JP4848067B2 - Direct liquid writing instrument - Google Patents
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Description
本発明は、インキタンク内にインキを直に貯溜し、前記インキタンクとペン先との間にインキ吸蔵体を介在させた直液式筆記具に関する。尚、本発明において、「前」とはペン先側を指し、「後」とはインキタンク側を指す。 The present invention relates to a direct liquid writing instrument in which ink is directly stored in an ink tank and an ink occlusion body is interposed between the ink tank and a pen tip. In the present invention, “front” refers to the pen tip side, and “rear” refers to the ink tank side.
従来、この種の直液式筆記具において、特許文献1、特許文献2には、ペン先と、前記ペン先の後端に接続されるインキ吸蔵体と、前記インキ吸蔵体の後方に配置され、インキを直に貯溜するインキタンクと、前記インキタンクと前記インキ吸蔵体との間を接続する複数の連通管とからなる直液式筆記具が開示されている。
Conventionally, in this type of direct liquid writing instrument,
前記従来の直液式筆記具は、室内等の通常の環境下において、温度変化等によりインキタンク内の圧力が上昇しても、外部にインキが漏出することを十分に防止できる構造である。しかし、前記従来の直液式筆記具は、屋外等の温度変化が激しい環境下や航空機内等の減圧状況下において、インキタンク内の急激な圧力変化によるペン先側からのインキ漏出やインキ吹き出しを防止することについては、改善の余地があった。 The conventional direct liquid writing instrument has a structure that can sufficiently prevent the ink from leaking to the outside even when the pressure in the ink tank rises due to a temperature change or the like under a normal environment such as a room. However, the conventional direct liquid type writing instrument does not leak ink or blow out ink from the pen tip side due to a sudden pressure change in the ink tank under an environment where the temperature changes drastically such as outdoors or under reduced pressure conditions such as in an aircraft. There was room for improvement in terms of prevention.
本発明は前記従来の問題点を解決するものであって、インキタンク内の圧力が急激に変化した場合でも、ペン先側からのインキ漏出やインキ吹き出しを十分に防止できる直液式筆記具を提供しようとするものである。 The present invention solves the above-mentioned conventional problems, and provides a direct liquid writing instrument that can sufficiently prevent ink leakage and ink blowing from the pen tip side even when the pressure in the ink tank suddenly changes. It is something to try.
本願の第1の発明は、ペン先2と、前記ペン先2の後端に接続されるインキ吸蔵体3と、前記インキ吸蔵体3の後方に配置され、インキ8を直に貯溜するインキタンク7と、前記インキタンク7と前記インキ吸蔵体3との間を接続する複数本の連通管52とからなり、前記各々の連通管52内に流通路52aを備え、前記各々の流通路52aが各々の連通管52の前端及び後端で開口し、前記各々の連通管52の前端がインキ吸蔵体3内部に位置してなる直液式筆記具であって、前記各々の連通管52の流通路52aの内面に、流通路52aの横断面積を小さくする絞り部55を設け、前記絞り部55の横断面積を前記絞り部55以外の流通路52aの横断面積より小さく設定したことを要件とする。
The first invention of the present application is a
前記第1の発明の直液式筆記具1は、前記各々の連通管52の流通路52aの内面に、流通路52aの横断面積を小さくする絞り部55を設け、前記絞り部55の横断面積を前記絞り部55以外の流通路52aの横断面積より小さく設定したことにより、インキタンク7内の圧力が急激に変化した場合、インキタンク7内のインキ8が連通管52内の流通路52aを通して勢いよくインキ吸蔵体3方向に押し出されても、前記絞り部55によりインキの流量を抑えることができ、インキ吸蔵体3の広範囲に前記押し出されたインキを含浸させることができる。その結果、インキタンク7から勢いよく押し出されたインキが、インキ吸蔵体3を通過して外部に漏出したり吹き出したりすることを十分に回避できる。
The direct
尚、前記インキタンク内の圧力が急激に変化する場合とは、例えば、低温環境下でキャッをペン先側に装着した後、高温環境下でインキタンク内が加圧された状態においてペン先側からキャップを取り外す場合、または、地上の1気圧状態でキャップをペン先側に装着した後、航空機内等の減圧状態においてペン先側からキャップを取り外す場合等が挙げられる。 Note that the case where the pressure in the ink tank changes suddenly means that, for example, after the cap is mounted on the pen tip side in a low temperature environment, the ink tank side is pressurized in a high temperature environment. Or the case where the cap is removed from the nib side in a decompressed state such as in an airplane after the cap is attached to the nib side at 1 atmospheric pressure on the ground.
前記連通管52の各々は、インキタンク7内のインキ8をインキ吸蔵体3内に供給する機能と、外気をインキタンク7内に供給する機能とを備える。
Each of the
前記第1の発明の直液式筆記具1は、インキタンク7内のインキ8をインキ吸蔵体3に供給する際、ペン先2を下向き状態にすると、重力によりインキタンク7内のインキ8が、少なくとも1本の連通管52を通って、インキ吸蔵体3に供給され、インキ吸蔵体3内部において含浸される。それと同時に、外気が他の連通管52を通ってインキタンク7内に取り込まれる。前記インキ吸蔵体3の内部に含浸されたインキが一定量になると、前記外気を取り込んでいた他の連通管52の前端開口部が、前記含浸インキによる液シール状態となり一時的に閉鎖され、インキタンク7内への外気の供給は停止される。それと同時に、前記インキ供給を行っていた連通管52によるインキタンク7からインキ吸蔵体3へのインキ供給も停止され、その結果、連通管52の各々の前端開口部が液シール状態となり一時的に閉鎖され、インキタンク7からのインキ流出とインキタンク7への空気流入(即ちインキと空気の交替)が停止状態となる。
When supplying the
また、前記第1の発明の直液式筆記具1は、室内等の通常の環境下において、温度上昇等によりインキタンク7内の圧力が上昇した際、インキタンク7内より押し出された余剰のインキは、前記連通管52を通ってインキ吸蔵体3の内部に供給され、インキ吸蔵体3の内部に一時的に含浸される。また、前記第1の発明の直液式筆記具1は、室内等の通常の環境下において、温度低下等によりインキタンク7内の圧力が減少した際、インキ吸蔵体3の内部に含浸されたインキが、連通管52を通ってインキタンク7内に戻される。それにより、室内等の通常の環境下において、インキタンク7内が圧力変化した際、インキタンク7内の余剰インキを適正にインキ吸蔵体3に一時的に吸収させ、その後、その余剰インキをインキタンク7へ適正に戻すことができる。その結果、インキが外部に漏出することを十分に防止できる。
Further, the direct
本願の第2の発明は、前記第1の発明において、前記絞り部55を連通管52の各々の前端に設け、前記各々の流通路52aが連通管52の各々の前端開口部のみでインキ吸蔵体3と連通することを要件とする。
According to a second invention of the present application, in the first invention, the
前記第2の発明の直液式筆記具1は、絞り部55を連通管52の各々の前端に設けたことにより、通常の筆記使用時、インキタンク7からインキをスムーズにインキ吸蔵体3に供給することができる。また、前記第2の発明の直液式筆記具1は、各々の流通路52aが連通管52の各々の前端開口部のみでインキ吸蔵体3と連通することにより、インキタンク7内の圧力が急激に変化した場合、インキタンク7内のインキが連通管52内の流通路52aを通して勢いよくインキ吸蔵体3方向に押し出されても、前記絞り部55によってインキ流量を適正に抑えることができ、前記押し出されたインキをインキ吸蔵体3の広範囲に確実に含浸させることができる。もし、各々の流通路52aがインキ吸蔵体3と連通管52の前端以外の箇所で連通する構成の場合、前記絞り部55における十分なインキ流量抑制効果が得られないおそれがある。
In the direct
本願の第3の発明は、前記第1または第2の発明において、前記絞り部55の横断面積を0.15mm2〜5mm2(好ましくは0.5mm2〜4mm2)の範囲とすることを要件とする。
According to a third invention of the present application, in the first or second invention, a cross-sectional area of the
前記第3の発明の直液式筆記具1は、前記絞り部55の横断面積を前記範囲に設定したことにより、インキタンク7内の圧力が急激に変化した際の流通路52a内を通過するインキ流量を確実に抑えることができ、且つ、筆記時の十分なインキ供給を可能にする。前記絞り部55の横断面積が0.15mm2 (0.15平方ミリメートル)未満の場合、筆記時のインキタンク7からインキ吸蔵体3へインキ供給量が不十分となるおそれがある。また、前記絞り部55の横断面積が5mm2 (5平方ミリメートル)を超える場合、インキタンク7内の圧力が急激に変化した際、絞り部55でインキ流量を十分に抑えることができないおそれがある。
The direct
本願の第4の発明は、前記第1乃至第3の発明において、前記インキ吸蔵体3の容積V2を、前記インキタンク7と前記各々の連通管52とからなる空間の容積V1の40%以上(好ましくは50%以上)に設定したことを要件とする。
According to a fourth invention of the present application, in the first to third inventions, the volume V2 of the
前記第4の発明の直液式筆記具1は、前記容積V1に対する前記容積V2の比率を40%以上(好ましくは50%以上)に設定したことにより、インキタンク7内の圧力が急激に変化した場合、インキタンク7内のインキ8が連通管52を通して勢いよく押し出されても、該インキ8がインキ吸蔵体3内に適正に含浸される。それにより、ペン先2側より外部にインキが漏出したり吹き出したりすることを十分に防止できる。
In the direct
前記容積V1に対する前記容積V2の比率が40%未満の場合、インキタンク7内の圧力が急激に変化した際、インキタンク7からの十分な量のインキをインキ吸蔵体3で保持できないおそれがある。
When the ratio of the volume V2 to the volume V1 is less than 40%, there is a possibility that a sufficient amount of ink from the
前記第4の発明において、前記容積V2は、前記容積V1の70%以下に設定することが好ましい。前記容積V2の容積V1に対する比率は40%〜70%の範囲、好ましくは、50%〜70%の範囲に設定することが有効である。前記容積V1に対する前記容積V2の比率が70%を超える場合、インキタンク7内に収容するインキ量が過剰に小さくなって、筆記可能距離が短くなるため、実用的ではない。
In the fourth invention, the volume V2 is preferably set to 70% or less of the volume V1. It is effective to set the ratio of the volume V2 to the volume V1 in the range of 40% to 70%, preferably in the range of 50% to 70%. When the ratio of the volume V2 to the volume V1 exceeds 70%, the amount of ink stored in the
尚、前記インキタンク7と前記各々の連通管52とからなる空間の容積V1とは、インキタンク7内の容積(但し、接続部53内に空間を有する場合は、その空間を含む。)と各々の連通管52内の容積とを合わせた容積をいう。前記インキ吸蔵体3の容積V2とは、ペン先2及び各々の連通管52のインキ吸蔵体3内に挿入される部分を除いたインキ吸蔵体3の容積をいう。
Note that the volume V1 of the space formed by the
本願の第5の発明は、前記第1乃至第4の発明において、前記複数本の連通管52の中で最も前方に位置する連通管52の前端より前方のインキ吸蔵体3の容積V3を、前記インキタンク7と前記各々の連通管52とからなる空間の容積V1の10%以上(好ましくは15%以上)に設定したことを要件とする。
According to a fifth invention of the present application, in the first to fourth inventions, the volume V3 of the
前記第5の発明の直液式筆記具1は、前記容積V1に対する前記容積V3の比率を10%以上(好ましくは15%以上)に設定したことにより、インキタンク7内の圧力が急激に変化した場合、連通管52の前端開口部からインキが前方に吹き出しても、該インキを適正にインキ吸蔵体3に保持でき、外部へのインキ漏出やインキ吹き出しを十分に防止できる。
In the direct
前記第5の発明において、前記容積V1に対する前記容積V3の比率を40%以下に設定することが有効である。それにより、インキ吸蔵体3のコストの上昇を抑えることができる。前記容積V1に対する容積V3の比率は15%〜40%の範囲、好ましくは20%〜35%の範囲に設定することが有効である。
In the fifth aspect of the invention, it is effective to set the ratio of the volume V3 to the volume V1 to 40% or less. Thereby, an increase in the cost of the
尚、前記複数本の連通管52の中で最も前方に位置する連通管52の前端より前方のインキ吸蔵体3の容積V3とは、最も前方に位置する連通管52の前端より前方の、ペン先2のインキ吸蔵体3内に挿入される部分を除いたインキ吸蔵体3の容積をいう。前記連通管52の各々の前端の軸方向の位置は、互いに一致する場合と異なる場合のいずれであってもよい。前記連通管52の各々の前端の軸方向の位置が互いに一致する場合、前記容積V3は、前記連通管52のいずれかの前端より前方の、ペン先2のインキ吸蔵体3内に挿入される部分を除いたインキ吸蔵体3の容積をいう。
The volume V3 of the
本願の第6の発明は、前記第1乃至第5の発明において、前記複数本の連通管52の中で最も後方に位置する連通管52の前端より後方のインキ吸蔵体3の容積V4を、前記インキタンク7と前記各々の連通管52とからなる空間の容積V1の10%以上(好ましくは15%以上)に設定したことを要件とする。
According to a sixth aspect of the present invention, in the first to fifth aspects of the present invention, the volume V4 of the
前記第6の発明の直液式筆記具1は、前記容積V1に対する前記容積V4の比率を10%以上(好ましくは15%以上)に設定したことにより、インキタンク7内の圧力が急激に変化した場合、連通管52の前端開口部から後方にインキが吹き出しても、該インキを適正にインキ吸蔵体3に保持でき、外部へのインキ漏出やインキ吹き出しを十分に防止できる。
In the direct
前記第6の発明において、前記容積V1に対する前記容積V4の比率を40%以下に設定することが有効である。それにより、インキ吸蔵体3内への連通管52の挿入長さが適正に維持されるため、連通管52とインキ吸蔵体3との組立性が低下するおそれがなく、また、インキ吸蔵体3のコストの上昇を抑えることができる。前記容積V1に対する容積V4の比率は15%〜40%の範囲、好ましくは20%〜35%の範囲に設定することが有効である。
In the sixth aspect of the invention, it is effective to set the ratio of the volume V4 to the volume V1 to 40% or less. Thereby, since the insertion length of the
尚、前記複数本の連通管52の中で最も後方に位置する連通管52の前端より後方のインキ吸蔵体3の容積V4とは、最も後方に位置する連通管52の前端より後方の、各々の連通管52のインキ吸蔵体3内に挿入される部分を除いたインキ吸蔵体3の容積をいう。前記連通管52の各々の前端の軸方向の位置は、互いに一致する場合と異なる場合のいずれであってもよい。前記連通管52の各々の前端の軸方向の位置が互いに一致する場合、前記容積V4は、前記連通管52のいずれかの前端より後方の、各々の連通管52のインキ吸蔵体3内に挿入される部分を除いたインキ吸蔵体3の容積をいう。
In addition, the volume V4 of the
(連通管)
尚、本発明で、前記連通管52は、一定の剛性を備える点で、合成樹脂製または金属製であることが好ましい。また、前記連通管52の外周面及び内周面の横断面形状は、例えば、円形、楕円、または3角形、4角形等の多角形等、いずれであってもよい。また、前記連通管52の本数は、複数本(即ち2本以上)であればよく、例えば、2本、3本、4本、5本または6本等が挙げられる。
(Communication pipe)
In the present invention, the
また、前記連通管52の各々は、前後方向に延設され、その各々の内部に流通路52aが前後方向に貫設される。即ち、連通管52の各々は、両端(前端及び後端)に開口部を備える。
Each of the
また、前記複数本の連通管52とは、その内部に独立した複数の流通路52aが並列に形成された構成であればよく、例えば、各々の連通管52が径方向に離隔した構成、各々の連通管52の側壁が互いに連結した構成、または大径の連通管の内部に小径の連通管を配置した構成等が挙げられる。
Further, the plurality of
また、前記連通管52の各々の前端は、ペン先2を中心とする同一円周上に等間隔に位置することが好ましい。また、前記連通管52の各々の前端は、軸方向前方に開口してもよいし、径方向外方に開口してもよい。前記連通管52の各々の前端の形状は、例えば、傾斜カット面、垂直面、円錐面、凸曲面等が挙げられる。前記連通管52の各々の後端は、軸方向後方に開口してもよいし、径方向外方に開口してもよい。前記連通管52の各々の後端は、隔壁51の後面より後方に突出させてもよい。
Further, it is preferable that the front ends of the
(インキ吸蔵体)
尚、本発明で、前記インキ吸蔵体3は、インキを含浸可能な連続気孔を有する部材(即ち多孔質材料)からなるものであればよく、例えば、繊維束の熱融着加工体、繊維束の樹脂加工体、フェルトの樹脂加工体、フェルトのニードルパンチ加工体、合成樹脂の連続気泡体等が挙げられる。また、前記インキ吸蔵体3は、その外周面に合成樹脂フィルム等よりなる外皮を備える構成でもよい。前記インキ吸蔵体3は、単一の部材であってもよいし、毛細管力の異なる複数の部材であってもよい。
(Ink storage)
In the present invention, the
(ペン先)
尚、本発明で、前記ペン先2は、例えば、繊維束の樹脂加工体、繊維束の熱融着加工体、フェルト加工体、パイプ状ペン体、先端にスリットを有する万年筆型板状ペン体、毛筆ペン体、合成樹脂の多孔質気泡体、ボールペンチップ、軸方向のインキ誘導路を有する合成樹脂の押出成形体等が挙げられる。また、前記ペン先2の後端を構成する材料は、少なくとも、インキ吸蔵体3との適正な接続を可能にするために毛細間隙を備えた部材であればよく、例えば、繊維束の樹脂加工体、繊維束の熱融着加工体、フェルト加工体、合成樹脂の多孔質気泡体等の多孔質材料、または軸方向のインキ誘導路を有する合成樹脂の押出成形体が挙げられる。尚、本発明で、前記ペン先2はインキ誘導部材を含む。
(Nib)
In the present invention, the
(隔壁)
前記隔壁51は、インキ吸蔵体3とインキタンク7とを区画するものであり、実際には、インキタンク7と、インキ吸蔵体3を収容する吸蔵体収容部とを区画するものである。前記隔壁51の後面は、インキタンク7内に面する。
(Partition wall)
The
(インキタンク)
前記インキタンク7は、例えば、筆記具本体に直接形成する構成(即ち、インキタンク7が筆記具本体の一部を構成するもの)、または、筆記具本体内に収容する構成が挙げられる。尚、本発明で、インキタンク7内に貯溜されるインキ8は、具体的には、筆記具用インキ(例えば、水性インキ、油性インキ)または塗布液(例えば、化粧液、修正液、接着剤、塗料、液体医薬品等)が挙げられる。
(Ink tank)
For example, the
本発明は、インキタンク内の圧力が急激に変化した場合でも、ペン先側からのインキ漏出やインキ吹き出しを十分に防止できる。 The present invention can sufficiently prevent ink leakage and ink blowing from the pen tip side even when the pressure in the ink tank changes abruptly.
本発明の実施の形態の直液式筆記具1を図1乃至図4に示す。
本実施の形態の直液式筆記具1は、ペン先2と、前記ペン先2後端に接続されるインキ吸蔵体3と、前記インキ吸蔵体3の後方に配置される隔壁部材5と、前記隔壁部材5の後方に設けられるインキタンク7と、前端部で前記ペン先2を保持し且つ内部に前記インキ吸蔵体3、前記隔壁部材5、及び前記インキタンク7を収容する軸筒4と、前記軸筒4の後端開口部に着脱自在に螺着される尾栓6と、ペン先2側に着脱自在に設けられるキャップ11とからなる。
A direct
The direct
・ペン先
前記ペン先2は、合成樹脂製繊維(例えば、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ナイロン繊維等)の樹脂加工により得られる棒状体である。前記ペン先2の前端は、砲弾状に研削される。前記ペン先2の後端部外周面は、テーパ状に面取りされる。
Pen nib The
・インキ吸蔵体
前記インキ吸蔵体3は、円柱状の合成樹脂製繊維(例えば、ポリエステル繊維)の加工体よりなる。前記インキ吸蔵体3の外周面には、円筒状の外皮が被覆されている。前記外皮は、合成樹脂製フィルム(例えば、ポリエチレンテレフタレート製フィルム)よりなる。前記インキ吸蔵体3の前端面の軸心にペン先2の後端が突き刺し挿入され、前記ペン先2の後端が前記インキ吸蔵体3の内部に位置される。
Ink occlusion body The
・軸筒
前記軸筒4は、合成樹脂(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等)の射出成形により得られる筒状体である。前記軸筒4は、ペン先2外周面を保持する先細部41と、該先細部41より後方に連設され、インキ吸蔵体3、隔壁部材5、及びインキタンク7が収容される本体部42とからなる。
-Shaft cylinder The said
前記軸筒4の内面(即ち先細部41の内面から本体部42の前部内面まで)には、前後方向に延びる複数本のリブ43が一体に形成される。前記リブ43には、前記軸筒4の先細部41と本体部42との接続部の近傍において、段形状の規制壁部43aが形成される。前記規制壁部43aにインキ吸蔵体3の前端面が軸方向に当接し、前記本体部42の前部内面のリブ43にインキ吸蔵体3の外周面が圧接保持される。前記先細部41内面のリブ43により、ペン先2の外周面が圧接保持される。前記リブ43の、前記ペン先2外周面を保持する箇所と、前記インキ吸蔵体3外周面を保持する箇所との間に、筒状壁部43bが一体に形成される。
A plurality of
前記リブ43により、インキ吸蔵体3の外周面と本体部42の内面との間、インキ吸蔵体3の前端面と軸筒4内面との間、及びペン先2外周面と先細部41内面との間に、空気通路10が形成される。前記空気通路10の前側は、軸筒4の前端より外部に開口されるとともに、前記空気通路10の後側は、インキ吸蔵体3の後端面と連通している。即ち、前記空気通路10により、インキ吸蔵体3の前端面及びインキ吸蔵体3の後端面が、外気と連通される。
By the
・隔壁部材
前記隔壁部材5は、合成樹脂(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等)の射出成形により得られる。前記隔壁部材5は、前記インキ吸蔵体3とインキタンク7とを区画する隔壁51と、前記隔壁51の前面より前方に突出され且つインキ吸蔵体3の内部に突き刺し接続される複数本(具体的には2本)の連通管52と、前記隔壁51の後部に形成され且つインキタンク7の前端開口部内面に挿着される接続部53と、前記隔壁51の前面または後面より軸方向に突出し且つ軸筒4内面(本体部42内面)に固着される取付筒部54とを備える。前記軸筒4及び前記隔壁51によって形成される空間(即ち吸蔵体収容部)に、インキ吸蔵体3が収容される。前記接続部53後端には、インキタンク7の前端開口部を閉鎖する栓体71の片側を押圧するための突片53aが一体に形成される。
Partition member The
本実施の形態において、前記接続部53内方の隔壁51の後面が前記インキタンク7の前端より後方に位置する。さらに、前記接続部53内方の隔壁51の後面が突片53a後端より前方に位置する。
In the present embodiment, the rear surface of the
本実施の形態において、前記取付筒部54は、隔壁51前方の各々の連通管52の基部外周を包囲しているが、隔壁51後方の接続部53の外周を包囲する構成でもよい。前記隔壁51及び接続部53は横断面が円形状であり、前記各々の連通管52及び前記取付筒部54は、円筒状である。前記突片53aは、横断面形状が円弧状である。
In the present embodiment, the mounting
前記隔壁51、各々の連通管52、接続部53、及び取付筒部54は一体に連設される。即ち、隔壁部材5により、隔壁51、連通管52、接続部53、及び取付筒部54が1部品で構成できる。これ以外にも、前記隔壁51と、他の部分(即ち、各々の連通管52、接続部53、または取付筒部54)とを別部品の組立てにより構成してもよい。
The
・当接壁部
図3(1)に示すように、隔壁51の前面には、板状のリブよりなる当接壁部51aが一体に形成される。前記当接壁部51aがインキ吸蔵体3の後端面と当接される。前記当接壁部51aにより、前記隔壁51と前記インキ吸蔵体3の後端面との間には、外気と連通する隙間9が形成される。前記隙間9は、前記空気通路10を介して、外気と連通される。前記当接壁部51aの一部は各々の連通管52の基部と基部の間に形成され、各々の連通管52の基部側壁が連結される。それにより、各々の連通管52の屈曲強度が向上し、各々の連通管52の隔壁51に対する折れ曲がりを抑えることができる。前記当接壁部51aは、横断面が、枝分かれ状、放射状、または十字状に形成される。
Abutting wall portion As shown in FIG. 3 (1), an abutting
・連通管
前記連通管52の各々の内部には、軸方向に流通路52aが設けられ、前記流通路52aが、前記連通管52の各々の両端(即ち両端のみ)にて開口される。前記連通管52の各々の前端は、インキ吸蔵体3の内部に開口される。前記連通管52の各々の後端は、インキ吸蔵体3後方のインキタンク7内に開口される。前記連通管52の各々の流通路52aは、前記連通管52の各々の前端のみでインキ吸蔵体3と連通するものであり、前記連通管52の他の箇所ではインキ吸蔵体3と連通しない。
-Communication pipe The
前記各々の連通管52は、インキ吸蔵体3とインキタンク7との間に並列に配置されるため、インキ吸蔵体3と、その後方のインキタンク7との間に、独立した複数本の流通路52aが並列に設けられる。前記連通管52の各々の流通路52aは、接続部53内方に位置する隔壁51の、軸心より離れた箇所に貫通される。
Since each of the
前記連通管52の各々の前端は、インキ吸蔵体3の後端から前方に突き刺し挿入され、最後はインキ吸蔵体3の内部のペン先2後端近傍に位置される。前記連通管52の各々の前端がインキ吸蔵体3に突き刺し挿入される際、連通管52の各々の前端がインキ吸蔵体3の繊維を前方に押圧圧縮する。それにより、各々の連通管52の前端近傍のインキ吸蔵体3の繊維密度が、連通管52の各々の前端近傍以外の部分のインキ吸蔵体3の繊維密度よりも高く設定される。即ち、インキ吸蔵体3内部に、繊維密度の高い高密度部31(毛細管力の大きい高密度部31)と、繊維密度の低い低密度部32(毛細管力の小さい低密度部32)が形成される。インキ吸蔵体3の内部には前記高密度部31が形成され、前記高密度部31の後方に前記低密度部32が形成される。前記高密度部31と前記低密度部32とは連接される。前記各々の連通管52は、低密度部32を後方から前方に貫通され、前記連通管52の各々の前端が低密度部32より前方の高密度部31の内部に位置される。尚、本実施の形態において、前記低密度部32の空隙率(気孔率)は、85%〜93%に設定され、前記低密度部32の空隙率と前記高密度部31の空隙率との差は、20%に設定されている。
The front end of each of the
前記連通管52の各々の前端は、インキ吸蔵体3の軸心から径方向外方に離れた位置に配置される。詳細には、前記連通管52の各々の前端は、インキ吸蔵体3の軸心を中心とする同一円周上に等間隔で配置される。本実施の形態では、連通管52は2本であるので、前記連通管52はインキ吸蔵体3の軸心に対して180度対称位置に配置される。前記ペン先2がインキ吸蔵体3の軸心に位置しているので、前記連通管52の各々の前端は、ペン先2後端と直接接続されず、ペン先2と非接触状態にあり、インキ吸蔵体3の内部(高密度部31)を介してインキ流通可能に接続される。また、前記連通管52の各々の前端は、ペン先2の後端より僅かに後方に位置している。また、前記連通管52の各々の前端は軸方向の位置は互いに一致している。
The front end of each of the
・絞り部
前記各々の連通管52の流通路52aの内面には、各々の流通路52aの横断面積を小さくする絞り部55が形成される。前記絞り部55は、連通管52の各々の前端に設けられる。前記絞り部55は、環状の内方突出部により形成される。前記絞り部55は、連通管52の前端に一体に形成されるが、別部品の取り付けにより形成しもよい。前記絞り部55の横断面積は、0.5mm2〜4mm2 に設定される。前記絞り部55以外の流通路52a(即ち絞り部55後方のインキ流通路52a)の横断面積は、絞り部55の横断面積より大きく設定される。前記絞り部55内面の横断面は円形状である。前記絞り部55の横断面積は、絞り部55の内径(即ち、絞り部55内径の半径rとしたとき、πr2)から求められる。
-Restriction part On the inner surface of the
・インキタンク
前記インキタンク7は、前端が開口し後端が閉鎖された有底筒状体であり、合成樹脂の射出成形またはブロー成形により得られる。前記インキタンク7内には、直にインキ8が貯溜される。前記インキタンク7内に貯溜されるインキ8は、水性インキ、油性インキのいずれであってもよい。
Ink tank The
前記インキタンク7の前端開口部内面には、隔壁部材5の接続部53外面が着脱自在に嵌着される。前記インキタンク7のインキ8が消費され筆記不能となった場合、前記インキタンク7を接続部53から取り外し、内部にインキ8が充填された新たなインキタンク7の前端開口部に接続部53を挿着する。それにより、再び、筆記可能となる。前記新たなインキタンク7の前端開口部は、栓体71により閉鎖されている。具体的には、インキタンク7の前端開口部内面に栓体71が嵌着されている。前記接続部53をインキタンク7の前端開口部に挿着した際、前記栓体71の片側を接続部53の突片53aが後方に押圧し、それにより、栓体71を外し、インキタンク7の前端開口部が開栓される。
The outer surface of the connecting
・容積
本実施の形態では、前記インキ吸蔵体3の容積V2は、前記インキタンク7と前記各々の連通管52とからなる空間の容積V1の55%〜70%に設定されている。本実施の形態では、前記複数本の連通管52の中で最も前方に位置する連通管52の前端より前方のインキ吸蔵体3の容積V3は、前記インキタンク7と前記各々の連通管52とからなる空間の容積V1の20%〜35%に設定されている。本実施の形態では、前記複数本の連通管52の中で最も後方に位置する連通管52の前端より後方のインキ吸蔵体3の容積V4は、前記インキタンク7と前記各々の連通管52とからなる空間の容積V1の20%〜35%に設定されている。本実施の形態では、連通管52の各々の前端の軸方向の位置が一致するため、前記容積V3と前記容積V4を合わせた容積が前記容積V2と一致する。(図4参照)
In the present embodiment, the volume V2 of the
前記容積V3を構成する、複数本の連通管52の中で最も前方に位置する連通管52の前端より前方のインキ吸蔵体3には、前記容積V4を構成するインキ吸蔵体3よりも高密度部31が多く含まれる。前記容積V4を構成する、前記複数本の連通管52の中で最も後方に位置する連通管52の前端より後方のインキ吸蔵体3には、前記容積V3を構成するインキ吸蔵体3よりも低密度部32が多く含まれる。
The
・キャップ
前記キャップ11は、ペン先2側に着脱自在に設けられる。前記キャップ11をペン先2側に装着することにより、ペン先2及び空気通路10の前端開口部が密封され、インキタンク7内と外気との連通が遮断される。
Cap The
・作用
本実施の形態の直液式筆記具1は、インキタンク7内の圧力が急激に変化した場合、インキタンク7内のインキ8が連通管52を通して押し出されても、該インキ8がインキ吸蔵体3内に適正に含浸される。それにより、ペン先2側より外部にインキが漏出したり吹き出したりすることを十分に防止できる。
In the direct
1 直液式筆記具
2 ペン先
3 インキ吸蔵体
31 高密度部
32 低密度部
4 軸筒
41 先細部
42 本体部
43 リブ
43a 規制壁部
43b 筒状壁部
5 隔壁部材
51 隔壁
51a 当接壁部
52 連通管
52a 流通路
53 接続部
53a 突片
54 取付筒部
55 絞り部
6 尾栓
7 インキタンク
71 栓体
8 インキ
9 隙間
10 空気通路
11 キャップ
DESCRIPTION OF
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