JP4845462B2 - 認証装置、icカード、及び生体情報認証システム - Google Patents

認証装置、icカード、及び生体情報認証システム Download PDF

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Description

本発明は、認証装置と、前記認証装置との間で情報通信を行うICカードとを少なくとも備える生体情報認証システムに関する。
従来、生体情報認証の技術分野において、認証手段が相違する各種生体情報認証サーバに対応が可能な認証端末、及び認証システムを提供することを目的とした提案がなされている。該提案では、認証端末に、本人(被認証者)の各種生体情報を保持する生体情報保持部と例えば指紋のような生体情報を得るセンサとが備えられる。認証サーバから認証に必要な、例えば虹彩情報のような生体情報を要求された場合、本人(被認証者)の生体情報データ(指紋)をセンサに入力し、認証部で指紋認証を行って本人(被認証者)認証する。その後、認証サーバが要求する生体情報(虹彩情報)を生体情報保持
部から選択して送信する(例えば特許文献1参照)。
特開2005-010826号公報
上述した提案に係る技術、即ち、生体情報を用いた本人認証は、例えば各種商取引における決済や、関係者以外は立入禁止になっている建造物における入退出管理等において、従来から一般的に利用されてきたIDやパスワード等を利用する本人確認(認証)の方法よりも、他人に成りすまし難い本人確認(認証)の方法として優れている。そのため、近年、特に注目されている技術である。
生体情報認証の技術は、人間の持つ生体情報を精度良く検出すると共に、検出した生体情報から特徴点などを抽出して、予め登録されている複数の被認証者に係わる生体情報と比較照合することで、被検知者(認証対象者)が上記登録されている複数の被認証者のうちの一人であることを確認するものである。しかし、生体情報とは、言うまでもなく現実に生きて活動している人間に係わる情報であるが故に、被認証者である個々の人間から生体情報を取得するに際して、たとえ同一の人間からのものであっても、その時々のその人間の状態の相違によって、取得した生体情報同士の間に差異が生じる虞がある。
例えば人間の指に係わる情報を、生体情報として用いて本人認証を行う場合、検出対象である指の位置が3次元的に変化する(つまり、認証対象者の指が必ずしも3次元空間における所定位置に翳されるとは限らず、むしろ翳す位置がずれる場合の方が多い)。しかも、特に指からの立体的な静脈データの取得に際しては、取得した上記データを2次元空間である平面上に展開する必要があるので、上記データの取得条件が異なると、それによって取得したデータが変ってしまうという不具合がある。また、指の表面から血管(静脈)までの深さは、人によって相違するので、個々の人間毎に指の静脈データの読取りを正確に行うためには、上記データ読取りに際しての露光を異ならせる必要が生じる。
従って本発明の目的は、生体情報認証において、認証対象者からの生体情報の取得に際し、生体情報の取得条件が変化しても、同一の認証対象者であれば同一の生体情報が取得できるようにすることにある。
また、本発明の別の目的は、生体情報認証において、個々の認証対象者毎に異なる各認証対象者からの生体情報の取得条件を、略均一な態様で補正し管理できるようにすることにある。
本発明の第1の観点に従う認証装置は、認証対象者からその生体情報を取得する生体情報取得部と、予め登録された、認証対象者の生体情報との照合に際して基準となる被認証者の生体情報、及び予め登録された、認証対象者から取得する生体情報を補正するための上記被認証者に係わる補正用の情報を入力する入力部と、上記生体情報取得部を通じて取得した認証対象者の生体情報を、上記被認証者の基準生体情報と照合するのに先立ち、上記被認証者に係わる補正用の情報に基づいて補正する生体情報補正部と、を備える。
本発明の第1の観点に係る好適な実施形態では、上記生体情報補正部において補正された後の認証対象者の生体情報と、上記被認証者の基準生体情報とを照合すると共に、その照合結果に基づいて、上記認証対象者が被認証者本人かどうか判別する判別部、を更に備える。
上記とは別の実施形態では、上記被認証者の基準生体情報、及び上記被認証者に係わる補正用の情報が、上記認証装置との間で情報通信を行うICカードに、予め登録されている。
また、上記とは別の実施形態では、上記生体情報が、被認証者、又は認証対象者の指の静脈を含む画像情報であり、上記補正用の情報が、上記認証対象者から取得した上記指の画像の画面に対する相対位置を立体的に補正するための距離情報を少なくとも含む。
また、上記とは別の実施形態では、上記生体情報取得部が、赤外光を照射するためのLEDと、認証対象者の生体情報である指の画像を撮像するための撮像素子と、上記指の画像を結像させるためのレンズと、を含む撮像装置である。
また、上記とは別の実施形態では、上記補正用の情報が、認証対象者の指の幅、及びその先端位置を示すデータ、上記撮像装置が上記指の画像を撮像するに際しての露光に係わるデータ、上記指の画像の輪郭の少なくとも一部を画定するためのデータ、及び上記指の画像の解像度に係わるデータを含む。
更に、上記とは別の実施形態では、上記ICカードに登録される上記被認証者の基準生体情報、及び上記被認証者に係わる補正用の情報が、暗号化されて上記認証装置へ送信され、上記認証装置での上記判別結果の通知が、暗号化されて別の情報処理装置へ送信される。
本発明の第2の観点に従うICカードは、認証対象者から取得した生体情報との照合に際して基準となる被認証者の生体情報、及び認証対象者から取得する生体情報を補正するための上記被認証者に係わる補正用の情報を記憶する記憶部と、外部装置からの送信要求に応じて、上記記憶部に記憶されている被認証者の基準生体情報、及び上記被認証者に係わる補正用の情報を、上記外部装置へ送信する送信部と、を備える。
本発明の第2の観点に係る好適な実施形態では、上記外部装置から送信された、上記被認証者に係わる補正用の情報に基づいて補正された認証対象者の生体情報と、上記被認証者の基準生体情報とを照合すると共に、その照合結果に基づいて、上記認証対象者が被認証者本人かどうか判別する判別部、を更に備え、上記判別部による判別結果を上記外部装置ヘ送信するようにしている。
本発明の第3の観点に従う生体情報認証システムは、認証装置と、上記認証装置との間で情報通信を行うICカードとを少なくとも備え、上記認証装置が、認証対象者からその生体情報を取得する生体情報取得部と、予め上記ICカードに記憶された、認証対象者の生体情報との照合に際して基準となる被認証者の生体情報、及び予め上記ICカードに記憶された、認証対象者から取得する生体情報を補正するための上記被認証者に係わる補正用の情報を入力する入力部と、上記生体情報取得部を通じて取得した認証対象者の生体情報を、上記被認証者の基準生体情報と照合するのに先立ち、上記被認証者に係わる補正用の情報に基づいて補正する生体情報補正部と、を有し、上記ICカードが、上記被認証者の基準生体情報、及び上記被認証者に係わる補正用の情報を記憶する記憶部と、上記認証装置からの送信要求に応じて、上記記憶部に記憶されている被認証者の基準生体情報、及び上記被認証者に係わる補正用の情報を、上記認証装置へ送信する送信部と、を有する。
本発明の第3の観点に係る好適な実施形態では、上記生体情報補正部において補正された後の認証対象者の生体情報と、上記被認証者の基準生体情報とを照合すると共に、その照合結果に基づいて、上記認証対象者が被認証者本人かどうか判別する判別部、を上記認証装置、又は上記ICカードの何れか一方に更に有する。
本発明によれば、生体情報認証において、認証対象者からの生体情報の取得に際し、生体情報の取得条件が変化しても、同一の認証対象者であれば同一の生体情報が取得できるようにすることが可能である。
また、本発明によれば、生体情報認証において、個々の認証対象者毎に異なる各認証対象者からの生体情報の取得条件を、略均一な態様で補正し管理できるようにすることが可能である。
本発明に従う生体情報認証システムでは、被認証者の生体情報として被認証者の特定部位の画像情報を登録するため、該画像情報を被認証者から取得する際に、被認証者の身体的な特徴から、該被認証者に係わる基準となる立体座標を取得して、該被認証者の特定部位の寸法を測定する。そして、この測定された該被認証者の特定部位の寸法が登録される。
また、本発明に従う生体情報認証システムでは、被認証者の特定部位の寸法を測定する際の撮像装置のピント位置として、被認証者の特定部位の画像の空間周波数を検出し、検出した空間周波数をも合わせて登録する。これにより、3次元の位置情報が登録される。そのため、認証時に取得した対象者(被認証者)の画像情報と、予め登録済みの被認証者に係わる画像情報との照合時に、認証時に取得した認証対象者(被認証者)に係わる画像のどの部位が照合される部位かを、把握することが可能になる。
更に、本発明に従う生体情報認証システムでは、被認証者の生体情報として被認証者の特定部位の画像情報を登録するため該画像情報を被認証者から取得する際に、個々の被認証者により異なる特質として個々の被認証者別に露光情報を登録しておく。これらを利用することにより、照合時に認証対象者の生体情報を短時間で取得することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を、図面により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る生体情報認証システムの全体構成を示すブロック図である。
上記生体情報認証システムは、図1に示すように、認証装置101と、ICカード103と、を含む。認証装置101は、外部通信端子1と、ICカード通信部3と、先端検出センサ5と、カメラ部7と、認証制御部9と、を備える。カメラ部7は、LED11と、撮像素子13と、レンズ15と、を備える。認証制御部9は、先端検出センサ5からの検出信号を入力して、ICカード通信部3、及びカメラ部7を制御するもので、LED制御部17と、カメラ処理部19と、プログラム記憶部21と、中央演算装置23と、を備える。プログラム記憶部21には、照合処理プログラム25と、画像処理プログラム27と、ICカード制御プログラム29と、暗号処理プログラム31と、暗号鍵33と、がアプリケーションプログラムとして記憶されている。
ICカード103は、認証装置101に接続されることで、認証装置101との間で、相互に必要とするデータの授受を行うべく動作するもので、装置通信部35と、メモリ37と、カード中央演算装置39と、を備える。メモリ37には、アプリケーションプログラムとしてカードプログラム41と、カード暗号鍵43と、照合データ45と、画像補正データ47と、が記憶されている。
認証装置101において、外部通信端子1は、認証装置101内部に配線されたバスラインを通じて中央演算装置23に接続されている。外部通信端子1が、認証装置101とは別の情報処理装置(例えば、後に図4において説明する端末装置205)に所定の通信伝送路を通じて接続されることで、中央演算装置23と別の情報処理装置との間で各種データの授受を行うための通信が行われる。
ICカード通信部3は、ICカード103が例えば認証装置101の所定箇所に挿入、或いは固定的に載置されることで、ICカード103に所定の通信伝送路を通じて接続される。この状態で、ICカード通信部3は、認証制御部9、即ち、中央演算装置23の制御下で、中央演算装置23と、ICカード103との間のデータの授受を行うための通信を媒介する。
先端検出センサ5には、例えばカメラ部7を構成するLED11から照射された赤外光の反射光を受光する赤外線受光素子が採用される。先端検出センサ5は、LED11から照射された赤外光の入射により、検出対象物、即ち、認証対象者の指49の先端を検出し、所定の検出信号を中央演算装置23に出力する。
既述のように、LED11、撮像素子13、及びレンズ15は、カメラ部7を構成する。LED11は、認証制御部9、即ち、LED制御部17の制御下で、赤外光を発光する赤外線発光素子である。レンズ15は、例えば符号51で示す画角に捉えた指49の画像(即ち、光学的な像)を結像させる。撮像素子13は、認証制御部9、即ち、カメラ処理部19の制御下で、レンズ15において結像された指49の画像(即ち、光学的な像)を入力し、該光学的な像を電気信号に変換して、該電気信号をカメラ処理部19に出力する。
LED制御部17は、中央演算装置23からの指令に基づき、LED11の駆動を制御する。カメラ処理部19も、また、中央演算装置23の制御下で、撮像素子13の駆動を制御することにより、撮像素子13から出力される電気信号、即ち、指49の画像情報を入力する。
プログラム記憶部21に記憶されている各アプリケーションプログラム(25、27、29、31、33)は、何れも中央演算装置23の演算処理動作を定義するものである。即ち、照合処理プログラム25は、レンズ15、撮像素子13、及びカメラ処理部19を通じて中央演算装置23が入力した生体情報、即ち、指49の画像情報と、予め登録されている生体情報、即ち、指49の画像情報とが一致するかどうかを中央演算装置23がチェックするに際して適用されるプログラムである。なお、生体情報である指49の画像情報は、例えば(認証対象者が所持する)ICカ−ド103のメモリ37に、予め登録される。ICカ−ド103のメモリ37に登録された生体情報が、ICカード103側から認証装置101側に送信されることで、照合処理プログラム25を利用した中央演算装置23による、入力した生体情報と登録されている生体情報との一致/不一致のチェックが行われる。
画像処理プログラム27は、中央演算装置23が、照合処理プログラム25による上述した指49の画像情報同士の照合処理を実施するに際して、カメラ部7を通じて入力した画像情報を、照合処理が可能な情報に加工するためのプログラムである。ICカード制御プログラム29は、中央演算装置23が、ICカード通信部3を通じてICカード103との間でデータの授受を行うための通信を制御するに際して適用されるプログラムである。
暗号処理プログラム31は、中央演算装置23が、データ(即ち、指49の画像情報等の生体情報)の暗号化や、暗号化された該データの復号化や、該データの検証や、該データについて署名生成を行う等の処理を行うに際して適用されるプログラムである。暗号鍵33は、中央演算装置23が、暗号処理プログラム31を適用して上述した暗号化、復号化、検証、署名生成等の処理を行うに際して利用されるものである。
中央演算装置23は、プログラム記憶部21に記憶されている上述した各アプリケーションプログラム(25、27、29、31、33)を適用して、既述のような所定の演算処理動作を実行する。中央演算装置23は、LED制御部17、カメラ処理部19を通じてカメラ部7の駆動を制御する。中央演算装置23は、また、先端検出センサ5からの検出信号を入力したり、外部通信端子1を通じて別の情報処理装置との間で各種データの授受を行ったり、ICカード通信部3を通じてICカード103との間で各種データの授受を行う。
ICカード103において、装置通信部35は、ICカード103が例えば認証装置101の所定箇所に挿入、或いは固定的に載置されることで、ICカード通信部3に所定の通信伝送路を通じて接続される。この状態で、装置通信部35は、カード中央演算装置39の制御下で、カード中央演算装置39と、認証装置101(の中央演算装置23)との間のデータの授受を行うための通信を媒介する。
メモリ37には、カード中央演算装置39によって、例えばアプリケーションプログラムとしてのカードプログラム41や、カード暗号鍵43等の読出しや書込みが行われると共に、照合データ45や、画像補正データ47等の読出しや書込みも随時行われる。カードプログラム41には、ICカード103として実行すべき処理動作が記述されている。カード中央演算装置39は、カードプログラム41を適用して所定の処理動作を実行する。カード暗号鍵43は、カード中央演算装置39が、例えば(認証装置101側の)中央演算装置23が行ったのと同様の暗号処理動作を行うに際して適用されるプログラムである。
本実施形態では、照合データ45は、既述の内容から明らかなように、被認証者、即ち、該ICカード103の所持者の生体情報、つまり、被認証者の指(49)の画像情報である。該画像情報が、カード中央演算装置39によってメモリ37から読出され、装置通信部35、及びICカード通信部3を通じて中央演算装置23側に送信されることで、中央演算装置23による照合処理プログラム25を適用した既述の照合処理に利用される。
画像補正データ47は、(認証装置101側の)中央演算装置23が、カメラ部7を通じて取得した認証対象者の生体情報である指49の画像情報について、画像処理プログラム27を適用した画像処理(画像情報の補正)を施すに際して利用される画像処理用(画像補正用)のデータの一部である。画像補正データ47が、カード中央演算装置39によってメモリ37から読出され、装置通信部35、及びICカード通信部3を通じて中央演算装置23側に送信されることで、中央演算装置23による画像処理プログラム27を適用した既述の画像処理に利用される。
カード中央演算装置39は、メモリ37に記憶されている上述したカードプログラム41を適用して、既述のような所定の演算処理動作を実行する。即ち、カード中央演算装置39は、装置通信部35を通じて認証装置101との間で各種データの授受を行う。カード中央演算装置39は、また、所定の演算処理動作を実行することにより、照合データ45や、画像補正データ47等に対し、所定のデータ処理を施す。
図2は、図1に記載の画像補正データ47が含む詳細データを示すブロック図である。
画像補正データ47は、図2に示すように、指の幅データ61と、指の先端位置データ63と、露光データ65と、右端ピントデータ67と、中央ピントデータ69と、左端ピントデータ71と、解像度データ73と、を含む。指の幅データ61は、被認証者の生体情報、即ち、ICカード103の所持者の指(49)の画像情報を取得するに際して得られるデータである。指の幅データ61は、該指(49)の画像が表示される画面の中心点から画面の横軸方向に沿って延びる中心軸を基準にした、指(49)の画像の記録位置における該中心軸上での幅を示している。
指の先端位置データ63も、指の幅データ61と同様に、被認証者の生体情報、即ち、ICカード103の所持者の指(49)の画像情報を取得するに際して得られるデータである。指の先端位置データ63は、該指(49)の画像が表示される画面の中心点から画面の縦軸方向に沿って延びる中心軸を基準にした、指(49)の画像の記録位置における指(49)の先端から該中心軸上までの長さを示している。
露光データ65は、被認証者の生体情報、即ち、ICカード103の所持者の指(49)の画像情報を取得した際の(カメラ部7の)絞りの値や、シャッタ速度や、回路増幅度や、LED11の発光光度の値等を含む。
右端ピントデータ67は、ICカード103の所持者の指(49)の画像情報において、該指(49)の右側面に相当する画像データに係わる画像信号の周波数を示すデータである。中央ピントデータ69は、ICカード103の所持者の指(49)の画像情報において、該指(49)の中央に相当する画像データに係わる画像信号の周波数を示すデータである。左端ピントデータ71は、ICカード103の所持者の指(49)の画像情報において、該指(49)の左側面に相当する画像データに係わる画像信号の周波数を示すデータである。解像度データ73は、ICカード103の所持者の指(49)の画像情報を取得した際の撮像素子13の解像度を示している。
図3は、カメラ部7を通じて取得した指(49)の画像情報を含む画面における、図2に記載の画像補正データの測定箇所を示す説明図である。
図3において、図2で示した指の幅データ61は、測定箇所81での指49の画像の幅を示す値である。既述の内容から明らかなように、指の幅データ61は、画角51の中心点89から画角51の横軸方向に沿って延びる中心軸87を基準にして測定される。指の先端位置データ63は、測定箇所83での指49の画像の長さを示す値である。既述の内容から明らかなように、指の先端位置データ63は、画角51の中心点89から画角51の縦軸方向に沿って延びる中心軸85を基準にして測定される。
右端ピントデータ67は、測定箇所91、即ち、指49の画像の右側面における画像信号の周波数を示す値である。左端ピントデータ71は、測定箇所93、即ち、指49の画像の左側面における画像信号の周波数を示す値である。中央ピントデータ69は、測定箇所89、即ち、中心軸85と中心軸87との交点である中央ピントにおける画像信号の周波数を示す値である。
なお、右側面91、及び左側面93は、何れも測定横軸、即ち、中心軸87の略軸上に位置し、指の幅データ61を表す測定箇所81は、その1/2の値が、測定横軸、即ち、中心軸87の左右に均等となるように補正されて記録されている。
図4は、図1に記載の認証装置101、及びICカード103と共に本発明の一実施形態に係る生体情報認証システムを構成する別の情報処理装置、即ち、端末装置の内部構成を示すブロック図である。
図4に示すように、端末装置205は、認証装置101(の外部通信端子1)に接続されることで、認証装置101との間で、相互に必要とするデータの授受を行うべく動作するもので、装置通信端子181と、メモリ183と、端末中央演算装置185と、を備える。メモリ183には、アプリケーションプログラムとして端末プログラム187と、端末暗号鍵189と、が記憶されている。
装置通信端子181は、端末装置205内部に配線されたバスラインを通じて端末中央演算装置185に接続されている。装置通信端子181が、認証装置101(の外部通信端子1)に所定の通信伝送路を通じて接続されることで、端末中央演算装置185と認証装置101(の中央演算装置23)との間で各種データの授受を行うための通信が行われる。
メモリ183において、端末プログラム187には、端末装置205として実行すべき処理動作が記述されている。端末中央演算装置185は、端末プログラム187を適用して所定の処理動作を実行する。端末暗号鍵189は、端末中央演算装置185が、例えば(認証装置101側の)中央演算装置23が行ったのと同様の暗号処理動作を行うに際して適用されるプログラムである。
端末中央演算装置185は、メモリ183に記憶されている上述した端末プログラム187を適用して、既述のような所定の演算処理動作を実行する。即ち、端末中央演算装置185は、装置通信端子181を通じて認証装置101との間で各種データの授受を行う。
図5は、図1に記載の認証装置101における処理動作を示すフローチャートである。
図5において、まず、中央演算装置23は、ICカード通信部3を通じてICカード103から照合データ45と画像補正データ47とを読込む。中央演算装置23が、ICカード103から照合データ45、及び画像補正データ47を取得する際には、ICカード103側では、カード中央演算装置39がカードプログラム41を起動し、カード暗号鍵43により照合データ45、及び画像補正データ47を暗号化してから認証装置101へ送信する。一方、認証装置101側では、受信した上記暗号化されたデータを、中央演算装置23が暗号処理プログラム31を起動し、暗号鍵33により復号化する処理を行う(ステップS121)。
次に、中央演算装置23は、ICカード103側から取得した画像補正データ47に含まれる解像度データ73が認証装置101で利用可能かどうかチェックし、利用可能であれば、画像処理プログラム27に画像補正データ47を設定する(ステップS122)。
画像処理プログラム27は、上記画像補正データ47が含む露光データ65の値に応じて、LED制御部17によるLED11の制御に必要な設定値(LED11の発光間隔、発光時のピーク電流値)や、カメラ処理部19によるカメラ部7の制御に必要な設定値(絞り値、シャッタ速度)を変更して、指49の画像情報を取得する。LED制御部17では、与えられたLED11の発光光度の値に応じて、LED11の間欠的に発光する間隔や発光時のピーク電流値を設定する。更に、カメラ部7の絞り値やシャッタ速度を設定して、指49の画像情報を取得する。即ち、LED制御部17により間欠的に発光を繰り返すLED11からの赤外光によって指49が照射され、カメラ処理部19によりLED11の発光間隔と同一間隔で上記赤外光によって照射された指49の画像情報を抽出することで、指49の静脈の画像情報が取得される(ステップS123)。
次に、指49の画像情報から指の先端位置データ63と実際の指49の先端位置との間の差分、及び指の幅データ61の変化量を夫々所定の演算処理によって求める。そして、カメラ部7を通じて認証制御部101が取得した指49の画像情報に対し、上記差分だけ縦方向に指49の画像情報の中心を移動する処理と、指の幅データ61の中心を移動する処理とを実行することにより、上記取得した指49の画像情報が、画像補正データ47と同一位置になるよう補正する。
また、上記取得した指49の画像情報から、画像補正データ47が含む右端ピントデータ67、中央ピントデータ69、及び左端ピントデータ71の夫々に対応する位置の画像信号の画像周波数を検出する。そして、指49の画像情報の右端ピントデータと画像補正データ47の右端ピントデータ67との間の差分、上記画像情報の中央ピントデータと画像補正データ47の中央ピントデータ69との間の差分、上記画像情報の左端ピントデータと画像補正データ47の左端ピントデータ71との間の差分を夫々求める。次に、上記各差分が、ICカード103へ被認証者の生体情報、即ち、照合データ45が登録されるときの指49の高さ方向における差分と略等しくなるよう、補正計算が行われる(ステップS124)。
次に、中央演算装置23は、上述した補正を終了した(指49の)画像情報を、照合処理プログラム25を起動することによって照合データ45と比較し、上記画像情報が照合データ45と同一かどうか評価する(ステップS125)。そして、この評価の結果に基づき、中央演算装置23は、認証対象者がICカード103の所持者本人であるかどうかを判定する処理を実行する(ステップS126)。上記判定の結果は、中央演算装置23が暗号処理プログラム31を起動することによって、暗号鍵33により暗号化された認証データとして、中央演算装置23から外部通信端子1を通じて端末装置205側に送信される。
端末装置205では、受信した上記暗号化された認証データを、端末中央演算装置185が端末プログラム187を起動することによって、端末暗号鍵189により復号化すると共に、該復号化された認証データを(例えばメモリ183に予め登録されている照合データ45と同一のデータ(図示しない)と)照合し、判定の結果を取得する。
以上説明したように、本発明の一実施形態によれば、認証装置101において、LED11の発光を間欠的に行うために、LED11がピーク電流値で発光する赤外光の光量を確保しながら電力消費を最小限に抑制し、LED11の発光間隔に同期した画像信号を検出することで、太陽光線等の外乱光による赤外光への影響を低減させることができる。
また、本実施形態では、カメラ部7を通じて取得した指49の画像情報とICカード103に記憶されている照合データ45との照合、及び認証対象者がICカード103の所持者本人であるかどうかの判定の処理動作を認証制御部9において行うこととした。しかし、認証制御部9が取得した指49の静脈の画像データを認証制御部9において補正した後、補正後の画像データをICカード103に入力し、ICカード103の内部において上述した照合処理、及び判定処理を行い、判定結果をICカード103から認証制御部9へ送信し、認証制御部9から端末装置205へ送信することとしても差支えない。
また、上述した判定結果のICカード103から認証制御部9への送信、認証制御部9から端末装置205へ送信に際して、上記判定結果を暗号化することとしても差支えないし、生体情報認証として、指49に係わる画像情報を利用することとしたが、指49に係わる画像情報に限らず、他の生体情報を用いることとしても差支えない。
なお、本実施形態に係る生体情報認証システムは、例えばクレジット、デビット、及び電子マネー等の決済のため、持ち運びが可能な耐タンパーデバイスであるICカードに被認証者の生体情報を登録しておき、この生体情報を利用した本人認証を行うようなシステムとして応用が可能である。また、本実施形態に係る生体情報認証システムは、家庭用の各種機器(所謂家電製品)を使用するに際しての、利用者の識別や、特定人しか立入が許可されていない建物や部屋における入退出管理等において、暗証番号などを入力することなく容易に本人確認を行うことが可能なシステムとしても利用できる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、これらは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。
本発明の一実施形態に係る生体情報認証システムの全体構成を示すブロック図。 図1に記載した画像補正データが含む詳細データを示すブロック図。 カメラ部を通じて取得した指の画像情報を含む画面における、図3に記載の画像補正データの測定箇所を示す説明図。 図1に記載した認証装置、及びICカードと共に本発明の一実施形態に係る生体情報認証システムを構成する端末装置の内部構成を示すブロック図。 図1に記載した認証装置における処理動作を示すフローチャート。
符号の説明
1 外部通信端子
3 ICカード通信部
5 先端検出センサ
7 カメラ部
9 認証制御部
11 LED
13 撮像素子
15 レンズ
17 LED制御部
19 カメラ処理部
21 プログラム記憶部
23 中央演算装置
25 照合処理プログラム
27 画像処理プログラム
29 ICカード制御プログラム
31 暗号処理プログラム
33 暗号鍵
35 装置通信部
37 メモリ
39 カード中央演算装置
41 カードプログラム
43 カード暗号鍵
45 照合データ
47 画像補正データ
101 認証装置
103 ICカード
205 端末装置

Claims (8)

  1. 認証対象者からその生体画像情報を取得する生体画像情報取得部と、
    予め登録された、認証対象者の生体情報との照合に際して基準となる被認証者の生体画像情報、及び予め登録された、認証対象者から取得する生体画像情報を補正するための補正データを入力する入力部と、
    前記生体画像情報取得部を通じて取得した認証対象者の生体画像情報を、前記被認証者の基準生体画像情報と照合するのに先立ち、前記補正データに基づいて補正する生体画像情報補正部と、
    を備え、
    前記生体画像情報が、認証対象者の指の画像情報であり、
    前記補正データが、前記被認証者の基準生体画像情報を取得した際の、ピント情報、露光情報、及び解像度からなり、
    前記ピント情報は、前記生体画像情報に関わる画像信号であって、認証対象者の指の右端と左端と中央の画像信号の周波数を示す情報であり、
    前記生体画像情報補正部は、
    (A)前記生体画像情報取得部を通じて取得した認証対象者の生体画像情報から、前記補正データが表す、指の右端のピント情報、指の中央のピント情報、及び、指の左端のピント情報の夫々に対応する位置の画像信号の画像周波数を検出し、
    (B)下記の(b1)乃至(b3)を取得し、
    (b1)認証対象者の生体画像情報が表す、指の右端のピント情報と、前記補正データが表す、指の右端のピント情報との差分、
    (b2)認証対象者の生体画像情報が表す、指の中央のピント情報と、前記補正データが表す、指の中央のピント情報との差分、
    (b3)認証対象者の生体画像情報が表す、指の左端のピント情報と、前記補正データが表す、指の左端のピント情報との差分、
    (C)前記生体画像情報取得部を通じて取得した認証対象者の生体画像情報を、前記(b1)乃至(b3)を基に補正する、
    認証装置。
  2. 請求項1記載の認証装置において、
    前記生体画像情報補正部において補正された後の認証対象者の生体画像情報と、前記被認証者の基準生体画像情報とを照合すると共に、該照合結果に基づいて、前記認証対象者が被認証者本人かどうか判別する判別部、
    を更に備える認証装置。
  3. 請求項1記載の認証装置において、
    前記被認証者の基準生体画像情報、及び前記補正データが、前記認証装置との間で情報通信を行うICカードに、予め登録されている認証装置。
  4. 請求項1記載の認証装置において、
    前記生体画像情報が、認証対象者の指の静脈を含む画像情報であり、前記補正データが、前記認証対象者から取得した前記指の画像の画面に対する相対位置を立体的に補正するための距離情報を少なくとも含む認証装置。
  5. 請求項1記載の認証装置において、
    前記生体画像情報取得部が、赤外光を照射するためのLEDと、認証対象者の生体画像情報である指の画像を撮像するための撮像素子と、前記指の画像を結像させるためのレンズと、を含む撮像装置である認証装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか1項記載の認証装置において、
    前記ICカードに登録される前記被認証者の基準生体画像情報、及び前記補正データが、暗号化されて前記認証装置へ送信され、前記認証装置での前記判別結果の通知が、暗号化されて別の情報処理装置へ送信される認証装置。
  7. 認証装置と、前記認証装置との間で情報通信を行うICカードとを少なくとも備え、
    前記認証装置が、
    認証対象者からその生体画像情報を取得する生体画像情報取得部と、
    予め前記ICカードに記憶された、認証対象者の生体画像情報との照合に際して基準となる被認証者の生体画像情報、及び予め前記ICカードに記憶された、認証対象者から取得する生体画像情報を補正するための補正データを入力する入力部と、
    前記生体画像情報取得部を通じて取得した認証対象者の生体画像情報を、前記被認証者の基準生体画像情報と照合するのに先立ち、前記補正データに基づいて補正する生体画像情報補正部と、
    を有し、
    前記ICカードが、
    前記被認証者の基準生体画像情報、及び前記補正データを記憶する記憶部と、
    前記認証装置からの送信要求に応じて、前記記憶部に記憶されている被認証者の基準生体画像情報、及び前記補正データを、前記認証装置へ送信する送信部と、
    を有し、
    前記補正データが、前記被認証者の基準生体画像情報を取得した際の、ピント情報、露光情報、及び解像度からなり、
    前記ピント情報は、前記生体画像情報に関わる画像信号であって、認証対象者の指の右端と左端と中央の画像信号の周波数を示す情報であり、
    前記生体画像情報補正部は、
    (A)前記生体画像情報取得部を通じて取得した認証対象者の生体画像情報から、前記補正データが表す、指の右端のピント情報、指の中央のピント情報、及び、指の左端のピント情報の夫々に対応する位置の画像信号の画像周波数を検出し、
    (B)下記の(b1)乃至(b3)を取得し、
    (b1)認証対象者の生体画像情報が表す、指の右端のピント情報と、前記補正データが表す、指の右端のピント情報との差分、
    (b2)認証対象者の生体画像情報が表す、指の中央のピント情報と、前記補正データが表す、指の中央のピント情報との差分、
    (b3)認証対象者の生体画像情報が表す、指の左端のピント情報と、前記補正データが表す、指の左端のピント情報との差分、
    (C)前記生体画像情報取得部を通じて取得した認証対象者の生体画像情報を、前記(b1)乃至(b3)を基に補正する、
    生体情報認証システム。
  8. 請求項記載の生体情報認証システムにおいて、
    前記生体画像情報補正部において補正された後の認証対象者の生体画像情報と、前記被認証者の基準生体画像情報とを照合すると共に、該照合結果に基づいて、前記認証対象者が被認証者本人かどうか判別する判別部、
    を前記認証装置、又は前記ICカードの何れか一方に更に有する生体情報認証システム。
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