JP4850139B2 - 文書検索支援処理方法、装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、文書検索支援処理技術に関し、より詳しくは、ユーザによる文書検索を支援するための技術に関する。
病院や診療所などの医療機関は、診療費の明細を記載したレセプト(診療報酬明細書)を保険者に提出し、医療費を請求する。この際、医療機関側では、誤った請求をしないようにするため、医療機関の担当者がレセプトの内容をチェックし、保険者側でも、請求内容に誤りがないか、保険者の担当者がレセプトの内容をチェックする。しかし、例えば一定の規模を超える病院では、膨大な数のレセプトを作成するため、誤りをチェックする作業の負担が大きく、レセプトの内容をすべてチェックできないという問題がある。また、大量のレセプトを受け取る保険者側でも同様である。このため、誤りを含むレセプトを選別し、レセプトの内容のチェック作業を効率化することが望まれている。
ところで、近年、レセプトの電子化が進み、レセプトデータとして扱われるようになってきた。そして、レセプトの電子化に伴い、レセプトデータの誤りを自動チェックする方法が考えられている。例えば、特開平7−160770号公報には、病名と診療行為を照合し、矛盾点をチェックする診療行為チェックシステムが開示されている。具体的には、病名を入力するための病名入力手段と、診療行為名を入力するための診療行為入力手段と、病名と診療行為の関連を記述した関連情報記憶手段とを備え、入力手段を用いて入力された病名と診療行為入力手段により入力された診療行為名と関連情報記憶手段の記述内容を照合し、照合結果に従って、警告メッセージを出力する照合手段を備えた診療行為チェックシステムにおいて、病名入力手段は、カルテファイル又はサマリファイルを情報源として診療情報を入力し同診療情報から病名を抽出する病名抽出手段を備える。当該公報記載の技術によれば、ユーザが病名と診療行為との関係を予め定めておき、この関係に従ってレセプトデータをチェックすることができるかもしれないが、病名と診療行為の間の関係は多様且つ膨大であり、すべての関係をルール化して記憶することはできない。すなわち、必ずしも誤りを検出できるとは限らない。
また、例えば、特開2006−313523号公報には、レセプトや処方箋などの履歴データの中に内在する傾向を取り出し、事故や過誤を含んでいる業務処理に現れる入力データのパターンを判定する基準を設定し、その基準と比較して現在ユーザが直面している業務処理の適切さを評価し、その評価に応じてユーザに対して支援の出力を行い、事故や過誤を防止する技術が開示されている。しかし、履歴データを基に設定される基準だけでは、必ずしも誤りを検出できるとは限らない。
特開平7−160770号公報 特開2006−313523号公報
以上のように、従来技術では、レセプトデータのチェックに必要なルール又は基準をすべて網羅することはできないため、医療機関や保険者の担当者によるチェックが、相変わらず必要となっている。また、従来技術では、レセプトデータを容易にチェックすることができない。そのため、担当者は、従来通りレセプトデータのサムネイルや紙に印刷したものを目視で一つ一つチェックしなければならない。
従って、本発明の目的は、例えばレセプトデータ等の文書データを容易にチェックできるようにするための支援技術を提供することである。
また、本発明の他の目的は、検索対象を絞り込むことができるようにするための技術を提供することである。
本発明に係る文書検索支援処理方法は、複数のデータ項目を含む文書を格納する文書データ格納部と、記憶装置とを有するコンピュータにより実行される文書検索支援処理方法であって、ユーザから視点位置情報を含む、文書の分布表示要求を受け付けた場合、視点位置情報に基づいて、当該視点位置から文書の簡略表示データを配置するための第1の仮想一次元空間又は第1の仮想平面までの距離を算出するステップと、距離と所定のルールとに基づいて、複数のデータ項目のうち表示すべき表示データ項目を特定する特定ステップと、表示すべき文書について、文書データ格納部から表示すべき表示データ項目のデータを抽出し、簡略表示データを生成する簡略表示データ生成ステップと、複数のデータ項目のうち第1の仮想一次元空間又は第1の仮想平面を構成するデータ項目についての値に基づいて表示すべき文書の簡略表示データを第2の仮想一次元空間又は第2の仮想平面上に配置した分布表示データを生成し、記憶装置に格納するステップとを含む。また、記憶装置に格納された分布表示データを表示するステップをさらに含むようにしてもよい。
このようにすれば、例えば、ユーザ(担当者)は、分布表示データを確認することで、誤りを含んでいる可能性のある文書を特定することができる。誤りを含んでいる可能性のある文書は、正常な文書と離れて配置される場合が多いからである。また、表示すべき表示データ項目を絞り込んで簡略表示データを生成するため、従来のサムネイルのように一つ一つ文書全体を表示させなくとも、特定のデータ項目を確認することができ、各文書を容易にチェックすることができる。
また、ユーザから視点位置変更指示を受け付けた場合、視点位置変更指示に係る視点位置から第1の仮想一次元空間又は第1の仮想平面までの距離を算出し、特定ステップ以降の処理を実行するステップをさらに含むようにしてもよい。このようにすれば、様々な角度からのチェックが容易になる。
さらに、視点位置情報と距離とに基づいて、第1の仮想一次元空間又は第1の仮想平面の表示範囲を特定するステップをさらに含むようにしてもよい。そして、簡略表示データ生成ステップにおいて、表示範囲を基に表示すべき文書を特定する場合もある。
また、コンピュータが、複数のデータ項目の各々の重要度を格納する重要度格納部をさらに有するようにしてもよい。そして、所定のルールが、重要度格納部に格納された重要度の高い順に表示すべきデータ項目を特定するルールである場合もある。また、ユーザから重要度の情報を受け付けた場合、重要度格納部に格納するステップをさらに含むようにしてもよい。このようにすれば、ユーザの確認したい項目を優先して表示させることができる。
さらに、ユーザから第1の仮想一次元空間又は第1の仮想平面を構成するデータ項目の指定を受け付けた場合、当該指定に係るデータ項目を操作履歴情報として操作履歴格納部に格納するステップと、操作履歴格納部に格納された操作履歴情報に基づき重要度を算出し、重要度格納部に格納するステップとをさらに含むようにしてもよい。このようにすれば、ユーザが着目している又はユーザの関心が高いデータ項目を優先して表示させることができる。
また、各文書における第1データ項目の値と各文書における第2データ項目の値とに基づき、第1データ項目と第2データ項目との間の相関係数を算出するステップと、相関係数に基づき重要度を算出し、重要度格納部に格納するステップとをさらに含むようにしてもよい。このようにすれば、相関関係が強いデータ項目を優先して表示させることができる。例えば相関関係が強いデータ項目を表示すれば、ユーザは異常な値を含む文書を特定し易くなる。
さらに、視点位置情報と距離とに基づいて、第1の仮想一次元空間又は第1の仮想平面の表示範囲を特定するステップと、表示範囲内の文書におけるデータ項目の値の頻度と全ての文書におけるデータ項目の値の頻度とに基づき重要度を算出し、重要度格納部に格納するステップとをさらに含むようにしてもよい。このようにすれば、表示範囲内において重要と見られるデータ項目を優先して表示させることができる。
なお、本発明に係る文書検索支援処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークを介してディジタル信号にて頒布される場合もある。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメモリ等の記憶装置に一時保管される。
本発明によれば、例えばレセプトデータ等の文書データを容易にチェックできるようになる。
また、本発明の他の側面によれば、検索対象を絞り込むことができるようになる。
図1に本発明の一実施の形態に係るシステムの機能ブロック図の一例を示す。図1の例では、レセプトデータを格納しているレセプトデータ格納部10と、ユーザからの操作指示又はデータ項目の重要度を受け付ける操作入力受付部11と、操作入力受付部11が受け付けた操作指示の履歴を格納する操作履歴格納部12と、レセプトデータ格納部10に格納されたレセプトデータ又は操作履歴格納部12に格納されたデータを用いてデータ項目の重要度を計算するデータ項目重要度計算部13と、操作入力受付部11が受け付けたデータ項目の重要度又はデータ項目重要度計算部13により計算されたデータ項目の重要度を格納するデータ項目重要度格納部14と、表示データ生成部16からの要求に応じて、レセプトデータ格納部10とデータ項目重要度格納部14とに格納されたデータを基にレセプトの簡略表示データを生成するサムネイル生成部15と、操作入力受付部11が受け付けた操作指示に応じて、サムネイル生成部15により生成された簡略表示データを基に分布表示データを生成する表示データ生成部16と、表示データ生成部16により生成された分布表示データを格納する表示データ格納部17と、表示データ格納部17に格納された分布表示データを表示する表示部18とを有する。
図2に、レセプトデータ格納部10に格納されるデータの一例を示す。図2の例では、患者毎且つ月毎に、データ項目と、当該データ項目に対応するデータとが格納されるようになっている。データ項目には、レセプトID、患者名、傷病名及びポイントなどが含まれる。
図3に、操作履歴格納部12に格納されるデータの一例を示す。図3の例では、横軸に割り当てられたデータ項目と、縦軸に割り当てられたデータ項目とが格納されるようになっている。例えば新しいものを上から順に、所定数分の操作指示の履歴を格納する。
図4に、データ項目重要度格納部14に格納されるデータの一例を示す。図4の例では、データ項目と、当該データ項目に対応する重要度とが格納されるようになっている。なお、本実施の形態において、重要度は0から100までの数値で表され、数値が大きいほど、重要度が高いものとする。
次に、図5乃至図17を用いて、図1に示したシステムの動作を説明する。本実施の形態では、例えば医療機関や保険者の担当者から指定された2つのデータ項目で構成される仮想的な平面(以下、仮想平面と呼ぶ)上にレセプトデータの簡略表示データを配置する場合を例に説明する。なお、レセプトデータ格納部10には、図2に示したようなデータが予め格納されているものとする。
まず、医療機関や保険者の担当者は、仮想平面を構成するデータ項目、視点位置、重要度決定パターンなどを指定し、これらの指定を含む分布表示データ取得指示を入力する。なお、データ項目の重要度の指定がある場合には、分布表示データ取得指示にデータ項目の重要度の情報が含まれる。視点位置及び重要度決定パターンの詳細については以下で説明する。操作入力受付部11は、例えば医療機関や保険者の担当者からの分布表示データ取得指示を受け付け、一旦記憶装置に格納する(図5:ステップS1)。そして、操作入力受付部11は、当該指示に係る情報を操作履歴として操作履歴格納部12に格納する(ステップS3)。具体的には、分布表示データ取得指示に含まれる、仮想平面を構成するデータ項目を操作履歴格納部12に格納する。また、分布表示データ取得指示にデータ項目の重要度の情報が含まれる場合には、操作入力受付部11は、データ項目重要度格納部14に格納する。
そして、表示データ生成部16は、視点位置から仮想平面までの距離を算出し、表示範囲を特定する(ステップS5)。視点位置から仮想平面までの距離と表示範囲との関係を図6を用いて説明する。表示データ生成部16は、視点を通り且つ仮想平面と平行となる面と、仮想平面との間の距離を、視点位置から仮想平面までの距離として算出する。従って、視点位置から仮想平面上の点Aまでの距離と、視点位置から仮想平面上の点Bまでの距離とは同じものとして扱われる。また、例えば、点Aが、視点からの垂線と仮想平面との交わる点とした場合に、点Aを中心とした表示範囲を特定する。なお、表示範囲を特定する処理は、従来と変わらないため、これ以上述べない。
図5の説明に戻って、データ項目重要度計算部13は、レセプトデータ格納部10に格納されたレセプトデータ又は操作履歴格納部12に格納されたデータを用いて重要度計算処理を実施する(ステップS7)。重要度計算処理については、図7を用いて説明する。
まず、データ項目重要度計算部13は、記憶装置から重要度決定パターンを取得する(図7:ステップS21)。重要度決定パターンは、重要度をどのように決定するかを表すものであり、本実施の形態では、「ユーザ設定」、「操作履歴」、「相関係数」及び「表示範囲」のいずれかが設定される。そして、データ項目重要度計算部13は、重要度決定パターンが「ユーザ設定」であるか判断する(ステップS23)。もし、重要度決定パターンが「ユーザ設定」の場合(ステップS23:Yesルート)、重要度計算処理を終了し、元の処理に戻る。重要度決定パターンが「ユーザ設定」の場合には、ユーザから指定された重要度を適用するため、データ項目重要度計算部13は、重要度の計算は行わない。
一方、重要度決定パターンが「ユーザ設定」でなければ(ステップS23:Noルート)、データ項目重要度計算部13は、重要度決定パターンが「操作履歴」であるか判断する(ステップS25)。もし、重要度決定パターンが「操作履歴」の場合(ステップS25:Yesルート)、処理は端子Aを介して図8の処理に移行する。
図8の処理の説明に移行して、データ項目重要度計算部13は、未処理のデータ項目を特定する(図8:ステップS35)。そして、データ項目重要度計算部13は、操作履歴格納部12を参照し、特定データ項目の重要度を算出し、データ項目重要度格納部14に格納する(ステップS37)。具体的には、最新の履歴に係るデータ項目には20、2番目に新しい履歴に係るデータ項目には15、3番目に新しい履歴に係るデータ項目には10、・・・というように履歴毎に所定の数値を予め定めておき、データ項目毎に所定の数値を加算していくことで計算する。例えば、図3に示したような3つの履歴が操作履歴格納部12に格納されている場合、「年齢」の重要度は20、「ポイント」の重要度は35(=20+15)、「診療行為」の重要度は25(=15+10)、「診療日」10となる。
そして、データ項目重要度計算部13は、全てのデータ項目について処理が完了したか判断する(ステップS39)。もし、全てのデータ項目について処理が完了していなければ(ステップS39:Noルート)、ステップS35の処理に戻る。一方、全てのデータ項目について処理が完了した場合(ステップS39:Yesルート)、端子Cを介して図7の処理に戻る。
図7の説明に戻って、重要度決定パターンが「操作履歴」でなければ(ステップS25:Noルート)、データ項目重要度計算部13は、重要度決定パターンが「相関係数」であるか判断する(ステップS27)。もし、重要度決定パターンが「相関係数」の場合(ステップS27:Yesルート)、端子Bを介して図9の処理に移行する。
図9の処理の説明に移行して、データ項目重要度計算部13は、レセプトデータに含まれるデータ項目のうち、数値データを持つデータ項目を抽出する(図9:ステップS41)。そしてデータ項目重要度計算部13は、未処理の、データ項目の組み合わせを特定する(ステップS43)。データ項目重要度計算部13は、組み合わせに係るデータ項目のデータをレセプトデータ格納部10から取得し、相関係数を算出してデータ項目重要度格納部14に格納する(ステップS45)。そして、データ項目重要度計算部13は、全ての、データ項目の組み合わせについて処理が完了したか判断する(ステップS47)。もし、全ての、データ項目の組み合わせについて処理が完了していなければ(ステップS47:Noルート)、ステップS43の処理に戻る。一方、全ての、データ項目の組み合わせについて処理が完了した場合(ステップS47:Yesルート)、端子Cを介して図7の処理に戻る。
図7の説明に戻って、重要度決定パターンが「相関係数」でなければ(ステップS27:Noルート)、データ項目重要度計算部13は、重要度決定パターンが「表示範囲」であるか判断する(ステップS29)。もし、重要度決定パターンが「表示範囲」の場合(ステップS29:Yesルート)、データ項目重要度計算部13は、表示範囲に含まれるレセプトデータをレセプトデータ格納部10から抽出する(ステップS31)。そして、データ項目重要度計算部13は、特定データ項目のデータの頻度に基づいて重要度を算出し、データ項目重要度格納部14に格納する(ステップS33)。具体的には、以下の式を用いて重要度IPを算出する。
IP=max{F(d)・log(N/T(d))} ・・・(1)
IP=σ(Q)/σ(P) ・・・(2)
(1)式は、カテゴリデータ(文字列データ)を持つデータ項目についての重要度を算出するための式である。F(d)は、表示範囲に含まれるレセプトデータの中でそのデータ項目のデータがdであるものの数、T(d)は、レセプトデータ全体の中でそのデータ項目のデータがdであるものの数、Nはレセプトデータとして扱われるレセプトの総数である。そして、F(d)・log(N/T(d))の最大となるものを、そのデータ項目の重要度とする。なお、基本的には、TF・IDF法の考え方と同様であるため、これ以上述べない。
また、(2)式は、数値データを持つデータ項目についての重要度を算出するための式である。Pは、表示範囲に含まれるレセプトデータの集合、Qはレセプトデータ全体の集合、σ(P)及びσ(Q)は、集合P及びQにおける、そのデータ項目のデータの分散である。
そして、ステップS33の処理の後、重要度計算処理を終了し、元の処理に戻る。また、重要度決定パターンが「表示範囲」でない場合(ステップS29:Noルート)、又は端子Cを介して図7に移行してきた場合も、重要度計算処理を終了し、元の処理に戻る。
図5の説明に戻って、サムネイル生成部15は、レセプトデータ格納部10及びデータ項目重要度格納部14に格納されたデータを用いて簡略表示データ生成処理を実施する(ステップS9)。簡略表示データ生成処理については図10を用いて説明する。
まず、サムネイル生成部15は、視点位置から仮想平面までの距離に基づき、表示すべきデータ項目数を特定する(図10:ステップS49)。視点位置から仮想平面までの距離とデータ項目数との関係を図11を用いて説明する。図11に示すように、視点位置から仮想平面までの距離に応じて、簡略表示データに含まれるデータ項目数は変化する。具体的には、視点位置から仮想平面までの距離が一定以上離れている場合、簡略表示1101となり、この場合のデータ項目数は0である。そして、距離が近づくにつれ、簡略表示1102(データ項目数:1)、簡略表示1103(データ項目数:2)、簡略表示1104(データ項目数:4)と変化し、一定以上近づくと簡略表示1105のようにサムネイルとなる。なお、図示していないが、視点位置から仮想平面までの距離(例えば距離範囲)と当該距離に対応するデータ項目数とが予め記憶装置に格納されているものとする。
そして、サムネイル生成部15は、特定したデータ項目数とデータ項目重要度格納部14に格納されたデータ項目の重要度とに基づき、表示すべきデータ項目を特定する(ステップS51)。具体的には、全データ項目の中から、重要度の高い順に、特定したデータ項目数分のデータ項目を表示すべきデータ項目として特定する。
そして、サムネイル生成部15は、表示範囲に含まれるレセプトデータをレセプトデータ格納部10から抽出し、一旦記憶装置に格納する(ステップS53)。サムネイル生成部15は、抽出したレセプトデータのうち、未処理のレセプトデータを特定する(ステップS55)。そして、サムネイル生成部15は、特定したレセプトデータに含まれる、表示すべきデータ項目及び当該データ項目に対応するデータを基に、当該レセプトデータに対応する簡略表示データを生成する(ステップS57)。
サムネイル生成部15は、抽出したレセプトデータについての処理が全て完了したか判断する(ステップS59)。もし、抽出したレセプトデータについての処理が全て完了していなければ(ステップS59:Noルート)、ステップS55の処理に戻る。一方、抽出したレセプトデータについての処理が全て完了した場合(ステップS59:Yesルート)、簡略表示データ生成処理を終了し、元の処理に戻る。
図5の説明に戻って、表示データ生成部16は、仮想平面上に簡略表示データを配置することによって、分布表示データを生成し、表示データ格納部17に格納する(ステップS11)。例えば、図12に示すような分布表示データを生成する。
図12は、2つのデータ項目に従って簡略表示データを配置した分布表示データの例であり、表示すべきデータ項目数は0である(すなわち、視点位置から仮想平面までの距離が一定以上離れている)ものとする。図12では、横軸を「年齢」、縦軸を「ポイント」として簡略表示データが配置されており、どのデータ項目も表示されていない。
また、表示データ生成部16は、必要に応じて、表示範囲が表示装置の表示サイズに合うように拡大/縮小する。例えば、図13に示すように、視点位置が仮想平面に近いような場合には、表示範囲が表示装置の表示サイズに合うように拡大する。
そして、表示部18は、表示データ格納部17に格納された分布表示データを表示装置等に表示する(ステップS13)。例えば、図12に示したような分布表示データが表示される。
その後、操作入力受付部11は、担当者からの視点位置変更指示を受け付けたか判断する(ステップS15)。もし、担当者からの視点位置変更指示を受け付けた場合(ステップS15:Yesルート)、視点位置変更指示に係る変更後の視点位置を用いて、ステップS5乃至ステップS13の処理を繰り返す。
例えば、図12に示すような分布表示データが表示装置に表示されている際に、担当者が視点位置を近づける視点位置変更指示を入力した場合には、図14に示すような分布表示データへと切り替わる。なお、図12における範囲1201が、図14に示す分布表示データの表示範囲となっている。また、表示すべきデータ項目数が2であり、最も重要度の高いデータ項目が「ポイント」、次に重要度の高いデータ項目が「診療日数」であるものとする。従って、レセプトデータに含まれる「ポイント」及び「診療日数」がそれぞれ表示されている。
また、図14に示すような分布表示データが表示装置に表示されている際に、担当者が視点位置をさらに近づける視点位置変更指示を入力した場合には、図15に示すような分布表示データへと切り替わる。なお、図14における範囲1401が、図15に示す分布表示データの表示範囲となっている。また、図15では、視点位置との距離が一定以上近づいたため、レセプトデータのサムネイルが表示されている。
一方、担当者からの視点位置変更指示を受け付けていなければ(ステップS15:Noルート)、操作入力受付部11は、担当者から、横軸又は縦軸に割り当てるデータ項目の変更指示を受け付けたか判断する(ステップS17)。もし、担当者から、横軸又は縦軸に割り当てるデータ項目の変更指示を受け付けた場合(ステップS17:Yesルート)、ステップS3乃至ステップS13の処理を繰り返す。
一方、担当者から、横軸又は縦軸に割り当てるデータ項目の変更指示を受け付けていなければ(ステップS17:Noルート)、操作入力受付部11は、ユーザから終了指示を受け付けたか判断する(ステップS19)。もし、ユーザから終了指示を受け付けた場合(ステップS19:Yesルート)、処理を終了する。一方、ユーザから終了指示を受け付けていなければ(ステップS19:Noルート)、ステップS15の処理に戻る。
以上のような処理を実施することにより、分布表示データが表示されるので、例えば病院や保険者の担当者は、誤りを含んでいる可能性のある文書を絞り込むことができるようになる。また、視点位置からの距離に応じて表示すべきデータ項目数は変化し、重要度の高いデータ項目は、ある程度近づけば表示されるので、従来のサムネイルのように一つ一つ文書全体を表示させなくとも、特定のデータ項目を確認することができる。従って、各文書を容易にチェックすることができる。
以上本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図1に示した機能ブロック図は、一例であって、必ずしも実際の構成と合致しない場合もある。さらに、処理フローにおいても、処理結果が変らなければ処理の順番を入れ替えることも可能である。さらに、並列に実行させるようにしても良い。
また、上で説明した各テーブルの構成は一例であって、必ずしも上記のような構成でなければならないわけではない。さらに、上で述べた画面例は一例であって、同様の内容を表示する他の画面構成を採用することも可能である。
また、上では仮想平面に簡略表示データを配置する例を説明したが、二次元以外の空間についても適用可能である。例えば一次元空間の場合には、特定のデータ項目のデータに基づいて簡略表示データを仮想一次元空間上に配置した分布表示データを生成すれば良い。また、一次元空間の場合であっても、簡略表示データを仮想平面上に配置した分布表示データを生成することも可能である。この場合、図16に示すような分布表示データが生成される。図16は、本来は一次元空間に配置される簡略表示データを、左から右、上から下の順に仮想平面上に配置した場合の例である。
さらに三次元以上の場合でも、例えば視点との関係で、特定の二次元空間にマッピングした後に視点との距離を算出するようにすれば、これ以降の処理は同じように行うことができる。
また、表示すべきデータ項目のうち、重要度の高いものを、より強調して表示するようにしても良い。例えば、図17(a)に示すように、最も重要度の高いデータ項目(すなわち、「ポイント」)については、他のデータ項目よりも表示領域を広く確保し、さらにフォントを大きくして表示する場合もある。また、図17(b)は、最も重要度の高いデータ項目だけでなく、所定数のデータ項目(図17(b)では、「ポイント」及び「病名」の2つ)を強調表示する場合の例である。
なお、図1に示したシステムについては、図18のようなコンピュータ装置であって、メモリ2501(記憶装置)とCPU2503(処理装置)とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施の形態における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。本発明の実施の形態では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
(付記1)
複数のデータ項目を含む文書を格納する文書データ格納部と、記憶装置とを有するコンピュータにより実行される文書検索支援処理方法であって、
ユーザから視点位置情報を含む、前記文書の分布表示要求を受け付けた場合、前記視点位置情報に基づいて、当該視点位置から前記文書の簡略表示データを配置するための第1の仮想一次元空間又は第1の仮想平面までの距離を算出するステップと、
前記距離と所定のルールとに基づいて、前記複数のデータ項目のうち表示すべき表示データ項目を特定する特定ステップと、
表示すべき文書について、前記文書データ格納部から前記表示すべき表示データ項目のデータを抽出し、前記簡略表示データを生成する簡略表示データ生成ステップと、
前記複数のデータ項目のうち前記第1の仮想一次元空間又は前記第1の仮想平面を構成するデータ項目についての値に基づいて前記表示すべき文書の前記簡略表示データを第2の仮想一次元空間又は第2の仮想平面上に配置した分布表示データを生成し、前記記憶装置に格納するステップと、
を含む文書検索支援処理方法。
(付記2)
前記記憶装置に格納された前記分布表示データを表示するステップ
をさらに含む付記1記載の文書検索支援処理方法。
(付記3)
前記ユーザから視点位置変更指示を受け付けた場合、前記視点位置変更指示に係る視点位置から前記第1の仮想一次元空間又は前記第1の仮想平面までの距離を算出し、前記特定ステップ以降の処理を実行するステップ
をさらに含む付記1記載の文書検索支援処理方法。
(付記4)
前記視点位置情報と前記距離とに基づいて、前記第1の仮想一次元空間又は前記第1の仮想平面の表示範囲を特定するステップ
をさらに含み、
前記簡略表示データ生成ステップにおいて、前記表示範囲を基に前記表示すべき文書を特定する
付記1記載の文書検索支援処理方法。
(付記5)
前記コンピュータが、前記複数のデータ項目の各々の重要度を格納する重要度格納部をさらに有し、
前記所定のルールが、
前記重要度格納部に格納された前記重要度の高い順に前記表示すべきデータ項目を特定するルールである
ことを特徴とする付記1記載の文書検索支援処理方法。
(付記6)
前記ユーザから前記重要度の情報を受け付けた場合、前記重要度格納部に格納するステップ
をさらに含む付記5記載の文書検索支援処理方法。
(付記7)
前記ユーザから前記第1の仮想一次元空間又は前記第1の仮想平面を構成するデータ項目の指定を受け付けた場合、当該指定に係る前記データ項目を操作履歴情報として操作履歴格納部に格納するステップと、
前記操作履歴格納部に格納された前記操作履歴情報に基づき前記重要度を算出し、前記重要度格納部に格納するステップと、
をさらに含む付記5記載の文書検索支援処理方法。
(付記8)
各前記文書における第1データ項目の値と各前記文書における第2データ項目の値とに基づき、前記第1データ項目と前記第2データ項目との間の相関係数を算出するステップと、
前記相関係数に基づき前記重要度を算出し、前記重要度格納部に格納するステップと、
をさらに含む付記5記載の文書検索支援処理方法。
(付記9)
前記視点位置情報と前記距離とに基づいて、前記第1の仮想一次元空間又は前記第1の仮想平面の表示範囲を特定するステップと、
前記表示範囲内の前記文書における前記データ項目の値の頻度と全ての前記文書における前記データ項目の値の頻度とに基づき前記重要度を算出し、前記重要度格納部に格納するステップと、
をさらに含む付記5記載の文書検索支援処理方法。
(付記10)
前記文書が、診療報酬の情報を含むレセプトデータであることを特徴とする付記1記載の文書検索支援処理方法
(付記11)
ユーザから視点位置情報を含む、文書の分布表示要求を受け付けた場合、前記視点位置情報に基づいて、当該視点位置から前記文書の簡略表示データを配置するための第1の仮想一次元空間又は第1の仮想平面までの距離を算出する手段と、
前記距離と所定のルールとに基づいて、前記文書に含まれる複数のデータ項目のうち表示すべき表示データ項目を特定する手段と、
表示すべき文書について、前記文書を格納する文書データ格納部から前記表示すべき表示データ項目のデータを抽出し、前記簡略表示データを生成する手段と、
前記複数のデータ項目のうち前記第1の仮想一次元空間又は前記第1の仮想平面を構成するデータ項目についての値に基づいて前記表示すべき文書の前記簡略表示データを第2の仮想一次元空間又は第2の仮想平面上に配置した分布表示データを生成し、記憶装置に格納する手段と、
を有する文書検索支援処理装置。
(付記12)
ユーザから視点位置情報を含む、文書の分布表示要求を受け付けた場合、前記視点位置情報に基づいて、当該視点位置から前記文書の簡略表示データを配置するための第1の仮想一次元空間又は第1の仮想平面までの距離を算出するステップと、
前記距離と所定のルールとに基づいて、前記文書に含まれる複数のデータ項目のうち表示すべき表示データ項目を特定するステップと、
表示すべき文書について、前記文書を格納する文書データ格納部から前記表示すべき表示データ項目のデータを抽出し、前記簡略表示データを生成するステップと、
前記複数のデータ項目のうち前記第1の仮想一次元空間又は前記第1の仮想平面を構成するデータ項目についての値に基づいて前記表示すべき文書の前記簡略表示データを第2の仮想一次元空間又は第2の仮想平面上に配置した分布表示データを生成し、記憶装置に格納するステップと、
をコンピュータに実行させるための文書検索支援処理プログラム。
本発明の実施の形態に係るシステムのブロック図である。 レセプトデータ格納部に格納されるレセプトデータの一例を示す図である。 操作履歴格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 データ項目重要度格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 本実施の形態における処理フローを示す図である。 視点位置から仮想平面までの距離と表示範囲との関係を説明するための図である。 重要度計算処理の処理フローの第1の部分を示す図である。 重要度計算処理の処理フローの第2の部分を示す図である。 重要度計算処理の処理フローの第3の部分を示す図である。 簡略表示データ生成処理の処理フローを示す図である。 視点位置から仮想平面までの距離とデータ項目数との関係を説明するための図である。 分布表示データの一例を示す図である。 分布表示データ生成処理を説明するための図である。 分布表示データの一例を示す図である。 分布表示データの一例を示す図である。 分布表示データの一例を示す図である。 (a)及び(b)は、簡略表示データの一例を示す図である。 コンピュータの機能ブロック図である。
符号の説明
10 レセプトデータ格納部 11 操作入力受付部
12 操作履歴格納部 13 データ項目重要度計算部
14 データ項目重要度格納部 15 サムネイル生成部
16 表示データ生成部 17 表示データ格納部
18 表示部

Claims (5)

  1. 複数のデータ項目を含む文書を格納する文書データ格納部と、重要度格納部と、記憶装置とを有するコンピュータにより実行される文書検索支援処理方法であって、
    ユーザから視点位置情報を含む、前記文書の分布表示要求を受け付けた場合、前記視点位置情報に基づいて、当該視点位置から前記文書の簡略表示データを配置するための第1の仮想一次元空間又は第1の仮想平面までの距離を算出するステップと、
    各前記文書における第1データ項目の値と各前記文書における第2データ項目の値とに基づき、前記第1データ項目と前記第2データ項目との間の相関係数を算出するステップと、
    前記相関係数に基づき前記複数のデータ項目の各々の重要度を算出し、前記重要度格納部に格納するステップと、
    記複数のデータ項目のうち表示すべきータ項目を、前記距離と前記重要度格納部に格納された前記重要度の高い順に前記表示すべきデータ項目を特定するというルールとに基づき特定する特定ステップと、
    表示すべき文書について、前記文書データ格納部から前記表示すべきータ項目のデータを抽出し、前記簡略表示データを生成する簡略表示データ生成ステップと、
    前記複数のデータ項目のうち前記第1の仮想一次元空間又は前記第1の仮想平面を構成するデータ項目についての値に基づいて前記表示すべき文書の前記簡略表示データを第2の仮想一次元空間又は第2の仮想平面上に配置した分布表示データを生成し、前記記憶装置に格納するステップと、
    を含む文書検索支援処理方法。
  2. 前記ユーザから視点位置変更指示を受け付けた場合、前記視点位置変更指示に係る視点位置から前記第1の仮想一次元空間又は前記第1の仮想平面までの距離を算出し、前記特定ステップ以降の処理を実行するステップ
    をさらに含む請求項1記載の文書検索支援処理方法。
  3. 複数のデータ項目を含む文書を格納する文書データ格納部と、重要度格納部と、記憶装置とを有するコンピュータにより実行される文書検索支援処理方法であって、
    ユーザから視点位置情報を含む、前記文書の分布表示要求を受け付けた場合、前記視点位置情報に基づいて、当該視点位置から前記文書の簡略表示データを配置するための第1の仮想一次元空間又は第1の仮想平面までの距離を算出するステップと、
    前記ユーザから前記第1の仮想一次元空間又は前記第1の仮想平面を構成するデータ項目の指定を受け付けた場合、当該指定に係る前記データ項目を操作履歴格納部に格納するステップと、
    前記操作履歴格納部に格納された前記データ項目に基づき前記複数のデータ項目の各々の重要度を算出し、前記重要度格納部に格納するステップと、
    前記複数のデータ項目のうち表示すべきデータ項目を、前記距離と前記重要度格納部に格納された前記重要度の高い順に前記表示すべきデータ項目を特定するというルールとに基づき特定する特定ステップと、
    表示すべき文書について、前記文書データ格納部から前記表示すべきデータ項目のデータを抽出し、前記簡略表示データを生成する簡略表示データ生成ステップと、
    前記複数のデータ項目のうち前記第1の仮想一次元空間又は前記第1の仮想平面を構成するデータ項目についての値に基づいて前記表示すべき文書の前記簡略表示データを第2の仮想一次元空間又は第2の仮想平面上に配置した分布表示データを生成し、前記記憶装置に格納するステップと、
    を含む文書検索支援処理方法。
  4. ユーザから視点位置情報を含む、文書の分布表示要求を受け付けた場合、前記視点位置情報に基づいて、当該視点位置から前記文書の簡略表示データを配置するための第1の仮想一次元空間又は第1の仮想平面までの距離を算出する手段と、
    各前記文書における第1データ項目の値と各前記文書における第2データ項目の値とに基づき、前記第1データ項目と前記第2データ項目との間の相関係数を算出する手段と、
    前記相関係数に基づき、前記文書に含まれる複数のデータ項目の各々の重要度を算出し、重要度格納部に格納する手段と、
    記文書に含まれる複数のデータ項目のうち表示すべきータ項目を、前記距離と前記重要度格納部に格納された前記重要度の高い順に前記表示すべきデータ項目を特定するというルールとに基づき特定する手段と、
    表示すべき文書について、前記文書を格納する文書データ格納部から前記表示すべきータ項目のデータを抽出し、前記簡略表示データを生成する手段と、
    前記複数のデータ項目のうち前記第1の仮想一次元空間又は前記第1の仮想平面を構成するデータ項目についての値に基づいて前記表示すべき文書の前記簡略表示データを第2の仮想一次元空間又は第2の仮想平面上に配置した分布表示データを生成し、記憶装置に格納する手段と、
    を有する文書検索支援処理装置。
  5. ユーザから視点位置情報を含む、文書の分布表示要求を受け付けた場合、前記視点位置情報に基づいて、当該視点位置から前記文書の簡略表示データを配置するための第1の仮想一次元空間又は第1の仮想平面までの距離を算出するステップと、
    各前記文書における第1データ項目の値と各前記文書における第2データ項目の値とに基づき、前記第1データ項目と前記第2データ項目との間の相関係数を算出するステップと、
    前記相関係数に基づき、前記文書に含まれる複数のデータ項目の各々の重要度を算出し、重要度格納部に格納するステップと、
    記複数のデータ項目のうち表示すべきータ項目を、前記距離と前記重要度格納部に格納された前記重要度の高い順に前記表示すべきデータ項目を特定するというルールとに基づき特定する特定ステップと、
    表示すべき文書について、前記文書を格納する文書データ格納部から前記表示すべきータ項目のデータを抽出し、前記簡略表示データを生成するステップと、
    前記複数のデータ項目のうち前記第1の仮想一次元空間又は前記第1の仮想平面を構成するデータ項目についての値に基づいて前記表示すべき文書の前記簡略表示データを第2の仮想一次元空間又は第2の仮想平面上に配置した分布表示データを生成し、記憶装置に格納するステップと、
    をコンピュータに実行させるための文書検索支援処理プログラム。
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