JP4847284B2 - 無線通信装置、無線通信方法および無線通信プログラム - Google Patents
無線通信装置、無線通信方法および無線通信プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4847284B2 JP4847284B2 JP2006305441A JP2006305441A JP4847284B2 JP 4847284 B2 JP4847284 B2 JP 4847284B2 JP 2006305441 A JP2006305441 A JP 2006305441A JP 2006305441 A JP2006305441 A JP 2006305441A JP 4847284 B2 JP4847284 B2 JP 4847284B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- node
- wireless communication
- transmission rate
- packet
- packets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
トに係るストリーム数に比して最も高い隣接ノードである特定隣接ノードに対して、送信レートの抑制を要求することが好適である。
本実施形態では、複数の移動可能な無線通信装置からアドホック無線通信ネットワークが構成される。アドホック無線ネットワークでは、直接通信することができないノード間の通信は、他のノードによる中継を介して実現される。このように、アドホック無線ネットワークは、複数のホップによって送信元ノードと宛先ノードの間で通信が行われるマルチホップ通信を用いている。
本実施形態における無線通信装置について説明する。まず、本実施形態における無線通信装置は、移動可能な無線通信装置である。具体的には、ノートパソコン、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等のようにその装置自体を持ち運び可能なものの他、自動車等に固定されて設置されてはいるが設置された対象物(自動車等)が移動体で
あるため移動する無線通信装置も含まれる。無線通信装置は、ハードウェア構成としては、バスを介して接続されたCPU(中央演算処理装置)、主記憶装置(RAM)、補助記憶装置(ROM)、通信インタフェースなどを備えるように構成される。
対し、バックオフ時間については割り当てるバックオフ時間が短いほどリソースが多くなる。
次に、図3のフローチャートを用いて、本実施形態における無線通信装置の流量制御の処理フローについて説明する。この図3のフローチャートは一定時間ごとに行われる処理である。
次に、通信リソース割当部15がステップS105において行う、送信量削減処理の詳細を図4のフローチャートを用いて説明する。
次に、通信リソース割当部15がステップS106において行う、送信量増加処理の詳細を図6のフローチャートを用いて説明する。
本実施形態におけるフロー制御の動作例を説明する。ここでは、図1の示すネットワークトポロジーの状況において、ノード1,4,5,6の4つのノードがノードDに対してパケットを送信する場合を例にとって説明する。
かる。一方、ノード4から受信するパケットは、送信元ノードがノード4の1つだけであってパケット数は「4」であることが分かる。したがって、ノード2からは送信元ノードあたり2つのパケットが送信されてくるのに対し、ノード4からは送信元ノードあたり4つのパケットが送信されてくる。したがって、ノード2は、送信元ノードあたりの送信パケット数が多い(送信レートが高い)ノード4に対してリソースを削減する要求を送信する。
本実施形態によれば、通信が集約してパケット落ちが発生するような状況において、各ノードに割り当てられる通信リソースを制御して送信レートを制御することでパケット落ちを解消することが可能となる。これにより、パケット落ちに伴う再送処理等を省くことができるため、効率的な通信を行うことが可能となる。
上記の説明では、通信リソースの削減を要求する際に、通信リソースを「1」ずつ削減しているが、通信負荷が大きい場合にはさらに多くの量の通信リソースを削減するよう要求しても良い。通信負荷が大きいか否かは、パケットバッファに溜まっているパケットの量の増加量が所定の閾値よりも大きいか否かによって判断することができる。
第1の実施形態においては、各送信元ノードの送信レートが均等になるようにフロー制御を行った。これに対して本実施形態では、各ストリームあたりの送信レートが均等になるようにフロー制御を行う。なお、ストリームとは、送信元ノードと宛先ノードのペアであり、同じ送信元ノードから送信されるパケットであっても宛先が異なればそれらは異なるストリームである。
されている特定の送信元ノードからのパケットを調べて、宛先ノードが何種類存在するか調べることによって得られる。
本実施形態では、各ノードは転送先ノードごとに異なる通信リソース量(送信レート)を設定することを特徴とする。
な送信レートを使用するため、効率的な通信を実現できる。図11の例では、ノード3は、ノード4を転送先とする通信は送信レートを下げて行うが、ノードD2を転送先とする通信は特に送信レートを下げずに行うことができる。
本実施形態では、各ノードは宛先ノードごとに異なる通信リソース量(送信レート)を設定することを特徴とする。
上記の実施形態では、自ノードにかかる通信負荷が低いときに隣接ノードに対して送信量の増加を許可する処理(図3のS106)は、図4および図8のフローチャートに示すように、送信元ノードもしくはストリームあたりの送信レートが最も低いノードを選択してこのノードに対して通信リソースの割当を許可することによって行っている。
12 パケット判定部
13 パケットバッファ
14 負荷判定部
15 通信リソース割当部
16 リソース割当パケット生成部
17 パケット送信部
18 経路記憶部
Claims (9)
- 複数の無線通信装置から構成され、1または複数の無線通信装置が中継することによって無線通信装置間で通信を行う無線通信システムにおける無線通信装置であって、
自ノードの送信レートを管理する送信レート管理手段と、
隣接ノードからパケットを受信する受信手段と、
自ノードの通信負荷を判定する負荷判定手段と、
自ノードの通信負荷が過負荷であると判定された場合に、自ノードにパケットを送信している隣接ノードに対して送信レートの抑制を要求する送信レート抑制要求手段と、
を有し、
前記送信レート抑制要求手段は、自ノードにパケットを送信している複数の隣接ノードのうち、その隣接ノードから送信されるパケットの送信レートが送信されるパケットに係る送信元ノードの数に比して最も高い隣接ノードである特定隣接ノードに対して、送信レートの抑制を要求する
ことを特徴とする無線通信装置。 - 複数の無線通信装置から構成され、1または複数の無線通信装置が中継することによって無線通信装置間で通信を行う無線通信システムにおける無線通信装置であって、
自ノードの送信レートを管理する送信レート管理手段と、
隣接ノードからパケットを受信する受信手段と、
自ノードの通信負荷を判定する負荷判定手段と、
自ノードの通信負荷が過負荷であると判定された場合に、自ノードにパケットを送信している隣接ノードに対して送信レートの抑制を要求する送信レート抑制要求手段と、
を有し、
前記送信レート抑制要求手段は、自ノードにパケットを送信している複数の隣接ノードのうち、その隣接ノードから送信されるパケットの送信レートが送信されるパケットに係るストリーム数に比して最も高い隣接ノードである特定隣接ノードに対して、送信レートの抑制を要求する
ことを特徴とする無線通信装置。 - 前記送信レート管理手段は、通信に割り当てるリソースを調整することで送信レートを管理するものであり、
前記リソースは、利用するチャネル数、帯域幅またはスロット数もしくはバックオフ時間の少なくともいずれかである
ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の無線通信装置。 - 前記送信レート管理手段は、パケットを転送する転送先ごとに、送信レートを設定するものであり、
前記送信レート抑制要求手段は、前記特定隣接ノードに対して自ノードを転送先とするパケットの送信を抑制するよう要求する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の無線通信装置。 - 前記送信レート管理手段は、パケットを送信する宛先ごとに、送信レートを設定するものであり、
前記負荷判定手段は、宛先ノードごとに通信負荷を判定し、
前記送信レート抑制要求手段は、過負荷であると判定された宛先ノードへの通信について前記特定隣接ノードを決定し、該特定隣接ノードに対して前記宛先ノードへの送信レートを抑制するよう要求する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の無線通信装置。 - 複数の無線通信装置から構成され、1または複数の無線通信装置が中継することによって無線通信装置間で通信を行う無線通信システムにおける無線通信装置が行う無線通信方法であって、
前記無線通信装置が、
自ノードの送信レートを管理し、
隣接ノードからパケットを受信し、
自ノードの通信負荷を判定し、
自ノードの通信負荷が過負荷であると判定された場合に、自ノードにパケットを送信している複数の隣接ノードのうち、その隣接ノードから送信されるパケットの送信レートが送信されるパケットに係る送信元ノードの数に比して最も高い隣接ノードである特定隣接ノードに対して、送信レートの抑制を要求する
ことを特徴とする無線通信方法。 - 複数の無線通信装置から構成され、1または複数の無線通信装置が中継することによって無線通信装置間で通信を行う無線通信システムにおける無線通信装置が行う無線通信方法であって、
前記無線通信装置が、
自ノードの送信レートを管理し、
隣接ノードからパケットを受信し、
自ノードの通信負荷を判定し、
自ノードの通信負荷が過負荷であると判定された場合に、自ノードにパケットを送信している複数の隣接ノードのうち、その隣接ノードから送信されるパケットの送信レートが送信されるパケットに係るストリーム数に比して最も高い隣接ノードである特定隣接ノードに対して、送信レートの抑制を要求する
ことを特徴とする無線通信方法。 - 複数の無線通信装置から構成され、1または複数の無線通信装置が中継することによって無線通信装置間で通信を行う無線通信システムにおける無線通信プログラムであって、
前記無線通信装置に対して、
自ノードの送信レートを管理させ、
隣接ノードからパケットを受信させ、
自ノードの通信負荷を判定させ、
自ノードの通信負荷が過負荷であると判定された場合に、自ノードにパケットを送信している複数の隣接ノードのうち、その隣接ノードから送信されるパケットの送信レートが送信されるパケットに係る送信元ノードの数に比して最も高い隣接ノードである特定隣接ノードに対して、送信レートの抑制を要求させる
ことを特徴とする無線通信プログラム。 - 複数の無線通信装置から構成され、1または複数の無線通信装置が中継することによって無線通信装置間で通信を行う無線通信システムにおける無線通信プログラムであって、
前記無線通信装置に対して、
自ノードの送信レートを管理させ、
隣接ノードからパケットを受信させ、
自ノードの通信負荷を判定させ、
自ノードの通信負荷が過負荷であると判定された場合に、自ノードにパケットを送信している複数の隣接ノードのうち、その隣接ノードから送信されるパケットの送信レートが送信されるパケットに係るストリーム数に比して最も高い隣接ノードである特定隣接ノードに対して、送信レートの抑制を要求させる
ことを特徴とする無線通信プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006305441A JP4847284B2 (ja) | 2006-11-10 | 2006-11-10 | 無線通信装置、無線通信方法および無線通信プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006305441A JP4847284B2 (ja) | 2006-11-10 | 2006-11-10 | 無線通信装置、無線通信方法および無線通信プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008124719A JP2008124719A (ja) | 2008-05-29 |
JP4847284B2 true JP4847284B2 (ja) | 2011-12-28 |
Family
ID=39509034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006305441A Expired - Fee Related JP4847284B2 (ja) | 2006-11-10 | 2006-11-10 | 無線通信装置、無線通信方法および無線通信プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4847284B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100990505B1 (ko) | 2008-12-02 | 2010-10-29 | 국민대학교산학협력단 | 멀티홉 무선 네트워크의 트래픽 조절 시스템과 방법 및 이를 수록한 저장매체 |
JP5382805B2 (ja) * | 2010-01-29 | 2014-01-08 | 学校法人 芝浦工業大学 | メッシュ型ネットワーク及びパケットレート割り当て方法及び関連装置 |
JP5648743B2 (ja) | 2011-06-15 | 2015-01-07 | 富士通株式会社 | データ通信方法およびデータ通信システム |
JP6046519B2 (ja) * | 2013-02-21 | 2016-12-14 | 京セラ株式会社 | 通信システム、通信装置及び通信制御方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4014533B2 (ja) * | 2003-04-18 | 2007-11-28 | 日本電信電話株式会社 | 無線アクセスシステムおよび無線アクセス方法 |
JP4394537B2 (ja) * | 2004-08-06 | 2010-01-06 | 株式会社日立製作所 | アドホックネットワークにおけるデータ送信方法および端末装置 |
JP4797937B2 (ja) * | 2006-11-06 | 2011-10-19 | 沖電気工業株式会社 | フロー制御システム、フロー制御方法及びフロー制御プログラム |
-
2006
- 2006-11-10 JP JP2006305441A patent/JP4847284B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008124719A (ja) | 2008-05-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8116324B2 (en) | Network resource allocation system and method of the same | |
Sathyasri et al. | Comparative Study Between Static Dynamic and Hybrid Channel Assignment Techniques In Multi Channel and Multi Radio In Wireless Mesh Network | |
KR101161092B1 (ko) | 스케줄링 정책-기반 트래픽 관리 | |
EP1796332B1 (en) | Token bucket dynamic bandwidth allocation | |
Senthilkumaran et al. | Dynamic congestion detection and control routing in ad hoc networks | |
KR101178372B1 (ko) | 간섭 관리 메시지들을 이용하는 트래픽 관리 | |
WO2008035600A1 (fr) | Dispositif et procédé de transmission de relais | |
KR101011626B1 (ko) | 무선 통신 관리 방법 | |
US20080151834A1 (en) | Method and apparatus for maintaining traffic flow in a mesh network | |
US20150124623A1 (en) | System and Method for Traffic Splitting | |
CN101123576A (zh) | 一种基于带宽约束和最小负载的移动自组网路径选择方法 | |
CN109495326B (zh) | 网络带宽分配方法和系统 | |
JP2007143167A (ja) | 資源割当てシステム並びに方法及びそれに適用されるユーザ端末装置 | |
CN101754266A (zh) | 调整传输速率、重定向路由的方法、系统及装置 | |
WO2018082597A1 (zh) | 拥塞控制方法及装置、基站 | |
GB2411549A (en) | Route discovery with quality of service check in ad hoc network | |
JP4847284B2 (ja) | 無線通信装置、無線通信方法および無線通信プログラム | |
Çakmak et al. | AFCC-r: Adaptive Feedback Congestion Control Algorithm to Avoid Queue Overflow in LTE Networks | |
WO2006052716A2 (en) | System and method for performing receiver-assisted slot allocation in a multihop communication network | |
JP4842900B2 (ja) | 移動端末受付制御方法、無線基地局装置、および無線パケット通信システム | |
WO2008079470A2 (en) | Method and apparatus for distributed bandwidth assignment in mesh backhaul networks | |
KR20100062771A (ko) | 유비쿼터스 센서 네트워크에서 큐 제어를 이용한 단대단 실시간 라우팅 방법 | |
JP5306595B2 (ja) | 通信制御装置、無線通信装置、通信制御方法および無線通信方法 | |
Gawas et al. | Efficient multi objective cross layer approach for 802.11 e over MANETs | |
Potti et al. | A packet priority approach to mitigate starvation in wireless mesh network with multimedia traffic |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090714 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20090714 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20090714 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110922 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110927 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111013 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |