JP4832548B2 - 送信装置及び送信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、FEC(Forward Error Correction)符号とMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)を組み合わせた通信システムに用いられる送信装置及び受信装置に関する。
無線通信において、誤り訂正符号は、高信頼度の情報を送受するために欠くことのできない技術である。そして、近年、強力な誤り訂正能力を持つ訂正符号として、ビタビ符号またはターボ符号等のFEC符号が注目を浴びている。
FEC符号器の一例としてのターボ符号器は、図12に示すように、複数の再帰的組織畳み込み符号器(RSC)のインターリーバを介した並列接続により構成され、システマティックビット(情報ビット)XとパリティビットY1、Y2を出力する。
また、近年、限られた周波数帯域を有効に利用し、高速伝送を実現するシステムとして、MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)が注目されている。
MIMOは、送受信双方にアレーアンテナを用い、独立な信号を同一帯域において同時に送受信するシステムである。このMIMOを用いることにより周波数帯域の拡大なしに伝送容量の拡大を図ることができる。
そして、ターボ符号とMIMOを組み合わせて通信品質の改善を図る研究も行われている(例えば、非特許文献1)。MIMO復調は受信RF部から出力される信号を扱うのに対して、FEC復調では特定のチャネルに関係する信号に限定して処理を実施することが多い。
また、移動通信システムでは、DCCH(Dedicated Control Channel)とDTCH(Dedicated Traffic Channel)が多重されて送受されるのが一般的である。そして、これらの信号には、送信側装置において互いに異なる誤り訂正符号化処理が施される場合がある。例えば、DTCHにはターボ符号による誤り訂正符号化処理がなされ、DCCHには畳み込み符号による誤り訂正符号化処理がなされるとすると、ターボ符号の方が誤り訂正能力が高いため、DTCHの方がより強く復号される。
図13は、ターボ符号とMIMOを組み合わせてDTCH及びDCCHの複数のチャネルの送信データを多重して送信する際の処理の順序を示す図である。図13において、送信側では矢印#1301の方向に向けて上から順番に処理を行い、受信側では矢印#1302の方向に向けて下から順番に処理を行う。
図13より、送信側の処理について説明する。送信装置は、DTCHのデータ#1303aに対してCRC検査符号を付加したデータ#1304aを生成するとともに、DCCHのデータ#1303bにCRC検査符号を付加したデータ#1304bを生成する。次に、DTCHのデータ#1304aに図示しないテールビットを付加したデータ1305aを生成するとともに、DCCHのデータ#1304bにテールビットを付加したデータ#1305bを生成する。次に、DTCHのデータ#1305aをターボ符号化したデータ#1306aを生成するとともに、DCCHのデータ#1305bをビタビ符号化したデータ#1306bを生成する。
次に、DTCHのデータ#1306aをレートマッチング処理したデータ#1307aを生成するとともに、DCCHのデータ#1306bをレートマッチング処理したデータ#1307bを生成する。次に、DTCHのデータ#1307aをインタリーブしてデータを並び替えたデータ#1308aを生成するとともに、DCCHのデータ#1307bをインタリーブしてデータを並び替えたデータ#1308bを生成する。次に、DTCHのデータ#1308aが所定の通信フォーマットに収まるように分割したデータ#1309aを生成するとともに、DCCHのデータ#1308bが所定の通信フォーマットに収まるように分割したデータ#1309bを生成する。
次に、分割したDTCHのデータ#1309aと分割したDCCHのデータ#1309bとを多重したデータ#1310を生成する。次に、データ#1310をインタリーブしてデータを並び替えたデータ#1311を生成する。これにより、DTCHのデータとDCCHのデータとは各データ#1311においてランダムに配置された状態になる。次に、データ#1311をスロット毎に分割して各スロットのデータ#1312として送信する。
一方、受信装置は、受信した各スロットのデータ#1312を上記の送信装置における処理の順番と逆の順番の処理を行って、最終的にDTCHのデータ1303a及びDCCHのデータ#1303bを得る。
2002年RCS研究会信学技報RCS2002−93、"MIMOチャネルにおけるSDMターボ符号の検討"
しかしながら、従来の装置においては、FEC符号とMIMOとを組み合わせた通信システムの場合には、受信側において受信RF部から出力される信号は複数のチャネルの信号が多重された状態であり、MIMO復調への外部情報引渡し及び繰り返し復調による性能改善を実施しようとすると、各チャネルの信号の再多重と分離とを繰り返す必要が生じて、膨大な処理が発生するという問題がある。そして、各チャネルの信号の再多重と分離とを繰り返す際には、チャネル間の区切りやインタリーブを考慮しながら、FEC復号器とMIMO復調部で外部情報をやり取りする必要がある。
例えば、図13のように個別通信チャネルDTCHと個別制御チャネルDCCHとが多重されている信号を扱う場合には、DTCHとDCCHとで個別にFEC復調を行う必要があり、それらを多重して再インタリーブした状態で外部情報を引き渡す必要がある。即ち、受信装置は、受信データ#1311を受信データ#1305a、1305bにする処理と、受信データ#1305a、1305bを再び受信データ#1311にする処理とを繰り返す必要が生じ、その度にチャネル間の区切りやインタリーブを考慮しながらDTCHのデータとDCCHのデータとの分割、及びDTCHのデータとDCCHのデータとの多重を繰り返す必要があり、膨大な処理が発生するという問題がある。さらに、多重に際してDTCHのデータはMIMOを適用し、DCCHのデータはMIMOを用いないようなケースも考えられる。このような場合、性能改善を目指した繰り返し復調が、データの分割及び多重を繰り返すことにより処理量を大きく増加させることになってしまうという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、処理量を増加させることなく性能改善を目指した繰り返し復調を行うことができる送信装置及び送信方法を提供することを目的とする。
本発明の送信装置は、制御データストリームをFEC符号化する第1のFEC符号器と、FEC符号化された前記制御データストリームをインタリーブする第1のインタリーブ部と、インタリーブされた前記制御データストリームを、空間多重するために分割し、変調する第1のMIMO変調部と、分割され、変調された前記制御データストリームに、其々異なる指向性制御をする第1の指向性制御部と、ユーザデータストリームを、前記制御データストリームとは独立にFEC符号化する第2のFEC符号器と、FEC符号化された前記ユーザデータストリームをインタリーブする第2のインタリーブ部と、インタリーブされた前記ユーザデータストリームを、空間多重するために分割し、変調する第2のMIMO変調部と、分割され、変調された前記ユーザデータストリームに、其々異なる指向性制御をする第2の指向性制御部と、指向性制御された前記制御データストリームと、指向性制御された前記ユーザデータストリームとを時分割多重するチャネル多重部と、分割された前記制御データストリーム同士が空間多重され、分割された前記ユーザデータストリーム同士が空間多重され、前記制御データストリームと前記ユーザデータストリームとの間では時分割多重されるように、前記制御データストリームと前記ユーザデータストリームとを送信する送信RF部と、を有する構成を採る。
本発明の送信方法は、制御データストリームをFEC符号化し、FEC符号化された前記制御データストリームをインタリーブし、インタリーブされた前記制御データストリームを、空間多重するために分割、変調し、分割され、変調された前記制御データストリームに、其々異なる指向性制御を施し、ユーザデータストリームを、前記制御データストリームとは独立にFEC符号化し、FEC符号化された前記ユーザデータストリームをインタリーブし、インタリーブされた前記ユーザデータストリームを、空間多重するために分割し、変調し、分割され、変調された前記ユーザデータストリームに、其々異なる指向性制御をし、指向性制御された前記制御データストリームと、指向性制御された前記ユーザデータストリームとを時分割多重し、分割された前記制御データストリーム同士が空間多重され、分割された前記ユーザデータストリーム同士が空間多重され、前記制御データストリームと前記ユーザデータストリームとの間では時分割多重されるように、前記制御データストリームと前記ユーザデータストリームとを送信するようにした。
本発明によれば、処理量を増加させることなく性能改善を目指した繰り返し復調を行うことができる。
本発明の実施の形態1に係る送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る受信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るMIMO変調部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るMIMO復調部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る受信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る受信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5に係る送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5に係る受信装置の構成を示すブロック図 ターボ符号器の構成を示すブロック図 従来の複数のチャネルの送信データを多重して送信する際の処理の順序を示す図
本発明の骨子は、複数のチャネルの送信データを受信側にて繰り返し復号可能なようにチャネル毎に符号化し、符号化された送信データを各チャネルにて並び替えた後に並び替えられた各チャネルの送信データを複数のストリームに分割してストリーム毎に復調可能なように変調するとともに、変調した各チャネルの送信データをチャネル間で多重してアレーアンテナよりストリーム毎に独立して指向性送信することである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る送信装置100の構成を示すブロック図である。
FEC符号器101は、例えばDCCHの送信データを畳み込み符号により符号化してインタリーブ部102へ出力する。
インタリーブ部102は、FEC符号器101から入力した送信データを所定のパターンにて並び替えてMIMO変調部103へ出力する。
MIMO変調部103は、送信データに対してストリーム毎に独立して送信されるように変調する。具体的には、MIMO変調部103は、インタリーブ部102から入力した送信データをストリーム毎、即ち指向性送信する際の指向性毎に分割し、分割した送信データを変調した後に、指向性制御部104へ出力する。なお、MIMO変調部103の詳細については後述する。
指向性制御部104は、MIMO変調部103から入力した送信データに対して、指向性制御信号により指向性制御してチャネル多重部109へ出力する。
FEC符号器105は、例えばDTCHの送信データをターボ符号により符号化してインタリーブ部106へ出力する。この場合、DTCHの送信データをターボ符号化することにより、DTCHの送信データはシステマティックビットデータとパリティビットデータとから構成される。
インタリーブ部106は、FEC符号器105から入力した送信データを所定のパターンにて並び替えてMIMO変調部107へ出力する。
MIMO変調部107は、送信データに対して複数のストリーム毎に独立して送信されるように変調する。具体的には、MIMO変調部107は、インタリーブ部106から入力した送信データをストリーム毎、即ち指向性送信する際の指向性毎に分割し、分割した送信データを変調した後に、指向性制御部108へ出力する。
指向性制御部108は、MIMO変調部107から入力した送信データに対して、指向性制御信号により指向性制御してチャネル多重部109へ出力する。
チャネル多重部109は、スイッチを切り替えることにより、指向性制御部104及び指向性制御部108から入力した送信データを対応する送信RF部110−1〜110−nへ順次出力することにより各チャネルの送信データについて時分割多重の処理を行う。
送信RF部110−1〜110−nは、チャネル多重部109から入力した時分割多重したDTCHの送信データ及びDCCHからなる送信データをベースバンド周波数から無線周波数にアップコンバートして、対応するアンテナ素子111−1〜111−nに出力する。
複数のアンテナ素子111−1〜111−nは、アレーアンテナを構成し、対応する送信RF部110−1〜110−nから出力されたデータを通信相手に対して、ストリーム毎に独立して指向性送信する。
次に、受信装置200について、図2を用いて説明する。図2は、受信装置200の構成を示すブロック図である。MIMO復調部204、デインタリーブ部205、FEC復号器206、誤り検出部207、繰り返し継続制御部208及び再インタリーブ部209は、繰り返し処理部210−1、210−2を構成する。繰り返し処理部210−1はDTCHの受信データを処理するものであり、繰り返し処理部210−2はDCCHの受信データを処理するものである。なお、繰り返し処理部210−2は繰り返し処理部210−1と同一構成であるので、繰り返し処理部210−2の説明は省略する。
複数のアンテナ素子201−1〜201−nは、アレーアンテナを構成し、受信したデータを対応する受信RF部202−1〜202−nへ出力する。アンテナ素子201−1〜201−nは、ストリーム毎の指向性で送信装置100から送信されて伝送路で空間的に多重された信号を、受信装置200の図示しない指向性制御部にて形成した指向性にて受信する。
受信RF部202−1〜202−nは、対応するアンテナ素子201−1〜201−nから入力した受信データを無線周波数からベースバンド周波数にダウンコンバートしてチャネル分割部203へ出力する。
チャネル分割部203は、受信RF部202−1〜202−nから入力した受信データをDTCHの受信データとDCCHの受信データとに分離して、DTCHの受信データを繰り返し処理部210−1のMIMO復調部204へ出力し、DCCHの受信データを繰り返し処理部210−2のMIMO復調部204へ出力する。
MIMO復調部204は、チャネル分割部203から入力した受信データをストリーム毎に復調してデインタリーブ部205へ出力する。また、MIMO復調部204は、再インタリーブ部209から入力した並び替えられた受信データを再度各ストリームの受信データとして復調してデインタリーブ部205へ出力する。
デインタリーブ部205は、MIMO復調部204から入力した受信データを並び替える前の配列、即ち最初の配列に戻すように並び替えてFEC復号器206へ出力する。
FEC復号器206は、デインタリーブ部205から入力した受信データを復号して誤り検出部207及び繰り返し継続制御部208へ出力する。ここで、繰り返し処理部210−1のFEC復号器206は、デインタリーブ部205から入力したDTCHの受信データをターボ復号し、繰り返し処理部210−2のFEC復号器206は、デインタリーブ部205から入力したDCCHの受信データを畳み込み復号する。
誤り検出部207は、FEC復号器206から入力した受信データに対してCRC検査を行って、誤りがあるか否かの検査結果を繰り返し継続制御部208へ出力する。
繰り返し継続制御部208は、誤り検出部207から誤りがある検査結果が入力した場合には、繰り返し処理を継続する必要があると判断し、FEC復号器206から入力した受信データを再インタリーブ部209へ出力する。また、繰り返し継続制御部208は、誤り検出部207から誤りが無い検査結果が入力した場合には繰り返し処理を継続せず、FEC復号器206から入力した受信データをそのまま受信データとして出力する。
再インタリーブ部209は、繰り返し継続制御部208から入力した受信データを再び並び替えてMIMO復調部204へ出力する。
次に、MIMO変調部103の詳細な構成について、図3を用いて説明する。図3は、MIMO変調部103の構成を示すブロック図である。なお、MIMO変調部107の構成はMIMO変調部103と同一構成であるので、その説明は省略する。
シリアル/パラレル(以下「S/P」と記載する)変換部301は、インタリーブ部102から入力した送信データを送信するストリーム数と同じ数だけ分割して変調部302−1〜302−nへ出力する。
変調部302−1〜302−nは、S/P変換部301から入力した送信データを変調した後に、指向性制御部104へ出力する。
次に、MIMO復調部204の詳細な構成について、図4を用いて説明する。図4は、MIMO復調部204の構成を示すブロック図である。
パイロットシンボル取り出し部401−1〜401−nは、チャネル分割部203から入力したストリーム毎の受信データより、各ストリームのパイロットシンボルを取り出してチャネル推定部402−1〜402−nへ出力する。
チャネル推定部402−1〜402−nは、パイロットシンボル取り出し部401−1〜401−nから入力したパイロットシンボルよりチャネル推定を行って伝搬路行列算出部403へ出力する。
伝搬路行列算出部403は、チャネル推定部402−1〜402−nから入力したチャネル推定の結果、送信側のアンテナ素子111−1〜111−n(ビーム)及び受信側のアンテナ素子201−1〜201−n(ビーム)毎の成分を行列の形に並べて伝搬路行列として算出する。そして、伝搬路行列算出部403は、算出した伝搬路行列を合成部405へ出力する。
パイロットシンボル除去部404−1〜404−nは、チャネル分割部203から入力した受信データよりパイロットシンボルを除去して合成部405へ出力する。
合成部405は、パイロットシンボル除去部404−1〜404−nから入力した受信データを、伝搬路行列算出部403から入力した伝搬路行列に基づいて重み付けして合成した後にデインタリーブ部205へ出力する。
次に、送信装置100のMIMO変調部103、107における処理、及び受信装置200の繰り返し処理部210−1、210−2における繰り返し処理について説明する。
MIMO変調の具体例として空間多重の方法が挙げられる。空間多重では、単純にS/P変換の処理を施して送信信号系列を各ストリームに分配し、(1)式のように送信する。
Figure 0004832548
受信装置200では、受信RF部202−1〜202−nの出力を規定のあるいは別途通知される区分に沿ってチャネル毎に取り出し、チャネル毎の信号としてMIMO復調を実施する。MIMO復調の具体例としてZero-Forcing(以下「ZF」と記載する)の方法が挙げられる。ZFの方法では受信データを復調する際に、(2)式を用いる。
Figure 0004832548
FEC復号器206では、デインタリーブ部205にてデインタリーブした信号を外部情報として扱い、FEC復号を行う。FEC復号における外部情報の例として、(3)式より算出可能である。
Figure 0004832548
また、事前情報は、(4)式より求めることができる。
Figure 0004832548
続いて、FEC復号結果を再インタリーブ部209にて再インタリーブしてMIMO復調部204へ出力し、チャネル分割部203にてチャネル毎に取り出した信号をMIMO復調部204にてMIMO復調する際に外部情報として扱う。ここでの外部情報は、例えば(5)式の値を用いることができる。
Figure 0004832548
そして、上記の処理を繰り返す。
このように、本実施の形態1によれば、送信側にてチャネル毎にデータの並び替えを行った後に各チャネルの信号を多重することにより、受信側では各チャネルの信号を分離した後にチャネル毎にMIMO復調及びFEC復号の繰り返し処理を行うことができるので、処理量を増加させることなく性能改善を目指した繰り返し復調を行うことができ、MIMOとFECにおける符号化利得を最大限に引き出すことができる。また、本実施の形態1によれば、MIMO復調及びFEC復号の繰り返し処理をチャネル毎に行うので、受信側の装置において現実的な回路規模にすることができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2に係る送信装置500の構成を示すブロック図である。
本実施の形態2に係る送信装置500は、図1に示す実施の形態1に係る送信装置100において、図5に示すように、チャネル多重部109を除き、S/P変換部501−1〜501−n、S/P変換部502−1〜502−n、逆高速フーリエ変換(以下「IFFT;Inverse Fast Fourier Transform」と記載する)部503−1〜503−n及びガードインターバル(以下「GI」と記載する)挿入部504−1〜504−nを追加する。なお、図5においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
指向性制御部104は、MIMO変調部103から入力した送信データに対して、指向性制御信号により指向性制御して、対応するS/P変換部501−1〜501−nへ出力する。
S/P変換部501−1〜501−nは、指向性制御部104から入力した信号をサブキャリア数と同じ数に分離してIFFT部503−1〜503−nへ出力する。
指向性制御部108は、MIMO変調部107から入力した送信データに対して、指向性制御信号により指向性制御して、対応するS/P変換部502−1〜502−nへ出力する。
S/P変換部502−1〜502−nは、指向性制御部108から入力した信号をサブキャリア数と同じ数に分離してIFFT部503−1〜503−nへ出力する。
チャネル多重手段であるIFFT部503−1〜503−nは、S/P変換部501−1〜501−n及びS/P変換部502−1〜502−nから入力した送信データをIFFTして、各サブキャリアに割り当てることにより周波数分割多重してOFDM信号を生成してGI挿入部504−1〜504−nへ出力する。
GI挿入部504−1〜504−nは、IFFT部503−1〜503−nから入力したOFDM信号にGIを挿入して送信RF部110−1〜110−nへ出力する。
送信RF部110−1〜110−nは、GI挿入部504−1〜504−nから入力した周波数分割多重したDTCHの送信データ及びDCCHの送信データをベースバンド周波数から無線周波数にアップコンバートして、対応するアンテナ素子111−1〜111−nに出力する。なお、受信装置は、図2のチャネル分割部203において、各サブキャリアに割り当てられた信号をチャネル毎に分割する以外は図2と同一構成であるので、その説明は省略する。
このように、本実施の形態2によれば、送信側にてチャネル毎にデータの並び替えを行った後に各チャネルの信号を多重することにより、受信側では各チャネルの信号を分離した後にチャネル毎にMIMO復調及びFEC復号を繰り返し処理を行うことができるので、処理量を増加させることなく性能改善を目指した繰り返し復調を行うことができ、MIMOとFECにおける符号化利得を最大限に引き出すことができる。また、本実施の形態2によれば、MIMO復調及びFEC復号の繰り返し処理をチャネル毎に行うので、受信側の装置において現実的な回路規模にすることができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3に係る送信装置600の構成を示すブロック図である。
本実施の形態3に係る送信装置600は、図1に示す実施の形態1に係る送信装置100において、図6に示すように、チャネル多重部109を除き、拡散部601、拡散部602及び多重部603−1〜603−nを追加する。なお、図6においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
インタリーブ部102は、FEC符号器101から入力した送信データを所定のパターンにて並び替えて拡散部601へ出力する。
拡散部601は、インタリーブ部102から入力した送信データを所定の拡散符号を用いて拡散処理してMIMO変調部103へ出力する。
MIMO変調部103は、拡散部601から入力した送信データに対して複数のストリーム毎に独立して送信されるように変調する。具体的には、MIMO変調部103は、拡散部601から入力した送信データを送信するストリーム毎に分割し、分割した送信データを変調した後に、指向性制御部104へ出力する。
指向性制御部104は、MIMO変調部103から入力した送信データに対して、指向性制御信号により指向性制御して対応する多重部603−1〜603−nへ出力する。
インタリーブ部106は、FEC符号器105から入力した送信データを所定のパターンにて並び替えて拡散部602へ出力する。
拡散部602は、インタリーブ部106から入力した送信データを所定の拡散符号を用いて拡散処理してMIMO変調部107へ出力する。
MIMO変調部107は、拡散部602から入力した送信データに対して複数のストリーム毎に独立して送信されるように変調する。具体的には、MIMO変調部107は、拡散部602から入力した送信データをストリーム毎に分割し、分割した送信データを変調した後に、指向性制御部108へ出力する。
指向性制御部108は、MIMO変調部107から入力した送信データに対して、指向性制御信号により指向性制御して対応する多重部603−1〜603−nへ出力する。
多重部603−1〜603−nは、指向性制御部104及び指向性制御部108から入力した送信データを符号多重して対応する送信RF部110−1〜110−nへ出力する。
次に、受信装置700の構成について、図7を用いて説明する。図7は、受信装置700の構成を示すブロック図である。MIMO復調部204、デインタリーブ部205、FEC復号器206、誤り検出部207、繰り返し継続制御部208及び再インタリーブ部209は、繰り返し処理部702−1、702−2を構成する。繰り返し処理部702−1はDTCHの受信データを処理するものであり、繰り返し処理部702−2はDCCHの受信データを処理するものである。なお、繰り返し処理部702−2は繰り返し処理部702−1と同一構成であるので、繰り返し処理部702−2の説明は省略する。
本実施の形態3に係る受信装置700は、図2に示す実施の形態1に係る受信装置200において、図7に示すように、チャネル分割部203の代わりにチャネル分割部701を有する。なお、図7においては、図2と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
チャネル分割部701は、受信RF部202−1〜202−nから入力した受信データを、拡散処理した際に用いた符号と同一の符号を用いて逆拡散処理することでDTCHの受信データとDCCHの受信データとに分離する。そして、チャネル分割部701は、DTCHの受信データを繰り返し処理部702−1のMIMO復調部204へ出力し、DCCHの受信データを繰り返し処理部702−2のMIMO復調部204へ出力する。
このように、本実施の形態3によれば、送信側にてチャネル毎にデータの並び替えを行った後に各チャネルの信号を多重することにより、受信側では各チャネルの信号を分離した後にチャネル毎にMIMO復調及びFEC復号を繰り返し処理を行うことができるので、処理量を増加させることなく性能改善を目指した繰り返し復調を行うことができ、MIMOとFECにおける符号化利得を最大限に引き出すことができる。また、本実施の形態3によれば、MIMO復調及びFEC復号の繰り返し処理をチャネル毎に行うので、受信側の装置において現実的な回路規模にすることができる。
(実施の形態4)
図8は、本発明の実施の形態4に係る送信装置800の構成を示すブロック図である。
本実施の形態4に係る送信装置800は、図1に示す実施の形態1に係る送信装置100において、図8に示すように、MIMO変調部103の代わりに2ストリーム多重用MIMO変調部801を有し、MIMO変調部107の代わりに4ストリーム多重用MIMO変調部802を有する。なお、図8においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
インタリーブ部102は、FEC符号器101から入力した送信データを所定のパターンにて並び替えて2ストリーム多重用MIMO変調部801へ出力する。
2ストリーム多重用MIMO変調部801は、インタリーブ部102から入力した送信データに対して2つのストリーム毎に独立して送信されるように変調する。具体的には、2ストリーム多重用MIMO変調部801は、インタリーブ部102から入力した送信データをストリーム毎に分割して2つの送信データに分割し、分割した2つの送信データを変調した後に、指向性制御部104へ出力する。DCCHの送信データはDTCHの送信データよりも許容される伝送遅延が緩いチャネルなので、2ストリーム多重用MIMO変調部801は、DCCHの送信データのストリームの数をDTCHよりも少ない2として変調を行う。
指向性制御部104は、2ストリーム多重用MIMO変調部801から入力した送信データに対して指向性制御信号により指向性制御し、チャネル多重部109へ出力する。
インタリーブ部106は、FEC符号器105から入力した送信データを所定のパターンにて並び替えて4ストリーム多重用MIMO変調部802へ出力する。
4ストリーム多重用MIMO変調部802は、インタリーブ部106から入力した送信データに対して4つのストリーム毎に独立して送信されるように変調する。具体的には、4ストリーム多重用MIMO変調部802は、インタリーブ部106から入力した送信データをストリーム毎に分割して4つの送信データに分割し、分割した4つの送信データを変調した後に、指向性制御部108へ出力する。DTCHの送信データはDCCHの送信データよりも許容される伝送遅延が厳しいチャネルなので、4ストリーム多重用MIMO変調部802は、DTCHの送信データのストリームの数をDCCHよりも多い4として変調を行う。
指向性制御部108は、4ストリーム多重用MIMO変調部802から入力した送信データに対して、指向性制御信号により指向性制御してチャネル多重部109へ出力する。
チャネル多重部109は、スイッチを切り替えることにより、指向性制御部104及び指向性制御部108から入力した送信データを、指向性制御部104及び指向性制御部108による指向性制御に対応する送信RF部110−1〜110−nへ出力することにより時分割多重を行う。なお、2ストリーム多重用MIMO変調部801及び4ストリーム多重用MIMO変調部802の構成は図3と同一構成であるので、その説明は省略する。
次に、受信装置900の構成について、図9を用いて説明する。図9は、受信装置900の構成を示すブロック図である。4ストリーム多重用MIMO復調部901、デインタリーブ部205、FEC復号器206、誤り検出部207、繰り返し継続制御部208及び再インタリーブ部209は、繰り返し処理部903−1を構成する。また、2ストリーム多重用MIMO復調部902、デインタリーブ部205、誤り検出部207、FEC復号器206、誤り検出部207、繰り返し継続制御部208及び再インタリーブ部209は、繰り返し処理部903−2を構成する。繰り返し処理部903−1はDTCHの受信データを処理するものであり、繰り返し処理部903−2はDCCHの受信データを処理するものである。
本実施の形態4に係る受信装置900は、図2に示す実施の形態1に係る受信装置200において、図9に示すように、MIMO復調部204の代わりに4ストリーム多重用MIMO復調部901及び2ストリーム多重用MIMO復調部902を有する。なお、図9においては、図2と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
チャネル分割部203は、受信RF部202−1〜202−nから入力した受信データをDTCHの受信データとDCCHの受信データとに分離して、DTCHの受信データを繰り返し処理部903−1の4ストリーム多重用MIMO復調部901へ出力し、DCCHの受信データを繰り返し処理部903−2の2ストリーム多重用MIMO復調部902へ出力する。
4ストリーム多重用MIMO復調部901は、チャネル分割部203から入力した受信データをストリーム毎に復調してデインタリーブ部205へ出力する。また、4ストリーム多重用MIMO復調部901は、再インタリーブ部209から入力した並び替えられた受信データを再度各ストリームの受信データとして復調してデインタリーブ部205へ出力する。
2ストリーム多重用MIMO復調部902は、チャネル分割部203から入力した受信データをストリーム毎に復調してデインタリーブ部205へ出力する。また、2ストリーム多重用MIMO復調部902は、再インタリーブ部209から入力した並び替えられた受信データを再度各ストリームの受信データとして復調してデインタリーブ部209へ出力する。なお、4ストリーム多重用MIMO復調部901及び2ストリーム多重用MIMO復調部902は図4と同一構成であるので、その説明は省略する。
このように、本実施の形態4によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、許容される伝送遅延が異なるチャネルのデータを送受信する場合には、許容される伝送遅延に応じてストリーム数を変えるので、許容される伝送遅延が緩いチャネルのデータにおいては多重するストリーム数を減らすことにより、送受信における処理負荷を軽減することができる。また、本実施の形態4によれば、許容される伝送遅延が厳しいチャネルの送信データにおいてはストリーム数を増やすことにより、伝送レートを高くして送信することができるので、さらなる性能改善を図ることができる。
なお、本実施の形態4において、ストリームの数を2及び4として送信データを分割することとしたが、これに限らず、2及び4以外の任意のストリームの数を組み合わせて各チャネルの送信データを分割することが可能である。
(実施の形態5)
図10は、本発明の実施の形態5に係る送信装置1000の構成を示すブロック図である。
本実施の形態5に係る送信装置1000は、図1に示す実施の形態1に係る送信装置100において、図10に示すように、MIMO変調部103の代わりに変調部1001を有する。なお、図10においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
インタリーブ部102は、FEC符号器101から入力した送信データを所定のパターンにて並び替えて変調部1001へ出力する。
変調部1001は、インタリーブ部102から入力した送信データをQPSK等の変調方式にて変調して指向性制御部104へ出力する。
指向性制御部104は、変調部1001から入力した送信データに対して指向性制御信号により指向性制御し、チャネル多重部109へ出力する。
チャンネル多重部109は、指向性制御部104から入力したDCCHの送信データと指向性制御部108から入力したDTCHの送信データとを多重して、送信RF部110−1〜110−nへ出力する。チャネル多重部109にて多重されるDTCHの送信データとDCCHの送信データにおいて、DTCHの送信データは複数のストリーム毎に独立して指向性送信されるものであるとともにDCCHの送信データは一つのストリームにて指向性送信されるものである。
複数のアンテナ素子111−1〜111−nは、アレーアンテナを構成し、対応する送信RF部110−1〜110−nから出力されたデータを通信相手に対して、ストリーム毎に独立して指向性送信する。アンテナ素子111−1〜111−nは、DTCHの送信データを複数のストリーム毎に独立して指向性送信するとともに、DCCHの送信データを1つのストリームにて指向性送信する。
次に、受信装置1100の構成について、図11を用いて説明する。図11は、受信装置1100の構成を示すブロック図である。復調部1101、デインタリーブ部205及びFEC復号器206は、受信処理部1102を構成し、MIMO復調部204、デインタリーブ部205、FEC復号器206、誤り検出部207、繰り返し継続制御部208及び再インタリーブ部207は、繰り返し処理部1103を構成する。
本実施の形態5に係る受信装置1100は、図2に示す実施の形態1に係る受信装置200において、図11に示すように、DCCHの受信データを処理する繰り返し処理部では、誤り検出部207及び再インタリーブ部209を除き、MIMO復調部204に代えて復調部1101を有する。なお、図11においては、図2と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
複数のアンテナ素子201−1〜201−nは、アレーアンテナを構成し、対応する受信RF部202−1〜202−nへ出力する。アンテナ素子201−1〜201−nは、ストリーム毎の指向性で送信装置1000から送信されて伝送路で空間的に多重された信号を、受信装置1100の図示しない指向性制御部にて形成した指向性にて受信する。この時、アンテナ素子201−1〜201−nは、DTCHの受信データを複数のストリーム毎に形成される指向性にて受信するとともに、DCCHの受信データを一つのストリームについて形成される指向性にて受信する。
チャネル分割部203は、受信RF部202−1〜202−nから入力した受信データをDTCHの受信データとDCCHの受信データとに分離して、DCCHの受信データを受信処理部1102の復調部1101へ出力し、DTCHの受信データを繰り返し処理部1103のMIMO復調部204へ出力する。
復調部1101は、チャネル分割部203から入力した受信データを復調してデインタリーブ部205へ出力する。
受信処理部1102のデインタリーブ部205は、復調部1101から入力した受信データを並び替える前の配列に戻すように並び替えてFEC復号器206へ出力する。
受信処理部1102のFEC復号器206は、デインタリーブ部205から入力した受信データを畳み込み復号してDCCHの受信データとして出力する。
このように、本実施の形態5によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、MIMO変調せずに送信されたデータは受信側にて復調される際にはMIMO復調する必要があるチャネルのデータとは分離されて復調処理されるので、従来のように繰り返し復号における繰り返し毎にMIMO復調されるデータと通常の復調処理されるデータとを判定して分離する必要がないので、受信側の処理負荷を大幅に軽減することができる。
なお、上記実施の形態1〜実施の形態5において、FEC符号としてターボ符号または畳み込み符号を用いることとしたが、これに限らず、ビタビ符号化またはブロック符号化等の受信側にて繰り返し復号を行うような符号化方法であれば任意の符号化方法を適用することが可能である。また、上記実施の形態1〜実施の形態5において、DTCHの送信データをターボ符号化するとともにDCCHの送信データを畳み込み符号化するようにして異なる符号化方法を用いることとしたが、これに限らず、DTCHの送信データ及びDCCHの送信データの両方をターボ符号化するように同じ符号化方法を適用しても良い。また、上記実施の形態1〜実施の形態5において、DTCH及びDCCHの2つのチャネルを多重することとしたが、これに限らず、3つ以上の任意のチャネルを多重することが可能である。また、上記実施の形態1〜実施の形態5の送信装置は基地局装置または通信端末装置に適用することが可能である。
本発明にかかる送信装置及び送信方法は、処理量を増加させることなく性能改善を目指した繰り返し復調を行う効果を有し、FEC符号とMIMOとを組み合わせた通信システムに適用するのに有用である。
100 送信装置
101 FEC符号器
102 インタリーブ部
103 MIMO変調部
105 FEC符号器
106 インタリーブ部
107 MIMO変調部
109 チャネル多重部
110−1〜110−n 送信RF部
111−1〜111−n アンテナ素子

Claims (2)

  1. 制御データストリームをFEC符号化する第1のFEC符号器と、
    FEC符号化された前記制御データストリームをインタリーブする第1のインタリーブ部と、
    インタリーブされた前記制御データストリームを、空間多重するために分割し、変調する第1のMIMO変調部と、
    分割され、変調された前記制御データストリームに、其々異なる指向性制御をする第1の指向性制御部と、
    ユーザデータストリームを、前記制御データストリームとは独立にFEC符号化する第2のFEC符号器と、
    FEC符号化された前記ユーザデータストリームをインタリーブする第2のインタリーブ部と、
    インタリーブされた前記ユーザデータストリームを、空間多重するために分割し、変調する第2のMIMO変調部と、
    分割され、変調された前記ユーザデータストリームに、其々異なる指向性制御をする第2の指向性制御部と、
    指向性制御された前記制御データストリームと、指向性制御された前記ユーザデータストリームとを時分割多重するチャネル多重部と、
    分割された前記制御データストリーム同士が空間多重され、分割された前記ユーザデータストリーム同士が空間多重され、前記制御データストリームと前記ユーザデータストリームとの間では時分割多重されるように、前記制御データストリームと前記ユーザデータストリームとを送信する送信RF部と、
    を有する送信装置。
  2. 制御データストリームをFEC符号化し、
    FEC符号化された前記制御データストリームをインタリーブし、
    インタリーブされた前記制御データストリームを、空間多重するために分割、変調し、
    分割され、変調された前記制御データストリームに、其々異なる指向性制御を施し、
    ユーザデータストリームを、前記制御データストリームとは独立にFEC符号化し、
    FEC符号化された前記ユーザデータストリームをインタリーブし、
    インタリーブされた前記ユーザデータストリームを、空間多重するために分割し、変調し、
    分割され、変調された前記ユーザデータストリームに、其々異なる指向性制御をし、
    指向性制御された前記制御データストリームと、指向性制御された前記ユーザデータストリームとを時分割多重し、
    分割された前記制御データストリーム同士が空間多重され、分割された前記ユーザデータストリーム同士が空間多重され、前記制御データストリームと前記ユーザデータストリームとの間では時分割多重されるように、前記制御データストリームと前記ユーザデータストリームとを送信する
    送信方法。
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