JP4842694B2 - ハッシュ関数処理装置、同装置におけるハッシュ関数生成方法およびプログラム - Google Patents
ハッシュ関数処理装置、同装置におけるハッシュ関数生成方法およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4842694B2 JP4842694B2 JP2006122945A JP2006122945A JP4842694B2 JP 4842694 B2 JP4842694 B2 JP 4842694B2 JP 2006122945 A JP2006122945 A JP 2006122945A JP 2006122945 A JP2006122945 A JP 2006122945A JP 4842694 B2 JP4842694 B2 JP 4842694B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hash value
- hash
- message data
- function processing
- hash function
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
(1)本発明は、Nビットのメッセージデータを入力し、Nビットのハッシュ値を出力するハッシュ関数処理装置であって、メッセージデータを入力するメッセージデータ入力部と、前ラウンドのハッシュ値を入力するハッシュ値入力部と、該メッセージデータ入力部から入力したメッセージデータと該ハッシュ値入力部から入力した前記前ラウンドのハッシュ値とに基づいて、ストリーム暗号を生成するストリーム暗号化手段(例えば、図1のストリーム暗号部1に相当)と、該生成されたストリーム暗号と入力したメッセージデータおよび前ラウンドのハッシュ値との排他的論理和を求めてハッシュ値を出力する論理回路(例えば、図1のXOR2に相当)と、を備えたことを特徴とするハッシュ関数処理装置を提案している。
したがって、本発明によれば、暗号化手段としてストリーム暗号を用いたことから、従来に比べて、処理速度の向上を図ることができる。なお、ここで、ストリーム暗号は、特定のストリーム暗号である必要はない。
したがって、上記の構成により、それぞれのハッシュ関数処理装置から異なった値のハッシュ値を出力できるため、2Nビットのメッセージデータについて、2Nビットのハッシュ値を出力することができる。また、暗号化手段としてストリーム暗号を用いたことから、従来に比べて、処理速度の向上を図ることができる。
したがって、本発明によれば、暗号化手段としてストリーム暗号を用いたことから、従来に比べて、処理速度の向上を図ることができる。
したがって、本発明によれば、暗号化手段としてストリーム暗号を用いたことから、従来に比べて、処理速度の向上を図ることができる。
また、一連の処理について、安全性を確保するに十分なサイクル数を実施することから、高い安全性が確保できるという効果がある。
なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組み合わせを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
本実施形態に係るハッシュ関数処理装置は、Nビットのメッセージデータを入力し、Nビットのハッシュ値を出力するものであり、その構成は、図1に示すように、ストリーム暗号部1と、XOR2とからなり、ストリーム暗号部1には、メッセージデータ入力部と前ラウンドのハッシュ値を入力するハッシュ値入力部を備えている。
本実施形態に係るハッシュ関数処理装置は、2Nビットのメッセージデータを入力し、2Nビットのハッシュ値を出力するものであり、その構成は、図2に示すように、2つのストリーム暗号部11a、11bと、2つのXOR13a、13bと、2つの加算器12a、12bとからなり、ストリーム暗号部11a、11bには、メッセージデータ入力部と前ラウンドのハッシュ値を入力するハッシュ値入力部を備えている。なお、ストリーム暗号部11a、11bおよびXOR13a、13bの機能は、第1の実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本実施形態に係るハッシュ関数処理装置は、3Nビットのメッセージデータを入力し、3Nビットのハッシュ値を出力するものであり、その構成は、図3に示すように、3つのストリーム暗号部21a、21b、21cと、3つのXOR23a、23b、23cと、6つの加算器22a、22b、22c、22d、22e、22fとからなり、ストリーム暗号部21a、21b、21cには、メッセージデータ入力部と前ラウンドのハッシュ値を入力するハッシュ値入力部を備えている。なお、ストリーム暗号部21a、21b、21cおよびXOR23a、23b、23cの機能は、第1の実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本応用例に係るハッシュ関数処理装置は、MNビットのメッセージデータを入力し、MNビットのハッシュ値を出力するものであり、その構成は、図3と同様に、第1の実施形態に係るハッシュ関数処理装置をM個並列接続したものとなる。
Claims (8)
- Nビットのメッセージデータを入力し、Nビットのハッシュ値を出力するハッシュ関数処理装置であって、
メッセージデータを入力するメッセージデータ入力部と、
前ラウンドのハッシュ値を入力するハッシュ値入力部と、
該メッセージデータ入力部から入力したメッセージデータと該ハッシュ値入力部から入力した前記前ラウンドのハッシュ値とに基づいて、ストリーム暗号を生成するストリーム暗号化手段と、
該生成されたストリーム暗号と入力したメッセージデータおよび前ラウンドのハッシュ値との排他的論理和を求めてハッシュ値を出力する論理回路と、
を備えたことを特徴とするハッシュ関数処理装置。 - メッセージデータのデータ長をL、前記ストリーム暗号化手段内の内部状態の長さをT、前記ストリーム暗号化手段の出力ビット数をNビットとしたときに、前記ストリーム暗号化手段および前記論理回路における処理を(L−T)/N回実行することを特徴とする請求項1に記載のハッシュ関数処理装置。
- 2Nビットのメッセージデータを入力し、2Nビットのハッシュ値を出力するハッシュ関数処理装置であって、
前記請求項1に記載のハッシュ関数処理装置の前記ハッシュ値入力部に第1の加算器を備えた第1のハッシュ関数処理装置と、前記請求項1に記載のハッシュ関数処理装置の前記論理回路の出力端に第2の加算器を備えた第2のハッシュ関数処理装置とからなり、
前記第1の加算器が前記第1のハッシュ関数処理装置における前ラウンドのハッシュ値と前記第2のハッシュ関数処理装置における前ラウンドのハッシュ値とを加算するとともに、
前記第2の加算器が前記第1のハッシュ関数処理装置における前ラウンドのハッシュ値と前記第2のハッシュ関数処理装置における前記論理回路から出力されるハッシュ値とを加算することを特徴とするハッシュ関数処理装置。 - メッセージデータのデータ長をL、前記ストリーム暗号化手段内の内部状態の長さをT、前記ストリーム暗号化手段の出力ビット数をNビットとしたときに、前記ストリーム暗号化手段および前記論理回路における処理を(L−2T)/2N回実行することを特徴とする請求項3に記載のハッシュ関数処理装置。
- MNビットのメッセージデータを入力し、MNビットのハッシュ値を出力するハッシュ関数処理装置であって、
前記請求項1記載のハッシュ関数処理装置の前記ハッシュ値入力部に第1の加算器を備えるとともに、前記論理回路の出力端に第2の加算器を備えたハッシュ関数処理装置をM個並列接続してなり、
各ハッシュ値入力部に備えられた第1の加算器により加算される前ラウンドのハッシュ値が前記各ハッシュ値入力部に入力される前ラウンドのハッシュ値を含む任意の前ラウンドのハッシュ値からなる異なった組み合わせの前ラウンドのハッシュ値であり、各論理回路の出力端に設けられた加算器に入力される前ラウンドのハッシュ値が前記ハッシュ値入力部に設けられた前記第1の加算器に入力される前ラウンドのハッシュ値以外の前ラウンドのハッシュ値であることを特徴とするハッシュ関数処理装置。 - メッセージデータのデータ長をL、前記ストリーム暗号化手段内の内部状態の長さをT、前記ストリーム暗号化手段の出力ビット数をNビットとしたときに、前記ストリーム暗号化手段および前記論理回路における処理を(L−TM)/NM回実行することを特徴とする請求項5に記載のハッシュ関数処理装置。
- Nビットのメッセージデータを入力し、Nビットのハッシュ値を出力するハッシュ関数処理装置におけるハッシュ関数の生成方法であって、
メッセージデータ入力部によりメッセージデータを入力する第1のステップと、
ハッシュ値入力部により前ラウンドのハッシュ値を入力する第2のステップと、
ストリーム暗号化手段により入力したメッセージデータと前記前ラウンドのハッシュ値とに基づいて、ストリーム暗号を生成する第3のステップと、
論理回路により該生成されたストリーム暗号と入力したメッセージデータと前ラウンドのハッシュ値との排他的論理和を求めてハッシュ値を出力する第4のステップと、
を備えたことを特徴とするハッシュ関数の生成方法。 - Nビットのメッセージデータを入力し、Nビットのハッシュ値を出力するハッシュ関数処理装置におけるハッシュ関数の生成方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
メッセージデータ入力部によりメッセージデータを入力する第1のステップと、
ハッシュ値入力部により前ラウンドのハッシュ値を入力する第2のステップと、
ストリーム暗号化手段により入力したメッセージデータと前記前ラウンドのハッシュ値とに基づいて、ストリーム暗号を生成する第3のステップと、
論理回路により該生成されたストリーム暗号と入力したメッセージデータと前ラウンドのハッシュ値との排他的論理和を求めてハッシュ値を出力する第4のステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006122945A JP4842694B2 (ja) | 2006-04-27 | 2006-04-27 | ハッシュ関数処理装置、同装置におけるハッシュ関数生成方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006122945A JP4842694B2 (ja) | 2006-04-27 | 2006-04-27 | ハッシュ関数処理装置、同装置におけるハッシュ関数生成方法およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007293147A JP2007293147A (ja) | 2007-11-08 |
JP4842694B2 true JP4842694B2 (ja) | 2011-12-21 |
Family
ID=38763822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006122945A Expired - Fee Related JP4842694B2 (ja) | 2006-04-27 | 2006-04-27 | ハッシュ関数処理装置、同装置におけるハッシュ関数生成方法およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4842694B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010256749A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Kddi Corp | ハッシュ値生成装置、ハッシュ値生成方法およびプログラム |
-
2006
- 2006-04-27 JP JP2006122945A patent/JP4842694B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007293147A (ja) | 2007-11-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20130227278A1 (en) | Generation of relative prime numbers for use in cryptography | |
CN103973439B (zh) | 一种多变量公钥加密方法 | |
CN109714368B (zh) | 报文加解密方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质 | |
CN117411618B (zh) | 应用于国际赛事的密钥生成方法、装置及加密方法 | |
JP5652363B2 (ja) | 暗号処理装置、および暗号処理方法、並びにプログラム | |
CN112054896B (zh) | 白盒加密方法、装置、终端及存储介质 | |
Tiwari | Cryptography in blockchain | |
WO2018212015A1 (ja) | 秘密計算装置、比較方法、比較プログラム記録媒体、および秘密計算システム | |
JP2008099243A (ja) | 誤り訂正符号化装置、誤り訂正符号化方法及びプログラム | |
JP4842694B2 (ja) | ハッシュ関数処理装置、同装置におけるハッシュ関数生成方法およびプログラム | |
JP5427117B2 (ja) | メッセージ認証子生成装置、メッセージ認証子検証装置、メッセージ認証子生成方法、メッセージ認証子検証方法、およびプログラム | |
JP2009169316A (ja) | ハッシュ関数演算装置及び署名装置及びプログラム及びハッシュ関数演算方法 | |
JP4938430B2 (ja) | 非線形関数器、ストリーム暗号の暗号化装置、復号化装置、mac生成装置、ストリーム暗号の暗号化方法、復号化方法、mac生成方法およびプログラム | |
CN112507357B (zh) | 一种基于密钥生成器的多级接口设计方法 | |
CN110071927B (zh) | 一种信息加密方法、系统及相关组件 | |
JP2010256749A (ja) | ハッシュ値生成装置、ハッシュ値生成方法およびプログラム | |
JP2011119985A (ja) | 暗号復号方法 | |
JP5489696B2 (ja) | ストリーム暗号の暗号化装置、ストリーム暗号の復号化装置、ストリーム暗号の暗号化方法、ストリーム暗号の復号化方法およびプログラム | |
JP4819576B2 (ja) | 自己同期型ストリーム暗号の暗号化装置、復号化装置、自己同期型ストリーム暗号システム、mac生成装置、暗号化方法、復号化方法、mac生成方法およびプログラム | |
JP5578422B2 (ja) | 暗号化通信システム、送信装置、受信装置、暗号化/復号化方法およびそれらのプログラム | |
JP5415020B2 (ja) | ストリーム暗号の暗号化装置、復号化装置、mac生成装置、ストリーム暗号の暗号化方法、復号化方法、mac生成方法およびプログラム | |
JP5084224B2 (ja) | 自己同期型ストリーム暗号の暗号化装置、復号化装置、自己同期型ストリーム暗号システム、mac生成装置、暗号化方法、復号化方法、mac生成方法およびプログラム | |
JP5559011B2 (ja) | ストリーム暗号の暗号化装置、ストリーム暗号の暗号化方法およびプログラム | |
JP5726394B2 (ja) | 非線形関数器、ストリーム暗号の暗号化装置、復号化装置、mac生成装置 | |
JP5550998B2 (ja) | 論理演算装置、論理演算方法およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090223 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110816 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110909 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111004 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111006 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |