JP4834054B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
名寄せの方法としては、例えば特許文献1が知られている。
なお、所定の値とは、例えば、後述するゼロ(0)に対応する。また、データとは、例えば、後述するファイル生成部で生成されるファイル等に対応する。また、リンクをリング状に設定するとは、後述するように、例えば、4から6、6から10、10から4等の様に枝分かれがなく、サイクリック(巡回的)にリンクを張る(リンクを設定する)こと等に対応する。
図1は、情報処理装置(コンピュータ)1のハードウェア構成の一例を示す図である。図1に示されるように情報処理装置1は、ハードウェア構成として、CPU11を含む。
CPU11が、記憶装置13に記憶されている、プログラムに基づき処理を行うことによって、後述する機能、又はフローチャートに係る処理を実現する。
なお、図1では説明の簡略化のため、CPUは1つしか図示していないが、処理の高速化等のため、情報処理装置は、複数のCPUを有していてもよい。
ファイル生成部21は、同一性の判定対象のレコードと、同一性の判定に係るルールと、に基づき、後述する図6に示すようなファイルを生成する。
リンクテーブル作成部22は、同一性の判定に係るルールのルール数と、同一性の判定対象のレコードのレコード数と、に基づき、テーブルの各セルを所定の値(本実施形態の例ではゼロ)で初期化したリンクテーブルを作成する。
制御部24は、複数のスレッドを生成し、生成したスレッドに対してリンクテーブルのレコード番号を割り振る。前記スレッドは、割り振られたレコード番号で識別されるレコード(リンクテーブルのレコード)に関する各ルールのリンク先を再帰的に辿り、同一性を表すレコード番号の組(図6のファイルに示されるような組)を生成する。また、制御部24は、出力スレッドを生成する。出力スレッドは、各スレッドが生成したレコード番号の組に含まれるレコード番号の最大値又は最小値に基づいて、重複するレコード番号の組を排除し、重複するレコード番号の組を排除した結果のレコード番号の組を、名寄せの結果として出力する。
図3は、同一性の判定対象のレコードを含む入力データの一例を示す図である。
図3に示されるように、本実施形態では、入力データとして、住所コード、補助住所(番地以下の住所を示すコード)、カナ氏名、生年月日、電話番号(電話)等のフィールドからなるテキストファイルを想定している。また、入力データの各フィールドはクレンジング済みであり、同一性の判定は文字列の完全一致により判断できる状態になっているものとする。この入力データは、例えば、情報処理装置1とネットワークを介して接続された他の装置から入力される。
(ルール1):電話が一致した場合、同一個人のレコード
(ルール2):住所コード、補助住所、カナ氏名、生年月日が一致した場合、同一個人のレコード
なお、これらのルールは、例えばルールファイル等に記述されているものとする。入力データと同様、このルールファイルも、例えば、情報処理装置1とネットワークを介して接続された他の装置から入力される。
ファイル生成部21は、分類した結果(図4の(A)及び図5の(B))を合わせて1ファイルにする。なお、このとき、ファイル生成部21は、複数のレコード番号を含むエントリーのみを抽出し、ファイルに記述する。また、ファイル生成部21は、ルールを識別するルール番号と、前記ルールに基づき同一と判定されたレコードのレコード番号の組(グループ)と、を対応付けてファイルに記述する。図6は、ファイル生成部21が生成したファイルの一例を示す図である。
例えば、ファイル生成部21で生成されたファイルに
ルール番号が1、同一個人を表すレコード番号の組が3,5
と記述されていた場合、リンク設定部23は、図7に示されるように、ルール1の列のレコード番号3のセルに、レコード番号5へのリンク(レコード間の同一性を表すリンク)を設定する。
例えば、ファイル生成部21で生成されたファイルに
ルール番号が3、同一個人を表すレコード番号の組が4,6,10
と記述されていた場合、リンク設定部23は、図8に示されるように、ルール3の列のレコード番号4のセルに、レコード番号6へのリンク(レコード間の同一性を表すリンク)を、また、レコード番号6のセルに、レコード番号10へのリンクを、また、レコード番号10のセルに、レコード番号4へのリンクを設定する。つまり、リンク設定部23は、4から6、6から10、10から4等の様に枝分かれがなく、かつ、サイクリックにリンクを設定する。なお、レコード間にリンクを設定する際、リンク設定部23は、全てのレコードをリンクに沿って辿ることができればよいため、設定する順序は問わずにリンクを設定する。
例えば、ファイル生成部21で生成されたファイルに
ルール番号が4、同一個人を表すレコード番号の組が7,4,11,2
と記述されていた場合、リンク設定部23は、図9に示されるように、ルール4の列のレコード番号7のセルに、レコード番号4へのリンクを、また、レコード番号4のセルに、レコード番号11へのリンクを、また、レコード番号11のセルに、レコード番号2へのリンクを、また、レコード番号2のセルに、レコード番号7へのリンクを設定する。つまり、上述したように、リンク設定部23は、レコード間にリンクをリング状に設定する際、レコード番号の昇順、降順でリンクを設定する必要がない。
また、リンク設定部23が、リンクをリング状に設定することによって、リンクテーブルが単純化され、処理対象のデータが多い場合であっても速やかに名寄せを実行可能にする技術を提供することができる。
制御部24は、出力済み集合オブジェクトt0、出力キューq1、出力スレッド01を生成する。
また、制御部24は、スレッドa1〜akを生成し、それぞれのスレッドに対応する集合オブジェクトt1〜tkを生成する。ここで、kは、例えばCPUの数等、情報処理装置1のハードウェアリソースに基づいて制御部24が決定する値である。
制御部24は、1番から図6のファイルのレコード数n番までの各レコード番号mについて、以下の処理をラウンドロビン等でスレッドa1〜akに振り分け、並列で実行させる。ここで、図10は、スレッドと、並列処理と、の関係の一例を示す図である。
スレッドanは、リンクを再帰的に辿った結果の、集合sとレコード番号の最大値maxとの組を、出力キューq1に投入する。
制御部24は、2つのスレッド、スレッドa1と、スレッドa2と、を生成し、a1には、奇数番のレコード(つまり、レコード1、3、5、7)を、a2には、偶数版のレコード(つまり、レコード2、4、6、8)を割り振ったものとする。
まず、スレッドa1は、探索したレコードを入れておく変数t1を以下のように初期化する。
t1={}
スレッドa1は、レコード番号1がt1に含まれているか否かを判定する。この例の場合、t1=[]なので、レコード番号1は、t1に含まれていない。したがって、スレッドa1は、変数を以下のように初期化する。
s={1}
max=1
また、スレッドa1は、レコード番号1をt1に追加する。
その結果、t1={1}となる。
スレッドa1は、図12に示されるように、リンクテーブルのレコード番号1の行に注目すると、レコード1を起点とするリンクの先はレコード5であることが分かる。
よって、スレッドa1は、レコード番号5がt1に含まれているか否かを確認する。この例の場合、t1={1}なので、レコード番号5は含まれていない。よって、スレッドa1は、レコード5はまだリンクを辿っていないと判断し、t1に5を追加する。
また、スレッドa1は、sに5を追加する。また、スレッドa1は、max=1と、5と、を比較し、大きい方の値(5)で、maxを更新する。
結果として、
t1={1,5}
s={1,5}
max=5
となる。
したって、スレッドa1は、レコード番号1がt1に含まれているか否かを確認する。
上述したように、t1={1,5}であるため、レコード番号1は既にt1に含まれている。よって、スレッドa1は、レコード1は既に辿っていると判断する。レコード1から辿ることができる全てのレコードを辿り終えたため、スレッドa1は、(s,max)=({1,5},5)をq1に投入する。
スレッドa1は、レコード番号3がt1に含まれているか否かを判定する。この例の場合、t1=[1,5]なので、レコード番号3は、t1に含まれていない。したがって、スレッドa1は、変数を以下のように初期化する。
s={3}
max=3
また、スレッドa1は、レコード番号3をt1に追加する。
その結果、t1={1,5,3}となる。
スレッドa1は、図14に示されるように、リンクテーブルのレコード番号3の行に注目すると、レコード3を起点とするリンクの先はレコード7であることが分かる。
よって、スレッドa1は、レコード番号7がt1に含まれているか否かを確認する。この例の場合、t1={1,5,3}なので、レコード番号7は含まれていない。よって、スレッドa1は、レコード7はまだリンクを辿っていないと判断し、t1に7を追加する。
また、スレッドa1は、sに7を追加する。また、スレッドa1は、max=3と、7と、を比較し、大きい方の値(7)で、maxを更新する。
結果として、
t1={1,5,3,7}
s={3,7}
max=7
となる。
したって、スレッドa1は、レコード番号3がt1に含まれているか否かを確認する。
上述したように、t1={1,5,3,7}であるため、レコード番号3は既にt1に含まれている。よって、スレッドa1は、レコード3は既に辿っていると判断する。
また、スレッドa1は、レコード番号4がt1に含まれているか否かを確認する。
上述したように、t1={1,5,3,7}であるため、レコード番号4はt1に含まれていない。よって、スレッドa1は、レコード4はまだリンクを辿っていないと判断し、t1に4を追加する。
また、スレッドa1は、sに4を追加する。また、スレッドa1は、max=7と、4と、を比較し、大きい方の値(7)で、maxを更新する。
結果として、
t1={1,5,3,7,4}
s={3,7,4}
max=7
となる。
したって、スレッドa1は、レコード番号7がt1に含まれているか否かを確認する。
上述したように、t1={1,5,3,7,4}であるため、レコード番号7は既にt1に含まれている。よって、スレッドa1は、レコード7は既に辿っていると判断する。レコード3から辿ることができる全てのレコードを辿り終えたため、スレッドa1は、(s,max)=({3,7,4},7)をq1に投入する。
スレッドa1は、レコード番号5がt1に含まれているか否かを判定する。この例の場合、t1=[1,5,3,7,4]なので、レコード番号5は、t1に含まれている。よって、スレッドa1は、レコード番号5は既に辿っていると判断する。
次に、スレッドa1は、レコード番号7に対する処理を行う。
スレッドa1は、レコード番号7がt1に含まれているか否かを判定する。この例の場合、t1=[1,5,3,7,4]なので、レコード番号7は、t1に含まれている。よって、スレッドa1は、レコード番号7は既に辿っていると判断する。
以上で、スレッドa1の処理は終了する。
スレッドa2も同様の処理を行うため、ここでは説明を省略する。
出力スレッドo1は、変数を以下のように初期化する。
t0={}
次に、出力スレッドo1は、出力キューq1から一番先に投入された要素(s,max)=({1,5},5)を取り出す。
出力スレッドo1は、(s,max)=({1,5},5)のmaxの値=5がt0に含まれているか否かを確認する。この例の場合、t0={}なので含まれていない。
よって、出力スレッドo1は、s={1,5}に含まれるレコード番号1と、レコード番号5と、が同一人物であるという名寄せの結果を結果ファイル等に出力し、t0にmax=5を追加する。その結果、t0={5}となる。
出力スレッドo1は、(s,max)=({2,6},6)のmaxの値=6がt0に含まれているか否かを確認する。この例の場合、t0={5}なので含まれていない。
よって、出力スレッドo1は、s={2,6}に含まれるレコード番号2と、レコード番号6と、が同一人物であるという名寄せの結果を結果ファイル等に出力し、t0にmax=6を追加する。その結果、t0={5,6}となる。
次に、出力スレッドo1は、出力キューq1から、次の要素(s,max)=({3,7,4},7)を取り出す。
力スレッドo1は、(s,max)=({3,7,4},7)のmaxの値=7がt0に含まれているか否かを確認する。この例の場合、t0={5,6}なので含まれていない。
よって、出力スレッドo1は、s={3,7,4}に含まれるレコード番号3と、レコード番号7と、レコード番号4と、が同一人物であるという名寄せの結果を結果ファイル等に出力し、t0にmax=7を追加する。その結果、t0={5,6,7}となる。
出力スレッドo1は、(s,max)=({4,7,3},7)のmaxの値=7がt0に含まれているか否かを確認する。この例の場合、t0={5,6,7}なので含まれている。よって、出力スレッドo1は、既に同じ結果を出力済みであるため、何もしない。
出力スレッドo1は、出力キューq1に処理すべき要素が無くなったので出力処理を終了する。
図18は、図6に示すようなファイルを生成するファイル生成処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS10において、ファイル生成部21は、ルール番号Rに1を設定する。
ステップS11において、ファイル生成部21は、ルール番号Rが入力等されたルール数以下か否かを判定する。ファイル生成部21は、ルール番号Rがルール数以下の場合、ステップS12に進み、ルール番号Rがルール数以下でない場合、図18に示す処理を終了する。
ステップS13において、ファイル生成部21は、カレントレコード番号Cが入力等されたレコード数以下か否かを判定する。ファイル生成部21は、カレントレコード番号Cがレコード数以下の場合、ステップS14に進み、カレントレコード番号Cがレコード数以下でない場合、ステップS18に進む。
ステップS15において、ファイル生成部21は、ステップS14で取得したフィールドの組Tがブランクを含むか否かを判定する。ファイル生成部21は、フィールドの組Tがブランクを含む場合、ステップS17に、ブランクを含まない場合、ステップS16に進む。
ステップS16において、ファイル生成部21は、ハッシュテーブルに、キー=フィールドの組Tに対応する集合にカレントレコード番号Cを追加する。
ステップS17において、ファイル生成部21は、カレントレコード番号Cを一つインクリメントする。ステップS17の処理の後、ファイル生成部21は、ステップS13に処理を戻す。
ステップS19において、ファイル生成部21は、ルール番号Rを一つインクリメントする。ステップS19の処理の後、ファイル生成部21は、ステップS11に処理を戻す。
ステップS20において、リンク設定部23は、入力データ(図22の処理で作成されたファイル)から1レコード読み込み、カレントレコード番号Cに設定する。
ステップS21において、リンク設定部23は、読み込んだレコードが入力データのEOF(End Of File)か否かを判定する。リンク設定部23は、読み込んだレコードが入力データのEOFであった場合、ステップS23に進み、読み込んだレコードが入力データのEOFでない場合、ステップS22に進む。
一方、ステップS23において、制御部24は、スレッドa1〜akと、各スレッドに対応する集合オブジェクトt1〜tkと、を作成する。なお、制御部24は、処理するレコード番号の範囲を指定してスレッドa1〜akを生成する。例えば、制御部24は、a1に対してはn(=レコード数)以下のkの倍数+1、a2に対してはn以下のkの倍数+2、・・・、akはn以下の倍数等とスレッドにレコード番号を割り当てる。
ステップS24において、制御部24は、出力済み集合オブジェクトt0、出力キューq1、出力スレッドo1を作成する。
ステップS25において、制御部24は、出力スレッドo1による処理の終了を待つ。
ステップS30において、スレッドa1は、レコード番号Nに1を代入する。
ステップS31において、スレッドa1は、レコード番号Nが入力等されたレコード数以下か否かを判定する。スレッドa1は、レコード番号Cがレコード数以下の場合、ステップS32に進み、レコード番号Cがレコード数以下でない場合、ステップS35に進む。
ステップS32において、スレッドa1は、リンクテーブルLのレコード番号Nについて、リンクを再帰的に辿り、通ったレコード番号の集合sと、sに含まれるレコード番号の最大値maxと、を取得する。スレッドa1は、同一のレコード番号が集合tnに含まれている場合には、それ以上、再帰的にリンクを辿らず、辿ったレコード番号を集合tnに追加する。
ステップS34において、スレッドa1は、レコード番号にkを加え、ステップS31に戻る。
一方、ステップS35において、スレッドa1は、NULL値をq1に投入する。
ステップS40において、スレッドo1は、a1〜akのうち、終了したスレッドの数を表すDに0(ゼロ)を代入し、初期化する。
ステップS41において、スレッドo1は、q1から要素を取り出し、変数Eに代入する。
ステップS42において、スレッドo1は、EがNULLか否かを判定する。スレッドo1は、EがNULLでない場合、ステップS43に進み、EがNULLの場合、ステップS47に進む。なお、これは、処理対象となるレコード番号の処理を全て終えたことを意味する値としてNULL値を用いた場合の例である。q1に投入する、処理を全て終えたことを意味する値として他の値を用いてもよい。
ステップS44において、スレッドo1は、t0にmaxが含まれるか否かを判定する。t0にmaxが含まれている場合、ステップS41に進み、t0にmaxが含まれていない場合、ステップS45に進む。
ステップS45において、スレッドo1は、t0にmaxを追加する。
ステップS46において、スレッドo1は、sに含まれるレコード番号の組をファイルに出力する。
上述した実施形態では、制御部24は、複数スレッドを生成し、複数スレッドに並列処理を実行させる例を用いて説明を行った。しかしながら、制御部24は、図22に示されるように、1スレッドのみを生成し、上述した名寄せの制御を実行するようにしてもよい。
スレッドa1は、レコード番号mのルール1〜ルールrのリンク先を再帰的に辿る。このときスレッドa1は、リンクを辿る際に、レコード番号を集合オブジェクトt1に追加し、既に集合オブジェクトt1にレコード番号が含まれている場合は、そのレコード番号以降のリンク先は辿らない。そして、スレッドa1は、結果ファイル等に同一個人のレコード番号の組を出力する。
12 入力装置
13 記憶装置
14 表示装置
Claims (7)
- 同一性の判定対象のレコードの数と、同一性の判定に係るルールの数と、に基づき、テーブルの各セルを所定の値で初期化したリンクテーブルを作成するリンクテーブル作成手段と、
前記ルールを識別するルール識別子と、前記ルール識別子で識別されるルールに基づき同一と判定されたレコードを識別するレコード識別子の組と、を含むデータに基づき、前記リンクテーブル作成手段で作成され、前記所定の値で初期化された前記リンクテーブルの該当するセルに、レコード間の同一性を表すリンクをリング状に設定するリンク設定手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - スレッドを生成し、生成したスレッドに対して前記リンクテーブルのレコード識別子を割り振る制御手段を更に有し、
前記スレッドは、割り振られたレコード識別子で識別されるレコードに関する各ルールのリンク先を再帰的に辿り、同一性を表すレコード識別子の組を生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、複数の前記スレッドを生成し、生成したスレッドに対して前記リンクテーブルのレコード識別子を割り振ることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、出力スレッドを生成し、
前記出力スレッドは、前記複数のスレッドが生成したレコード識別子の組に含まれるレコード識別子の最大値又は最小値に基づいて、重複するレコード識別子の組を排除し、排除した結果のレコード識別子の組を名寄せの結果として出力することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 同一性の判定対象のレコードと、同一性の判定に係るルールと、に基づき、前記データを生成するデータ生成手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 情報処理装置における情報処理方法であって、
同一性の判定対象のレコードの数と、同一性の判定に係るルールの数と、に基づき、テーブルの各セルを所定の値で初期化したリンクテーブルを作成するリンクテーブル作成ステップと、
前記ルールを識別するルール識別子と、前記ルール識別子で識別されるルールに基づき同一と判定されたレコードを識別するレコード識別子の組と、を含むデータに基づき、前記リンクテーブル作成ステップで作成され、前記所定の値で初期化された前記リンクテーブルの該当するセルに、レコード間の同一性を表すリンクをリング状に設定するリンク設定ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、
同一性の判定対象のレコードの数と、同一性の判定に係るルールの数と、に基づき、テーブルの各セルを所定の値で初期化したリンクテーブルを作成するリンクテーブル作成手段と、
前記ルールを識別するルール識別子と、前記ルール識別子で識別されるルールに基づき同一と判定されたレコードを識別するレコード識別子の組と、を含むデータに基づき、前記リンクテーブル作成手段で作成され、前記所定の値で初期化された前記リンクテーブルの該当するセルに、レコード間の同一性を表すリンクをリング状に設定するリンク設定手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。
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