JP4841055B2

JP4841055B2 - Touch pointing device, ultrasonic diagnostic device, and portable electronic device

Info

Publication number: JP4841055B2
Application number: JP2001124402A
Authority: JP
Inventors: 孝夫椎橋; 直人佐藤
Original assignee: GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Current assignee: GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority date: 2001-04-23
Filing date: 2001-04-23
Publication date: 2011-12-21
Anticipated expiration: 2021-04-23
Also published as: JP2002333953A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タッチ・ポインティング装置、超音波診断装置および携帯電子装置に関し、さらに詳しくは、タッチパネル動作とポインティング動作のそれぞれが持つ短所を回避できるようにしたタッチ・ポインティング装置およびそのタッチ・ポインティング装置を備えた超音波診断装置および携帯電子装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、ＡＴＭ（Automated-Teller Machine）装置などでは、例えばＬＣＤ（Liquid Crystal Display）表示装置とタッチパネルとを使用したタッチパネル動作が採用されている。
また、パソコンなどでは、例えばＣＲＴ（Cathode Ray Tube）表示装置とマウスなどのポインティング装置とを使用したポインティング動作が採用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
タッチパネル動作の場合、指で操作でき、操作にあまり抵抗感を感じない長所があるが、指の大きさのためにタッチ領域を小さくできず、タッチ領域の設置密度を高くできない短所がある。
【０００４】
逆に、ポインティング動作の場合、ポインティング領域を小さくでき、ポインティング領域の設置密度を高くできる長所があるが、マウスやトラックボールなどを操作しなければならず、人によっては操作に抵抗感をもつ短所がある。
【０００５】
上記のように、タッチパネル動作とポインティング動作には一長一短がある。
しかし、従来は、タッチパネル動作とポインティング動作のいずれか一方だけが採用されていたため、それぞれが持つ短所を回避できない問題点があった。
そこで、本発明の目的は、タッチパネル動作とポインティング動作のそれぞれが持つ短所を回避できるようにしたタッチ・ポインティング装置およびそのタッチ・ポインティング装置を備えた超音波診断装置および携帯電子装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
第１の観点では、本発明は、第１画面を有する第１画像表示手段と、前記第１画面の前面に設置されたタッチパネルと、前記第１画面上に１以上のタッチ領域を設定するタッチ領域設定手段と、タッチ領域がタッチされたか否かを検出するタッチ検出手段と、前記第１画面上にポインタを表示するポインタ表示手段と、前記第１画面上でポインタを移動する操作を行うためのポインタ移動操作手段と、前記第１画面上でポインティング位置を決定する操作を行うためのポインティング操作手段とを具備したことを特徴とするタッチ・ポインティング装置を提供する。
上記第１の観点によるタッチ・ポインティング装置では、タッチパネル動作とポインティング動作の両方が可能となる。よって、タッチパネル動作とポインティング動作のそれぞれが持つ短所を回避できるようになる。
【０００７】
第２の観点では、本発明は、第１画面を有する第１画像表示手段と、前記第１画面の前面に設置されたタッチパネルと、前記第１画面上に１以上のタッチ領域を設定するタッチ領域設定手段と、タッチ領域がタッチされたか否かを検出するタッチ検出手段と、第２画面を有する第２画像表示手段と、前記第１画面および前記第２画面を連続した画面とみなして該仮想連続画面上にポインタを表示するポインタ表示手段と、前記仮想連続画面上でポインタを移動する操作を行うためのポインタ移動操作手段と、前記仮想連続画面上でポインティング位置を決定する操作を行うためのポインティング操作手段とを具備したことを特徴とするタッチ・ポインティング装置を提供する。
上記第２の観点によるタッチ・ポインティング装置では、第１画面において、タッチパネル動作とポインティング動作の両方が可能となる。よって、第１画面では、タッチパネル動作とポインティング動作のそれぞれが持つ短所を回避できるようになる。また、第１画面および第２画面が連続した画面として取り扱われるため、第１画面でのポインティング動作と第２画面でのポインティング動作に不連続性を感じずに済む。さらに、タッチパネル動作とポインティング動作の両方が可能な第１画面と、ポインティング動作が可能な第２画面とを持つため、ユーザビリティ（useability）を向上できる。
【０００８】
第３の観点では、本発明は、上記構成のタッチ・ポインティング装置において、前記第１画像表示手段がＬＣＤ表示装置であり、前記第２画像表示手段がＣＲＴ表示装置であることを特徴とするタッチ・ポインティング装置を提供する。
上記第３の観点によるタッチ・ポインティング装置では、タッチパネル動作とポインティング動作の両方が可能となる第１画面を比較的コンパクトなＬＣＤ装置に割り当てるため、例えば超音波診断装置の操作卓への組込みが容易になる。また、ポインティング動作のみが可能となる第２画面は、指で触られて画面が汚れることがないため、例えば超音波画像を表示するのに適している。
【０００９】
第４の観点では、本発明は、上記構成のタッチ・ポインティング装置において、前記第１画面および第２画面の一方から他方へポインタが移動した時に警告音を鳴らす警告手段を具備したことを特徴とするタッチ・ポインティング装置を提供する。
上記第４の観点によるタッチ・ポインティング装置では、第１画面および第２画面の一方から他方へポインタが移動した時に警告音を鳴らすため、ポインタを見失ってしまうことをある程度防止できる。
【００１０】
第５の観点では、本発明は、上記構成のタッチ・ポインティング装置において、前記第１画面上の少なくとも１つのタッチ領域と同機能の少なくとも１つのポインティング領域を第２画面上に設定する同機能ポインティング領域設定手段を具備したことを特徴とするタッチ・ポインティング装置を提供する。
上記第５の観点によるタッチ・ポインティング装置では、第１画面の少なくとも１つのタッチ領域と第２画面の少なくとも１つのポインティング領域とが同機能なので、どちらでも好きな方で操作を行うことが出来る。
【００１１】
第６の観点では、本発明は、上記構成のタッチ・ポインティング装置において、前記ポインタ表示手段は、決定されたポインティング位置がタッチ領域であった時にポインタの表示を一瞬だけ変えることを特徴とするタッチ・ポインティング装置を提供する。
上記第６の観点によるタッチ・ポインティング装置では、タッチ領域をポインティングすると、ポインタの表示が一瞬だけ変わるので、タッチ領域にタッチした感覚を得ることが出来る。
【００１２】
第７の観点では、本発明は、上記構成のタッチ・ポインティング装置において、前記ポインタ表示手段は、第１画面がタッチされた時にそのタッチされた位置にポインタを表示することを特徴とするタッチ・ポインティング装置を提供する。
上記第７の観点によるタッチ・ポインティング装置では、第１画面にタッチすると、その位置にポインタが表示されるので、ポインタ移動操作手段を操作する手間を省くことが出来る。
【００１３】
第８の観点では、本発明は、上記構成のタッチ・ポインティング装置において、前記第１画面に表示する画像を切り換えることによってタッチ領域の機能も切り換わることを特徴とするタッチ・ポインティング装置を提供する。
上記第８の観点によるタッチ・ポインティング装置では、タッチパネル動作に多数の機能を割り当てることが出来る。
【００１４】
第９の観点では、本発明は、上記構成のタッチ・ポインティング装置において、前記タッチ領域設定手段は、タッチ領域を表すタッチ領域表示を行うと共にタッチ領域の機能によってタッチ領域表示を変えることを特徴とするタッチ・ポインティング装置を提供する。
上記第９の観点によるタッチ・ポインティング装置では、例えば押しボタンの如き機能（オン／オフの機能）を持つタッチ領域のタッチ領域表示と、ポテンショメータの如き機能（度合いを変更する機能）を持つタッチ領域のタッチ領域表示とが異なるので、タッチ領域表示から機能を類推でき、操作が容易なる。
【００１５】
第１０の観点では、本発明は、上記構成のタッチ・ポインティング装置において、前記第１画面上にポインタが表示されている時は、前記タッチ検出手段が無効になることを特徴とするタッチ・ポインティング装置を提供する。
上記第１０の観点によるタッチ・ポインティング装置では、第１画面にポインタが表示されていないならタッチパネル動作とし、第１画面にポインタが表示されているならポインティング動作とするように、動作を択一的に切り換えるため、操作方法に混乱が生じることを、ある程度、防止できる。
【００１６】
第１１の観点では、本発明は、上記構成のタッチ・ポインティング装置において、前記タッチ領域設定手段は、あるタッチ領域がタッチされた時にポップアップメニュー形式で別のタッチ領域を表示することを特徴とするタッチ・ポインティング装置を提供する。
上記第１１の観点によるタッチ・ポインティング装置では、階層的なメニュー構成を利用できる。また、画面スペースを効率的に利用できる。
【００１７】
第１２の観点では、本発明は、上記構成のタッチ・ポインティング装置において、前記第１画面の一辺に沿って設置された複数の回転操作手段と、前記第１画面上に前記複数の回転操作手段の各機能を前記一辺に沿って表示する機能表示手段とを具備したことを特徴とするタッチ・ポインティング装置を提供する。
上記第１２の観点によるタッチ・ポインティング装置では、一つの回転操作手段に多数の機能の一つを順に割り当てる場合に、現在どのような機能が割り当てられているかを画面上で確認でき、操作が容易になる。
【００１８】
第１３の観点では、本発明は、上記構成のタッチ・ポインティング装置において、前記ポインタ移動操作手段が、トラックボールであることを特徴とするタッチ・ポインティング装置を提供する。
上記第１３の観点によるタッチ・ポインティング装置では、ポインタ移動操作手段としてトラックボールを採用したため、例えば超音波診断装置の操作卓への組込みが容易になる。
【００１９】
第１４の観点では、本発明は、上記構成のタッチ・ポインティング装置において、前記タッチパネルにタッチしたままタッチ位置を動かした場合に、その軌跡を前記第１画面上に表示するタッチ軌跡表示手段を具備したことを特徴とするタッチ・ポインティング装置を提供する。
上記第１４の観点によるタッチ・ポインティング装置では、画面上の画像の輪郭などを指でなぞることにより、その形状を入力できるようになる。
【００２０】
第１５の観点では、本発明は、上記構成のタッチ・ポインティング装置を具備したことを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第１５の観点による超音波診断装置では、タッチパネル動作とポインティング動作の両方が可能となる。よって、タッチパネル動作とポインティング動作のそれぞれが持つ短所を回避できるようになる。
【００２１】
第１６の観点では、本発明は、上記構成のタッチ・ポインティング装置を具備したことを特徴とする携帯電子装置を提供する。
上記第１６の観点による携帯電子装置では、タッチパネル動作とポインティング動作の両方が可能となる。よって、タッチパネル動作とポインティング動作のそれぞれが持つ短所を回避できるようになる。特に、小さな画面しか持たない携帯電話、腕時計、ＰＤＡ（Personal Digital Assistant）などに好適である。
【００２２】
【発明の実施の形態】
以下、図に示す実施の形態により本発明を詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
【００２３】
−第１の実施形態−
図１は、本発明の第１の実施形態に係る超音波診断装置１０１を示す構成図である。
この超音波診断装置１０１は、超音波パルスを被検体内へ送信すると共に該被検体内から超音波エコーを受信するプローブ１と、被検体の内部をスキャンするように音線方向を変えると共に各音線方向の音線信号を生成する送受信部２と、前記音線信号の強度やドプラ成分に基づいてＢモード画像データやＣＦＭ（Color Flow Mapping）画像データを生成する信号処理部３と、画像やメッセージ等の表示制御を行う表示制御部４と、画像やメッセージなどを表示するＣＲＴディスプレイ５と、画像やメッセージを表示するＬＣＤディスプレイ６と、そのＬＣＤディスプレイ６の前面に設置されたタッチパネル７と、操作者が操作を行う操作部８と、全体の動作を制御する制御部９とを具備している。
【００２４】
ＣＲＴディスプレイ５の画面が第２画面に相当し、ＬＣＤディスプレイ６の画面が第１画面に相当する。
【００２５】
操作部８は、画面に表示したポインタを移動する操作を行うためのトラックボール８ａと、ポインティング操作を行うためのトラックボール・ボタン８ｂと、多数の機能の一つが順に割り当てられるファンクション・ダイヤル８ｃと、ポインティング動作のモードを「独立モード」→「連続併用モード」→「連続切換モード」→「独立モード」→…の順にサイクリックに変更する操作を行うためのポインタモード変更ボタン８ｄとを少なくとも備えている。
【００２６】
なお、後で詳述するが、「独立モード」とは、第１画面ではタッチパネル動作とし、第２画面ではポインティング動作とする動作モードである。また、「連続併用モード」とは、第１画面ではタッチパネル動作およびポインティング動作の併用とし、第２画面ではポインティング動作とする動作モードである。また、「連続切換モード」とは、第１画面にポインタが表示されていない時はタッチパネル動作／第１画面にポインタが表示されている時はポインティング動作と切り換えると共に、第２画面ではポインティング動作とする動作モードである。
【００２７】
図２は、超音波診断装置１０１（プローブ１は省略）の外観図である。
ＣＲＴディスプレイ５が超音波診断装置本体上に設置され、超音波診断装置本体より操作卓が突き出しており、その操作卓にタッチパネル７、トラックボール８ａ、トラックボール・ボタン８ｂ、ファンクション・ダイヤル８ｃ、ポインタモード変更ボタン８ｄ、キーボードＫＢ等が配置されている。
図には現れていないが、タッチパネル７の背後にＬＣＤディスプレイ６が設置されている。
なお、ファンクション・ダイヤル８ｃは、複数あり、タッチパネル７の下辺（ＬＣＤディスプレイ６の下辺）に沿って一列に配置されている。
【００２８】
図３は、超音波診断装置１０１の制御部７で実行されるタッチ・ポインティング処理を示すフロー図である。このタッチ・ポインティング処理は、パワーオン時に起動される。
ステップＨ１では、「独立モード」とする。
ステップＨ２では、ポインタモード変更ボタン８ｄが押されたかチェックし、押されたならステップＨ３へ進み、押されてないならステップＨ４へ進む。
ステップＨ３では、現在のモードが「独立モード」なら「連続併用モード」に変更し、現在のモードが「連続併用モード」なら「連続切換モード」に変更し、現在のモードが「連続切換モード」なら「独立モード」に変更する。
【００２９】
ステップＨ４では、現在のモードが「連続併用モード」なら図４のステップＨ１１へ進み、そうでないならステップＨ５へ進む。
ステップＨ５では、現在のモードが「連続切換モード」なら図５のステップＨ２１へ進み、そうでないならステップＨ６へ進む。
【００３０】
ステップＨ６では、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）はタッチパネル動作とする。タッチパネル動作については、後で詳述する。
ステップＨ７では、第２画面（ＣＲＴディスプレイ５）はポインティング動作とする。ポインティング動作については、後で詳述する。
そして、前記ステップＨ２に戻る。
【００３１】
図４のステップＨ１１では、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）はタッチパネル動作とする。タッチパネル動作については、後で詳述する。
ステップＨ１２では、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）の上辺と第２画面（ＣＲＴディスプレイ５）の下辺が連続しているものとみなし、その仮想連続画面をポインティング動作とする。ポインティング動作については、後で詳述する。
そして、図３の前記ステップＨ２に戻る。
【００３２】
図５のステップＨ２１では、ポインタｋを第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）に表示していないならステップＨ２２へ進み、ポインタｋを第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）に表示しているならステップＨ２３へ進む。
ステップＨ２２では、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）はタッチパネル動作とする。タッチパネル動作については、後で詳述する。そして、ステップＨ２４へ進む。
【００３３】
ステップＨ２３では、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）のタッチパネル動作を停止する。そして、ステップＨ２４へ進む。
【００３４】
ステップＨ２４では、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）の上辺と第２画面（ＣＲＴディスプレイ５）の下辺が連続しているものとみなし、その仮想連続画面をポインティング動作とする。ポインティング動作については、後で詳述する。
そして、図３の前記ステップＨ２に戻る。
【００３５】
図６は、超音波診断装置１０１の制御部７で実行されるタッチパネル動作の処理を示すフロー図である。このタッチパネル動作の処理は、パワーオン時に起動され、前記タッチ・ポインティング処理と並行して実行される。
ステップＴ１では、図８〜図１１に示すように、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）にタッチ領域を設定する。
ステップＴ２では、タッチパネル７に操作者がタッチした位置を計測し、そのタッチ位置がタッチ領域ならステップＴ３へ進む、タッチパネル７に操作者がタッチしないか、タッチ位置がタッチ領域外ならステップＴ４へ進む。
ステップＴ３では、タッチ位置に対応するタッチ領域に割り当てている機能を実行する。そして、前記ステップＴ２に戻る。
【００３６】
ステップＴ４では、タッチパネル７に操作者がタッチした位置を計測し、そのタッチ位置がタッチ領域外ならステップＴ５へ進む、タッチパネル７に操作者がタッチしてないならステップＴ６へ進む。
ステップＴ５では、軌跡表示モードに入っており且つ過去のタッチ位置が記憶されているなら、それと時系列的に現在のタッチ位置を記憶し、記憶しているタッチ位置を時系列順に結んで軌跡を生成し、その軌跡を第１画面上に表示する。そして、前記ステップＴ２に戻る。
なお、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）に画像を表示し、操作者が軌跡表示モードを指令し、前記画像の輪郭をなぞると、前記軌跡が生成されるので、前記画像の輪郭を入力することが出来る。
【００３７】
ステップＴ６では、記憶しているタッチ位置を消去する。そして、前記ステップＴ２に戻る。すなわち、タッチパネル７から一旦指を離せば、軌跡の生成が中止される。
【００３８】
図７は、超音波診断装置１０１の制御部７で実行されるポインティング動作の処理を示すフロー図である。このポインティング動作の処理は、パワーオン時に起動され、前記タッチ・ポインティング処理やタッチパネル動作と並行して実行される。
ステップＰ１では、図８〜図１２に示すように、第２画面（ＣＲＴディスプレイ５）または仮想連続画面にポインティング領域を設定する。
ステップＰ２では、図８，図１１に示すように、第２画面（ＣＲＴディスプレイ５）にポインタｋを表示する。
【００３９】
ステップＰ３では、現在のモードが「連続併用モード」であり且つタッチ領域がタッチされたならステップＰ４へ進み、そうでないならステップＰ５へ進む。
ステップＰ４では、タッチされたタッチ領域へポインタｋを移動させる。
【００４０】
ステップＰ５では、トラックボール８ａが操作されたならステップＰ６へ進み、操作されてないならステップＰ７へ進む。
ステップＰ６では、トラックボール８ａの操作に応じて、ポインタｋを移動させる。また、軌跡表示モードなら、ポインタｋの移動軌跡を生成し、表示する。
【００４１】
ステップＰ７では、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）と第２画面（ＣＲＴディスプレイ５）の一方から他方へポインタｋが移動したならステップＰ８へ進み、そうでないならステップＰ９へ進む。
ステップＰ８では、警告音を鳴らす。
【００４２】
ステップＰ９では、トラックボール・ボタン８ｂが押された時のポインタｋの位置を検出し、その位置がポインティング領域ならステップＰ１０へ進み、ポインティング領域でないなら前記ステップＰ３に戻る。
ステップＰ１０では、ポインティングされたポインティング領域がタッチ領域でもあるならステップＰ１１へ進み、そうでないならステップＰ１２へ進む。
ステップＰ１１では、ポインタｋを一瞬大きく表示する。
【００４３】
ステップＰ１２では、ポインティングされたポインティング領域に割り当てている機能を実行する。そして、前記ステップＰ３に戻る。
【００４４】
図８は、「独立モード」の動作説明図である。
制御部９は、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）にタッチ領域を設定する。また、第２画面（ＣＲＴディスプレイ５）にポインティング領域を設定する。
【００４５】
ポインタｋは、第２画面（ＣＲＴディスプレイ５）内のみに表示され、第２画面（ＣＲＴディスプレイ５）内のみで移動可能である。
【００４６】
なお、表示する画像およびタッチ領域を変更する機能を持つタッチ領域Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄのタッチ領域表示は四角枠で表示され、対応する機能をオン／オフする機能を持つタッチ領域ａ，ｃのタッチ領域表示は一重丸枠で表示され、ポップアップメニューを下層に持つタッチ領域ｂのタッチ領域表示は二重丸枠で表示される。
【００４７】
また、タッチ領域Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄとポインティング領域Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄとは同機能が割り当てられている。
【００４８】
また、制御部９は、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）の下辺に沿って設置された複数のファンクション・ダイヤル８ｃの各機能を、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）の下辺に沿って表示している（６ｃ）。
【００４９】
図９に示すように、操作者がタッチ領域ｂにタッチすると、制御部９は、ポップアップメニューｐｎを表示する。また、ポップアップメニューｐｎに対応したタッチ領域ｂ１〜ｂ３が設定される。
【００５０】
図１０は、「連続併用モード」の動作説明図である。
制御部９は、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）にタッチ領域を設定する。また、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）の上辺と第２画面（ＣＲＴディスプレイ５）の下辺を連続させた仮想連続画面にポインティング領域を設定する。第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）については、タッチ領域とポインティング領域とが重複して設定される。
【００５１】
ポインタｋは、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）および第２画面（ＣＲＴディスプレイ５）を一つの画面として移動可能である。すなわち、トラックボール８ａを操作することで、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）の上辺から第２画面（ＣＲＴディスプレイ５）の下辺へポインタｋを移動できる。また、第２画面（ＣＲＴディスプレイ５）の下辺から第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）の上辺へポインタｋを移動できる。
【００５２】
図１１および図１２は、「連続切換モード」の動作説明図である。
図１１に示すように、ポインタｋを第２画面（ＣＲＴディスプレイ５）に表示している時、制御部９は、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）にタッチ領域を設定する。また、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）の上辺と第２画面（ＣＲＴディスプレイ５）の下辺を連続させた仮想連続画面にポインティング領域を設定する。第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）については、タッチ領域とポインティング領域とが重複して設定される。
【００５３】
ポインタｋは、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）および第２画面（ＣＲＴディスプレイ５）を一つの画面として移動可能である。すなわち、トラックボール８ａを操作することで、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）の上辺から第２画面（ＣＲＴディスプレイ５）の下辺へポインタｋを移動できる。また、第２画面（ＣＲＴディスプレイ５）の下辺から第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）の上辺へポインタｋを移動できる。
【００５４】
図１２に示すように、ポインタｋを第１画面（ＣＲＴディスプレイ５）に表示している時、制御部９は、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）にタッチ領域を設定しない（タッチパネル動作を停止する）。また、第１画面（ＬＣＤディスプレイ６）の上辺と第２画面（ＣＲＴディスプレイ５）の下辺を連続させた仮想連続画面にポインティング領域を設定する。従って、ポインティング動作のみ可能となる。
【００５５】
以上の超音波診断装置１０１によれば、次の効果が得られる。
（１）「連続併用モード」または「連続切換」では、第１画面においてタッチパネル動作とポインティング動作の両方が可能となる。よって、タッチパネル動作とポインティング動作のそれぞれが持つ短所を回避できるようになる。
（２）「連続併用モード」または「連続切換」では、第１画面および第２画面が連続した画面として取り扱われるため、第１画面でのポインティング動作と第２画面でのポインティング動作に不連続性を感じずに済む。
（３）「連続併用モード」または「連続切換」では、第１画面でタッチパネル動作とポインティング動作の両方が可能となり、第２画面ではポインティング動作が可能なため、ユーザビリティを向上できる。
【００５６】
（４）「連続併用モード」または「連続切換」ではタッチパネル動作とポインティング動作の両方が可能となる第１画面を比較的コンパクトなＬＣＤ装置に割り当てるため、超音波診断装置の操作卓への組込みが容易になる。また、ポインティング動作のみが可能となる第２画面は、指で触られて画面が汚れることがないため、超音波画像を表示するのに適している。
（５）「連続併用モード」または「連続切換」で第１画面および第２画面の一方から他方へポインタｋが移動した時に警告音を鳴らすため、ポインタｋを見失ってしまうことを防止できる。
（６）「連続併用モード」または「連続切換」でタッチ領域をポインティングすると、ポインタｋの表示が一瞬だけ大きくなるので、タッチ領域にタッチした感覚を得ることが出来る。
（７）「連続併用モード」または「連続切換」で第１画面にタッチすると、その位置にポインタｋが表示されるので、トラックボール８ａを操作する手間を省くことが出来る。
（８）「連続切換モード」では、第１画面にポインタが表示されていないならタッチパネル動作とし、第１画面にポインタが表示されているならポインティング動作とするように、動作を択一的に切り換えるため、操作方法に混乱が生じることを防止できる。
【００５７】
（９）第１画面のタッチ領域と第２画面のポインティング領域とが一部同機能なので、どちらでも好きな方で操作を行うことが出来る。
【００５８】
（１０）第１画面に表示する画像を切り換えることによってタッチ領域の機能も切り換わるので、タッチパネル動作に多数の機能を割り当てることが出来る。
（１１）タッチ領域の機能によってタッチ領域表示を変えるので、タッチ領域表示から機能を類推でき、操作が容易なる。
（１２）あるタッチ領域がタッチされた時にポップアップメニュー形式で別のタッチ領域を表示するので、階層的なメニュー構成を利用できる。また、画面スペースを効率的に利用できる。
（１３）ファンクション・ダイヤル８ｃに現在どのような機能が割り当てられているかを画面上で確認でき、操作が容易になる。
（１４）トラックボール８ａは、超音波診断装置の操作卓への組込みに適している。
（１５）第１画面上の画像の輪郭などを指でなぞることにより、その形状を入力できる。
【００５９】
−第２の実施形態−
図１３は、本発明の第２の実施形態に係る携帯電話２００を示す構成図である。
この携帯電話２００は、タッチパネル２０１を備えており、そのタッチパネルの背後にＬＣＤディスプレイが設けられている。
ポインタ・リング２０２を操作することで、ポインタｋを移動することが出来る。また、エンターキー２０３を操作することで、ポインティングすることが出来る。
【００６０】
ＬＣＤディスプレイの画面には、タッチ領域Ａ，Ｂ，Ｃが設置されている。また、ポインティング領域Ａ，Ｂ，Ｃおよびイ，ロ，…が設置されている。
タッチ領域Ａ，Ｂ，Ｃおよびポインティング領域Ａ，Ｂ，Ｃは同機能であり、タッチパネル動作とポインティング動作の両方が可能である。
ポインティング領域イ，ロ，…は、間隔が狭いので、ポインティング動作のみ可能である。
【００６１】
上記携帯電話２００と同様に、腕時計やＰＤＡにも本発明を適用できる。
【００６２】
【発明の効果】
本発明のタッチ・ポインティング装置、超音波診断装置および携帯電子装置によれば、タッチパネル動作とポインティング動作の両方が可能となり、タッチパネル動作とポインティング動作のそれぞれが持つ短所を回避できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１の実施形態にかかる超音波診断装置を示す構成図である。
【図２】第１の実施形態にかかる超音波診断装置を示す外観図である。
【図３】第１の実施形態にかかる超音波診断装置によるタッチ・ポインティング処理を示すフロー図である。
【図４】図３の続きのフロー図である。
【図５】図３の続きのフロー図である。
【図６】タッチパネル動作の処理を示すフロー図である。
【図７】ポインティング動作の処理を示すフロー図である。
【図８】「独立モード」の説明図である。
【図９】ポップアップメニューの説明図である。
【図１０】「連続併用モード」の説明図である。
【図１１】「連続切換モード」の説明図である。
【図１２】「連続切換モード」の説明図である。
【図１３】第２の実施形態にかかる携帯電話を示す構成図である。
【符号の説明】
１プローブ
２送受信部
３信号処理部
４表示制御部
５ＣＲＴディスプレイ
６ＬＣＤディスプレイ
７タッチパネル
８操作部
８ａトラックボール
８ｃファンクション・ダイヤル
１０１超音波診断装置
２００携帯電話
ｋポインタ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a touch pointing device, an ultrasonic diagnostic device, and a portable electronic device, and more particularly, to a touch pointing device and a touch pointing device that can avoid the disadvantages of touch panel operation and pointing operation. The present invention relates to an ultrasonic diagnostic apparatus and a portable electronic apparatus.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in an ATM (Automated-Teller Machine) device or the like, a touch panel operation using, for example, an LCD (Liquid Crystal Display) display device and a touch panel is employed.
Further, in a personal computer or the like, for example, a pointing operation using a CRT (Cathode Ray Tube) display device and a pointing device such as a mouse is employed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the case of the touch panel operation, there is an advantage that it can be operated with a finger and does not feel much resistance to the operation.
[0004]
On the other hand, in the case of pointing operation, there is an advantage that the pointing area can be reduced and the installation density of the pointing area can be increased, but a mouse, a trackball, etc. must be operated, and some people have resistance to operation. There is.
[0005]
As described above, the touch panel operation and the pointing operation have advantages and disadvantages.
However, conventionally, only one of the touch panel operation and the pointing operation has been adopted, and there is a problem that the disadvantages of each can not be avoided.
SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a touch pointing device capable of avoiding the disadvantages of the touch panel operation and the pointing operation, and an ultrasonic diagnostic device and a portable electronic device provided with the touch pointing device. is there.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In a first aspect, the present invention provides a first image display means having a first screen, a touch panel installed in front of the first screen, and a touch for setting one or more touch areas on the first screen. In order to perform an operation of moving the pointer on the first screen, an area setting means, a touch detection means for detecting whether or not the touch area is touched, a pointer display means for displaying a pointer on the first screen There is provided a touch pointing device comprising: a pointer moving operation means; and a pointing operation means for performing an operation for determining a pointing position on the first screen.
In the touch pointing device according to the first aspect, both a touch panel operation and a pointing operation are possible. Therefore, the disadvantages of the touch panel operation and the pointing operation can be avoided.
[0007]
In a second aspect, the present invention provides a first image display means having a first screen, a touch panel installed on the front surface of the first screen, and a touch for setting one or more touch areas on the first screen. Region setting means, touch detection means for detecting whether or not the touch area is touched, second image display means having a second screen, and the first screen and the second screen are regarded as a continuous screen, Pointer display means for displaying a pointer on the virtual continuous screen, pointer movement operation means for performing an operation of moving the pointer on the virtual continuous screen, and an operation for determining a pointing position on the virtual continuous screen There is provided a touch pointing device comprising the pointing operation means.
In the touch pointing device according to the second aspect, both the touch panel operation and the pointing operation can be performed on the first screen. Therefore, the first screen can avoid the disadvantages of the touch panel operation and the pointing operation. Further, since the first screen and the second screen are handled as a continuous screen, there is no need to feel discontinuity between the pointing operation on the first screen and the pointing operation on the second screen. Furthermore, since the first screen capable of both the touch panel operation and the pointing operation and the second screen capable of the pointing operation are provided, usability can be improved.
[0008]
In a third aspect, the present invention provides the touch pointing device having the above-described configuration, wherein the first image display means is an LCD display device, and the second image display means is a CRT display device. Provide a pointing device.
In the touch and pointing device according to the third aspect, the first screen capable of both the touch panel operation and the pointing operation is assigned to a relatively compact LCD device. become. In addition, the second screen on which only a pointing operation is possible is suitable for displaying, for example, an ultrasonic image because the screen is not soiled when touched with a finger.
[0009]
In a fourth aspect, the present invention is the touch pointing device having the above-described configuration, characterized by comprising warning means for sounding a warning sound when the pointer moves from one of the first screen and the second screen to the other. Provided is a touch pointing device.
In the touch pointing device according to the fourth aspect, since the warning sound is generated when the pointer moves from one of the first screen and the second screen to the other, it is possible to prevent the pointer from being lost to some extent.
[0010]
In a fifth aspect, the present invention provides the touch pointing device having the above-described configuration, wherein at least one pointing area having the same function as that of at least one touch area on the first screen is set on the second screen. Provided is a touch pointing device including an area setting unit.
In the touch pointing device according to the fifth aspect, since at least one touch area on the first screen and at least one pointing area on the second screen have the same function, it is possible to perform an operation on any one of them.
[0011]
In a sixth aspect, the present invention provides the touch pointing device having the above-described configuration, wherein the pointer display means changes the pointer display only for a moment when the determined pointing position is a touch area. Provide a pointing device.
In the touch pointing device according to the sixth aspect, when the touch area is pointed, the display of the pointer changes only for a moment, so that a sense of touching the touch area can be obtained.
[0012]
In a seventh aspect, the present invention provides the touch pointing device having the above-described configuration, wherein the pointer display means displays a pointer at a touched position when the first screen is touched. A pointing device is provided.
In the touch and pointing device according to the seventh aspect, when the first screen is touched, a pointer is displayed at the position, so that the trouble of operating the pointer moving operation means can be saved.
[0013]
In an eighth aspect, the present invention provides a touch pointing device characterized in that, in the touch pointing device configured as described above, the function of the touch area is switched by switching an image displayed on the first screen. .
In the touch pointing device according to the eighth aspect, a large number of functions can be assigned to the touch panel operation.
[0014]
In a ninth aspect, the present invention is the touch pointing device having the above-described configuration, wherein the touch area setting unit performs touch area display representing a touch area and changes the touch area display according to a function of the touch area. Provided is a touch pointing device.
In the touch pointing device according to the ninth aspect, for example, a touch area display of a touch area having a function (on / off function) such as a push button and a touch area having a function (degree changing function) such as a potentiometer. Since the touch area display is different from the touch area display, the function can be inferred from the touch area display and the operation becomes easy.
[0015]
According to a tenth aspect, in the touch pointing device having the above-described configuration, the touch detection unit is disabled when a pointer is displayed on the first screen. Providing equipment.
In the touch pointing device according to the tenth aspect, the operation is selectively performed so that the touch panel operation is performed when the pointer is not displayed on the first screen, and the pointing operation is performed when the pointer is displayed on the first screen. Therefore, it is possible to prevent the operation method from being confused to some extent.
[0016]
In an eleventh aspect, the present invention is the touch pointing device configured as described above, wherein the touch area setting means displays another touch area in a pop-up menu format when a certain touch area is touched. A touch pointing device is provided.
In the touch pointing device according to the eleventh aspect, a hierarchical menu structure can be used. Also, screen space can be used efficiently.
[0017]
In a twelfth aspect, the present invention provides the touch pointing device having the above-described configuration, wherein a plurality of rotation operation means installed along one side of the first screen, and the plurality of rotation operation means on the first screen. And a function display means for displaying each of the functions along the one side.
In the touch pointing device according to the twelfth aspect, when one of a large number of functions is sequentially assigned to one rotation operation means, it is possible to confirm on the screen what function is currently assigned, and the operation is easy. become.
[0018]
In a thirteenth aspect, the present invention provides a touch pointing device characterized in that, in the touch pointing device configured as described above, the pointer movement operation means is a trackball.
In the touch pointing device according to the thirteenth aspect, since the trackball is adopted as the pointer moving operation means, for example, the ultrasonic diagnostic apparatus can be easily incorporated into the console.
[0019]
In a fourteenth aspect, the present invention is a touch pointing device having the above-described configuration, comprising touch trajectory display means for displaying a trajectory on the first screen when the touch position is moved while touching the touch panel. A touch pointing device is provided.
In the touch pointing device according to the fourteenth aspect, the shape can be input by tracing the outline of the image on the screen with a finger.
[0020]
In a fifteenth aspect, the present invention provides an ultrasonic diagnostic apparatus comprising the touch pointing device configured as described above.
In the ultrasonic diagnostic apparatus according to the fifteenth aspect, both a touch panel operation and a pointing operation are possible. Therefore, the disadvantages of the touch panel operation and the pointing operation can be avoided.
[0021]
In a sixteenth aspect, the present invention provides a portable electronic device comprising the touch pointing device configured as described above.
In the portable electronic device according to the sixteenth aspect, both a touch panel operation and a pointing operation are possible. Therefore, the disadvantages of the touch panel operation and the pointing operation can be avoided. In particular, it is suitable for a mobile phone having only a small screen, a wristwatch, a PDA (Personal Digital Assistant) and the like.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to embodiments shown in the drawings. Note that the present invention is not limited thereby.
[0023]
-First embodiment-
FIG. 1 is a configuration diagram showing an ultrasonic diagnostic apparatus 101 according to the first embodiment of the present invention.
The ultrasonic diagnostic apparatus 101 transmits an ultrasonic pulse into the subject and receives an ultrasonic echo from the subject, changes the acoustic ray direction so as to scan the inside of the subject, and A transmission / reception unit 2 that generates a sound ray signal in the sound ray direction, a signal processing unit 3 that generates B-mode image data and CFM (Color Flow Mapping) image data based on the intensity and Doppler component of the sound ray signal, and an image A display control unit 4 that controls display of messages and messages, a CRT display 5 that displays images and messages, an LCD display 6 that displays images and messages, and a touch panel 7 installed on the front of the LCD display 6 The operation unit 8 is operated by the operator, and the control unit 9 is configured to control the entire operation.
[0024]
The screen of the CRT display 5 corresponds to the second screen, and the screen of the LCD display 6 corresponds to the first screen.
[0025]
The operation unit 8 includes a trackball 8a for performing an operation of moving a pointer displayed on the screen, a trackball button 8b for performing a pointing operation, and a function dial 8c to which one of a number of functions is assigned in order. And a pointer mode change button 8d for performing an operation of changing the pointing operation mode cyclically in the order of “independent mode” → “continuous combination mode” → “continuous switching mode” → “independent mode” →. ing.
[0026]
As will be described in detail later, the “independent mode” is an operation mode in which a touch screen operation is performed on the first screen and a pointing operation is performed on the second screen. The “continuous combination mode” is an operation mode in which the touch screen operation and the pointing operation are combined on the first screen, and the pointing operation is performed on the second screen. “Continuous switching mode” refers to touch panel operation when the pointer is not displayed on the first screen / pointing operation when the pointer is displayed on the first screen, and pointing operation on the second screen. This is an operation mode.
[0027]
FIG. 2 is an external view of the ultrasonic diagnostic apparatus 101 (probe 1 is omitted).
A CRT display 5 is installed on the ultrasonic diagnostic apparatus main body, and a console protrudes from the ultrasonic diagnostic apparatus main body. The touch panel 7, trackball 8a, trackball button 8b, function dial 8c, pointer A mode change button 8d, a keyboard KB, and the like are arranged.
Although not shown in the figure, an LCD display 6 is installed behind the touch panel 7.
There are a plurality of function dials 8c, which are arranged in a line along the lower side of the touch panel 7 (lower side of the LCD display 6).
[0028]
FIG. 3 is a flowchart showing touch pointing processing executed by the control unit 7 of the ultrasonic diagnostic apparatus 101. This touch pointing process is activated when the power is turned on.
In step H1, the “independent mode” is set.
In step H2, it is checked whether the pointer mode change button 8d has been pressed. If it has been pressed, the process proceeds to step H3, and if not, the process proceeds to step H4.
In step H3, if the current mode is "independent mode", the mode is changed to "continuous combination mode", if the current mode is "continuous combination mode", the mode is changed to "continuous switching mode", and the current mode is "continuous switching mode". If so, change to "Independent mode".
[0029]
In Step H4, if the current mode is the “continuous combination mode”, the process proceeds to Step H11 in FIG. 4, and if not, the process proceeds to Step H5.
In Step H5, if the current mode is the “continuous switching mode”, the process proceeds to Step H21 in FIG. 5, and if not, the process proceeds to Step H6.
[0030]
In step H6, the first screen (LCD display 6) is operated as a touch panel. The touch panel operation will be described in detail later.
In step H7, the second screen (CRT display 5) is set to a pointing operation. The pointing operation will be described in detail later.
Then, the process returns to Step H2.
[0031]
In Step H11 of FIG. 4, the first screen (LCD display 6) is a touch panel operation. The touch panel operation will be described in detail later.
In Step H12, it is assumed that the upper side of the first screen (LCD display 6) and the lower side of the second screen (CRT display 5) are continuous, and the virtual continuous screen is set as a pointing operation. The pointing operation will be described in detail later.
And it returns to said step H2 of FIG.
[0032]
In step H21 of FIG. 5, if the pointer k is not displayed on the first screen (LCD display 6), the process proceeds to step H22, and if the pointer k is displayed on the first screen (LCD display 6), the process proceeds to step H23. .
In step H22, the first screen (LCD display 6) is operated as a touch panel. The touch panel operation will be described in detail later. Then, the process proceeds to Step H24.
[0033]
In step H23, the touch panel operation on the first screen (LCD display 6) is stopped. Then, the process proceeds to Step H24.
[0034]
In step H24, it is assumed that the upper side of the first screen (LCD display 6) and the lower side of the second screen (CRT display 5) are continuous, and the virtual continuous screen is set as a pointing operation. The pointing operation will be described in detail later.
And it returns to said step H2 of FIG.
[0035]
FIG. 6 is a flowchart showing a touch panel operation process executed by the control unit 7 of the ultrasonic diagnostic apparatus 101. This touch panel operation process is activated when the power is turned on, and is executed in parallel with the touch pointing process.
In step T1, as shown in FIGS. 8 to 11, a touch area is set on the first screen (LCD display 6).
In step T2, the position touched by the operator on the touch panel 7 is measured, and if the touch position is a touch area, the process proceeds to step T3. If the operator does not touch the touch panel 7, or if the touch position is outside the touch area, the process proceeds to step T4. .
In step T3, the function assigned to the touch area corresponding to the touch position is executed. Then, the process returns to Step T2.
[0036]
In step T4, the position where the operator touches the touch panel 7 is measured. If the touch position is outside the touch area, the process proceeds to step T5. If the operator does not touch the touch panel 7, the process proceeds to step T6.
At step T5, if the trajectory display mode is entered and the past touch position is stored, the current touch position is stored in time series, and the stored touch positions are connected in time series order to display the trajectory. Generate and display the trajectory on the first screen. Then, the process returns to Step T2.
When an image is displayed on the first screen (LCD display 6) and the operator commands a trajectory display mode and the contour of the image is traced, the trajectory is generated. Therefore, the contour of the image is input. I can do it.
[0037]
In step T6, the stored touch position is erased. Then, the process returns to Step T2. That is, once the finger is released from the touch panel 7, the generation of the trajectory is stopped.
[0038]
FIG. 7 is a flowchart showing a pointing operation process executed by the control unit 7 of the ultrasonic diagnostic apparatus 101. This pointing operation process is started at power-on, and is executed in parallel with the touch / pointing process and the touch panel operation.
In step P1, as shown in FIGS. 8 to 12, a pointing area is set on the second screen (CRT display 5) or the virtual continuous screen.
In step P2, as shown in FIGS. 8 and 11, a pointer k is displayed on the second screen (CRT display 5).
[0039]
In Step P3, if the current mode is the “continuous combination mode” and the touch area is touched, the process proceeds to Step P4, and if not, the process proceeds to Step P5.
In step P4, the pointer k is moved to the touched touch area.
[0040]
In Step P5, if the trackball 8a is operated, the process proceeds to Step P6, and if not, the process proceeds to Step P7.
In step P6, the pointer k is moved according to the operation of the trackball 8a. In the locus display mode, a movement locus of the pointer k is generated and displayed.
[0041]
In Step P7, if the pointer k has moved from one of the first screen (LCD display 6) and the second screen (CRT display 5) to the other, the process proceeds to Step P8, and if not, the process proceeds to Step P9.
In step P8, a warning sound is sounded.
[0042]
In step P9, the position of the pointer k when the trackball button 8b is pressed is detected. If the position is the pointing area, the process proceeds to step P10. If the position is not the pointing area, the process returns to step P3.
In Step P10, if the pointing area pointed to is also a touch area, the process proceeds to Step P11, and if not, the process proceeds to Step P12.
In step P11, the pointer k is displayed large for a moment.
[0043]
In step P12, the function assigned to the pointing area that has been pointed is executed. Then, the process returns to Step P3.
[0044]
FIG. 8 is an operation explanatory diagram of the “independent mode”.
The control unit 9 sets a touch area on the first screen (LCD display 6). In addition, a pointing area is set on the second screen (CRT display 5).
[0045]
The pointer k is displayed only in the second screen (CRT display 5) and can be moved only in the second screen (CRT display 5).
[0046]
Note that the touch area display of the touch areas A, B, C, and D having a function of changing the image to be displayed and the touch area is displayed with a square frame, and the touch areas a and c having a function of turning on / off the corresponding function. The touch area display is displayed with a single round frame, and the touch area display of the touch area b having a pop-up menu below is displayed with a double round frame.
[0047]
The touch areas A, B, C, D and the pointing areas A, B, C, D are assigned the same function.
[0048]
Further, the control unit 9 displays each function of the plurality of function dials 8c installed along the lower side of the first screen (LCD display 6) along the lower side of the first screen (LCD display 6). (6c).
[0049]
As shown in FIG. 9, when the operator touches the touch area b, the control unit 9 displays a pop-up menu pn. In addition, touch areas b1 to b3 corresponding to the pop-up menu pn are set.
[0050]
FIG. 10 is an operation explanatory diagram of the “continuous combination mode”.
The control unit 9 sets a touch area on the first screen (LCD display 6). In addition, a pointing area is set on a virtual continuous screen in which the upper side of the first screen (LCD display 6) and the lower side of the second screen (CRT display 5) are continuous. For the first screen (LCD display 6), the touch area and the pointing area are set to overlap.
[0051]
The pointer k is movable with the first screen (LCD display 6) and the second screen (CRT display 5) as one screen. That is, by operating the trackball 8a, the pointer k can be moved from the upper side of the first screen (LCD display 6) to the lower side of the second screen (CRT display 5). Further, the pointer k can be moved from the lower side of the second screen (CRT display 5) to the upper side of the first screen (LCD display 6).
[0052]
11 and 12 are diagrams for explaining the operation in the “continuous switching mode”.
As shown in FIG. 11, when the pointer k is displayed on the second screen (CRT display 5), the control unit 9 sets a touch area on the first screen (LCD display 6). In addition, a pointing area is set on a virtual continuous screen in which the upper side of the first screen (LCD display 6) and the lower side of the second screen (CRT display 5) are continuous. For the first screen (LCD display 6), the touch area and the pointing area are set to overlap.
[0053]
The pointer k is movable with the first screen (LCD display 6) and the second screen (CRT display 5) as one screen. That is, by operating the trackball 8a, the pointer k can be moved from the upper side of the first screen (LCD display 6) to the lower side of the second screen (CRT display 5). Further, the pointer k can be moved from the lower side of the second screen (CRT display 5) to the upper side of the first screen (LCD display 6).
[0054]
As shown in FIG. 12, when the pointer k is displayed on the first screen (CRT display 5), the control unit 9 does not set a touch area on the first screen (LCD display 6) (stops the touch panel operation). ). In addition, a pointing area is set on a virtual continuous screen in which the upper side of the first screen (LCD display 6) and the lower side of the second screen (CRT display 5) are continuous. Therefore, only a pointing operation is possible.
[0055]
According to the ultrasonic diagnostic apparatus 101 described above, the following effects can be obtained.
(1) In the “continuous combination mode” or “continuous switching”, both the touch panel operation and the pointing operation can be performed on the first screen. Therefore, the disadvantages of the touch panel operation and the pointing operation can be avoided.
(2) In the “continuous combination mode” or “continuous switching”, the first screen and the second screen are handled as a continuous screen. Therefore, the pointing operation on the first screen and the pointing operation on the second screen are discontinuous. You don't have to feel it.
(3) In the “continuous combination mode” or “continuous switching”, both the touch panel operation and the pointing operation can be performed on the first screen, and the pointing operation can be performed on the second screen, so that usability can be improved.
[0056]
(4) In the “continuous combination mode” or “continuous switching”, the first screen that allows both touch panel operation and pointing operation is assigned to a relatively compact LCD device, so the ultrasonic diagnostic device can be incorporated into the console. It becomes easy. Further, the second screen on which only a pointing operation is possible is suitable for displaying an ultrasonic image because the screen is not soiled when touched with a finger.
(5) Since the warning sound is generated when the pointer k moves from one of the first screen and the second screen to the other in the “continuous combination mode” or “continuous switching”, it is possible to prevent the pointer k from being lost.
(6) When the touch area is pointed in the “continuous combination mode” or “continuous switching mode”, the display of the pointer k is enlarged for a moment, so that a sense of touching the touch area can be obtained.
(7) When the first screen is touched in the “continuous combination mode” or “continuous switching”, the pointer k is displayed at that position, so that the trouble of operating the trackball 8a can be saved.
(8) In the “continuous switching mode”, the operation is selectively switched so that the touch panel operation is performed when the pointer is not displayed on the first screen, and the pointing operation is performed when the pointer is displayed on the first screen. Therefore, it is possible to prevent the operation method from being confused.
[0057]
(9) Since the touch area on the first screen and the pointing area on the second screen are partly the same function, it is possible to perform operations with any one of them.
[0058]
(10) Since the function of the touch area is switched by switching the image displayed on the first screen, a large number of functions can be assigned to the touch panel operation.
(11) Since the touch area display is changed depending on the function of the touch area, the function can be inferred from the touch area display, and the operation becomes easy.
(12) Since another touch area is displayed in a pop-up menu format when a certain touch area is touched, a hierarchical menu structure can be used. Also, screen space can be used efficiently.
(13) It is possible to confirm on the screen what function is currently assigned to the function dial 8c, and the operation becomes easy.
(14) The trackball 8a is suitable for incorporation into the console of the ultrasonic diagnostic apparatus.
(15) The shape can be input by tracing the outline of the image on the first screen with a finger.
[0059]
-Second Embodiment-
FIG. 13 is a configuration diagram showing a mobile phone 200 according to the second embodiment of the present invention.
The mobile phone 200 includes a touch panel 201, and an LCD display is provided behind the touch panel.
By operating the pointer ring 202, the pointer k can be moved. In addition, pointing can be performed by operating the enter key 203.
[0060]
Touch areas A, B, and C are provided on the screen of the LCD display. In addition, pointing areas A, B, C and a, b,... Are provided.
The touch areas A, B, and C and the pointing areas A, B, and C have the same function, and both a touch panel operation and a pointing operation are possible.
The pointing areas i, b,... Are narrow, so that only a pointing operation is possible.
[0061]
Similar to the mobile phone 200, the present invention can be applied to a wristwatch and a PDA.
[0062]
【The invention's effect】
According to the touch pointing device, the ultrasonic diagnostic apparatus, and the portable electronic device of the present invention, both the touch panel operation and the pointing operation can be performed, and the disadvantages of the touch panel operation and the pointing operation can be avoided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram showing an ultrasonic diagnostic apparatus according to a first embodiment.
FIG. 2 is an external view showing the ultrasonic diagnostic apparatus according to the first embodiment.
FIG. 3 is a flowchart showing touch pointing processing by the ultrasonic diagnostic apparatus according to the first embodiment;
FIG. 4 is a flowchart subsequent to FIG. 3;
FIG. 5 is a flowchart subsequent to FIG. 3;
FIG. 6 is a flowchart showing a touch panel operation process.
FIG. 7 is a flowchart showing processing of a pointing operation.
FIG. 8 is an explanatory diagram of an “independent mode”.
FIG. 9 is an explanatory diagram of a pop-up menu.
FIG. 10 is an explanatory diagram of a “continuous combination mode”.
FIG. 11 is an explanatory diagram of a “continuous switching mode”.
FIG. 12 is an explanatory diagram of a “continuous switching mode”.
FIG. 13 is a configuration diagram showing a mobile phone according to a second embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Probe
2 transceiver
3 Signal processor
4 Display controller
5 CRT display
6 LCD display
7 Touch panel
8 Operation part
8a Trackball
8c function dial
101 Ultrasonic diagnostic equipment
200 Mobile phone
k pointer

Claims

First image display means having a first screen;
A touch panel installed in front of the first screen;
Touch area setting means for setting one or more touch areas on the first screen;
Touch detection means for detecting whether or not the touch area is touched;
Second image display means having a second screen;
Pointer display means for regarding the first screen and the second screen as a continuous screen and displaying a pointer on the virtual continuous screen;
Pointer movement operation means for performing an operation of moving the pointer on the virtual continuous screen;
A pointing operation means for performing an operation of determining a pointing position on the virtual continuous screen,
When the pointer is displayed on the first screen, the touch detection unit is disabled.

The touch pointing device according to claim 1.
The first image display means is an LCD display;
The touch pointing device, wherein the second image display means is a CRT display device.

The touch pointing device according to claim 1 or 2,
A touch pointing device comprising a warning means for sounding a warning sound when a pointer moves from one of the first screen and the second screen to the other.

The touch pointing device according to any one of claims 1 to 3,
A touch pointing device comprising: a same function pointing area setting means for setting on the second screen at least one pointing area having the same function as at least one touch area on the first screen.

The touch pointing device according to any one of claims 1 to 4,
The pointer display device is characterized in that when the determined pointing position is a touch area, the pointer display is changed only momentarily.

The touch pointing device according to any one of claims 1 to 5,
The pointer display unit displays a pointer at a touched position when the first screen is touched.

The touch pointing device according to any one of claims 1 to 6,
A touch pointing device, wherein the function of the touch area is switched by switching an image displayed on the first screen.

The touch pointing device according to any one of claims 1 to 7,
The touch area setting unit performs a touch area display representing a touch area and changes the touch area display according to a function of the touch area.

The touch pointing device according to any one of claims 1 to 8,
The touch area setting unit displays another touch area in a pop-up menu format when a touch area is touched.

The touch pointing device according to any one of claims 1 to 9,
A plurality of rotation operation means installed along one side of the first screen;
A touch pointing device comprising: function display means for displaying each function of the plurality of rotation operation means along the one side on the first screen.

The touch pointing device according to any one of claims 1 to 10,
The touch pointing device, wherein the pointer moving operation means is a trackball.

The touch pointing device according to any one of claims 1 to 11,
A touch pointing device, comprising: a touch locus display means for displaying the locus on the first screen when the touch position is moved while touching the touch panel.

An ultrasonic diagnostic apparatus comprising the touch pointing device according to any one of claims 1 to 12.

A portable electronic device comprising the touch pointing device according to any one of claims 1 to 12.