検索する(ステップS1203)。そしてその検索により同種の商品の購入履歴が発見された場合(ステップS1204)には、例えばその商品がすでに譲渡済みであるか、譲渡フラグなどを利用し判断する(ステップS1205)。そして譲渡済みで無い旨の判断結果である場合、当該商品の相場情報を、例えばデータベースや所定のWebページなどから取得する(ステップS1206)。そして購入履歴に関連付けられている商品購入者に対して、相場情報を付加した譲渡リコメンドを送信する(ステップS1207)。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例のリコメンド装置によって、譲渡リコメンドを行うユーザーに対して、その譲渡対象となる商品の中古市場などでの相場情報を送信することができる。したがってユーザーは譲渡による金銭的メリットを予め知ることが出来るので、さらに譲渡に対するインセンティブを高める効果が期待できる。
≪実施例3≫
<概要>
本実施例は、上記実施例を基本として、商品を譲渡するための場として「インターネットオークション」を利用するようリコメンドすることを特徴とするリコメンド装置である。
<機能的構成>
図13は、本実施例のリコメンド装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「リコメンド装置」(1300)は、実施例2を基本として「商品購入履歴取得部」(1301)と、「検索部」(1302)と、「譲渡リコメンド送信部」(1303)と、「相場情報取得部」(1304)と、「相場情報付加手段」(1305)と、を有する。なお、これら構成要件については、上記実施例にてすでに記載済みであるのでその説明は省略する。
そして、本実施例の特徴点は、譲渡リコメンド送信部が「オークションリコメンド送信手段」(1306)をさらに有する点と、相場情報付加手段が「オークション付加器」(1307)をさらに有する点である。
「オークションリコメンド送信手段」(1306)は、インターネットオークションへの出品を勧める情報であるオークションリコメンドの送信をする機能を有する。ここでは、例えば譲渡リコメンドサービス提供者自身がオークションサイトの運営者であれば、自身のオークションサイトのURLを譲渡リコメンドに記載するなどすると良い。また、自身がインターネットオークションの運営者でなければ、提携先オークションデータベースなどを参照し、そのデータベースに記録されているURLを譲渡リコメンドに付記すると良い。
また、例えば譲渡リコメンドに「出品承認ボタン」などを設けるよう構成し、ユーザーが受け取った譲渡リコメンドの当該ボタンを押下し添付写真の指定や値段入力などを行うと、自動的に譲渡対象の商品の出品ページが自動生成されるよう構成しても良い。
「オークション付加器」(1307)は、オークションリコメンド送信手段(1306)にて送信されるオークションリコメンドに含まれる相場情報として出品をリコメンドするオークションの相場情報を取得して付加する機能を有する。また、前述の「出品承認ボタン」と関連して、オークション出品時の開始価格を、その相場価格としたりその所定割合としたりするよう構成しても良い。
なお、オークション相場情報の取得については、例えば以下のような構成のオークション装置から取得すると良い。例えばオークション装置は、図14に示すように「オークション相場情報蓄積部」(1411)と、「オークション相場情報送信部」(1412)と、「出品受付部」(1413)と、「出品処理部」(1414)と、を有する。
「オークション相場情報蓄積部」(1411)は、オークション相場情報を蓄積する機能を有し、例えばHDDなどの記憶媒体で実現することができる。そして、商品のオークション相場、例えば商品ごとの平均落札価格や平均開始価格、平均入札数などを蓄積しデータベースとして管理する、という具合である。
「オークション相場情報送信部」(1412)は、オークション相場情報蓄積部(1411)に蓄積されている譲渡対象の商品に係るオークション相場情報を、リコメンド装置に送信する機能を有する。そして、このようにしてリコメンド装置に送信され、譲渡リコメンドに付記されたオークション相場情報を見たユーザーがオークションの出品を決めて、例えば前述の出品承認ボタンを押下すると、その出品承認情報がオークション装置に受信される。
「出品受付部」(1413)は、ユーザーの出品情報を受付ける機能を有し、例えば出品を承認する旨の情報のほか、商品画像情報や開始価格情報、その他オークションに係る設定情報などを受付ける。そして、「出品処理部」(1414)にて、出品受付部(1413)で受付けた出品情報に基づいて、出品ページの生成や入札情報の受付、落札処理などを実行する、という具合である。
<処理の流れ>
図15は、本実施例のリコメンド装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。
この図にあるように、まず、商品の新規購入がある旨の情報を取得する(ステップS1501)と、商品購入履歴を商品購入者と関連付けて取得する(ステップS1502)。つづいて任意の商品購入者と関連付けられている商品購入履歴を検索して、複数の同種の商品の購入履歴を検索する(ステップS1503)。そしてその検索により同種の商品の購入履歴が発見された場合(ステップS1504)には、例えばその商品がすでに譲渡済みであるか、譲渡フラグなどを利用し判断する(ステップS1505)。そして譲渡済みで無い旨の判断結果である場合、当該商品のオークションの相場情報を例えばオークション装置などから取得する(ステップS1506)。そして購入履歴に関連付けられている商品購入者に対して、オークション相場情報を付加した譲渡リコメンドを送信する(ステップS1507)。また、その譲渡リコメンドに応じた出品依頼などを受付ける、という具合である。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例のリコメンド装置によって、ユーザーに対してオークションによる商品譲渡をリコメンドすることができ、ユーザーの譲渡の選択の幅を広げることが出来る。
実施例1のリコメンド装置によって行われる商品下取りなどのリコメンド通知の一例を表す概念図 実施例1のリコメンド装置における機能ブロックの一例を表す図 実施例1のリコメンド装置の商品購入履歴取得部にて取得する商品購入履歴の一例を表す概念図 実施例1のリコメンド装置にて予め保持されているユーザー属性情報の一例を表す概念図 実施例1のリコメンド装置にて譲渡フラグがさらに付加された商品購入履歴テーブルの一例を表す図 実施例1のリコメンド装置におけるハードウェア構成の一例を表す図 実施例1のリコメンド装置における処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例2のリコメンド装置によってユーザーの端末に送信される譲渡リコメンドメールの一例を表す図 実施例2のリコメンド装置における機能ブロックの一例を表す図 実施例2のリコメンド装置の相場情報取得部にて取得された相場情報の一例を表す図 実施例2のリコメンド装置におけるハードウェア構成の一例を表す図 実施例2のリコメンド装置における処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例3のリコメンド装置における機能ブロックの一例を表す図 実施例3のリコメンド装置と協働するオークション装置における機能ブロックの一例を表す図 実施例3のリコメンド装置における処理の流れの一例を表すフローチャート
符号の説明
0200 リコメンド装置
0201 商品購入履歴取得部
0202 検索部
0203 譲渡リコメンド送信部

Claims (6)

  1. ECサイト又は/及び電子カードでの商品購入履歴であって、その商品又は商品の種類を識別するための商品識別情報と、その商品を購入した日付を示す購入日付情報と、商品購入者を識別する商品購入者IDとが関連付けられた商品購入履歴を、内部又は外部の記憶装置から取得する商品購入履歴取得部と、
    前記商品購入履歴取得部で取得した商品購入履歴の中から任意の商品購入者IDが関連付けられている商品購入履歴を検索して、当該商品購入履歴に含まれる商品識別情報に基づいて複数の同種の商品の購入履歴を演算装置の演算処理によって検索する検索部と、
    検索部での検索により同種の商品の購入履歴が発見された場合には、商品購入履歴に含まれる購入日付情報に基づいて演算装置の演算処理によって前記複数の同種の商品の中で過去に購入した方の商品を特定し、特定された商品を第三者に譲渡することを勧める情報である譲渡リコメンドを、その商品購入履歴で関連付けられている商品購入者IDで識別される商品購入者に対して通信網を介して送信する譲渡リコメンド送信部と、
    を有するリコメンド装置。
  2. ECサイト又は/及び電子カードを利用した商品の購入処理時点で取得される最新の商品購入履歴であって、その商品又は商品の種類を識別するための商品識別情報と、商品購入者を識別する商品購入者IDとが関連付けられた最新の商品購入履歴と、前記最新の商品購入以前に購入された過去の商品購入履歴とを、内部又は外部の記憶装置から取得する商品購入履歴取得部と、
    前記商品購入履歴取得部で取得した商品購入履歴の中から任意の商品購入者IDが関連付けられている過去の商品購入履歴を最新の商品購入履歴をキーとして検索して、当該商品購入履歴に含まれる商品識別情報に基づいて最新購入商品と同種の商品の過去の購入履歴を演算装置の演算処理によって検索する検索部と、
    検索部での検索により同種の商品の過去の購入履歴が発見された場合には、当該過去の購入商品を第三者に譲渡することを勧める情報である譲渡リコメンドを、その商品購入履歴で関連付けられている商品購入者IDで識別される商品購入者に対して通信網を介して送信する譲渡リコメンド送信部と、
    を有するリコメンド装置。
  3. 演算装置の演算処理によって、中古商品のリサイクル市場などでの相場情報を、リサイクル市場などでの商品の市場価格を示す情報を含むネットワーク上のデータに基づき商品識別情報と関連付けて取得する相場情報取得部を有し、
    譲渡リコメンド送信部は、取得した相場情報の中から、譲渡をリコメンドする商品の相場情報をその商品の商品識別情報に基づく演算装置の演算処理によって特定し、特定した相場情報を譲渡リコメンドに追加して送信させる相場情報付加手段を有する請求項1または2に記載のリコメンド装置。
  4. 譲渡リコメンド送信部は、インターネットオークションへの出品を勧める情報であるオークションリコメンドの送信をするオークションリコメンド送信手段を有し、
    相場情報取得部は、リサイクル市場である所定のインターネットオークションにおける相場情報を当該インターネットオークションに係るオークション装置から取得する相場情報取得手段を有し、
    相場情報付加手段は、オークションリコメンド送信手段にて送信されるオークションリコメンドに含まれる相場情報として出品をリコメンドする所定のインターネットオークションから前記取得した相場情報を付加するオークション付加器を有する請求項に記載のリコメンド装置。
  5. ECサイト又は/及び電子カードでの商品購入履歴であって、その商品又は商品の種類を識別するための商品識別情報と、その商品を購入した日付を示す購入日付情報と、商品購入者を識別する商品購入者IDとが関連付けられた商品購入履歴を、内部又は外部の記憶装置から取得する商品購入履歴取得ステップと、
    前記商品購入履歴取得ステップで取得した商品購入履歴の中から任意の商品購入者IDが関連付けられている商品購入履歴を検索して、当該商品購入履歴に含まれる商品識別情報に基づいて複数の同種の商品の購入履歴を演算装置の演算処理によって検索する検索ステップと、
    検索ステップでの検索により同種の商品の購入履歴が発見された場合には、商品購入履歴に含まれる購入日付情報に基づいて演算装置の演算処理によって前記複数の同種の商品の中で過去に購入した方の商品を特定し、特定された商品を第三者に譲渡することを勧める情報である譲渡リコメンドを、その商品購入履歴で関連付けられている商品購入者IDで識別される商品購入者に対して通信網を介して送信する譲渡リコメンド送信ステップと、
    を計算機に実行させるリコメンド方法。
  6. ECサイト又は/及び電子カードを利用した商品の購入処理時点で取得される最新の商品購入履歴であって、その商品又は商品の種類を識別するための商品識別情報と、商品購入者を識別する商品購入者IDとが関連付けられた最新の商品購入履歴と、前記最新の商品購入以前に購入された過去の商品購入履歴とを、内部又は外部の記憶装置から取得する商品購入履歴取得ステップと、
    前記商品購入履歴取得ステップで取得した商品購入履歴の中から任意の商品購入者IDが関連付けられている過去の商品購入履歴を最新の商品購入履歴をキーとして検索して、当該商品購入履歴に含まれる商品識別情報に基づいて最新購入商品と同種の商品の過去の購入履歴を演算装置の演算処理によって検索する検索ステップと、
    検索ステップでの検索により同種の商品の過去の購入履歴が発見された場合には、当該過去の購入商品を第三者に譲渡することを勧める情報である譲渡リコメンドを、その商品購入履歴で関連付けられている商品購入者IDで識別される商品購入者に対して通信網を介して送信する譲渡リコメンド送信ステップと、
    を計算機に実行させるリコメンド方法。
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