JP4845479B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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しかし、このような配置では、液晶表示装置の正面輝度を犠牲にする(正面輝度が低下する)という問題が生じることがある。本発明の発明者らはさらに検討を行って上記問題についても解決することができる構成を見出した。
すなわち、本発明の発明特定事項は以下のとおりである。
少なくとも一方に電極を有し対向配置された一対の基板と、該一対の基板の対向面がそれぞれ有する配向軸によって配向制御された液晶性分子を含有する液晶層と、該液晶層を挟んで配置され偏光膜と該偏光膜の少なくとも一方の面に設けられた保護膜とを有する一対の偏光板と、該液晶層と該一対の偏光膜の少なくとも一方との間に、配向軸によって配向制御されその配向状態に固定された液晶性化合物を含有する少なくとも一層の光学異方性層と、さらに該液晶層と該一対の偏光膜の少なくとも一方との間に位相差板とを有し、該偏光膜の吸収軸と表示装置の画面左右方向とが平行あるいは垂直であり、該位相差板が、入射した偏光の偏光軸をその層に近い方の基板の配向軸と平行方向に一致する方向に回転させる機能を有することを特徴とする液晶表示装置。
〔2〕
前記位相差板が、2分の1波長の位相差を有し、かつ該位相差板の遅相軸と該位相差板に近いほうの偏光膜の透過軸のなす角度が、該偏光膜の透過軸と該位相差板に近い方の基板の配向軸のなす角度の2分の1であることを特徴とする〔1〕に記載の液晶表示装置。
〔3〕
前記位相差板が、前記液晶層の両側に設けられていることを特徴とする〔1〕又は〔2〕に記載の液晶表示装置。
〔4〕
前記位相差板が、液晶性化合物を含有する組成物から形成され、該位相差板中、該液晶性化合物の分子が配向状態に固定されていることを特徴とする〔1〕〜〔3〕のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
〔5〕
前記液晶層がTNモードであることを特徴とする〔1〕〜〔4〕のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
本発明で保護膜、光学異方性層はレターデーション、Re、Rthを有し、Re(λ)は、KOBRA 21ADH(王子計測機器(株)製)において波長λnmの光をフィルム法線方向に入射させて測定される。Rth(λ)は前記Re(λ)、面内の遅相軸(KOBRA 21ADHにより判断される)を傾斜軸(回転軸)としてフィルム法線方向に対して+40°傾斜した方向から波長λnmの光を入射させて測定したレターデーション、および面内の遅相軸を傾斜軸(回転軸)としてフィルム法線方向に対して−40°傾斜した方向から波長λnmの光を入射させて測定したレターデーションの計3つの方向で測定したレターデーションと平均屈折率の仮定値および入力された膜厚値を基にKOBRA 21ADHが算出する。ここで平均屈折率の仮定値は「ポリマーハンドブック」(JOHN WILEY&SONS、INC)、各種光学フィルムのカタログの値を使用することができる。平均屈折率の値が既知でないものについてはアッベ屈折計で測定することができる。主な光学フィルムの平均屈折率の値を以下に例示する:セルロースアシレート(1.48)、シクロオレフィンポリマー(1.52)、ポリカーボネート(1.59)、ポリメチルメタクリレート(1.49)、ポリスチレン(1.59)。これら平均屈折率の仮定値と膜厚を入力することで、KOBRA 21ADHはnx、ny、nzを算出する。この算出されたnx、ny、nzよりNz=(nx−nz)/(nx−ny)がさらに算出される。
「位相差板の遅相軸と偏光膜の透過軸のなす角度が、偏光膜の透過軸と基板の配向軸のなす角度の2分の1」という場合も同様である。
また、「2分の1波長の位相差」も、実質的に「2分の1波長の位相差」といえるものであればよい。
本発明は、少なくとも一方に電極を有し対向配置された一対の基板と、該一対の基板の対向面がそれぞれ有する配向軸によって配向制御された液晶性分子を含有する液晶層と、該液晶層を挟んで配置され偏光膜と該偏光膜の少なくとも一方の面に設けられた保護膜とを有する一対の偏光板と、該液晶層と該一対の偏光膜の少なくとも一方との間に、配向軸によって配向制御されその配向状態に固定された液晶性化合物を含有する少なくとも一層の光学異方性層とを有する液晶表示装置において、該偏光膜の吸収軸と該偏光板の最大収縮方向すなわち偏光板端部の長辺及び短辺方向(あるいは表示装置の画面左右方向)が平行あるいは垂直になるように配置することで、過酷な使用環境(高温高湿度)、例えば温度40°湿度90%、温度65°湿度80%などで、偏光板の周辺部からの光漏れを改善している。さらには液晶セル基板の配向軸や光学異方性層の配向制御方向との配置角度関係を調整することで、広視野角な特性も満足した。
従来のTNモードでは偏光板吸収軸は画面左右方向、すなわち偏光板端部長辺方向に対して45°で交差していた。偏光板の収縮方向は偏光板端部の長辺及び短辺方向に平行であるため、この配置では漏れ光が最大となった。
そこで、偏光板吸収軸を画面左右方向、すなわち偏光板端部長辺方向に平行あるいは垂直とすることで、TNモードにおいて光漏れが改善できることを見出した。
(このように液晶表示装置の偏光板吸収軸を画面左右方向、すなわち偏光板端部長辺方向に平行あるいは垂直とした構成を、以下「0°−90°貼り」と呼ぶことがある。)
偏光板周辺部の光漏れを改善するには、偏光板吸収軸を画面左右方向、すなわち偏光板端部長辺方向に平行あるいは垂直とすることで改善できる。このときTNモード液晶表示装置の配向制御方向すなわち液晶セルの基板の配向軸は45°に設定することで概略左右対称の視野角特性が得られる。
従来のTNモードでも配向制御方向は画面左右方向に対して45°に設定されており、上下視野角特性は非対称であったが左右は対称な視野角特性であった。しかし偏光板の偏光膜吸収軸と保護膜遅相軸も45°に設定されており、過酷な使用環境では偏光板周辺部で光漏れが生じた。
本発明を説明するために、まず従来例である、図1に示す液晶表示装置の動作について、一般的なTNモードを例に挙げて説明する。ここでは、電界効果型液晶として正の誘電異方性を有するネマチック液晶を用いてTFT(アクティブ)駆動を行った例で説明する。
液晶セル9〜13は、上側基板9および下側基板12と、これらに挟持される液晶分子11から形成される液晶層とからなる。基板9および13の液晶分子11に接触する表面(以下、「内面」という場合がある)には、配向膜(不図示)が形成されていて、配向膜上に施されたラビング処理等により、電圧無印加状態もしくは低印加状態における液晶分子11の配向が制御されている。また、基板9および12の内面には、液晶分子11からなる液晶層に電圧を印加可能な透明電極(不図示)が形成されている。
TNモード液晶表示装置では、電極に駆動電圧を印加しない非駆動状態では、液晶セル中の液晶分子11は基板面に対して略平行に配向し、その配向方向は上下基板の間で90°捩れている。透過型表示装置の場合、バックライトの光は下側偏光板を通過することで直線偏光になる。直線偏光は液晶層のねじれ構造に沿って伝播し、偏光状態を維持したまま偏光面を90度回転することで上側偏光板をそのまま通過し、表示装置は白表示となる。
一方、印加電圧を大きくしていくと液晶分子は捩れを解消しながら基板面に対して垂直な方向に次第に立っていく。理想的高電圧印加状態でのTNモード液晶表示装置では、液晶分子の捩れがほぼ完全に解消し、基板面に対してほぼ垂直に立ちきった配向状態となる。この時下偏光板を通過した直線偏光は、液晶層にねじれ構造がないため、偏光面を回転することなく伝播し、上偏光板の吸収軸に直交する角度で入射するため、光は遮断され黒表示となる。
このようにTNモードでは偏光した光を遮断したり、透過させることで表示装置としての機能をはたす。一般に表示品質を表す数値として、白表示輝度と黒表示輝度の比をコントラスト比と定義して用いる。このコントラスト比が高いほど高品位な表示装置となり、コントラストを上げるためには、液晶表示装置での偏光状態を維持させて通過させることが重要となる。
また、液晶材料LCは、ネマチック液晶であれば、特に限定したものではない。誘電率異方性Δεは、その値が大きいほうが、駆動電圧が低減できる。屈折率異方性Δnは小さいほうが液晶層の厚み(ギャップ)を厚くでき、液晶の封入時間が短縮され、かつギャップばらつきを少なくすることができる。また、Δnが大きい方がセルギャップを小さくでき、高速応答が可能となる。一般にΔnは0.04〜0.28の間、セルギャップは1〜10μmの間に設定し、Δnとdの積が0.25〜0.55μmの間になるようにそれぞれ調整する。
さらにバックライトの発光効率を高めるために、プリズム状やレンズ状の集光型輝度向上シート(フィルム)を積層したり、偏光板の吸収による光ロスを改善する偏光反射型の輝度向上シート(フィルム)をバックライトと液晶セルの間に積層してもよい。また、バックライトの光源を均一化させるための拡散シート(フィルム)を積層してもよく、逆に光源に面内分布をもたせるための反射,拡散パターンを印刷などで形成したシート(フィルム)を積層してもよい。
すなわち本発明はさらに該液晶層と該一対の偏光膜の少なくとも一方との間に位相差板を有し、該位相差板が、入射した偏光の偏光軸をその層に近い方の基板の配向軸と平行方向に一致する方向に回転させる機能を有することを特徴とする液晶表示装置に関するものである。
図2における偏光膜3,18の吸収軸4,19は表示画面の画面左右方向に対し、0°及び90°、すなわち上下・左右になっている。すなわちいわゆる0°−90°貼りの構成によるものである。図2においては、上側の偏光膜3の吸収軸4が90°、下側の偏光膜18の吸収軸19が0°に配置されている。
また偏光膜3,18と液晶層11との間には位相差板aおよびbを位置させている。これら位相差板aおよびbの面内の遅相軸a’およびb’はそれに近い方の偏光膜3,18の透過軸と22.5°(吸収軸4,19とは112.5°)となるように配置されている。
さらに液晶層の配向制御方向(基板の配向軸)8および11はそれぞれ+45°、−45°である。
本発明では、液晶セルの光学補償のために、配向状態に固定された液晶性化合物を含有する光学異方性層を用いる。本発明では、該光学異方性層を、支持体上に形成して、光学補償シートとして液晶表示装置中に組み込んでもよいし、該光学補償シートと直線偏光膜とを一体化した楕円偏光板として液晶表示装置中に組み込んでもよい。上記のように角度設定された光学補償シートおよび偏光板の作製方法は、特に限定されないが、光学補償シート又は偏光板作製時に、ロール搬送方向に対して配向制御方向や延伸方向などを調整する方法;及び光学補償シート及び偏光板をロール・トゥ・ロールにて作製後、打抜き時に設定角度で打抜く方法が挙げられる。
本発明に使用可能な光学補償シートの例は、光学的に透明な支持体と、該支持体上に、液晶性化合物から形成された光学異方性層とを有する。この光学補償シートを液晶表示装置に用いることで、他の諸特性を低下させることなく、液晶セルを光学的に補償することができる。
《支持体》
前記光学補償シートは、支持体を有していてもよい。光学異方性層が付設される透明支持体の遅相軸の方向は、特に限定されないが、液晶性化合物の配向制御方向(例えばラビング軸)に対して−50°〜50°であることが好ましく、−45±5°、45°±5°、あるいは−5°〜5°であることが好ましい。該支持体は、ガラス又は透明なポリマーフィルムであるのが好ましい。支持体は、光透過率が80%以上であることが好ましい。ポリマーフィルムを構成するポリマーの例には、セルロースエステル(例、セルロースのモノ乃至トリアシレート体)、ノルボルネン系ポリマーおよびポリメチルメタクリレートが含まれる。市販のポリマー(ノルボルネン系ポリマーでは、アートン及びゼオネックスいずれも商品名))を用いてもよい。又、従来知られているポリカーボネートやポリスルホンのような複屈折の発現しやすいポリマーは、国際公開第00/26705号パンフレットに記載のように、分子を修飾することで複屈折の発現性を制御したものを用いるのが好ましい。
これらの具体的なアシル基、及びセルロースアシレートの合成方法は、発明協会公開技報公技番号2001−1745号(2001年3月15日発行)の9ページに詳細に記載されている。
なお、基材フィルムの複屈折率(Δn:nx−ny)は、0.00028〜0.020の範囲にあることが好ましい。また、セルロースアセテートフィルムの厚み方向の複屈折率{(nx+ny)/2−nz}は、0.001〜0.04の範囲にあることが好ましい。
吸湿膨張係数の測定方法について以下に示す。作製したポリマーフィルムから幅5mm。長さ20mmの試料を切り出し、片方の端を固定して25℃、20%RH(R0)の雰囲気下にぶら下げた。他方の端に0.5gの重りをぶら下げて、10分間放置し長さ(L0)を測定した。次に、温度は25℃のまま、湿度を80%RH(R1)にして、長さ(L1)を測定した。吸湿膨張係数は下式により算出した。測定は同一試料につき10サンプル行い、平均値を採用した。
吸湿膨張係数[/%RH]={(L1−L0)/L0}/(R1−R0)
ポリマーフィルムは、ソルベントキャスト法によりを製造することが好ましい。ソルベントキャスト法では、ポリマー材料を有機溶媒に溶解した溶液(ドープ)を用いてフィルムを製造する。ドープは、ドラムまたはバンド上に流延し、溶媒を蒸発させてフィルムを形成する。流延前のドープは、固形分量が18〜35%となるように濃度を調整することが好ましい。ドラムまたはバンドの表面は、鏡面状態に仕上げておくことが好ましい。
上記のような二層以上の複数のセルロースアシレート溶液を共流延する方法としては、例えば、支持体の進行方向に間隔を置いて設けた複数の流延口からセルロースアシレートを含む溶液をそれぞれ流延させて積層させる方法(例えば、特開平11−198285号公報記載の方法)、2つの流延口からセルロースアシレート溶液を流延する方法(特開平6−134933号公報記載の方法)、高粘度セルロースアシレート溶液の流れを低粘度のセルロースアシレート溶液で包み込み、その高、低粘度のセルロースアシレート溶液を同時に押出す方法(特開昭56−162617号公報記載の方法)等が挙げられる。本発明ではこれらに限定されるものではない。これらのソルベントキャスト方法の製造工程については、前記の公技番号2001−1745号の22頁〜30頁に詳細に記載され、溶解、流延(共流延を含む)、金属支持体、乾燥、剥離、延伸などに分類される。
本発明のフィルム(支持体)の厚さは、15〜120μmであることが好ましく、更には30〜80μmが好ましい。
ポリマーフィルムは、表面処理を施すことが好ましい。表面処理には、コロナ放電処理、グロー放電処理、火炎処理、酸処理、アルカリ処理及び紫外線照射処理が含まれる。これらについては、詳細が前記の公技番号2001−1745号の30頁〜32頁に詳細に記載されている。これらの中でも特に好ましくは、アルカリ鹸化処理でありセルロースアシレートフィルムの表面処理としては極めて有効である。
本発明では、光学異方性層中の液晶性化合物は配向軸によって配向制御され、その状態に固定されている。前記液晶性化合物を配向制御する配向軸としては、光学異方性層と前記ポリマーフィルム(支持体)との間に形成された配向膜のラビング軸が挙げられる。但し、本発明において配向軸はラビング軸に限定されるものではなく、ラビング軸と同様に液晶性化合物を配向制御し得るものであれば、いかなるものであってもよい。
配向膜ポリマーの架橋性官能基は、多官能モノマーと同様に、重合性基を含むことが好ましい。具体的には、例えば特開2000−155216号公報明細書中段落番号[0080]〜[0100]記載のもの等が挙げられる。
配向膜の膜厚は、0.1〜10μmの範囲にあることが好ましい。
次に、液晶性化合物からなる光学異方性層の好ましい態様について詳細を記述する。光学異方性層は、液晶表示装置の黒表示における液晶セル中の液晶化合物を補償するように設計することが好ましい。黒表示における液晶セル中の液晶化合物の配向状態は、液晶表示装置のモードにより異なる。この液晶セル中の液晶化合物の配向状態に関しては、IDW’00、FMC7−2、P411〜414に記載されている。光学異方性層は、ラビング軸等の配向軸によって配向制御され、その配向状態に固定された液晶性化合物を含有する。
棒状液晶性分子としては、アゾメチン類、アゾキシ類、シアノビフェニル類、シアノフェニルエステル類、安息香酸エステル類、シクロヘキサンカルボン酸フェニルエステル類、シアノフェニルシクロヘキサン類、シアノ置換フェニルピリミジン類、アルコキシ置換フェニルピリミジン類、フェニルジオキサン類、トラン類およびアルケニルシクロヘキシルベンゾニトリル類が好ましく用いられる。
なお、棒状液晶性分子には、金属錯体も含まれる。また、棒状液晶性分子を繰り返し単位中に含む液晶ポリマーも、棒状液晶性分子として用いることができる。言い換えると、棒状液晶性分子は、(液晶)ポリマーと結合していてもよい。
棒状液晶性分子については、季刊化学総説第22巻液晶の化学(1994)日本化学会編の第4章、第7章および第11章、および液晶デバイスハンドブック日本学術振興会第142委員会編の第3章に記載がある。
棒状液晶性分子の複屈折率は、0.001〜0.7の範囲にあることが好ましい。
円盤状(ディスコティック)液晶性分子には、C.Destradeらの研究報告、Mol.Cryst.71巻、111頁(1981年)に記載されているベンゼン誘導体、C.Destradeらの研究報告、Mol.Cryst.122巻、141頁(1985年)、Physics lett、A、78巻、82頁(1990)に記載されているトルキセン誘導体、B.Kohneらの研究報告、Angew.Chem.96巻、70頁(1984年)に記載されたシクロヘキサン誘導体及びJ.M.Lehnらの研究報告、J.Chem.Commun.、1794頁(1985年)、J.Zhangらの研究報告、J.Am.Chem.Soc.116巻、2655頁(1994年)に記載されているアザクラウン系やフェニルアセチレン系マクロサイクルが含まれる。
上記の液晶性分子と共に、可塑剤、界面活性剤、重合性モノマー等を併用して、塗工膜の均一性、膜の強度、液晶分子の配向性等を向上することができる。液晶性分子と相溶性を有し、液晶性分子の傾斜角の変化を与えられるか、あるいは配向を阻害しないことが好ましい。
ポリマーの例としては、セルロースエステルを挙げることができる。セルロースエステルの好ましい例としては、特開2000−155216号公報明細書中の段落番号[0178]記載のものが挙げられる。液晶性分子の配向を阻害しないように、上記ポリマーの添加量は、液晶性分子に対して0.1〜10質量%の範囲にあることが好ましく、0.1〜8質量%の範囲にあることがより好ましい。円盤状液晶性分子のディスコティックネマティック液晶相−固相転移温度は、70〜300℃が好ましく、70〜170℃がさらに好ましい。
光学異方性層は、液晶性分子および必要に応じて後述の重合性開始剤や任意の成分を含む塗布液を、配向膜の上に塗布することで形成できる。
配向させた液晶性分子を、配向状態を維持して固定することができる。固定化は、重合反応により実施することが好ましい。重合反応には、熱重合開始剤を用いる熱重合反応と光重合開始剤を用いる光重合反応とが含まれる。光重合反応が好ましい。光重合開始剤の例には、α−カルボニル化合物(米国特許第2367661号、同2367670号の各明細書記載)、アシロインエーテル(米国特許第2448828号明細書記載)、α−炭化水素置換芳香族アシロイン化合物(米国特許第2722512号明細書記載)、多核キノン化合物(米国特許第3046127号、同2951758号の各明細書記載)、トリアリールイミダゾールダイマーとp−アミノフェニルケトンとの組み合わせ(米国特許第3549367号明細書記載)、アクリジンおよびフェナジン化合物(特開昭60−105667号公報、米国特許第4239850号明細書記載)およびオキサジアゾール化合物(米国特許第4212970号明細書記載)が含まれる。
光重合開始剤の使用量は、塗布液の固形分の0.01〜20質量%の範囲にあることが好ましく、0.5〜5質量%の範囲にあることがさらに好ましい。
本発明では、前記光学異方性層を直線偏光膜と一体化させた楕円偏光板を用いることができる。楕円偏光板は、液晶表示装置にそのまま組み込める様に、液晶セルを構成している一対の基板と略同一な形状に成型されているのが好ましい(例えば、液晶セルが矩形状ならば、楕円偏光板も同一な矩形状に成型されているのが好ましい)。本発明では、液晶セルの基板の配向軸と直線偏光膜の吸収軸、及び/又は光学異方性層の配向軸が特定の角度に調整されている。
架橋剤については、米国再発行特許23297号明細書に記載がある。また、ホウ素化合物(例、ホウ酸、硼砂)も、架橋剤として用いることができる。
二色性色素の例としては、例えば、前記の公技番号2001−1745号の58頁に記載の化合物が挙げられる。
ポリマーフィルムは、その最表面が防汚性及び耐擦傷性を有する反射防止膜を設けてなることも好ましい。反射防止膜は、従来公知のいずれのものも用いることが出来る。
図3に示す構成の液晶表示装置を作製した。即ち、観察方向(上)から上側(楕円)偏光板(保護膜1、偏光膜3、保護膜5(光学補償シート支持体を兼ねる)、光学異方性層7)、液晶セル(上側基板9、液晶層11、下側基板12)、下側(楕円)偏光板(光学異方性層14、保護膜16(光学補償シート支持体を兼ねる)、偏光膜18、保護膜20)を積層し、さらに下側偏光板の下側には冷陰極蛍光灯を用いたバックライト(不図示)を配置した。
以下に、用いた部材それぞれの作製方法を説明する。
液晶セルは、セルギャップ(d)4μmとし、正の誘電率異方層を持つ液晶材料を基板間に滴下注入で封入し、液晶層11のΔn・dを410nmとした(Δnは液晶材料の屈折率異方性)。また、液晶セルの上側(観察者側)基板9のラビング方向(配向軸)10は90°、下側(バックライト側)基板12のラビング方向(配向軸)13は0°で、ねじれ角は90°とした。この様にしてTNモードの液晶セルを作製した。
<セルロースアセテートフィルムの作製>
下記の組成物をミキシングタンクに投入し、加熱しながら攪拌して、各成分を溶解し、セルロースアセテート溶液を調製した。
セルロースアセテート溶液組成
酢化度60.7〜61.1%のセルロースアセテート 100質量部
トリフェニルホスフェート(可塑剤) 7.8質量部
ビフェニルジフェニルホスフェート(可塑剤) 3.9質量部
メチレンクロライド(第1溶媒) 336質量部
メタノール(第2溶媒) 29質量部
1−ブタノール(第3溶媒) 11質量部
このセルロースアセテートフィルム上に、下記の組成の塗布液を#16のワイヤーバーコーターで28mL/m2塗布した。60℃の温風で60秒、さらに90℃の温風で150秒乾燥した。次に、形成した膜に、セルロースアセテートフィルムの面内遅相軸(流延方向と平行方向)に平行な方向に配向するようにラビング処理を実施した(したがって、光学異方性層の配向制御方向(ラビング軸)はセルロースアセテートフィルムの遅相軸と平行である。)。
配向膜塗布液組成
下記の変性ポリビニルアルコール 20質量部
水 360質量部
メタノール 120質量部
グルタルアルデヒド(架橋剤) 1.0質量部
配向膜上に、下記の円盤状液晶性化合物91.0g、エチレンオキサイド変成トリメチロールプロパントリアクリレート(V#360、大阪有機化学(株)製)9.0g、セルロースアセテートブチレート(CAB551−0.2、イーストマンケミカル社製)2.0g、セルロースアセテートブチレート(CAB531−1、イーストマンケミカル社製)0.5g、光重合開始剤(イルガキュアー907、チバガイギー社製)3.0g、増感剤(カヤキュアーDETX、日本化薬(株)製)1.0g、フルオロ脂肪族基含有共重合体(メガファックF780 大日本インキ(株)製)の1.3gを、207gのメチルエチルケトンに溶解した塗布液を、#3.6のワイヤーバーで6.2ml/m2塗布した。これを130℃の恒温ゾーンで2分間加熱し、円盤状化合物を配向させた。次に、60℃の雰囲気下で120W/cm高圧水銀灯を用いて、1分間UV照射し円盤状液晶性化合物を重合させた。その後、室温まで放冷した。このようにして、光学異方性層を形成し、光学補償シートを作製した。
延伸したポリビニルアルコールフィルムに、ヨウ素を吸着させて偏光膜を作製し、ポリビニルアルコール系接着剤を用いて、作製した光学補償シートを支持体面で偏光膜の片側に貼り付けた。また、厚さ80μmのセルローストリアセテートフィルム(TD−80U、富士写真フイルム(株)製)にケン化処理を行い、ポリビニルアルコール系接着剤を用いて、偏光膜の反対側に貼り付けた。偏光膜の吸収軸と光学補償シートの支持体の遅相軸(流延方向と平行方向)とは平行になるように配置した(したがって、偏光膜の吸収軸と光学異方性層の配向制御方向(ラビング軸)とは平行である。)。長辺または短辺が支持体の遅相軸と平行になるように偏光板を切り出した。このようにして楕円偏光板を作製した。
作製したTNセルに、作製した楕円偏光板を光学補償シートが液晶セル側となるように粘着剤を介して、偏光膜の吸収軸が表示装置の画面左右方向と垂直および平行となるよう、観察者側およびバックライト側に一枚ずつ貼り付けた。このとき、偏光板の偏光膜の吸収軸が、対面する液晶セルの基板の配向制御方向(ラビング方向)に平行になるように液晶表示装置を作製した。
すなわち、本参考例では、上側偏光板偏光膜3の吸収軸4、上側偏光板保護膜1,5の遅相軸2,6は90°、下側偏光板偏光膜18の吸収軸19、下側偏光板保護膜16,20の遅相軸17,21は0°に設定した。また上側光学異方性層7の配向制御方向8を270°、下側光学異方性層14の配向制御方向15を180°になるように設定した。
このように作製した液晶表示装置に60Hzの矩形波電圧を印加した。白表示1.5V、黒表示5Vのノーマリーホワイトモードとした。測定機は(EZ−Contrast160D、ELDIM社製)を用い、透過率の比(白表示/黒表示)であるコントラスト比を測定した。正面コントラスト比1000対1を得た。また40°80%の環境試験室に24時間保管、室温に1時間放置後、パネル中央部と偏光板長辺端部の中央の黒表示時の輝度差を測定したところ0.1cd/m2であった。目視では偏光板の周辺部には光漏れが観察されなかった。また左右方向でコントラスト比10以上の視野角は左が80°、右が60°であった。また左方向斜め60°での白表示の色調はLuv色度座標でv’が0.48、白表示時の正面透過率は30%であった。
図4に示す構成の液晶表示装置を作製した。液晶セルの上側基板9の配向制御方向(ラビング方向)10を左右方向から反時計方向に45°、下側基板12の配向制御方向(ラビング方向)13を同じく−45°とし、上側偏光板偏光膜3の吸収軸4、上側偏光板保護膜1,5の遅相軸2,6は0°、下側偏光板偏光膜18の吸収軸19、下側偏光板保護膜16,20の遅相軸17,21は90°に、上側光学異方性層7の配向制御方向8を180°、下側光学異方性層14の配向制御方向15を90°に設定し、その他の構成は参考例1と同じにした。
40°80%の環境試験室に24時間保管、室温に1時間放置後、パネル中央部と偏光板長辺端部の中央の黒表示時の輝度差を測定したところ0.1cd/m2であった。目視では偏光板の周辺部には光漏れが観察されなかった。また左右方向でコントラスト比10以上の視野角は左が80°、右が70°であった。
図5に示す構成の液晶表示装置を作製した。参考例2において上側光学異方性層7の配向制御方向(ラビング方向)8を左右方向から反時計方向に45°、下側光学異方性層14の配向制御方向15を同じく−45°とし、その他の構成は参考例2と同じにした。
40°80%の環境試験室に24時間保管、室温に1時間放置後、パネル中央部と偏光板長辺端部の中央の黒表示時の輝度差を測定したところ0.1cd/m2であった。目視では偏光板の周辺部には光漏れが観察されなかった。また左右方向でコントラスト比10以上の視野角は左が80°、右が75°であった。
図6に示す構成の液晶表示装置を作製した。参考例1において下側光学異方性層14を省略し、その他の構成は参考例1と同じにした。
40°80%の環境試験室に24時間保管、室温に1時間放置後、パネル中央部と偏光板長辺端部の中央の黒表示時の輝度差を測定したところ0.1cd/m2であった。目視では偏光板の周辺部には光漏れが観察されなかった。また左右方向でコントラスト比10以上の視野角は左が60°、右が60°であった。
図1に示す構成の液晶表示装置を作製した。参考例1においてすべての角度を反時計方向に−45回転させ、その他の構成は参考例1と同じにした。
40°80%の環境試験室に24時間保管、室温に1時間放置後、パネル中央部と偏光板長辺端部の中央の黒表示時の輝度差を測定したところ0.5cd/m2であった。目視では偏光板の周辺部の長辺および短辺部に円弧上に光漏れが観察された。また左右方向でコントラスト比10以上の視野角は左が80°、右が80°であった。
さらに正面の輝度低下を伴うことなしに左右の対称性が得られる効果を示すため、図2に示した構成の本発明の液晶表示装置について、光学シミュレーションを実施し、効果の確認を行った。
光学計算には、シンテック社製のLCD Master Ver6.08を用いた。液晶セルや電極、基板、偏光板等は、液晶ディスプレイ用に従来から用いられているものがそのまま使用できる。液晶材料にはLCD Masterに付属のZLI−4792を用いた。液晶セルの配向はプレチルト角4度でパラレル配向の水平配向とし、基板のセルギャップを4μmとし、正の誘電率異方性を有する液晶材料で液晶層のレターデーション(即ち、記液晶層の厚さd(nm)と屈折率異方性Δnとの積Δn・d)を395nmとした。位相差板a,bは偏光膜3,18と透明フィルム(保護膜)5,16の間に1枚ずつ配置した。用いた位相差板a,bの450nm、550nm、650nmにおける位相差はそれぞれ225nm、275nm、325nmとした。位相差板a,bの遅相軸とそれに近い偏光板の透過軸との角度は22.5度とした。偏光膜3,18にはLCD Masterに付属のG1220DUを用いた。また光学異方性層7,14の正面Reレターデーション値は30nmに設定した。また、透明フィルム5,16のRe、Rthはそれぞれ、7nm、80nmとした。光源にはLCD Masterに付属のBacklight光源を用いた。このようにして、実施例1の液晶表示装置は図2に示す構成とした。
実施例1と同様の方法で、表1に示す構成で、その他は、実施例1と全く同じ方法で液晶表示装置の光学特性をLCD Masterにより計算して求めた。なお、比較例1は位相差板を用いていない以外は前記実施例1と同様の構成である。
表1の液晶表示装置に黒電圧を印加し、左右方向の黒表示透過率(%)、左右方向の黒表示透過率の差(%)、正面の白表示透過率(%)を求めた。結果は表1に示す。
すなわち本発明の液晶表示装置においては、正面輝度特性を犠牲にすることなく、好ましい効果を得ることが出来ることを表している。
2 上側偏光板外側保護膜遅相軸
3 上側偏光板偏光膜
4 上側偏光板偏光膜吸収軸
a 上側位相差板
a’ 上側位相差板遅相軸
5 上側偏光板液晶セル側保護膜(光学補償シート支持体)
6 上側偏光板液晶セル側保護膜遅相軸
7 上側光学異方性層
8 上側光学異方性層の配向制御方向(配向軸)
9 液晶セル上側基板
10 上側基板液晶配向制御方向(配向軸)
11 液晶分子(液晶層)
12 液晶セル下側基板
13 下側基板液晶配向制御方向(配向軸)
14 下側光学異方性層
15 下側光学異方性層の配向制御方向(配向軸)
16 下側偏光板液晶セル側保護膜(光学補償シート支持体)
17 下側偏光板液晶セル側保護膜遅相軸
b 下側位相差板
b’ 下側位相差板遅相軸
18 下側偏光板偏光膜
19 下側偏光板偏光膜の吸収軸
20 下側偏光板外側保護膜
21 下側偏光板外側保護膜遅相軸
Claims (5)
- 少なくとも一方に電極を有し対向配置された一対の基板と、該一対の基板の対向面がそれぞれ有する配向軸によって配向制御された液晶性分子を含有する液晶層と、該液晶層を挟んで配置され偏光膜と該偏光膜の少なくとも一方の面に設けられた保護膜とを有する一対の偏光板と、該液晶層と該一対の偏光膜の少なくとも一方との間に、配向軸によって配向制御されその配向状態に固定された液晶性化合物を含有する少なくとも一層の光学異方性層と、さらに該液晶層と該一対の偏光膜の少なくとも一方との間に位相差板とを有し、該偏光膜の吸収軸と表示装置の画面左右方向とが平行あるいは垂直であり、該位相差板が、入射した偏光の偏光軸をその層に近い方の基板の配向軸と平行方向に一致する方向に回転させる機能を有することを特徴とする液晶表示装置。
- 前記位相差板が、2分の1波長の位相差を有し、かつ該位相差板の遅相軸と該位相差板に近いほうの偏光膜の透過軸のなす角度が、該偏光膜の透過軸と該位相差板に近い方の基板の配向軸のなす角度の2分の1であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記位相差板が、前記液晶層の両側に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶表示装置。
- 前記位相差板が、液晶性化合物を含有する組成物から形成され、該位相差板中、該液晶性化合物の分子が配向状態に固定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
- 前記液晶層がTNモードであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
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