JP4846920B2 - Oscillation type grinding machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はオシレーション式研削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特開昭61−25765号公報「クランクシャフトの仕上装置」は、同公報第2図によれば、機台1(符号は公報記載のものを流用。以下同じ)にオシレーション装置2、ワーク受け3、スライドテーブル4、架台5、加工ヘッド6を配置し、オシレーション装置2とワーク受け3とで支持したクランクシャフトWの軸部Waを、加工ヘッド6に設けた砥石で研削仕上げするという装置である。
【0003】
同公報第4図は加工ヘッド6の詳細図であり、加工ヘッド6はアーム6bの後部(図では右端)に開けた長孔(符号6の符号6eが正しい。)に揺動支点5aを嵌合させたことにより、図面左右に移動可能であり、上下に揺動可能である。そして、アーム6の先端(図では左端)に略C形のワーク挿入部6aを備え、このワーク挿入部6aに挿入した軸部Waを仕上砥石7,7,7で仕上げる装置である。なお、軸部Waは矢印のごとく回転させるとともに第2図のオシレーション装置2の作用で第4図表裏方向に往復させながら、軸部Waを均等に仕上げる。
【0004】
軸部Waがクランクシャフトのピン部であれば軸部Waは、いわゆる自転しながら公転するためアーム6bは図面上下左右に移動する。その際に軸部6aに負荷が掛らぬようにバランサースプリング6dでアーム6bの先端を引き上げる。
【0005】
図4(a)〜(c)は従来のクランクシャフトの仕上装置の原理図である。
(a)は揺動支軸101で図面表裏方向にスイング可能に支えたアーム102の先端に砥石103を設け、この砥石103をクランクシャフト104のピン部105に当てる。この際にクランクシャフト104を白抜き矢印のように左右にオシレーションさせつつ矢印の通りに回転させることで、ピン部105を砥石103で仕上げる。
【0006】
詳しくは、(b)に示す通り、ピン部105を右に移動し、次に(c)に示す通り、ピン部105を左に移動することで、ピン部105を仕上げるのがオシレーション式研削装置の作動原理である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、生産性の向上の要求から、オシレーション速度を2倍程度に上げる試みを行ったところ、ピン部105の仕上り精度が低下することが分かった。この要因を解析するために次の様な測定を行った。
図5は振動測定の原理図であり、アームの先端に取付けた3本の砥石103・・・(・・・は複数個を示す。以下同様)のうちの1個に、原因解析のために渦電流ピックアップ111を取付け、この渦電流ピックアップ111で検出した信号をアンプ112で増幅し、波形図発生機能を備えたディスプレイ113にて、砥石103の振動現象を測定した。
【0008】
図6(a)は従来のクランクシャフトの仕上装置におけるワークと砥石の移動波形図、(b)は相対移動量を示すグラフである。
(a)において、横軸は時間、縦軸はワーク(クランクシャフト)又は砥石の移動量、右、左は移動方向を示す。ワークはオシレーション装置により一定のオシレーション量で所定のサイクルタイムで往復移動させるため、図の様なサイン(sin)カーブ状の波形を描く。一方、砥石は、Δt1遅れたサインカーブ状の波形を描くことが分かった。この砥石の波形を詳細に見るとサイクルタイムはワークのそれと同じであるが、山の高さは小さい。このことから、本来静止しているはずの砥石が、ワークに「連れ動く」形で移動してることが判明した。
【0009】
(a)の時間軸でt1のところに縦軸に平行な線を引き、この線に沿ったワーク曲線と砥石曲線との移動量の差δを求める。この手順で多数のδを求め、これらを集合して得た曲線が(b)であり、この(b)の縦軸は相対移動量に相当する。この相対移動量は砥石が静止状態にあれば(a)に示したワーク曲線と等しくなり、その最大値は十分に大きくなる。しかし、(b)に示す相対移動量の最大値は小さなものであり、これが仕上げ不良の原因であった。
【0010】
前述の図4(a)から明らかなようにアーム102は、揺動支軸101で支えた片持ち梁であるため、先端が振れ易い構造であり、この構造のままでオシレーション速度を倍増したのが不具合発生のもとである。そこで、アーム102の曲げ剛性を高めことを検討したが、クランクシャフトの仕上装置では多気筒クランクシャフトに対応させるために複数本のアーム102を櫛の歯の様に密に並べるため、アーム102の幅Wを増加することは構造的に困難である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明者等はアームの剛性を高める対策に代わる対策を検討する中で、前記図6(a)において、当然のことながら砥石曲線の高さを小さくすれば(すなわち砥石の移動量を小さくすれば)、影を施した部分が増加し、(b)の相対移動量が増加する。
そして、アームの剛性を高めること無く砥石の移動量を小さくするには、砥石近傍の慣性を高めてワークに対する追従性を弱める、すなわち砥石の慣性を高めることで砥石の移動を緩慢にすることを思いついた。そこで、アームの先端に質量部材を取付け、実験をしたところ砥石曲線の高さが小さくなり、本発明の構造を確立するに至った。
【0012】
すなわち請求項1は、水平に延ばした片持ち梁形状のアームの先端に略C形の凹部を設け、この凹部の中心へ向ってスライド可能に複数個のスライドバーをアームに取付け、これらのスライドバーの先端に砥石を取付け、凹部に取込んだ軸状ワークに砥石を当接可能にし、軸状ワークを軸方向に一定距離往復させながら回転させることで、軸状ワークの所定部位を砥石で研削するオシレーション式研削装置において、アームの先端に且つC形の凹部へ軸状ワークを出入れすることを妨げない部位に、前記アームの慣性が高まって前記ワークの移動に前記砥石が遅れて追従することが振動測定により確認された質量部材を付設したことを特徴とする。
【0013】
アームの先端に質量部材、具体的にはウエイトを取付けることで、アームの慣性を高める。慣性を高めるとワークの移動に砥石が遅れて追従するようになり、遅れて移動し始めた砥石があまり移動しないうちにワークが反転する。ワークが反転したことにより、砥石は遅れながら反転する。すなわち、砥石の慣性を高めると、ワークの移動量より砥石の移動量を大幅に小さくすることができる。砥石の移動量が小さくなればワークを有効に研削することができる。
従って、請求項1によればアームの剛性を高めること無く、オシレーション速度を高めることができ、研削装置の生産性を大幅に向上することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1は本発明のベースとなる対策前のオシレーション式研削装置の原理図であり、対策前のオシレーション式研削装置(1)は、揺動支軸11に水平移動可能に且つ上下揺動可能に取付けたアーム12と、このアーム12の先端に設けた略C型の凹部13と、この凹部13の中心に向ってスライド可能に取付けた複数のスライドバー14・・・と、これらのスライドバー14・・・の先端に取付けた砥石15・・・と、アーム12に沿わせたシリンダ16とからなる。前記略C型の凹部13へ図示せぬ軸状ワークを取込み、スライドバー14・・・を前進させることで砥石15・・・を軸状ワークに当てる。そして、軸状ワークを回転させつつ図面表裏方向にオシレーション、すなわち往復移動させることにより、軸状ワークを仕上げる研削装置である。
【0015】
軸状ワークのオシレーション速度を高めるには、その対策として質量部材18,19をアーム12の先端に取付ける。ただし、アーム12の先端の開口を塞がぬように注意しながら、質量部材18,19を位置決めする。
【0016】
図2は本発明に係るオシレーション式研削装置の要部の原理図であり、このオシレーション式研削装置10は、水平に延ばした片持ち梁形状のアーム12の先端に略C形の凹部13を設け、この凹部13の中心へ向ってスライド可能に複数個のスライドバー14・・・をアーム12に取付け、これらのスライドバー14・・・の先端に砥石15・・・を取付けた装置であり、アーム12の先端に且つC形の凹部13へ軸状ワークを出入れすることを妨げない部位に、質量部材18,19を付設したことを特徴とする。
【0017】
図2に示したオシレーション式研削装置10において、前記図5と同じ要領でワークに対する砥石15・・・の追従性を測定した。
図3(a)は本発明のオシレーション式研削装置におけるワークと砥石の移動波形図、(b)は相対移動量を示すグラフであり、(b)の作図法は図6で説明したのでここでは省略する。
【0018】
(a)において、横軸は時間、縦軸はワーク(クランクシャフトなどの軸状ワーク)又は砥石の移動量、右、左は移動方向を示す。ワークはオシレーション装置により一定のオシレーション量で所定のサイクルタイムで往復移動させるため、図の様なサインカーブ状の波形を描く。一方、砥石は、Δt2遅れたサインカーブ状の曲線を描くが、この曲線は振幅(移動量)が小さい。
【0019】
この理由は次の通りである。
アームの先端に質量部材を取付けることで、アームの慣性を高めた。慣性を高めるとワークの移動に砥石が遅れて追従するようになり、遅れて移動し始めた砥石があまり移動しないうちにワークが反転する。ワークが反転したことにより、砥石は遅れながら反転する。すなわち、砥石の慣性を高めると、ワークの移動量より砥石の移動量を大幅に小さくすることができる。
【0020】
(b)に示す相対移動量は十分に大きくなり、所定の移動量に近い移動量で砥石をワークに当てることができ、この結果、良好な仕上げ精度を得ることができた。すなわち、図6(b)に比較して図3(b)は格段に相対移動量を増加することができた。
【0021】
尚、軸状ワークは、クランクシャフトのほか、カムシャフト、バランサシャフト又はこれに類するものであれば、種類を格別に限るものではない。
【0022】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、アームの先端に質量部材、具体的にはウエイトを取付けることで、アームの慣性を高めた。慣性を高めるとワークの移動に砥石が遅れて追従するようになり、遅れて移動し始めた砥石があまり移動しないうちにワークが反転する。ワークが反転したことにより、砥石は遅れながら反転する。すなわち、砥石の慣性を高めると、ワークの移動量より砥石の移動量を大幅に小さくすることができる。このためオシレーション速度を高めても研削性を確保することができる。
従って、請求項1によればアームの剛性を高めること無く、オシレーション速度を高めることができ、研削装置の生産性を大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベースとなる対策前のオシレーション式研削装置の原理図
【図2】本発明に係るオシレーション式研削装置の要部の原理図
【図3】(a)は本発明のオシレーション式研削装置におけるワークと砥石の移動波形図、(b)は相対移動量を示すグラフ
【図4】従来のクランクシャフトの仕上装置の原理図
【図5】振動測定の原理図
【図6】(a)は従来のクランクシャフトの仕上装置におけるワークと砥石の移動波形図、(b)は相対移動量を示すグラフ
【符号の説明】
1…対策前のオシレーション式研削装置、10…本発明のオシレーション式研削装置、11…揺動支軸、12…アーム、13…略C形の凹部、14…スライドバー、15…砥石 、18,19…質量部材。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an oscillation type grinding apparatus.
[0002]
[Prior art]
For example, according to Japanese Patent Laid-Open No. 61-25765 “Crankshaft finishing device”, according to FIG. The workpiece receiver 3, the slide table 4, the gantry 5, and the machining head 6 are arranged, and the shaft portion Wa of the crankshaft W supported by the oscillation device 2 and the workpiece receiver 3 is ground with a grindstone provided on the machining head 6. It is a device.
[0003]
FIG. 4 is a detailed view of the machining head 6. The machining head 6 has a swinging fulcrum 5a fitted in a long hole (reference numeral 6e of reference numeral 6 is correct) opened in the rear part (right end in the figure) of the arm 6b. By combining, it can be moved to the left and right of the drawing, and can be swung up and down. The arm 6 is provided with a substantially C-shaped workpiece insertion portion 6a at the tip (left end in the figure), and the shaft Wa inserted into the workpiece insertion portion 6a is finished with the finishing grindstones 7, 7, 7. The shaft portion Wa is rotated as shown by the arrow, and the shaft portion Wa is evenly finished while reciprocating in the front and back direction of FIG. 4 by the action of the oscillation device 2 of FIG.
[0004]
If the shaft portion Wa is the pin portion of the crankshaft, the shaft portion Wa revolves while rotating, so that the arm 6b moves up, down, left and right in the drawing. At that time, the tip of the arm 6b is pulled up by the balancer spring 6d so that no load is applied to the shaft portion 6a.
[0005]
FIGS. 4A to 4C are principle diagrams of a conventional crankshaft finishing apparatus.
(A), a
[0006]
Specifically, as shown in (b), the
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when an attempt was made to increase the oscillation speed by about 2 times due to the demand for improvement in productivity, it was found that the finishing accuracy of the
FIG. 5 is a principle diagram of vibration measurement. One of the three
[0008]
FIG. 6A is a movement waveform diagram of a workpiece and a grindstone in a conventional crankshaft finishing apparatus, and FIG. 6B is a graph showing a relative movement amount.
In (a), the horizontal axis indicates time, the vertical axis indicates the amount of movement of the workpiece (crankshaft) or the grindstone, and the right and left indicate the movement direction. Since the work is reciprocated at a predetermined cycle time by a fixed oscillation amount by the oscillation device, a sine curve waveform as shown in the figure is drawn. On the other hand, it was found that the whetstone draws a sine curve waveform delayed by Δt1. If you look at the waveform of this grinding wheel in detail, the cycle time is the same as that of the workpiece, but the height of the mountain is small. From this, it was found that the whetstone that should have been stationary is moving in a "moving" manner with the workpiece.
[0009]
A line parallel to the vertical axis is drawn at t1 on the time axis of (a), and a difference δ in the amount of movement between the workpiece curve and the grindstone curve along this line is obtained. A curve obtained by obtaining a number of δ by this procedure and collecting them is (b), and the vertical axis of (b) corresponds to the relative movement amount. If the grindstone is in a stationary state, this relative movement amount is equal to the workpiece curve shown in (a), and the maximum value is sufficiently large. However, the maximum value of the relative movement amount shown in (b) is small, and this is a cause of finishing defects.
[0010]
As is clear from FIG. 4A described above, the
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The present inventors are examining measures to replace the measures for increasing the rigidity of the arm. In FIG. 6A, as a matter of course, if the height of the grindstone curve is reduced (that is, the amount of movement of the grindstone is reduced). The shadowed portion increases, and the relative movement amount of (b) increases.
And in order to reduce the movement amount of the grindstone without increasing the rigidity of the arm, increase the inertia in the vicinity of the grindstone to weaken the followability to the workpiece, that is, increase the inertia of the grindstone to slow down the movement of the grindstone. came up with. Therefore, when a mass member was attached to the tip of the arm and an experiment was conducted, the height of the grindstone curve was reduced, and the structure of the present invention was established.
[0012]
That is, according to the first aspect, a substantially C-shaped recess is provided at the tip of a horizontally extending cantilever-shaped arm, and a plurality of slide bars are attached to the arm so as to be slidable toward the center of the recess. A grindstone is attached to the tip of the bar, the grindstone can be brought into contact with the shaft-shaped workpiece taken in the recess, and the shaft-shaped workpiece is rotated while reciprocating a certain distance in the axial direction. In the oscillation type grinding machine for grinding, the inertia of the arm increases and the grindstone is delayed with respect to the movement of the workpiece at a position that does not hinder the insertion and removal of the shaft-like workpiece at the tip of the arm and into the C-shaped recess. A mass member whose follow-up is confirmed by vibration measurement is provided.
[0013]
By attaching a mass member, specifically a weight, to the tip of the arm, the inertia of the arm is increased. When the inertia is increased, the grindstone follows the movement of the work with a delay, and the work is reversed before the grindstone that has started to move with a delay is moved too much. Due to the work being reversed, the grindstone is reversed with a delay. That is, if the inertia of the grindstone is increased, the amount of movement of the grindstone can be made much smaller than the amount of movement of the workpiece. If the movement amount of the grindstone is reduced, the workpiece can be effectively ground.
Therefore, according to the first aspect, the oscillation speed can be increased without increasing the rigidity of the arm, and the productivity of the grinding apparatus can be greatly improved.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a principle diagram of an oscillation type grinding apparatus before taking countermeasures as a base of the present invention. The oscillation type grinding apparatus (1) before taking countermeasures is capable of moving horizontally on an
[0015]
In order to increase the oscillation speed of the shaft-like workpiece, the
[0016]
FIG. 2 is a principle view of the main part of the oscillation type grinding apparatus according to the present invention. This oscillation
[0017]
In the oscillation
FIG. 3A is a movement waveform diagram of the workpiece and the grindstone in the oscillation type grinding apparatus of the present invention, FIG. 3B is a graph showing the relative movement amount, and the drawing method of FIG. I will omit it.
[0018]
In (a), the horizontal axis represents time, the vertical axis represents the amount of movement of a workpiece (an axial workpiece such as a crankshaft) or a grindstone, and the right and left represent the movement direction. Since the work is reciprocated at a predetermined cycle time by a fixed oscillation amount by an oscillation device, a sine curve waveform as shown in the figure is drawn. On the other hand, the grindstone draws a sine curve curve delayed by Δt2, but this curve has a small amplitude (amount of movement).
[0019]
The reason is as follows.
The inertia of the arm was increased by attaching a mass member to the tip of the arm. When the inertia is increased, the grindstone follows the movement of the work with a delay, and the work is reversed before the grindstone that has started to move with a delay is moved too much. Due to the work being reversed, the grindstone is reversed with a delay. That is, if the inertia of the grindstone is increased, the amount of movement of the grindstone can be made much smaller than the amount of movement of the workpiece.
[0020]
The relative movement amount shown in (b) is sufficiently large, and the grindstone can be applied to the workpiece with a movement amount close to the predetermined movement amount. As a result, good finishing accuracy can be obtained. That is, compared with FIG. 6B, FIG. 3B was able to significantly increase the relative movement amount.
[0021]
In addition to the crankshaft, the type of the axial workpiece is not particularly limited as long as it is a camshaft, a balancer shaft, or the like.
[0022]
【The invention's effect】
The present invention exhibits the following effects by the above configuration.
According to the first aspect of the present invention, the inertia of the arm is enhanced by attaching a mass member, specifically, a weight to the tip of the arm. When the inertia is increased, the grindstone follows the movement of the work with a delay, and the work is reversed before the grindstone that has started to move with a delay is moved too much. Due to the work being reversed, the grindstone is reversed with a delay. That is, if the inertia of the grindstone is increased, the amount of movement of the grindstone can be made much smaller than the amount of movement of the workpiece. Therefore, grindability can be ensured even if the oscillation speed is increased.
Therefore, according to the first aspect, the oscillation speed can be increased without increasing the rigidity of the arm, and the productivity of the grinding apparatus can be greatly improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing the principle of an oscillation type grinding apparatus before taking measures as a base of the present invention. FIG. 2 is a diagram showing the principle of an essential part of an oscillation type grinding apparatus according to the present invention. Fig. 4 is a graph showing the relative movement of the workpiece and the grindstone in the oscillation type grinding machine. Fig. 4 is a diagram showing the principle of a conventional crankshaft finishing device. Fig. 5 is a diagram showing the principle of vibration measurement. 6 (a) is a movement waveform diagram of a workpiece and a grindstone in a conventional crankshaft finishing device, and (b) is a graph showing a relative movement amount.
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記アームの先端に且つ前記C形の凹部へ軸状ワークを出入れすることを妨げない部位に、前記アームの慣性が高まって前記ワークの移動に前記砥石が遅れて追従することが振動測定により確認された質量部材を付設したことを特徴とするオシレーション式研削装置。A substantially C-shaped recess is provided at the tip of a horizontally extending cantilever-shaped arm, and a plurality of slide bars are attached to the arm so as to be slidable toward the center of the recess. The grindstone can be brought into contact with the shaft-shaped workpiece taken in the recess, and a predetermined portion of the shaft-shaped workpiece is ground with the grindstone by rotating the shaft-shaped workpiece while reciprocating in the axial direction by a predetermined distance. In the oscillation type grinding machine
Vibration measurement indicates that the inertia of the arm increases and the grindstone follows the movement of the workpiece with a delay at a position that does not prevent the shaft-shaped workpiece from being put into and out of the tip of the arm and into the C-shaped recess. An oscillation type grinding apparatus, wherein a confirmed mass member is attached.
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