JP4845093B2 - Cutting device - Google Patents
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Description
本発明は、電気かみそりに代表される切断装置に関し、モーターの回転動力を往復動力に変換する起振機構に改良を加えたものである。本発明に係る切断装置は、電気かみそりのほか、電気バリカン、まゆ毛そりなどにも適用できる。 The present invention relates to a cutting device represented by an electric razor, and is an improvement of a vibration generating mechanism that converts rotational power of a motor into reciprocating power. The cutting device according to the present invention can be applied to an electric clipper, an eyebrow sledge, etc. in addition to an electric razor.
本発明では、横置き配置としたモーターの回転動力を上下方向の動力に変換した後、左右方向の動力に変換して往復動刃を駆動するが、この種の起振機構を備えた電気かみそりは、特許文献1、2、3に公知である。特許文献1においては、モーターの出力軸に固定される偏心カムと、偏心カムで上下に往復駆動される昇降アームとでモーターの回転動力を往復動力に変換した後、昇降アームの上下動作をL字状の揺動アームに伝えて、往復動刃を左右方向へ往復駆動している。特許文献2の電気かみそりも、基本的には特許文献1と同様の駆動形態を採るが、昇降アームに相当する部材と、L字状の揺動アームとが、直角に屈曲するヒンジ部を介して一体に繋がっている点が異なる。特許文献3に係る起振機構においては、モーターの出力軸に固定される偏心カムと、偏心カムで上下に往復駆動される受動ピースとで、モーターの回転動力を上下方向の往復動作に変換したうえで、受動ピースの上下動作をピニオンおよび駆動ブロックで左右動作に変換して、往復動刃を左右方向へ往復駆動している。
In the present invention, the rotational power of the horizontally disposed motor is converted into the power in the vertical direction, and then converted into the power in the left and right direction to drive the reciprocating blade. The electric razor provided with this type of vibration mechanism Are known from US Pat. In
特許文献1および特許文献2の起振機構では、モーターの回転動力を偏心カムと昇降アームとで上下の往復動作に変換したうえで、昇降アームの上下動作を揺動アームに伝えて左右方向の往復動作方向に変換し、往復動刃を駆動する。そのため、モーターと往復動刃との間に揺動アームや昇降アームの動作スペースを確保する必要があり、各アームの周辺部にデッドスペースを生じやすく、かみそりヘッド内の空間利用に無駄がある。昇降アームと揺動アームとで動作変換を行うので、可動部分が多いうえ、上下動する昇降アームと左右揺動する揺動アームとの連結部において、両アームの軌跡差を吸収する構造が必要となる分だけ、動力の伝動損失が生じることが避けられない。
In the vibration generating mechanism of
これに対して特許文献3では、ラック−ピニオン形態の起振機構を採用するため、起振機構を遊びのない確動機構として構成でき、したがって特許文献1および2に記載の形態に比べて、動力伝動効率を向上した状態で動作変換を行うことができる。また、往復駆動する受動ピース、および駆動ブロックが占める動作空間量を最小限することが容易であるため、起振機構の周辺部にデッドスペースが生じるのを解消でき、その分だけ起振機構の周辺部における部品の集約配置を実現して、ヘッドユニットにおける構成部品の集約度を向上できる。
On the other hand, in
但し特許文献3に記載の起振機構では、上下往復動する受動ピースと左右往復動する駆動ブロックという二つの往復駆動部材を動力伝達要素としているため、両部材が往復動することに伴う振動音を抑えることが難しく、電気かみそりを使用する際の騒音レベルが高くなることが避けられない。ピニオンと受動ピースとの摺動面、およびピニオンと駆動ブロックとの摺動面に応力が集中するため、当該箇所が偏磨耗しやすく信頼性・耐久性に欠ける点にも不利がある。
However, since the vibration generating mechanism described in
本発明の目的は、起振機構を改良することにより、横置きされたモーターの回転動力を左右方向の往復動力に動力伝動効率良く変換できるうえ、起振機構の周辺部にデッドスペースが生じるのを解消して、その分だけ部品の集約配置を可能とし、切断装置における構成部品の集積度を向上できる切断装置を提供することにある。そのうえで本発明の目的は、起振機構に工夫を凝らすことにより静音化を図ることができ、また偏磨耗による動作不良を生じる余地がなく、常に確実に往復動刃を左右方向に往復駆動できる信頼性・耐久性に優れた切断装置を得るにある。 The object of the present invention is to improve the vibration generating mechanism, so that the rotational power of a horizontally placed motor can be efficiently converted into left and right reciprocating power, and dead space is generated in the periphery of the vibration generating mechanism. It is an object of the present invention to provide a cutting device that eliminates the above-described problem and enables the concentrated arrangement of components by that amount, thereby improving the degree of integration of components in the cutting device. In addition, the object of the present invention is to reduce noise by devising the vibration generating mechanism, and there is no room for malfunction due to uneven wear, so that the reciprocating blade can always be reciprocated in the left-right direction reliably. In order to obtain a cutting device with excellent durability and durability.
本発明は、図2に示すごとく、横置き配置されたモーター36の回転動力を、起振機構G2で左右方向に往復動力に変換して往復動刃106を駆動する切断装置である。図1および図9に示すように、起振機構G2はフェイスギヤ65を含む縦方向伝達機構と、フェイスギヤ65に連結する一つ又は複数のギヤを含む横方向伝達機構とで構成する。横方向伝達機構の終段ギヤ69には偏心カム70が形成されており、この偏心カム70で振動子105を左右方向に往復駆動することで、往復動刃106を左右方向に往復駆動するように構成する。なお、図示例には、第3ギヤ66ないし第6ギヤ69で、横方向伝達機構を構成した例を示すが、ギヤの構成はこれに限られない。また、横方向伝達機構の一部を、ベルトを含む巻掛伝動機構で構成してもよい。
As shown in FIG. 2, the present invention is a cutting device that drives the
本発明における切断装置には、図1ないし図14に示すような電気かみそりのほか、図15および図16に示すような電気バリカンやまゆ毛剃りのような機器も含まれる。図1ないし図16に示すように、フェイスギヤ65はモーター36の出力軸36aに固定されるギヤ(太陽ギヤ53)を介してモーター36の回転駆動力を受ける形態のほか、図17に示すように、モーター36の出力軸36aにフェイスギヤ65を直接的に固定した形態を採ることができる。
In addition to the electric razor as shown in FIGS. 1 to 14, the cutting apparatus according to the present invention includes devices such as electric clippers and eyebrows as shown in FIGS. As shown in FIGS. 1 to 16, the
図1、図10および図12に示すごとく、モーター36が、モーター36の外面を覆うモーターハウジング37内に収容固定されており、モーターハウジング37に縦方向伝達機構と横方向伝達機構とが組み付けられている形態を採ることができる。
As shown in FIGS. 1, 10, and 12, the
図10および図12に示すごとく、モーターハウジング37は、モーター36の殆どの部分を収容する筒状のモーターホルダー38と、モーターホルダー38の開口を塞ぐモーターカバー39とで構成することができる。そのうえで、モーターカバー39には、フェイスギヤ65のギヤ軸73と、フェイスギヤ65の回転駆動力を受ける横方向伝達機構を構成するギヤ66のギヤ軸75とが設けられており、横方向伝達機構の終段ギヤ69のギヤ軸77が、モーターホルダー38に抱持状に装着されたギヤシャーシ41に設けられた形態を採ることができる。
As shown in FIGS. 10 and 12, the
本発明に係る切断装置によれば、フェイスギヤ65を含む縦方向伝達機構と、フェイスギヤ65に連結するギヤ66を含む横方向伝達機構とからなるギヤ伝動機構で、往復駆動刃106に対する起振機構G2を構成したので、当該起振機構G2を遊びのない確動機構として構成でき、従来の特許文献1および2に記載の揺動アームを備えた起振機構に比べて、動力伝動効率の格段の向上を図ることができる。起振機構G2を往復振動要素を含まないギヤ伝動機構としたので、従来の特許文献3に記載のラック−ピニオン形態の起振機構に比べて、起振機構が占める動作空間量を最小限化することが容易となり、したがって、起振機構の周辺部にデッドスペースが生じるのを解消でき、その分だけ起振機構の周辺部における部品の集約配置を実現して、切断装置における構成部品の集約度を向上できる。
According to the cutting device of the present invention, the gear transmission mechanism including the longitudinal transmission mechanism including the
フェイスギヤ65を含むギヤ伝動機構で起振機構を構成してあると、特許文献3に係る起振機構のように、ラック要素である受動ピースと駆動ブロックが往復駆動することに伴う振動騒音量が大きくなることがなく、使用時における騒音発生量を低減化でき、したがって切断装置の静粛化に貢献できる。ラック−ピニオン形態の起振機構のように、応力集中に伴う偏磨耗が生じにくく、動作不良の発生を抑えて信頼性に優れた切断装置を得ることができる点でも優れている。
When the vibration generating mechanism is configured by a gear transmission mechanism including the
縦方向伝達機構と横方向伝達機構の両者をモーターハウジング37に組み付けてあると、各機構を構成する部品を異なる複数の部材に組み付ける場合に比べて、各部品を適正に位置決めした状態で組むことができ、起振機構の動作を円滑化でき、伝動ロスを小さくできる。起振機構G2をモーター36およびモーターハウジング37と一体化して、動力モジュールMとして一個のユニットとして取り扱えるので切断装置の組み立ての手間を軽減できる。予め動力モジュールMの動作を確認してから本体部内に組むことができるので、切断装置の起振機構G2の信頼性の向上を図ることもできる。部品の不良に基づく組み直しの手間を省いて、生産効率の向上にも貢献できる。
When both the vertical direction transmission mechanism and the horizontal direction transmission mechanism are assembled in the
一つの部材上に全てのギヤ軸を設ける形態では、当該部材の外形寸法が大きくなるため、成形歪が生じるとギヤ軸の位置ずれが大きくなることが避けられない。このため、ギヤどうしの良好な噛み合わせが得られず動作不良を生じやすい。これに対して本発明のように、モーターカバー39とギヤシャーシ41の二つの部材上にギヤ軸73〜77を分割して形成してあると、個々の部材39・41の外形寸法を小さくできるため、単一の部材上に全てのギヤ軸73〜77を設ける場合に比べて成形歪の影響は小さなものとなり、したがって製品不良の発生を抑えて、切断装置を歩留まり良く製造できる。加えて、ギヤシャーシ41のモーターハウジング37に対する取り付け位置をスペーサーを噛ますなどの手法で変更することにより、終段ギヤ(第6ギヤ69)のギヤ軸77の位置を微調整することが可能となるので、この点でも成形歪の影響に基づく動作不良の発生を抑えて、歩留まりの向上に貢献できる。
In an embodiment in which all the gear shafts are provided on one member, the outer dimension of the member becomes large, and therefore it is inevitable that the positional deviation of the gear shaft increases when molding distortion occurs. For this reason, good meshing between the gears cannot be obtained, and malfunction is likely to occur. On the other hand, when the
図1ないし図14は本発明に係る切断装置を電気かみそりに適用した実施形態を示す。図2、図3および図4において、この電気かみそりは、グリップを兼ねる本体部1と、本体部1の上方に配置されるヘッド部2とを備えている。本体部1は、2次電池3および制御基板4などを収容する内ケース5と、内ケース5を前後面から覆う前後カバー6・7と、前カバー6の上下に組み付けられる表示パネル8、およびスイッチパネル9などで構成してある。
1 to 14 show an embodiment in which a cutting device according to the present invention is applied to an electric shaver. 2, 3, and 4, the electric razor includes a
図4に示すように、内ケース5は、前後に分割形成される前内ケース5aと、後内ケース5bとで構成してあり、両ケース5a・5bをパッキン5cを介して接合しビスで締結することにより、内ケース5の内部を水密状に封止できる。前カバー6は前内ケース5aに係合装着される。後カバー7は、前内ケース5aに係合装着されるカバー本体7aと、カバー本体7aの下半部の開口を覆うグリップカバー7bとからなる。カバー本体7aの上部背面には、きわ剃刃ユニット12が組み込まれる。
As shown in FIG. 4, the
表示パネル8は、半透明のハーフミラーで形成されており、電気かみそりの使用時にはモーター36の稼動状態や運転モードなどを表示でき、モーター36を停止した状態では、ひげそり結果を確認するための鏡として使用することができる。スイッチパネル9には、モーター36を起動あるいは停止させるための押しボタン型のスイッチボタン10と、モーター36の運転モードを切り換える押しボタン型のスイッチボタン11とが設けてある。
The
図5ないし図7においてヘッド部2は、基本構造体となる動力モジュールMと、動力モジュールMに対して後述するヘッド内枠47を介して装着固定されるヘッドケース16と、ヘッドケース16に対して着脱可能に装着される内刃ユニット17、および外刃ユニット18などで構成してある。ヘッド部2は後述するフロート機構を介して本体部1に取り付けてあり、ヘッド部2の全体が前後、左右、上下、および斜め方向の全方位方向へ首振りできる状態で支持されている。
5 to 7, the
図5、図6および図8において、内刃ユニット17は、左右に長いベース壁20aの両側に一対の軸受壁20b・20bを一体に起立形成した内刃フレーム20と、内刃フレーム20の軸受壁の上部に配置される前後一対の内刃21・21と、両内刃21の間に配置される前後一対の指詰防止用の防護体22・22などで構成する。図8に示すごとく、内刃21は、円柱状のプラスチック製ホルダー21aの周面に、一群の金属切刃21bをスパイラル状に植設固定して構成してなるスパイラル内刃であり、ホルダー21aの両端に突設された横軸21cまわりに回転して、外刃32(図6および図13参照)と協働して短毛をカットする。
5, 6, and 8, the
図6に示すように内刃フレーム20の左方の軸受壁20bには、各内刃21と同行回転する内刃ギヤ23・23と、片方の内刃ギヤ23に噛み合う逆転ギヤ24とが回転自在に軸支してある。摩耗した内刃21は内刃フレーム20ごと交換するが、このとき同時に両内刃ギヤ23と逆転ギヤ24、および防護体22も同時に交換される。
As shown in FIG. 6, on the
図5および図8に示すごとく、前後の防護体22は、それぞれ左右の軸受壁20b・20bで上下揺動可能に軸支されて、その揺動軸部に固定したピニオン26・26と、両ピニオン26と同時に噛み合うラック27を介して連動可能に連結してある。防護体22は、互違い状に対向する防護片22aを備えており、ラック27をばね25で押し上げ付勢することにより、防護片22aが起立する向きに常時付勢される。したがって、外刃ユニット18をヘッドケース16から取り外した状態においては、一対の防護片22aが内刃21の隣接側面に沿うように起立して、指先が内刃21の間に入り込むのを阻止できる。
As shown in FIGS. 5 and 8, the front and
図6において外刃ユニット18は、上下面が開口する外刃ホルダー29と、外刃ホルダー29に着脱可能に装着される刃体ユニット30とからなる。刃体ユニット30は、上下面が開口する外刃フレーム31と、外刃フレーム31で逆U字状に保形される網刃からなる前後一対の外刃32・32と、両外刃32・32の間に装着されるセンター刃33などで構成してある。外刃ホルダー29の両側壁には、刃体ユニット30をロック保持するロックボタン100が設けてある。このロックボタン100を押し込み操作すると、刃体ユニット30を外刃ホルダー29から取り外すことができる。
In FIG. 6, the
ヘッドケース16の上面に装着した外刃ユニット18を分離不能にロック保持するために、ヘッドケース16と外刃ホルダー29との内面左右にロック体34を設け、ロック体34をばね35で外刃ホルダー29と係合する向きにロック付勢している(図5、10参照)。ロック体34をばね35に抗して押し込み操作すると、外刃ホルダー29の内面の係合凹部29aとロック体34の係合爪との係合が解除されるので、外刃ユニット18をヘッドケース16から取り外すことができる。外刃ユニット18をヘッドケース16に装着した状態では、前後の外刃32・32を保形する外刃枠が防護体22と接当して、防護体22をばね25の付勢力に逆らって水平姿勢に位置保持している。
In order to lock and hold the
図11に示すごとく、動力モジュールMは、横置き配置されるモーター36と、モーター動力を前後一対の内刃21に伝動する第1伝動機構G1と、モーター動力をセンター刃33およびきわ剃刃ユニット12に伝動する第2伝動機構G2と、モーター36、および両動力伝動系G1・G2の構成部品を組み込むためのケースやカバー群で構成する。図11に示すごとく、ケースおよびカバー群は、モーター36を収容するモーターハウジング37と、第1伝動機構G1の遊星歯車機構101を収容する減速ケース40と、モーターハウジング38の上面に固定されるギヤシャーシ41、およびギヤカバー42などからなる。モーターハウジング37は、モーターの殆どの部分を収容する筒状のモーターホルダー38と、モーターホルダー38の開口を塞ぐモーターカバー39とで構成されている。
As shown in FIG. 11, the power module M includes a horizontally disposed
モーターホルダー38と減速ケース40は、それぞれアルミニウムを素材とするダイキャスト成形品からなり、モーターホルダー38の外側端と、減速ケース40の外側端のそれぞれに、左右に対向する側枠44・45が上向きに突設してある。モーターカバー39、ギヤシャーシ41、およびギヤカバー42はいずれもプラスチック成形品からなる。
The
図11に示すごとく、モーター36をモーターホルダー38に収容したうえで、パッキン43を介してモーターカバー39をモーターホルダー38に組み、さらに遊星歯車機構101と減速ケース40をモーターカバー39の外側面に組み、これら三者38・39・40と、モーターホルダーの外面に装着したギヤシャーシ41とを、減速ケース40の側からねじ込んだ3個のビス46で共締め固定することにより、4個の部材38・39・40・41を一体化している。かかるビス46による固定状態において、モーターカバー39は、その外周縁の全周がモーターホルダー38に係合しており、したがって両者38・39を大きな固定力で以て、不離一体的に固定できる。
As shown in FIG. 11, after the
図7において、モーターホルダー38の側枠44と、減速ケース40の側枠45との間には四角枠状のヘッド内枠47が配置され、各側枠44・45の外側方からねじ込まれるビス48で固定してある。内枠47の四隅部分には、両側枠44・45を前後に挟む状態のねじボス49が設けてあり、これらのねじボス49にヘッドケース16がビス50で締結固定される。
In FIG. 7, a square frame-shaped head
第1伝動機構G1は、前段伝動機構と後段伝動機構とで構成する。図9において前段伝動機構は、モーター36の回転動力を減速する遊星歯車機構101と、減速ケース40の側枠45に沿って配置される巻掛伝動機構と、側枠45の上部内側面に配置される終段ギヤ52などで構成する。遊星歯車機構101は、モーターカバー39と減速ケース40との間の空間に収容してあり、モーター36の出力軸36aに固定される太陽ギヤ53と、太陽ギヤ53と噛み合う3個の遊星ギヤ54と、3個の遊星ギヤ54を回転自在に軸支する遊星フレーム55と、減速ケース40の内面に設けられて各遊星ギヤ54と噛み合う内歯ギヤ56、および遊星フレーム55と同行回転する減速軸57などで構成する。
The first transmission mechanism G1 includes a front transmission mechanism and a rear transmission mechanism. 9, the front transmission mechanism is arranged on the
図9において巻掛伝動機構は、減速軸57に固定される原動プーリー59と、終段ギヤ軸60に固定される従動プーリー61と、両プーリー59・61に巻き掛けられるタイミングベルト62などで構成する。終段ギヤ52は、側枠45の内側面側で終段ギヤ軸60に固定してある。巻掛伝動機構の全体はカバー63で覆われており、このカバー63はヘッド内枠47を固定するためのビス48と、その下方のビスとで側枠45に固定してある。後段伝動機構は、内刃フレーム20の軸受壁に組み付けた2個の内刃ギヤ23・23と、逆転ギヤ24とで構成する。
9, the winding transmission mechanism is composed of a driving
図9において第2伝動機構G2は、モーター36の回転動力を左右方向の往復動力に変換して、センター刃33の可動刃(往復動刃)106に伝える起振機構である(以下、第2伝動機構および起振機構に符号G2を付す)。かかる第2伝動機構G2は、モーターカバー39の外側面に配置される縦方向伝達機構と、モーターカバー39およびギヤシャーシ41の上面に沿って配置される横方向伝達機構とで構成される。縦方向伝達機構は、先の太陽ギヤ53に噛み合う第1ギヤ64と第1ギヤ61の片面に一体に設けられるフェイスギヤ65とで構成される。横方向伝達機構は、モーターカバー39の上面においてフェイスギヤ65と噛み合う第3ギヤ66、第3ギヤ66の下面に一体に設けられる第4ギヤ67、ギヤシャーシ41の上面において第4ギヤ67と噛み合う第5ギヤ68、第5ギヤ68と噛み合う第6ギヤ69、第6ギヤ69の上面に一体に設けられる偏心カム70、および偏心ピン71などで構成される。第1ギヤ64から第6ギヤ69に至るギヤ群の外面は、ギヤカバー42で覆われている。ギヤカバー42はギヤシャーシ41に係合装着される。
In FIG. 9, the second transmission mechanism G2 is a vibration generating mechanism that converts the rotational power of the
図1に示すごとく、縦方向伝達機構を構成する第1ギヤ64とフェイスギヤ65は、モーター36の出力軸36aの伸び方向(モーター36の回転中心軸線の方向)と同じ方向に伸びるギヤ軸73に回転自在に軸支されており、横方向伝達機構を構成する第3ないし第6ギヤ66・67・68・69は、出力軸36aの伸び方向と直交する方向に伸びるギヤ軸75・76・77に回転自在に軸支されている。これらギヤ軸73〜77のうち、第1ギヤ64とフェイスギヤ65、第3ギヤ66と第4ギヤ67、および第5ギヤ68は、モーターカバー39に設けられた三本のギヤ軸73・75・76に軸支されている。具体的には、図1に示すごとく、モーターカバー39の遊星歯車機構101に対向する外側面には、第1ギヤ64とフェイスギヤ65とを軸支する第1ギヤ軸73が設けられており、モーターカバー39の上面には、第3ギヤ66と第4ギヤ67とを軸支する第2ギヤ軸75と、第5ギヤ68を軸支する第3ギヤ軸76が設けられている。第1ギヤ軸73は金属製の円柱体であり、モーターカバー39の外側面に陥没状に凹み形成された装着穴79内に嵌入装着されている。第2ギヤ軸75および第3ギヤ軸76は、モーターカバー39の上面から上方に向かって一体的に突設された円柱体として形成してある(図11および図12参照)。
As shown in FIG. 1, the
横方向伝達機構の終段ギヤとなる第6ギヤ69は、ギヤシャーシ41に設けられたギヤ軸77に回転自在に装着される。図11および図12においてギヤシャーシ41は、モーターホルダー38の前後の周面を抱持する前後一対の周壁80・81と、モーターホルダー38の上面に接して前後の周壁80・81を繋ぐ上壁82と、背面側の周壁80の下端に形成されてモーターホルダー38の底面を受ける底壁83などを一体に成型してなるプラスチック成形品であり、上壁82の中央部に第6ギヤ69用のギヤ軸77が上向きに突設されている。このように、ギヤシャーシ41をモーターホルダー38を抱持するような形態としてあると、その構造強度の向上を図ることができるとともに、大きな固定力で以てがたつきなくモーターホルダー38に装着できる。
A
図12に示すように、ギヤカバー42は、第1ギヤ64およびフェイスギヤ65を覆う円柱状の外殻を有する縦カバー部85と、第3ないし第6ギヤ66〜69を覆う蓋状の水平カバー部86と備えるプラスチック成形品である。水平カバー部86の上面は、縦カバー部85につながる上側の基端部87と、基端部87につながる下側の突端部88とを有する段付き状に形成されており、突端部88の中央部には、偏心カム70および偏心ピン71の上向きの突出を許す通孔89が開設されている。
As shown in FIG. 12, the
第2伝動機構G2で伝動された回転動力は、偏心カム70と、偏心カム70に係合するL字形の振動アーム90とによって往復動力に変換されて、きわ剃刃ユニット12の可動刃を往復駆動する。図12に示すように、ギヤカバー42の上面に位置する振動アーム90の水平片90aには、ギヤシャーシ41に形成された縦軸91に係合する軸受孔92と、偏心カム70に係合する楕円状の係合孔93とが開設されており、偏心カム70の回転動作を受けると、振動アーム90が縦軸91まわりに左右方向に往復駆動されるようになっている。図13および図14に示すように、ヘッド部2の背面から露出する振動アーム90の出力片90bには、駆動溝95が設けてあり、きわ剃レバー96を押し上げ操作してきわ剃刃ユニット12を使用姿勢に切り換えることにより、きわ剃刃ユニット12の受動片97が駆動溝95に係合して、往復動力が受け継がれる。きり剃刃ユニット12により、主としてもみあげの髪や長毛などを切断できる。
The rotational power transmitted by the second transmission mechanism G2 is converted into reciprocating power by the
同様に、第2伝動機構G2で伝動された回転動力は、偏心ピン71と、偏心ピン71に係合する振動子105により往復動力に変換されて、センター刃33の可動刃106を往復駆動する。図7および図9に示すごとく、振動子105は、ヘッド内枠47の内面に組み付けられて、その下面に設けた受動溝107が偏心ピン71と係合している。また、振動子105の上部中央に設けた駆動軸109は、ヘッドケース16の上面に突出してセンター刃33の可動刃106と係合している。駆動軸109とヘッドケース16の開口との間は、パッキン110でシールしてある(図5および図7参照)。
Similarly, the rotational power transmitted by the second transmission mechanism G2 is converted into reciprocating power by the
図5および図9において、センター刃33は、ステンレス製の櫛状の固定外刃102と、該固定外刃102に内側から摺接するステンレス製の櫛状の可動刃106とで構成する。可動刃106の内面には、先の振動子105の駆動軸109と係合するプラスチック製の連動片103が固定してあり、駆動軸109で連動片103を介して可動刃106を左右に往復駆動することにより、髭剃り動作を実行する。符号104は、連動片103の下端に設けられて、駆動軸109に係合する係合溝を示す。このセンター刃33は、主に長毛やくせ毛をカットすることを目的として設けられる。これにて、センター刃33と外刃32・内刃21とが協働して長毛から短毛まで1つの作業の中で剃ることが可能となる。
5 and 9, the
ヘッドケース16の上面に嵌合装着した内刃ユニット17を分離不能にロック保持するために、ヘッド内枠47に四角形のロック枠111を組み込み、ばね112でロック付勢している。図7に示すようにロック枠111の前後枠の左右には、ヘッドケース16の上面に突出する4個のロック爪113が設けてあり、これらの爪113が内刃フレーム20の下面に設けた係合片114と係合して、内刃ユニット17をロック保持している。
In order to lock and hold the
ロック枠111は、モーターホルダー38側の側枠44の外側面に設けた解除ノブ105でロック解除操作できる。解除ノブ115を押し下げ操作して、ロック枠111の下面前後に設けた受動脚片116をばね112の付勢力に抗して横移動させると、ロック爪113と係合片114との係合を解除して、内刃フレーム20をヘッドケース16から取り外すことができる。解除ノブ115の操作突起のスライド範囲を除く外面は、ヘッド内枠47を固定するためのビス48を利用して側枠44に締結固定したカバー117で覆ってある。図7において、符号119はヘッドケースに係合装着されて動力モジュールMの下半周面を前後から覆うカバーである。
The
図7、図10および図13において、ヘッド部2を支持するフロート機構は、内ケース5の上端に固定されるフロートベース120と、フロートベースと動力モジュールとの間に配置される左右一対の圧縮コイル形のばね121・121とからなる。フロートベース120は、中央の連結座122と、連結座122から段落状に折り曲げられる左右一対のばね受アーム123・123と、連結座122から段落状に折り曲げられる前後一対の装着アーム124・124とを一体に備えたプレス成形品である。
7, 10, and 13, the float mechanism that supports the
図13に示すように、連結座122の中央部分に下面側から相通した連結ボス125を、モーターホルダー38の下面中央に設けたねじボス126に外嵌装着し、これら両者を連結ボス125の側からねじボス126にねじ込まれるビス127で締結することにより、フロートベース120をヘッド部2と一体化できる。図10に示すように、ばね121は、左右のばね受アーム123と、動力モジュールMとの間に介装されて圧縮変形されている。前後の装着アーム124を内ケースに設けた係合凹部128に差し込み係合し、後側の装着アーム124の前後二箇所をビス129で内ケースに締結することにより、ヘッド部が本体部と一体化されて、ヘッド部の全体が前後、左右、上下、および斜め方向の全方位方向へ首振りできる。
As shown in FIG. 13, a connecting
上記構成の電気かみそりにおいては、フェイスギヤ65を含む縦方向伝達機構と、フェイスギヤ65に連結する第3ないし第6ギヤ66・67・68・69を含む横方向伝達機構とからなるギヤ伝動機構で、センター刃33の可動刃106に対する起振機構G2(第2伝動機構)を構成したので、当該起振機構G2を遊びのない確動機構として構成でき、従来の特許文献1および2に記載の揺動アームを備えた起振機構に比べて、動力伝動効率の格段の向上を図ることができる。起振機構G2をギヤ伝動機構としたので、従来の特許文献3に記載の往復移動する受動ピースや駆動ブロックを構成要素とする起振機構に比べて、起振機構が占める動作空間量を最小限化することが容易となる。したがって、起振機構の周辺部にデッドスペースが生じるのを解消でき、その分だけ起振機構の周辺部における部品の集約配置を実現して、ヘッドユニット2における構成部品の集約度を向上できる。
In the electric shaver having the above configuration, a gear transmission mechanism comprising a vertical transmission mechanism including the
フェイスギヤ65を含むギヤ伝動機構で起振機構G2を構成してあると、特許文献3に係る起振機構のように、受動ピースと駆動ブロックが往復駆動することに伴う振動騒音量が大きくなることがなく、使用時における騒音発生量を低減化でき、したがって電気かみそりの静粛化に貢献できる。特許文献3に記載のラック−ピニオン形態の起振機構のように、応力集中に伴う偏磨耗が生じにくく、動作不良の発生を抑えて信頼性に優れた電気かみそりを得ることができる点でも優れている。
When the vibration generating mechanism G2 is configured by a gear transmission mechanism including the
縦方向伝達機構と横方向伝達機構の両者をモーターハウジング37に組み付けてあると、各機構を構成する部品を異なる複数の部材に組み付ける場合に比べて、各部品を適正に位置決めした状態で組むことができ、起振機構G2の動作を円滑化でき、伝動ロスを小さくできる。起振機構G2をモーター36およびモーターハウジング37と一体化して、動力モジュールMとして一個のユニットとして取り扱えるので電気かみそりの組み立ての手間を軽減できる。予め動力モジュールMの動作を確認してから本体部内に組むことができるので、電気かみそりの動力伝達機構の信頼性の向上を図ることもできる。部品の不良に基づく組み直しの手間を省いて、生産効率の向上にも貢献できる。
When both the vertical direction transmission mechanism and the horizontal direction transmission mechanism are assembled in the
一つの部材上に全てのギヤ軸73〜77を設ける形態では、当該部材の外形寸法が大型化するため、成形歪が生じると、その影響を受けてギヤ軸73〜77の位置精度が不良となることが避けられず、ギヤの良好な噛み合わせが得られず動作不良を生じやすい。これに対して本実施形態のように、モーターカバー39とギヤシャーシ41の二つの部材上にギヤ軸73〜77を分割して形成してあると、個々の部材39・41の外形寸法を小さくすることができるため、単一の部材上に全てのギヤ軸73〜77を設ける場合に比べて成形歪の影響を可及的に小さくすることができ、したがって起振機構G2の信頼性の向上を図ることができる。製品歩留まりの向上を図ることもできる。ギヤシャーシ41のモーターハウジング37に対する取り付け位置をスペーサーを噛ますなどの手法で変更することにより、終段ギヤ(第6ギヤ69)のギヤ軸77の位置を微調整することが可能となり、したがってこの点でも成形歪の影響を最小限に抑えて、ギヤ64〜69どうしの噛み合わせを良好な状態に維持できる点でも優れている。
In the embodiment in which all the
図15は、本発明を電気バリカンに適用した実施形態を示す。そこでは、本体ケース130の一端に配置したバリカン刃(往復動刃)を本発明の起振機構で駆動させている。図16は、本発明を電気バリカンあるいはまゆ毛そりに適用した実施形態を示しており、そこでは、バリカン刃はグリップを兼ねる本体ケースの一側面に配置してある。これら図15および図16に示す実施形態から明らかなように、本発明の切断装置においては、モーターの回転中心軸線と往復動刃の往復方向とは平行ないしほぼ平行な関係にあり、本発明でいう左右方向とは往復動刃の駆動方向に一致し、上下方向とは往復動刃の駆動方向とほぼ直交する方向と言うことができる。
FIG. 15 shows an embodiment in which the present invention is applied to an electric clipper. There, a clipper blade (reciprocating blade) disposed at one end of the
図17は、本発明に係る切断装置の別実施形態を示しており、そこでは、モーター36の出力軸36aにフェイスギヤ65を装着してある点が、先の図1ないし図16の形態と相違する。それ以外の点は、先の実施形態と同様であるので、同一の部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
FIG. 17 shows another embodiment of the cutting device according to the present invention, in which the
上記実施形態においては、長毛を剃るためのセンター刃を起振機構G2で駆動する形態を示したが、本発明はこれに限らず、網状外刃と往復式内刃とからなる短毛を剃るための切断手段を起振機構G2で駆動するようにしてもよい。横方向伝達機構の一部を巻掛伝動機構で構成してもよい。具体的には、第4ギヤ67と第6ギヤ69との間に、ベルトを含む巻掛伝動機構を配置してもよく、これによれば、切断装置のさらなる静音化を図ることができる。
In the said embodiment, although the form which drives the center blade for shaving long hair with the vibration mechanism G2 was shown, this invention is not restricted to this, The short hair which consists of a mesh-like outer blade and a reciprocating inner blade is shaved. The cutting means for driving may be driven by the vibration generating mechanism G2. A part of the lateral transmission mechanism may be constituted by a winding transmission mechanism. Specifically, a winding transmission mechanism including a belt may be disposed between the
36 モーター
37 モーターハウジング
38 モーターホルダー
39 モーターカバー
41 ギヤシャーシ
65 フェイスギヤ
66 ギヤ(第3ギヤ)
67 ギヤ(第4ギヤ)
68 ギヤ(第5ギヤ)
69 終段ギヤ(第6ギヤ)
70 偏心カム
73 ギヤ軸
75 ギヤ軸
77 ギヤ軸
105 振動子
106 往復動刃(可動刃)
36
67 Gear (4th gear)
68 Gear (5th gear)
69 Final gear (6th gear)
70
Claims (1)
起振機構(G2)は、フェイスギヤ(65)を含む縦方向伝達機構と、フェイスギヤ(65)に連結する一つ又は複数のギヤを含む横方向伝達機構とで構成されており、
横方向伝達機構の終段ギヤ(69)には偏心カム(70)が形成されており、この偏心カム(70)で振動子(105)を左右方向に往復駆動することで、往復動刃(106)を左右方向に往復駆動するように構成されており、
モーター(36)が、モーター(36)の外面を覆うモーターハウジング(37)内に収容固定されており、
モーターハウジング(37)に縦方向伝達機構と横方向伝達機構とが組み付けられており、
モーターハウジング(37)は、モーター(36)の殆どの部分を収容する筒状のモーターホルダー(38)と、モーターホルダー(38)の開口を塞ぐモーターカバー(39)とで構成されており、
モーターカバー(39)には、フェイスギヤ(65)のギヤ軸(73)と、フェイスギヤ(65)の回転駆動力を受ける横方向伝達機構を構成するギヤ(66)のギヤ軸(75)とが設けられており、
横方向伝達機構の終段ギヤ(69)のギヤ軸(77)が、モーターホルダー(38)に抱持状に装着されたギヤシャーシ(41)に設けられていることを特徴とする切断装置。 A cutting device for driving the reciprocating blade (106) by converting the rotational power of the horizontally disposed motor (36) into reciprocating power in the left-right direction by the vibration generating mechanism (G2),
The vibration generating mechanism (G2) includes a vertical transmission mechanism including a face gear (65) and a horizontal transmission mechanism including one or more gears connected to the face gear (65).
An eccentric cam (70) is formed in the final gear (69) of the lateral transmission mechanism, and the vibrator (105) is reciprocated in the left-right direction by the eccentric cam (70), whereby a reciprocating blade ( 106) is reciprocated in the left-right direction ,
A motor (36) is housed and fixed in a motor housing (37) covering the outer surface of the motor (36);
A vertical transmission mechanism and a horizontal transmission mechanism are assembled to the motor housing (37).
The motor housing (37) includes a cylindrical motor holder (38) that accommodates most of the motor (36) and a motor cover (39) that closes the opening of the motor holder (38).
The motor cover (39) includes a gear shaft (73) of the face gear (65) and a gear shaft (75) of the gear (66) constituting a lateral transmission mechanism that receives the rotational driving force of the face gear (65). Is provided,
A cutting device characterized in that the gear shaft (77) of the final gear (69) of the lateral transmission mechanism is provided in a gear chassis (41) mounted in a holding manner on the motor holder (38) .
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