JP4838941B2

JP4838941B2 - Equipment management device

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Publication number: JP4838941B2
Application number: JP2001074360A
Authority: JP
Inventors: 篤冨田
Original assignee: Konica Minolta Business Technologies Inc
Current assignee: Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date: 2000-03-23
Filing date: 2001-03-15
Publication date: 2011-12-14
Anticipated expiration: 2021-03-15
Also published as: JP2001338133A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、２台以上の機器を集中管理するための機器管理装置に関する。さらに詳細には、２台以上の機器から収集した管理情報を通信回線を介して集中管理センターへ送信する機器管理装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、２台以上の機器を通信回線を介して集中管理センターで集中管理する機器管理システムが知られている。このような機器管理システムとしては、機器ごとに通信回線を設置せず、複数の機器がまとめて１台の機器管理装置に接続され、この機器管理装置が集中管理センターと１本の通信回線を介して接続されるシステムが知られている。そして、各機器からの消耗品に関する情報やトラブル情報等を機器管理装置を通じて集中管理センターに送信することにより、それらの情報に基づき集中管理センターで各機器が集中的に管理されるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の機器管理システムでは、各機器から発信される情報が各機器ごとに管理されているため、機器管理装置からの１回の信号発信で１つの機器の情報が送信されていた。従って、機器管理装置に接続される機器が増加すると、それに伴い機器管理装置からの信号の発信回数が増加して、集中管理センターにおける処理が複雑化するとともに回線の利用料金も高くなるという問題があった。また、１台の機器にトラブルが発生してサービスマンを訪問させた直後に、他の機器に対してのメンテナンスが必要になると、再度サービスマンを訪問させなければならないという事態が生じるおそれもあった。
【０００４】
さらに、１台の機器管理装置に複数の機器が接続されているため、各機器から受信した情報を機器管理装置が集中管理センターへ発信するときの発信タイミングが重なる（同時になる）場合も起こり得る。しかし、従来の管理システムにおいては、より重要な情報、より緊急性の高い情報を優先的に集中管理センターへ送信することができないおそれがあった。
【０００５】
そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、複数の機器の情報を効率よく集中管理センターに送信することができ、またサービスマンの訪問回数を低減させることができる機器管理装置を提供することを目的とする。また、重要度・緊急度が高い情報を優先的に集中管理センターへ発信することができる機器管理装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するためになされた本発明に係る機器管理装置は、複数の機器から受信手段を介して収集した管理情報を記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶された管理情報を通信手段を介して集中管理装置に送信する機器管理装置であって、第１機器のトラブル発生時に前記第１機器から発信されるトラブル信号を前記受信手段を介して受信したときに、前記第１機器のトラブルを検出する検出手段と、前記検出手段によりトラブルが検出された場合に、第１機器のトラブル情報とともに前記記憶手段に記憶されている第１機器とは異なる第２機器の管理情報を、前記通信手段を介して集中管理装置に送信する送信制御手段とを有し、前記送信制御手段は、前記検出手段によるトラブルの検出に応答して、前記第２機器から管理情報を取得し、前記機器は、シート上に画像を形成する画像形成装置であり、画像形成装置のカラータイプ、画像形成速度、画像形成装置の装置構成の少なくとも１つに基づいて前記複数の機器の中から前記第２機器を選択する選択手段をさらに備えるものである。ここで、送信制御手段は、第２機器の管理情報を含む複数の機器の管理情報を送信することも望ましい。
【０００７】
この機器管理装置では、機器管理装置に備わる検出手段により、第１機器にトラブルが発生していないか否かの確認が行われている。ここで、第１機器とは、複数ある機器のうちの任意の機器である。そして、検出手段によってトラブルが検出されると、送信制御手段により、第１機器とは異なる第２機器から管理情報が取得される。このとき、送信制御手段によって、第２機器の管理情報を含む複数の機器の管理情報を取得する。
【０００８】
そして、第２機器の管理情報が取得されると、送信制御手段により、検出手段により検出された第１機器のトラブル情報とともに、第２機器の管理情報が集中管理装置に送信される。このとき、送信制御手段が第２機器以外の機器の管理情報が取得されている場合には、それらの機器の管理情報も、第１機器のトラブル情報および第２機器の管理情報とともに、集中管理装置に送信される。
【０００９】
このように、機器のトラブル情報およびトラブルが発生した機器とは異なる他の機器の管理情報を集中管理装置において把握することができる。従って、１回のトラブル発信によって、集中管理装置に各機器の管理情報が収集される。このため、集中管理装置において、各機器の状況をより詳細に管理することができ、有効なメンテナンスを行うことができる。また、この発信によって次回の定時発信や締日発信を省略することができるため通信回数も減る。
【００１０】
さらに、第２機器の管理情報からその機器が近々メンテナンスを施すことが必要であるかも把握することも可能となる。そして、近々メンテナンスが必要である場合には、トラブル対処のためにサービスマンを訪問させた際に、その機器に対して予防的なメンテナンスを施すことができる。よって、サービスマンを何度も訪問させなければならないという事態が解消される。
【００１１】
本発明に係る機器管理装置においては、複数の機器の中から、所定の条件に基づいて第２機器を選択する選択手段をさらに備えることが望ましい。ここで、所定の条件は、各機器における次回の定期メンテナンスまでの期間であり、選択手段は、次回の定期メンテナンスまでの期間が最も短い機器を第２機器として選択するのがよい。あるいは、所定の条件は、各機器における特性であり、選択手段は、機器の特性に基づいて第２機器を選択するのもよい。そして、本発明に係る機器管理装置では、機器がシート上に画像を形成する画像形成装置であって、画像形成装置のカラータイプ、画像形成速度、画像形成装置の装置構成の少なくとも１つに基づいて複数の機器の中から第２機器を選択する選択手段をさらに備えている。これにより、トラブル情報とともに送信する管理情報として、メンテナンスの必要性が高い機器の管理情報を優先的に集中管理装置に送信することができる。
【００１２】
【００１３】
【００１４】
【００１５】
【００１６】
【００１８】
【００１９】
【００２０】
【００２１】
【００２３】
【００２４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する。本実施の形態は、本発明を画像形成装置の集中管理に適用したものである。なお、画像形成装置として複写機の具体例を示すが、プリンタやファクシミリ等であってもよい。また、管理される機器としては画像形成装置以外にイメージスキャナやパーソナルコンピュータ等の事務機器、通信機能を備えた家電製品等種々の機器が想定される。
【００２５】
（第１の実施の形態）
まず、第１の実施の形態について説明する。図１に示すように、第１の実施の形態に係る複写機管理システムは、ユーザー側に設置される複写機４ａ，４ｂ，４ｃと、データターミナル（機器管理装置）１と、管理センター側に設置されるモデム７２と、コンピュータ９０と、データターミナル１に内蔵されたモデム５２（図２参照）と管理センター側のモデム７２とを接続する電話回線網ＣＮとから構成されている。またコンピュータ９０には、ＣＰＵが搭載されるとともに、ディスプレイ９２とキーボード９３とが接続されている。ここで、コンピュータ９０、ディスプレイ９２、キーボード９３およびモデム７２から管理センターの集中管理装置が構成されている。集中管理装置には、プリンターなど他の装置が含まれてもよい。
【００２６】
そして、管理センターでは、データターミナル１から送信されてくるデータに基づいて、複写機４ａ，４ｂ，４ｃについての各種診断（複写機の状態、故障原因、処理方法等）が行われ、その結果により管理者が処置を施すようになっている。なお、本実施の形態では、管理センターと１つのデータターミナルとを接続しているが、もちろん多数のデータターミナルと接続することもできる。また、１つのデータターミナルに接続できる機器も３台には限られない。
【００２７】
ここで、複写機４ａ，４ｂ，４ｃは、原稿の画像を用紙上に再現するものである。これらの複写機４ａ，４ｂ，４ｃには、図２に示すように、それぞれＣＰＵ４１が搭載されている。そのＣＰＵ４１には、操作パネル４０、各種センサー群４５、各種作動部群４４、シリアルＩ／Ｆ４２、およびトラブルリセットスイッチ４９等が接続されている。そして、ＣＰＵ４１では、管理センターのコンピュータ９０により算出されるコピー請求金額の基となるカウンタ（用紙排出回数を示すトータルカウンタ、用紙サイズ別の使用枚数を示す用紙サイズ別カウンタ）、およびメンテナンスの必要性を判断するためのカウンタ（ＪＡＭの発生回数を示すＪＡＭカウンタ、トラブルの発生回数を示すトラブルカウンタ、複写機に搭載されている各部品ごとの使用回数を計数するＰＭカウンタ）の各カウント値がそれぞれ計数される。計数された各カウント値は、シリアルＩ／Ｆ４２とシリアルＩ／Ｆ１２とを介して、データターミナル１のＣＰＵ１１へ送信されるようになっている。
【００２８】
また、画像形成プロセスに影響する各種エレメントデータ（例えば、用紙搬送所要時間、感光体ドラムの表面電位、現像剤中のトナー濃度、感光体ドラムに対する露光量、現像バイアス電位、感光体ドラムへのトナー付着量、および帯電チャージャのグリッド電位等に関するデータ）が、複写機内の各所に配設されている各種センサ群４５によって検出されるようになっている。そして、それらの検出値はＣＰＵ４１に取り入れられ処理された後に、シリアルＩ／Ｆ４２とシリアルＩ／Ｆ１２とを介して、データターミナル１のＣＰＵ１１へ送信されるようになっている。
【００２９】
一方、データターミナル１は、複写機４ａ，４ｂ，４ｃの各種情報を取り入れ、所定の処理を施した後、その各種情報を管理センターのコンピュータ９０に送信するものである。このデータターミナル１には、図２に示すように、ＣＰＵ１１が搭載されている。そしてＣＰＵ１１には、シリアルＩ／Ｆ１２、ＥＰＲＯＭ１４、ＳＲＡＭ１５、ＮＶＲＡＭ１６、時計ＩＣ１７、モデム５２、プッシュスイッチ２１、ディップスイッチＤＳ１〜ＤＳ４等が接続されている。
【００３０】
そして、データターミナル１は、シリアルＩ／Ｆ１２のポート番号により複写機４ａ〜４ｃを識別するようになっている。なお、データターミナル１と複写機４ａ〜４ｃとを、シリアルＩ／Ｆ以外のＩ／Ｆで接続することもできる。
【００３１】
ＥＰＲＯＭ１４にはデータターミナル１の制御プログラムが格納され、ＮＶＲＡＭ１６には管理センターの電話番号等が格納されている。また、ＳＲＡＭ１５、および時計ＩＣ１７は、それぞれバッテリーによりバックアップされている。
【００３２】
プッシュスイッチ２１は、初期発信の実行等を指令するためのスイッチである。また、ディップスイッチＤＳ１は管理センターの電話番号の入力モードを、ディップスイッチＤＳ２はデータターミナル１の識別ＩＤ番号の入力モードを、ディップスイッチＤＳ３は管理センターの識別ＩＤ番号の入力モードを、ディップスイッチＤＳ４は初期設定モードを、それぞれ設定するためのスイッチである。
【００３３】
そしてＣＰＵ１１は、モデム５２に対してモデム７２を呼び出すように指令することができる。これによりＣＰＵ１１は、電話回線網ＣＮを介してコンピュータ９０と通信を行うことができるようになっている。
【００３４】
図３は、シリアルＩ／Ｆ１２を介して複写機からデータターミナル１に入力される８ビットデータを示している。図３に示すように、ビットb0が用紙の排出を示す用紙排出コードを表し、ビットb7,b6が、ペーパージャムの発生を示すＪＡＭ発生コード、および各種トラブルの発生を示すトラブル発生コードを表す。具体的には、用紙の排出がビットb0の立ち下がりエッジ（１から０への変化）で表される。また、ＪＡＭ発生コードがビットb7＝１かつビットb6＝０で表される。さらに、トラブル発生コードがビットb7＝１かつビットb6＝１で表される。この８ビットデータは、各複写機でペーパージャムまたはトラブルが発生した場合にもデータターミナル１に入力されるようになっている。また、管理データが各複写機４ａ〜４ｃよりデータターミナル１に周期的に入力されている。この管理データには、前述の各種カウント値や検出された各種エレメントデータが含まれる。
【００３５】
次に、上記した構成を有する複写機管理システムの動作について説明する。まず、複写機４ａにおけるＣＰＵ４１の動作について、図４に示すフローチャートを用いて説明する。なお、複写機４ｂ、４ｃも複写機４ａと同様の動作をするものであるからその説明は省略する。まず、複写機４ａの電源が投入されると、メモリのクリア、標準モードの設定等の初期設定が行われる（Ｓ４１）。次いで、操作パネル４０からの入力および各種センサー群４５からの入力が受け付けられる（Ｓ４３）。そして、コピー制御、つまり給紙制御、感光体ドラム制御、現像器制御等の各種作動部群４４の制御が実行され、原稿の複写が行われる（Ｓ４５）。
【００３６】
次に、管理データがデータターミナル１に対して送出される（Ｓ４６）。この管理データには前述の各種カウンタのカウント値や各種エレメントデータが含まれる。なお、この管理データの送出は通常所定の周期で自動発信される。また、後述するようにデータターミナル１から要求があった場合にも、この管理データが送出される。
【００３７】
続いて、トラブルの発生がないか否かが判断される（Ｓ４７）。トラブルの発生がない場合には（Ｓ４７：ＮＯ）、Ｓ４３の処理に戻る。一方、トラブルが発生している場合には（Ｓ４７：ＹＥＳ）、発生したトラブルに対応する信号がデータターミナル１のＣＰＵ１１へ送信される（Ｓ４９）。ここで送信されるトラブル信号は前述の図３におけるデータフォーマットの信号である。さらに、オペレータ等によって、トラブルリセットスイッチ４９がオンにされたか否かが判断される（Ｓ５１）。そして、トラブルリセットスイッチ４９がオンされると（Ｓ５１：ＹＥＳ）、データターミナル１のＣＰＵ１１にトラブルリセット信号が送信され（Ｓ５３）、Ｓ４３の処理に戻る。
【００３８】
次に、データターミナル１に搭載されているＣＰＵ１１における制御処理について、図５に示すフローチャートを用いて説明する。データターミナル１の電源が投入されると、初期設定モードが設定されているか否かが判断される（Ｓ１１）。初期設定モードが設定されている場合、具体的にはディップスイッチＤＳ４がオン状態の場合には（Ｓ１１：ＹＥＳ）、初期設定の処置が行われた後に（Ｓ１３）、コピー許可信号が各複写機のＣＰＵ４１へ送信される（Ｓ１５）。ここで、初期設定の処理では、管理センターの電話番号とＩＤ番号の設定、複写機４ａ，４ｂ，４ｃとシリアルポート番号との対応付け、および初期設定発信等の処理が行われる。一方、初期設定モードが設定されていない場合には（Ｓ１１：ＮＯ）、直ちにコピー許可信号が各複写機のＣＰＵ４１へ送信される（Ｓ１５）。
【００３９】
コピー許可信号が送信されると、データ受信処理（Ｓ１７）、緊急発信判定処理（Ｓ１９）、締日発信判定処理（Ｓ２１）、定時発信判定処理（Ｓ２３）、警告発信判定処理（Ｓ２５）、ユーザー発信判定処理（Ｓ２７）、ＰＭ発信判定処理（Ｓ２９）、送信優先順決定処理（Ｓ３０）および架電・送信処理（Ｓ３１）が順次実行される。
【００４０】
ここで、データ受信処理は、周期的に各複写機から送られてくる各複写機の状態に関する管理データを受信するための処理である。管理データの内容は、用紙排出コード、ＪＡＭトラブルコード、ＪＡＭトラブルカウント値、用紙サイズ別カウント値、ＰＭカウント値、および各種エレメントデータ値等である。これらの最新データが、データターミナル１のＳＲＡＭ１５に記憶されるようになっている。そして、ＳＲＡＭ１５に記憶されている最新のデータが、定期的あるいは必要時に管理センターのコンピュータ９０に送信されるようになっている。また、データ受信処理では、各複写機でトラブルが発生した際に、各複写機から送られてくるトラブル信号を受信する。
【００４１】
また、緊急発信判定処理は、各複写機のトラブルデータ、トラブル回復データを管理センターへ送信するか否かの判定等を行う処理である。なお、この処理のうちトラブルデータの発信判定については、後に詳述する。締日発信判定処理は、所定の締日発信時刻に、コピー請求金額の計算の基となるトータルカウント値、および用紙サイズ別カウント値等の管理データを管理センターへ送信するための発信判定を行う処理である。ＳＲＡＭ１５には、管理センターから送られてきた各複写機の締日発信日時データが記憶されており、いずれかの複写機の締日になると、その複写機に対応する締日発信フラグがオンされる。各複写機に対応する締日発信フラグをそれぞれＤａフラグ、Ｄｂフラグ、Ｄｃフラグと表記すると、例えば複写機４ａの締日になると、Ｄａフラグがオンされる。いずれかの締日発信フラグがオンにされると、Ｓ３１の架電・送信処理にてその発信フラグが判定され、対応する複写機の管理データが管理センターへ送信される。なお送信終了後には、管理センターから次回の締日発信日時データが返信されるようになっている。
【００４２】
また、定時発信判定処理は、所定の発信時刻に、各複写機の状態に関する各種管理データを管理センターへ送信するための発信判定を行う処理である。ＳＲＡＭ１５には、管理センターから送られてきた各複写機の定時発信時刻データが記憶されており、いずれかの複写機の発信時刻になると、その複写機に対応する定時発信フラグがオンされる。各複写機に対応する定時発信フラグをそれぞれＨａフラグ、Ｈｂフラグ、Ｈｃフラグと表記すると、例えば複写機４ａの発信時刻になると、Ｈａフラグがオンされる。いずれかの定時発信フラグがオンにされると、Ｓ３１の架電・送信処理にてその発信フラグが判定され、対応する複写機の管理データが管理センターへ送信される。なお送信終了後には、管理センターから現在時刻のデータ、および次回の定時発信時刻データが返信されるようになっている。
【００４３】
警告発信判定処理は、エレメントデータ、ＪＡＭカウンタのカウント値、およびＰＭカウンタのカウント値を、それぞれ所定の閾値と比較し、その比較結果に基づいて警告データ、警告解除データを管理センターへ送信するか否かを判定する処理である。ＳＲＡＭ１５には、各複写機の閾値が記憶されており、いずれかの複写機のカウント値やエレメントデータが閾値を超えると、その複写機に対応する警告発信フラグがオンされる。各複写機に対応する警告発信フラグをそれぞれＫａフラグ、Ｋｂフラグ、Ｋｃフラグと表記すると、例えば複写機４ａのカウント値やエレメントデータが閾値を超えると、Ｋａフラグがオンされる。いずれかの警告発信フラグがオンにされると、Ｓ３１の架電・送信処理にてその発信フラグが判定され、対応する複写機の警告情報、エレメントデータ、ＪＡＭカウンタのカウント値、およびＰＭカウンタのカウント値等の管理データが管理センターへ送信される。
【００４４】
さらに、ユーザー発信判定処理は、ユーザーによりプッシュスイッチ２１が押下された場合に、複写機の状態に関する各種データを管理センターへ送信するための発信判定処理である。ＰＭ発信処理は、部品交換によってゼロクリアされる前のＰＭカウンタのカウント値を管理センターへ送信するための発信判定処理である。
【００４５】
上記したように各種信号の発信判定処理において、信号を発信する必要があると判断されると、各種発信フラグがＯＮされる。そして、いずれかの発信フラグがＯＮになっていると、架電・送信処理によりその発信フラグに対応するデータがデータターミナル１から管理センターのコンピュータ９０に送信される。なお、送信優先順決定処理は、各複写機の発信が同時になった場合、つまり複数の複写機の発信フラグが同時にオンした場合に、各複写機のデータ送信の優先順を決定する処理である。この処理の詳細については後述する。
【００４６】
このようにして、データターミナル１に管轄されている複写機４ａ〜４ｃが、電話回線網ＣＮを介して管理センターの集中管理装置によって集中的に管理されている。具体的には、管理センターのコンピュータ９０により、トラブルの発生日時およびその内容、警告状況、ユーザー情報、およびコピー請求金額等が管理され、場合によってはサービスマンを派遣する等の処置が実行される。
【００４７】
次に、Ｓ１９の緊急発信判定処理について、図６を用いて詳細に説明する。この処理では、データターミナル１に管轄されている複写機のいずれかにトラブルが発生した場合における発信判定および送信するデータの作成が行われる。ここでトラブルが発生した場合とは、具体的には、複写機４ａ〜４ｃのいずれかから送られたトラブル信号（図３のデータフォーマット）のトラブルコードb6のオンエッジが検出されたことを意味する。
【００４８】
まず、データターミナル１において、各複写機４ａ〜４ｃからの信号に基づいて、各複写機４ａ〜４ｃにトラブルが発生しているか否かが確認される（Ｓ５０１）。ここで、複写機４ａ〜４ｃのいずれかにトラブルが発生している、すなわちトラブルコードb6がオン状態になっていると（Ｓ５０１：ＹＥＳ）、トラブルが発生している複写機のトラブルデータおよびその他の管理データが、データターミナル１に取得される（Ｓ５０２）。ここで、トラブルデータには、トラブルの種類や発生箇所を示すコードが含まれ、その他の管理データには、トータルカウンタ、サイズ別カウンタ、ジャムカウンタ、トラブルカウンタ等の各種カウント値、その複写機のＲＯＭバージョン情報、チョイス・アジャストデータ、各種エレメントデータ等が含まれる。
【００４９】
次いで、トラブルが発生していない他のすべての複写機の管理データが、データターミナル１に取得される（Ｓ５０３）。ここでは、トラブルの発生していない各複写機に対して管理データの送信要求信号を送出し、その応答として各複写機から管理データを収集する。収集される各複写機の管理データには、トータルカウンタ、サイズ別カウンタ、ジャムカウンタ、トラブルカウンタ等の各種カウント値、その複写機のＲＯＭバージョン情報、チョイス・アジャストデータ、各種エレメントデータ等が含まれる。続いて、トラブルが発生していないすべての複写機の管理データが取得されたか否かが判断される（Ｓ５０４）。トラブルの発生していないすべての複写機の管理データが、データターミナル１に取得されていない場合には（Ｓ５０４：ＮＯ）、Ｓ５０３の処理に戻り、データ未取得の複写機から順次、管理データを取得する。
【００５０】
そして、トラブルが発生していないすべての複写機の管理データがデータターミナル１に取得されると（Ｓ５０４：ＹＥＳ）、管理センターのコンピュータ９０に送信される送信データが作成される（Ｓ５０５）。つまり、トラブルが発生した複写機のトラブルデータおよび管理データとともに、トラブルが発生していない複写機の管理データを含めて送信データが生成される。
【００５１】
続いて、トラブルの発生した複写機に対するトラブル発信フラグがオンされる（Ｓ５０６）。各複写機に対応するトラブル発信フラグをそれぞれＴａフラグ、Ｔｂフラグ、Ｔｃフラグと表記すると、例えば複写機４ａにトラブルが発生するとＴａフラグがオンされる。いずれかのトラブル発信フラグがオンにされると、Ｓ３１の架電・送信処理にてその発信フラグが判定され、Ｓ５０５で作成された送信データが管理センターのコンピュータ９０に送信される。
【００５２】
これにより、複写機４ａ〜４ｃの異常および異常が検出されなかった複写機の状態をも管理センターにおいて把握することができる。具体的には、近々メンテナンスを施すことが必要な複写機を把握することが可能となる。従って、トラブル対処のためにサービスマンが訪問した際に、近々メンテナンスが必要となる複写機に対して予防的なメンテナンスを施すことができる。よって、サービスマンが何度も訪問しなければならないという事態が解消され、サービスマンの訪問回数が減る。
【００５３】
ここで、複写機４ａにトラブルが発生したと仮定すると、Ｓ５０１にて「ＹＥＳ」と判断され、複写機４ａのトラブルデータおよびその他の管理データが、データターミナル１によって取得される。次いで、複写機４ｂの管理データがデータターミナル１によって取得される。そして、Ｓ５０４の処理にて「ＮＯ」と判断される。複写機４ｃのデータが未だ取得されていないからである。このため、Ｓ５０３の処理に戻り、今度は複写機４ｃの管理データがデータターミナル１によって取得される。これで、データターミナル１が管轄する複写機のうち、トラブルが発生していない複写機４ｂ，４ｃの管理データが取得されたことになる。そうすると、Ｓ５０４の処理にて今度は「ＹＥＳ」と判断される。そしてＳ５０５の処理で、データターミナル１で取得された複写機４ａのトラブルデータおよびその他の管理データ、複写機４ｂ，４ｃの管理データを含む送信データが作成され、Ｓ３１の架電・送信処理にて管理センターのコンピュータ９０に送信される。なお、この実施例においては、トラブルの発生に応答して他の複写機の管理データを収集するようになっているが、あらかじめ定期的に複写機から送られＳＲＡＭ１５に記憶されている管理データを使って送信データを作成してもよい。
【００５４】
続いて、Ｓ３０の送信優先順決定処理について、図７に示すフローチャートを用いて説明する。この処理は、各複写機４ａ〜４ｃの管理データやトラブルデータを集中管理装置に対して発信するタイミングが同時になった場合における発信順序を決定するものである。以下に述べるようにして決定された優先順位に従ってデータが発信されるようになっている。これも本管理システムの特徴点の１つである。ここでの説明では、複写機４ａと複写機４ｂとに関するデータをコンピュータ９０に発信するタイミングが衝突したものと仮定して説明する。
【００５５】
ここで、各複写機のデータを発信するタイミングが同時になる場合とは、前述した各種発信フラグが、複数の複写機に対して同時にオンしている状態である。例えば以下のような状態がある。
（１）複写機４ａと複写機４ｂとにほぼ同時にトラブルが発生した場合。つまり、トラブル発信フラグであるＴａフラグとＴｂフラグがともにオンしている状態である。
（２）複写機４ａのトラブルが複写機４ｂの定時発信時に発生した場合。つまり、複写機４ａに対するトラブル発信フラグであるＴａフラグと、複写機４ｂの定時発信フラグであるＨｂフラグがともにオンしている状態である。
（３）複写機４ａの定時発信と複写機４ｂの定時発信が同時になった場合。つまり、定時発信フラグであるＨａフラグとＨｂフラグがともにオンしている状態である。このケースは時計の計時時間の誤差等で発生する。
なお、これらは各複写機のデータを発信するタイミングが同時になる場合の一例であり、上記例に限定されない。これ以外にも各種発信フラグについて複数の複写機で同時にオンされるケースが想定される。
【００５６】
まず、データターミナル１のＣＰＵ１１により、複写機４ａ，４ｂの機種タイプ（カラー機か、モノクロ機か）に基づき優先順位が決定される（Ｓ７０１，Ｓ７０３）。複写機４ａの機種タイプＴ１がカラー機であり、複写機４ｂの機種タイプＴ２がモノクロ機である場合には（Ｓ７０１：ＹＥＳ）、優先順位は複写機４ａ、複写機４ｂの順となる（Ｓ７２１）。逆に、複写機４ａの機種タイプＴ１がモノクロ機であり、複写機４ｂの機種タイプＴ２がカラー機である場合には（Ｓ７０３：ＹＥＳ）、優先順位は複写機４ｂ、複写機４ａの順となる（Ｓ７２３）。
【００５７】
ここで、複写機４ａ，４ｂの機種タイプＴ１，Ｔ２が同一である場合には（Ｓ７０１：ＮＯ，Ｓ７０３：ＮＯ）、システムスピードに基づき優先順位が決定される（Ｓ７０５，Ｓ７０７）。複写機４ａのシステムスピードＳＳ１が複写機４ｂのシステムスピードＳＳ２よりも速い場合には（Ｓ７０５：ＹＥＳ）、優先順位は複写機４ａ、複写機４ｂの順となる（Ｓ７２１）。逆に、複写機４ａのシステムスピードＳＳ１が複写機４ｂのシステムスピードＳＳ２よりも遅い場合には（Ｓ７０７：ＹＥＳ）、優先順位は複写機４ｂ、複写機４ａの順となる（Ｓ７２３）。
【００５８】
さらに、複写機４ａ，４ｂのシステムスピードＳＳ１，ＳＳ２も同一である場合には（Ｓ７０５：ＮＯ，Ｓ７０７：ＮＯ）、オプション機器の搭載数に基づき優先順位が決定される（Ｓ７０５，Ｓ７０７）。複写機４ａのオプション機器の搭載数ＯＰ１が複写機４ｂのオプション機器の搭載数ＯＰ２よりも多い場合には（Ｓ７０９：ＹＥＳ）、優先順位は複写機４ａ、複写機４ｂの順となる（Ｓ７２１）。逆に、複写機４ａのオプション機器の搭載数ＯＰ１が複写機４ｂのオプション機器の搭載数ＯＰ２よりも少ない場合には（Ｓ７１１：ＹＥＳ）、優先順位は複写機４ｂ、複写機４ａの順となる（Ｓ７２３）。このように、各複写機の特性に応じて優先順位が決定される。
【００５９】
加えて、複写機４ａ，４ｂのオプション機器の搭載数ＯＰ１，ＯＰ２も同一である場合には（Ｓ７０９：ＮＯ，Ｓ７１１：ＮＯ）、発信データの種別に基づき優先順位が決定される（Ｓ７１３，Ｓ７１５）。なお、発信データの種別による優先順位は予め設定されており、本実施の形態では順位が高い方から、緊急発信、締日発信、定時発信、警告発信、ユーザー発信、ＰＭ発信の順となっている。そして、複写機４ａの発信データの優先順位ＣＴ１が複写機４ｂの発信データの優先順位ＣＴ２よりも高い場合には（Ｓ７１３：ＹＥＳ）、優先順位は複写機４ａ、複写機４ｂの順となる（Ｓ７２１）。逆に、複写機４ａの発信データの優先順位ＣＴ１が複写機４ｂの発信データの優先順位ＣＴ２よりも低い場合には（Ｓ７１５：ＹＥＳ）、優先順位は複写機４ｂ、複写機４ａの順となる（Ｓ７２３）。
【００６０】
ここで、データを発信する宛先が２つ以上ある場合には、さらに以下に示す処理が行われる。すなわち、複写機４ａ，４ｂの発信データの優先順位ＣＴ１，ＣＴ２も同一である場合には（Ｓ７１３：ＮＯ，Ｓ７１５：ＮＯ）、データを発信する宛先の優先度に基づき優先順位が決定される（Ｓ７１７）。この宛先の優先度は予め設定されており、例えば宛先が、メンテナンスを担当するメンテナンスセンターと、費用処理を担当するビリングセンターの２つであったとすると、その優先度は、メンテナンスセンター、ビリングセンターの順となる。なお、データを発信する宛先が１つの場合にはこの処理は実行されずに、直ちにＳ７２１の処理が行われる。
【００６１】
そして、複写機４ａにおける発信の宛先の優先順位ＴＯ１が、複写機４ｂにおける発信の宛先の優先順位ＴＯ２よりも高い場合には（Ｓ７１７：ＹＥＳ）、優先順位は複写機４ａ、複写機４ｂの順となる（Ｓ７２１）。逆に、複写機４ａにおける発信の宛先の優先順位ＴＯ１が、複写機４ｂにおける発信の宛先の優先順位ＴＯ２よりも低い場合には（Ｓ７１７：ＮＯ）、優先順位は複写機４ｂ、複写機４ａの順となる（Ｓ７２３）。
【００６２】
このようにして優先順位が決定された後に、データターミナル１のＣＰＵ１１による架電処理が実行される。これにより、複写機４ａと複写機４ｂとに関するデータをコンピュータ９０に対して、データターミナル１から送信するタイミングが同時になった場合には、データターミナル１のＣＰＵ１１よって、より重要な情報、より緊急性の高い信号が優先的に管理センターのコンピュータ９０へ送信される。このため、システムの信頼性が高い。
【００６３】
なお、本実施の形態においては、まず複写機の特性に応じて優先順位を決め、その結果優先順位が決まらなければ、発信信号つまり発信条件の緊急度に応じて優先順位を決め、その結果優先順位が決まらなければ、複写機の特性に応じて優先順位を決めるようにしてもよい。
【００６４】
次に、Ｓ３１における架電・送信処理について図８に示すフローチャートを用いて説明する。ここでは、前述の各種発信フラグがオンになっているか判定し、いずれかの発信フラグがオンになっている場合に、架電処理を行い、発信フラグに対応するデータを管理センターのコンピュータ９０に送信する処理を行う。また、データターミナル１によって管轄されている複写機４ａ〜４ｃより収集した各データの合計値に基づき、データターミナル１が管理データを管理センターのコンピュータ９０へ発信する処理も行う。
【００６５】
まず、ＣＰＵ１１により、データの種類を表す項目番号ｉに初期値「１」がセットされる（Ｓ６０１）。ここでデータＤi は、トータル枚数カウント値や用紙サイズ別カウント値、用紙種類別カウント値等である。次いで、複写機４ａから収集したデータＤi-1 と複写機４ｂから収集したデータＤi-2 と複写機４ｃから収集したデータＤi-3 との合計値Ｄi-sum が算出される（Ｓ６０３）。
【００６６】
この合計値Ｄi-sum の算出は、各複写機４ａ〜４ｃにおいて各データが更新されるごとに行われる。つまり、各複写機４ａ〜４ｃから送られる各データが更新されると、その更新データがデータターミナル１のＳＲＡＭ１５に記憶される。そして、記憶されているデータが更新される度に合計値Ｄi-sum が算出される。
【００６７】
このようにして合計値Ｄi-sum が算出されると、その合計値Ｄi-sum と閾値Ｄi-limit との大きさが比較される（Ｓ６０５）。そして、合計値Ｄi-sum が閾値Ｄi-limit 以上であれば（Ｓ６０５：ＹＥＳ）、合計値発信フラグがオンにされ（Ｓ６０７）、項目番号ｉがカウントアップされる（Ｓ６０９）。一方、合計値Ｄi-sum が閾値Ｄi-limit 未満であれば（Ｓ６０５：ＮＯ）、直ちに項目番号ｉがカウントアップされる（Ｓ６０９）。
【００６８】
その後、すべての項目のデータについての処理が終了したか否かが判断される（Ｓ６１１）。すべての項目のデータについての処理が終了していない場合には（Ｓ６１１：ＮＯ）、Ｓ６０３の処理に戻る。一方、処理が終了している場合には（Ｓ６１１：ＹＥＳ）、発信フラグがオンにされているか否かが判断される（Ｓ６１３）。
【００６９】
Ｓ６１３での発信フラグの判定は、合計値発信フラグだけでなく、Ｓ１９〜Ｓ２９の各種発信判定処理においてオンされた各種発信フラグの判定を行う。具体的には、トラブル発信フラグ（Ｔａフラグ、Ｔｂフラグ、Ｔｃフラグ）、締日発信フラグ（Ｄａフラグ、Ｄｂフラグ、Ｄｃフラグ）、定時発信フラグ（Ｈａフラグ、Ｈｂフラグ、Ｈｃフラグ）、警告発信フラグ（Ｋａフラグ、Ｋｂフラグ、Ｋｃフラグ）の各種発信フラグがオンされているか判定する。
【００７０】
いずれかの発信フラグがオンにされている場合には（Ｓ６１３：ＹＥＳ）、架電処理が実行されて（Ｓ６１５）、オン状態の発信フラグに対応するデータが管理センターのコンピュータ９０に送信される（Ｓ６１７）。ここで、合計値発信フラグがオンの場合には、複写機４ａ〜４ｃのデータの合計値Ｄi-sum が閾値Ｄi-limit を超えたことが、コンピュータ９０に報知される。このとき各複写機の管理データも合わせて送信される。いずれかのトラブル発信フラグがオンであれば、図６のトラブル発信判定処理で作成された送信データがコンピュータ９０に送信される。
【００７１】
その後、オンと判断された発信フラグをオフする（Ｓ６１９）。管理センターのコンピュータ９０は、送信されてきたデータに基づいたデータ処理を実行し、各種メンテナンス情報をディスプレイ９２に表示する。管理者は、この表示を確認して複写機のメンテナンスを行ったり、消耗品を補充する等の処置を行う。
【００７２】
Ｓ６１３において複数の複写機の発信フラグがオンしている場合は、Ｓ６１７の送信処理においては、Ｓ３０の優先順決定処理で決定された優先順位に従って、優先順位の高い複写機に対するデータから先に順次送信を行う。一方、Ｓ６１３の判断で、発信フラグがオンにされていないと判断された場合には（Ｓ６１３：ＮＯ）、架電処理が実行されずにメインルーチンに戻る。
【００７３】
このような処理を行って複写機４ａ〜４ｃより収集した各データの合計値Ｄi-sum が閾値Ｄi-limit を超えたことを、データターミナル１が管理センターのコンピュータ９０へ報知することにより、コンピュータ９０は、データターミナルごとにデータを管理することができる。このため、管理センターにおける複写機４ａ〜４ｃの管理が容易になるとともに、データターミナル１とコンピュータ９０との通信回数が低減するので通信料金が安い。
【００７４】
次に、Ｓ６１７の送信処理におけるトラブル発生時の送信についてさらに詳細に説明する。まず、ＳＲＡＭ１５の容量が充分にある場合について説明する。Ｓ６１７の送信処理では、いずれかの複写機のトラブル発生時にその複写機のトラブルデータとともに他のすべての複写機の管理データを送信する。この場合には、Ｓ３０で決定された優先順位に従って他の複写機の管理データが順次管理センターのコンピュータ９０に送信される。
【００７５】
次に、ＳＲＡＭ１５の容量が小さい場合について説明する。ＳＲＡＭ１５の容量が小さい場合には、複写機４ａ，４ｂ，４ｃのデータをすべて格納できないこともある。このような場合には、データターミナル１はすべてのデータをコンピュータ９０へ送信することができない。このため、コンピュータ９０へデータを送信することができなった複写機が、間近に定期的なメンテナンス時期を迎えるものであると、トラブル対処のためにサービスマンを訪問させた直後に、その複写機がメンテナンス時期を迎えてしまう。そうすると、今度はメンテナンスのために再度サービスマンを訪問させなければならない。
【００７６】
そこで、データターミナル１のＳＲＡＭ１５が、複写機４ａ，４ｂ，４ｃのデータをすべて格納できないような場合には、定期メンテナンスまでの残りカウント数に基づき、どの複写機のデータを送信するのかを決定するようにしている。なお本実施の形態では、ＳＲＡＭ１５が複写機２台分のデータを格納する容量しか備えていない場合を例に挙げて説明する。
【００７７】
この送信処理について、図９に示すフローチャートを用いて説明する。ここで、定期メンテナンスまでの残りカウント数として、メンテナンスカウンタとそれに対して設定された閾値との差分を用いる。なお、メンテナンスカウンタは、複写機のトータルカウンタに連動してカウントアップを行い、サービスマンがメンテナンスを行った後にリセットすることができるカウンタである。また、メンテナンスカウンタに対する閾値は予め設定されており、その設定は管理センターに設置されているキーボード９３から設定することもできるし、各複写機の操作パネル４０からも設定することができるようになっている。
【００７８】
まず、データターミナル１のＣＰＵ１１により、複写機４ｂのメンテナンスカウンタＣ2 とそれに対する閾値Ｃ2-limit との差分ΔＣ2 が算出される（Ｓ８０１）。続いて、複写機４ｃのメンテナンスカウンタＣ3 とそれに対する閾値Ｃ3-limit との差分ΔＣ3 が算出される（Ｓ８０３）。次いで、算出された差分ΔＣ2 が差分ΔＣ3 よりも大きいか否かが判断される（Ｓ８０５）。差分ΔＣ2 が差分ΔＣ3 よりも大きい場合、若しくは差分ΔＣ2 と差分ΔＣ3 とが等しい場合には（Ｓ８０５：ＹＥＳ）、複写機４ａのトラブルデータとともに複写機４ｂのデータが管理センターのコンピュータ９０へ送信される（Ｓ８０７）。逆に、差分ΔＣ2 が差分ΔＣ3 よりも小さい場合には（Ｓ８０５：ＮＯ）、複写機４ａのトラブルデータとともに複写機４ｃのデータがコンピュータ９０へ送信される（Ｓ８０９）。
【００７９】
このように定期メンテナンスまでの残りカウント数に基づき、トラブルが発生している複写機のトラブルデータと一緒に送信する複写機のデータを決定することにより、メンテナンス時期が間近に迫っている複写機のデータを優先して管理センターのコンピュータ９０へ送信することができる。このため管理センターにおいて、間近にメンテナンス時期を迎える複写機を把握することが可能となる。従って、トラブル対処のためにサービスマンを訪問させた際に、間近にメンテナンス時期を迎える複写機に対してもメンテナンスを施すことができる。よって、サービスマンを何度も訪問させなければならないという事態が解消される。
【００８０】
なお、上記例示では、差分ΔＣ2 と差分ΔＣ3 とが等しい場合は、複写機４ａのトラブルデータとともに複写機４ｂのデータをコンピュータ９０に送信するようにしているが、複写機の特性を考慮することにより、複写機４ｂあるいは４ｃのいずれのデータを送信するのかをさらに詳細に決定することができる。
【００８１】
以上、詳細に説明したように第１の実施の形態に係る複写機管理システムによれば、データターミナル１に管轄されている複写機のいずれかにトラブルが発生した場合には、そのトラブルデータとともにトラブルが発生していない複写機のデータも、データターミナル１により管理センターのコンピュータ９０に送信される。従って、１回のトラブル発信によって、各複写機の管理データを収集できるため各複写機の状況がより詳細に管理できる。また、この発信によって次回の定時発信や締日発信を省略することができ、通信回数を減らすことができる。
【００８２】
また、トラブルデータとともに送信される複写機のデータは、定期メンテナンスまでの残りカウント数に基づき決定される。これにより、メンテナンス時期が間近に迫っている複写機のデータが優先的にコンピュータ９０へ送信される。このため管理センターにおいて、間近にメンテナンス時期を迎える複写機を把握することが可能となる。従って、トラブル対処のためにサービスマンを訪問させた際に、間近にメンテナンス時期を迎える複写機に対してもメンテナンスを施すことができる。よって、サービスマンを何度も訪問させなければならないという事態が確実に解消される。
【００８３】
（第２の実施の形態）
次に、第２の実施の形態について説明する。第２の実施の形態に係る複写機管理システムは、第１の実施の形態に係る管理システムと構成をほぼ同じくするものである。しかし、データターミナル１に管轄されている複写機のいずれかにトラブルが発生した場合の管理センターへの送信制御が異なる。具体的には、図８における送信処理（Ｓ６１９）の内容が第１の実施の形態と異なる。そこで以下の説明では送信処理の別実施例について、図１０に示すフローチャートを用いて説明する。なお、第１の実施の形態と同様のものについては、同一の符号を付して説明は省略する。また、本実施の形態でも第１の実施の形態と同様に、複写機４ａにトラブルが発生したものと仮定して説明する。
【００８４】
データターミナル１のＣＰＵ１１により、複写機４ａにトラブルが発生したことが検出されると、Ｓ６１３でトラブル発信フラグ（Ｔａフラグ）のオンが判定され、架電処理が行われて（Ｓ６１５）、複写機４ａのトラブルデータとともに、複写機４ｂ，４ｃの全管理データが管理センターのコンピュータ９０に送信される（Ｓ６１９）。この処理はデータターミナル１のＳＲＡＭ１５が、複写機４ａ，４ｂ，４ｃの全データを格納できる場合であって、第１の実施の形態のＳＲＡＭ１５の容量が充分ある場合の送信処理と同じである。
【００８５】
続いて、ＳＲＡＭ１５の容量が小さく、複写機４ａ，４ｂ，４ｃのデータをすべて格納できない場合の送信処理について説明する。この処理が第１の実施の形態と異なる。
【００８６】
そこで、データターミナル１のＳＲＡＭ１５が、複写機４ａ，４ｂ，４ｃの全データを格納できないような場合には、定期メンテナンスまでの残りカウント数の代わりに、複写機のメンテナンスの優先度に基づき、どの複写機のデータを送信するのかを決定するようにしている。メンテナンスの優先度は、複写機の特徴に応じて決まる。
【００８７】
具体的には図１０に示すように、まず、データターミナル１のＣＰＵ１１により、複写機４ｂ，４ｃの機種タイプ（カラー機か、モノクロ機か）が判断される（Ｓ８５１，Ｓ８５３）。そして、複写機４ｂの機種タイプＴ２がカラー機であり、複写機４ｃの機種タイプＴ３がモノクロ機である場合には（Ｓ８５１：ＹＥＳ）、コンピュータ９０へ複写機４ａのトラブルデータと一緒に、複写機４ｂのデータが送信される（Ｓ８６１）。逆に、複写機４ｂの機種タイプＴ２がモノクロ機であり、複写機４ｃの機種タイプＴ３がカラー機である場合には（Ｓ８５３：ＹＥＳ）、コンピュータ９０へ複写機４ａのトラブルデータと一緒に、複写機４ｃのデータが送信される（Ｓ８６３）。
【００８８】
ここで、複写機４ｂ，４ｃの機種タイプＴ２，Ｔ３が同一である場合には（Ｓ８５１：ＮＯ，Ｓ８５３：ＮＯ）、システムスピードに基づき複写機４ａのトラブルデータと一緒にコンピュータ９０に送信するデータが決定される（Ｓ７０１，Ｓ７０３）。複写機４ｂのシステムスピードＳＳ２が複写機４ｃのシステムスピードＳＳ３よりも速い場合には（Ｓ８５５：ＹＥＳ）、コンピュータ９０へ複写機４ａのトラブルデータと一緒に、複写機４ｂのデータが送信される（Ｓ８６１）。逆に、複写機４ｂのシステムスピードＳＳ２が複写機４ｃのシステムスピードＳＳ３よりも遅い場合には（Ｓ８５７：ＹＥＳ）、コンピュータ９０へ複写機４ａのトラブルデータと一緒に、複写機４ｃのデータが送信される（Ｓ８６３）。
【００８９】
さらに、複写機４ｂ，４ｃのシステムスピードＳＳ２，ＳＳ３も同一である場合には（Ｓ８５５：ＮＯ，Ｓ８５７：ＮＯ）、オプション機器の搭載数に基づき複写機４ａのトラブルデータと一緒にコンピュータ９０に送信するデータが決定される（Ｓ８５９）。複写機４ｂのオプション機器の搭載数ＯＰ２が複写機４ｃのオプション機器の搭載数ＯＰ３よりも多い場合には（Ｓ８５９：ＹＥＳ）、コンピュータ９０へ複写機４ａのトラブルデータと一緒に、複写機４ｂのデータが送信される（Ｓ８６１）。逆に、複写機４ｂのオプション機器の搭載数ＯＰ２が複写機４ｃのオプション機器の搭載数ＯＰ３よりも少ない場合には（Ｓ８５９：ＮＯ）、コンピュータ９０へ複写機４ａのトラブルデータと一緒に、複写機４ｃのデータが送信される（Ｓ８６１）。
【００９０】
このように複写機の特徴、つまりメンテナンスの優先度に基づき、トラブルが発生している複写機のトラブルデータと一緒に送信する複写機のデータを決定することにより、メンテナンスの優先度の高い複写機のデータを優先して管理センターのコンピュータ９０へ送信することができる。このため管理センターにおいて、サービスマンによるメンテナンスが必要であるか否かをあらかじめ把握することが可能となる。従って、トラブル対処のためにサービスマンを訪問させた際に、メンテナンスが必要である複写機に対して予めメンテナンスを施すことができる。よって、サービスマンを何度も訪問させなければならないという事態が解消される。
【００９１】
以上、詳細に説明したように第２の実施の形態に係る複写機管理システムによれば、データターミナル１に管轄されている複写機のいずれかにトラブルが発生した場合には、そのトラブルデータとともにトラブルが発生していない複写機のデータも、データターミナル１により管理センターのコンピュータ９０に送信される。このとき、トラブルデータとともに送信される複写機のデータは、メンテナンスの優先度が高い複写機からのデータが優先的にコンピュータ９０へ送信される。このため管理センターにおいて、サービスマンによるメンテナンスが必要である否かを把握することができる。従って、トラブル対処のためにサービスマンを訪問させた際に、メンテナンスが必要である複写機に対して予めメンテナンスを施すことができる。よって、サービスマンを何度も訪問させなければならないという事態が確実に解消される。
【００９２】
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。例えば、上記した第１および第２の実施の形態では、通信手段として電話回線網ＣＮを例示したが、その他、インターネットによるパケット通信や携帯電話による無線通信等を用いることもできる。また、本発明は複写機の管理の他、プリンタ等の管理にも適用することができる。
【００９３】
さらにまた、上記した実施の形態では、データターミナル１のＳＲＡＭ１５に、各複写機４ａ〜４ｃの最新データを常に記憶させ、管理センターのコンピュータ９０へのデータ送信が必要となった場合に、ＳＲＡＭ１５に記憶されているデータを送信している。しかし、ＳＲＡＭ１５に各複写機４ａ〜４ｃの最新データを記憶させず、コンピュータ９０へのデータ送信が必要となった場合に、各複写機４ａ〜４ｃからデータを取得し、取得したデータを一時的にＳＲＡＭ１５に記憶させて、そのデータを送信するようにすることもできる。
【００９４】
また、上記した第１の実施の形態では、各複写機４ａ〜４ｃから収集されたデータの合計値Ｄi-sum を、各複写機４ａ〜４ｃにおいて各データが更新されるごとに算出して、それと所定の閾値とを比較している。つまり、データターミナル１において、随時、合計値Ｄi-sum と閾値とを比較している。しかし、コンピュータ９０へのデータ送信が必要となった際に、データターミナル１が各複写機４ａ〜４ｃからデータを取り込んで、合計値Ｄi-sum を算出して、それと所定の閾値とを比較する、つまりデータターミナル１において、定期的に合計値Ｄi-sum と閾値とを比較するようにしても良い。
【００９５】
【発明の効果】
以上説明した通り本発明によれば、１回のトラブル発信によって、各機器の管理情報を収集できるため各機器の状況がより詳細に管理でき、有効なメンテナンスを行うことができる。また、この発信によって次回の定時発信や締日発信を省略することができ、通信回数を減らすこともできる。また重要度・緊急度が高い情報を優先的に集中管理センターへ発信するためメンテナンスを効率よく行うことができ、さらにサービスマンの訪問回数を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１の実施の形態に係る複写機管理システムの概略構成図である。
【図２】図１に示す複写機およびデータターミナルの構成を示すブロック図である。
【図３】データターミナルに入力されるデータの構成を説明する説明図である。
【図４】複写機におけるＣＰＵの動作を説明するためのフローチャートである。
【図５】データターミナルの動作を説明するためのフローチャートである。
【図６】図５に示すＳ１９の緊急発信判定処理の内容を説明するためのフローチャートである。
【図７】図５に示すＳ３０の送信優先順決定処理の内容を説明するためのフローチャートである。
【図８】図５に示すＳ３１の架電・送信処理の内容を説明するためのフローチャートである。
【図９】図８に示すＳ６１７の送信処理の内容を説明するためのフローチャートである。
【図１０】第２の実施の形態に係る複写機管理システムにおけるデータターミナルの送信制御を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
１データターミナル
４ａ〜４ｃ複写機
１１ＣＰＵ（データターミナル側）
４１ＣＰＵ（複写機側）
７２モデム
９０コンピュータ
９２ディスプレイ
９３キーボード
ＣＮ電話回線網[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a device management device for centrally managing two or more devices. In place Related. More specifically, a device management device that transmits management information collected from two or more devices to a centralized management center via a communication line. In place It is related.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a device management system that centrally manages two or more devices in a central management center via a communication line is known. In such a device management system, a communication line is not installed for each device, but a plurality of devices are connected together to one device management device, and this device management device connects the central management center and one communication line. Systems connected via are known. Then, information on consumables from each device, trouble information, and the like are transmitted to the central management center through the device management apparatus, so that each device is centrally managed by the central management center based on such information. Yes.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional device management system, since information transmitted from each device is managed for each device, information on one device is transmitted by one signal transmission from the device management apparatus. Therefore, when the number of devices connected to the device management device increases, the number of signal transmissions from the device management device increases accordingly, which complicates the processing in the centralized management center and increases the line usage fee. there were. In addition, immediately after a trouble occurs in one device and a serviceman is visited, if maintenance is required for another device, a situation may arise in which the serviceman must be visited again. It was.
[0004]
Furthermore, since a plurality of devices are connected to one device management device, there may be a case where the transmission timings when the device management device transmits information received from each device to the central management center overlap (concurrent). . However, in the conventional management system, there is a possibility that more important information or more urgent information cannot be preferentially transmitted to the central management center.
[0005]
Therefore, the present invention has been made to solve the above-described problems, and information on a plurality of devices can be efficiently transmitted to the central management center, and the number of visits by service personnel can be reduced. Equipment management equipment Place The purpose is to provide. In addition, a device management device that can preferentially send information of high importance and urgency to the centralized management center. Place The purpose is to provide.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The device management apparatus according to the present invention, which has been made to solve the above-described problems, stores management information collected from a plurality of devices via a receiving unit in a storage unit, and communicates the management information stored in the storage unit A device management device that transmits to a centralized management device via a means when the trouble signal transmitted from the first device is received via the receiving means when a trouble occurs in the first device. When the trouble is detected by the detection means, the management information of the second device different from the first device stored in the storage means together with the trouble information of the first device when the trouble is detected by the detection means, Transmission control means for transmitting to the centralized management apparatus via the communication means, wherein the transmission control means responds to the detection of trouble by the detection means from the second device. Get the The apparatus is an image forming apparatus that forms an image on a sheet, and is selected from the plurality of apparatuses based on at least one of a color type of the image forming apparatus, an image forming speed, and an apparatus configuration of the image forming apparatus. The apparatus further comprises selection means for selecting the second device. Is. Here, it is also desirable that the transmission control means transmits management information of a plurality of devices including management information of the second device.
[0007]
In this device management apparatus, whether or not a trouble has occurred in the first device is confirmed by the detection means provided in the device management apparatus. Here, the first device is an arbitrary device among a plurality of devices. When a trouble is detected by the detection means, management information is acquired from a second device different from the first device by the transmission control means. At this time, the management information of the plurality of devices including the management information of the second device is acquired by the transmission control means.
[0008]
When the management information of the second device is acquired, the transmission control means transmits the management information of the second device to the centralized management apparatus together with the trouble information of the first device detected by the detection means. At this time, when the management information of the devices other than the second device is acquired by the transmission control means, the management information of these devices is also centrally managed together with the trouble information of the first device and the management information of the second device. Sent to the device.
[0009]
As described above, the central management apparatus can grasp the trouble information of the equipment and the management information of other equipment different from the equipment in which the trouble has occurred. Therefore, the management information of each device is collected in the central management device by one trouble transmission. For this reason, in the centralized management apparatus, the status of each device can be managed in more detail, and effective maintenance can be performed. Moreover, since the next scheduled transmission and the deadline transmission can be omitted by this transmission, the number of communication is also reduced.
[0010]
Further, it is possible to grasp from the management information of the second device whether the device needs to be maintained soon. And when maintenance is needed soon, when a service person is visited for trouble handling, the maintenance can be performed on the device. Therefore, the situation that the serviceman has to be visited many times is solved.
[0011]
In the device management apparatus according to the present invention, it is preferable that the device management device further includes a selection unit that selects a second device from a plurality of devices based on a predetermined condition. Here, the predetermined condition is a period until the next periodic maintenance in each device, and the selection means may select a device having the shortest period until the next periodic maintenance as the second device. Alternatively, the predetermined condition is a characteristic in each device, and the selection unit may select the second device based on the property of the device. In the device management apparatus according to the present invention, the device forms an image on a sheet, and is based on at least one of the color type of the image forming device, the image forming speed, and the device configuration of the image forming device. And selecting means for selecting the second device from the plurality of devices. This As management information to be transmitted together with the trouble information, it is possible to preferentially transmit the management information of a device requiring high maintenance to the centralized management apparatus.
[0012]
[0013]
[0014]
[0015]
[0016]
[0018]
[0019]
[0020]
[0021]
[0023]
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In this embodiment, the present invention is applied to centralized management of an image forming apparatus. Although a specific example of a copying machine is shown as the image forming apparatus, a printer, a facsimile, or the like may be used. In addition to the image forming apparatus, various devices such as office equipment such as an image scanner and a personal computer, and home appliances having a communication function are assumed as managed devices.
[0025]
(First embodiment)
First, the first embodiment will be described. As shown in FIG. 1, the copier management system according to the first embodiment includes copiers 4a, 4b, 4c installed on the user side, a data terminal (device management apparatus) 1, and a management center side. The modem 72 is installed, a computer 90, a modem 52 (see FIG. 2) built in the data terminal 1, and a telephone line network CN for connecting the modem 72 on the management center side. The computer 90 is equipped with a CPU, and a display 92 and a keyboard 93 are connected. Here, the central management device of the management center is composed of the computer 90, the display 92, the keyboard 93, and the modem 72. The central management device may include other devices such as a printer.
[0026]
In the management center, various diagnoses (copier status, cause of failure, processing method, etc.) are performed on the copying machines 4a, 4b, 4c based on the data transmitted from the data terminal 1, and the results are used. The administrator will take action. In this embodiment, the management center and one data terminal are connected, but it is of course possible to connect to a large number of data terminals. Also, the number of devices that can be connected to one data terminal is not limited to three.
[0027]
Here, the copying machines 4a, 4b, and 4c reproduce an image of a document on a sheet. Each of these copying machines 4a, 4b, 4c is equipped with a CPU 41 as shown in FIG. The CPU 41 is connected to an operation panel 40, various sensor groups 45, various operating unit groups 44, a serial I / F 42, a trouble reset switch 49, and the like. Then, in the CPU 41, a counter (a total counter indicating the number of paper discharges, a counter for each paper size indicating the number of sheets used for each paper size) that is a basis of the amount charged for copying calculated by the computer 90 of the management center, and the necessity of maintenance Each count value of a counter (JAM counter indicating the number of occurrences of JAM, trouble counter indicating the number of occurrences of trouble, PM counter for counting the number of times of use for each component mounted on the copying machine) Counted. Each counted value is transmitted to the CPU 11 of the data terminal 1 via the serial I / F 42 and the serial I / F 12.
[0028]
Various element data affecting the image forming process (for example, required time for paper conveyance, surface potential of the photosensitive drum, toner concentration in the developer, exposure amount on the photosensitive drum, developing bias potential, toner on the photosensitive drum) Data relating to the amount of adhesion and the grid potential of the charging charger) is detected by various sensor groups 45 arranged at various locations in the copying machine. These detected values are taken into the CPU 41 and processed, and then transmitted to the CPU 11 of the data terminal 1 via the serial I / F 42 and the serial I / F 12.
[0029]
On the other hand, the data terminal 1 takes in various information of the copying machines 4a, 4b, and 4c, performs predetermined processing, and then transmits the various information to the computer 90 in the management center. The data terminal 1 is equipped with a CPU 11 as shown in FIG. The CPU 11 is connected to a serial I / F 12, EPROM 14, SRAM 15, NVRAM 16, clock IC 17, modem 52, push switch 21, dip switches DS1 to DS4, and the like.
[0030]
The data terminal 1 identifies the copying machines 4a to 4c by the port number of the serial I / F 12. The data terminal 1 and the copying machines 4a to 4c can be connected by an I / F other than the serial I / F.
[0031]
The EPROM 14 stores the control program for the data terminal 1, and the NVRAM 16 stores the telephone number of the management center. The SRAM 15 and the clock IC 17 are each backed up by a battery.
[0032]
The push switch 21 is a switch for instructing execution of initial transmission or the like. Further, the dip switch DS1 is a telephone number input mode of the management center, the dip switch DS2 is an input mode of the identification ID number of the data terminal 1, the dip switch DS3 is an input mode of the identification ID number of the management center, and the dip switch DS4. Is a switch for setting each initial setting mode.
[0033]
The CPU 11 can then instruct the modem 52 to call the modem 72. As a result, the CPU 11 can communicate with the computer 90 via the telephone line network CN.
[0034]
FIG. 3 shows 8-bit data input from the copying machine to the data terminal 1 via the serial I / F 12. As shown in FIG. 3, bit b0 represents a paper discharge code indicating paper discharge, and bits b7 and b6 represent a JAM generation code indicating the occurrence of paper jam and a trouble occurrence code indicating the occurrence of various troubles. Specifically, the discharge of the paper is represented by a falling edge (change from 1 to 0) of bit b0. Also, the JAM generation code is represented by bit b7 = 1 and bit b6 = 0. Further, the trouble occurrence code is represented by bit b7 = 1 and bit b6 = 1. The 8-bit data is input to the data terminal 1 even when a paper jam or trouble occurs in each copying machine. Management data is periodically input to the data terminal 1 from each of the copying machines 4a to 4c. This management data includes the aforementioned various count values and the detected various element data.
[0035]
Next, the operation of the copier management system having the above configuration will be described. First, the operation of the CPU 41 in the copying machine 4a will be described with reference to the flowchart shown in FIG. Since the copying machines 4b and 4c operate in the same manner as the copying machine 4a, the description thereof is omitted. First, when the power of the copying machine 4a is turned on, initial settings such as memory clear and standard mode setting are performed (S41). Next, input from the operation panel 40 and input from the various sensor groups 45 are accepted (S43). Then, copy control, that is, control of various operation unit groups 44 such as paper feed control, photosensitive drum control, developing device control, and the like is executed, and a document is copied (S45).
[0036]
Next, management data is sent to the data terminal 1 (S46). This management data includes count values of various counters and various element data. This management data is normally automatically transmitted at a predetermined cycle. As will be described later, this management data is also sent when there is a request from the data terminal 1.
[0037]
Subsequently, it is determined whether or not a trouble has occurred (S47). If no trouble has occurred (S47: NO), the process returns to S43. On the other hand, if a trouble has occurred (S47: YES), a signal corresponding to the trouble that has occurred is transmitted to the CPU 11 of the data terminal 1 (S49). The trouble signal transmitted here is a signal having the data format shown in FIG. Further, it is determined whether or not the trouble reset switch 49 is turned on by an operator or the like (S51). When the trouble reset switch 49 is turned on (S51: YES), a trouble reset signal is transmitted to the CPU 11 of the data terminal 1 (S53), and the process returns to S43.
[0038]
Next, control processing in the CPU 11 mounted on the data terminal 1 will be described with reference to the flowchart shown in FIG. When the data terminal 1 is powered on, it is determined whether or not the initial setting mode is set (S11). When the initial setting mode is set, specifically, when the dip switch DS4 is on (S11: YES), after the initial setting is performed (S13), the copy permission signal is sent to each copying machine. To the CPU 41 (S15). Here, in the initial setting process, the telephone number and ID number of the management center are set, the copying machines 4a, 4b, 4c are associated with the serial port number, and the initial setting transmission is performed. On the other hand, when the initial setting mode is not set (S11: NO), a copy permission signal is immediately transmitted to the CPU 41 of each copying machine (S15).
[0039]
When the copy permission signal is transmitted, the data reception process (S17), the emergency call determination process (S19), the deadline call determination process (S21), the scheduled call determination process (S23), the warning call determination process (S25), the user A transmission determination process (S27), a PM transmission determination process (S29), a transmission priority order determination process (S30), and a call / transmission process (S31) are sequentially executed.
[0040]
Here, the data receiving process is a process for receiving management data relating to the state of each copying machine periodically sent from each copying machine. The contents of the management data include a paper discharge code, a JAM trouble code, a JAM trouble count value, a paper size count value, a PM count value, and various element data values. These latest data are stored in the SRAM 15 of the data terminal 1. And the newest data memorize | stored in SRAM15 are transmitted to the computer 90 of a management center regularly or as needed. In the data reception process, when a trouble occurs in each copying machine, a trouble signal transmitted from each copying machine is received.
[0041]
The emergency call determination process is a process for determining whether or not to transmit trouble data and trouble recovery data of each copying machine to the management center. Note that the transmission determination of trouble data in this process will be described in detail later. The closing date transmission determination process performs transmission determination for transmitting management data such as a total count value and a count value for each paper size, which is a basis for calculating the copy charge amount, to a management center at a predetermined closing date transmission time. It is processing. The SRAM 15 stores the closing date transmission date / time data of each copying machine sent from the management center. When the closing date of any copying machine comes, the closing date transmission flag corresponding to the copying machine is turned on. The If the deadline date transmission flag corresponding to each copying machine is expressed as a Da flag, a Db flag, and a Dc flag, for example, when the closing date of the copying machine 4a is reached, the Da flag is turned on. When any of the closing date transmission flags is turned on, the transmission flag is determined in the call / transmission processing of S31, and the management data of the corresponding copying machine is transmitted to the management center. After the transmission is completed, the next closing date transmission date / time data is returned from the management center.
[0042]
The scheduled transmission determination process is a process of performing transmission determination for transmitting various management data related to the status of each copying machine to the management center at a predetermined transmission time. The SRAM 15 stores the scheduled transmission time data of each copying machine sent from the management center. When the transmission time of any copying machine is reached, the scheduled transmission flag corresponding to the copying machine is turned on. If the scheduled transmission flags corresponding to each copying machine are expressed as the Ha flag, Hb flag, and Hc flag, respectively, for example, when the transmission time of the copying machine 4a comes, the Ha flag is turned on. When any one of the scheduled transmission flags is turned on, the transmission flag is determined in the call / transmission process of S31, and the management data of the corresponding copying machine is transmitted to the management center. After the transmission is completed, the current time data and the next scheduled transmission time data are returned from the management center.
[0043]
In the warning transmission determination process, the element data, the count value of the JAM counter, and the count value of the PM counter are respectively compared with predetermined threshold values, and warning data and warning release data are transmitted to the management center based on the comparison result. This is a process for determining whether or not. The SRAM 15 stores a threshold value for each copying machine. When the count value or element data of any copying machine exceeds the threshold value, a warning transmission flag corresponding to the copying machine is turned on. If the warning transmission flags corresponding to each copying machine are expressed as Ka flag, Kb flag, and Kc flag, respectively, for example, when the count value or element data of the copying machine 4a exceeds a threshold value, the Ka flag is turned on. When one of the warning transmission flags is turned on, the transmission flag is determined in the call / transmission processing of S31, and the corresponding copier warning information, element data, the count value of the JAM counter, and the PM counter Management data such as a count value is transmitted to the management center.
[0044]
Further, the user call determination process is a call determination process for transmitting various data relating to the state of the copying machine to the management center when the push switch 21 is pressed by the user. The PM transmission process is a transmission determination process for transmitting the count value of the PM counter before being cleared to zero by parts replacement to the management center.
[0045]
As described above, in the transmission determination process for various signals, when it is determined that a signal needs to be transmitted, various transmission flags are turned ON. If any of the transmission flags is ON, data corresponding to the transmission flag is transmitted from the data terminal 1 to the computer 90 of the management center by call / transmission processing. The transmission priority order determining process is a process for determining the priority order of data transmission of each copying machine when the transmissions of the respective copying machines are simultaneous, that is, when the transmission flags of a plurality of copying machines are simultaneously turned on. . Details of this processing will be described later.
[0046]
In this way, the copiers 4a to 4c controlled by the data terminal 1 are centrally managed by the central management device of the management center via the telephone line network CN. Specifically, the computer 90 of the management center manages the date and time of occurrence of trouble, its contents, warning status, user information, amount of charge for copying, etc., and in some cases, measures such as dispatching a service person are executed .
[0047]
Next, the emergency call determination process of S19 will be described in detail with reference to FIG. In this process, when a trouble occurs in any of the copiers under the jurisdiction of the data terminal 1, transmission determination and creation of data to be transmitted are performed. Here, the case where a trouble has occurred specifically means that the on-edge of the trouble code b6 of the trouble signal (data format in FIG. 3) sent from any of the copying machines 4a to 4c has been detected. .
[0048]
First, in the data terminal 1, based on the signals from the respective copying machines 4a to 4c, it is confirmed whether or not a trouble has occurred in each of the copying machines 4a to 4c (S501). If a trouble has occurred in any of the copying machines 4a to 4c, that is, if the trouble code b6 is turned on (S501: YES), trouble data of the copying machine in which the trouble has occurred and others Management data is acquired by the data terminal 1 (S502). Here, the trouble data includes a code indicating the type and location of the trouble, and the other management data includes various counter values such as a total counter, a counter by size, a jam counter, a trouble counter, and the copying machine. ROM version information, choice / adjustment data, various element data, etc. are included.
[0049]
Next, the management data of all other copiers in which no trouble has occurred is acquired by the data terminal 1 (S503). Here, a transmission request signal for management data is sent to each copier in which no trouble has occurred, and management data is collected from each copier as a response. The collected management data for each copier includes various count values such as a total counter, size counter, jam counter, trouble counter, ROM version information, choice / adjustment data, various element data, etc. . Subsequently, it is determined whether or not the management data of all the copiers in which no trouble has occurred have been acquired (S504). If the management data of all copiers in which no trouble has occurred has not been acquired by the data terminal 1 (S504: NO), the process returns to S503, and management data is sequentially acquired from the copiers that have not yet acquired data. get.
[0050]
When the management data of all copiers in which no trouble has occurred is acquired by the data terminal 1 (S504: YES), transmission data to be transmitted to the computer 90 of the management center is created (S505). In other words, transmission data is generated including the management data of the copier in which no trouble has occurred, as well as the trouble data and management data of the copier in which the trouble has occurred.
[0051]
Subsequently, the trouble transmission flag for the copier in which the trouble has occurred is turned on (S506). If the trouble transmission flag corresponding to each copying machine is expressed as a Ta flag, a Tb flag, and a Tc flag, for example, when a trouble occurs in the copying machine 4a, the Ta flag is turned on. When any trouble transmission flag is turned on, the transmission flag is determined in the call / transmission process of S31, and the transmission data created in S505 is transmitted to the computer 90 of the management center.
[0052]
As a result, the management center can grasp the abnormality of the copying machines 4a to 4c and the state of the copying machine in which no abnormality is detected. Specifically, it is possible to grasp a copying machine that needs to be maintained soon. Therefore, when a service person visits to deal with a trouble, preventive maintenance can be performed on a copier that needs maintenance soon. Therefore, the situation where the service person has to visit many times is solved, and the number of visits by the service person is reduced.
[0053]
If it is assumed that a trouble has occurred in the copying machine 4a, “YES” is determined in S501, and trouble data of the copying machine 4a and other management data are acquired by the data terminal 1. Next, the management data of the copying machine 4 b is acquired by the data terminal 1. Then, “NO” is determined in the process of S504. This is because the data of the copying machine 4c has not been acquired yet. Therefore, the process returns to S503, and the management data of the copying machine 4c is acquired by the data terminal 1 this time. Thus, the management data of the copying machines 4b and 4c in which no trouble has occurred among the copying machines managed by the data terminal 1 is acquired. If it does so, it will be judged "YES" this time by the process of S504. In the process of S505, transmission data including the trouble data of the copying machine 4a acquired by the data terminal 1 and other management data and the management data of the copying machines 4b and 4c is created, and in the call / transmission process of S31 It is transmitted to the computer 90 of the management center. In this embodiment, management data of other copying machines is collected in response to the occurrence of a trouble. However, the management data sent from the copying machine periodically and stored in the SRAM 15 in advance is collected. You may use it to create transmission data.
[0054]
Next, the transmission priority order determination process in S30 will be described using the flowchart shown in FIG. This process determines the transmission order when the timing of transmitting the management data and trouble data of each of the copying machines 4a to 4c to the centralized management apparatus is the same. Data is transmitted according to the priority order determined as described below. This is also one of the features of this management system. In the description here, the description will be made on the assumption that the timing of transmitting data related to the copying machine 4a and the copying machine 4b to the computer 90 has collided.
[0055]
Here, the case where the timing of transmitting data of each copying machine is the same is a state in which the various transmission flags described above are simultaneously turned on to a plurality of copying machines. For example, there are the following states.
(1) When trouble occurs in the copying machine 4a and the copying machine 4b almost simultaneously. That is, both the Ta flag and the Tb flag, which are trouble transmission flags, are on.
(2) When a trouble with the copying machine 4a occurs when the copying machine 4b is scheduled. That is, both the Ta flag, which is a trouble transmission flag for the copying machine 4a, and the Hb flag, which is a scheduled transmission flag for the copying machine 4b, are both on.
(3) When the scheduled transmission of the copying machine 4a and the scheduled transmission of the copying machine 4b occur at the same time. That is, both the Ha flag and the Hb flag, which are regular transmission flags, are on. This case occurs due to an error in the timekeeping time of the clock.
Note that these are examples when the timing of transmitting data of each copying machine is the same, and is not limited to the above example. In addition, it is assumed that various transmission flags are simultaneously turned on by a plurality of copying machines.
[0056]
First, the CPU 11 of the data terminal 1 determines the priority order based on the model type (color machine or monochrome machine) of the copying machines 4a and 4b (S701, S703). When the model type T1 of the copying machine 4a is a color machine and the model type T2 of the copying machine 4b is a monochrome machine (S701: YES), the priority order is the order of the copying machine 4a and the copying machine 4b (S721). ). On the contrary, when the model type T1 of the copying machine 4a is a monochrome machine and the model type T2 of the copying machine 4b is a color machine (S703: YES), the priority order is the order of the copying machine 4b and the copying machine 4a. (S723).
[0057]
If the model types T1 and T2 of the copying machines 4a and 4b are the same (S701: NO, S703: NO), the priority order is determined based on the system speed (S705, S707). When the system speed SS1 of the copying machine 4a is faster than the system speed SS2 of the copying machine 4b (S705: YES), the priority order is the order of the copying machine 4a and the copying machine 4b (S721). Conversely, if the system speed SS1 of the copying machine 4a is slower than the system speed SS2 of the copying machine 4b (S707: YES), the priority order is the order of the copying machine 4b and the copying machine 4a (S723).
[0058]
Furthermore, when the system speeds SS1 and SS2 of the copying machines 4a and 4b are the same (S705: NO, S707: NO), the priority order is determined based on the number of installed optional devices (S705, S707). When the number OP1 of the optional equipment mounted on the copying machine 4a is larger than the number OP2 of the optional equipment mounted on the copying machine 4b (S709: YES), the priority order is the order of the copying machine 4a and the copying machine 4b (S721). . On the other hand, when the number OP1 of the optional devices installed in the copying machine 4a is smaller than the number OP2 of the installed optional devices of the copying machine 4b (S711: YES), the priority order is the order of the copying machine 4b and the copying machine 4a. (S723). Thus, the priority order is determined according to the characteristics of each copying machine.
[0059]
In addition, when the installed numbers OP1 and OP2 of the optional devices of the copying machines 4a and 4b are the same (S709: NO, S711: NO), the priority order is determined based on the type of outgoing data (S713, S715). ). The priority order according to the type of outgoing data is set in advance. In the present embodiment, the order of higher priority is the order of emergency outgoing, deadline outgoing, scheduled outgoing, warning outgoing, user outgoing, PM outgoing. Yes. If the priority CT1 of the transmission data of the copying machine 4a is higher than the priority CT2 of the transmission data of the copying machine 4b (S713: YES), the priority is the order of the copying machine 4a and the copying machine 4b ( S721). On the contrary, when the priority CT1 of the transmission data of the copying machine 4a is lower than the priority CT2 of the transmission data of the copying machine 4b (S715: YES), the priority is in the order of the copying machine 4b and the copying machine 4a. (S723).
[0060]
Here, when there are two or more destinations to which data is transmitted, the following processing is further performed. That is, when the priorities CT1 and CT2 of the transmission data of the copying machines 4a and 4b are the same (S713: NO, S715: NO), the priority is determined based on the priority of the destination to which the data is transmitted ( S717). The priorities of the destinations are set in advance. For example, if there are two destinations, that is, a maintenance center in charge of maintenance and a billing center in charge of expense processing, the priorities are assigned to the maintenance center and the billing center. In order. If there is only one destination to which data is transmitted, this process is not executed and the process of S721 is performed immediately.
[0061]
If the priority TO1 of the destination of transmission in the copying machine 4a is higher than the priority TO2 of the destination of transmission in the copying machine 4b (S717: YES), the priority is the order of the copying machine 4a and the copying machine 4b. (S721). On the contrary, when the priority TO1 of the transmission destination in the copying machine 4a is lower than the priority TO2 of the transmission destination in the copying machine 4b (S717: NO), the priority order of the copying machine 4b and the copying machine 4a is higher. The order becomes (S723).
[0062]
After the priority order is determined in this way, the call processing by the CPU 11 of the data terminal 1 is executed. As a result, when the data related to the copying machine 4a and the copying machine 4b is transmitted to the computer 90 from the data terminal 1 at the same time, the CPU 11 of the data terminal 1 causes more important information and more urgency. Is transmitted to the management center computer 90 preferentially. For this reason, the reliability of the system is high.
[0063]
In this embodiment, the priority order is first determined according to the characteristics of the copying machine, and if the priority order is not determined as a result, the priority order is determined according to the urgent level of the transmission signal, that is, the transmission condition, and the result is given priority. If the order is not determined, the priority order may be determined according to the characteristics of the copying machine.
[0064]
Next, the call / transmission process in S31 will be described with reference to the flowchart shown in FIG. Here, it is determined whether or not the above-mentioned various transmission flags are turned on, and when any of the transmission flags is turned on, call processing is performed, and data corresponding to the transmission flag is sent to the computer 90 of the management center. Process to send. Further, based on the total value of each data collected from the copiers 4a to 4c controlled by the data terminal 1, the data terminal 1 also performs processing for transmitting management data to the computer 90 of the management center.
[0065]
First, the CPU 11 sets an initial value “1” to the item number i representing the type of data (S601). Here, the data Di is a total sheet count value, a count value by sheet size, a count value by sheet type, and the like. Next, the total value Di-sum of the data Di-1 collected from the copying machine 4a, the data Di-2 collected from the copying machine 4b, and the data Di-3 collected from the copying machine 4c is calculated (S603).
[0066]
The calculation of the total value Di-sum is performed every time each data is updated in each of the copying machines 4a to 4c. That is, when each data sent from each of the copying machines 4a to 4c is updated, the updated data is stored in the SRAM 15 of the data terminal 1. Then, each time the stored data is updated, the total value Di-sum is calculated.
[0067]
When the total value Di-sum is calculated in this way, the magnitudes of the total value Di-sum and the threshold value Di-limit are compared (S605). If the total value Di-sum is equal to or greater than the threshold value Di-limit (S605: YES), the total value transmission flag is turned on (S607), and the item number i is counted up (S609). On the other hand, if the total value Di-sum is less than the threshold value Di-limit (S605: NO), the item number i is immediately counted up (S609).
[0068]
Thereafter, it is determined whether or not the processing for all items of data has been completed (S611). If the processing for all items of data has not been completed (S611: NO), the processing returns to S603. On the other hand, when the process is completed (S611: YES), it is determined whether or not the transmission flag is turned on (S613).
[0069]
The determination of the transmission flag in S613 determines not only the total value transmission flag but also the various transmission flags turned on in the various transmission determination processes in S19 to S29. Specifically, trouble transmission flag (Ta flag, Tb flag, Tc flag), deadline transmission flag (Da flag, Db flag, Dc flag), scheduled transmission flag (Ha flag, Hb flag, Hc flag), warning transmission It is determined whether the various transmission flags of the flags (Ka flag, Kb flag, Kc flag) are turned on.
[0070]
When any one of the transmission flags is turned on (S613: YES), the call processing is executed (S615), and the data corresponding to the transmission flag in the on state is transmitted to the computer 90 of the management center. (S617). Here, when the total value transmission flag is on, the computer 90 is notified that the total value Di-sum of the data of the copying machines 4a to 4c has exceeded the threshold value Di-limit. At this time, the management data of each copying machine is also transmitted. If any trouble transmission flag is on, the transmission data created in the trouble transmission determination process of FIG. 6 is transmitted to the computer 90.
[0071]
Thereafter, the transmission flag determined to be on is turned off (S619). The computer 90 of the management center executes data processing based on the transmitted data and displays various maintenance information on the display 92. The administrator confirms this display and performs maintenance such as copier maintenance or replenishment of consumables.
[0072]
If the transmission flags of a plurality of copying machines are turned on in S613, in the transmission process of S617, the data for the copying machines with higher priority is sequentially started in accordance with the priority determined in the priority order determination process of S30. Send. On the other hand, if it is determined in S613 that the transmission flag is not turned on (S613: NO), the call return process is not executed and the process returns to the main routine.
[0073]
The data terminal 1 notifies the computer 90 of the management center that the total value Di-sum of each data collected from the copiers 4a to 4c has exceeded the threshold value Di-limit by performing such processing. 90 can manage data for each data terminal. This facilitates the management of the copying machines 4a to 4c at the management center and reduces the number of communications between the data terminal 1 and the computer 90, thereby reducing the communication fee.
[0074]
Next, transmission when trouble occurs in the transmission processing of S617 will be described in more detail. First, a case where the capacity of the SRAM 15 is sufficient will be described. In the transmission process of S617, when trouble occurs in any of the copying machines, the management data of all the other copying machines is transmitted together with the trouble data of the copying machine. In this case, the management data of the other copying machines are sequentially transmitted to the computer 90 of the management center in accordance with the priority order determined in S30.
[0075]
Next, a case where the capacity of the SRAM 15 is small will be described. If the capacity of the SRAM 15 is small, all the data of the copying machines 4a, 4b, and 4c may not be stored. In such a case, the data terminal 1 cannot transmit all data to the computer 90. For this reason, if the copying machine that has not been able to transmit data to the computer 90 is about to reach a regular maintenance time, the copying machine immediately after visiting a service person for troubleshooting. Will be in maintenance. Then, it is necessary to have the service person visit again for maintenance.
[0076]
Therefore, when the SRAM 15 of the data terminal 1 cannot store all the data of the copying machines 4a, 4b, and 4c, it determines which copying machine data is to be transmitted based on the remaining count number until the regular maintenance. I am doing so. In the present embodiment, the case where the SRAM 15 has only a capacity for storing data for two copying machines will be described as an example.
[0077]
This transmission process will be described with reference to the flowchart shown in FIG. Here, the difference between the maintenance counter and the threshold value set for it is used as the remaining count until the regular maintenance. The maintenance counter is a counter that counts up in conjunction with the total counter of the copying machine and can be reset after a service person performs maintenance. Further, a threshold value for the maintenance counter is set in advance, and the setting can be set from the keyboard 93 installed in the management center, or can be set from the operation panel 40 of each copying machine. ing.
[0078]
First, the CPU 11 of the data terminal 1 calculates a difference ΔC2 between the maintenance counter C2 of the copying machine 4b and the threshold value C2-limit (S801). Subsequently, the difference ΔC3 between the maintenance counter C3 of the copying machine 4c and the threshold value C3-limit is calculated (S803). Next, it is determined whether or not the calculated difference ΔC2 is larger than the difference ΔC3 (S805). If the difference ΔC2 is larger than the difference ΔC3, or if the difference ΔC2 and the difference ΔC3 are equal (S805: YES), the data of the copying machine 4b is transmitted to the management center computer 90 together with the trouble data of the copying machine 4a. (S807). Conversely, if the difference ΔC2 is smaller than the difference ΔC3 (S805: NO), the data of the copying machine 4c is transmitted to the computer 90 together with the trouble data of the copying machine 4a (S809).
[0079]
In this way, by determining the copier data to be transmitted together with the trouble data of the copier where the trouble has occurred based on the remaining count until the regular maintenance, the copier's maintenance time is approaching. Data can be preferentially transmitted to the computer 90 of the management center. For this reason, the management center can grasp the copying machine that is about to undergo maintenance. Therefore, when a serviceman is visited to deal with a problem, maintenance can be performed even for a copier that is approaching maintenance time. Therefore, the situation that the serviceman has to be visited many times is solved.
[0080]
In the above example, when the difference .DELTA.C2 and the difference .DELTA.C3 are equal, the trouble data of the copying machine 4a and the data of the copying machine 4b are transmitted to the computer 90. However, by considering the characteristics of the copying machine. The data to be transmitted from the copying machine 4b or 4c can be determined in more detail.
[0081]
As described above, according to the copier management system according to the first embodiment, when a trouble occurs in any of the copiers under the jurisdiction of the data terminal 1, the trouble data is included. Data of the copier in which no trouble has occurred is also transmitted to the computer 90 of the management center by the data terminal 1. Therefore, since the management data of each copying machine can be collected by one trouble transmission, the status of each copying machine can be managed in more detail. In addition, by this transmission, the next scheduled transmission and the transmission on the closing date can be omitted, and the number of communications can be reduced.
[0082]
Further, the copier data transmitted together with the trouble data is determined based on the remaining count number until the regular maintenance. As a result, the data of the copier whose maintenance time is approaching is preferentially transmitted to the computer 90. For this reason, the management center can grasp the copying machine that is about to undergo maintenance. Therefore, when a serviceman is visited to deal with a problem, maintenance can be performed even for a copier that is approaching maintenance time. Therefore, the situation that the serviceman has to be visited many times is surely solved.
[0083]
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment will be described. The copier management system according to the second embodiment has substantially the same configuration as the management system according to the first embodiment. However, transmission control to the management center is different when a trouble occurs in any of the copiers under the jurisdiction of the data terminal 1. Specifically, the content of the transmission process (S619) in FIG. 8 is different from that of the first embodiment. Therefore, in the following description, another embodiment of the transmission process will be described using the flowchart shown in FIG. In addition, about the thing similar to 1st Embodiment, the same code | symbol is attached | subjected and description is abbreviate | omitted. Further, in the present embodiment, similarly to the first embodiment, it is assumed that a trouble has occurred in the copying machine 4a.
[0084]
When the CPU 11 of the data terminal 1 detects that a trouble has occurred in the copying machine 4a, it is determined in S613 that a trouble transmission flag (Ta flag) is turned on, and a calling process is performed (S615). All the management data of the copying machines 4b and 4c is transmitted to the management center computer 90 together with the trouble data 4a (S619). This process is the same as the transmission process in the case where the SRAM 15 of the data terminal 1 can store all the data of the copying machines 4a, 4b and 4c, and the SRAM 15 of the first embodiment has a sufficient capacity.
[0085]
Next, a transmission process when the capacity of the SRAM 15 is small and all data of the copying machines 4a, 4b, and 4c cannot be stored will be described. This process is different from that of the first embodiment.
[0086]
Therefore, if the SRAM 15 of the data terminal 1 cannot store all the data of the copying machines 4a, 4b, and 4c, it is determined based on the maintenance priority of the copying machine instead of the remaining count number until the regular maintenance. It decides whether to send the data of the copier. The priority of maintenance is determined according to the characteristics of the copying machine.
[0087]
Specifically, as shown in FIG. 10, first, the CPU 11 of the data terminal 1 determines the model type (color machine or monochrome machine) of the copying machines 4b and 4c (S851, S853). If the model type T2 of the copying machine 4b is a color machine and the model type T3 of the copying machine 4c is a monochrome machine (S851: YES), a copy is made to the computer 90 together with trouble data of the copying machine 4a. The data of the machine 4b is transmitted (S861). Conversely, when the model type T2 of the copying machine 4b is a monochrome machine and the model type T3 of the copying machine 4c is a color machine (S853: YES), the trouble data of the copying machine 4a is sent to the computer 90 together with the trouble data of the copying machine 4a. Data of the copying machine 4c is transmitted (S863).
[0088]
Here, when the model types T2 and T3 of the copying machines 4b and 4c are the same (S851: NO, S853: NO), data to be transmitted to the computer 90 together with trouble data of the copying machine 4a based on the system speed. Is determined (S701, S703). When the system speed SS2 of the copying machine 4b is faster than the system speed SS3 of the copying machine 4c (S855: YES), the data of the copying machine 4b is transmitted to the computer 90 together with the trouble data of the copying machine 4a ( S861). Conversely, when the system speed SS2 of the copying machine 4b is slower than the system speed SS3 of the copying machine 4c (S857: YES), the data of the copying machine 4c is transmitted to the computer 90 together with the trouble data of the copying machine 4a. (S863).
[0089]
Further, if the system speeds SS2 and SS3 of the copying machines 4b and 4c are the same (S855: NO, S857: NO), the trouble data of the copying machine 4a is transmitted to the computer 90 based on the number of installed optional devices. The data to be determined is determined (S859). When the number OP2 of the optional equipment mounted on the copying machine 4b is larger than the number OP3 of the optional equipment mounted on the copying machine 4c (S859: YES), the trouble of the copying machine 4a is transferred to the computer 90 along with the trouble data of the copying machine 4b. Data is transmitted (S861). On the other hand, if the number OP2 of the optional equipment installed in the copying machine 4b is smaller than the number OP3 of the optional equipment installed in the copying machine 4c (S859: NO), a copy is made to the computer 90 together with the trouble data of the copying machine 4a. The data of the machine 4c is transmitted (S861).
[0090]
Thus, based on the characteristics of the copier, that is, the priority of maintenance, the copier with high maintenance priority is determined by determining the copier data to be transmitted together with the trouble data of the copier where the trouble has occurred. Can be preferentially transmitted to the computer 90 of the management center. For this reason, in the management center, it is possible to grasp in advance whether maintenance by a service person is necessary. Therefore, when a service person is visited to deal with a trouble, maintenance can be performed in advance for a copier that requires maintenance. Therefore, the situation that the serviceman has to be visited many times is solved.
[0091]
As described above in detail, according to the copier management system according to the second embodiment, when trouble occurs in any of the copiers under the jurisdiction of the data terminal 1, along with the trouble data. Data of the copier in which no trouble has occurred is also transmitted to the computer 90 of the management center by the data terminal 1. At this time, the copier data transmitted together with the trouble data is preferentially transmitted to the computer 90 from the copier having a high maintenance priority. For this reason, the management center can grasp whether or not maintenance by a service person is necessary. Therefore, when a service person is visited to deal with a trouble, maintenance can be performed in advance for a copier that requires maintenance. Therefore, the situation that the serviceman has to be visited many times is surely solved.
[0092]
It should be noted that the above-described embodiment is merely an example and does not limit the present invention in any way, and various improvements and modifications can be made without departing from the scope of the invention. For example, in the first and second embodiments described above, the telephone line network CN is exemplified as the communication means. However, packet communication using the Internet, wireless communication using a mobile phone, and the like can also be used. Further, the present invention can be applied to management of printers and the like in addition to management of copying machines.
[0093]
Furthermore, in the above-described embodiment, the SRAM 15 of the data terminal 1 always stores the latest data of the respective copying machines 4a to 4c, and when it is necessary to transmit data to the computer 90 of the management center, it is stored in the SRAM 15. The stored data is being transmitted. However, when the latest data of each copying machine 4a-4c is not stored in the SRAM 15 and data transmission to the computer 90 is required, the data is acquired from each copying machine 4a-4c, and the acquired data is temporarily stored. It is also possible to store the data in the SRAM 15 and transmit the data.
[0094]
In the first embodiment described above, the total value Di-sum of the data collected from each of the copying machines 4a to 4c is calculated every time each data is updated in each of the copying machines 4a to 4c. It is compared with a predetermined threshold value. That is, in the data terminal 1, the total value Di-sum is compared with the threshold value as needed. However, when data transmission to the computer 90 is required, the data terminal 1 takes in data from each of the copying machines 4a to 4c, calculates the total value Di-sum, and compares it with a predetermined threshold value. That is, in the data terminal 1, the total value Di-sum may be periodically compared with the threshold value.
[0095]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, management information of each device can be collected by one trouble transmission, so that the status of each device can be managed in more detail and effective maintenance can be performed. In addition, by this transmission, it is possible to omit the next scheduled transmission and the closing date transmission, and the number of communications can be reduced. In addition, since information with high importance and urgency is preferentially transmitted to the central management center, maintenance can be performed efficiently, and the number of visits by service personnel can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a copier management system according to a first embodiment.
FIG. 2 is a block diagram showing the configuration of the copying machine and data terminal shown in FIG.
FIG. 3 is an explanatory diagram illustrating a configuration of data input to a data terminal.
FIG. 4 is a flowchart for explaining the operation of a CPU in a copying machine.
FIG. 5 is a flowchart for explaining the operation of the data terminal.
6 is a flowchart for explaining the contents of an emergency call determination process in S19 shown in FIG.
FIG. 7 is a flowchart for explaining the contents of transmission priority order determination processing in S30 shown in FIG. 5;
FIG. 8 is a flowchart for explaining the contents of call / transmission processing in S31 shown in FIG. 5;
FIG. 9 is a flowchart for explaining the content of the transmission processing in S617 shown in FIG. 8;
FIG. 10 is a flowchart for explaining transmission control of a data terminal in the copier management system according to the second embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Data terminal
4a-4c copier
11 CPU (Data terminal side)
41 CPU (copier side)
72 modem
90 computers
92 display
93 keyboard
CN telephone network

Claims

A device management device that stores management information collected from a plurality of devices via a receiving unit in a storage unit, and transmits the management information stored in the storage unit to a centralized management device via a communication unit,
Detecting means for detecting a trouble in the first device when a trouble signal transmitted from the first device is received via the receiving means when a trouble occurs in the first device;
When a trouble is detected by the detection means, the management information of the second device different from the first device stored in the storage means together with the trouble information of the first device is sent via the communication means to the centralized management device Transmission control means for transmitting to
The transmission control means acquires management information from the second device in response to detection of trouble by the detection means ,
The apparatus is an image forming apparatus that forms an image on a sheet,
Device management further comprising selection means for selecting the second device from the plurality of devices based on at least one of a color type of the image forming apparatus, an image forming speed, and an apparatus configuration of the image forming apparatus. apparatus.

In the equipment management device according to claim 1,
The device control apparatus, wherein the transmission control means transmits management information of a plurality of devices including management information of the second device.

In the equipment management device according to claim 1,
A device management apparatus, further comprising: a selection unit that selects the second device based on a predetermined condition from the plurality of devices.

In the equipment management device according to claim 3,
The predetermined condition is a period until the next regular maintenance in each device,
The device selection apparatus, wherein the selection unit selects a device having the shortest period until the next regular maintenance as the second device.

In the equipment management device according to claim 3,
The predetermined condition is a characteristic in each device,
The device management apparatus, wherein the selection unit selects the second device based on a characteristic of the device.